JP2002041093A - ディジタル式記録再生装置 - Google Patents

ディジタル式記録再生装置

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JP2002041093A JP2000225210A JP2000225210A JP2002041093A JP 2002041093 A JP2002041093 A JP 2002041093A JP 2000225210 A JP2000225210 A JP 2000225210A JP 2000225210 A JP2000225210 A JP 2000225210A JP 2002041093 A JP2002041093 A JP 2002041093A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡易な構成でメモリカードを個別的に
識別可能なディジタル式記録再生装置を提供する。 【解決手段】 着脱自在な外部メモリMを装着可能に構
成されると共に、外部メモリMへの記録データDsの記
録、および外部メモリMに記録された記録データDsに
基づく再生を行うディジタル式記録再生装置1であっ
て、外部メモリMを個別的に識別するための識別データ
DIDを生成する識別データ生成部4と、識別データDID
を記録可能な内部メモリ11と、外部メモリMおよび内
部メモリ11のそれぞれに識別データDIDを記録すると
共に外部メモリMの装着を検知したときに両メモリ1
1,Mにそれぞれ記録されている識別データDIDの同一
性を判別する識別データ判別処理を実行する制御部10
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着脱自在に構成さ
れた外部メモリを記録媒体として記録データの記録およ
び再生を実行可能に構成されたディジタル式記録再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のディジタル式記録再生装置とし
て、カード形リムーバブルメモリ(以下、「メモリカー
ド」という)を記録媒体として使用する音声記録再生装
置が存在する。この音声記録再生装置では、マイクを介
して入力したアナログ音声信号をディジタル変換して音
声データを生成し、その音声データをメモリカードに記
録させる。この場合、この種の音声記録再生装置では、
一般的に、メモリカードへの音声データの記録が完了し
た時点で、その音声データについてのFAT(File All
ocation Table )データをメモリカードのFATデータ
記録領域に記録している。一方、音声再生の際には、F
ATデータに従って音声データをメモリカードから読み
出した後、その音声データをアナログ変換することによ
ってアナログ音声信号を生成してスピーカまたはイヤホ
ンから放音する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この音声記
録再生装置には、以下の問題点がある。すなわち、この
音声記録再生装置では、音声再生の際には、最初にメモ
リカードから読み出したFATデータに従って音声デー
タをメモリカードから読み出している。したがって、例
えば、音声の再生開始から停止までの間に停止ボタンが
操作されることなくメモリカードが強制的に取り外さ
れ、そのメモリカードとは異なるメモリカードが装着さ
れた場合、再生開始時点において装着されていたメモリ
カードから読み出したFATデータに従って、後に装着
されたメモリカードから音声データを読み出す処理が開
始される。しかし、この際には、FATデータ自体が異
なるため、音声データを読み出すことができないという
問題が存在する。
【0004】また、通常、FATデータは、音声データ
の記録完了時点でメモリカードに記録される。したがっ
て、例えば音声データの記録開始から完了までの間に停
止ボタンが操作されることなくメモリカードが強制的に
取り外され、その後に異なるメモリカードが装着された
場合、従来の音声記録再生装置は、その後に装着された
メモリカードに音声データを記録し続ける。また、録音
停止の際に、既に取り外されたメモリカードに記録した
音声データに対応するFATデータも、その後に装着さ
れたメモリカードに記録した音声データに対応するFA
Tデータと共に、後に装着されたメモリカードのFAT
データ記録領域に記録される。このため、この音声記録
再生装置には、実際に記録されている音声データとFA
Tデータとの間に矛盾が生じる結果、記録した音声デー
タを後に正常に読み出すことができないという問題も存
在する。
【0005】この場合、再生開始時あるいは記録開始時
に装着されていたメモリカードと、後に装着されたメモ
リカードとの同一性を判別できれば、例えば、同一のメ
モリカードのときには再生または記録を続行し、異なる
メモリカードのときには所定のエラー処理を実行するこ
とが可能となる。
【0006】一方、特開平7−200000号公報に
は、装置本体のユーザ別識別コード格納メモリ(内部メ
モリ)に予め記録されたユーザ別識別コードを音声デー
タと共に音声カートリッジ(メモリカード)に記録し、
音声再生時には、音声データと共にユーザ別識別コード
を音声カートリッジから読み出すと共に、そのユーザ別
識別コードとユーザ別識別コード格納メモリから読み出
したユーザ別識別コードとを比較することにより、その
音声カートリッジと、音声データの記録時に装着されて
いた音声カートリッジとの同一性を判別するディジタル
音声記録・再生装置が開示されている。しかし、このデ
ィジタル音声記録・再生装置では、膨大な数の装置本体
の各々に対応して互いに異なるユーザ別識別コードを予
め記録させておく必要があるため、ユーザ別識別コード
自体が複雑で大きな容量のデータとなる。したがって、
このユーザ別識別コードを記録するためにユーザ別識別
コード格納メモリとして大容量メモリを用いる必要があ
り、製造コストの上昇を招くと共に、音声カートリッジ
の貴重なデータ記録可能領域が大容量のユーザ別識別コ
ードによって占領されてしまうという問題が存在する。
また、複雑かつ大容量のユーザ別識別コードに対する同
一性の判別処理は、長時間を要し、かつ高度な判別プロ
グラムと高性能な制御部とを必要とするという問題も存
在する。
【0007】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、比較的簡易な構成でメモリカードを個別的
に識別可能なディジタル式記録再生装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明に係るディジタル式記録再生装置は、着脱自在な外
部メモリを装着可能に構成されると共に、前記外部メモ
リへの記録データの記録、および当該外部メモリに記録
された記録データに基づく再生を行うディジタル式記録
再生装置であって、前記外部メモリを個別的に識別する
ための識別データを生成する識別データ生成部と、前記
識別データを記録可能な内部メモリと、前記外部メモリ
および前記内部メモリのそれぞれに前記識別データを記
録すると共に当該外部メモリの装着を検知したときに前
記両メモリにそれぞれ記録されている前記識別データの
同一性を判別する識別データ判別処理を実行する制御部
とを備えていることを特徴とする。
【0009】この場合、前記制御部が、前記外部メモリ
に対する前記記録データの記録に先立って前記識別デー
タを前記両メモリに記録することが好ましい。
【0010】また、前記制御部が、前記外部メモリに対
する前記記録データの記録中において、当該外部メモリ
の取外しおよび前記外部メモリの装着が行われたとき
に、前記識別データ判別処理を実行し、両識別データが
同一のときには当該装着された外部メモリに対する前記
記録データの記録を続行し、両識別データが異なるとき
には所定のエラー処理を実行することが好ましい。
【0011】さらに、前記制御部が、前記外部メモリに
対する前記記録データの記録中において、当該外部メモ
リが取り外されたときに前記内部メモリに前記記録デー
タを記録させると共に、前記外部メモリが装着されたと
きに前記識別データ判別処理を実行し、両識別データが
同一のときには前記内部メモリに記録した前記記録デー
タを前記装着された外部メモリに記録することが好まし
い。
【0012】また、前記識別データ生成部が、数値情報
をランダムに発生させて前記識別データを生成すること
が好ましい。
【0013】さらに、前記記録データとしての音声デー
タを記録および再生可能に構成し、アナログ音声信号を
入力する音声信号入力部と、前記アナログ音声信号をデ
ィジタルデータに変換すると共に当該ディジタルデータ
を圧縮して前記音声データを生成する音声データ生成部
と、前記外部メモリに記録されている前記音声データを
伸長させて前記ディジタルデータを生成すると共に当該
ディジタルデータを前記アナログ音声信号に変換する音
声信号生成部と、前記変換されたアナログ音声信号を増
幅して出力する増幅回路とを備えていることが好まし
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係るディジタル式記録再生装置を音声記録再生装置
1に適用した実施の形態について説明する。
【0015】最初に、音声記録再生装置1の構成につい
て、図面を参照して説明する。
【0016】図1に示す音声記録再生装置1は、携帯型
ボイスレコーダであって、メモリカードMを記録媒体と
して装着可能に構成されると共に、アナログ音声信号を
ディジタル変換して生成した音声データの記録、およ
び、メモリカードMに記録されている音声データをアナ
ログ変換して生成したアナログ音声信号の再生などを実
行する。この場合、メモリカードMは、本発明における
外部メモリに相当し、半導体素子を樹脂で封止した既存
のカード形リムーバブルメモリが用いられ、識別用のI
DデータDIDや音声データDsなどを記録する。また、
図2に示すように、メモリカードMの記録領域は、音声
データDsやIDデータDIDを記録するデータ記録領域
Maと、データ記録領域Maに記録されているデータに
ついてのFATデータDfを記録するFATデータ記録
領域Mbとから構成されている。一方、音声記録再生装
置1は、図1に示すように、音声信号入力部2、音声デ
ータ生成部3、ID生成部4、メモリインターフェース
部5、音声信号生成部6、音声信号出力部7、操作部
8、表示部9、制御部10、EEPROM11、RAM
12およびROM13を備えている。
【0017】音声信号入力部2は、音声を集音してアナ
ログ音声信号SSIを出力するマイク21と、入力したア
ナログ音声信号SSIを増幅して出力するアンプ22a
と、増幅されたアナログ音声信号SSIを低域ろ波してア
ナログ音声信号Ssを通過させるLPF23とを備えて
いる。
【0018】音声データ生成部3は、アナログ音声信号
Ssをディジタルデータに変換するA/D変換回路24
と、変換されたディジタルデータを圧縮して音声データ
本体DSDを生成するデータ圧縮回路25とを備えてい
る。なお、音声データ本体DSDが本発明における音声デ
ータに相当する。ID生成部4は、本発明における識別
データ生成部に相当し、制御部10の制御下でランダム
に発生させた例えば8bit(256種類)の数値情報
をIDデータDIDとして生成する。メモリインターフェ
ース部5は、メモリカードMを装着可能なコネクタを備
えると共に、制御部10の制御下でメモリカードMに対
する音声データDsの記録、およびメモリカードMから
の音声データDsの読出しを実行する。音声信号生成部
6は、音声データ本体DSDを伸長させてディジタルデー
タに復号するデータ伸長回路26と、そのディジタルデ
ータをアナログ音声信号Ssに変換するD/A変換回路
27とを備えている。音声信号出力部7は、アナログ音
声信号Ssを所定の帯域でろ波してアナログ音声信号を
生成するBPF28と、BPF28から出力されたアナ
ログ音声信号を増幅してアナログ音声信号SSOを出力す
るアンプ22bと、アナログ音声信号SSOを放音するス
ピーカ29とを備えている。また、音声記録再生装置1
では、図示しないイヤホンジャックが配設されており、
イヤホンジャックにイヤホンが接続されたときには、ス
ピーカ29に代えてイヤホンからアナログ音声信号SSO
が放音される。
【0019】操作部8は、録音ボタン、再生ボタン、早
送りボタン、巻き戻しボタン、停止ボタン、メニューボ
タンおよび電源ボタンなどを含む複数の操作ボタンが配
列されて構成されている。表示部9は、LCDパネルで
構成され、メモリカードMの記録可能残容量、録音・再
生開始からの経過時間、および図外のバッテリの残容量
などを表示する。制御部10は、例えば、16bitC
PUで構成され、音声信号入力部2、音声データ生成部
3、ID生成部4、音声信号生成部6および音声信号出
力部7に対する操作部8のボタン操作に応じた制御、メ
モリインターフェース部5を介してのメモリカードMに
対する音声データDsの記録制御、およびメモリカード
Mからの音声データDsの読出制御などを実行する。E
EPROM11は、本発明における内部メモリに相当
し、音声記録再生装置1の初期設定値データDd、およ
びID生成部4によって生成されたIDデータDIDなど
を記憶する。RAM12は、メモリカードMに記録中の
音声データDsに関するFATデータDfや、制御部1
0の演算結果などを一時的に記憶する。また、ROM1
3は、制御部10の動作プログラムを記憶する。
【0020】次に、音声記録再生装置1の全体的な動作
について、各図を参照して説明する。
【0021】最初に、音声記録再生装置1の基本的動作
について、図5を参照して説明する。同図に示すよう
に、音声記録再生装置1では、基本的動作(メインルー
チン)として、電源スイッチが投入されると、制御部1
0が、EEPROM11から初期設定値データDdを読
み出した後、各回路に対して初期設定を行うと共に初期
画面(図示せず)を表示部9に表示させる(ステップ3
1)。次いで、制御部10は、メモリカードMがメモリ
インターフェース部5に装着されているか否かを判別す
る(ステップ32)。この際に、メモリカードMが装着
されていないと判別したときには、例えば「メモリカー
ドが装着されていません」とのメッセージを表示部9に
表示させる(ステップ33)。一方、メモリカードMが
装着されていると判別したときには、メモリカードMに
既に記録されている音声データDsの属性データ、メモ
リカードMの記録可能容量および記録可能残容量などの
カード情報をメモリカードMから取得してRAM12に
記憶させる(ステップ34)。次に、取得したカード情
報に含まれている記録可能残容量に基づいて算出した記
録可能時間などのをメモリ情報を表示部9に表示させる
(ステップ35)。
【0022】この後、制御部10は、メモリインターフ
ェース部5からメモリカードMが取り外されたか否かを
監視し(ステップ36)、メモリカードMの取外しを検
知したときには、再びメモリカードMの装着状態を判別
する(ステップ32)。一方、メモリカードMが装着さ
れているときには、操作部8でのボタン操作を監視し
(ステップ37)、ボタン操作を検知したときには、操
作されたボタンが録音ボタンであるか否かを判別する
(ステップ38)。録音ボタンのときには、後述する録
音処理を実行し(ステップ39)、メモリカードMに音
声データDsを記録した後に、表示部9に初期画面を再
度表示させる(ステップ31)。一方、録音ボタンでは
ないときには、操作されたボタンが再生ボタンであるか
否かを判別する(ステップ40)。再生ボタンのときに
は、後述する再生処理を実行し(ステップ41)、メモ
リカードMから音声データDsを読み出して音声を再生
した後に、表示部9に初期画面を再度表示させる(ステ
ップ31)。
【0023】再生ボタンではないときには、操作された
ボタンがメニューボタンであるか否かを判別する(ステ
ップ42)。メニューボタンのときには、音声記録再生
装置1の動作条件を設定する設定画面や補助機能を使用
するための機能画面を選択するメニュー画面を表示部9
に表示させ(ステップ43)、操作部8のボタン操作に
応じて、動作条件の設定などの各種設定処理を実行する
(ステップ44)。一方、操作されたボタンがメニュー
ボタンではないときには、そのボタンが電源ボタンであ
るか否かを判別する(ステップ45)。電源ボタンのと
きには、表示部9の表示画面を消去して電源を遮断す
る。
【0024】次に、上記した録音処理(ステップ39)
について、図3,6を参照して説明する。この処理で
は、まず、ID生成部4が、制御部10の制御下でID
データDIDを生成する(ステップ51)。次に、制御部
10が、EEPROM11におけるデータ記録領域の例
えば最終記録領域と、メモリカードMにおけるデータ記
録領域Maの例えば最終記録領域とに、生成したIDデ
ータDIDをそれぞれ記録する(ステップ52)。次い
で、制御部10は、音声信号入力部2および音声データ
生成部3を介して入力した音声データ本体DSDに基づい
て音声データDsを生成する(ステップ53)。具体的
には、アンプ22aが、マイク21を介して入力したア
ナログ音声信号SSIを増幅し、LPF23が、アナログ
音声信号SSIをろ波してアナログ音声信号Ssを出力す
る。次に、A/D変換回路24が、制御部10の制御下
でアナログ音声信号Ssをディジタルデータに変換し、
データ圧縮回路25が、そのディジタルデータを圧縮し
て音声データ本体DSDを生成する。次いで、制御部10
が、記録ファイル名やファイルの記録日などのヘッダ情
報DSHを音声データ本体DSDに付加することにより、音
声データDsを生成する。次いで、制御部10は、その
音声データDsをRAM12に一時的に記憶させる。こ
の場合、記録開始時点では、図3に示すように、制御部
10は、音声データDsとして、その音声データ本体D
SDについてのヘッダ情報DSHを先頭の1バイトから90
バイトに付加し、91バイト以降に音声データ本体DSD
を付加してRAM12に記憶させる。
【0025】この後、制御部10は、停止ボタンが操作
されるまでの間、音声データDsの生成を継続して実行
する。この間において、制御部10は、RAM12から
音声データDsを読み出してメモリインターフェース部
5を介してメモリカードMのデータ記録領域Maに順次
記録する(ステップ54)。この際に、制御部10は、
メモリカードMに記録した音声データDsについてのF
ATデータDfをRAM12の記録領域内に順次記録す
る。音声データDsの記録中において、制御部10は、
停止ボタンの操作によって記録が停止されたか否かを判
別し(ステップ55)、停止されていないときには、メ
モリインターフェース部5からメモリカードMが取り外
されたか否かを判別する(ステップ56)。取り外され
ていないときには、制御部10は、音声データDsの生
成(ステップ53)と、メモリカードMへの記録(ステ
ップ54)とを繰り返して実行することにより、マイク
21で集音した音声に対応する音声データDsをメモリ
カードMのデータ記録領域Maに順次記録する。
【0026】一方、ステップ56において、メモリカー
ドMが取り外されたと判別したときには、制御部10
は、音声データDsの記録を中断すると共に(ステップ
57)、例えば「メモリカードが取り外されました。メ
モリカードを装着して下さい。」とのエラーメッセージ
を表示部9に表示させる(ステップ58)。
【0027】次に、制御部10は、メモリインターフェ
ース部5にメモリカードMが装着されたか否かを監視し
(ステップ59)、メモリカードMが未装着のときに
は、メモリカードMが取り外されてから所定時間(例え
ば30秒)が経過したか否かを判別する(ステップ6
0)。所定時間を経過したときには、音声データDsの
記録を続行する意志がオペレータにないと考えられるた
め、制御部10は、RAM12に記録した音声データD
s、およびFATデータDfを消去すると(ステップ6
1)共に、録音を続行することができない旨を表示部9
に表示させた後に(ステップ62)、メインルーチンに
戻って初期画面を表示部9に表示させる(ステップ3
1)。
【0028】一方、ステップ59において、メモリカー
ドMが装着されたと判別したときには、制御部10は、
装着されたメモリカードMと、記録開始時に装着されて
いたメモリカードMとの同一性を判別する。具体的に
は、制御部10は、最初に、RAM12に記録した音声
データDsのヘッダ情報DSHと、メモリカードMに記録
されている音声データDsのヘッダ情報DSHとを読み出
し、両ヘッダ情報DSHを比較することにより、両音声デ
ータDsのファイル属性が同一か否かを判別する(ステ
ップ63)。この場合、ファイル属性が異なるときに
は、装着されたメモリカードMが記録開始時に装着され
ていたメモリカードMとは異なるものと判別し、異なる
メモリカードMが装着された旨を表示部9に表示させる
(ステップ64)。この際には、所定時間が経過するま
では(ステップ60)、メモリカードMの装着を繰り返
して判別する(ステップ59)。
【0029】一方、ファイル属性が同一のときには(ス
テップ63)、制御部10は、EEPROM11に記録
したIDデータDIDと、装着されたメモリカードMに記
録されているIDデータDIDとを読み出し、両IDデー
タDIDが同一か否かを判別する(ステップ63)。両I
DデータDIDが異なるときには、装着されたメモリカー
ドMが、記録開始時に装着されていたメモリカードMと
は異なるものと判別して(ステップ63)、異なるメモ
リカードMが装着された旨を表示部9に表示させ(ステ
ップ64)、所定時間が経過するまでは(ステップ6
0)、メモリカードMの装着を繰り返して判別する(ス
テップ59)。一方、両IDデータDIDが同一のときに
は、音声データDsを生成すると共に(ステップ5
3)、装着されたメモリカードMに対する音声データD
sの記録を再開する(ステップ54)。この後、停止ボ
タンが操作されたときには(ステップ55)、RAM1
2の記録領域内に一時的に記録したFATデータDfを
メモリカードMのFATデータ記録領域Mbに記録する
(ステップ65)。これにより、録音処理が完了し、メ
インルーチンを繰り返して実行する(ステップ31)。
【0030】このように、この音声記録再生装置1によ
れば、ID生成部4によって生成されたIDデータDID
を、音声データDsの記録に先立ってEEPROM11
およびメモリカードMの両者に記録しておくことによ
り、停止ボタンが操作されることなくメモリカードMが
メモリインターフェース部5から強制的に取り外された
ときであっても、再装着されたメモリカードMと、記録
開始時に装着されていたメモリカードMとの同一性を精
度よく判別することができる。したがって、両メモリカ
ードMが同一のときには、再装着されたメモリカードM
に対して音声データDsの記録を続行することができ
る。また、メモリカードMの同一性を判別する際に、I
DデータDIDの比較に先立って音声データDsのヘッダ
情報DSHに含まれる属性データを比較することにより、
より確実にメモリカードMの同一性を判別することがで
きる。
【0031】次いで、上記した再生処理(ステップ4
1)について、図7を参照して説明する。この処理で
は、制御部10が、装着されているメモリカードMから
IDデータDIDを読み出してRAM12に一時的に記憶
させる(ステップ71)。次に、アナログ音声信号Ss
の生成および音声の再生が行われる(ステップ72)。
具体的には、制御部10が、メモリカードMから音声デ
ータDsを読み出すと共に、その音声データDsからヘ
ッダ情報DSHを取り除いた音声データ本体DSDをデータ
伸長回路26に転送する。次いで、データ伸長回路26
が、音声データ本体DSDを伸長させてディジタルデータ
を生成し、D/A変換回路27が、そのディジタルデー
タをアナログ音声信号Ssに変換する。続いて、BPF
28が、アナログ音声信号Ssをろ波し、アンプ22b
が、ろ波されたアナログ音声信号Ssを増幅してアナロ
グ音声信号SSO生成してスピーカ29から放音させる。
この結果、音声データDsに基づく音声が再生される。
【0032】この場合、制御部10は、音声再生中にお
いて、停止ボタンの操作によって再生が停止されたか否
かを判別し(ステップ73)、停止させられていないと
きには、メモリインターフェース部5からメモリカード
Mが取り外されたか否かを判別する(ステップ74)。
メモリカードMが装着されているときには、音声の再生
を続行する(ステップ72)。一方、例えば過誤によっ
てメモリカードMが取り外されたときには、制御部10
は、音声信号生成部6によるアナログ音声信号Ssの生
成を中断させると共に(ステップ75)、例えば「メモ
リカードが取り外されました。メモリカードを装着して
下さい。」とのエラーメッセージを表示部9に表示させ
る(ステップ76)。
【0033】次に、制御部10は、メモリカードMが装
着されたか否かを判別し(ステップ77)、装着されて
いないときには、メモリカードMが取り外されてから所
定時間(例えば30秒)が経過したか否かを判別する
(ステップ78)。所定時間を経過したときには、音声
データDsの再生を続行する意志がオペレータにないと
考えられるため、制御部10は、RAM12に読み込ん
だIDデータDIDを消去する(ステップ79)。次い
で、再生を続行することができない旨を表示部9に表示
させた後(ステップ80)、メインルーチンに戻って初
期画面を表示部9に表示させる(ステップ31)。
【0034】また、ステップ77において、メモリカー
ドMが装着されたと判別したときには、制御部10は、
装着されたメモリカードMと、再生開始時に装着されて
いたメモリカードMとの同一性を判別する。具体的に
は、制御部10は、最初に、RAM12に記録したID
データDIDと、メモリインターフェース部5に装着され
たメモリカードMにおけるデータ記録領域Maに記録さ
れたIDデータDIDとを読み出し、両IDデータDIDが
同一であるか否かを判別する(ステップ81)。この際
に、両IDデータDIDが異なるときには、装着されたメ
モリカードMが、再生開始時に装着されていたメモリカ
ードMとは異なるものと判別し、異なるメモリカードM
が装着された旨を表示部9に表示させ(ステップ8
2)、所定時間が経過するまでは(ステップ78)、メ
モリカードMの装着を繰り返して判別する(ステップ7
7)。一方、両IDデータDIDが同一のときには、その
メモリカードMから音声データDsを読み出して音声の
音声信号生成部6によるアナログ音声信号Ssの生成を
再開する(ステップ72)。この後、停止ボタンが操作
されたときには(ステップ73)、RAM12に記録し
たIDデータDIDを消去する(ステップ83)。これに
より、再生処理が完了し、メインルーチンを繰り返して
実行する(ステップ31)。
【0035】このように、この音声記録再生装置1によ
れば、音声データDsのメモリカードMへの記録時に、
ID生成部4によって生成されたIDデータDIDをメモ
リカードMに記録しておくことにより、音声の再生時に
は、停止ボタンが操作されることなくメモリカードMが
メモリインターフェース部5から強制的に取り外された
ときであっても、再装着されたメモリカードMと、再生
開始時に装着されていたメモリカードMとの同一性を精
度よく判別することができる。したがって、両メモリカ
ードMが同一のときには、再装着されたメモリカードM
に記録されている音声データDsに基づいて音声の再生
を続行することができる。
【0036】次に、上記した録音処理(ステップ39)
に代えて他の方式によって行う録音処理(ステップ39
a)について、図4,8を参照して説明する。この処理
では、制御部10は、録音ボタンのボタン操作を検知し
たときに、上記した録音処理のステップ51〜55と同
様にして、メモリカードMおよびEEPROM11にI
DデータDIDを記録させた後に音声データDsをメモリ
カードMに記録させる。一方、この録音処理を採用する
場合、図4に示すように、EEPROM11のデータ記
録領域11aは、初期設定値データDdの記録領域、音
声データDsのバックアップ領域およびIDデータDID
の記録領域に予め分割される。また、IDデータDID
は、上記した録音処理時と同様にして、データ記録領域
11aの最終記録領域に記録される。
【0037】この処理では、制御部10が、メモリカー
ドMが取り外された否かを判別し(ステップ56)、取
り外されたときには、例えばEEPROM11の音声デ
ータDsのバックアップ領域の先頭記録領域に、メモリ
カードMが取り外された旨を示すフラグを記録する(ス
テップ91)。次に、制御部10は、例えば「メモリカ
ードが取り外されました。メモリカードを装着して下さ
い。」とのエラーメッセージを表示部9に表示させると
共に生成した音声データDsをEEPROM11のデー
タ記録領域11aに記録する(ステップ92)。次い
で、メモリカードMが装着されたか否かを判別し(ステ
ップ93)、メモリカードMが未装着のときには、デー
タ記録領域11aのバックアップ領域に記録可能残容量
が存在するか否かを判別する(ステップ94)。存在す
るときには、エラーメッセージの表示、および生成した
音声データDsのバックアップ領域への記録を実行する
(ステップ92)。一方、記録可能残容量がなくなった
ときには(ステップ94)、RAM12に記録した音声
データDsおよびFATデータDf、並びにEEPRO
M11のバックアップ領域に記録した音声データDsな
どを消去して(ステップ95)、録音続行不可の旨を表
示部9に表示させた後に(ステップ96)、メインルー
チンに戻って初期画面を表示部9に表示させる(ステッ
プ31)。
【0038】一方、ステップ93において、メモリカー
ドMが装着されたと判別したときには、制御部10は、
上記した再生処理(ステップ41)のステップ81と同
様にしてヘッダ情報DSHおよびIDデータDIDの同一性
を判別することにより(ステップ97)、装着されたメ
モリカードMと、記録開始時に装着されていたメモリカ
ードMとの同一性を判別する。両ヘッダ情報DSHおよび
両IDデータDIDの少なくとも一方が同一でないときに
は、制御部10は、異なるメモリカードMが装着された
旨を表示部9に表示させ(ステップ98)、記録可能残
容量が存在する限り(ステップ94)、エラーメッセー
ジの表示、および生成した音声データDsのバックアッ
プ領域への記録を実行する(ステップ92)。一方、両
ヘッダ情報DSHおよび両IDデータDIDが共に同一のと
きには、音声データDsを生成すると共に(ステップ5
3)、装着されたメモリカードMに対する音声データD
sの記録を再開する(ステップ54)。この後、停止ボ
タンが操作されたときには(ステップ55)、制御部1
0は、EEPROM11にメモリカードMが取り外され
た旨を示すフラグが記録されているか否かを判別する
(ステップ99)。この際に、フラグが記録されていな
いときには、RAM12に一時的に記録したFATデー
タDfをメモリカードMのFATデータ記録領域Mbに
記録させる(ステップ100)、これにより、録音処理
が完了し、メインルーチンを繰り返して実行する(ステ
ップ31)。
【0039】一方、上記したステップ99においてフラ
グが記録されているときには、制御部10は、EEPR
OM11のバックアップ領域に記録した音声データDs
をメモリカードMに転送して、メモリカードM内の音声
データDsを欠落させることなく復元する(ステップ1
01)。この後、RAM12に一時的に記録したFAT
データDfをメモリカードMのFATデータ記録領域M
bに記録させる(ステップ100)。これにより、録音
処理が完了し、メインルーチンを繰り返して実行する
(ステップ31)。
【0040】このように、この音声記録再生装置1によ
れば、停止ボタンが操作されることなくメモリカードM
がメモリインターフェース部5から強制的に取り外され
たときであっても、再装着されたメモリカードMと、記
録開始時に装着されていたメモリカードMとの同一性を
精度よく判別することができる。このため、同一のメモ
リカードMが再装着されたときには、EEPROM11
のバックアップ領域にバックアップした音声データDs
をメモリカードMに転送して音声データDsを欠落させ
ることなく復元することもできる。したがって、録音中
にメモリカードMが取り外された場合であっても、音声
データDsの記録が欠落することがないため、再生時に
は、音声データDsに基づいて音声を再生することがで
きる。
【0041】なお、本発明は、上記した発明の実施の形
態に限らず、適宜変更が可能である。例えば、本発明の
実施の形態では、録音ボタンが操作された直後にIDデ
ータDIDをメモリカードMおよびEEPROM11に記
録する例について説明したが、例えば、メモリカードM
に対する音声データDsの記録が完了した時点でIDデ
ータDIDをメモリカードMおよびEEPROM11に記
録させてもよい。この場合にも、音声データDsの記録
が正常に完了した状態では、その音声データDsに基づ
く音声の再生時においてメモリカードMの強制的な取外
しおよび再装着が行われたときにも、再生開始時に装着
されていたメモリカードMと、メモリインターフェース
部5に装着されているメモリカードMとの同一性を判別
することができる。
【0042】また、本発明の実施の形態では、ランダム
に発生させた8bitの数値情報をIDデータDIDとし
て記録する例について説明したが、本発明における識別
データは、これに限定されず、4〜32bitの識別デ
ータをIDデータDIDとして用いることができる。この
場合、複数のメモリカードMの選択的使用を前提とした
音声記録再生装置1では、そのメモリカードMを個別的
に識別可能とするためにIDデータDIDが4bit以上
であることが好ましい。また、32bit以上のIDデ
ータDIDは、その生成や判別処理に若干の時間を要する
と共に、IDデータDIDが複雑化して、それに伴って識
別用のプログラムも複雑化する。このため、4bitか
ら16bitの範囲内のIDデータDIDを用いるのが好
ましい。さらに、制御部10を構成するCPUの処理能
力に応じて、例えば、8bitCPUならば8bit以
内のIDデータDIDを生成し、16bitCPUならば
16bit以内のIDデータDIDを生成することによ
り、そのIDデータDIDに基づく判別処理を高速に実行
することが可能となる。
【0043】また、本発明の実施の形態では、音声デー
タDsを記録する例について説明したが、本発明におけ
る記録データは、音声データDsに限定されず、映像デ
ータや数値データおよびテキストデータなどの各種ディ
ジタルデータであってもよいのは勿論である。また、本
発明における音声データDsには、マイク21を介して
集音したアナログ音声信号Ssをディジタル変換した音
声データDsに限らず、例えば音声信号入力端子を介し
て入力した音声信号に基づく音声データや、通信端末を
介して取得した音声データなどが含まれる。さらに、本
発明における外部メモリについても、メモリカードMの
みならず、棒状、駒上のメモリや、ディスク形のディジ
タルデータ記録媒体など、各種のリームーバブルメモリ
が含まれる。また、本発明における内部メモリについて
も、EEPROM11に限らず、RAMなどの書込みお
よび読出しが可能な各種メモリを採用することができ
る。加えて、識別データおよび記録データを記録する内
部メモリをそれぞれ別個独立して使用することもでき
る。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るディジタル
式記録再生装置によれば、識別データを生成する識別デ
ータ生成部と内部メモリとを備え、制御部が外部メモリ
および内部メモリの両メモリに記録されている識別デー
タの同一性を判別することにより、例えば外部メモリに
記録されている記録データの再生中に外部メモリの取外
しおよび再装着が行われた際に、再装着された外部メモ
リが再生開始時点において装着されていた外部メモリで
あるか否かを、簡易な構成でありながら、確実かつ容易
に判別することができる。したがって、同一の外部メモ
リから記録データを連続的に読み出すことが可能とな
る。また、外部メモリに識別データを予め固定的に記録
させておく方式とは異なり、外部メモリ自体の製造コス
トを低減することができるため、安価な外部メモリを記
録媒体として使用することができる。
【0045】また、請求項2記載のディジタル式記録再
生装置によれば、制御部が、外部メモリに対する記録デ
ータの記録に先立って識別データを両メモリに記録する
ことにより、外部メモリに記録データを記録している際
に外部メモリが強制的に取り外されたときであっても、
内部メモリおよび外部メモリにそれぞれ記録されている
両識別データの同一性を確実に判別することができ、こ
れにより、その外部メモリが記録開始時に装着されてい
た外部メモリあるか否かを確実かつ容易に判別すること
ができる。したがって、記録データを同一の外部メモリ
に連続的に記録することが可能となる。
【0046】さらに、請求項3記載のディジタル式記録
再生装置によれば、外部メモリに対する記録データの記
録中において、外部メモリの取外しおよび再装着が行わ
れたときに、制御部が、識別データ判別処理を実行し、
その判別処理の結果に応じて外部メモリへの記録データ
の記録、または所定のエラー処理の実行を選択的に実行
することにより、同一のメモリが装着されたときには、
記録データの記録処理を続行することができ、異なるメ
モリが装着されたときには、例えばエラー表示やエラー
音によって、その旨をオペレータに報知することができ
る。
【0047】また、請求項4記載のディジタル式記録再
生装置によれば、外部メモリに対する記録データの記録
中において外部メモリが取り外されたときに、制御部
が、内部メモリに記録データを記録させると共に、外部
メモリが装着されたときに識別データ判別処理を実行
し、両識別データが同一のときに、内部メモリに記録し
た記録データを外部メモリに記録することにより、記録
データを欠落させることなく記録することができる。
【0048】さらに、請求項5記載のディジタル式記録
再生装置によれば、ランダムに発生させた数値情報を識
別データとして生成する識別データ生成部を備えたこと
により、例えば、複雑に暗号化した暗号化データを識別
データとして使用する方式と比較して、識別データの生
成処理、およびその識別データに基づく同一性の判別処
理に要する時間を短縮することができると共に、比較的
簡易な構成でありながら外部メモリの同一性を確実に判
別することができるディジタル式記録再生装置を提供す
ることができる。
【0049】また、請求項6記載のディジタル式記録再
生装置によれば、連続的かつ長時間に亘って音声データ
が記録され、しかも外部メモリが誤って取り外される可
能性の高いボイスレコーダなどに本発明に係るディジタ
ル式記録再生装置を適用して音声データの記録および再
生を可能に構成することにより、外部メモリの取外しお
よび再装着が行われた際に、外部メモリの同一性を確実
かつ容易に判別することができるため、同一の外部メモ
リからの音声データの連続的な読出し、および同一の外
部メモリに対する音声データの記録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る音声記録再生装置1
の構成を示すブロック図である。
【図2】音声記録再生装置1に装着されるメモリカード
Mにおける記録領域の一例を示す領域マップ図である。
【図3】音声データDsの構成の一例を示す構成マップ
図である。
【図4】音声記録再生装置1のEEPROM11におけ
る記録領域の他の一例を示す領域マップ図である。
【図5】音声記録再生装置1におけるメインルーチンの
フローチャートである。
【図6】音声記録再生装置1における録音処理のフロー
チャートである。
【図7】音声記録再生装置1における再生処理のフロー
チャートである。
【図8】音声記録再生装置1における他の録音処理のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 音声記録再生装置 2 音声信号入力部 3 音声データ生成部 4 ID生成部 5 メモリインターフェース部 6 音声信号生成部 7 音声信号出力部 10 制御部 11 EEPROM 21 マイク 22a,22b アンプ 24 A/D変換回路 25 データ圧縮回路 26 データ伸長回路 27 D/A変換回路 29 スピーカ Df FATデータ DID IDデータ Ds 音声データ M メモリカード Ss,SSI,SSO アナログ音声信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱自在な外部メモリを装着可能に構成
    されると共に、前記外部メモリへの記録データの記録、
    および当該外部メモリに記録された記録データに基づく
    再生を行うディジタル式記録再生装置であって、 前記外部メモリを個別的に識別するための識別データを
    生成する識別データ生成部と、前記識別データを記録可
    能な内部メモリと、前記外部メモリおよび前記内部メモ
    リのそれぞれに前記識別データを記録すると共に当該外
    部メモリの装着を検知したときに前記両メモリにそれぞ
    れ記録されている前記識別データの同一性を判別する識
    別データ判別処理を実行する制御部とを備えていること
    を特徴とするディジタル式記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記外部メモリに対する
    前記記録データの記録に先立って前記識別データを前記
    両メモリに記録することを特徴とする請求項1記載のデ
    ィジタル式記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記外部メモリに対する
    前記記録データの記録中において、当該外部メモリの取
    外しおよび前記外部メモリの装着が行われたときに、前
    記識別データ判別処理を実行し、両識別データが同一の
    ときには当該装着された外部メモリに対する前記記録デ
    ータの記録を続行し、両識別データが異なるときには所
    定のエラー処理を実行することを特徴とする請求項2記
    載のディジタル式記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記外部メモリに対する
    前記記録データの記録中において、当該外部メモリが取
    り外されたときに前記内部メモリに前記記録データを記
    録させると共に、前記外部メモリが装着されたときに前
    記識別データ判別処理を実行し、両識別データが同一の
    ときには前記内部メモリに記録した前記記録データを前
    記装着された外部メモリに記録することを特徴とする請
    求項2記載のディジタル式記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記識別データ生成部は、数値情報をラ
    ンダムに発生させて前記識別データを生成することを特
    徴とする請求項1から4のいずれかに記載のディジタル
    式記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記記録データとしての音声データを記
    録および再生可能に構成されたディジタル式記録再生装
    置であって、 アナログ音声信号を入力する音声信号入力部と、前記ア
    ナログ音声信号をディジタルデータに変換すると共に当
    該ディジタルデータを圧縮して前記音声データを生成す
    る音声データ生成部と、前記外部メモリに記録されてい
    る前記音声データを伸長させて前記ディジタルデータを
    生成すると共に当該ディジタルデータを前記アナログ音
    声信号に変換する音声信号生成部と、前記変換されたア
    ナログ音声信号を増幅して出力する増幅回路とを備えて
    いることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載
    のディジタル式記録再生装置。
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