JPS6337044A

JPS6337044A - シ−ト給送装置

Info

Publication number: JPS6337044A
Application number: JP18086886A
Authority: JP
Inventors: Nobukazu Adachi; 信和安達
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1986-07-31
Filing date: 1986-07-31
Publication date: 1988-02-17
Anticipated expiration: 2009-06-22
Also published as: JPH0647418B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）　産業上の利用分野本発明は、複写機、ファクシミリ、レーザービームプリ
ンタ等のシート給送装置に係り、詳しくはそのシーｌ−
給送手段が欠円ローラ、カム状部材及び補助ローラによ
り構成されたシート給送装置に関する。

（ロ）従来の技術従来、シート給送装置Ｍ′は、第１０図に示すように、
給送ローラ１及び分離パッド２を有しており、該ローラ
１は機体本体（図示せず）に軸支された軸３に固定され
ており、該分離パッド２は、シート搬送路を形成する上
、下ガイド板５，６のうち下ガイド板６の前端に設けら
れ、バネ７により常時給紙ローラ１に所定圧力にて圧接
して該給紙ローラ１と摩擦接触するように構成されてい
る。

また、該ローラ１の上流には、シートＳを中板９上に積
載するカセット１０が配設されており、該中板９は中板
押上げ装置１１により給紙ローラ１に向けて付勢されて
いる。なお、図中１２は給送ローラ１の回転を制御する
一方向クラッチ、１３は上、下ガイド板５，６の下流に
配設されたレジストローラ対である。

そして、図示しないスタートキーが押されると、給送ロ
ーラ１が回転（図示例では時計回り方向）して最上位の
シートＳを給送する。このとき、第２枚目のシートＳが
最上位のシート　Ｓと静電吸着等により共に給送された
場合、第２枚目のシートＳは分離パッド２の圧接により
その送りが規制され、シートＳが１枚以上給送される重
送を防止している。

し→　発明が解決しようとする問題点ところが、上述シート給送装置では、給送ローラ１は、
給送開始時に、分離パッド２と直接に接触しているため
に摩耗しやすく、また該給送ローラ１が円形なので、手
差し給紙は困難であった。

そしてシートＳがレジストローラ対１３により搬送され
る際、該シートＳ後端はまだ給送ローラ１と分離パッド
２とに挾持されているので、該給送ローラ１がシートＳ
に連れ回る際に一方向クラッチ１２が負荷となり、該シ
ート　Ｓを搬送するにはレジストローラ対１３は大きな
搬送力が必要であった。

四　問題を解決するための手段本発明は、上述問題点を解消することを目的とするもの
であり、シート給送手段が、円周の一部を切除した欠円
ローラと、該ローラと一体に回転するカム状部材及び該
ローラとに支持された補助ローラからなり、シー）・給
送開始時には、カム状部材から欠円ローラへ連なる部分
とシート収納装置に収納されているシートとが接触して
給送を開始するように構成し、またシー）・給送終了時
には、欠円ローラからカム状部材へ連なる部分がシート
の給送を終了するように構成し、更に、ローラの回転停
止時には、補助ローラが分離パッドと当接して欠円四−
ラと分離パッドとを引き離して該欠円ローラの摩耗を防
止するように構成したことを特徴とするものである。

（ホ）　作用上述構成に基づき、シート給送開始時には、カム状部材
から欠円ローラへ連なる部分とシート収納装置に収納さ
れているシートとが接触して給送を開始し、次いで欠円
ローラに移りシートは給送される。この際、シートが重
送された場合は、第２枚目以下のシートは分離パッドと
当接して停止し、該分離パッドより先にはシートは重送
されない。そして、シート給送終了時には、欠円ローラ
からカム状部材へ連なる部分がシート給送を終了する。

また、該欠円ローラ停止時には、補助ローラが分離パッ
ドと接触して欠円ローラと分離パッドとを引き離し、該
欠円四−ラの摩耗を防止する。

（へ）　実施例以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する
。

シート給送装置Ｍは、第１図及び第２図に示すように、
円周の一部が切除された欠円ローラ１ａ、カム１５、補
助ローラ１６及び分離パッド２を有しており、該ローラ
１ａ及びカム１５は機体本体（図示せず）に軸支された
軸３に固定されており、該補助ローラ１６は該軸３に回
動自在に支持されている。そして、該分離パッド２は、
シート搬送路を形成する上、下ガイド板５，６のうち下
ガイド板６の前端に設けられており、かつバネ７により
欠円ローラ１ａに所定圧力にて圧接すると共に該欠円ロ
ーラ１ａと摩擦接触するように構成されている。また、
該ローラ１ａの近傍には、シートＳを収納するカセット
１０が配設されており、該カセット１０は二重底を構成
している。更に、該シートＳはカセット１０の二重底を
構成する中板９と中板押上げ装置１１とにより上方に付
勢されて欠円ローラ１ａへ当接するように構成されてい
る。そして、該中板押上げ装置１１はバネ１１ａ１軸１
１ｂ１加圧板１１ｃ及び当接部１１ｄにより構成されて
おり、該当接部ｌｉｄは該バネｌｌａのバネ力により中
板９を押上げる力を得ろように構成されている。また、
前記上、下ガイド板５゜６の下流にはレジストローラ対
１３が配設されており、該ローラ対１３ば、シート給送
装置Ｍにより分離・給送されるシートＳを挾持して下流
へ搬送するように構成されている。

一方、前記給紙ローラ１ａ、カム１５及び補助ローラ１
６の形状は、点Ａから点Ｂまでは欠円ロー　ラ１　ａ　
、　１９７３））ローラ１６、カム１５の順に小さく形
成され、また点Ｂから点Ｃまではカム１５、欠円ローラ
Ｉａ、補助ローラ１６の順に小さく形成され、更に点Ｃ
から点りまではカム１５、補助ローラ１６、欠円ローラ
１ａの順に小さく形成され、そして点りから点Ｅまでは
補助ローラ１６、カム１５、欠円ローラ１ａの順に小さ
く形成され、また点Ｅから点Ｆまではカム１５、補助ロ
ーラ１６、欠円ローラ１ａの順に小さく形成され、更に
点Ｆから点Ａまで（まカム１５、欠円ローラｌａ。

補助ローラ１６の順に小さく形成されている。

本実施例は以上のような構成よりなるので、スタートキ
ー（図示せず）を押すと、図示しないモータが回転し、
該モータの回転は軸３に伝達される。そして、該軸３に
固定されている欠円ローラ１ａとカム１５が回転し、カ
セットｌＯ上の最上位のシニトＳは、第３図に示すよう
に、欠円ローラ１ａの点Ａから給送が開始される。この
際、シートＳの束の先端はカム１５により押圧されてシ
ートＳ間の摩擦が増大するので、シートＳは重送される
ことなく最上位のシート　Ｓのみ給送される。

また、静電吸着等によりシートＳが重送された場合、第
２枚目以下のシートＳば分離パッド２に当接して停止す
るので、シートＳは分離パッド２より先には重送されず
、最上位のシートＳは分離パッド２と欠円ローラ１ａ間
を通過する（第４図参照）。更に、シート３は、欠円ロ
ーラ１ａの点Ａから点Ｂまでの部分により給送され、レ
ジストローラ対１３の接触部に当接してループを形成す
る（第５図参照）。そして、レジストローラ対１３が回
転を開始すると、該シートＳは、ループにより該ローラ
対１３への進入力を得て、該ローラ対１３の接触部へ進
入し、該ローラ対１３により挾持されて下流へ搬送され
る（第６図）。この際、該シートＳの後端は、補助ロー
ラ１６と分離パッド２により挟持されているが、該ロー
ラ１６は回動自在なので、該シートＳと共に軽く連れ回
る。

また、第２枚目以降のシートＳが静電吸着により第１枚
目のシートＳと吸着していても補助ローラ１６と分離パ
ッド２に第２枚目以降のシートＳの先端が当接して停止
し重送されない。そして、第１枚目のシートＳがレジス
トローラ対１３により下流へ搬送されて再びスタートキ
ーが押されると、第２枚目のシートＳが同様の作動によ
り給送され、以下のシートＳにも同様の作動が繰返され
る。

なお、給紙ローラ１ａを欠円としたので、第８図に示す
ように、手差しモード時、手差しシートＳ′をシート　
Ｓの上に挿入して補助ローラ１６に当接すると、図示し
ない手差しセンサにより該シートＳ′が検知されて欠円
ローラ１ａとカム１５とが回転を開始する。また、該ロ
ーラ１ａはシートＳよりも手差しシートＳ′に先に当接
し、該ローラ１ａとカム１５の点Ａ付近の段差部がシー
トＳ′と係合して該シートＳ′を給送する。更に、シー
トＳは分離パッド２に当接して停止し、該パッド２より
先には給送されない。

また、本実施例では、欠円ローラ１ａと補助ローラ１６
とが当接する分離パッド２を同一部材としたが、該欠円
ローラ１ａと補助ローラ１６とが当接する部分の分離パ
ッドは異なる材質の分離パッドを用いてもよい。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によると、シート給送手段が
欠円ローラとカム状部材及び補助ローラにより構成して
シート給送時以外は欠円ローラが分離パッドと接触しな
いので、欠円ローラの摩耗を防止することができる。

また、カム状部材と欠円ローラとの連なる部分が段差部
を構成すると、該段差部が手差しシートと係合して手差
し給紙を行うことができる。

更に、欠円ローラは、給紙終了後に補助ローラが分離パ
ッドと接触することにより引き離されるので、レジスト
ローラは小さな搬送力でシートを搬送することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るシート給送装置を示す側断面図、
第２図は本発明に係るシート給送手段を示す斜視図、第
３図から第９図は本発明の実施例を示す側断面図、第１
０図は従来例を示す側断面図である。１ａ・・・欠円ローラ　、　　２・・・分離パッド　、
１０・・・シート収納装置　、　　１５・・・カム状部
材、１６・・・補助ローラ　、ｓ、ｓ’・・シート　、
Ｍ・・・シート給送装置　。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）シート給送手段と分離パッドとを有し、該シート
給送手段によりシート収納装置に収納されたシートを給
送すると共に、該分離パッドによりシートを１枚ずつ分
離するシート給送装置において、前記シート給送手段が、円周の一部を切除した欠円ロー
ラと、該ローラと一体に回転するカム状部材及び該ロー
ラとに支持された補助ローラからなり、シート給送時に
は、カム状部材から欠円ローラへ連なる部分とシート収
納装置に収納されているシートとが接触して給送を開始
するように構成し、またシート給送終了時には、欠円ロ
ーラからカム状部材へ連なる部分がシートの給送を終了
するように構成し、更にローラの回転停止時には、補助
ローラが分離パッドと当接して欠円ローラと分離パッド
とを引き離して該欠円ローラの摩耗を防止するように構
成したことを特徴とするシート給送装置。
（２）前記カム状部材と前記欠円ローラとの連なる段差
部分に手差しシートが係合して給送し得る特許請求の範
囲第１項記載のシート給送装置。
（３）前記欠円ローラと補助ローラとを同軸上に配置し
た特許請求の範囲第１項記載のシート給送装置。