JP2001322729A - 紙葉類払い出し装置 - Google Patents

紙葉類払い出し装置

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JP2001322729A
JP2001322729A JP2000143491A JP2000143491A JP2001322729A JP 2001322729 A JP2001322729 A JP 2001322729A JP 2000143491 A JP2000143491 A JP 2000143491A JP 2000143491 A JP2000143491 A JP 2000143491A JP 2001322729 A JP2001322729 A JP 2001322729A
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rack
claw
sheet
bill
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Susumu Kojima
進 小島
Futoshi Hojo
太 北條
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Nippon Conlux Co Ltd
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Nippon Conlux Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】逆送された紙葉類を確実に紙葉類収容部内の所
定位置に引戻すことができる紙葉類払い出し装置を提供
する。 【解決手段】逆送された紙葉類2a、2bを紙葉類収容
部3内の最下面所定位置に引戻す紙葉類引戻し手段30
を、逆送された紙葉類2a、2bの後端と係合し、逆送
された紙葉類2a、2bを紙葉類収容部3内の所定位置
へ引戻す引戻し爪33から構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙幣やカード等
の紙葉類を払い出す紙葉類払い出し装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動販売機、カード自動販売機
等の機器内には、紙葉類収容部であるスタッカ内に釣り
銭としての紙幣やプリペイドカード等のいわゆる紙葉類
を予め複数枚積載収容し、その最下面からピックアップ
ローラ等の分離取り出し手段を介し、紙葉類を順次一枚
ずつ分離して取り出し、その後、搬送ローラ等の紙葉類
搬送手段を介して一枚ずつ分離された紙葉類を紙葉類払
い出し口へ払い出すようにした紙葉類払い出し装置が装
着されている。
【0003】一方、従来、特開平8−106565号に
開示された紙葉類払い出し装置のように、スタッカ内か
ら分離取り出された紙葉類にスキューあるいは重送等が
発生し、その正常な払い出し動作ができないと判断した
場合に、その取り出された紙葉類を逆送し、これにより
取り出された紙葉類をスタッカ内に積載収容された紙葉
類の最下面に再び収容し、そこから再び払い出し動作を
行わせるようにしたものもある。
【0004】この特開平8−106565号に開示され
た紙葉類払い出し装置では、一旦取り出された紙葉類を
逆送させて再びスタッカ内に積載収容された紙葉類の最
下面に収容する際に、その逆送された紙葉類をスタッカ
内の所定位置に引戻すための紙葉類引戻し手段が配設さ
れている。
【0005】この特開平8−106565号に開示され
た紙葉類引戻し手段は、軸を中心に回動自在に支承され
たレバーからなり、このレバーの後端をソレノイドによ
り駆動させてレバーの先端を円弧形状に移動させ、その
際、当該円弧形状に移動するレバーの先端を逆送された
紙葉類の下面に摺接させ、これにより逆送する紙葉類を
引き戻し方向へ移動させてスタッカ内の所定位置に引戻
すようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した特
開平8−106565号に開示された紙葉類払い出し装
置では、逆送する紙葉類をスタッカ内の所定位置に再収
容すべく、その逆送された紙葉類をスタッカ内の所定位
置に引戻すための紙葉類引戻し手段を、逆送された紙葉
類の下面に先端が摺接するレバーにより構成するように
しているから、逆送された紙葉類の下面と、該下面に摺
接するレバー先端との間にスリップ等が発生すると、逆
送された紙葉類をスタッカ内の所定位置に確実に引戻す
ことができなくなる虞があった。
【0007】また重送された紙葉類を引戻す際には、そ
の最下面にある紙葉類の下面とレバー先端とが摺接する
だけであるから、その上面に重ねられた紙葉類を確実に
スタッカ内の所定位置に確実に引戻すことができない難
点もある。
【0008】この発明は上述した事情に鑑み、逆送され
た紙葉類を確実にスタッカの所定位置に引戻すことがで
きる紙葉類払い出し装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明では、紙葉類収容部内に積載収容された
紙葉類をその最下面から一枚ずつ払い出すとともに、正
常な払い出しができない場合に、一旦払い出した紙葉類
を逆送させ、かつ逆送された紙葉類を紙葉類引戻し手段
を介して前記紙葉類収容部内の最下面所定位置に引戻し
て収容し、その後、前記引戻した紙葉類を前記紙葉類収
容部内から再び一枚ずつ払い出すようにした紙葉類払い
出し装置において、前記紙葉類引戻し手段を、前記逆送
された紙葉類の後端と係合し、該逆送された紙葉類を前
記紙葉類収容部内の所定位置へ引戻す引戻し爪から構成
するようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる紙葉類払
い出し装置の一実施例を詳述する。
【0011】図1は、この発明に係わる紙葉類払い出し
装置1の要部概念断面図で、特に紙葉類である紙幣2を
予め積載収容したスタッカ(紙葉類収容部)3を示した
ものである。
【0012】このスタッカ3の前面3aには、その下端
に予め積載収容された紙幣2を排出する紙幣排出口3b
が形成されている。
【0013】一方、前記スタッカ3の下面3dには孔3
fが形成され、またこの孔3fに臨んで当該スタッカ3
内に予め積載収容された複数枚の紙幣2を、その最下面
から順次払い出すピックアップ手段4が配設されてい
る。
【0014】また、前述した紙幣排出口3bに隣接した
位置には、重送された紙幣2を一枚ずつ分離して搬送す
る分離搬送手段5が配設され、さらにこの分離搬送手段
5に隣接した紙幣搬送路6には、当該分離搬送手段5に
より分離搬送された紙幣を紙紙幣搬送路6に沿って下流
へ搬送する紙幣搬送手段7が配設されている。
【0015】このうち、ピックアップ手段4は駆動軸1
0に図示せぬ一方向クラッチを介して支承されたピック
アップローラ8からなり、該ピックアップローラ8は駆
動軸軸10が図面時計方向へ回転するとそれに従動して
回転し、これによりスタッカ3内に予め積載収容された
複数枚の紙幣2のうちその最下面にある紙幣の下面に摺
接し、その紙幣を紙幣排出口3bへ排出する。なお、軸
10が図面反時計方向へ回転するとその回転力は一方向
クラッチの作用によりピックアップローラ8へは伝達さ
れない構造となっている。
【0016】また、上述した分離搬送手段5は、駆動軸
11に固着された駆動ローラ9と該駆動ローラ9の上面
に配設された従動ローラ9´とからなり、この従動ロー
ラ9´は固定された軸12に図示せぬ一方向クラッチを
介して支承されている。そしてこの従動ローラ9´は、
一方向クラッチの作用により軸12を中心に時計方向へ
の回転が許容され、また反時計方向への回転が阻止され
ている。
【0017】このような分離搬送手段5によると、ピッ
クアップ手段4のピックアップローラ8により紙幣が重
送されると、重送紙幣の下面にある紙幣は駆動ローラ9
に摺接するので、その駆動ローラ9の回転に従動して紙
幣搬送路6の下流へ搬送される。また重送された紙幣の
うち、上面にある紙幣はその回転が阻止されている従動
ローラ9´の周面に摺接するので、その搬送が阻止され
る。従って、重送された紙幣のうち下面の紙幣のみが搬
送されて重送された紙幣の分離搬送が行われることとな
る。
【0018】また上述した紙幣搬送手段7は駆動軸13
に固着された駆動ローラ20と該駆動ローラ20の周面
に圧接した従動ローラ21とからなり、この従動ローラ
21は軸14に回動自在に支承されている。またこの紙
幣搬送手段7の駆動ローラ20は、その周速が前記分離
搬送手段5を構成する駆動ローラ9の周速よりも早く設
定されている。
【0019】一方、この紙幣搬送手段7の駆動ローラ2
0と従動ローラ21との間には、分離搬送手段5から搬
送された紙幣が重送されているか否かを検出する一対の
発光および受光素子21、22からなる紙幣重送検出手
段23が配設されている。
【0020】この、紙幣重送検出手段23は発光及び受
光素子21、22により基準値に対する搬送紙幣の濃淡
を検出して、分離搬送手段5から搬送された紙幣が重送
されているか否かを検出する。
【0021】また紙幣搬送路6の下流には、紙幣搬送手
段7により搬送された紙幣の枚数をカウントする一対の
発光および受光素子25、26からなる紙幣枚数カウン
ト手段27が配設されている。
【0022】一方、上述したスタッカ3の下方には一旦
払い出した紙幣を再びスタッカ3内に引戻して収容する
紙幣引戻し手段(紙葉類引戻し手段)30が配設されて
いる。 この紙幣引戻し手段30は、図示せぬガイドに
沿って図面の左右方向に沿ってスライド自在に支承され
たラック31と、このラック31に軸32を中心に回動
自在に支承された略L字形状の引戻し爪33と、上述し
たラック31に歯合し、該ラック31を一方向へスライ
ドさせる欠歯歯車34と、前記ラック31が図面左側方
向へスライド移動した際に前記引戻し爪33の下面33
aと当接し、該引戻し爪33を軸32を中心に反時計方
向へ回転させるガイド軸35と、前記ラック31の一端
に連結し当該ラック31を図の初期位置に復帰させる復
帰バネ36とから構成されている。
【0023】なお、上述した欠歯歯車34は図示せぬ一
方向クラッチを介して駆動軸36に支承されており、こ
のため該駆動軸36が反時計方向へ回転した際には、該
駆動軸36に従動して欠歯歯車34は反時計方向へ回転
し、また駆動軸36が時計方向へ回転した際には、欠歯
歯車34への駆動力の伝達が阻止される構造となってい
る。
【0024】一方、このスタッカ3の下面3d周縁に
は、スタッカ3内から払い出した紙幣にスキューあるい
は重送等が発生し、その正常な払い出し動作ができない
場合に、当該払い出した紙幣を前述した分離搬送手段5
及び紙幣搬送手段7により逆送し、これにより払い出し
た紙幣をスタッカ3内に積載収容された複数枚の紙幣2
の最下面に再び収容させるべく、前記スタッカ3内に残
った紙幣2を一旦上方へ持ち上げ、これにより上方に持
ち上げた紙幣2とスタッカ3の下面3dとの間に逆送さ
れた紙幣を収容する空間を形成し、この空間内に逆送紙
幣を収容した後、上方へ持ち上げた紙幣を逆送された紙
幣の上に積載する紙葉類昇降手段が配設されている。
【0025】なお、この紙葉類昇降手段については、後
述する。
【0026】次に上述した紙葉類払い出し装置1の作用
を説明する。
【0027】図1は、後述する駆動手段の駆動力に基づ
きスタッカ3内に積載収容された紙幣2の最下面からピ
ックアップ手段4のピックアップローラ8により紙幣が
払い出され、その払い出された紙幣が、分離搬送手段5
及び紙幣搬送手段7を介して紙幣搬送6の下流に搬送さ
れた状態を示しており、特に払い出された紙幣2a、2
bが、紙幣重送検出手段23の検出信号に基づき重送さ
れた紙幣であると判断された場合を示している。
【0028】このように紙幣重送検出手段23の検出信
号に基づき、払い出された紙幣2a、2bが重送された
紙幣と判断されると、図示せぬ駆動手段の駆動力の伝達
が一旦停止し、その結果ピックアップ手段4、分離搬送
手段5及び紙幣搬送手段7の駆動も停止する。
【0029】その後、駆動手段が逆転駆動され、これに
より図2で示すように、ピックアップ手段4の駆動軸1
0、分離搬送手段5の駆動軸11、紙幣搬送手段7の駆
動軸13、および欠歯歯車34の駆動軸36がそれぞれ
矢印のように逆転駆動を開始する。
【0030】その際、ピックアップ手段4のピックアッ
プローラ8は図示せぬ一方向クラッチを介して駆動軸1
0に支承されているから、当該駆動軸10が矢印の如く
反時計方向へ回転すると、その回転力は一方向クラッチ
の作用によりピックアップローラ8へは伝達されず、そ
の初期位置を維持している。
【0031】また分離搬送手段5の駆動ローラ9は駆動
軸11に固着されているから、この駆動軸11が反時計
方向へ回転するとそれに従動して駆動ローラ9も矢印の
如く反時計方向へ回転する。
【0032】また、紙幣搬送手段7の駆動ローラ20は
駆動軸13に固着されているから、この駆動軸13が反
時計方向へ回転するとそれに従動して駆動ローラ20も
矢印の如く反時計方向へ回転する。
【0033】さらに紙幣引戻し手段30を構成する欠歯
歯車34は図示せぬ一方向クラッチを介して駆動軸36
に支承されているから、この駆動軸36が矢印の如く反
時計方向へ回転すると、当該軸36の駆動力が欠歯歯車
34へ伝達され、それにより欠歯歯車34は反時計方向
への回転を開始する。
【0034】なお、こように分離搬送手段5の駆動ロー
ラ9、紙幣搬送手段7の駆動ローラ20、および欠歯歯
車34の各反時計方向への回転が開始されると、重送さ
れた紙幣2a、2bが矢印のようにスタッカ3へ逆送さ
れる。
【0035】その際、前述した図示せぬ紙葉類昇降手段
により、スタッカ3内に残った紙幣2が一旦上方へ持ち
上げられ、これにより上方に持ち上げた紙幣2とスタッ
カ3の底面3dとの間に逆送紙幣2a、2bを収容する
空間Sが形成される。
【0036】一方、上述したように、欠歯歯車34が図
2で示す初期位置から図3で示すように、所定の回転角
度反時計方向へ回転すると欠歯歯車34とラック31と
が歯合する。
【0037】そして、ラック31と歯合した欠歯歯車3
4が図3で示す位置から図4で示すように、さらに所定
の回転角度反時計方向へ回転すると、当該ラック31は
復帰バネ36の付勢力に抗して図面左側へスライド移動
する。
【0038】このようにラック31が復帰バネ36の付
勢力に抗して図面左側へスライド移動すると、引戻し爪
33の下面33aとガイド軸35とが摺接し、これによ
り引戻し爪33は軸32を中心に一点鎖線で示す位置か
ら実線で示す位置へ反時計方向へ回転し、これにより先
端の爪部分33aを逆送された紙幣2a、2bの後端と
対向させる。
【0039】なお、この図4では、重送紙幣2a、2b
は分離搬送手段5を構成する駆動ローラ9及び紙幣搬送
手段7を構成する駆動ローラ20の各搬送力により、分
離搬送手段5の直前位置に逆送されその位置に停止して
いる。
【0040】この図4で示す欠歯歯車34の回転位置か
ら当該欠歯歯車34がさらに反時計方向へ回転すると、
図5で示すように、歯合したラック31は復帰バネ36
の付勢力に抗してさらに図面左側へ平行にスライド移動
し、その爪部分33aを逆送された紙幣2a、2bの後
端に当接させ、それにより当該紙幣2a、2bを図示せ
ぬ紙葉類昇降手段により、一旦上方へ持ち上げた紙幣2
とスタッカ3の底面3dとの間に形成された空間S内に
おける初期位置に復帰させる。
【0041】この図5で示す欠歯歯車34の回転位置か
ら当該欠歯歯車34がさらに反時計方向へ回転すると、
図6で示すように、欠歯歯車34とラック31との歯合
が解除され、その結果、ラック31は復帰バネ36の付
勢力により、瞬時に図面右側へスライド移動し、これに
より引戻し爪33とガイド軸35との摺接が解除され
て、引戻し爪33は軸32を中心に時計方向へ回転し紙
幣搬送路6から退避した初期位置に復帰する。
【0042】なお、その際、図6で示すように、図示せ
ぬ紙葉類昇降手段により、上方へ持ち上げられた紙幣2
は逆送されスタッカ3内に収容された紙幣2a、2bの
上に積載される。
【0043】なお、この図6で示すように、逆送された
紙幣2a、2bがスタッカ3内の初期位置に復帰する
と、それを検知する図示せぬ検知手段の検出信号に基づ
き図示せぬ駆動手段が停止し、その後、再び正転駆動さ
れ、これによりピックアップ手段4の駆動軸10、分離
搬送手段5の駆動軸11、紙幣搬送手段7の駆動軸1
3、および欠歯歯車34の駆動軸36がそれぞれ正転
(時計方向)駆動して逆送された紙幣2a、2bを再び
スタッカ3内から払い出す再払出し動作へ移行する。
【0044】次に上述した実施例に適用される紙葉類昇
降手段を詳述する。
【0045】図7は、上述した実施例の紙葉類払い出し
装置1に適用される紙葉類昇降手40の概念図で、図1
と同一部分を同一符号で示す。
【0046】この紙葉類昇降手段40は、後述する駆動
手段を介し一方向へ回転する駆動軸41の回転運動を上
下運動に変換するクランク式リンク機構42と、該クラ
ンク式リンク機構42に連動して上下動するリンク式爪
部材43とからなり、このリンク式爪部材43は、図7
のAA概念断面図で示す図8のように矩形状のスタッカ
3の両側方にそれぞれ一つづつ配設され、また背面側に
一対(二個)配設されている。
【0047】図7に示した紙葉類昇降手段40のうち、
クランク式リンク機構42は駆動軸41に一端が固着さ
れた第1のアーム44と、この第1のアーム44の他端
に一端が回動自在に支承された第2のアーム45と、こ
の第2のアーム45の他端に回動自在に支承され、上下
に移動する昇降アーム46とから構成されている。
【0048】また、この昇降アーム46は末端がそれぞ
れ4本の昇降アーム部分47に分岐され、その4本の昇
降アーム部分47の先端には、それぞれリンク式爪部材
43が回動自在に支承されている。
【0049】このリンク式爪部材43は、昇降アーム部
分47に嵌挿した軸48を中心に回動自在に支承された
第1の爪部材49と、この第1の爪部材49に配設され
た軸50を介し、所定の回転角度回動自在に支承された
第2の爪部材51とから構成されている。
【0050】このうち、第1の爪部材49は側面が略L
字形状で断面が略コの字形状の板材から形成されてお
り、その背面には姿勢変更爪52が突設されている。
【0051】なお、この姿勢変更爪52はスタッカ3の
周囲に位置決め固定され、かつ所定の間隔を設け互いに
平行に配設された一対の係合バー53、54間に配設さ
れている。
【0052】一方、軸50を介し、第1の爪部材49に
所定の回転角度回動自在に支承された第2の爪部材51
は、先端にスタッカ3内に積載収容された複数枚の紙幣
2の最下面と係合する紙葉類係合爪55が形成され、そ
の後端には前記第1の爪部材49の後端との間を連結
し、当該第1の爪部材49に対する第2の爪部材51の
初期位置を位置決める付勢手段であるバネ56が配設さ
れている。
【0053】なお、図7に示すように、第2の爪部材5
1はその上面が第1の爪部材49の内周面と係合してお
り、これにより当該第2の爪部材51は図7に示す初期
位置から軸50を中心として、一方向への回転が規制さ
れている。因みに図7では左側に位置する第2の爪部材
51が軸50を中心とする時計方向への回転が規制され
ている。
【0054】また、前述したスタッカ3の底面3dの周
縁であって、各紙葉類係合爪55と対向する位置には当
該紙葉類係合爪55が通過し得る切り欠3gがそれぞれ
形成されている。
【0055】次に、上述した紙葉類昇降手段40の作用
を説明する。
【0056】まず、図2に示すように、図示せぬ駆動手
段が逆転駆動され、ピックアップ手段4の駆動軸10、
分離搬送手段5の駆動軸11、紙幣搬送手段7の駆動軸
13、および欠歯歯車34の駆動軸36がそれぞれ矢印
のように逆転を開始すると、同時に図7に示すクランク
式リンク機構42を駆動する駆動軸41が一方向、例え
ば時計方向への回転を開始する、なお、この駆動軸41
にも図示せぬ一方向クラッチが介在され、駆動手段が正
転駆動された際には、その駆動力は駆動軸41に伝達さ
れない構造となっている。
【0057】このように、駆動軸41が時計方向への回
転を開始し第1のアーム44が図7に示す下死点から図
9に示す上死点へ回転すると、クランク式リンク機構4
2の昇降アーム46が第2のアーム45を介して上動す
る。
【0058】このように、昇降アーム46が上動する
と、その末端の4本の昇降アーム部分47に支承された
軸48が上動し、このためこの軸48に回動自在に支承
されたリンク式爪部材43も連動して上動する。
【0059】このように、クランク式リンク機構42に
連動して各リンク式爪部材43が上動すると、図9で示
すように第1の爪部材49の姿勢変更爪52が一対の係
合バー53、54のうち、上段の係合バー54と当接
し、これにより第1の爪部材49は軸48を中心に反時
計方向へ回転してその姿勢を変更し、またそれぞれスタ
ッカ3の切り欠3g内へ侵入する。因みに図9では左側
に位置する第1の爪部材49が軸48を中心として反時
計方向へ回転して、その姿勢を変更し、同時にスタッカ
3の対応する切り欠3g内へ侵入する。
【0060】このように第1の爪部材49が軸48を中
心としてスタッカ3の切り欠3g内へ侵入する方向へ回
転し、その姿勢を変更すると同時に、この第1の爪部材
49と連動して第2の爪部材51もスタッカ3の切り欠
3g内へ侵入する方向へ回転する。
【0061】すると、図9で示すように、第2の爪部材
51の紙葉類係合爪55が当該スタッカ3内に積載収容
された複数枚の紙幣2の最下面2cと係合して当該複数
枚の紙幣2を一旦上方へ持ち上げる。
【0062】このように、クランク式リンク機構42が
上動し、それに連動してリンク式爪部材43も上動する
と、スタッカ3内に蓄積収容された複数枚の紙幣の最下
面2cが上方に持ち上げられ、これにより持ち上げた紙
幣2とスタッカ3の底部3dとの間に逆送された紙幣を
収容する前述した空間Sが形成される。
【0063】このようにリンク式爪部材43により、上
方に持ち上げられた紙幣2の最下面2cとスタッカ3の
底部3dとの間に空間Sが形成されると、その空間S内
に図10で示すように逆送された紙幣2a、2bが案内
収容される(図4参照)。
【0064】次に、図10で示す、第1のアーム44の
上死点から、さらに駆動軸41が時計方向へ回転し、こ
れにより第1のアーム44が下死点へ向け移動すると、
図11で示すように、クランク式リンク機構42の昇降
アーム46が第2のアーム45を介して下動する。
【0065】このように、昇降アーム46が下動する
と、その末端の4本の昇降アーム部分47に支承された
軸48が下動し、このため該軸48に回動自在に支承さ
れたリンク式爪部材43も連動して下動する。
【0066】また、クランク式リンク機構42に連動し
て各リンク式爪部材43が下動すると、図11で示すよ
うに第2の爪部材51の紙葉類係合爪55が逆送された
紙幣2a、2bの周縁に当接して付勢力を受け、これに
より第2の爪部材51はバネ56の付勢力に抗して軸5
0を中心に当該紙幣2a、2bの周縁から離間する方向
へ回転する。因みに図12では左側に位置する第2の爪
部材51が軸50を中心として反時計方向へ回転する。
【0067】そして、さらにクランク式リンク機構42
の駆動軸41が時計方向へ回転し、これにより第1のア
ーム44がさらに下死点へ向け移動し、同時に各リンク
式爪部材43がさらに下動すると、図12で示すよう
に、リンク式爪部材43を構成する第1の爪部材49の
姿勢変更爪52が一対の係合バー53、54のうち、下
段の係合バー53に係合してその回転を停止するととも
に、第2の爪部材51の紙葉類係合爪55と逆送紙幣2
a、2bの周縁との当接および、上方に持ち上げられた
紙幣2との係合が解除される。
【0068】このように、第2の爪部材51の紙葉類係
合爪55と逆送紙幣2a、2bの周縁との当接が解除さ
れ、当該紙葉類係合爪55が逆送紙幣2a、2bの周縁
から離間し、そしてさらに、クランク式リンク機構42
の駆動軸41が時計方向へ回転すると、これにより第1
のアーム44が下死点に到達し、同時に各リンク式爪部
材43も下死点へ到達する。
【0069】このように、各リンク式爪部材43が下死
点へ到達する間に図13で示すように、紙葉類係合爪5
5と逆送紙幣2a、2bの周縁との当接が解除される
と、第2の爪部材51の紙葉類係合爪55は、矢印で示
すようにバネ56の付勢力により一点鎖線で示す位置か
ら実線で示す初期位置に瞬時に復帰するともに、紙葉類
係合爪55と上方に持ち上げられた紙幣2との係合も解
除されるので、当該上方に持ち上げられた紙幣2は逆送
紙幣2a、2bの上面へ瞬時に積載される。
【0070】そして、その後、再収容された逆送紙幣2
a、2bの再払出し作業が行われることとなる。
【0071】従って、上述した実施例の紙葉類昇降手段
40では、逆送紙幣2a、2bのスタッカ3内への再収
容を駆動軸41の一回転動作で全て行うことができるこ
ととなる。
【0072】次に、上述した本願発明に係わる紙葉類払
い出し装置1を構成するピックアップ手段4、分離搬送
手段5、紙幣搬送手段7、紙幣引戻し手段30、および
紙葉類昇降手段40を駆動する各駆動軸10、11、1
3、36、41の駆動手段を詳述する。
【0073】図14は上述したピックアップ手段4、分
離搬送手段5、紙幣搬送手段7、紙幣引戻し手段30、
および紙葉類昇降手段40を駆動する各駆動軸10、1
1、13、36、41を駆動する駆動手段60を示す紙
葉類払い出し装置1の概念断面図で、図1及び図7と同
一部分を同一符号で示してある。
【0074】なお、この図14では特に駆動手段60を
明瞭に示すため紙葉類昇降手段40の主要構成要素であ
るリンク式爪部材43(図7)等の図示を省略してい
る。
【0075】この駆動手段60は一つの直流モータ(D
Cモータ)61の回転軸62の回転力をそれぞれ各駆動
軸10、13、36、41に伝達する複数のタイミング
プーリと、この各タイミングプーリに巻回されたタイミ
ングベルトとから構成されている。
【0076】このうち、直流モータ(DCモータ)61
の回転軸62には第1のタイミングプーリ63が固着さ
れ、紙葉類昇降手段40の駆動軸41には第2のタイミ
ングプーリ64が固着されてる。またピックアップ手段
4の駆動軸10には第3のタイミングプーリ65が固着
され、分離搬送手段5の駆動軸11には第4のタイミン
グプーリ66が固着されている。
【0077】また紙幣搬送手段7の駆動軸13には第5
のタイミングプーリ67が固着され、さらに紙幣引戻し
手段30の駆動軸36には第6のタイミングプーリ68
が固着されている。
【0078】なお、図15で符号69、70はアイドル
タイミングプーリで、それぞれ軸71、72に回動自在
に支承されている。
【0079】一方、第1のタイミングプーリ63、第2
のタイミングプーリ64、第5のタイミングプーリ6
7、第6のタイミングプーリ68と各アイドルタイミン
グプーリ69、70との間には第1のタイミングベルト
80が巻回されているので、各第1のタイミングプーリ
63、第2のタイミングプーリ64、第5のタイミング
プーリ67、および第6のタイミングプーリ68はそれ
ぞれ同一タイミングで同一方向へ回転し、同時にこの各
第1のタイミングプーリ63、第2のタイミングプーリ
64、第5のタイミングプーリ67、および第6のタイ
ミングプーリ68が固着された対応する駆動軸41、1
3、36も同一タイミングで同一方向へ回転する。
【0080】さらに、駆動軸36には第6のタイミング
プーリ68の他に同軸に第7のタイミングプーリ80も
固着され、さらにこの第7のタイミングプーリ80と第
3のタイミングプーリ65と第4のタイミングプーリ6
6との間には第2のタイミングベルト81が巻回されて
いる。
【0081】上述した構成の駆動手段60によると、第
6のタイミングプーリ68を介して駆動軸36が回転す
ると、第2のタイミングベルト8を介して第3のタイミ
ングプーリ65と第4のタイミングプーリ66も同一タ
イミングで同一方向へ回転し、同時にこの第3のタイミ
ングプーリ65と第4のタイミングプーリ66に固着さ
れた対応する駆動軸10、13も同一タイミングで同一
方向へ回転する。
【0082】従って、上述した駆動手段60によると、
一つの直流モータ(DCモータ)61により、正転時に
はピックアップ手段4、分離搬送手段5、紙幣搬送手段
7を正転駆動して正常な紙幣2の払い出し動作を行い、
また紙幣のスキュー又は重送等が発生し、これにより紙
幣を逆送する際は、上述した一つの直流モータ(DCモ
ータ)61を逆転することで、分離搬送手段5、紙幣搬
送手段7を逆転駆動し、さらに紙葉類昇降手段40を駆
動して逆送紙幣をスタッカ3内に収容するという一連の
動作を行うことができる。
【0083】また、上述した駆動手段60によると、一
つの直流モータ(DCモータ)61の回転力を同一タイ
ミングで各駆動軸10、13、36、41へ伝達するこ
とが可能となるから、紙葉類払い出し装置1の構造が極
めて簡単になるとともに、動力源として直流モータ(D
Cモータ)61を使用することから、当該直流モータ
(DCモータ)61の基本特性である起動時の高トルク
特性を利用してモータ起動時から紙葉類の安定した払い
出しと、払い出し紙葉類の逆送作業を行うことができる
とともに、モータ停止時には逆起動によりブレーキ効果
を得られるので、このため各駆動軸の安定した回転およ
び、その回転停止操作が得られ、従来の如く各駆動軸の
安定した回転および、その回転停止を行うため電磁クラ
ッチあるいは電磁ブレーキを使用しなくても良く、この
ため装置全体の部品点数及び制御工程を大幅に削減し、
紙葉類払い出し装置1全体の製造コストを低減させるこ
とができることとなる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の紙葉類
払い出し装置では、正常な払い出しができない場合に逆
送される紙葉類を紙葉類収容部内の最下面所定位置へ引
戻す紙葉類引戻し手段を、逆送された紙葉類の後端と係
合する引戻し爪から構成するようにしたため、引戻す際
に逆送された紙葉類との間にスリップ等が発生すること
もなく、また重送された複数枚の紙葉類とも確実に係合
するから、逆送された紙葉類を確実に紙葉類収容部内の
所定位置に引戻して、安定した紙葉類の再払出し作業を
行う紙葉類払い出し装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係わる紙葉類払出し装置の概
念断面図。
【図2】図2はこの発明に係わる紙葉類払出し装置の作
用を示す概念断面図。
【図3】図3はこの発明に係わる紙葉類払出し装置の作
用を示す概念断面図。
【図4】図4はこの発明に係わる紙葉類払出し装置の作
用を示す概念断面図。
【図5】図5はこの発明に係わる紙葉類払出し装置の作
用を示す概念断面図。
【図6】図6はこの発明に係わる紙葉類払出し装置の作
用を示す概念断面図。
【図7】図7はこの発明に係わる紙葉類払出し装置に適
用される紙葉類昇降手段の概念断面図。
【図8】図8は図7のAA概念断面図。
【図9】図9はこの発明に係わる紙葉類払出し装置に適
用される紙葉類昇降手段の作用を示す概念断面図。
【図10】図10はこの発明に係わる紙葉類払出し装置
に適用される紙葉類昇降手段の作用を示す概念断面図。
【図11】図11はこの発明に係わる紙葉類払出し装置
に適用される紙葉類昇降手段の作用を示す概念断面図。
【図12】図12はこの発明に係わる紙葉類払出し装置
に適用される紙葉類昇降手段の作用を示す概念断面図。
【図13】図13はこの発明に係わる紙葉類払出し装置
に適用される紙葉類昇降手段の作用を示す概念断面図。
【図14】図14はこの発明に係わる紙葉類払出し装置
に適用される駆動手段の概念断面図。
【符号の説明】
1…紙葉類払出し装置 3…紙葉類収容部(スタッカ) 2…紙葉類(紙幣) 30…紙葉類引戻し手段 2a、2b…逆送された紙葉類 33…引戻し爪 31…ラック 33…引戻し爪 33a…引戻し爪の下面 34…欠歯歯車 35…ガイド軸 36…復帰バネ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月25日(2000.5.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図8】
【図14】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図9】
【図7】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 AA01 AA03 BA13 FD01 FD02 FD05 3F343 FA04 FB07 FC06 GA01 GB02 GC01 GD01 JA01 JD09 JD35 LA04 LA13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類収容部内に積載収容された紙葉類を
    その最下面から一枚ずつ払い出すとともに、正常な払い
    出しができない場合に、一旦払い出した紙葉類を逆送さ
    せ、かつ逆送された紙葉類を紙葉類引戻し手段を介して
    前記紙葉類収容部内の最下面所定位置に引戻して収容
    し、その後、前記引戻した紙葉類を前記紙葉類収容部内
    から再び一枚ずつ払い出すようにした紙葉類払い出し装
    置において、 前記紙葉類引戻し手段は、
    前記逆送された紙葉類の後端と係合し、該逆送された紙
    葉類を前記紙葉類収容部内の所定位置へ引戻す引戻し爪
    からなることを特徴とする紙葉類払い出し装置。
  2. 【請求項2】前記紙葉類引戻し手段は、スライド自在に
    支承されたラックと、前記引戻し爪であって、前記ラッ
    クに軸を中心に回動自在に支承された略L字形状の引戻
    し爪と、所定のタイミングで前記ラックに歯合し、該ラ
    ックを一方向へスライドさせる欠歯歯車と、前記ラック
    が一方向へスライド移動した際に前記引戻し爪の下面と
    当接し、該引戻し爪を前記軸を中心に回転させるガイド
    軸と、前記ラックの一端に連結し該ラックを初期位置に
    復帰させる復帰バネとからなることを特徴とする請求項
    (1)記載の紙葉類払い出し装置。
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