JP2603302B2 - シート給送装置 - Google Patents

シート給送装置

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JP2603302B2
JP2603302B2 JP15545288A JP15545288A JP2603302B2 JP 2603302 B2 JP2603302 B2 JP 2603302B2 JP 15545288 A JP15545288 A JP 15545288A JP 15545288 A JP15545288 A JP 15545288A JP 2603302 B2 JP2603302 B2 JP 2603302B2
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信和 安達
照夫 小松
一郎 大沢
田上  昌英
卓 後藤
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は積載されたシートを1枚ずつ分離,給送する
給紙機構に関するものである。
[従来の技術] 従来電子写真方式を用いた複写機、プリンタ等、それ
も低コストを要求されるものに於ては第2図,第3図に
示す様な給紙機構が用いられていた(公知でない)。給
紙機構は円周の一部が切除された非円形状の給紙ローラ
1、補助カム4、補助ローラ5及び分離パツド2を有
し、給紙ローラ1、補助カム4は給紙ローラ軸3上に一
体的に固定され、補助ローラ5は給紙ローラ軸3に回動
可能な様に支持されている。分離パツド2はシート搬送
路を形成する上,下ガイド板6,7のうちの下ガイド板7
の前端に配設され、かつバネ8により給紙ローラ1に所
定圧で当接されるよう構成されている。給紙ローラ1の
近傍にはシート材Sを収納する二重底構造のカセツト10
が配設されている。カセツトの二重底を構成し、シート
を積載する中板9は中板押上げ機構11のバネ11aの圧力
により中板を上方へ付勢する。上,下ガイド板6,7の下
流にはレジストローラ対13が配設され、給紙ローラによ
りピツクアツプされた紙の先端を揃え、下流へ搬送する
様になっている。
一方、給紙ローラ1、補助カム4及び補助ローラ5の
形状は第7図に示す通り、点Aから点Bまでは給紙ロー
ラ1、補助ローラ5、補助カム4の順に径が小さくなる
ように形成され、点Bから点Cまでは補助ローラ5、給
紙ローラ1、補助カム4の順に径が小さくなるように形
成され、点Cから点Dまでは補助ローラ5、補助カム
4、給紙ローラ1の順に径が小さくなるように形成さ
れ、点Dから点Eまでは補助カム4、補助ローラ5、給
紙ローラ1の順に径が小さくなるように形成され、更に
点Eから点Aまでは補助カム4、給紙ローラ1、補助ロ
ーラ5の順に径が小さくなるように形成されている。
以上の構成に於て、給紙ローラ1が停止している待機
状態ではB点からD点までのいずれかの点がシートに対
向し、補助ローラ5のみがシートに接している装置本体
がプリントスタートの信号を受けると、図示しないモー
タが回転し、モータの回転は給紙ローラ軸3に伝達され
る。
そして、該給紙ローラ軸3に固定されている給紙ロー
ラ1と補助カム4が回転し、カセツト10上の最上位のシ
ートSは給紙ローラ1の径が補助カム4の径より大きく
なる点Aから開始される。この際シートSの束の先端は
給紙ローラ1と圧接するまで補助カム4により押圧され
ているのでシートS間の摩擦は増大し、シートSは重送
されることなく最上位のシートSのみ給送される。
また、静電吸着等によりシートSが重送された場合、
第2枚目以下のシートSは分離パツド2に当接して停止
するので、シートSは分離パツド2より先には重送され
ず、最上位のシートSは分離パツド2と給紙ローラ1間
を通過する(第4図参照)。更に、シートSは、給紙ロ
ーラ1の点Aから点Bまでの部分により給送され、レジ
ストローラ対13の接触部に当接してループを形成する
(第5図参照)。そして、レジストローラ対13が回転を
開始すると、該シートSは、ループにより該ローラ対13
への進入力を得て、該ローラ対13の接触部へ進入し、該
ローラ対13により挾持されて下流へ搬送される(第6
図)。この際、該シートSの後端は、補助ローラ5と分
離パツド2により挾持されているが、該ローラ5は回動
自在なので、該シートSと共に軽く連れ回る。
また、第2枚目以降のシートSが静電吸着により第1
枚目のシートSと吸着していても補助ローラ5と分離パ
ツド2に第2枚目以降のシートSの先端が当接して停止
し重送されない。そして、第1枚目のシートSがレジス
トローラ対13により下流へ搬送されて再びスタートキー
が押されると、第2枚目のシートSが同様の作動により
給送され、以下のシートSにも同様の作動が繰り返され
る。
以上説明したように上記従来例は、基本的には給紙ロ
ーラ1と一体的に回転する補助カム5により紙をピツク
アツプする際の重送を防止し、給紙ローラ1及び給紙ロ
ーラ軸3に対して回動自在となる補助コロ4によりレジ
ストローラにより紙が引っ張されている時の重送防止を
保証する構成である。
ここにおいて分離パツド或いは紙を押える部材はB点
に於て給紙ローラ1から補助ローラ5へ、D点に於て補
助ローラ5から補助カム4へ、A点に於て補助カム4か
ら給紙ローラ1へと受けわたされるがこの受けわたしが
滑らかに行なれる事が重送防止に関して重要なポイント
となる。
例えばD点において補助ローラ5から補助カム4への
受け渡しが滑らかでないと、補助カム4が分離パツド2
に当たった衝撃で、分離パツド2と補助カム4との押圧
力が一時的に下がり、分離パツド2と補助カム4との間
に複数のシートが入り込み、重送が発生し易くなる。
従って受けわたしを滑らかにする為には、補助ローラ
5の径を給紙ローラ1の径に近づける事が重要となる。
しかしながら、給紙ローラ1の径と補助ローラ5の径
があまり近すぎると、紙をピツクアツプする際、補助ロ
ーラ5がシートSに当たって給送の抵抗になってしまう
ので、紙厚の2〜3倍のクリアランスを持つように補助
ローラ5の径を設定している。
[発明が解決しようとしている問題点] 上記した従来の給紙装置において通常されるシートの
厚さに合わせて補助ローラの径を設定すると、給紙ロー
ラがシートを送っているときの補助ローラ5と分離パツ
ド2との間隔は約0.25mmとなる。かかる給紙装置におい
て厚い紙、特に封筒の様に先端がふくらんだ紙を送る
と、回転しない補助ローラと分離パツドとの間に封筒の
先端がはさまった状態となり、封筒は送られずに止って
しまう。
一方、この状態を避けるべく補助ローラの外径を小さ
くしていくと補助ローラと分離パツドのすきまは広がる
ので、封筒の給紙性能は格段に向上されるがその反面普
通紙の重送が多発した。つまり封筒の給紙性向上と普通
紙の重送防止は相入れない側面を持っており、その為両
者を同時に満足させる事が出来なかった。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、シートを積載するシート積載手段と、 回転軸に連結され、円周部の一部を切除した切除部を
有し、回転時に円周部が前記シート積載手段に積載され
ているシートに接触してシートを送り出すための給送ロ
ーラと、 前記給送ローラと当接可能に設けられ、該給送ローラ
が回転して送り出したシートを前記円周部との間で1枚
ずつ分離するための分離パッドと、 前記給送ローラの両側において前記回転軸に回転自在
に支持され、前記シート積載手段に積載されているシー
ト及び前記分離パッドと当接可能に配置され、前記給送
ローラの円周部の外径よりも小さく且つ前記切除部より
も外側に突出する外径に設定された補助ローラと、を有
し、 前記補助ローラは、前記給送ローラの軸方向で該給送
ローラに近い側に外径の小さいローラ部を設け、その外
側に外径の大きいローラ部を設けたことを特徴とする。
[作用] 上記構成によれば、補助ローラは、給紙ローラが回転
しその円周部がシートを送り出して分離パットとの間で
シートを分離しているときはシートから離間し、給紙ロ
ーラがさらに回転して切除部がシートに対向する位置に
きたときには送り出されている途中のシートを介して分
離パッドを該切除部から離間させる。そして、シートが
封筒等の厚紙を給送する場合には、補助ローラの外径の
小さい内側のローラ部を用いることにより、補助ローラ
と分離パッドとの隙間が大きくなり、給送するシートに
対する抵抗を小さくすることができ、また、普通紙を給
送する場合には、補助ローラの外径の大きな外側のロー
ラ部を用いることにより重送の発生を抑えることができ
る。
[実施例] 第1図は本発明による給紙機構の給紙ローラ近傍の構
成を示す斜視図であり、1は給紙ローラ、2は分離パツ
ド、3は給紙ローラ軸、4は補助カム、5は補助ローラ
である。
給紙ローラ1と補助カム4の関係は従来例と同様であ
る。補助カムの両側に配置された補助ローラ5は、大径
のローラ部5aと小径のローラ部5bとから構成され、給紙
ローラ1の軸方向に置ける中点を中心にした際の巾l>
120の領域にあるローラ部5aに於ては従来同様給紙ロー
ラ1よりも0.25mm小さな外径を有し、かつl≦120の領
域にあるローラ部5bに於ては給紙ローラ1の外径よりも
0.3〜1mm小さな外径を有する様構成されている。
以上の様な構成による効果は以下の様なものである。
すなわち、封筒、葉書等を給紙する場合、一般に封筒、
葉書等は巾が120mm以下であるから、これらの紙の通紙
域に於ては給紙ローラ1による給送時に於て補助ローラ
5と分離パツド2の間の隙間は大きく、従って補助ロー
ラ5による紙の拘束は小さい。従って封筒等の厚い紙で
も給紙時に紙に対する抵抗が小さくなる為、給紙時のジ
ヤムはなくなる。逆にこの為に重送の懸念が生じるが、
封筒、葉書等の厚紙に於ては重送が起こりにくいので、
問題はない。
一方、巾が120mm以上の普通紙に関しては補助ローラ
5の外側の径の大きいローラ部5aが、従来例と同じ構成
になる為、重送防止に関しては従来と同じ機能を保証で
きる。
[他の実施例] 前記実施例に於て、分離パツドは同一部材という表現
であったが、例えば補助コロ5の、径の小さい領域5bに
対向する箇所のみ摩擦係数の小さい部材を用いる等して
も良い。
[発明の効果] 以上説明した様に、本発明に於ては給紙ローラ、補助
ローラと、それに対向する分離パツドから成る給紙機構
の構成に於て、補助ローラの径を、封筒等の通紙領域に
於て小さく、非通紙領域に於て大きくする事により、普
通紙の重送防止機能は十分に果たしながら封筒の給紙性
を向上させる事を可能とした。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による給紙機構の給紙ローラ近傍を示す
斜視図、 第2図,第4図,第5図,第6図,第7図は従来例に於
る重送防止機構の働きを示す断面図、 第3図は従来例の給紙ローラ近傍の構成を示す斜視図。 1……給紙ローラ(給送ローラ)、2……分離パツド 3……給紙ローラ軸、4……補助カム 5……補助ローラ、6……上ガイド 7……下ガイド、8……バネ 9……中板(シート積載手段)、10……カセツト 11……中板押上げ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大沢 一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 田上 昌英 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 後藤 卓 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 浅野 潤一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを積載するシート積載手段と、 回転軸に連結され、円周部の一部を切除した切除部を有
    し、回転時に円周部が前記シート積載手段に積載されて
    いるシートに接触してシートを送り出すための給送ロー
    ラと、 前記給送ローラと当接可能に設けられ、該給送ローラが
    回転して送り出したシートを前記円周部との間で1枚ず
    つ分離するための分離パッドと、 前記給送ローラの両側において前記回転軸に回転自在に
    支持され、前記シート積載手段に積載されているシート
    及び前記分離パッドと当接可能に配置され、前記給送ロ
    ーラの円周部の外径よりも小さく且つ前記切除部よりも
    外側に突出する外径に設定された補助ローラと、を有
    し、 前記補助ローラは、前記給送ローラの軸方向で該給送ロ
    ーラに近い側に外径の小さいローラ部を設け、その外側
    に外径の大きいローラ部を設けたことを特徴とするシー
    ト給送装置。
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JP2512258B2 (ja) * 1992-03-11 1996-07-03 松下電器産業株式会社 シ―ト給送装置
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EP1953102B1 (en) * 2007-01-31 2011-06-08 Neopost Technologies Separator for separating envelopes from a stack

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