JP2722249B2 - 自動給紙装置 - Google Patents

自動給紙装置

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JP2722249B2
JP2722249B2 JP1131778A JP13177889A JP2722249B2 JP 2722249 B2 JP2722249 B2 JP 2722249B2 JP 1131778 A JP1131778 A JP 1131778A JP 13177889 A JP13177889 A JP 13177889A JP 2722249 B2 JP2722249 B2 JP 2722249B2
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浩吉 芳賀
達彦 及川
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、プリンタ・ファクシミリ・複写機などの
用紙使用機器に適用し得る。詳しくは、そのような用紙
使用機器において、重送阻止体で重ね送りを阻止しなが
ら、給紙コロを用いて用紙を搬送する自動給紙装置に関
する。
従来の技術 従来、この種の自動給紙装置では、スキューに対して
有利なことから、用紙搬送路の幅方向中央位置に、逆転
コロやフリクションパッド等の重送阻止体を配置するも
のが多い。
他方、この種の自動給紙装置を備える、たとえばプリ
ンタなどの用紙使用機器では、近年ファイル穴を有する
用紙を使用することが多くなった。そして、3つ穴を有
する用紙のように、用紙の幅方向中央位置にファイル穴
を有するものもある。
発明が解決しようとする課題 よって、重送阻止体の配置位置と搬送用紙のファイル
穴位置とが一致することが少なくなかった。そして、こ
のとき重ね送りが発生するという問題があった。たとえ
ば第7図に示すように、互いに圧接する給紙コロ1とト
ルクリミッタ付き逆転コロ(重送阻止体)2との間に、
重ね送りされた2枚の用紙3・4が進入し、二枚目の用
紙4のファイル穴4aが丁度それらの間に位置したとす
る。すると、そのファイル穴4aを通して逆転コロ2が一
枚目の用紙3と接触し、その一枚目の用紙3を介して該
逆転コロ2に給紙コロ1の回転が伝達される。そして、
トルクリミッタのトルクに打ち勝って逆転コロ2は図中
反時計方向に回転し、二枚目の用紙4を一枚目の用紙3
とともに図中矢印a方向に送る。ところが、ファイル穴
4aが給紙コロ1と逆転コロ2との間を通り過ぎると、用
紙3・4間の摩擦係数が低いことから、その間でスリッ
プして給紙コロ1の回転が十分に伝達されず、トルクリ
ミッタのトルク以下となって逆転コロ2は逆に図中時計
方向に回転し、二枚目の用紙4を一枚目の用紙3とは反
対に図中矢印b方向に戻す。そして、ファイル穴4aが再
び給紙コロ1と逆転コロ2との間に位置すると、上述し
たように一枚目の用紙3を介して給紙コロ1の回転が伝
達され、逆転コロ2は図中反時計方向に回転して二枚目
の用紙4を再度図中矢印a方向に送る。ファイル穴4aが
給紙コロ1と逆転コロ2との間を通り過ぎると、上述し
たように再び二枚目の用紙4を反対に図中矢印b方向に
戻す。この繰返しにより、二枚目の用紙4は、給紙カセ
ット側に戻されることは困難となり、時として一枚目の
用紙3とともに重ね送りされることとなる。第7図に示
す例では、二枚目の用紙4のファイル穴4aが丁度給紙コ
ロ1と逆転コロ2との間に位置した場合について説明し
たが、一枚目の用紙3のファイル穴3aが給紙コロ1と逆
転コロ2との間に位置した場合、およびファイル穴3a・
4aがともにそれらの間に位置した場合にも、同様に二枚
目の用紙4は図中矢印a方向に送られる。
そこで、この発明の目的は、自動給紙装置におけるそ
のような従来の問題点を解消し、幅方向中央位置に、フ
ァイル穴等の穴を有する用紙を使用する場合にも、重ね
送りの発生を防止することにある。
問題点を解決するための手段 そのため、この発明は、たとえば以下の図示実施例に
示すとおり、たとえば逆転コロ17やフリクションパッド
のような重送阻止体で重ね送りを阻止しながら、給紙コ
ロ16を用いて用紙12を搬送する自動給紙装置において、
前記重送阻止体と前記給紙コロ16の双方またはそれらの
いずれか一方に、前記用紙12のファイル穴12b等の穴を
逃げる円周溝17aのような凹部を形成することを特徴と
する。
作用 そして、穴をもつ用紙12を使用するとき、その穴位置
と重送阻止体の配置位置とが一致したとしても、凹部が
その穴を逃げるから、給紙コロ16と重送阻止体との間で
穴のない用紙を挟んだと全く同じ状態とする。
実 施 例 以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例を詳細に
説明する。
第6図には、この発明を適用したプリンタを示す。図
中符号50はプリンタ本体、10はそのカセット取付口50a
に着脱自在に取り付ける給紙カセツトである。給紙カセ
ツト10内には、底板11上に積載して用紙12を収納する。
そして、第1図に示すようにレバー13により底板11を押
し上げ、最上位の用紙12の先端を呼び出しコロ14に押し
当てる。呼び出しコロ14は、給紙命令がきたとき図中時
計方向に回転し、用紙12を送り出す。送り出した用紙12
は、ガイド部材15で案内して給紙コロ16とトルクリミッ
タ付きの逆転コロ17との間へと導く。呼び出しコロ14お
よび給紙コロ16と逆転コロ17は、第6図に示すようにプ
リンタ本体50内に収納してなり、用紙搬送路の幅方向中
央位置に回転自在に設置する。そして、用紙12を給紙コ
ロ16と逆転コロ17との間に導いてから一定時間経過後、
図示しないソレノイドによって呼び出しコロ14を持ち上
げる。しかして、用紙12から離し、給紙コロ16を図中時
計方向に回転して用紙12を矢印A方向に搬送する。逆転
コロ17は、第2図に示すように、円筒状をなし、中央に
円周溝(凹部)17aを有する。この逆転コロ17は、たと
えば第3図(A)に示すように、一体成型でつくる。ま
た、いくつかの部分に分け、たとえば第3図(B)に示
すように大径の部分18で小径の部分19を挾んで形成して
もよい。さらに、第3図(C)に示すように等しい径の
部分20を離して設置することにより形成してもよく、第
3図(D)に示すように等しいコロ部21・21を離して設
置することにより形成してもよい。
ところで、図示しないが、逆転コロ17には、一定以下
のトルクのとき逆転するトルクリミッタを設ける。そし
て、給紙コロ16と逆転コロ17との間で一枚の用紙12しか
挟まないときは、その用紙12を介して給紙コロ16の回転
が伝達され、逆転コロ17は第1図中反時計方向に従動回
転する。しかし、給紙コロ16と逆転コロ17との間で二枚
以上の用紙12を挟む時は、紙間の摩擦が小さいことから
紙間でスリップを生ずる。そして、給紙コロ16の回転は
逆転コロ17へとほとんど伝達されず、該逆転コロ17はト
ルクリミッタの働きで逆転されることとなる。
つまり、呼び出しコロ14で用紙12を呼び出すとき、最
上位の用紙だけでなくその下の用紙も同時に呼び出し、
たとえば第4図に示すように二枚の用紙を給紙コロ16と
逆転コロ17との間に導いたとする。すると、最上位の用
紙は、給紙コロ16の回転がそれに直接伝達されるから、
矢印A方向に搬送される。しかし、二枚目の用紙は、逆
転する逆転コロ17によって矢印Bで示す給紙カセット10
側へと戻されることとなる。
ところで、いま仮に第5図に示すような3つのファイ
ル穴12a・12b・12cをもつ用紙12を使用するとする。す
ると、その中央のファイル穴12bの位置と逆転コロ17の
配置位置とが一致することとなる。しかし、この発明に
よる自動給紙装置では、そのファイル穴12bを逃げるよ
うに、逆転コロ17の円周溝17aを設けてなる。よって、
給紙コロ16と逆転コロ17との間では穴のない用紙を挟ん
だと全く同じ状態となり、第5図に示すようなファイル
穴12a・12b・12cを有する用紙12を使用する場合にも、
2枚目の用紙が最上位の用紙とともに矢印A方向に搬送
されるようなことはなく、給紙カセット10方向に戻され
る。このことは、プリントされる用紙12の間隔を短くし
て高速プリントを実現しようとする場合、特に有効であ
る。
なお、この発明による効果を一層有効に達成するた
め、円周溝17aの幅は用紙12の穴12b径と等しいかそれ以
上とすることが好ましい。また、摩耗を考慮し、逆転コ
ロ17の外径は給紙コロ16よりも大きいことが好ましく、
硬度も高いことが好ましい。
さて、上述した実施例では、重送阻止体として逆転コ
ロ17を使用した。しかし、逆転コロではなく、フリクシ
ョンパッドを使用する自動給紙装置に対しても同様に適
用することができる。
また、凹部である円周溝17aを逆転コロ17に設けた。
しかし、凹部は、逆転コロに限らず給紙コロ側に設けて
もよく、また逆転コロと給紙コロの双方に設けてもよ
い。逆転コロに代えて他の重送阻止体を使用するとき
は、もちろんその重送阻止体に設けることもできる。
発明の効果 したがって、この発明によれば、重送阻止体と給紙コ
ロのいずれか一方または双方に用紙の穴を逃げる凹部を
形成し、それら給紙コロと重送阻止体との間では穴のな
い用紙を挟んだと全く同じ状態で用紙を挟み搬送するか
ら、仮に穴をもつ用紙を使用するときその穴位置と重送
阻止体の配置位置とが一致するようなことがあつたとし
ても、従来のような重ね送りの発生は確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である自動給紙装置を示す
断面図、第2図は該自動給紙装置で使用する逆転コロの
斜視図、第3図(A)ないし(D)はそれぞれこの発明
において使用することができる逆転コロの断面図、第4
図は前記自動給紙装置で用紙の重ね送りを阻止する作動
説明図、第5図は該自動給紙装置で使用するファイル穴
を有する用紙の斜視図、第6図は該自動給紙装置を備え
るプリンタの斜視図である。第7図は、従来の自動給紙
装置の作動説明図である。 12……用紙、12b……ファイル穴(穴)、16……給紙コ
ロ、17……逆転コロ(重送阻止体)、17a……円周溝
(凹部)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重送阻止体で重ね送りを阻止しながら、給
    紙コロを用いて用紙を搬送する自動給紙装置において、
    前記重送阻止体と前記給紙コロの双方またはそれらのい
    ずれか一方に、前記用紙の穴を逃げる凹部を形成してな
    る、自動給紙装置。
JP1131778A 1988-08-30 1989-05-25 自動給紙装置 Expired - Fee Related JP2722249B2 (ja)

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JP21550588 1988-08-30
JP63-215505 1988-08-30

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