JP2002038623A - 吸音パネル - Google Patents

吸音パネル

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JP2002038623A
JP2002038623A JP2000229812A JP2000229812A JP2002038623A JP 2002038623 A JP2002038623 A JP 2002038623A JP 2000229812 A JP2000229812 A JP 2000229812A JP 2000229812 A JP2000229812 A JP 2000229812A JP 2002038623 A JP2002038623 A JP 2002038623A
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sound
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plate
absorbing material
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Motoharu Nakamura
元治 中村
Yutaka Harada
豊 原田
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Daido Steel Sheet Corp
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    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/62Insulation or other protection; Elements or use of specified material therefor
    • E04B1/74Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls
    • E04B1/82Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls specifically with respect to sound only
    • E04B1/84Sound-absorbing elements
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    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/62Insulation or other protection; Elements or use of specified material therefor
    • E04B1/74Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls
    • E04B1/82Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls specifically with respect to sound only
    • E04B2001/8245Machines for manufacturing, shaping, piercing or filling sound insulating elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有孔板と遮音板との間に吸音材を配置して形
成される吸音パネルに関し、吸音材における結露の発生
を防止することができるものを提供する。 【解決手段】 有孔板aと遮音板bとの間に吸音材65
を配置する。この吸音材65の遮音板b側に、水分を通
過させない材質からなる断熱層66を形成する。遮音板
が屋外側に配置されると共に有孔板が屋内側に配置され
るようにして、外壁として設置することができる。屋外
の気温が屋内の室温よりも低くなる場合には、有孔板の
孔を介して吸音材内に達した空気中の水蒸気は、断熱層
によって断熱層よりも遮音板側へ侵入することが阻止さ
れる。このとき屋内側の空気中の水蒸気は、外気によっ
て冷やされた遮音板の表面まで到達することがない。ま
た断熱層の存在によって断熱層よりも屋内側である有孔
板側での吸音材の温度低下が防止される。このため吸音
材内における結露の発生を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場等の騒音の発
生する施設の外壁材として好適に用いることができる吸
音パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場等のように騒音の発生する施設に
は、施設内における騒音の低減や、施設外への騒音の漏
れの抑制のために、外壁に吸音パネルを採用している。
【0003】従来使用されている吸音パネルAとして
は、図16に示すように、金属フープ材からなる有孔板
aと、金属フープ材からなる遮音板bの間にロックウー
ルやガラスウール等の無機質繊維材からなる吸音材65
を配置して形成されたものがある。そして、遮音板bが
施設の外側に配置されると共に有孔板aが施設の内側に
配置されるようにしてこの吸音パネルAを配設し、外壁
として用いていたものである。
【0004】このように形成される吸音パネルAを外壁
として用いると、工場等の施設内の騒音は、有孔板aに
形成されている孔cから吸音材65に伝達され、吸音材
65にて騒音が吸収されることとなり、吸音パネルAか
ら音が反射されたり、吸音パネルAを介して施設外に音
が伝達されたりすることが抑制されて、施設内における
騒音の低減や、屋外への騒音の漏れの抑制を行うことが
できるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特に冬季は、
工場等の施設内部の温度が屋外の温度よりも高くなり、
その結果、吸音パネルAの吸音材65には、遮音板b側
に結露が発生しやすいものであった。すなわち、施設内
の空気が有孔板aの孔cから吸音材65内に侵入して遮
音板bの表面に達し、この空気中の水蒸気が、外気によ
って冷やされた遮音板bによって冷却され、結露が発生
するものである。このような結露の発生は腐蝕の原因と
なり、この腐蝕によって遮音板bと吸音材65とが剥離
して吸音パネルAの耐久性が低下してしまうものであっ
た。このため結露の発生を防止できる吸音パネルAが要
望されていた。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、有孔板と遮音板との間に吸音材を配置して形成さ
れる吸音パネルにおいて、吸音材における結露の発生を
防止することができる吸音パネルを提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
吸音パネルは、有孔板aと遮音板bとの間に吸音材65
を介装すると共に、この吸音材65の遮音板b側に、水
分を通過させない材質からなる断熱層66を形成して成
ることを特徴とするものである。
【0008】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、断熱層66を発泡樹脂にて形成して成ることを特徴
とするものである。
【0009】また請求項3の発明は、請求項1又は2に
おいて、吸音材65を無機質繊維材にて形成して成るこ
とを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳述する。
【0011】図1,2は、本発明に係る吸音パネルAの
一例を示す。
【0012】遮音板bと有孔板aとは、金属フープ材を
成形することにより形成されており、有孔板aには、表
裏に開孔する孔cが全面に亘って多数個設けられてい
る。この有孔板aは斜入射音の高吸音性能を引き出すた
めに、板厚が0.5〜1.0mmで、孔径が3〜10m
m、開孔率が30〜60%の範囲とするのが好ましい。
【0013】また遮音板bと有孔板aの両側部には、屈
曲成形により、パネル接続用のパネル接続片1aが形成
されている。
【0014】この遮音板bと有孔板aとの間には、吸音
材65と無機質芯材eとが介装されている。
【0015】無機質芯材eは吸音パネルAの両側端部に
おける遮音板bと有孔板aとの間の領域に介装されてい
る。ここで無機質芯材eは接続片1aの内側にて保持さ
れており、接続片1aは無機質芯材eを保持する芯材保
持用の端部保持片1としての機能も有している。
【0016】また吸音材65は、遮音板bと有孔板aと
の間における、無機質芯材e,e間の領域に介装されて
おり、ロックウール材やガラスウール等の無機質繊維材
などで形成される多孔質材dにて構成することができ
る。
【0017】そして、本発明では、吸音材65の遮音板
b側に、水分(水蒸気)を通過させない材質からなる断
熱層66が形成されている。ここで、断熱層66を形成
するにあたっては、断熱層66を成形するための成形材
料を吸音材65の遮音板b側に配置すると共にこの成形
材料の一部又は全部を吸音材65に含浸させ、この状態
で成形材料を成形して断熱層66を形成することによ
り、断熱層66を吸音材65と一体に形成することがで
きる。この場合、吸音材65と断熱層66との層間の界
面が形成されることがなく、層間の剥離を防止して吸音
パネルAの強度を向上することができる。また、この断
熱層66は吸音材65と遮音板bとの接着を確保する接
着剤の機能も兼ね備えることができる。
【0018】このようにして構成される吸音パネルA
は、遮音板bが屋外側に配置されると共に有孔板aが屋
内側に配置されるようにして、工場等の施設の外壁とし
て設置される。このとき、施設の屋内で発生する騒音は
吸音パネルAの有孔板aの孔cを介して吸音材65内に
伝達され、吸音材65がこの騒音を吸音することとな
り、騒音が吸音パネルAから反射されることを防止して
屋内の騒音を低減すると共に、騒音が吸音パネルAを介
して屋外へ伝達されることを抑制して屋外の騒音を低減
することができるものである。
【0019】また、特に冬季などのように、屋外の気温
が屋内の室温よりも低くなる場合には、孔cを介して吸
音材65内に達した空気中の水蒸気は、断熱層66によ
って断熱層66よりも遮音板b側へ侵入することが阻止
されることとなり、屋内側の空気中の水蒸気は、外気に
よって冷やされた遮音板bの表面まで到達することがな
くなる。また、このとき、断熱層66の存在によって、
断熱層66よりも屋内側である有孔板a側での吸音材6
5の温度低下が防止される。このため、屋内側の空気中
の水蒸気は、吸音材65中において冷却されることが防
止され、吸音材65中において結露が発生することが防
止されるものである。
【0020】上記の断熱層66を形成するにあたって
は、特に発泡ポリウレタン、発泡イソシアヌレート、発
泡フェノール等のような発泡樹脂(プラスチックフォー
ム)のように、独立気泡を有する材質を用いることが好
ましい。独立気泡を有する発泡樹脂のような材質は、水
蒸気の通過が阻止されていると共に高い断熱性を有する
ため、このような物質を吸音材65に含浸させることに
より断熱層66を形成すると、高い防水性と断熱性を有
する断熱層66を形成することができ、その結果吸音材
66中における結露の発生を効果的に防止することがで
きるものである。このように断熱層65を発泡樹脂にて
形成する場合は、断熱層66を成形するための成形材料
として、発泡ポリウレタン、発泡イソシアヌレート、発
泡フェノール等の発泡樹脂を成形するための発泡性成形
材料(プラスチックフォームミックス)を用い、この発
泡性成形材料を吸音材65の遮音層b側に配置すると共
に発泡性成形材料の一部又は全部を吸音材65に含浸さ
せ、この状態で発泡性成形材料を加熱することにより発
泡成形して断熱層66を形成することにより、断熱層6
6を吸音材65と一体に形成することができる。
【0021】上記のように構成される吸音パネルAにお
いては、吸音材65はロックウールやガラスウール等の
無機質繊維材にて形成することが好ましく、この場合、
吸音材65に高い吸音性能を付与することができる。し
かも、吸音材65に対して断熱層を成形するための成形
材料を含浸させて、吸音材65と断熱層66とを一体に
形成するにあたり、繊維の隙間に成形材料を容易に含浸
させることができ、このため断熱層66を容易に形成す
ることができるものである。
【0022】上記のような吸音パネルAを作製するにあ
たっては吸音材65や断熱層66の厚みは適宜設定され
るが、例えば吸音材65の厚みを5cmに形成すると共
に、断熱層66の厚みを5〜10mmに形成することが
できる。
【0023】以下に、本発明に係る吸音パネルの製造工
程の一例について説明する。
【0024】図4は吸音パネルAの連続生産ラインの説
明図を示している。生産ラインの始端部には、送り出し
装置2として上下にアンコイラー2a,2bが設けら
れ、上のアンコイラー2aから供給されるフープ材の上
の金属外皮は、表裏に開孔する孔cを全面に亘って多数
個設けて形成される有孔板aであって、搬送途中に設け
られた折り曲げ装置3にて幅方向の両側端部がロール成
形される。その成形形状は図5に示す。また、下のアン
コイラー2bから供給されるフープ材の下の金属外皮
は、遮音性を有する遮音板bであって、その幅方向の両
端部で送り始端部に設けられた打抜き部9において打抜
き孔8a,8bが打抜かれる。このような打抜き孔8
a,8bは図6に示すように、先行のパネル体部分イと
後続のパネル体部分ロの切断分離に利用され、そして、
ラインの折り曲げ位置において、後述のように、遮音板
bの折り曲げ仕上げをおこなうものである。また打抜き
孔8aは図7に示すように、その一辺を略階段状に形成
することができると共に、打抜き孔8bは図7に示すよ
うに、その一辺を略山形状に形成することができる。
【0025】遮音板bの搬送途中には、折り曲げ装置3
が配設され、これら折り曲げ装置3にて後述する無機質
芯材eを保持する芯材保持用の端部保持片1,1がロー
ル成形される。この端部保持片1はパネルの接続のため
のパネル接続片1aになるものである。その成形形状
は、図8(a)(b)に示す。これらの折り曲げ装置3
の下流側に、接着剤51の端部塗布装置10が配設さ
れ、この端部塗布装置10にて遮音板bのパネルの幅方
向の両端部に接着剤51が部分的に塗布される。端部塗
布装置10の下流側には、パネルの幅方向の両端部に挿
入部21が配設され、挿入部21において、パネルの幅
方向の両端部に配される珪酸カルシウムの硬質の無機質
芯材eが挿入されるようにしてある。しかして、端部塗
布装置10にて接着剤51が遮音板bの幅方向の両端部
に塗布され、その塗布箇所に遮音板bの送り方向に長い
短冊状の珪酸カルシウムの無機質芯材e,eが装填さ
れ、接着することができるようにしてある。
【0026】珪酸カルシウムの挿入部21の下流部で
は、後述するロックウール材等の無機質繊維材などで形
成される多孔質材dからの繊維の落下を防止するための
ガラスクロスや不織布などで形成される目止め材60が
有孔板aの下面(裏面)に載置されて供給されるように
なっている。
【0027】目止め材60の供給部分の下流側には、接
着剤51の塗布装置24a及び発泡性成形材料67の塗
布装置24bが設けてある。接着剤51の塗布装置24
aは有孔板aの下面側に配設されており、有孔板aの下
面(裏面)に接着剤51を塗布するものである。一方、
発泡性成形材料67の塗布装置24bは遮音板bの上面
側に配設されており、遮音板bの上面(表面)に発泡性
成形材料67を塗布するものである。
【0028】この接着剤51の塗布装置24a及び発泡
性成形材料67の塗布装置24bの下流側においては、
遮音板bには装填装置4によって、パネルの幅方向の両
端部の珪酸カルシウムの無機質芯材e,eの間でパネル
の幅方向の中央部にロックウール材等の無機質繊維材な
どで形成される多孔質材d,d…を装填させることがで
きるようにしてある。ここで、遮音板bへの多孔質材
d,d…の装填箇所は、後述するように搬送コンベヤ1
7の傾斜部分19の下端にて構成されている。このよう
な多孔質材d,d…を珪酸カルシウムの無機質芯材e,
e間に装填させる装填装置4は、多孔質材dの繊維方向
をパネルの厚さ方向に設定して有孔板aと遮音板bの間
に装填させるものである。
【0029】多孔質材dの供給位置の下流側には、上成
形型34と下成形型35とをコンベヤ状に回動自在に形
成したダブルコンベヤにて構成された成形装置5が配設
されている。また図示はしないが、この上成形型34と
下成形型35とを加熱するヒータが配設されている。有
孔板a、遮音板b、目止め材60、多孔質材d,d…及
び無機質芯材e,eは、この上成形型34と下成形型3
5の間に引き込まれて挟み込まれ、上成形型34と下成
形型35で押圧されると共に、加熱されて、これらが接
着されて、一体化される。
【0030】この加熱加圧工程において、無機質芯材e
と有孔板a及び遮音板bとが接着剤51にて接着され、
また有孔板aと多孔質材d,d…とが接着剤51にて接
着される。また、多孔質材d,d…と遮音板bとの間に
介在していた発泡性成形材料67は、多孔質材d,d…
に含浸すると共に加熱により発泡成形され、発泡樹脂か
ならなる断熱層66が、吸音材65内の隙間に含浸され
た状態で形成されることとなる。ここで、多孔質材d,
d…と遮音板bとは、断熱層66を構成する発泡樹脂に
て接着されることとなる。尚、このような成形装置5は
種々設計変更可能である。
【0031】成形装置5よりも下流側には、図14に示
すような切断手段43としての丸のこ形態等の切断機3
6が配設されて、図8(a)及び図15(a)における
切断位置Lにて、上下の丸のこ39,40にて上側の有
孔板aと下側の遮音板bと目止め材60及び無機質芯材
e,e…と多孔質材d,d…の切断をおこなうのであ
る。さらに、図8(a)及び図15(c)に示すよう
に、切断除去手段44として一対の丸のこ41,41が
配されて、上記切断位置Lより前後に入り込んだ位置R
において、上側の有孔板aと目止め材60及び無機質芯
材e,e…と多孔質材d,d…を下側の遮音板bに至ら
ないように切断し、除去することができるようにしてあ
る(図15(d)参照)。このような無機質芯材e,e
…と多孔質材d,d…の不要部分の除去に際しては、予
め離型剤の塗布が塗布装置46にて打抜き孔8a,8b
間の全域ホにおいておこなわれていて、不要部分の除去
を容易におこなえるようになされている。この場合、離
型剤に代えて離型紙を貼着してもよいものである。
【0032】そして、不要部分の無機質芯材e,e…と
多孔質材d,d…が除去されて残された遮音板bの端部
部分をラインに組み込まれた端面折り曲げ機にて図6の
X寸法でその幅を示す接続片42を無機質芯材e,e…
と多孔質材d,d…が除去された位置Pにおいて折り曲
げ、吸音パネルAを得るのであり、そして、送り出しロ
ーラコンベヤにてその製品を送り出すのである。図中
ハ、ニ部は丸のこ41,41による除去部分を示してい
る。また図15中62は、吸音パネルA、Aを接続する
接続金具を示している。そして63はコーキング剤、6
4はセラミックファイバーのような断熱材である。
【0033】ところで、有孔板aと遮音板bの送り出し
装置2の送り出し速度、上下の有孔板aと遮音板b間に
無機質芯材e,eや多孔質材d,d…を充填するダブル
コンベヤの成形装置5の搬送速度など、切断手段43ま
でのライン速度は、約3m/min程度で、そして、切
断手段43にて切断された後、切断位置Lの無機質芯材
e,eや多孔質材d,d…が除去されたパネル体部分イ
は、送りコンベヤにて約40m/min程度の高速で折
り曲げ手段まで持ち込まれ、折り曲げ手段において、パ
ネル体を停止させて緩速度で折り曲げがおこなわれるの
である。
【0034】上記の製造工程には、有孔板aの孔cから
接着剤51が漏れ出ることを防止するために、図3,4
に示すように保護シート50の供給・巻取機構及び吸収
材56の供給・巻取機構が配設されている。
【0035】第一の保護シート供給装置52は、接着剤
51の塗布装置24a及び発泡性成形材料67の塗布装
置24bの上流側において、有孔板aの上方に設置して
ある。この保護シート供給装置52は、合成樹脂フィル
ムやクラフト紙などで形成される保護シート50を巻回
して保持する保護シートロール53と、保護シートロー
ル53から引き出された保護シート50と有孔板aとを
挟み込んで保護シート50を有孔板aの上面に押し付け
て密着させて貼り付ける上下一対の押し付けローラ73
とから構成されている。
【0036】保護シート50は進行する有孔板aの張力
によって保護シートロール53から引き出され、順次、
有孔板aの上面に貼り付けられて配置されていき、この
有孔板aの上面に配置された保護シート50によって有
孔板aの孔cの上側の開孔が塞がれるのである。そして
保護シート50で孔cを塞いだ状態で有孔板aの下面
に、次工程で接着剤51の塗布装置24aにて接着剤5
1を塗布することによって、有孔板aの下面に塗布した
接着剤51が孔cを通って有孔板aの上面側に漏れださ
ないようにすることができ、接着剤51によって有孔板
aの上面が汚されることを防ぐことができるものであ
る。
【0037】また接着剤51の塗布装置24a及び発泡
性成形材料67の塗布装置24bの下流側においては、
有孔板aの上側には押さえロール55が設けてあって、
この押さえロール55で保護シート50を介して有孔板
aを上方から多孔質材dの上面に押さえつけることによ
って、有孔板aの下面に塗布された接着剤51を多孔質
材dに浸透させるようにしてある。
【0038】また押さえロール55の下流側で有孔板a
の上方には第一の保護シート剥離装置54が設置されて
いる。保護シート剥離装置54は、第一の保護シート供
給装置52から供給されて有孔板aの上面に密着させて
貼り付けられた上記保護シート50を回転して巻き取る
巻取りロールで構成されている。そして上記有孔板aへ
の接着剤51の塗布工程において有孔板aの孔cに浸入
した接着剤51で汚れた保護シート50をこの保護シー
ト剥離装置54で有孔板aから剥離して巻き取ることが
できるようになっている。
【0039】このように接着剤51の塗布工程の後直ぐ
に有孔板aから保護シート50を保護シート剥離装置5
4で剥離して巻き取ることによって、有孔板aの孔cに
浸入した接着剤51により有孔板aと保護シート50が
完全に接着することを防ぐことができ、有孔板aからの
保護シート50の剥離を容易におこなうことができる。
【0040】さらに保護シート剥離装置54の下流側で
有孔板aの上側には吸い取り紙等で形成される吸収材5
6が吸収材供給ロール57にロール状に巻かれて配設さ
れており、吸収材56はロール状に巻かれた状態から解
かれつつ有孔板aの上面に配置されるものであり、有孔
板aの上面に配置された吸収材56は軟質ロール58で
有孔板aの上面に押し付けられる。このように軟質ロー
ル58で吸収材56を有孔板aの上面に押し付けると、
図13に示すように吸収材56が孔cの上面開孔から内
部に入り込むことになり、この孔c内に入り込んだ吸収
材56によって孔c内に充填された接着剤51が吸収さ
れて除去されるのである。この接着剤51を吸収した吸
収材56は巻取りロール59で巻き取られ、有孔板aの
上面から取り除かれる。
【0041】このように吸収材56によって孔c内に充
填された接着剤51を吸い取って除去するようにしてい
るので、接着剤51が孔c内で固まって孔cを塞がない
ようにすることができ、孔cが塞がれることによって生
じる吸音パネルの吸音性能の低下を防止することができ
る。
【0042】上記巻取りロール59の下流側かつ成形装
置5の上流側には、有孔板aの上方に、第二の保護シー
ト供給装置70が設置されている。この第二の保護シー
ト供給装置70は上記第一の保護シート供給装置52と
同様に形成され、上記と同様の保護シート50を巻回し
て保持する保護シートロール71から構成されている。
【0043】保護シート50は進行する有孔板aの張力
によって保護シートロール71から引き出され、順次、
有孔板aの上面に貼り付けられて配置されていき、この
有孔板aの上面に配置された保護シート50によって有
孔板aの孔cの上側の開孔が塞がれるのである。そして
有孔板aは保護シート50で孔cが塞がれた状態で次工
程の成形装置5に送られる。
【0044】上記成形装置5による成形(押圧)によっ
て、有孔板aと多孔質材d,d…を接着するための接着
剤51が孔cへと押し出されて、この接着剤51が孔c
から有孔板aの上面側に漏れだして成形装置5の上成形
型34やその周辺を汚す恐れがある。しかし本発明で
は、有孔板aの上面に保護シート50を配置して孔cを
塞いだ状態で成形装置5で成形するので、保護シート5
0によって上記接着剤51が孔cから有孔板aの上面側
に漏れださないようにすることができ、保護シート50
によって接着剤51による成形装置やその周辺の汚染を
防ぐことができるのである。
【0045】また、成形装置5の下流部には、第二の保
護シート剥離装置72が設置されている。保護シート剥
離装置72は、第二の保護シート供給装置70から供給
されて有孔板aの上面に密着させて貼り付けられた上記
保護シート50を有孔板aから剥離して回転して巻き取
る巻取りロール79で構成されている。そして上記成形
工程において接着剤51で汚れた保護シート50をこの
保護シート剥離装置72で有孔板aから剥離して巻き取
ることができるようになっている。
【0046】尚、上記第二の保護シート50は必要に応
じて用いるものであり、孔cから接着剤51が漏れださ
ないのであれば用いる必要はない。また第二の保護シー
ト50を無限ループ状(エンドレス)に形成してもよ
い。
【0047】上記の製造工程に配設されている接着剤5
1の塗布装置24a及び発泡性成形材料67の塗布装置
24bの構成について説明する。
【0048】接着剤51の塗布装置24a及び発泡性成
形材料67の塗布装置24bは、第一の保護シート供給
装置52の下流部で、且つロックウール材の多孔質材d
の遮音板bへの挿入箇所(後述する搬送コンベヤ17の
傾斜部分19の下端)の上流部に配設されている。図1
0に示すように、搬送される多孔質材dよりも上側に配
設された、接着剤51の塗布装置24aは、塗布ノズル
25を搬送される有孔板aに当接させた場合に、ノズル
孔26から所定圧力にて噴出される接着剤51の噴出圧
を受けて塗布ノズル25を有孔板aの下面から若干後退
させて有孔板aに対して僅かな隙間Eを形成する塗布ノ
ズル保持手段27と、塗布ノズル25の上面に形成され
ていて、上記隙間Eにおける接着剤51を均一に均して
接着剤51を有孔板aの下面に面状に塗布するロール状
の均し部28とを備えている。図中29はシリンダー、
30はスプリング、31は受ロールである。
【0049】このような塗布装置24aによれば、塗布
ノズル25を上側の有孔板aの下面に当接させ、ノズル
孔26から噴出される接着剤51が有孔板a及び受ロー
ル31にて受けられることに起因する受圧力にて、塗布
ノズル25が有孔板aから後退し、有孔板aとの間に噴
出圧に起因する所定の隙間Eを形成する。このような隙
間Eにおいてノズル孔26から噴出された接着剤51を
塗布ノズル25に形成されたロール状の均し部28にお
いて面状にかつ隙間Eに相当する厚みにおいて均して有
孔板aの下面に塗布する。
【0050】このように、接着剤51を噴出する圧力に
起因する受圧力にて塗布ノズル25を有孔板aから後退
させて隙間Eを形成し、このような隙間Eにおいて接着
剤51を面状に均して有孔板aに塗布することで、搬送
される有孔板aの下面においても良好に塗布することが
できるのである。そして、ノズル孔26から接着剤51
を噴出する圧力を変更することで、接着剤51を有孔板
aに噴出することに起因して、塗布ノズル25が有孔板
aから離れる隙間Eを変更し、接着剤51の厚みの設定
を容易に変更するものである。このような塗布装置24
aは種々設計変更可能である。
【0051】また図11に示すような接着剤51の塗布
装置24aを用いることができる。この塗布装置24a
は、接着剤51が溜められる容器80と、容器80内に
設置されて回転駆動される塗布ロール81と、塗布ロー
ル81の上方に塗布ロール81と対向させて設置される
受けロール82とで構成されている。上記塗布ロール8
1の下部は容器80内の接着剤51に浸漬されている。
そして塗布ロール81で有孔板aへ接着剤51を塗布す
るにあたっては、容器80内で塗布ロール81の下部の
表面に付着した接着剤51を塗布ロール81の回転によ
って上方に引き上げ、受けロール82を有孔板aの上面
に保護シート50を介して当接させると共に有孔板aの
下面に塗布ロール81を当接させ、塗布ロール81の表
面の接着剤51を有孔板aの下面に転写することによっ
ておこなう。このようにして有孔板aを図9の矢印の方
向に搬送させながら塗布ロール81から有孔板aの下面
に接着剤51を転写することによって、有孔板aの下面
に順次接着剤51が塗布されていくのである。
【0052】また図12に示すように、多孔質材dが搬
送される搬送コンベヤ17よりも下側に配設される、発
泡性成形材料67の塗布装置24bは、塗布ノズル25
を搬送される遮音板bに当接させた場合に、ノズル孔2
6から所定圧力にて噴出される発泡性成形材料67の噴
出圧を受けて塗布ノズル25を遮音板bの上面から若干
後退させて遮音板bに対して僅かな隙間Eを形成する塗
布ノズル保持手段27と、塗布ノズル25の下面に形成
されていて、上記隙間における発泡性成形材料67を均
一に均して発泡性成形材料67を遮音板bに面状に塗布
するロール状の均し部28とを備えている。図中29は
シリンダー、30はスプリング、31は受ロールであ
る。
【0053】このような発泡性成形材料67の塗布装置
24bによれば、塗布ノズル25を下側の遮音板bの上
面に当接させ、ノズル孔26から噴出される発泡性成形
材料67が遮音板b及び受ロール31にて受けられるこ
とに起因する受圧力にて、塗布ノズル25が遮音板bか
ら後退し、遮音板bとの間に噴出圧に起因する所定の隙
間Eを形成する。このような隙間Eにおいてノズル孔2
6から噴出された発泡性成形材料67を塗布ノズル25
に形成されたロール状の均し部28において面状にかつ
隙間Eに相当する厚みにおいて均して遮音板bの上面に
塗布する。
【0054】このように、接着剤51を噴出する圧力に
起因する受圧力にて塗布ノズル25を遮音板bから後退
させて隙間Eを形成し、このような隙間Eにおいて発泡
性成形材料67を面状に均して遮音板bに塗布すること
で、搬送される遮音板bの下面においても良好に塗布す
ることができるのである。そして、ノズル孔26から発
泡性成形材料67を噴出する圧力を変更することで、発
泡性成形材料67を遮音板bに噴出することに起因し
て、塗布ノズル25が遮音板bから離れる隙間Eを変更
し、発泡性成形材料67の厚みの設定を容易に変更する
ものである。このような塗布装置24bは種々設計変更
可能である。
【0055】次に、多孔質材dの供給機構について説明
する。
【0056】既述のように、遮音板bには装填装置4に
よって、パネルの幅方向の両端部の珪酸カルシウムの無
機質芯材e,eの間でパネルの幅方向の中央部にロック
ウール材等の無機質繊維材などで形成される多孔質材
d,d…を装填させることができるようにしてある。こ
のような多孔質材d,d…を珪酸カルシウムの無機質芯
材e,e間に装填させる装填装置4は、多孔質材dの繊
維方向をパネルの厚さ方向に設定して有孔板aと遮音板
bの間に装填させるものである。
【0057】図9に示すように、ロックウール等の無機
質繊維材からなる無機質繊維板Dを短冊状に切断する切
断装置6は、その始端部に受入れ用のローラコンベヤ1
1が配設されており、板状の無機質繊維板Dを積み重ね
て待機させるようにしてある。無機質繊維板Dの表面に
は膜材91が全面に亘って貼着されている。膜材91の
具体例としては、ポリフッ化ビニル、ポリエチレン等の
プラスチックフィルム或いはプラスチックシート、高密
度のガラスクロス、不織布等の薄手のシート材などを挙
げることができる。この膜材91は、無機質繊維板Dの
表面に接着剤51を点状に塗布して部分的に接着されて
おり、図1,2に示されているように、隣接する多孔質
材d,dの間に共振膜材91aとなって挟持されて共振
膜として作用するものである。
【0058】ローラコンベヤ11の終端部には、移載機
12が配置され、ローラコンベヤ11から移載された一
枚の無機質繊維板Dを、ローラコンベヤ11の搬送方向
と直交する方向に移送することができるようにしてあ
る。移載機12の移送方向の終端部には、切断装置6の
主要部を構成するスリッター13が配設され、スリッタ
ー13にてその繊維方向が有孔板aと遮音板bの送り方
向とは直交する水平横方向に向けられた無機質繊維板D
をその繊維方向とは直交する方向に分断し、数本の短冊
状の多孔質材d,d…を切断分離することができるよう
にしてある。この多孔質材d,dの表面には上記膜材9
1が切断分離されて形成される共振膜材91aが接着さ
れている。
【0059】スリッター13の下流部には、ストッパー
14を備えたコンベヤ61が配設され、ストッパー14
にて受けられた短冊状の多孔質材d,d…を矢印へで示
すように、生産ラインに対して略直交する水平横方向に
移送することができるようにしてある。コンベヤ61の
終端部には反転装置7が配置され、この反転装置7にお
いては、コンベヤ61にて移送される短冊状の多孔質材
dの各々を例えば反転バー15の回転にて多孔質材dを
90°回転させて、その繊維方向を上下方向に向くよう
にしてある。
【0060】反転装置7に隣接させて、移送コンベヤ1
6、サイドガイド22、昇降ストッパー23が設けら
れ、移送コンベヤ16にて、その繊維方向を上下方向に
なされた10本の短冊状の多孔質材d,d…をまとめて
搬送コンベヤ17に移すことができるようにしてある。
このように多孔質材d,d…をまとめると上記共振膜材
91aが隣接する多孔質材d,dの間に挟持されて配置
されることとなる。
【0061】搬送コンベヤ17は、水平部分18と傾斜
部分19とから構成され、まとめられた10本の多孔質
材d,d…を生産ラインの上方で、かつ生産ラインに沿
って下流側に5本ずつずらすように移送し、そして、傾
斜部分19において流下状態にしながら、生産ラインに
おいて連続的に送られている遮音板bの上で、既に接着
剤51にて取着されている珪酸カルシウムの無機質芯材
e,e間に装填することができるようにしてある。この
場合、無機質芯材e,e…の先端は先行の無機質芯材
e,e…に当接させて、詰め込むことができるようにし
てある。このような詰め込みにて、パネルの幅方向にお
いて、多孔質材d,d同士の突き合わせ縁20が一直線
状に揃うのを回避し、突き合わせ縁20をずらすこと
で、製品において曲げ強度の弱い部分が生じるのを回避
するようにしてある。
【0062】尚、以上に示した吸音パネルの製造工程
は、連続式で吸音パネルを製造する方式のものを示した
が、各工程別にバッチ式で吸音パネルを製造するように
してもよい。
【0063】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る吸音パネルは、
有孔板と遮音板との間に吸音材を介装すると共に、この
吸音材の遮音板側に、水分を通過させない材質からなる
断熱層を形成するため、遮音板が屋外側に配置されると
共に有孔板が屋内側に配置されるようにして、工場等の
施設の外壁として設置すると、施設の屋内で発生する騒
音は吸音パネルの有孔板の孔を介して吸音材内に伝達さ
れ、吸音材がこの騒音を吸音することとなり、騒音が吸
音パネルから反射されることを防止して屋内の騒音を低
減すると共に、騒音が吸音パネルを介して屋外へ伝達さ
れることを抑制して屋外の騒音を低減することができる
ものである。しかも、冬季などのように、屋外の気温が
屋内の室温よりも低くなる場合には、有孔板の孔を介し
て吸音材内に達した空気中の水蒸気は、断熱層によって
断熱層よりも遮音板側へ侵入することが阻止されること
となり、屋内側の空気中の水蒸気は、外気によって冷や
された遮音板の表面まで到達することがなく、かつ、断
熱層の存在によって断熱層よりも屋内側である有孔板側
での吸音材の温度低下が防止され、吸音材内における結
露の発生を防止することができるものである。
【0064】また請求項2の発明は、請求項1におい
て、断熱層を発泡樹脂にて形成するため、独立気泡を有
する発泡樹脂は、水蒸気の通過が効果的に阻止されてい
ると共に高い断熱性を有することとなり、高い防水性と
断熱性を有する断熱層を形成することができて、吸音材
における結露の発生を更に確実に防止することができる
ものである。
【0065】また請求項3の発明は、請求項1又は2に
おいて、吸音材を無機質繊維材にて形成するため、吸音
材に高い吸音性能を付与することができ、しかも、断熱
層を形成にあたって断熱層を無機質繊維材の繊維の隙間
に容易に含浸させて、断熱層を吸音材と一体に形成する
ことが容易に可能となり、強度を向上することができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す断面図であ
る。
【図2】同上の一部の斜視図である。
【図3】本発明に係る吸音パネルの製造装置を示す一部
の概略説明図である。
【図4】同上の生産ラインを示す概略説明図である。
【図5】同上の端部斜視図である。
【図6】同上の金属外皮に形成された打抜き孔を示す破
断斜視図である。
【図7】同上の金属外皮に形成された打抜き孔の他例を
示す破断斜視図である。
【図8】(a)(b)は下の金属外皮の幅方向の端部に
おける曲げ形状を示す破断斜視図である。
【図9】同上の多孔質材の装填装置を示し、(a)は動
作を説明する概略平面図、(b)(c)(d)は部分側
面図である。
【図10】同上の有孔板への接着剤の塗布作用を示し、
(a)(b)(c)は断面図である。
【図11】同上の有孔板への接着剤の塗布作用の他例を
示す断面図である。
【図12】同上の遮音板への接着剤の塗布作用を示し、
(a)(b)(c)は断面図である。
【図13】同上の吸収材の接着剤の吸収作用を示す断面
図である。
【図14】同上の切断装置を示し、(a)は概略側面
図、(b)は作用を示す説明図、(c)は上下の有孔板
と遮音板を切断する丸のこを示す正面図、(d)は上の
有孔板を切断する丸のこを示す正面図である。
【図15】同上の生産工程を示し、(a)乃至(f)は
概略説明図である。
【図16】従来の吸音パネルを示す、一部破断した斜視
図である。
【符号の説明】
A 吸音パネル a 有孔板 b 遮音板 c 孔 65 吸音材 66 断熱層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DB05 DD01 DF02 DF04 FA03 FA09 GA18 GA23 GA26 GA28 GA42 GA45 HA21 HB01 HD01 HD02 HD03 HD04 JA21 JA22 JA25 LA04 2E162 BA01 BB08 CA33 CA35 CB01 CD01 CD02 5D061 AA06 AA26 BB02 BB24 BB37

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有孔板と遮音板との間に吸音材を介装す
    ると共に、この吸音材の遮音板側に、水分を通過させな
    い材質からなる断熱層を形成して成ることを特徴とする
    吸音パネル。
  2. 【請求項2】 断熱層を、発泡樹脂にて形成して成るこ
    とを特徴とする請求項1に記載の吸音パネル。
  3. 【請求項3】 吸音材を無機質繊維材にて形成して成る
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の吸音パネル。
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