JPH10172A - 手乾燥装置 - Google Patents
手乾燥装置Info
- Publication number
- JPH10172A JPH10172A JP15655296A JP15655296A JPH10172A JP H10172 A JPH10172 A JP H10172A JP 15655296 A JP15655296 A JP 15655296A JP 15655296 A JP15655296 A JP 15655296A JP H10172 A JPH10172 A JP H10172A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand
- sensor
- drying chamber
- electric blower
- drying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の手乾燥装置は、乾燥完了までに時間が
かかったり、差し出している手の動きと温風を吐出する
装置の動作のずれが大きく、水滴が飛散したり、乾燥途
中で温風が停止したり、手を引いた後も無駄な送風が発
生したりしている。 【解決手段】 手が乾燥室４に挿入されたことを検出す
るセンサが検知した信号によって、制御手段２０が電動
送風機１を起動し、噴出孔から発生した噴流によって手
を乾燥する手乾燥装置としている。
かかったり、差し出している手の動きと温風を吐出する
装置の動作のずれが大きく、水滴が飛散したり、乾燥途
中で温風が停止したり、手を引いた後も無駄な送風が発
生したりしている。 【解決手段】 手が乾燥室４に挿入されたことを検出す
るセンサが検知した信号によって、制御手段２０が電動
送風機１を起動し、噴出孔から発生した噴流によって手
を乾燥する手乾燥装置としている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面所やトイレ・
キッチン等で使用する、水で手を洗った後手を乾かすた
めに用いる手乾燥装置に関するものである。
キッチン等で使用する、水で手を洗った後手を乾かすた
めに用いる手乾燥装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、水洗等によって濡れた手をタ
オルやハンカチを使用して拭く代わりに、送風された温
風に手をかざすことによって手を乾燥する手乾燥装置が
実用化されている。例えばヘヤドライヤとしても使用で
きるもの、また水滴の飛散を防止できる構成となってい
るもの、あるいは紫外線による殺菌等の付加機能を備え
ているものや、送風空気を環流させたり、送風ファンブ
レードを発熱体で構成したりして加熱効率を向上させて
いるものも開発されている。
オルやハンカチを使用して拭く代わりに、送風された温
風に手をかざすことによって手を乾燥する手乾燥装置が
実用化されている。例えばヘヤドライヤとしても使用で
きるもの、また水滴の飛散を防止できる構成となってい
るもの、あるいは紫外線による殺菌等の付加機能を備え
ているものや、送風空気を環流させたり、送風ファンブ
レードを発熱体で構成したりして加熱効率を向上させて
いるものも開発されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来の温風
式の手乾燥装置は、乾燥完了までに約２０秒〜１分の時
間を必要としており、使い勝手が悪いという課題を有し
ている。このため従来の手乾燥装置を使用した場合に
は、使用者は乾燥完了まで待てずに結局タオルやハンカ
チで拭いているのが実態である。また、差し出している
手の動きと温風を吐出する装置の動作のずれが大きく、
水滴の手前への飛散や乾燥途中の温風の停止、手を引い
た後の無駄な送風などがあって、使用者は、不快感や苛
立ち感、不安感を持ったりするものである。
式の手乾燥装置は、乾燥完了までに約２０秒〜１分の時
間を必要としており、使い勝手が悪いという課題を有し
ている。このため従来の手乾燥装置を使用した場合に
は、使用者は乾燥完了まで待てずに結局タオルやハンカ
チで拭いているのが実態である。また、差し出している
手の動きと温風を吐出する装置の動作のずれが大きく、
水滴の手前への飛散や乾燥途中の温風の停止、手を引い
た後の無駄な送風などがあって、使用者は、不快感や苛
立ち感、不安感を持ったりするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記従来の構成が有して
いる課題を解決するために本発明は、センサが乾燥室に
挿入された手を検出し、その出力に基づいて制御手段が
電動送風機を制御して乾燥室内の噴出孔から高速噴流を
噴出させるもので、高速噴流によって乾燥時間を短縮す
ると同時に、手の動きと送風動作を合致させて、水滴の
手前への飛散や乾燥途中の送風の停止、手を引いた後の
無駄な送風などを防止することができる。
いる課題を解決するために本発明は、センサが乾燥室に
挿入された手を検出し、その出力に基づいて制御手段が
電動送風機を制御して乾燥室内の噴出孔から高速噴流を
噴出させるもので、高速噴流によって乾燥時間を短縮す
ると同時に、手の動きと送風動作を合致させて、水滴の
手前への飛散や乾燥途中の送風の停止、手を引いた後の
無駄な送風などを防止することができる。
【０００５】
【発明の実施の形態】請求項１に記載した発明は、空気
を送風する電動送風機と、挿入された手を乾燥する乾燥
室と、乾燥室の内面に配置した電動送風機の送風気流を
噴出する噴出孔と、手が乾燥室に挿入されたことを検出
するセンサと、センサの出力に基づいて電動送風機を制
御する制御手段を備えたもので、手が乾燥室に挿入され
てから電動送風機が起動して高速噴流を噴出し、所定時
間後に停止する。
を送風する電動送風機と、挿入された手を乾燥する乾燥
室と、乾燥室の内面に配置した電動送風機の送風気流を
噴出する噴出孔と、手が乾燥室に挿入されたことを検出
するセンサと、センサの出力に基づいて電動送風機を制
御する制御手段を備えたもので、手が乾燥室に挿入され
てから電動送風機が起動して高速噴流を噴出し、所定時
間後に停止する。
【０００６】請求項２に記載した発明は、乾燥室内部の
手挿入方向に対して前方に配置したセンサが発生する超
音波が手に反射することによって手を検出し、電動送風
機を起動・停止するタイミングを検出する。
手挿入方向に対して前方に配置したセンサが発生する超
音波が手に反射することによって手を検出し、電動送風
機を起動・停止するタイミングを検出する。
【０００７】請求項３に記載した発明は、乾燥室内部奥
に手を挟み見るよう対峙して配置した発光素子・受光素
子によって構成したセンサによって手を検出し、感度調
整がラフで、手の素早い複雑な動きに対して影響を受け
にくく、確実に挿入された手を検出する。
に手を挟み見るよう対峙して配置した発光素子・受光素
子によって構成したセンサによって手を検出し、感度調
整がラフで、手の素早い複雑な動きに対して影響を受け
にくく、確実に挿入された手を検出する。
【０００８】請求項４に記載した発明は、乾燥室の手挿
入口近傍に設けたセンサによって、手が乾燥室から引き
抜かれたかどうかを判別し、電動送風機を停止するタイ
ミングを検出する。
入口近傍に設けたセンサによって、手が乾燥室から引き
抜かれたかどうかを判別し、電動送風機を停止するタイ
ミングを検出する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
１は本実施例の手乾燥装置を手挿入口側から見た平面
図、図２は図１のＢ−Ｂでの断面を示す断面図、また図
３は図２のＡ−Ａでの断面を示す平面図である。
１は本実施例の手乾燥装置を手挿入口側から見た平面
図、図２は図１のＢ−Ｂでの断面を示す断面図、また図
３は図２のＡ−Ａでの断面を示す平面図である。
【００１０】１は空気を送風する電動送風機である。電
動送風機１が送風する気流は、循環流路８によって手を
挿入する乾燥室４の噴出孔５に導かれ、噴出孔５から高
速の噴流として噴出される。噴出孔５は、上下それぞれ
列状に配置した小径の複数個の孔によって構成してお
り、各孔の方向は乾燥室４の奥側に向いている。気流
は、図の実線あるいは破線矢印で示すように、循環流路
８を通して吸い込まれ、噴出孔５から高速噴流として乾
燥室４に噴出され、電動送風機１と乾燥室４との間を循
環する。
動送風機１が送風する気流は、循環流路８によって手を
挿入する乾燥室４の噴出孔５に導かれ、噴出孔５から高
速の噴流として噴出される。噴出孔５は、上下それぞれ
列状に配置した小径の複数個の孔によって構成してお
り、各孔の方向は乾燥室４の奥側に向いている。気流
は、図の実線あるいは破線矢印で示すように、循環流路
８を通して吸い込まれ、噴出孔５から高速噴流として乾
燥室４に噴出され、電動送風機１と乾燥室４との間を循
環する。
【００１１】１１・１２・１３は、それぞれ手を検出す
る乾燥室４に設けているセンサである。
る乾燥室４に設けているセンサである。
【００１２】センサ１１は本実施例では、乾燥室４の内
部の手挿入方向に対して前方に配置した発光素子と受光
素子によって構成しており、発光素子が発生した光が挿
入した手に反射して戻ってくる反射光を受光素子によっ
て検知するようにしている。このときセンサ１１として
超音波素子を使用し、手に反射して戻ってくる超音波を
利用するようにしても良い。また、センサ１１としてサ
ーモパイルあるいは焦電型の赤外線センサを使用して、
挿入した手から発生する熱放射波を検知するようにして
手の存在を検知するようにしても良い。
部の手挿入方向に対して前方に配置した発光素子と受光
素子によって構成しており、発光素子が発生した光が挿
入した手に反射して戻ってくる反射光を受光素子によっ
て検知するようにしている。このときセンサ１１として
超音波素子を使用し、手に反射して戻ってくる超音波を
利用するようにしても良い。また、センサ１１としてサ
ーモパイルあるいは焦電型の赤外線センサを使用して、
挿入した手から発生する熱放射波を検知するようにして
手の存在を検知するようにしても良い。
【００１３】センサ１２は手挿入動作を妨げないよう乾
燥室４の内部奥の壁面に埋め込んであり、手を挟み見る
よう対峙した配置した発光素子と受光素子とによって構
成している。つまり、発光素子が発生した光が空間を透
過して受光素子が受光することによって手の存在を検知
するあるいは手が存在しないことを検知するものであ
る。またセンサ１３は乾燥室４の手挿入口近傍に設けて
おり、前記発光素子・受光素子を使用した光学式のもの
でも、超音波素子を使用した超音波式のものでも、赤外
線センサを使用した熱放射式等のものであっても使用可
能である。
燥室４の内部奥の壁面に埋め込んであり、手を挟み見る
よう対峙した配置した発光素子と受光素子とによって構
成している。つまり、発光素子が発生した光が空間を透
過して受光素子が受光することによって手の存在を検知
するあるいは手が存在しないことを検知するものであ
る。またセンサ１３は乾燥室４の手挿入口近傍に設けて
おり、前記発光素子・受光素子を使用した光学式のもの
でも、超音波素子を使用した超音波式のものでも、赤外
線センサを使用した熱放射式等のものであっても使用可
能である。
【００１４】前記各センサの出力する信号は、制御手段
２０に伝達されている。制御手段２０は前記各センサの
信号を受けて、電動送風機１を制御しているものであ
る。
２０に伝達されている。制御手段２０は前記各センサの
信号を受けて、電動送風機１を制御しているものであ
る。
【００１５】なお本実施例では、センサ１１・センサ１
２・センサ１３を全て同時に使用するようにしている
が、それぞれのセンサを単独で使用することも勿論可能
である。また、図１・図３ではセンサ１１・センサ１２
・センサ１３を左右に計２組設けるようにしているが、
１組でもよく、限定するものではない。また設置位置に
ついても、本実施例で説明した作用が可能であれば、図
示した位置に限定するものではない。
２・センサ１３を全て同時に使用するようにしている
が、それぞれのセンサを単独で使用することも勿論可能
である。また、図１・図３ではセンサ１１・センサ１２
・センサ１３を左右に計２組設けるようにしているが、
１組でもよく、限定するものではない。また設置位置に
ついても、本実施例で説明した作用が可能であれば、図
示した位置に限定するものではない。
【００１６】以下、センサ１１を単独で用いた構成とし
た場合の動作を説明する。濡れた手を乾燥室４に挿入す
る動作で、センサ１１は手までの距離を計測し、制御手
段２０がこれを監視している。使用者が手を図２の細線
で示した乾燥室４の奥まで十分挿入すると、制御手段２
０はセンサ１１の信号によって電動送風機１を起動す
る。電動送風機１が送風する気流が噴出孔５からの高速
噴流として吐出され、手の表面に強く衝突すると、手の
表面から水滴を吹き飛ばすものである。この水滴は、手
が乾燥室４の奥まで深く挿入されているため、乾燥室４
内に飛散するだけで、外部に飛散することはない。こう
して、手を乾燥室４から引き抜いていくに従って、高速
噴流の衝突場所は手首から指先へと変わっていく。こう
して手全体に付着している水分が吹き飛ばされ、手は高
速で乾燥する。最後に手が図２の太線で示しているよう
に、乾燥室４から引き抜かれた位置になると、センサ１
１の信号によって制御手段２０は電動送風機１を停止す
る。
た場合の動作を説明する。濡れた手を乾燥室４に挿入す
る動作で、センサ１１は手までの距離を計測し、制御手
段２０がこれを監視している。使用者が手を図２の細線
で示した乾燥室４の奥まで十分挿入すると、制御手段２
０はセンサ１１の信号によって電動送風機１を起動す
る。電動送風機１が送風する気流が噴出孔５からの高速
噴流として吐出され、手の表面に強く衝突すると、手の
表面から水滴を吹き飛ばすものである。この水滴は、手
が乾燥室４の奥まで深く挿入されているため、乾燥室４
内に飛散するだけで、外部に飛散することはない。こう
して、手を乾燥室４から引き抜いていくに従って、高速
噴流の衝突場所は手首から指先へと変わっていく。こう
して手全体に付着している水分が吹き飛ばされ、手は高
速で乾燥する。最後に手が図２の太線で示しているよう
に、乾燥室４から引き抜かれた位置になると、センサ１
１の信号によって制御手段２０は電動送風機１を停止す
る。
【００１７】以上のように本実施例によれば、センサ１
１によって手が乾燥室の奥まで挿入されたことを検知し
た時点で電動送風機１を起動する構成としているため、
手に付着していた水分が乾燥室４の外部に飛散したりす
ることがなく、また手を乾燥室４から引き抜いた時点で
電動送風機１を停止できるものである。従って乾燥途中
で送風停止が生じたり、手を引いた後無駄に送風したり
することを防ぐことができる。つまり、手の動きと送風
動作を合致させて必要最小限の運転で電気代を節約して
製品寿命を延ばし、使用者の不快感、苛立ち感や不安感
を除くことができる。
１によって手が乾燥室の奥まで挿入されたことを検知し
た時点で電動送風機１を起動する構成としているため、
手に付着していた水分が乾燥室４の外部に飛散したりす
ることがなく、また手を乾燥室４から引き抜いた時点で
電動送風機１を停止できるものである。従って乾燥途中
で送風停止が生じたり、手を引いた後無駄に送風したり
することを防ぐことができる。つまり、手の動きと送風
動作を合致させて必要最小限の運転で電気代を節約して
製品寿命を延ばし、使用者の不快感、苛立ち感や不安感
を除くことができる。
【００１８】また、センサ１１は１組１ユニットである
ため、本体の構成が簡素化できるものである。
ため、本体の構成が簡素化できるものである。
【００１９】また、乾燥室４の内部の循環流路８の開口
から噴流を吸入して、電動送風機１まで気流を循環させ
るようにしていることと、噴出孔５が乾燥室４の奥側に
傾斜している構成としていることから、手表面の水滴が
手首から指先にかけて極めて滑らかに流れ、引き剥がさ
れて乾燥室４の奥側に送風されるものである。このた
め、手の乾燥時間はさらに短縮され、使用者の手前への
水滴の飛散がなくなるものである。
から噴流を吸入して、電動送風機１まで気流を循環させ
るようにしていることと、噴出孔５が乾燥室４の奥側に
傾斜している構成としていることから、手表面の水滴が
手首から指先にかけて極めて滑らかに流れ、引き剥がさ
れて乾燥室４の奥側に送風されるものである。このた
め、手の乾燥時間はさらに短縮され、使用者の手前への
水滴の飛散がなくなるものである。
【００２０】なお本実施例は手乾燥装置に関するもので
あり、乾燥対象を手として説明しているが、例えば皿・
まな板・包丁・ハンカチ・タオルなど手以外のものあっ
てもよいことは当然である。
あり、乾燥対象を手として説明しているが、例えば皿・
まな板・包丁・ハンカチ・タオルなど手以外のものあっ
てもよいことは当然である。
【００２１】次にセンサ１２を単独で使用した場合の動
作について説明する。使用者が濡れた手を乾燥室４に深
く挿入すると、対峙して配置したセンサ１２の間を横切
る。この瞬間、発光素子側から送っている光が手によっ
て遮られ受光素子側に達しないものである。つまり、発
光素子側からの光が空間を透過していたものが手の存在
によって遮られるものである。これによってセンサ１２
は手の存在を検出し、この信号を制御手段２０に伝達す
る。制御手段２０はこの信号を受けて、初めて電動送風
機１を起動する。電動送風機１が送風する気流は、噴出
孔５から高速噴流として噴出して、手表面に強く衝突
し、手に付着している水分を引き剥がして手を乾燥する
ものである。引き剥がされた水滴は、乾燥室４内に飛散
して、乾燥室４から外に飛散することはないものであ
る。こうして使用者が手を乾燥室４から引き抜いていく
につれて、手首から指先へと手全体が高速で乾燥され
る。最後に制御手段２０は、電動送風機１を起動してか
ら所定時間が経過すると電動送風機１を停止する。
作について説明する。使用者が濡れた手を乾燥室４に深
く挿入すると、対峙して配置したセンサ１２の間を横切
る。この瞬間、発光素子側から送っている光が手によっ
て遮られ受光素子側に達しないものである。つまり、発
光素子側からの光が空間を透過していたものが手の存在
によって遮られるものである。これによってセンサ１２
は手の存在を検出し、この信号を制御手段２０に伝達す
る。制御手段２０はこの信号を受けて、初めて電動送風
機１を起動する。電動送風機１が送風する気流は、噴出
孔５から高速噴流として噴出して、手表面に強く衝突
し、手に付着している水分を引き剥がして手を乾燥する
ものである。引き剥がされた水滴は、乾燥室４内に飛散
して、乾燥室４から外に飛散することはないものであ
る。こうして使用者が手を乾燥室４から引き抜いていく
につれて、手首から指先へと手全体が高速で乾燥され
る。最後に制御手段２０は、電動送風機１を起動してか
ら所定時間が経過すると電動送風機１を停止する。
【００２２】以上のように本実施例によれば、乾燥室４
の内部奥に手を挟み見るよう対峙して配置したセンサに
よって透過式によって手を検出する構成としているた
め、確実に挿入された手を検出することができ、動作が
確実な手乾燥装置を実現するものである。つまりセンサ
１２は透過式で手の有無のみを検出するようにしている
ため、感度調整は比較的ラフでよく、センサ表面の汚れ
や手の素早い複雑な動きに対しても影響を受けにくいも
のである。もちろん反射式のセンサを使用することも可
能であるが、手の有無のみを検出する場合は透過式のほ
うが動作が確実である。
の内部奥に手を挟み見るよう対峙して配置したセンサに
よって透過式によって手を検出する構成としているた
め、確実に挿入された手を検出することができ、動作が
確実な手乾燥装置を実現するものである。つまりセンサ
１２は透過式で手の有無のみを検出するようにしている
ため、感度調整は比較的ラフでよく、センサ表面の汚れ
や手の素早い複雑な動きに対しても影響を受けにくいも
のである。もちろん反射式のセンサを使用することも可
能であるが、手の有無のみを検出する場合は透過式のほ
うが動作が確実である。
【００２３】次に、センサ１３を用いた構成のものの動
作を説明をする。センサ１３は、電動送風機１の停止タ
イミングを検出するためのものである。つまり乾燥過程
の終盤で手が乾燥室４から引き抜かれたときに、センサ
１３は手が無くなったことを検出し、この信号を制御手
段２０に伝達する。制御手段２０はこの信号を受けて、
動作している電動送風機１を停止させるものである。
作を説明をする。センサ１３は、電動送風機１の停止タ
イミングを検出するためのものである。つまり乾燥過程
の終盤で手が乾燥室４から引き抜かれたときに、センサ
１３は手が無くなったことを検出し、この信号を制御手
段２０に伝達する。制御手段２０はこの信号を受けて、
動作している電動送風機１を停止させるものである。
【００２４】従ってセンサ１３は単独で使用するより
も、センサ１１あるいはセンサ１２と共に使用する構成
とした方が効果が高いものである。センサ１３を構成に
加えることによって、電動送風機１の停止タイミングを
正確に検出でき、使用者の使用終了動作に合わせた形で
動作を終了できる使用感の良い手乾燥装置を実現できる
ものである。
も、センサ１１あるいはセンサ１２と共に使用する構成
とした方が効果が高いものである。センサ１３を構成に
加えることによって、電動送風機１の停止タイミングを
正確に検出でき、使用者の使用終了動作に合わせた形で
動作を終了できる使用感の良い手乾燥装置を実現できる
ものである。
【００２５】
【発明の効果】請求項１に記載した発明は、空気を送風
する電動送風機と、挿入された手を乾燥する乾燥室と、
乾燥室の内面に配置した電動送風機の送風気流を噴出す
る噴出孔と、手が乾燥室に挿入されたことを検出するセ
ンサと、センサの出力に基づいて電動送風機を制御する
制御手段とを備えた構成として、手が乾燥室に挿入され
てから電動送風機を起動して高速噴流を噴出することに
より、高速で手を乾燥させ、水滴が飛散して使用者にか
かったりすることを防止できる手乾燥装置を実現するも
のである。
する電動送風機と、挿入された手を乾燥する乾燥室と、
乾燥室の内面に配置した電動送風機の送風気流を噴出す
る噴出孔と、手が乾燥室に挿入されたことを検出するセ
ンサと、センサの出力に基づいて電動送風機を制御する
制御手段とを備えた構成として、手が乾燥室に挿入され
てから電動送風機を起動して高速噴流を噴出することに
より、高速で手を乾燥させ、水滴が飛散して使用者にか
かったりすることを防止できる手乾燥装置を実現するも
のである。
【００２６】請求項２に記載した発明は、センサを乾燥
室内部の手挿入方向に対して前方に配置し、光または超
音波による反射波を利用して、あるいは熱放射波を利用
して手を検出する構成として、乾燥途中の送風停止や手
を引いた後の無駄な送風を防ぐことができ、必要最小限
の使用電力で、使用者の不快感、苛立ち感や不安感を除
くことができる手乾燥装置を実現するものである。
室内部の手挿入方向に対して前方に配置し、光または超
音波による反射波を利用して、あるいは熱放射波を利用
して手を検出する構成として、乾燥途中の送風停止や手
を引いた後の無駄な送風を防ぐことができ、必要最小限
の使用電力で、使用者の不快感、苛立ち感や不安感を除
くことができる手乾燥装置を実現するものである。
【００２７】請求項３に記載した発明は、発光素子と受
光素子とによって構成したセンサを乾燥室の内部に手を
挟み見るよう対峙して配置し、発光素子が発生する光を
受光素子によって受光することによって手を検出する構
成として、感度調整がラフで、手の素早い複雑な動きに
対して影響を受けにくく、確実に挿入された手を検出で
きる手乾燥装置を実現するものである。
光素子とによって構成したセンサを乾燥室の内部に手を
挟み見るよう対峙して配置し、発光素子が発生する光を
受光素子によって受光することによって手を検出する構
成として、感度調整がラフで、手の素早い複雑な動きに
対して影響を受けにくく、確実に挿入された手を検出で
きる手乾燥装置を実現するものである。
【００２８】請求項４に記載した発明は、センサを乾燥
室の手挿入口近傍に設けた構成として、電動送風機の停
止タイミングを正確に検出でき、使用者の使用終了動作
に合わせた形で動作を終了できる使用感の良い手乾燥装
置を実現できるものである。
室の手挿入口近傍に設けた構成として、電動送風機の停
止タイミングを正確に検出でき、使用者の使用終了動作
に合わせた形で動作を終了できる使用感の良い手乾燥装
置を実現できるものである。
【図１】本発明の実施例を示す手乾燥装置の手挿入側か
ら見た平面図
ら見た平面図
【図２】同、図１のＢ−Ｂ断面を示す断面図
【図３】同、図２のＡ−Ａ断面を示す断面図
１ 電動送風機 ４ 乾燥室 ５ 噴出孔 １１ センサ １２ センサ １３ センサ ２０ 制御手段
Claims (4)
- 【請求項１】 空気を送風する電動送風機と、挿入され
た手を乾燥する乾燥室と、乾燥室の内面に配置した電動
送風機の送風気流を噴出する噴出孔と、手が乾燥室に挿
入されたことを検出するセンサと、センサの出力に基づ
いて電動送風機を制御する制御手段とを備えた手乾燥装
置。 - 【請求項２】 センサを乾燥室内部の手挿入方向に対し
て前方に配置し、光または超音波による反射波を利用し
て、あるいは熱放射波を利用して手を検出する請求項１
記載の手乾燥装置。 - 【請求項３】 発光素子と受光素子とによって構成した
センサを乾燥室の内部に手を挟み見るよう対峙して配置
し、発光素子が発生する光を受光素子によって受光する
ことによって手を検出する請求項１記載の手乾燥装置。 - 【請求項４】 センサを乾燥室の手挿入口近傍に設けた
請求項１記載の手乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15655296A JPH10172A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 手乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15655296A JPH10172A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 手乾燥装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10172A true JPH10172A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15630298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15655296A Pending JPH10172A (ja) | 1996-06-18 | 1996-06-18 | 手乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10172A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002034851A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 手乾燥装置 |
| JP2010179127A (ja) * | 2010-04-09 | 2010-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | 手乾燥装置 |
| WO2011153631A3 (en) * | 2010-06-11 | 2012-02-02 | Pacosy Inc. | Hand dryer providing variable air flow |
-
1996
- 1996-06-18 JP JP15655296A patent/JPH10172A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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