JP2002036719A - インクジェット印刷用記録シート - Google Patents

インクジェット印刷用記録シート

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    • B41M5/5254Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット印刷法で使用されるのに好適
な記録シートの提供。 【解決手段】 成分X(アルミニウム又はシリシウムの
種々の水不溶性の無機酸化物、アルミニウムの酸化物/
水酸化物又は珪酸アルミニウムの混合物)並びに1種以
上の結合剤からなる少なくとも一つのインク受容性層を
支持体にコーティングした支持体を含むインクジェット
印刷用記録シートにおいて、成分Xの少なくとも1種
が、≧40mL/100gの孔体積を有しそして成分X
の全量に関して少なくとも8重量%の量で存在し、最大
の体積を有する混合物成分の主な粒子が20nmより小
さい当量球直径を有し、最小の体積を有する混合物成分
の主な粒子が、最大の体積を有する混合物成分の主な粒
子の当量球直径の少なくとも1/20である当量球直径
を有するインクジェット印刷用記録シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット印
刷法で使用されるのに好適な記録シートに関し、そして
この方法のためのインク受容層の製造用コーティング組
成物に関する。それは、その上に記録された像が反射光
又は透過光の両者により観察でき、そしてインク受容シ
ートがその上に少なくとも一つのインク受容層をコーテ
ィングされた支持体からなり、これらの層の少なくとも
一つが水不溶性の無機酸化物又は酸化物/水酸化物の混
合物を含む、記録シートに特に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】インク
ジェット印刷用の利用できる記録シートは、現在要求さ
れているすべての必要な要求を満たしていない。特に、
それらのインク吸収性、インク吸収速度、像の質並びに
それらの光及び水の堅牢度をさらに改良することが要求
されている。本発明の好ましい態様は、優れた像の質、
高いインク吸収度及び早いインク吸収速度を有する改良
された記録シートに関する。特に、インクジェット印刷
用記録シートは、その上に生成される像が表面での摩擦
に対する高い抵抗性を示しさらに像が水又は光の影響下
ですら変化又は損傷しないことが求められている。
【0003】インクジェット印刷法は、二つのタイプ、
即ち連続流及びドロップ−オン−デマンドがある。連続
流インクジェット印刷システムでは、インクは、ノズル
を通して加圧下連続流で噴出される。この流は、ノズル
から個々の小滴に或る距離でばらばらになる。個々の小
滴は、デジタルデータの信号に従って電荷され、そして
それらを再循環のために溝に導くか又は記録シート上の
特定の位置に導くために、静電気の電場で偏向される。
【0004】非連続法即ちいわゆる「ドロップ−オン−
デマンド」システムでは、小滴はデジタルデータの信号
に従ってノズルから噴出され、そして記録シート上の所
望の位置に導かれる。小滴は、それが記録シート上に置
かれない限り、形成又は噴出されない。本発明は、両方
の記録法に使用できる記録シートに関する。インクジェ
ット印刷用記録シートは、多数の厳しい要求を満たさね
ばならない。印刷された像は以下の性質を満足すべきで
ある。高い解像度、高い色密度、良好な色再生、摩擦に
対する良好な抵抗性、良好な水堅牢度、高い光安定性。
【0005】以下の条件は、これらの要件を達成するた
めに合致しなければならない。 1.インクは記録シートに速やかに吸収されることを要
する。 2.ジェットされたインクの小滴は、記録シートに円状
に拡がねばならず、そして明確な縁を形成しなければな
らない。 3.記録シートの色素の拡散は、色点の直径が必要なも
のより拡大しないように遅くなければならない。 4.インク小滴は、以前にデポジットされた小滴と干渉
してはならず、又はそれをにじませてはならない。 5.記録シートは、高い密度及び色の輝度を与える表面
を有することを要する。 6.記録シートは、印刷の前後に優れた物理的性質を示
さねばならない。
【0006】これらの要件は、互いに一部矛盾する。例
えば、非常に早いインク吸収速度は、摩擦に対する抵抗
性を低下させるかもしれない。インクジェット印刷用記
録シートに関するこれらの要件からスタートして、表面
での摩擦に対する高い抵抗性と組み合わされた高い色密
度を示す像を生ずる方法が探索されている。最適な結果
は、少なくとも一つの特別なインク受容層が支持体上に
コーティングされている記録シートにより得られる。イ
ンク受容層がシュードベーマイト(pseudo−bo
hemite)構造を有するコロイド状アルミニウム酸
化物/水酸化物の形の水不溶性の無機の多孔性酸化物を
含む、インクジェット印刷用記録シートは、特許出願E
P0298424、0407720、0622244号
及びJP60−245588号に提案されている。シュ
ードベーマイトは、nが1−1.5である式Al
・nH Oのアルミニウム酸化物/水酸化物の凝集物で
ある。
【0007】インク受容層が原子番号57−71である
元素の周期律表の一つ以上の元素を含む水不溶性の無機
の多孔性アルミニウム酸化物/水酸化物を含む、インク
ジェット印刷用記録シートは、特許出願EP08753
94号に提案されている。インク受容層が二酸化シリシ
ウムとアルミニウム酸化物/水酸化物(23%Al
によるゾル)との混合物を含む、インクジェット印刷
用記録シートは、特許出願WO00−02736号に提
案されている。
【0008】両者の顔料の平均粒子サイズの対数的相違
が少なくとも0.5である、粗い無機顔料(サイズ2−
4μm)と細かい無機顔料との混合物を含む紙用の顔料
層は、特許出願EP0777014号に記述されてい
る。使用される顔料は、非多孔性の炭酸カルシウム又は
カオリンである。これらの多孔性酸化物又は酸化物/水
酸化物を含む記録シートは、これらの多孔性の物質を含
まない記録シートよりも急速に水性インクを吸収する。
さらに、これらの記録シートは、不十分な鮮明さ及び堅
さを示す傾向を有する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、高いイ
ンク吸収度、早いインク吸収速度及び優れた像の質を示
すインクジェット印刷用記録シートを提供するためのも
のである。本発明の他の目的は、現在市場に出回ってい
るほとんどのインクジェットプリンターにより優れた像
の質を与えるインクジェット印刷用記録シートを提供す
ることにある。
【0010】本発明のさらなる目的は、少なくとも一つ
のこれらの酸化物又は酸化物/水酸化物が多孔性であ
る、アルミニウム又はシリシウムの水不溶性の無機酸化
物又はアルミニウムの酸化物/水酸化物の混合物を含む
少なくとも一つのインク受容層を含むインクジェット印
刷用記録シートを提供することにある。本発明の他の目
的は、固体の化合物の形の水不溶性の無機酸化物又は酸
化物/水酸化物を使用することによりこれらのインク受
容層を製造する方法である。
【0011】この作業は、これらの酸化物、酸化物/水
酸化物又は珪酸塩の少なくとも一つが多孔性である、種
々の化学的及び/又は形態学的な性質を有する、元素ア
ルミニウム又はシリシウムの種々の水不溶性の無機酸化
物又は元素アルミニウムの酸化物/水酸化物又は珪酸ア
ルミニウムを、1種以上の結合剤に加えて、少なくとも
一つのインク受容層に含むインクジェット印刷用記録シ
ートにより解決される。この多孔性の水不溶性の無機酸
化物又は酸化物/水酸化物は、前記のすべての水不溶性
の無機の酸化物、酸化物/水酸化物又は珪酸塩の全量の
少なくとも8重量%、好ましくは少なくとも40重量%
である。種々の水不溶性の無機の酸化物、酸化物/水酸
化物又は珪酸塩は、同様なサイズのものである。
【0012】γ−又はδ−酸化アルミニウム、アルミニ
ウム酸化物/水酸化物、元素の周期律表の希土類金属群
の元素によりドープされたアルミニウム酸化物/水酸化
物又は二酸化シリシウムは、好ましい水不溶性の無機の
酸化物又は酸化物/水酸化物である。これらの物質は、
多孔性及び非多孔性の形において多くの場合に存在す
る。さらに、インク受容層は1種以上の結合剤を含む。
好ましい結合剤は、水不溶性の無機酸化物、酸化物/水
酸化物及び珪酸塩の全量に関して好ましくは5−50重
量%の量のゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルアルコールの誘導体、ポリビニルピロリドン又はこれ
らの混合物である。特に好ましいのは、フィルム形成性
ポリマー又はラテックスの形の結合剤である。
【0013】層は、1種以上の結合剤のための橋かけ結
合剤、充填剤、天然もしくは合成のポリマー又は像の絵
画的及び/又は物理的性質を改善する当業者に周知の他
の成分例えばUV吸収剤、光学的光沢剤、光安定剤、抗
酸化剤、湿潤剤、スペーシング剤などの添加によりさら
に変性できる。本発明は、以下の詳細な記述で詳細に説
明される。
【0014】本発明者は、同様なサイズであるが種々の
化学的及び/又は形態的性質を有する、元素アルミニウ
ムまシリシウムの種々の水不溶性の無機の酸化物、元素
アルミニウムの酸化物/水酸化物又は珪酸アルミニウム
の混合物のインク受容層への添加が、これら記録シート
の水性インクのためのインク吸収能力をかなり増大させ
ることを見いだした。非多孔性の酸化物、酸化物/水酸
化物又は珪酸塩による特許出願EP0298424、0
407720、0622244号及びJP60−245
588号に記載された記録シートのインク受容層におけ
る多孔性の無機の酸化物/水酸化物の部分的な置換は、
インク吸収能力の増大を導き、そして予想されたような
インク吸収能力の低下を導かない。本発明による記録シ
ートは、鮮明さが増大しそしてクラックの形成の傾向が
低い。
【0015】同様なサイズ及び種々の化学的及び/又は
形態的性質の種々の元素アルミニウム又はシリシウムの
水不溶性の無機の酸化物、元素アルミニウムの酸化物/
水酸化物又は珪酸アルミニウムの混合物の添加は、もし
それらが1種以上の結合剤とともに層に添加されるなら
ば、インクジェット印刷用の記録シートのための優れた
インク受容層に導く。少なくとも一つのこれらの酸化
物、酸化物/水酸化物又は珪酸塩は、多孔性であること
を要する。この多孔性物質の量は、この層中のすべての
水不溶性の無機の酸化物、酸化物/水酸化物又は珪酸塩
の全量の少なくとも8重量%である。好ましくは、この
層は、この層中のすべての水不溶性の無機の酸化物、酸
化物/水酸化物又は珪酸塩の全量の少なくとも40重量
%の量で、これらの多孔性の水不溶性の無機の酸化物、
酸化物/水酸化物又は珪酸塩を含む。
【0016】水不溶性の無機の酸化物、酸化物/水酸化
物の孔度は、G.W.Barrow「Physical
Chemistry」2版、McGraw−Hill
Company,1966,764−765ページに
記載された、BET等温式の測定により測定された。イ
ンクジェット印刷用記録シートのインク受容層への≧4
0mL/100gの孔体積を有する多孔性物質の添加だ
けが、吸収速度そして水性インクのための吸収能力を増
加させる。これらの物質は、これから「多孔性」である
と考えるが、一方<40mL/100gの孔体積を有す
る物質は、「非多孔性」であると考えるだろう。
【0017】これらの水不溶性の無機の酸化物、酸化物
/水酸化物又は珪酸塩の主な(primary)粒子の
サイズは、透過電子顕微鏡により測定されて、ナノメー
トルの領域にある。不規則な形状の主な粒子のサイズ
は、不規則な形状の主な粒子と同じ体積を有する球の直
径により与えられる(当量球直径)。最大の体積を有す
る混合物の成分のこれらの主な粒子は、20nmより小
さい当量球直径を有する。最小の体積を有する混合物の
成分は、最大の体積を有する混合物の成分の当量球直径
の1/20より大きい当量球直径を有する。
【0018】最大の体積を有する混合物成分の主な粒子
が15nmより小さい当量球直径を有し、そして最小の
体積を有する混合物成分の主な粒子が、最大の体積を有
する混合物成分の主な粒子の当量球直径の少なくとも1
/10である当量球直径を有する混合物が好ましい。好
ましい水不溶性の無機の酸化物は、γ−又はδ−酸化ア
ルミニウム又は二酸化シリシウムであり、好ましい水不
溶性の無機の酸化物/水酸化物は、アルミニウム酸化物
/水酸化物又は元素の周期律表の希土類金属群の元素を
ドープされたアルミニウム酸化物/水酸化物である。二
酸化シリシウムは、正又は負に電荷される。組成(O
H)AlSiOHを有する線維の形の天然の水
和された珪酸アルミニウムポリマーであるイモゴライト
(imogolite)は、水不溶性の無機の珪酸アル
ミニウムとして使用できる。イモゴライトの線維は、ま
た合成法により製造できる。
【0019】孔体積≧40mL/100gを有する好ま
しい水不溶性の無機の多孔性酸化物は、γ−又はδ−酸
化アルミニウム又は二酸化シリシウムであり、孔体積≧
40mL/100gを有する好ましい水不溶性の無機の
多孔性酸化物/水酸化物は、アルミニウム酸化物/水酸
化物又は元素の周期律表の希土類金属群の元素をドープ
されたアルミニウム酸化物/水酸化物である。好ましく
は、元素の周期律表の希土類金属群の元素をドープされ
たアルミニウム酸化物/水酸化物は、Alに関し
て0.04−4.2モル%の全量で原子番号57−71
を有する1種以上の元素を含む。
【0020】以下の混合物が好ましい。アルミニウム酸
化物/水酸化物(多孔性)及びγ−又はδ−酸化アルミ
ニウム(多孔性)。アルミニウム酸化物/水酸化物(多
孔性)及び二酸化シリシウム(多孔性)。γ−又はδ−
酸化アルミニウム(多孔性)及び二酸化シリシウム(多
孔性)。アルミニウム酸化物/水酸化物(多孔性)及び
二酸化シリシウム(非多孔性)。γ−又はδ−酸化アル
ミニウム(多孔性)及びアルミニウム酸化物/水酸化物
(非多孔性)。アルミニウム酸化物/水酸化物(多孔
性)及びアルミニウム酸化物/水酸化物(非多孔性)。
アルミニウム酸化物/水酸化物(多孔性)及びイモゴラ
イト(非多孔性)。γ−又はδ−酸化アルミニウム(多
孔性)及びイモゴライト(非多孔性)。二酸化シリシウ
ム(多孔性)及びイモゴライト(非多孔性)。
【0021】元素の周期律表の希土類金属群の元素をド
ープされたアルミニウム酸化物/水酸化物又は正に電荷
された酸化シリシウムが、これらの混合物で好ましい化
合物である。水不溶性の無機の酸化物、酸化物/水酸化
物又は珪酸塩の主な粒子は、小板、棒、球又は線維の形
態を有することができる。種々の形態を示す成分は、こ
れらの混合物で好ましい化合物である。小板は、それら
の縦横比、例えば小板の厚さと小板の直径との比を特徴
とする。
【0022】以下の組合せが好ましい。球及び小板。球
及び棒。小板及び線維。球及び線維。球状の粒子の例
は、正又は負に電荷した二酸化シリシウムである。棒の
形状の粒子の例は、アルミニウム酸化物/水酸化物又は
元素の周期律表の希土類金属群の元素をドープされたア
ルミニウム酸化物/水酸化物である。板状の粒子の例
は、4−8の縦横比を有するアルミニウム酸化物/水酸
化物、又は1.5−3の縦横比を有するδ−あるいはδ
−酸化アルミニウムである。イモゴライトは線維の形状
の粒子である。
【0023】結合剤は、ほとんどの場合、水溶性のポリ
マーである。特に好ましいのは、フィルム形成ポリマー
又はラテックスの形のポリマーである。水溶性ポリマー
は、例えば、天然のポリマー又はその変性された生成
物、例えばアルブミン、ゼラチン、カゼイン、澱粉、ア
ラビアガム、アルギン酸ナトリウム又はアルギン酸カリ
ウム、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、α−、β−又はγ−シクロデキストリンな
どを含む。水溶性ポリマーの一つがゼラチンである場
合、すべての周知のタイプのゼラチンが使用でき、例え
ばアシッド豚皮又は石灰化骨ゼラチン、酸又は塩基の加
水分解化ゼラチンばかりでなく、またフタラオイル化、
アセチル化又はカルバモイル化ゼラチンのような誘導体
化ゼラチン、又はトリメリチン酸の無水物により誘導体
化されたゼラチンがある。
【0024】好ましい天然の結合剤はゼラチンである。
合成ポリマーも使用でき、例えばポリビニルアルコー
ル;酢酸ビニル及び他のモノマーのコポリマーの完全又
は部分的に鹸化された生成物;不飽和カルボン酸例えば
(メタ)アクリル酸、マレイン酸、クロトン酸などのホ
モポリマー又はそれらとのコポリマー;スルホン化ビニ
ルモノマー例えばビニルスルホン酸、スチレンスルホン
酸などのホモポリマー又はそれらとビニルモノマーとの
コポリマーを含む。その上、(メタ)アクリルアミドの
ホモポリマー又はそれとビニルモノマーとのコポリマ
ー;エチレンオキシドのホモポリマー又はそれと他のモ
ノマーとのコポリマー;ポリウレタン;ポリアクリルア
ミド;水溶性のナイロンタイプポリマー;ポリビニルピ
ロリドン;ポリエステル;ポリビニルラクタム;アクリ
ルアミドポリマー;置換ポリビニルアルコール;ポリビ
ニルアセタール;アルキル及びスルホアルキルアクリレ
ート及びメタクリレートのポリマー;加水分解されたポ
リ酢酸ビニル;ポリアミド;ポリビニルピリジン;ポリ
アクリル酸;無水マレイン酸とのコポリマー;ポリアル
キレンオキシド;メタクリルアミドコポリマー及びマレ
イン酸コポリマーも使用できる。すべてのこれらのポリ
マーも混合物として使用できる。
【0025】好ましい合成結合剤は、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルアルコールの誘導体、ポリビニルピロ
リドン又はこれらの混合物である。これらのポリマー
は、水不溶性の天然又は合成の高分子量化合物、特にア
クリレートラテックス又はスチレンアクリレートラテッ
クスとブレンドできる。
【0026】本発明では特に規定されていないが、水不
溶性のポリマーはそれにもかかわらず系の一部と考えら
れる。橋かけ結合剤と反応する可能性のある基を有する
上記のポリマーは、橋かけ結合又は硬化されて、本質的
に水不溶性の層を形成できる。これらの橋かけ結合は、
共有結合又はイオン結合の何れかである。層の橋かけ結
合又は硬化は、層の物理的性質の変性を可能にし、例え
ば層の水の吸収又は層の損傷に対する抵抗性である。橋
かけ結合剤又は硬化剤は、使用される水溶性ポリマーに
応じて選択される。
【0027】有機の橋かけ結合剤及び硬化剤は、例え
ば、アルデヒド(例えばホルムアルデヒド、グリオキザ
ール又はグルタールアルデヒド)、N−メチロール化合
物(例えばジメチロール尿素又はメチロールジメチルヒ
ダントイン)、ジオキサン(例えば2、3−ジヒドロキ
シジオキサン)、反応性ビニル化合物(例えば1、3、
5−トリスアクリロリルヘキサヒドロ−s−トリアジン
又はビス−(ビニルスルホニル)メチルエーテル)、反
応性ハロゲン化合物(例えば2、4−ジクロロ−6−ヒ
ドロキシ−s−トリアジン)、エポキシド、アジリジ
ン、カルバモイルピリジニウム化合物、メラミン樹脂、
又は上記の橋かけ結合剤の2種以上の混合物を含む。無
機の橋かけ結合剤又は硬化剤は、例えばクロミウムアル
ム、アルミニウムアルム、ほう酸又はボレートを含む。
【0028】層は、また紫外線又は赤外線、電子ビー
ム、X−線又は熱の影響下層を橋かけ結合する反応性の
物質を含むことができる。本発明によるインクジェット
印刷用の記録シートは、インク受容層に加えて、インク
受容層の上又は下の何れかに配置された補足層及び補助
層を含む。
【0029】層は、充填剤により変性できる。可能な充
填剤は、例えばカオリン、Ca−又はBa−カーボネー
ト、二酸化シリシウム、二酸化チタン、ベントナイト、
ゼオライト、珪酸アルミニウム、珪酸カルシウム又はコ
ロイド状二酸化シリシウムである。同様に、有機の不活
性な粒子例えばポリマービーズを使用する可能性が存在
する。これらのビーズは、ポリアクリレート、ポリアク
リルアミド、ポリスチレン、又はアクリレートとスチレ
ンとの種々のコポリマーからなることができる。充填剤
は、印刷される像の使用目的に従って選択される。これ
らの化合物のいくらかは、もし印刷された像が透明なも
のとして使用されるならば、使用できない。しかし、そ
れらは、印刷された像がリミッション(remissi
on)ピクチュアとして使用される場合には、興味があ
る。非常にしばしば、これらの充填剤の導入は、望まし
いつや消しの表面を生ずる。
【0030】記録シートは、多孔性の無機の化合物に加
えて、水溶性の金属塩例えばアルカリ土類金属系又は希
土類金属系の塩をさらに含むことができる。本発明によ
る記録シートは、その上にコーティングされた少なくと
も一つのインク受容層を有する支持体を含む。種々の支
持体が知られており、当業者により普通に使用されてい
る。それらは、写真材料の製造に使用されるすべての支
持体を含む。これは、セルロースエステル例えば三酢酸
セルロース、酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース
又は酢酸セルロース/酪酸セルロース、ポリエステル例
えばポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリカ
ーボネート、ポリイミド、ポリオレフィン、ポリビニル
アセタール、ポリエーテル、ポリ塩化ビニル、及びポリ
スルホンアミドから製造される透明なフィルムを含む。
ポリエステルフィルム支持体そして特にポリエチレンテ
レフタレートが、それらの優れた寸法安定性の特徴のた
めに好ましい。不透明な写真材料の製造に使用される通
常の支持体が使用でき、例えばバリタ紙、ポリエチレン
コーティング紙、例えばMelinex(商標)の商品
名でDuPontにより製造されるようなボイデド(v
oided)ポリエステルを含む。特に好ましいのは、
樹脂コーティング紙又はボイデドポリエステルである。
【0031】これらの支持体材料特にポリエステルが使
用されるとき、下塗り(subbing)層は、まずコ
ーティングされて支持体へのインク受容層又は他の層の
結合を有利に改善する。この目的のための有用な下塗り
組成物は、写真業界に周知であり、そして例えば塩化ビ
ニリデン、アクリロニトリル及びアクリル酸のターポリ
マー、又は塩化ビニリデン、アクリル酸メチル及びイタ
コン酸のターポリマーを含む。また支持体として使用さ
れるのは、それらの組成及びそれらの性質において広く
変化するすべての種々のタイプの紙を含む、普通の紙で
ある。顔料入り紙及びキャスト(cast)コーティン
グ紙も使用でき、そして金属フォイル例えばアルミニウ
ムから製造されるフォイルも使用できる。
【0032】本発明によるインク受容層は、一般に、す
べての必要な成分を含む水溶液又は分散物をコーティン
グされる。多くの場合では、界面活性剤は、層のコーテ
ィング挙動及び滑らかさを改善するために、これらのコ
ーティング溶液に添加される。コーティングの目的に必
要であることのほかに、これらの化合物は、像の質に影
響し、そのためこの特定の目的を考えて選択できる。本
発明では特に請求されていないが、それにもかかわら
ず、界面活性剤は本発明の重要な部分を形成する。上記
の化合物に加えて、本発明による記録シートは、その性
能をさらに改善することを目的として追加の添加物、例
えば白さを改善するための光沢剤、例えばスチルベン、
クマリン、トリアジン、オキサゾール又は当業者に周知
の他の化合物を含むことができる。
【0033】光安定性は、UV吸収剤例えばベンゾトリ
アゾール、ベンゾフェノン、チアゾリドン、オキサゾー
ル、チアゾール及び当業者に周知の他の化合物を添加す
ることにより改善できる。UV吸収剤の量は、200−
2000mg/m、好ましくは400−1000mg
/mに変化できる。UV吸収剤は、本発明により記録
シートの任意の層に添加できる。しかし、もしそれらが
添加されるならば、UV吸収剤は系の最上の層に含まれ
るのが好ましい。
【0034】インクジェット印刷により生成する像が、
安定剤及び抗酸化剤の添加により劣化から保護されるこ
とも知られている。これら化合物の例は、立体障害フェ
ノール、立体障害アミン、クロマノール、還元剤例えば
アスコルビン酸などである。上記の添加物は、コーティ
ング溶液へ水溶液として添加できる。これらの化合物が
十分に水溶性でないならば、それらは、当業者に周知で
ある他の普通の技術によりコーティング溶液中に配合で
きる。化合物は、例えば、水と混和できる溶媒例えば低
級アルコール、グリコール、ケトン、エステル又はアミ
ドに溶解できる。別に、化合物は、細かい分散物とし
て、油エマルションとして、シクロデキストリン包接化
合物としてコーティング溶液に添加できるか、又はラテ
ックス粒子中に配合できる。概して、本発明による受容
層は、0.5−100μm(乾燥厚さ)の範囲、好まし
くは5−50μm(乾燥厚さ)の範囲の厚さを有する。
【0035】コーティング溶液は、任意の数の好適なや
り方により支持体上にコーティングできる。通常のコー
ティング法は、例えば、押し出しコーティング、エアナ
イフコーティング、ドクターブレードコーティング、カ
スケードコーティング又はカーテンコーティングを含
む。コーティング溶液は、また噴霧の技術を使用して適
用できる。インク受容層は、次々に又は同時にコーティ
ングできるいくらかの単一層から形成できる。インク受
容層により両面で支持体をコーティングすることも同様
に可能である。帯電防止層又は背面の抗カール層をコー
ティングすることも可能である。選択されたコーティン
グ法は、本発明を制限するものと考えてはならない。
【0036】インクジェット印刷用インクは、本質的に
は、液体のビヒクルとそのなかに溶解又は懸濁した色素
又は顔料とからなる。インクジェットのインク用液体ビ
ヒクルは、一般に、水、又は水と水と混和しうる有機溶
媒例えばエチレングリコール、高分子量グリコール、グ
リセロール、ジプロピレングリコール、ポリエチレング
リコール、アミド、ポリビニルピロリドン、N−メチル
ピロリドン、シクロヘキシルピロリドン、カルボン酸及
びそれらのエステル、エーテル、アルコール、有機スル
ホキシド、スルホラン、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、セロソルブ、ポリウレタン、アクリレ
ートなどとの混合物からなる。
【0037】インクの非水性部分は、一般に、湿潤剤、
共溶媒、粘度調節剤、インク浸透添加物、均一化剤又は
乾燥剤として働く。有機成分は、ほとんどの場合、水よ
りも高い沸点を有する。さらに、連続流タイプのプリン
ターに使用される水性インクは、伝導性を高めるために
無機又は有機の塩を含むことができる。これらの塩の例
は、硝酸塩、塩化物、燐酸塩、及び水溶性の有機酸の塩
例えば酢酸塩、シュウ酸塩及びクエン酸塩を含む。本発
明による記録シートに使用可能なインクの製造に好適な
色素及び顔料は、周知の着色化合物のすべてのクラスを
実際的にカバーする。この目的に概して使用される色素
又は顔料は、特許出願EP0559324号に記載され
ている。本発明による記録シートは、現在の技術を示す
殆どのインクに関連して使用できることを意味する。イ
ンクに存在する他の添加物は、例えば界面活性剤、光学
的光沢剤、UV吸収剤、光安定剤、殺生物剤及びポリマ
ー性添加物である。インクのこの記述は、例示のための
みであり、本発明の目的を制限するものと考えてはなら
ない。以下の方法は、本明細書に記述された記録シート
のテスト及び比較のために使用されている。
【0038】像の均質性 本発明による記録シートは、実施例において後で記述さ
れるように、オリジナルインクを使用して透明モードで
インクジェットプリンターEPSON STYLUS
COLOR500により印刷された。11フィールドを
有するカラーパッチは、7色即ちシアン、マゼンダ、
黄、黒、赤、緑及び青のそれぞれについて印刷され、小
滴の数は、フィールド1(100%)からフィールド1
0(10%)に連続的に低下する。フィールド11は、
5%の小滴の数を有する。印刷後、同質でないフィール
ドの数は、ライトボックスで数えた。大きな数は、悪い
像の質を示す(同質でないフィールドの高い数)。零
は、フィールドのどれも同質でないので、完全な像の質
を示す。
【0039】色素のにじみ 本発明による記録シートは、オリジナルインクを使用し
て透明モードでインクジェットプリンターEPSON
STYLUS COLOR500により印刷された。1
00%の小滴の数で緊密な接触をしているカラーパッチ
を印刷した。色素のにじみは、青−黄;緑−マゼンダ及
び赤−シアンの境界で判断され、そして1(極めて高い
色素のにじみ)から5(色素のにじみなし)のスケール
で評価した。
【0040】表1でリストされそして特徴(化学的及び
形態学的性質)を有する物質を実施例で使用した。
【0041】
【表1】
【0042】孔体積は、G.W.Barrow「Phy
sical Chemistry」2版、McGraw
−Hill Company,1966,764−76
5ページに記載された方法により測定された。主な粒子
のサイズ及び形状は、透過電子顕微鏡により測定され
た。ALDRICH Chemie,Buchs,スイ
スから入手できる98−99%の加水分解度及び850
00−146000の分子量のポリビニルアルコールを
結合剤として使用した。コーティングされた実施例は、
透明なポリエステル支持体上に、以下に記述されるコー
ティング溶液を100g/mでコーティングし、そし
て35℃の温度で60分間後でコーティングされた支持
体を乾燥することにより製造された。
【0043】
【実施例】実施例 1 a)18重量%のAlを有する酸化アルミニウム
Cの水性分散物の製造 96.6%のAlを有する酸化アルミニウムC
(DEGUSSA AG,Frankfurt/Mai
n,ドイツから入手)37.27gを、162.73g
の水性酢酸(2%)中で25℃の温度で超音波に曝すこ
とにより分散した。
【0044】b)アルミニウムイソプロポキシドの加水
分解によるEP0967086号(実施例1a)の化合
物)(ICH286)のアルミニウム酸化物/水酸化物
の製造 360gの脱イオン水と338gのイソプロパノールと
の混合物をガラス容器中で調製した。153gのアルミ
ニウムイソプロポキシド(Fluka Chemie
AG,Buchs,スイスから入手)を75℃の温度で
この混合物に添加し、得られる混合物を75−78℃の
温度で4時間撹拌した。その後、温度を95℃に上げ、
1.5gの2−ヒドロキシプロピオン酸を添加した。温
度を次に75−78℃に下げ、混合物をこの温度で48
時間撹拌した。最後に、得られるコロイド状の溶液を真
空下蒸発させた。43gの75.2%のAlを有
する白色の固体を得た。X線回折スペクトルは、式Al
OOHのシュードベーマイトのそれに等しかった。
【0045】c)コーティング溶液の製造 実施例1a)のAlの水性分散物38.89g
を、超音波に曝すことにより、40℃の温度で3.99
gのICH286と16gのポリビニルアルコールの溶
液(7.5%)と混合した。全重量を脱イオン水により
100gに調節した。コーティング溶液は、両者の化合
物のAl含量に基づいて70:30の重量比の酸
化アルミニウムC及びICH286を含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、Alとして
計算された無機酸化物10g及びポリビニルアルコール
1.2gを含む。
【0046】比較例 1C1 実施例1a)のAlの水性分散物55.56g
を、酸化アルミニウムC及びICH286の混合物の代
わりに、実施例1c)のコーティング溶液で使用した。
コーティングされた支持体1mは、Alとして
計算された無機酸化物10g及びポリビニルアルコール
1.2gを含む。
【0047】比較例 1C2 13.3gのICH286を、酸化アルミニウムC及び
ICH286の混合物の代わりに、実施例1c)のコー
ティング溶液で使用した。コーティングされた支持体1
は、Alとして計算された無機酸化物10g
及びポリビニルアルコール1.2gを含む。
【0048】実施例 2−5 これらの実施例では、実施例1の化合物酸化アルミニウ
ムC及びICH286を、表2に示された成分の割合で
使用した。
【0049】
【表2】
【0050】実施例 6 c)コーティング溶液の製造 実施例1a)のAlの水性分散物13.3gを、
超音波に曝すことにより、40℃の温度で、5.6gの
Disperal(商標)100/2(CONDEA
GmbH,Hamburg、ドイツから入手)、0.9
6gの酢酸及び9.6gのポリビニルアルコールの溶液
(10%)9.6gと一緒に分散した。全重量を脱イオ
ン水により80gに調節した。コーティング溶液は、両
者の化合物のAl含量に基づいて、70:30の
重量比で酸化アルミニウムC及びDisperal(商
標)100/2を含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、Alとして
計算された無機酸化物8.5g及びポリビニルアルコー
ル1.2gを含む。
【0051】比較例 6C1 c)コーティング溶液の製造 5.6gのDisperal(商標)100/2を、2
0℃の温度で超音波に曝すことにより、0.96gの酢
酸及び56gの脱イオン水に分散した。その後、ポリビ
ニルアルコールの溶液(10%)9.6gを添加し、全
重量を脱イオン水により80gに調節した。溶液をさら
に3分間超音波に曝した。コーティング溶液は、両者の
化合物のAl含量に基づいて、70:30の重量
比で酸化アルミニウムC及びDisperal(商標)
100/2を含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、Alとして
計算された無機酸化物8.5g及びポリビニルアルコー
ル1.2gを含む。
【0052】比較例 6C2 c)コーティング溶液の製造 実施例1a)のAlの水性分散物37.8gを、
超音波に曝すことにより、9.6gのポリビニルアルコ
ールの溶液(10%)9.6gと一緒に分散した。全重
量を脱イオン水により80gに調節した。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、Alとして
計算された無機酸化物8.5g及びポリビニルアルコー
ル1.2gを含む。
【0053】実施例 7 c)コーティング溶液の製造 10.0gのDispal(商標)14R25(Con
ea Vista,Houston、米国から入手でき
る、アルミニウム酸化物/水酸化物の24.2%の水性
分散物)を、超音波に曝すことにより、5.6gのDi
speral(商標)100/2、0.96gの酢酸及
び45gの脱イオン水に分散した。その後、9.6gの
ポリビニルアルコール溶液(10%)9.6gを添加
し、全重量を脱イオン水により80gに調節した。溶液
をさらに3分間超音波にさらした。コーティング溶液
は、両者の化合物のAl含量に基づいて、36:
64の重量比でDispal(商標)14R25及びD
isperal(商標)100/2を含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、Alとして
計算された無機酸化物10g及びポリビニルアルコール
1.2gを含む。
【0054】比較例 7C1 c)コーティング溶液の製造 33.3gのDispal(商標)14R25を、超音
波に曝すことにより、0.96gの酢酸及び45gの脱
イオン水に20℃の温度で分散した。その後、9.6g
のポリビニルアルコール溶液(10%)9.6gを添加
し、全重量を脱イオン水により80gに調節した。溶液
をさらに3分間超音波に曝した。コーティング溶液は、
両者の化合物のAl含量に基づいて、36:64
の重量比でDispal(商標)14R25及びDis
peral(商標)100/2を含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、Alとして
計算された無機酸化物10g及びポリビニルアルコール
1.2gを含む。
【0055】実施例 8 a)正に電荷したSiO(12重量%のSiO(p
os))の水性分散物の製造 この分散物は、特許米国3007878号に記載された
方法により製造された。式Al(OH)Cl・2.
5HOのアルミニウムクロロヒドレート(Clari
ant AG、Muttenz、スイスから入手、Lo
cron)1.97gを、撹拌下20℃の温度で85g
の脱イオン水中に溶解した。その後、溶液を40℃の温
度に加熱し、12gのAerosil200(pH2.
0で等電点を有するSiO、Degussa AG,
Frankfurt/Main、ドイツから入手)を添
加し、混合物を超音波に曝すことにより分散し、濾過し
た。得られた溶液は、pH9.1で等電点を有する正に
電荷したSiO12重量%を含む(acustoph
oretic測定法により測定)。
【0056】c)コーティング溶液の製造 実施例8a)の正に電荷したSiOの水性分散物1
4.41gを、撹拌下20℃の温度で、実施例1a)の
Alの水性分散物9.61g及びDispal
(商標)14R25(24%水性分散物)7.14gと
ともに分散した。その後、溶液を40℃の温度に加熱
し、12.1gのICH286及び20.8gのポリビ
ニルアルコールの溶液(7.5%)を添加し、全重量を
脱イオン水により100gに調節し、溶液を超音波に曝
すことによりホモゲナイズした。コーティング溶液は、
10:10:70:10の重量比で、化合物酸化アルミ
ニウムC、Disperal(商標)100/2、IC
H286及び正に電荷した二酸化シリシウムを含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、17.3gの無機
化合物及びポリビニルアルコール1.56gを含む。
【0057】比較例 8C1 c)コーティング溶液の製造 17.3gのICH286を、40℃の温度で超音波に
曝すことにより、6.8gの酢酸及び40gの脱イオン
水に分散した。その後、20.8gのポリビニルアルコ
ールの溶液(7.5%)を添加し、全重量を脱イオン水
により100gに調節した。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、17.3gの無機
化合物及びポリビニルアルコール1.56gを含む。
【0058】実施例 9−12 コーティング溶液中に、実施例8の化合物酸化アルミニ
ウムC、Dispal(商標)14R25、ICH28
9及び正に電荷した二酸化シリシウムを、表3に示した
成分の割合で使用した。
【0059】
【表3】
【0060】実施例 13 a)イモゴライトのコロイド状水性分散物(0.6重量
%)の製造 この分散物は、「Journal of Colloi
d and Interface Science」2
16、429(1999)に記載された方法により製造
した。 c)コーティング溶液の製造 実施例13a)のイモゴライトの水性分散物50gを、
撹拌下20℃の温度で、1.2gの酢酸及び2.8gの
脱イオン水に分散した。その後、溶液を40℃の温度に
加熱し、17.29gのICH286及び20.8gの
ポリビニルアルコールの溶液(7.5%)を添加し、全
重量を脱イオン水により100gに調節し、溶液を超音
波に曝すことによりホモゲナイズした。コーティング溶
液は、97.7:2.3の重量比で化合物ICH286
及びイモゴライトを含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、17.3gの無機
化合物及びポリビニルアルコール1.56gを含む。
【0061】実施例 14 c)コーティング溶液の製造 実施例13a)のイモゴライトの水性分散物50gを、
撹拌下20℃の温度で、7.87gの酢酸及び0.9g
の脱イオン水に分散した。その後、溶液を40℃の温度
に加熱し、12.94gの酸化アルミニウムC及び2
0.8gのポリビニルアルコールの溶液(7.5%)を
添加し、全重量を脱イオン水により100gに調節し、
溶液を超音波に曝すことによりホモゲナイズした。コー
ティング溶液は、97.7:2.3の重量比で酸化アル
ミニウムC及びイモゴライトを含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、13.24gの無
機化合物及びポリビニルアルコール1.50gを含む。
【0062】比較例 14C1 c)コーティング溶液の製造 酸化アルミニウム12.94gを、40℃の温度で超音
波に曝すことにより、7.87gの酢酸(17.65
%)及び50.9gの脱イオン水に分散した。その後、
20.0gのポリビニルアルコールの溶液(7.5%)
を添加し、全重量を脱イオン水により100gに調節
し、溶液を超音波に曝すことによりホモゲナイズした。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、12.94gの無
機化合物及びポリビニルアルコール1.50gを含む。
【0063】実施例 15 b)Laにドープしたアルミニウム酸化物/水酸化物
(Alに関して2.2モル%)(EP08753
94号の実施例1a)の化合物)(ICH277)の製
造 50gのアルミニウム酸化物/水酸化物Dispera
l(商標)100/2を、948gの2回蒸留した水中
で激しい機械的な撹拌下15分間20℃の温度で分散し
た。その後、温度を90℃に上げ、そして撹拌をこの温
度で15分間続けた。2.04gのLaCl(Flu
ka Chemie AG、Buchs,スイスから入
手)を固体として添加し、撹拌を120分間続けた。固
体を濾過し、2回蒸留した水により3回洗い、110℃
で乾燥した。 c)コーティング溶液の製造 44.41gの実施例1a)のAlの水性分散物
を、超音波に曝すことにより、40℃の温度で、2.6
6gのICH277及び16gのポリビニルアルコール
の溶液(7.5%)と混合した。全重量を脱イオン水に
より100gに調節した。コーティング溶液は、両者の
化合物のAl含量に基づいて、80:20の重量
比で酸化アルミニウムC及びICH277(Laにより
ドープされたアルミニウム酸化物/水酸化物)を含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、Alとして
計算して10gの無機化合物及びポリビニルアルコール
1.2gを含む。
【0064】比較例 15C1 13.3gのICH277(Laによりドープされたア
ルミニウム酸化物/水酸化物)を、13.3gのICH
286の代わりに、比較例8C1のコーティング溶液で
使用した。コーティングされた支持体1mは、Al
として計算して10gの無機化合物及びポリビニル
アルコール1.2gを含む。
【0065】実施例 16 a)正に電荷したSiO(24重量%のSiO(p
os))の水性分散物の製造 24gのAerosil 200を、72gの水性酢酸
(2.78%)に20℃の温度で撹拌下溶解した。その
後、式Al(OH)Cl・2.5HOのアルミニ
ウムクロロヒドレート3.94gを添加し、全重量を1
00gに調節した。得られた溶液は、24重量%の正に
電荷したSiOを含む。 c)コーティング溶液の製造 45.83gの実施例13a)のイモゴライトの水性分
散物を、撹拌下40℃の温度で、実施例16a)の正に
電荷したSiOの水性分散物27.08gと混合し
た。その後、23.4gのポリビニルアルコールの溶液
(7.5%)を添加し、全重量を脱イオン水により10
0gに調節し、溶液を超音波に曝すことによりホモゲナ
イズした。コーティング溶液は、96:4の重量比で、
正に電荷したSiO及びイモゴライトを含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、6.5gの正に電
荷したSiO及びイモゴライト並びにポリビニルアル
コール1.75gを含む。
【0066】比較例 16C1 c)コーティング溶液の製造 実施例16a)の正に電荷したSiOの水性分散物2
7.08gを、40℃の温度で、23.4gのポリビニ
ルアルコールの溶液(7.5%)と混合した。全重量を
脱イオン水により100gに調節し、溶液を超音波に曝
すことによりホモゲナイズした。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、6.5gの正に電
荷したSiO並びにポリビニルアルコール1.75g
を含む。
【0067】実施例 17 c)コーティング溶液の製造 実施例1a)のAlの水性分散物8.87gを、
26.45gのDispal(商標)14R25、9.
6gの9.6gのポリビニルアルコール溶液(10%)
9.6gを40℃の温度で添加し、全重量を脱イオン水
により100gに調節し、超音波に曝すことによりホモ
ゲナイズした。コーティング溶液は、両者の化合物のA
含量に基づいて、70:30の重量比で、酸化
アルミニウムC及びDispal(商標)14R25を
含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、Alとして
計算された無機酸化物10g及びポリビニルアルコール
1.2gを含む。
【0068】実施例 18 c)コーティング溶液の製造 実施例8a)の正に電荷したSiOの水性分散物1
4.41gを、64.26gのDispal(商標)1
4R25と撹拌下20℃の温度で混合した。その後、2
0.8gのポリビニルアルコール溶液(7.5%)を添
加し、全重量を脱イオン水により100gに調節し、溶
液を超音波に曝すことによりホモゲナイズした。コーテ
ィング溶液は、90:10の重量比で、化合物Disp
al(商標)14R25及び正に電荷した二酸化シリシ
ウムを含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、無機酸化物17.
3g及びポリビニルアルコール1.56gを含む。
【0069】比較例 18C1 c)コーティング溶液の製造 71.5gのDispal(商標)14R25を、20
℃の温度で超音波に曝すことにより、2.14gの酢酸
及び5.56gの脱イオン水と混合した。その後、2
0.8gのポリビニルアルコール溶液(7.5%)を添
加し、全重量を脱イオン水により100gに調節し、溶
液を超音波に曝すことにより3分間ホモゲナイズした。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、無機酸化物17.
3g及びポリビニルアルコール1.56gを含む。
【0070】実施例 19 c)コーティング溶液の製造 実施例8a)の正に電荷したSiOの水性分散物4
8.75gを、2.69gのDispal(商標)14
R25及び11.16gの脱イオン水と撹拌下20℃の
温度で混合した。その後、溶液を40℃の温度に加熱
し、23.4gのポリビニルアルコール溶液(7.5
%)を添加し、全重量を脱イオン水により100gに調
節し、溶液を超音波に曝すことによりホモゲナイズし
た。コーティング溶液は、10:90の重量比で、化合
物Dispal(商標)14R25及び正に電荷した二
酸化シリシウムを含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、無機酸化物6.5
g及びポリビニルアルコール1.75gを含む。
【0071】比較例 19C1 c)コーティング溶液の製造 実施例8a)の正に電荷したSiOの水性分散物5
4.17gを、19.43gの脱イオン水と撹拌下20
℃の温度で混合した。その後、溶液を40℃の温度に加
熱し、23.4gのポリビニルアルコール溶液(7.5
%)を添加し、全重量を脱イオン水により100gに調
節し、溶液を超音波に曝すことによりホモゲナイズし
た。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、無機酸化物6.5
g及びポリビニルアルコール1.75gを含む。
【0072】実施例 20 c)コーティング溶液の製造 実施例8a)の正に電荷したSiOの水性分散物4
3.33gを、7.23gの実施例1a)のAl
の水性分散物及び11.16gの脱イオン水と撹拌下2
0℃の温度で混合した。その後、溶液を40℃の温度に
加熱し、23.4gのポリビニルアルコール溶液(7.
5%)を添加し、全重量を脱イオン水により100gに
調節し、溶液を超音波に曝すことによりホモゲナイズし
た。コーティング溶液は、20:80の重量比で、化合
物酸化アルミニウムC及び正に電荷した二酸化シリシウ
ムを含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、無機酸化物6.5
g及びポリビニルアルコール1.75gを含む。
【0073】比較例 20C1 c)コーティング溶液の製造 実施例8a)の正に電荷したSiOの水性分散物5
4.17gを、23.4gの脱イオン水と20℃の温度
で混合した。その後、全重量を脱イオン水により100
gに調節し、溶液を超音波に曝すことによりホモゲナイ
ズした。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、正に電荷したSi
6.5g及びポリビニルアルコール1.75gを含
む。
【0074】実施例 21 c)コーティング溶液の製造 実施例8a)の正に電荷したSiOの水性分散物1
0.83gを、28.92gの実施例1a)のAl
の水性分散物及び11.16gの脱イオン水と撹拌下
20℃の温度で混合した。その後、溶液を40℃の温度
に加熱し、23.4gのポリビニルアルコール溶液
(7.5%)を添加し、全重量を脱イオン水により10
0gに調節し、溶液を超音波に曝すことによりホモゲナ
イズした。コーティング溶液は、80:20の重量比
で、化合物酸化アルミニウムC及び正に電荷した二酸化
シリシウムを含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、無機酸化物6.5
g及びポリビニルアルコール1.75gを含む。
【0075】比較例 21C1 c)コーティング溶液の製造 54.17gの実施例1a)のAlの水性分散物
及び11.16gの水を20℃の温度で混合した。その
後、溶液を40℃の温度に加熱し、22.84gのポリ
ビニルアルコール溶液(7.5%)を添加し、全重量を
脱イオン水により100gに調節し、溶液を超音波に曝
すことによりホモゲナイズした。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、酸化アルミニウム
C6.5g及びポリビニルアルコール1.75gを含
む。
【0076】実施例 22 c)コーティング溶液の製造 Snowtex(商標)Up(日産化学工業(株)、東
京、日本から入手、20.3%)の水性分散物4.86
gを、18.05gのICH286、1.2gの酢酸及
び11.16gの脱イオン水と撹拌下20℃の温度で混
合した。その後、溶液を40℃の温度に加熱し、23.
4gのポリビニルアルコール溶液(7.5%)を添加
し、全重量を脱イオン水により100gに調節し、溶液
を超音波に曝すことによりホモゲナイズした。コーティ
ング溶液は、95:5の重量比で、化合物ICH286
及びSnowtex(商標)Up(負に電荷した二酸化
シリシウム)を含む。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、無機酸化物19.
5g及びポリビニルアルコール1.71gを含む。
【0077】比較例 22C1 c)コーティング溶液の製造 19gのICH286及び40gの水を撹拌下20℃の
温度で混合した。その後、溶液を40℃の温度に加熱
し、22.84gのポリビニルアルコール溶液(7.5
%)を添加し、全重量を脱イオン水により100gに調
節し、溶液を超音波に曝すことによりホモゲナイズし
た。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、19.5gのIC
H286及びポリビニルアルコール1.75gを含む。
【0078】比較例 22C2 c)コーティング溶液の製造 Snowtex(商標)Upの水性分散物49.26g
を、1.2gの酢酸及び20gの脱イオン水と撹拌下2
0℃の温度で混合した。その後、溶液を40℃の温度に
加熱し、22.84gのポリビニルアルコール溶液
(7.5%)を添加し、全重量を脱イオン水により10
0gに調節し、溶液を超音波に曝すことによりホモゲナ
イズした。 d)コーティング コーティングされた支持体1mは、Snowtex
(商標)19.5g及びポリビニルアルコール1.71
gを含む。
【0079】実施例 23 c)コーティング溶液の製造 実施例8a)の正に電荷したSiOの水性分散物5
4.17gを、33.8gのポリビニルアルコール溶液
(7.5%)と混合した。全重量を脱イオン水により1
00gに調節し、溶液を超音波に曝すことによりホモゲ
ナイズした。 d)コーティング 100g/mのこのコーティング溶液Uを通常のやり
方で透明なポリエステル支持体の上にコーティングし
た。この層の上に、100g/mの実施例8c)のコ
ーティング溶液をコーティングした。1mの下のコー
ティングされた層は、6.5gの正に電荷した二酸化シ
リシウム及び2.53gのポリビニルアルコールを含
む。1mの上のコーティングされた層は、17.3g
の無機化合物及び1.56gのポリビニルアルコールを
含む。
【0080】結果 実施例 1−5 酸化アルミニウムCとICH286(EP096708
6号の実施例1a)の化合物)との混合物に関する像の
均質性及び色素のにじみの結果は、表4にリストされ
る。
【0081】
【表4】
【0082】表4の結果は、酸化アルミニウムCとIC
H286との最適な混合物(実施例4)が、それぞれ両
方の成分の一つのみを含む比較例1C1及び1C2より
遥かに良好な像の均質性を有することを明らかに示す。
実施例1−5の層は、比較例1C1の層よりかなり透明
である。
【0083】実施例 7 酸化アルミニウムCとDisperal(商標)100
/2との混合物に関する像の均質性及び色素のにじみの
結果が表5にリストされる。
【0084】
【表5】
【0085】表5の結果は、酸化アルミニウムCとDi
speral(商標)100/2との混合物(実施例
6)が、それぞれ両方の成分の一つのみを含む比較例6
C1及び6C2より遥かに良好な像の均質性を有するこ
とを明らかに示す。特に、像の均質性及び色素のにじみ
が、単一の成分として酸化アルミニウムC(比較例6C
2)によるよりも酸化アルミニウムCとDispera
l(商標)100/2との混合物(実施例6)によるの
が遥かに良好である。実施例6の層は、比較例6C2の
層よりもかなり透明である。
【0086】実施例 7 Disperal(商標)100/2とDispal
(商標)100/2との混合物に関する像の均質性及び
色素のにじみの結果は、表6にリストされる。
【0087】
【表6】
【0088】表6の結果は、Dispal(商標)14
R25とDisperal(商標)100/2との混合
物(実施例7)が、それぞれ両方の成分の一つのみを含
む比較例6C1及び6C2より遥かに良好な像の均質性
を有し、さらにかなり少ない色素のにじみを有すること
を明らかに示す。
【0089】実施例 8−12 酸化アルミニウムC、ICH(EP0967086号の
実施例1a)の化合物)、Dispal(商標)100
/2及び正に電荷したSiOの混合物に関する像の均
質性及び色素のにじみの結果は、表7にリストされる。
【0090】
【表7】
【0091】表7の結果は、ICH286、酸化アルミ
ニウムC、Dispal(商標)14R25及びSiO
(pos)のすべてのテストされた混合物(実施例8
−12)が、ICH286のみを含む比較例8C1より
良好な像の均質性を有することを明らかに示す。
【0092】実施例 13 ICH286(EP0967086号の実施例1a)の
化合物)とイモゴライトとの混合物に関する像の均質性
及び色素のにじみに関する結果は、表8にリストされ
る。
【0093】
【表8】
【0094】表8の結果は、ICH286(EP096
7086号の実施例1a)の化合物)とイモゴライト
(実施例13)との混合物が、ICH286のみを含む
比較例1C1より良好な像の均質性を有することを明ら
かに示す。
【0095】実施例 14 酸化アルミニウムCとイモゴライトとの混合物に関する
像の均質性及び色素のにじみに関する結果は、表9にリ
ストされる。
【0096】
【表9】
【0097】表9の結果は、酸化アルミニウムCとイモ
ゴライトとの混合物(実施例14)が、酸化アルミニウ
ムCのみを含む比較例14C1より良好な像の均質性を
有することを明らかに示している。実施例14の層は、
比較例14C1の層よりかなり透明であり、そしてクラ
ック形成についてかなり低下した傾向を示す。
【0098】実施例 15 ICH277(EP0875394号の実施例1a)の
化合物)と酸化アルミニウムCとの混合物に関する像の
均質性及び色素のにじみの結果は、表10にリストされ
る。
【0099】
【表10】
【0100】表10の結果は、酸化アルミニウムCとI
CH277(EP0875394号の実施例1a)の化
合物)との混合物(実施例15)が、ICH277のみ
を含む比較例15C1より良好な像の均質性を有するこ
とを明らかに示す。
【0101】実施例 16 正に電荷した二酸化シリシウムSiO(pos)とイ
モゴライトとの混合物に関する像の均質性及び色素のに
じみの結果は、表11にリストされる。
【0102】
【表11】
【0103】表11の結果は、正に電荷した二酸化シリ
シウムSiO(pos)とイモゴライトとの混合物
(実施例16)が、正に電荷した二酸化シリシウムのみ
を含む比較例16C1より良好な像の均質性を有するこ
とを明らかに示す。実施例16の層は、比較例16C1
の層よりもかなり透明であり、そしてクラック形成の遥
かに低下した傾向を示す。
【0104】実施例 17 酸化アルミニウムCとDispal(商標)14R25
との混合物に関する像の均質性及び色素のにじみの結果
は、表12にリストされる。
【0105】
【表12】
【0106】表12の結果は、酸化アルミニウムCとD
ispal(商標)14R25との混合物(実施例1
7)が、Dispal(商標)14R25のみを含む比
較例17C1より良好な像の均質性を有しそしてより少
ない色素のにじみを有することを明らかに示す。
【0107】実施例 18 正に電荷した二酸化シリシウムとDispal(商標)
14R25との混合物に関する像の均質性及び色素のに
じみの結果は、表13にリストされる。
【0108】
【表13】
【0109】表13の結果は、正に電荷した二酸化シリ
シウムSiO(pos)とDispal(商標)14
R25との混合物(実施例18)が、Dispal(商
標)14R25のみを含む比較例18C1より良好な像
の均質性を有しそしてより少ない色素のにじみを有する
ことを明らかに示す。実施例18の層は、比較例18C
1の層よりもかなり透明であり、そしてクラック形成の
遥かに低下した傾向を示す。
【0110】実施例 19 正に電荷した二酸化シリシウムとDispal(商標)
14R25との混合物に関する像の均質性及び色素のに
じみの結果は、表14にリストされる。
【0111】
【表14】
【0112】実施例19の層は、比較例19C1の層よ
り遥かに透明であり、後者は、多くのミクロなクラック
を有しそのためほとんど不透明である。表14の結果
は、正に電荷した二酸化シリシウムSiO(pos)
とDispal(商標)14R25との混合物(実施例
19)が、SiO(pos)のみを含む比較例19C
1より悪い像の均質性を有することを示している。その
理由は、インクが十分に吸収された多くのミクロなクラ
ックの存在である。しかし、この材料は透明なものとし
て使用できない。
【0113】実施例 20 正に電荷した二酸化シリシウムと酸化アルミニウムCと
の混合物に関する像の均質性及び色素のにじみの結果
は、表15にリストされる。
【0114】
【表15】
【0115】表15の結果は、SiO(pos)と酸
化アルミニウムCとの混合物(実施例20)が、SiO
(pos)のみを含む比較例20C1より良好な像の
均質性を有することを示している。実施例20の層は、
比較例20C1の層よりもかなり透明である。
【0116】実施例 21 正に電荷した二酸化シリシウムと酸化アルミニウムCと
の混合物に関する像の均質性及び色素のにじみの結果
は、表16にリストされる。
【0117】
【表16】
【0118】表16の結果は、SiO(pos)と酸
化アルミニウムCとの混合物(実施例21)が、酸化ア
ルミニウムCのみを含む比較例21C1より良好な像の
均質性を有しそしてより少ない色素のにじみを有するこ
とを示している。
【0119】実施例 22 正に電荷した二酸化シリシウムSnowtex(商標)
UpとICH286(EP0967086号の実施例1
a)の化合物)との混合物に関する像の均質性及び色素
のにじみの結果は、表17にリストされる。
【0120】
【表17】
【0121】表17の結果は、正に電荷した二酸化シリ
シウムSnowtex(商標)UpとICH286(E
P0967086号の実施例1a)の化合物)との混合
物(実施例22)が、それぞれ混合物の成分の一つのみ
を含む比較例22C1及び22C2より良好な像の均質
性を有しそしてより少ない色素のにじみを有することを
明らかに示している。
【0122】実施例 23 2重層系は、2種のコーティング溶液が支持体上に次々
にコーティングされたか又は一緒にコーティングされた
かに依存することなく、境界の界面で全く不明確さを示
さなかった。印刷後、像の質は、2回コーティングした
下の層を有する参照コーティングと同じであった。2重
層系は、しかし、2回コーティングした下の層を有する
系よりかなり透明であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブラッガー ピエール−アライン スイス国 シーエッチ−1731 エペンデス レ ビレッジ ダモント 15 Fターム(参考) 2C056 FC06 2H086 BA01 BA15 BA33 BA35 BA41 BA45

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 元素アルミニウム又はシリシウムの種々
    の水不溶性の無機酸化物、元素アルミニウムの酸化物/
    水酸化物又は珪酸アルミニウムの混合物並びに1種以上
    の結合剤からなる少なくとも一つのインク受容性層を支
    持体にコーティングした支持体を含むインクジェット印
    刷用記録シートにおいて、該酸化物、酸化物/水酸化物
    又は珪酸塩の少なくとも1種が、≧40mL/100g
    の孔体積を有しそしてすべての水不溶性の無機酸化物、
    酸化物/水酸化物又は珪酸塩の全量に関して少なくとも
    8重量%の量で存在し、さらに最大の体積を有する混合
    物成分の主な粒子が20nmより小さい当量球直径を有
    し、そして最小の体積を有する混合物成分の主な粒子
    が、最大の体積を有する混合物成分の主な粒子の当量球
    直径の少なくとも1/20である当量球直径を有するこ
    とを特徴とするインクジェット印刷用記録シート。
  2. 【請求項2】 ≧40mL/100gの孔体積を有する
    該酸化物、酸化物/水酸化物又は珪酸塩の少なくとも1
    種が、すべての水不溶性の無機酸化物、酸化物/水酸化
    物又は珪酸塩の全量に関して少なくとも40重量%の量
    で存在することを特徴とする請求項1の記録シート。
  3. 【請求項3】 最大の体積を有する混合物成分の主な粒
    子が15nmより小さい当量球直径を有し、そして最小
    の体積を有する混合物成分の主な粒子が、最大の体積を
    有する混合物成分の主な粒子の当量球直径の少なくとも
    1/10である当量球直径を有することを特徴とする請
    求項1の記録シート。
  4. 【請求項4】 混合物の成分の一つが、球の形状のもの
    であり、そして他の一つが小板の形状のものであること
    を特徴とする請求項1の記録シート。
  5. 【請求項5】 混合物の成分の一つが、球の形状のもの
    であり、そして他の一つが棒の形状のものであることを
    特徴とする請求項1の記録シート。
  6. 【請求項6】 混合物の成分の一つが、球の形状のもの
    であり、そして他の一つが線維の形状のものであること
    を特徴とする請求項1の記録シート。
  7. 【請求項7】 混合物の成分の一つが、小板の形状のも
    のであり、そして他の一つが線維の形状のものであるこ
    とを特徴とする請求項1の記録シート。
  8. 【請求項8】 混合物の成分の一つが、アルミニウム酸
    化物/水酸化物であり、そして他の一つが、γ−又はδ
    −酸化アルミニウムであることを特徴とする請求項1の
    記録シート。
  9. 【請求項9】 混合物の成分の一つが、アルミニウム酸
    化物/水酸化物であり、そして他の一つが、二酸化シリ
    シウムであることを特徴とする請求項1の記録シート。
  10. 【請求項10】 混合物の成分の一つが、γ−又はδ−
    酸化アルミニウムであり、そして他の一つが、二酸化シ
    リシウムであることを特徴とする請求項1の記録シー
    ト。
  11. 【請求項11】 二酸化シリシウムが正に電荷されてい
    ることを特徴とする請求項9又は10の記録シート。
  12. 【請求項12】 混合物の成分の一つが、γ−又はδ−
    酸化アルミニウムであり、そして他の一つが、イモゴラ
    イトであることを特徴とする請求項1の記録シート。
  13. 【請求項13】 混合物の成分の一つが、正に電荷され
    た二酸化シリシウムであり、そして他の一つが、イモゴ
    ライトであることを特徴とする請求項1の記録シート。
  14. 【請求項14】 混合物の成分の一つが、アルミニウム
    酸化物/水酸化物であり、そして他の一つが、イモゴラ
    イトであることを特徴とする請求項1の記録シート。
  15. 【請求項15】 アルミニウム酸化物/水酸化物が、A
    に関して0.04−4.2モル%の全量で原子
    番号15−57の元素の1種以上を含むことを特徴とす
    る請求項14の記録シート。
  16. 【請求項16】 1種以上の結合剤が、ゼラチン、ポリ
    ビニルアルコール、ポリビニルアルコールの誘導体、ポ
    リビニルピロリドン又はこれらの混合物である請求項1
    の記録シート。
  17. 【請求項17】 請求項1−16の何れか一つの項のイ
    ンクジェット印刷用記録シートのためのインク受容層を
    製造するための顔料含有コーティング組成物。
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