JPS6337036A - シ−ト給送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、複写機、レーザービームプリンタ等の画像形
成装置Ｃ以下複写機という）のシート給送装置に係り、
詳しくは、多数のシートを収納した箱型のシート収納装
置（以下カセットという）を複写機本体に装着し、該カ
セットに収納したシートを給送する方式（カセット方式
）のシート給送装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来、複写機におけるカセット方式のシート給送装置Ｍ
′は、第５図に示すように、カセット装着部（図示せず
）に多数のシートＳを収納する着脱自在なカセット１０
を挿入すると、軸１５に固定されているレバー１６の端
部１６ａがカセット１０の両サイドにあるカム面１１）
ａに沿って回転すると共に、バネ１７により加圧されて
いる加圧板１９とリフト部材２０′が回転して中板９を
押し上げる。そして、該中板９に積載されているシート
Ｓは給送ローラ１と接触し、これにより加圧板１９は停
止するが、レバー１６の端部１６ａはカセット両サイド
のカム面１０ａに沿って回転する。

また、該カセット１０が図示しないカセットストッパー
に当接すると、該端部１６ａはカセット１０の上端まで
上昇してカセット１０の先端のくぼみ１０ｂに落ち込み
カセット１０を固定し、該レバー１６とくぼみ１０ｂは
カセット１０のロック手段を構成している。更に、加圧
板１９は、加圧バネ１７により旋回力が作用し、シート
Ｓを給送ローラ１へ圧接する。

Ｑ→　発明が解決しようとする問題点 ところで、上述シート給送装置Ｍ′は、組立精度上、給
送ローラ１と加圧板１９の軸１５とを平行に組立てるこ
とは実際には困難であるので、給送ローラ１とシートＳ
は、第６図に示すように、片当りすることが多く、この
状態のままでシートＳが給送されると斜行を起こしてし
まっていた。

（ロ）　問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とするもの
であり、リフト部材の中板に当接する部分を、給送ロー
ラに比して幅狭に構成すると共に、該給送ローラの略々
中央に配置して、該当接部分が中板を押し上げて該給送
ローラにシートを沿わせて圧接するように構成したこと
を特徴とするものである。

（ホ）　作用 上述構成に基づき、給送ローラの略々中央に配置された
リフト部材の当接部分が中板を押し上げて給送ローラに
シートを沿わせて圧接し、該給送ローラによりシートは
給送される。

（へ）実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する
。

シート給送装ｆｉＭは、第２図に示すように、給送ロー
ラ１及び分離パッド２を有しており、該ローラ１は機体
本体（図示せず）に軸支された軸３に固定されており、
該分離パッド２は、シート搬送路を形成する上、下ガイ
ド板５，６のうち下ガイド板６の前端に設けられている
。また該ローラ１の上流には、シートＳを収納するカセ
ット１０が配設されており、該カセット１０は二重底を
構成している。更に、該シートＳば該カセット１０の二
重底を構成する中板９とリフタ装置１１とにより上方に
付勢されて給紙ローラ１へ当接するように構成されてい
る。

更に、該リフタ装置１１には、第１図に示すように、図
示しない複写機本体に固設された軸支板２ｉｐ２１に軸
１５が回動自在に架設されている。

そして、該軸１５の両端には夫々レバー１６，１６が固
定されており、また、上記軸支板２１の１部が折り曲げ
られてストッパー２１ａが形成されていて、該レバー１
６が所定位置以下に下がらないようになっている。また
、該軸１５の略々中央にはバネ１７の一端１７ａが固定
されており、該軸１５には加圧板１９が回動自在に支持
されている。更に、該加圧板１９は、両端１９　ａ、　
　１９　ｂが垂直に折り曲げられかつ穴が穿設されてお
り、該穴１２ａに該軸１５が嵌合されている。そして、
該軸１５に一端１７ａが固定されているバネ１７に近接
してストッパー２２が突設されており、該ストッパー２
２は加圧板１９と当接することにより加圧板１９が所定
以上回転しないように構成されている。また、該加圧板
１９の中央部にはフック１９ａが形成されており、該フ
ック１９ｅにバネ１７の一端１７ｂが係止されていて、
加圧板１９が加圧力を得るようになっている。また、該
加圧板１９の先端にはリフト部材２０が固定されており
、該リフト部材２０の略々中央は細い幅で膨出するよう
に形成されている。そして、前記カセット１０の底板１
０ｃと前板１０ｄとの加圧板１９が位置する部分１０ｅ
は開設されており、また該カセット１０の側板１０ｆの
前方はレバー１６の先端部１６ａを該カセット１０の挿
入により押し上げるカム面１０ａ４！構成している。更
に、該側板１０ｆの上部前方には窪み１０ｂが開設され
ており、該窪み１０ｂと該レバー１６の先端部１６ａと
が係合することによりカセット１０のロック機構を構成
する。

本実施例は、以上のような構成よりなるので、カセット
ｌＯを図示しないカセットガイドに沿って挿入すると、
レバー１６の先端部１６ａがカセット１０の側板１０ｆ
の前方のカム面１０　ａに沿って摺動してレバー１６は
回転（図示例では反時計回り）シ、軸１５にその一端１
７ａが固定されている加圧バネ１７ａにより加圧されて
いる加圧板１９も回転する。そして、該カセット１０の
中板９は該加圧板１９の先端のリフト部材２０により押
し上げられ、該中板９に積載されているシートＳが給送
ローラ１と接触する。これにより、該加圧板１９は停止
するが、レバー１６はそのままカセット１０の両側板１
０ｆのカム面１０ａに沿って回転し、該カセット１０が
図示しないカセットストッパーに突きあたるとレバー１
６はカセット１０の上端まで持ち上がる。また、該レバ
ー１６の先端１６ａはカセット１０の側板１０ｆ先端の
窪み１０ｂに落ち込みカセット１０を固定する。

更に、該加圧板１９は加圧バネ１７を介して旋回力が作
用しており、該加圧板１９の先端のリフト部材２０の中
央部分が中板９に当接して該中板９を押し上げ、給送ロ
ーラ１と加圧板１９とが平行でない場合も、シー１−　
Ｓは給紙ローラ１へ片当すせずに当接する（第３図参照
）。そして、図示しないスタートキーが押されると、該
給送ローラ１が回転を開始して最上位のシートＳを下流
へ斜行せずに給送する。この際、第２枚目息下のシート
Ｓが最上位のシー１−　Ｓと重送された場合、第２枚目
以下のシートＳは分離パッド２に当接して停止し、分離
パッド２より先には給送されない。また、該シートＳは
、上・下ガイド板５，６の間をレジストローラ対１３へ
給送され、該レジストローラ対１３により挟持されて下
流へ搬送される。

なお、本実施例では、加圧板の先端部にリフト部材２０
を固定していたが、第４図（ａｌに示すように、加圧板
１９′の先端を半円筒状に形成してもよいＯ 更に、本実施例では、給送ローラ１は１個であったが、
該給送ローラ１が複数の場合、リフト部材２０は給送ロ
ーラの中央に合わせてその中心を合わせて配置すれば、
シートは複数のローラに沿って圧接される（第４図（ｂ
）参照）。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によると、リフト部材の狭い
部分で積載台の中板を押上げるので、シー）・給送ロー
ラと加圧板が平行でなくてもシートをシート給送ローラ
へ沿わせて圧接することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るリフタ装置を示す斜視図、第２図
は本発明に係るリフタ装置にシート収納装置を装着した
状態を示す側断面図、第３図は本発明の実施例を示す正
面図、第４図（ａ）は他の実施例を示す斜視図、第４図
（ｂ）は他の実施例を示す背面図、第５図は従来例を示
す側断面図、第６図は従来例の作用を示す正面図である
。 １・・・給送ローラ　、　９・・・中板　、１０・・・
シート収納装置　、　　１１・・・リフタ装置、２０・
・・リフト部材　、　　Ｓ−・シート　、Ｍ・・・レー
ト給送装置　。 第４図 第６図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）多数のシートを載置すると共に上下方向移動自在
   に支持された中板を有するシート収納装置と、該中板を
   上方に移動するリフト部材を有するリフタ装置と、前記
   シート収納装置に収納されたシートを給送する給送ロー
   ラとを備えてなるシート給送装置において、 前記リフト部材の前記中板に当接する部分を、前記給送
   ローラに比して幅狭に構成すると共に、該給送ローラの
   略々中央に配置して、該当接部分が中板を押し上げて前
   記給送ローラにシートを沿わせて圧接するように構成し
   たことを特徴とするシート給送装置。
2. （２）前記リフト部材の当接部分の幅が前記シート給送
   ローラの半分以下である特許請求の範囲第１項記載のシ
   ート給送装置。
3. （３）前記給送ローラと前記リフタ装置とをシート幅方
   向略々中央に配置した特許請求の範囲第１項記載のシー
   ト給送装置。