JP2002034851A - 手乾燥装置 - Google Patents

手乾燥装置

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JP2002034851A JP2000231484A JP2000231484A JP2002034851A JP 2002034851 A JP2002034851 A JP 2002034851A JP 2000231484 A JP2000231484 A JP 2000231484A JP 2000231484 A JP2000231484 A JP 2000231484A JP 2002034851 A JP2002034851 A JP 2002034851A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手を挿入してから乾燥するまでの時間が長い
と言う課題があった。 【解決手段】 外郭を形成する本体内に配されて空気流
を送風する電動送風機1と、本体の開放部から挿入され
た手を乾燥する乾燥室4と、乾燥室4の内面に配されて
電動送風機1から送風された空気流を噴出する噴出孔5
と、電動送風機1の送風側と噴出孔を連通する空気室2
1と、噴出孔5より上側に手検知手段37を設けてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水洗い等で濡れた
手を乾燥させるために、洗面所やトイレ・キッチン等で
使用する手乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水洗等によって濡れた手をタオル
やハンカチを使用して拭く代わりに、送風された温風に
手をかざすことによって、手を衛生的に乾燥する手乾燥
装置が実用化されている。これらの手乾燥装置の中で乾
燥室を設けて、この中に手を挿入するものがある。この
手乾燥装置は図6に示すように、高圧空気流発生装置6
1から上吹出ノズル62と下吹出ノズル63を経て送風
される空気流を、手の両面に同時に高速噴流として吹き
付け、手挿入部3より挿入した手の水分を吹き飛ばして
乾燥させるものである。このタイプはセンサが乾燥室の
上段と下段の二列に配してあり、奥まで手を挿入しない
と送風しないようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例のよ
うに高速噴流により水分を吹き飛ばす手乾燥装置は、二
列のセンサのうち奥のセンサまで手を挿入しないと動作
しない。これは手が奥まで挿入されたことを検知して動
作するような思想のもとに設けてあるものであるが、使
用者は実際には手を少し入れた時に動作して欲しく、奥
まで入れないと動作しない場合、壊れているのかといっ
たことがあり、使い勝手が悪かった。
【0004】そこで本発明は上記問題点を解消し、動作
の早い手の検知と、上手に乾燥できることを目的として
いる。
【0005】また、センサに対する外乱を防止すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、外郭を形成す
る本体内に配されて空気流を送風する電動送風機と、本
体の開放部から挿入された手を乾燥する乾燥室と、乾燥
室の内面に配されて電動送風機から送風された空気流を
噴出する噴出孔と、電動送風機の送風側と噴出孔を連通
する空気室と、噴出孔より上側に手検知手段を設けた構
成としてある。
【0007】また、手検知手段は複数設け、それぞれ独
立して手の検知を行うようにしてある。
【0008】また、外郭を形成する本体内に配されて空
気流を送風する電動送風機と、本体の開放部から挿入さ
れた手を乾燥する乾燥室と、乾燥室の内面に配されて電
動送風機から送風された空気流を噴出する噴出孔と、電
動送風機の送風側と噴出孔を連通する空気室と、噴出孔
より上側に手検知手段を設け、手検知手段の発光部は奥
側噴出孔の上部に、受光部は手前側噴出孔の上部に対向
するように配置してある。
【0009】そして、外郭を形成する本体内に配されて
空気流を送風する電動送風機と、本体の開放部から挿入
された手を乾燥する乾燥室と、乾燥室の内面に配されて
電動送風機から送風された空気流を噴出する噴出孔と、
電動送風機の送風側と噴出孔を連通する空気室と、噴出
孔より上側に手検知手段を設け、手検知手段の発光部は
奥側噴出孔の上部に、受光部は手前側噴出孔の上部にそ
れぞれ光透過性の樹脂を介して対向するようにしてあ
る。
【0010】また、手検知手段で手を検知した直後にフ
ルパワーをかけ、その後デューティー制御をしてある。
【0011】また、手検知手段で手を検知したあとはス
ロースタートするようにデューティー制御をしてある。
【0012】そして手検知手段で手を検知した一定時間
後に自動停止するようにしてある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
1〜図5を参照して説明する。図1は本実例の手乾燥装
置の全体構成を概略して示す斜視図、図2はその縦断正
面図、図3は図2のA−A断面図、図4は着脱可能部品
を分解して示す斜視図、図5はスリット状ノズルの外観
形状を示す図である。
【0014】以下の説明では空気を循環させて手を乾燥
する手乾燥装置の構成で説明する。
【0015】1は空気流を送風する電動送風機である。
2は本体、3は手を乾燥する乾燥室4の上面が開放した
手挿入部(開放部)、乾燥室4の入口部(内面上方)4
aに電動送風機1が送風する空気流を噴出する噴出孔5
を、また奥部(内面下方)4bに噴出孔5から噴出した
空気流を回収する吸気口6を有している。
【0016】7は乾燥室4の下方には電動送風機1及び
電動送風機1へ空気を供給する送風流路、(電動送風機
1の左側の流路)8は吸気口6から電動送風機1へ空気
を環流するための循環流路で、循環流路8は吸気口6か
ら下へ延び、空気と水滴の両方を含んだ回収部8aと、
回収部8aから電動送風機1への環流部8bと、送風流
路7とにわかれ、回収部8aからドレインタンク9へ水
滴を回収するための水滴回収口10が設けてある。
【0017】11は電動送風機1を収納する電動送風機
ケース11で、内部は仕切り部12により高圧部13に
あるファン14と低圧部15にあるモーター16に分離
してあり、送風流路7からファン14の中心へ空気を吸
引し、円周状に送風するようになっている。
【0018】そして、送風の一部空気流がファン14の
内部からモーター16へ空気を逃がす構成にしてある。
17はファン吸気口吸音材、18は電動送風機ケース1
1の高圧部13の内側に設けた吸音材、19は電動送風
機吹出し口、20は電動送風機ケース11の電動送風機
吹出し口19に設けたリブである。
【0019】次に図3の断面図により電動送風機1から
出たあとの空気の流れにそって構成を説明する。21は
空気室で前空気室21aと後空気室21bがあり、互い
に連通している。空気室21は本体2内で左右幅ほぼ全
体を占め、十分広い断面積(噴出孔5の約10倍以上)
を確保している。空気は電動送風機吹出し口19から空
気室吸入口22に入る。電動送風機吹出し口19と空気
室吸入口22はシール部材23とリブ20により漏れな
いように構成してある。空気室吸入口22から入った空
気は内部を通過し、送風口24に設けたノズルユニット
25に行く。ノズルユニット25は乾燥室4の上方に設
けたノズルユニット開口部26に挿入するようになって
いる。
【0020】前空気室21aにはスリット状ノズル2
7、後空気室21bには丸孔ノズル28が対応してい
る。なお、スリット状ノズル27は使用者側に位置する
ようにしてあり、手の平に対応させ、丸孔ノズル28は
奥側で手の甲に当たるように構成してある。
【0021】図4は各主要部品を分解した概略図で、こ
の図を元に構成を説明する。
【0022】ドレンタンク9の上に装着した循環流が通
過するための流路をドレインタンク9の中に設けてある
中箱体29で構成してある(循環流路の具体的構成)。
【0023】中箱体29の電動送風機1側へ入る部分に
はフィルター30を設けてある。31はドレンタンク9
へ水滴を落とすためのドレン用開口部である。ドレンタ
ンク9は本体2から着脱可能で、なおかつ中箱体29、
フィルター30の各々は分離可能である。
【0024】次に、乾燥室4は、略断面U字形状に一体
成形してあり、その側面開放部には2枚の側板31が設
けてある。側板31は下側に固定用フランジ32があ
り、凹部33のところで乾燥室4の奥部4bにビス締め
してある。また、側板上部付近では浮き上がり防止部3
4によりノズルユニット26の入角部35に引っかかる
ようになっている。
【0025】36は側板31上部に設けた飛び散り防止
部36で内側に出っ張りを設けてある。側板31は採光
のできる光透過体(半透明、スケルトンなども含む)で
構成してあり、外側はシボ加工してある。そして、形状
として緩やかに外側に丸みを帯びさせてある。これら側
板31は、乾燥室4の前後面に設けた溝等に沿って挿入
・離脱ができ、乾燥室4より着脱することも可能であ
る。
【0026】37は噴出孔より上側に設けたセンサ(手
検知手段)で、発光部38と受光部39と制御手段40
へ行く信号線41とで構成してある。発光部38は奥側
噴出孔である丸孔ノズル28の上部に、受光部39は手
前側噴出孔5であるスリット状ノズル27の上部に対向
するように配置してある。42はセンサカバーで、光透
過性の樹脂で構成してある。ここでは光透過性のポリプ
ロピレン樹脂で構成してある。
【0027】43は表示部で、ここでは逆三角形をした
電源ランプとして記載してある。表示部43は操作状態
を表示するものでもかまわない。
【0028】44は電源SWで防水カバー45で覆わ
れ、フロントケース46の側部47に設けてある。フロ
ントケース46は上部48、側部47を有し、前部49
と上部48と側部47との間は曲面になっており、前か
ら見た場合、中の部材等との固定するビスなどは見えな
い構成となっている。フロントケース46の上部48と
側部47の一部は乾燥室4と勘合するようになってお
り、内部で固定するための突き出し部50を設けてあ
る。また、フロントケース46は底板51と固定するよ
うな固定部52を有し、底板51と裏面でビスにより固
定してある。
【0029】また、外観として構成されるフロントケー
ス46、乾燥室4、ドレンタンク9、側板31、センサ
カバー42、さらにフィルター30、中箱体29はポリ
プロピレン樹脂で成形してある。
【0030】次に上記構成の動作について説明する。手
を手挿入部3より乾燥室4内に挿入すると、センサ37
が手を検出する。即ち、発光部38は常時発光してお
り、受光部39に信号(ここでは赤外光)を送ってい
る。この状態の時は手がないと判断して、電動送風機1
は駆動しない。次に手が挿入されると発光部38からの
信号が遮断され、受光部39に信号が届かなくなる。受
光部39に信号が届かなくなると手が挿入されたものと
して電動送風機1を駆動する。なお、これら発光部38
と受光部39の前には光透過性樹脂(ここではポリプロ
ピレン樹脂)で形成したセンサカバー42で覆われ、こ
のセンサカバー42を透過して信号のON/OFFが行
われる。
【0031】電動送風機1が駆動すると吸気口6から吸
い込まれた空気流は循環流路8及び送風流路7を通り電
動送風機1の高圧部13に吸い込まれ、ファン14の中
心からファンのはねを通り円周状に空気を吐き出す。な
お、電動送風機ケース11のファン14の吸込み部分は
負圧になるため、ファン吸気口吸音材17を介して電動
送風機ケース11に吸い付くようになり、高圧部13か
ら空気流が漏れることはない。
【0032】一方、ファン14からモーター16へは一
部の空気が低圧部15にあるモーター16へ流れ、モー
ター16の冷却を行う。冷却用に使用された空気は電動
送風機ケース11の下側又は後側へ放出され、本体2外
へ出て行く。
【0033】電動送風機ケース11内にある吸音材18
は高圧部の内周にファンと対向するように張られてあ
る。従って、電動送風機ケース11内で高速に回転して
いるファンからでる音はここで相当程度吸収される。
【0034】電動送風機1から出た空気は空気室21の
両前空気室21a、後空気室21bを通って噴出孔5が
あるノズルユニット26に導かれる。前空気室21a、
後空気室21bでは、上述のように噴出孔5に比べて断
面積が十分広く確保されているため、ほぼ均等な圧縮状
態となり、噴出孔5から安定した高速噴流を噴出するこ
とができる。噴出孔5は、手の平と手の甲の両面同時に
噴流を吹き付けるよう対峙して設けられており、その噴
出方向を、乾燥室4の奥方向、すなわち図では下方向
(挿入された手の指の方向:手は図示せず)にわずか
(5〜10゜)に傾けている。前空気室21aからはス
リット状ノズル27にて、後空気室21bからは丸孔ノ
ズル28にて、それぞれ手の平と、手の甲に当たる。
【0035】手の平は水滴を付けた時両手でこすって洗
うため、たくさんの水が付着している。一方手の甲は多
くの水は付着していないが、手のしわなどに水滴が付着
している。
【0036】従って、手の平にはスリット状ノズルから
多くの空気を噴射し、手の甲には丸孔ノズルにてスポッ
ト的に手のしわの部分の水滴を吹き飛ばすようにしてあ
る。
【0037】ここで手の平にあたるように構成したスリ
ット状ノズルの面積は丸孔ノズルの2倍以上の面積にし
ている。そのため多くの空気流が手の平にあたる。但
し、スリット状ノズルの面積は丸孔ノズルの10倍以下
の面積にしないと、丸孔ノズルからの噴射する空気が少
なすぎて手の甲の乾燥が十分にできない。
【0038】また、スリット状ノズルの長手方向の中心
位置10mm〜50mmの間を閉塞して、両手の間には無駄
な空気を噴出さずに、手の部分のみに空気を噴出するよ
うにしてある。
【0039】このことにより真中の一番風量が多くなる
ところを出ない状態にしているため、両ノズルから出て
きた空気流がぶつかって出るうなり音を防止することが
できる。
【0040】その後、空気流は吸気口6に吸い込まれ
る。その空気流は循環流路8を通って電動送風機1を経
て噴出側風路12から再び空気流として送風される。こ
の送風された空気流は、電動送風機1を繰り返し通過す
ることと、空気室21で繰り返し圧縮されることにより
昇温され、別途加熱手段を設けなくても温かい風を噴出
孔5から供給することができる。
【0041】一方、図2に示すように、空気流とともに
吸気口6に吸入された水滴は、循環流路8の回収部8a
で空気流にのって下方に加速し、環流部8bへの屈曲位
置において、慣性により水滴回収口10の位置に落下分
離され、ドレンタンク9に回収される。フィルター30
は主に電動送風機1に塵埃が流入するのを防いでいる。
【0042】メンテナンス時には電源スイッチ44を一
旦OFFにして清掃を行うが、側板31、ドレンタンク
9、中箱体29、フィルター30の全てあるいはいずれ
かを、本体2から取り外して分離し、流水にさらして物
理力を与えながら洗浄することができる。清掃終了後は
取り外した上記部品を再び本体2に装着し、電源スイッ
チ44をONにする。
【0043】次に、手検知手段37は複数設けられてあ
るため、それぞれ独立して手の検知を行うようにしてあ
る。従って、乾燥室のどこに手を入れても手の検知を擦
るようになっている。
【0044】また、手検知手段37の発光部38は奥側
噴出孔の上部にあり、受光部39は手前側噴出孔の上部
に配置してあるため、太陽光などが手前から照射されて
も影響を受けることはない。
【0045】そして、手検知手段37の発光部38と受
光部39はそれぞれ光透過性の樹脂を介しているため手
検知手段が直接汚れることはなく、また、ポリプロピレ
ン樹脂など材料を使用すればの場合は薬品に強く、経年
変化に対しても検知劣化がない。
【0046】また、手検知手段37で手を検知した直後
にフルパワーをかけ、起動時のトルク不足を防止するよ
うにしてその後デューティー制御をしてある。このフル
パワーの制御時間は0.1〜0.3秒程度である。
【0047】次に、手検知手段37の細かな動作につい
て説明する。
【0048】手検知手段37で手を検知した直後にフル
パワーをかけ、起動時のトルク不足を防止するようにし
てその後デューティー制御をしてある。このフルパワー
の制御時間は0.1〜0.3秒程度である。モーターを
起動するために必要なもので、トルクに余裕のある時は
必要はない。
【0049】また、手検知手段37で手を検知したあと
はスロースタートするようにデューティー制御をしてあ
る。このスロースタートの時間は0.5から1.5秒程
度の手を挿入する時間である。トルクに余裕が無い場合
はフルパワーの後にスロースタートすると良い。
【0050】そして手検知手段37で手を検知した一定
時間後に自動停止するようにしてあり、連続して回り続
けるという不具合を防止するようにしてある。
【0051】上述のように本実施例によれば、電動送風
機1が送風する空気流は、スリット状ノズル27と丸孔
ノズル28から空気流を手の平、手の甲の特性に応じて
噴射させるため、非常に効率よく乾燥させることができ
る。
【0052】しかも、手検知手段37が噴出孔5の上部
に設けてあり、手が挿入されると即座に電動送風機1は
起動するため、使い勝手がよい。また、はじめは手が奥
まで挿入されていないため、風量をおとしたスロースタ
ートにしてあり、手の入れ方により空気流が手の上へ吹
きあがってくるのを防止することができる。そして、ス
ロースタート時間1秒前後の間に手が奥まで挿入され、
本格的な乾燥動作になる。
【0053】その後は手の平側をスリット状ノズルにし
ているため、風量も多くなり、連続した空気が供給され
るためすばやく乾かすことができる。これらのノズル構
成は丸孔とスリットの組みあわせにより得られた効果で
ある。従って、電動送風機1は小型でコンパクトなもの
で十分足り、本体全体もコンパクトな構成ができる。
【0054】なお、上記実施例では、空気流が電動送風
機1を通過しながら循環する場合の説明を行なったが、
空気流を循環せずに外側から空気を供給してもよい。
【0055】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、本体の開
放部から挿入された手を噴出孔の上に設けた手検知手段
で検知して、電動送風機を起動させ、空気流を発生させ
る。発生した空気流は空気室を通り、乾燥室の内面に配
された噴出孔から噴出する。乾燥室内部に挿入された手
はさらに奥に挿入され、手首のところに噴出孔からでた
空気流があたる。その後、手を徐々に引き上げ、手全体
を乾かすようにしてある。
【0056】なお、手検知手段が複数設けられてあり、
それぞれ独立して手の検知を行うようにしてある。従っ
て、乾燥室のどこに手を入れても手の検知を擦るように
なっている。
【0057】また、手検知手段の発光部は奥側噴出孔の
上部にあり、受光部は手前側噴出孔の上部に配置してあ
るため、太陽光などが手前から照射されても影響を受け
ることはない。
【0058】そして、手検知手段の発光部と受光部はそ
れぞれ光透過性の樹脂を介しているため手検知手段が直
接汚れることはなく、また、ポリプロピレン樹脂など材
料を使用すればの場合は薬品に強く、経年変化に対して
も検知劣化がない。
【0059】また、手検知手段で手を検知した直後にフ
ルパワーをかけ、その後デューティー制御をしてあるた
め起動時のトルク不足を防止できる。
【0060】また、手検知手段で手を検知したあとはス
ロースタートするようにデューティー制御をしてある。
手が奥まで挿入されていない場合は弱運転にし、奥まで
挿入した後はフルパワーの運転になり、手の乾燥を素早
くできる。
【0061】そして手検知手段で手を検知した一定時間
後に自動停止するようにしてあり、連続して回り続ける
という不具合を防止するようにしてある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の手乾燥装置の全体構成を
示す斜視図
【図2】同実施形態を示す縦断正面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】同実施形態における着脱可能部品を分解して示
す斜視図
【図5】同実施形態におけるノズルユニットの外観図
【図6】従来の手乾燥装置の構成を示す縦断側面図
【符号の説明】
1 電動送風機 4 乾燥室 5 噴出孔 21a 前空気室(空気室) 21b 後空気室(空気室) 37 手検知手段 38 発光部 39 受光部 42 センサカバー(透過性の樹脂)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 真也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山崎 茂 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 有川 富夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外郭を形成する本体内に配されて空気流
    を送風する電動送風機と、前記本体の開放部から挿入さ
    れた手を乾燥する乾燥室と、前記乾燥室の内面に配され
    て前記電動送風機から送風された空気流を噴出する噴出
    孔と、前記電動送風機の送風側と噴出孔を連通する空気
    室と、前記噴出孔より上側に手検知手段を設けた手乾燥
    装置。
  2. 【請求項2】 手検知手段は複数設け、それぞれ独立し
    て手の検知を行うようにした請求項1項記載の手乾燥装
    置。
  3. 【請求項3】 手検知手段の発光部は奥側噴出孔の上部
    に、受光部は手前側噴出孔の上部に対向するように配置
    した請求項1項〜2項のいずれか1項記載の手乾燥装
    置。
  4. 【請求項4】 手検知手段の発光部は奥側噴出孔の上部
    に、受光部は手前側噴出孔の上部にそれぞれ光透過性の
    樹脂を介して対向するように配置した請求項1項〜3項
    のいずれか1項記載の手乾燥装置。
  5. 【請求項5】 手検知手段で手を検知した直後にフルパ
    ワーをかけ、その後デューティー制御をしたことを特徴
    とする請求項1項〜4項のいずれか1項記載の手乾燥装
  6. 【請求項6】 手検知手段で手を検知したあとはスロー
    スタートするようにデューティー制御をしたことを特徴
    とする請求項1項〜5項のいずれか1項記載の手乾燥装
  7. 【請求項7】 手検知手段で手を検知した一定時間後に
    自動停止するようにしたことを特徴とする手乾燥装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013153762A1 (ja) * 2012-04-09 2013-10-17 パナソニック株式会社 手乾燥装置
JPWO2013187004A1 (ja) * 2012-06-12 2016-02-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 手乾燥装置

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