JP2002034135A - 配線の接続部構造 - Google Patents

配線の接続部構造

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JP2002034135A JP2000212467A JP2000212467A JP2002034135A JP 2002034135 A JP2002034135 A JP 2002034135A JP 2000212467 A JP2000212467 A JP 2000212467A JP 2000212467 A JP2000212467 A JP 2000212467A JP 2002034135 A JP2002034135 A JP 2002034135A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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  • Installation Of Bus-Bars (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インダクタンス増加の小さな配線の接続部構
造を実現する。 【解決手段】 互いに一主面を近接させて併走している
バスバー1とバスバー2の対と、バスバー11とバスバ
ー12の対を接続するにあたり、バスバー2の接続部と
バスバー12の接続部とはそれぞれの主面から屈曲して
おり、両屈折部が隣接するように接続し、バスバー1と
バスバー11とは、接続部近傍においてバスバー2もし
くはバスバー12と互いの主面を近接させた関係を保ち
つつ、バスバー2とバスバー12とを迂回するように接
続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はおもに、バスバーと
呼ばれる板状の電力用配線などの配線の接続部構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】たとえば産業用電気機器の内部配線にお
いて、大電流が流れる配線には図42に示すようなバス
バーと呼ばれる細長い板状を成す配線(板状配線)がし
ばしば使われている。たとえば大容量のインバータ(直
流交流変換装置)のように、大電流を高速でスイッチン
グする装置の内部配線においては、一般に、大きさが同
じで互いに逆の方向に電流が流れる一対のバスバー同士
を、絶縁を保ちつつ、バスバー同士をできるだけ近接さ
せ、層状にして併走させる構造を採用している。たとえ
ば前記図42中、バスバー1の主部とバスバー2の主部
とはこのような構成となっている。このようにすると互
いの内部を流れる電流が周辺の空間に作り出す磁界を打
ち消し合い、配線全体のインダクタンスを低減すること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうしたバス
バーは必ず例外的部分を有する。すなわち、当該装置の
内部配線のバスバーは、外部と電流を授受するために外
部配線との「接続部」を持たなければならない。図42
はこの配線の接続部構造の従来例の1つを示したもので
ある。電気回路全体の低インダクタンス化を目指すなら
ば、前記外部配線も必然的にバスパー構造となる。図4
2中、11と12はその「外部配線のバスバー」に対応
する。接続は一般に組み立てや保守のしやすさを考慮し
てネジ止めによる。バスバー1、2、11、12の接続
部にはネジ穴が穿たれ、用いたネジ同士が干渉しないよ
うに、また、ネジ止め作業時に締め具と干渉しないよう
に配慮すると、バスバー1、2、11、12の接続部は
図42のようにならざるをえない。すなわち、バスバー
同士(たとえば図42中の1と2)は前述の近接した構
造がとれず、そのためこの接続部分のインダクタンス
は、他の部分のインダクタンスに較べて格段に大きくな
ってしまうことを避けられなかった。
【0004】本発明はこのような問題に対し、インダク
タンス増加の小さな配線の接続部構造を実現することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために、本発明では次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1においては、細長い板状をなし、それぞれ
主部と少なくとも1つの接続部とを有する第1と第2と
第3と第4の配線において、前記第1の配線のひとつの
接続部と前記第3の配線のひとつの接続部とは相互に一
定面積を接触しあって接続し、前記第2の配線のひとつ
の接続部と前記第4の配線のひとつの接続部とは相互に
一定面積を接触しあって接続し、前記4つの配線の主部
はそれぞれ、どの部位をとっても必ず自配線以外の他の
前記配線のうちの少なくとも1つと、断面重心間距離が
前記配線の板幅以下となるべく主面を対向させていて、
前記接続部から離れた場所では、前記第1の配線の主部
と前記第2の配線の主部とは互いに主面を対向させ、両
配線の断面重心間距離が前記配線の板幅以下であるよう
に併走していて、前記接続部から離れた場所では、前記
第3の配線の主部と前記第4の配線の主部とは互いに主
面を対向させ、両配線の断面重心間距離が前記配線の板
幅以下であるように併走している構成とする。
【0006】また、請求項2においては、細長い板状を
なし、それぞれ主部と少なくとも1つの接続部とを有す
る第1と第2と第3と第4と第5と第6の配線におい
て、前記第1の配線のひとつの接続部と前記第4の配線
のひとつの接続部とは相互に一定面積を接触しあって接
続し、前記第2の配線のひとつの接続部と前記第5の配
線のひとつの接続部とは相互に一定面積を接触しあって
接続し、前記第3の配線のひとつの接続部と前記第6の
配線のひとつの接続部とは相互に一定面積を接触しあっ
て接続し、前記6つの配線の主部はそれぞれ、どの部位
をとっても必ず自配線以外の他の前記配線のうちの少な
くとも1つと、断面重心間距離が前記配線の板幅以下と
なるべく主面を対向させていて、前記接続部から離れた
場所では、前記第1の配線の主部と前記第2の配線の主
部と前記第3の配線の主部とは、各主面を対向させつ
つ、前記配線の板幅以下の断面重心間距離を隔てて三層
積層構造をなして併走していて、前記接続部から離れた
場所では、前記第4の配線の主部と前記第5の配線の主
部と前記第6の配線の主部とは、各主面を対向させつ
つ、前記配線の板幅以下の断面重心間距離を隔てて三層
積層構造をなして併走している構成とする。
【0007】また、請求項3においては、前記請求項1
の構成に加え、前記4つの配線の主部はそれぞれ、どの
部位をとっても必ず自配線以外の他の前記配線の1つ
と、断面重心間距離が前記配線の板幅以下となるべく主
面を対向させている構成とする。
【0008】また、請求項4においては、前記請求項1
の構成に加え、前記請求項1の構成中の前記2か所の接
続部は可逆的に着脱可能である構成とする。
【0009】また、請求項5においては、前記請求項2
の構成に加え、前記第1の配線と第2の配線とに対向電
流が流れたときの配線間インダクタンスと、前記第2の
配線と第3の配線とに対向電流が流れたときの配線間イ
ンダクタンスとが、同一になるべく、前記第1の配線の
一部が湾曲した湾曲領域を有する構成とする。
【0010】また、請求項6においては、前記請求項2
の構成に加え、前記第1の配線と前記第2の配線とに対
向電流が流れたときの配線間インダクタンスと、前記第
2の配線と前記第3の配線とに対向電流が流れたときの
配線間インダクタンスとが、同一になるべく、前記第1
の配線の一部に板幅が変化した板幅変化領域を有する構
成とする。
【0011】また、請求項7においては、前記請求項2
の構成に加え、前記第1の配線と前記第2の配線とに対
向電流が流れたときの配線間インダクタンスと、前記第
2の配線と前記第3の配線とに対向電流が流れたときの
配線間インダクタンスとが、同一になるべく、前記第1
の配線の一部に板厚が厚くなった板厚変化領域を有する
構成とする。
【0012】また、請求項8においては、前記請求項2
の構成に加え、前記請求項2の構成中の前記3か所の接
続部は可逆的に着脱可能である構成とする。
【0013】また、請求項9においては、細長い板状を
なし、それぞれ主部と接続部とを有する第1と第2の配
線を内部配線として有し、前記接続部から離れた場所で
は、前記第1の配線の主部と前記第2の配線の主部とが
互いに主面を対向させ、両配線の断面重心間距離が前記
配線の板幅以下であるように併走していて、前記2つの
接続部が少なくとも露出している、電力用トランジスタ
モジュールもしくは電力用ダイオードモジュールもしく
はインテリジェントパワーモジュール(IPM)、に対
して接続する外部配線として、細長い板状をなし、それ
ぞれ主部と接続部とを有する第3と第4の配線が、前記
第3の配線の前記接続部は前記第1の配線の前記接続部
と一定面積を接触しあって接続し、前記第4の配線の前
記接続部は前記第2の配線の前記接続部と一定面積を接
触しあって接続し、前記4つの配線の主部はそれぞれ、
どの部位をとっても必ず自配線以外の他の前記配線のう
ちの少なくとも1つと、断面重心間距離が前記配線の板
幅以下となるべく主面を対向させていて、前記接続部か
ら離れた場所では、前記第3の配線の主部と前記第4の
配線の主部とが互いに主面を対向させ、両配線の断面重
心間距離が前記配線の板幅以下であるように併走してい
る構成とする。
【0014】また、請求項10においては、前記請求項
9の構成に加え、前記第1の配線の接続部と前記第2の
配線の接続部を、前記電力用トランジスタモジュールも
しくは電力用ダイオードモジュールもしくはインテリジ
ェントパワーモジュール(IPM)の箱状外殻の一辺に
接して有する構成とする。
【0015】また、請求項11においては、内部配線と
して細長い板状をなし、それぞれ主部と接続部とを有す
る第1と第2と第3の配線を有し、前記接続部から離れ
た場所では、前記第1の配線の主部と前記第2の配線の
主部と前記第3の配線の主部とは、各主面を対向させつ
つ、前記配線の板幅以下の断面重心間距離を隔てて三層
積層構造をなして併走していて、前記3つの接続部が少
なくとも露出している、電力用トランジスタモジュール
もしくは電力用ダイオードモジュールもしくはインテリ
ジェントパワーモジュール(IPM)、に対して接続す
る外部配線として、細長い板状をなし、それぞれ主部と
接続部とを有する第4と第5と第6の配線が、前記第4
の配線の前記接続部は前記第1の配線の前記接続部と一
定面積を接触しあって接続し、前記第5の配線の前記接
続部は前記第2の配線の前記接続部と一定面積を接触し
あって接続し、前記第6の配線の前記接続部は前記第3
の配線の前記接続部と一定面積を接触しあって接続し、
前記6つの配線の主部はそれぞれ、どの部位をとっても
必ず自配線以外の他の前記配線のうちの少なくとも1つ
と、断面重心間距離が前記配線の板幅以下となるべく主
面を対向させていて、前記接続部から離れた場所では、
前記第4の配線の主部と前記第5の配線の主部と前記第
6の配線の主部とは、各主面を対向させつつ、前記配線
の板幅以下の断面重心間距離を隔てて三層積層構造をな
して併走している構成とする。
【0016】以上のような配線の接続部構造において
は、互いの前記配線の内部を流れる電流が周辺の空間に
作り出す磁界を、接続部分においても打ち消し合う作用
が強い。
【0017】
【発明の効果】このような構成とすることにより、 1.バスバーに接続部があることによるインダクタンス
の増加分を最小限にすることができる。 2.さらに、バスバーが三層積層構造になっているもの
同士の接続部において、間に挟まれたバスバーに電流が
流れ、これに対向する電流が残る一方のバスバーに流れ
た場合と他方のバスバーに流れた場合の、2組の電流対
に対する2つのインダクタンスを均等にできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態を用い
て詳細に説明する。
【0019】図1は本発明第1の実施の形態を示す斜視
図である。なお、これは前記請求項1に対応するもので
ある。それぞれ2本で一対をなすバスバー1、2(前記
請求項1における第1、第2の配線に相当)、バスバー
11、12(同じく第3、第4の配線に相当)がある。
それぞれのバスバー1、2、11、12は接続部近傍で
別れて、ネジ止めが可能な構造になっている。ネジ穴同
士はぴったり重なり合って接続する。すなわち、バスバ
ー1のひとつの接続部とバスバー11のひとつの接続部
とは相互に一定面積を接触しあって接続され、バスバー
2のひとつの接続部とバスバー12のひとつの接続部と
は相互に一定面積を接触しあって接続される。また、バ
スバー1、2、11、12はネジ止め部(接続部)に続
く部分において直立し、バスバー2とバスバー12とは
直立した部分で重なり合って接触している。また、2か
所の接続部はネジ止めであるから可逆的に着脱可能であ
る。
【0020】前述の従来構造の図42との違いを述べ
る。前記図42においては、接続部のネジが互いに干渉
しないようにバスバー2とバスバー12とは、バスバー
1やバスバー11の形成する線上から横へはみ出す形で
構成されている。配線のインダクタンスは配線の断面重
心間距離(断面中心間距離)にほぼ比例するといえる。
前記請求項において、バスバーの断面重心間距離がバス
バーの板幅以下となるよう規定したのは、このようにこ
の範囲がインダクタンス低減の効果が顕著だからであ
る。たとえば、当該バスバーの板幅が20mm、板厚が
2mm、バスバー1とバスバー2との間などに挟まれる
絶縁材の厚さが1mmとすると、接続部でないバスバー
対(たとえば1と2)の断面重心間距離は3mmであ
る。ところが、バスバー2とバスバー12との接続部に
おいては、断面重心間距離は少なくともバスバーの板幅
以上遠のくことになり、そのような領域の長さは合計で
バスバーの板幅の3倍程度になっている。そして、バス
バー同士は2mmは間隙を必要とする、と仮定すると、
断面重心間距離は約22mmにもなり、インダクタンス
・シミュレータによれば図42の構成における接続部の
インダクタンス増分は25.6nHとなる。一方、図1
の場合、バスバー2とバスバー12とはネジ止め部以外
の接触部でも十分導通するものとすれば、ほぼ接続部が
ない場合と同様の状態となり、バスバー1とバスバー1
1とは、バスバー2とバスバー12との接続部を乗り越
えて迂回する。このとき、図1中でバスバー1とバスバ
ー11との直立した部分はバスバー2とバスバー12と
を挟んでバスバー1とバスバー11とは流れる方向が反
対向きの電流が流れる。全体としてのインダクタンスの
増分は6.5nHと計算でき、インダクタンス増分は前
記従来構造の約1/4ですむ。板幅が広く、板厚が薄い
場合には、さらに大きな効果を生む。バスバー1もしく
はバスバー11を流れる電流がバスバー2とバスバー1
2とを乗り越える部分は、その長さが板厚のわずか数倍
程度であるが対向電流とは板幅以上の距離離れている箇
所が存在する。通常、バスバーの板幅は板厚より遙かに
大きいので、この部分の効果は殆ど無視できる。
【0021】具体的な応用例を図2に示す。まず、図3
は従来例の図42のバスバーを電力用トランジスタモジ
ュールの内部配線のバスバーとして応用した例である。
接続部の表裏関係が図42と違っているが、接続部以外
はバスバー同士が離れている点では本質は同じである。
【0022】図3中の破線は電力用トランジスタモジュ
ールの箱状外殻を暗示している。ここでバスバー1とバ
スバー2は接続部が曲がっているが、本質は同一であ
る。このように、従来の電力用トランジスタモジュール
における接続部は、図3中に示したように、ネジ止め部
のみが露出していた。すると上述のように断面重心間距
離が大きく離れてしまう場所ができる。
【0023】そこで、本発明を応用して図2のようにす
る。これは図1のバスバーの接続部構造をそのまま電力
用トランジスタモジュールに応用したものである。図3
との違いは、バスバーのネジ止め部に続く部分が、対応
するバスバーと近接している点である。このような構成
になっていれば、外部に接続する端子も図1のバスバー
11、12の構造と相まって、接続部のインダクタンス
を大幅に抑えることができる。すなわち、バスバー1、
2、11、12の主部はそれぞれ、どの部位をとっても
必ず自配線以外の他のバスバーのうちの少なくとも1つ
と、断面重心間距離がバスバー1、2、11、12の板
幅以下となるべく主面を対向させていて、接続部から離
れた場所では、バスバー1の主部とバスバー2の主部と
は互いに主面を対向させ、バスバー1、2の断面重心間
距離がバスバー1、2の板幅以下であるように併走して
おり、また接続部から離れた場所では、バスバー11の
主部と前記バスバー12の主部とは互いに主面を対向さ
せ、バスバー11、12の断面重心間距離がバスバー1
1、12の板幅以下であるように併走しているから、接
続部のインダクタンスを大幅に抑えることができる。
【0024】なお、本明細書で図をもって説明するどの
接続部構造も、電力用トランジスタモジュールもしくは
電力用ダイオードモジュールもしくはインテリジェント
パワーモジュール(IPM)の内部配線のバスバー構造
と、これに接続する外部配線のバスバー構造の組み合わ
せとして使うことができる。
【0025】また、図2の接続部構造では、接続部が電
力用トランジスタモジュール表面の比較的広い範囲を専
有してしまう。もし、電力用トランジスタモジュールの
サイズが小さく、十分な面積を確保できない場合は、図
4のような接続部構造にすることによってこれを解決す
ることができる。電力用トランジスタモジュールには一
般に、図4の上方から装着されるネジに対応したナット
を収納する部分が電力用トランジスタモジュールの表面
に突出していて、その頂上に内部配線のバスバー1、2
の接続部が露出している。ここまでは従来の電力用トラ
ンジスタモジュールでもしばしば見かける構造である。
本発明を応用した図4では、そのナット収納部の側面に
もバスバー1、2が露出していて、全体としてL字型に
端子が露出している。これに対応するようにL字型に形
成された外部配線のバスバー11、12を装着すること
によって、前記図2と同様の効果をもつようになる。な
お、図4中符号10は、バスバー11とバスバー2とが
接触しないための絶縁板である。また、インテリジェン
トパワーモジュール(IPM)などではモジュールの縁
の部分に接続部を配すことが多いが、こうした場合につ
いても図5のようにモジュールの側壁にも内部配線のバ
スバーを露出させる構成とすることで、同様に低インダ
クタンスの接続部構造を得ることができる。
【0026】なお、接続部の構成が図1のように、ネジ
穴による接続部からみてバスバー同士が重ね合わさった
地点から先は、バスバーはどのような方向へ伸びてもよ
い。図6(a)〜(c)は、本発明第1の実施の形態のバリ
エーションを説明する模式図である。図6中、円はネジ
による接続部を意味し、長方形もしくは正方形は接続部
に続く部分で、バスバー(配線)同士が併走する「主
部」に至るまでの領域を示す。従来の接続部構造では、
接続部に続く部分すなわち接続部近傍で、接続する相手
側のバスバーと重なり合っている部分が存在しなかった
か、もしくは不完全な形態であった。矢印は2対のバス
バー(配線)が伸びることができる方向である。同一方
向に伸びても良いし、紙面に垂直な方向へ伸びてもよ
い。具体的には、図1と図2は図6(a)の範疇に入る。
また、接続によってバスバー(配線)の表裏関係が反転
する組み合わせもある。
【0027】図7は、図6(b)に対応する実施の形態で
ある。図8〜図10は図6(c)に対応する実施の形態で
ある。図8と図9では、インダクタンスの増加分は接続
部がなかった場合と比べて、前記と同じ仕様を用いて計
算すると2.45nH増に留まり、従来構造の約1/1
0に留めることができる。また、図9では接続によって
配線の上下関係が逆転してしまうが、図10のような構
成にすれば、これを防ぐことができる。ただし、インダ
クタンスの増加分は5.06nHとなる。
【0028】また、図11や図12のような構成も同様
の効果を有する。図12は例外的であるが、各接続部に
対してネジ止め部を2箇所ずつ設け、バスバー同士の接
触をより確実にしたものである。これらは接続したバス
バーの中を対向電流が流れる場合、双方の配線を流れる
電流がバスバー主部における間隔以上に、離れる箇所が
まったくない構成である。そして、これらについても、
接続部につながるバスバーはどちらの方向にのびても構
わない。
【0029】さらに、図13のような構成も可能で、こ
の場合、接続部のインダクタンス増分は明らかに無視で
きる程度に留まる。従来、これを応用した図14のよう
な構成のバスバーをもつ電力用トランジスタモジュール
は存在したが、その装置にどのような外部配線のバスバ
ーを接続するかは任意であった。図13はこれに対して
もっとも最適な解を提供するものである。なお、これら
図11、図12、図13は前記請求項3に相当するもの
である。すなわち、バスバー1、2、11、12の主部
はそれぞれ、どの部位をとっても必ず自バスバー以外の
他のバスバーの1つと、断面重心間距離がバスバー1、
2、11、12の板幅以下となるべく主面を対向させて
いる。
【0030】また、これまでに説明した端子接続部は、
ネジ止め以外にも、リベットでもあるいは別の圧着機構
によるものでも構わない。
【0031】つぎに、本発明第2の実施の形態を説明す
る。なお、これは前記請求項2に対応するものである。
図15は、負荷L(たとえばモータ)に矩形波を送って
駆動するブリッジ回路において、ここで必要な部分のみ
を描いたものである。Bはバッテリー、Pは正電位配
線、Nはこれに対応するグランド線である。破線はそれ
ぞれ実際の回路を実現するときにひとまとまりの電力用
トランジスタモジュールとなっていることを暗示してい
る。2つのトランジスタT1、T2は同期してオン/オ
フする。たとえば、トランジスタT1とトランジスタT
2とが導通状態の瞬間には、たとえばU相の電力用トラ
ンジスタモジュールにおいては、電流はU→Nと流れて
ダイオードD1を介してつながる正電位配線Pには電流
は流れない。次に、前記2つのトランジスタT1、T2
が遮断状態になると、負荷Lの誘導起電力により、U相
の電力用トランジスタモジュールにおいてはU→Pと環
流電流が流れ、グランド線Nには電流は流れない。
【0032】なお、図15は負荷Lがモータなどであっ
た場合、これに所望の出力を出させるためのチョッパ回
路で、実際のトランジスタと配線の配置もほぼ同様にな
っている。いま、或る瞬間に図15中の矢印のような経
路で電流が流れたとする。すると、電流路は大きなルー
プを描くので、この電流の感じるインダクタンスはかな
り大きくなってしまい、トランジスタT1、T2やダイ
オードD1、D2の動作に好ましくない影響を与える。
【0033】一般には図16のように正電位配線P、グ
ランド線N(電源ライン)を近接させることで回路全体
のインダクタンスを低減しようとするが、それでも図1
6中の○印に示す部分では対向配線に電流が流れないこ
とからインダクタンス低減の効果は望めない。また、従
来は電力用トランジスタモジュールの出力線のインダク
タンスはその先につながる負荷Lのインダクタンスと直
列になっていてしかも小さいので、無視されていた。
【0034】そこで、回路全体のインダクタンスを低減
するためには、図17のような構成にする必要がある。
すなわち、U相の電力用トランジスタモジュールの出力
線とV相の電力用トランジスタモジュールの出力線とが
隣接する地点まで、正電位配線Pとグランド線Nとが併
走している。このようにすると、電流路上の全ての領域
で対向電流によるインダクタンス低減効果が期待でき
る。
【0035】よって、これら3本の配線がP−U−Nの
順番で三層積層構造(三段積層構造、三枚積層構造)に
なっていると、コンパクトでもあり、かつ、配線インダ
クタンスが低くなり、望ましい。こうした配線の接続部
構造について説明する。
【0036】図18は本発明を応用した、図17のU相
の電力用トランジスタモジュールと、これに接続する外
部配線を描いた図である。電力用トランジスタモジュー
ルの内部では各配線はP−U−Nの順番で積層構造にな
っていて、配線インダクタンスを極力相殺するようにな
っている。電力用トランジスタモジュールの表面には内
部配線のバスバーの接続部が露出している。ここでその
接続部の配列は従来の電力用トランジスタモジュール同
様、P−N−Uの順番とした。勿論、P−U−Nの順番
でもよい。図中、1、2、3は前記P、U、Nに対応す
る内部配線のバスバーで、また前記請求項2における第
1、第2、第3の配線に相当する。また、11、12、
13はこれらに対応する外部配線のバスバーで、同じく
第4、第5、第6の配線に相当する。それぞれ接続部に
ネジ止め用の穴を有する。穴同士を結ぶ破線は、対応関
係を暗示している。接続時にはネジ止め部以外のバスバ
ー1、2、3とバスバー13との間には絶縁板などを挟
んで絶縁されている。すなわち、バスバー1のひとつの
接続部とバスバー11のひとつの接続部とは相互に一定
面積を接触しあって接続され、またバスバー2のひとつ
の接続部とバスバー12のひとつの接続部とは相互に一
定面積を接触しあって接続され、またバスバー3のひと
つの接続部とバスバー13のひとつの接続部とは相互に
一定面積を接触しあって接続される。また、3か所の接
続部はネジ止めであるから可逆的に着脱可能である。構
造をよく説明するために、バスバー1、2、3の個別の
構造を、図19、図20、図21に示した。また、外部
配線のバスバー11、12、13については図22に、
反対側から眺めた図を示した。
【0037】また、図18中の線分A−Aを通り電力用
トランジスタモジュール表面に垂直な断面で切った断面
を、矢印の方向から眺めた様子を図23に示す。また、
図24は、図18中の線分B−Bを通り電力用トランジ
スタモジュール表面に垂直な断面で切った断面図を矢印
の方向から眺めた断面図である。なお、図23、図24
では、バスバー同士を接触させた状態を描いてある。す
なわち、図18の電力用トランジスタモジュールにおい
ては、電力用トランジスタモジュールの表面に露出して
いるのはネジ止め部のみであり、これに続く部分は薄い
絶縁板に覆われて電力用トランジスタモジュール表面に
は露出していない。このような構成にすると、対応する
外部配線のバスバーが本発明の構成になっていない従来
の構成のバスバーも取り付けることができる。勿論、逆
に図25に示すようにこれらが露出していて、外部配線
のバスバーの側で絶縁板10を有して接していてもよ
い。
【0038】従来のこの手の電力用トランジスタモジュ
ールの内部配線のバスバーは、図26に示すように、バ
スバー1、2、3のネジ止め部しか電力用トランジスタ
モジュールの表面に露出しておらず、しかもこれに続く
部分は重なり合うことなく、ばらばらであった。よっ
て、外部配線のバスバーをどのように構成しても、接続
部のインダクタンスを小さくすることには限界があっ
た。が、前述の図18もしくは図25のような構成にす
れば、接続部のインダクタンスを格段に小さくすること
ができる。すなわち、バスバー1、2、3、11、1
2、13の主部はそれぞれ、どの部位をとっても必ず自
配線以外の他のバスバーのうちの少なくとも1つと、断
面重心間距離がバスバー1、2、3、11、12、13
の板幅以下となるべく主面を対向させていて、接続部か
ら離れた場所では、バスバー1の主部とバスバー2の主
部とバスバー3の主部とは、各主面を対向させつつ、バ
スバー1、2、3の板幅以下の断面重心間距離を隔てて
三層積層構造をなして併走しており、また接続部から離
れた場所では、バスバー11の主部とバスバー12の主
部とバスバー13の主部とは、各主面を対向させつつ、
バスバー11、12、13の板幅以下の断面重心間距離
を隔てて三層積層構造をなして併走しているから、接続
部のインダクタンスを格段に小さくすることができる。
【0039】また、図17のような回路図を構成するべ
く、バスバーが3本になった場合、接続部の2つの電流
路のインダクタンス増加分が、P−U間とU−N間で均
等になっている方が望ましい。前記図18の接続部構造
ではほぼ成立している。
【0040】たとえば、P−U間とU−N間のインダク
タンスは次のようにして略々評価することが可能であ
る。図27と図28は、それぞれ図18中のP−U間と
U−N間の電流の流れ方を説明するための斜視図であ
る。また、図29と図30は図23と同じ断面図で、そ
れぞれ図29、図30中の矢印は電流の流れ方を示し、
P−U間とU−N間の電流の流れ方を説明している。矢
の長さはバスバー幅の半分に相当する。これより小さい
電流のベクトルは無視した。
【0041】図29、図30において「○の中に点を打
ってある記号」と、「○の中に×を有する記号」は、ベ
クトル表記と同じで、それぞれ紙面に垂直方向に、「こ
ちら側へ向かう方向」と「向こう側へ向かう方向」を意
味している。なお、図29、図30中、点Aは内部配線
のバスバー1、2、3側で、「主部」において平行に走
っていた配線(もしくはその中を流れる電流)の方向が
平行でなくなる点を概念的に示したものである。点Bも
外部配線のバスバー11、12、13側の同様の地点を
意味する。
【0042】バスバーの断面重心間距離が近い場合、対
向電流の流れる配線の部分インダクタンスは断面重心間
距離に比例する。よって、図29、図30中の対応する
矢印同士の距離を積算すれば、およそのインダクタンス
を得ることができる。いま、バスバーの板厚をa、バス
バー間の距離をbとすると、併走するバスバー同士の断
面重心間距離は(a+b)となる。図中のそれぞれ対応
する反対方向の矢印同士の距離を積算する。図27と図
29とから、それぞれの対向する矢印間の距離を勘定す
ると、この場合、点Aから点Bまで部分インダクタンス
に比例する数値を得ることができる。この例では、(1
0a+10b)=10×(a+b)と計算できる。これ
をここでは「10単位」と表記することにする。同様
に、U−N間の電流の状況についても積算すると、10
単位であることがわかる。よって、両接続部におけるイ
ンダクタンスの増分はほぼ均等ということになる。
【0043】また、このような3本の積層バスバーの接
続部構造においても、前記図6と同様に、可能なパター
ンについて語ることができる。図31(a)〜(d)がそれ
である。表記は前記図6と同じである。たとえば、前記
図18は図31(a)のパターンのひとつを具現化したも
のである。もう1つ例を挙げると図32は、図31(d)
のパターンを実現したものである。この他、バスバーが
3本になった場合、(1)接続によってバスバーの配列
が逆転するか否か、(2)接続端子の配列がP−N−U
かP−U−Nか、という組み合わせを考えることが可能
である。
【0044】次に、この積算が不均等になる例を示す。
図33は、前記図18と同じ構成であるが、電力用トラ
ンジスタモジュール内部のバスバーの積層配列が逆にな
っている。これによって3本のバスバーの枝分かれの仕
方が異なってきている。この接続部構造において前記図
29と図30と同様の断面図34と図35によって同様
の積算を行うと、P−U間は8単位、U−N間は12単
位となる。
【0045】このようなインダクタンスの差異を微調整
する方法は4つある。
【0046】第1は、図36に示すように、積算インダ
クタンスの低かったのはP−U側なので、わざとバスバ
ー3とバスバー13との間をあけてインダクタンスの微
調整を行う方法である。
【0047】第2は、P側のバスバーのどこかに図37
のように湾曲部13Aを設けるか、図38のように湾曲
領域13Dを設けて、局所的に断面重心間距離を広くし
た部分を設けることである。これは前記請求項5に対応
するものである。すなわち、バスバー1とバスバー2に
対向電流が流れたときの配線間インダクタンスと、バス
バー2とバスバー3に対向電流が流れたときの配線間イ
ンダクタンスとが同一になるべく、バスバー11、13
の一部に湾曲した湾曲領域を設けている。この湾曲領域
の断面重心間距離や長さを調節することでインダクタン
スを均等にすることができる。なお、逐一図示はしない
が、図37のようにバスバー間距離を広げる領域は、各
ネジ止め部近傍でもよい。別の見方をすれば、前記1に
示した絶縁板の厚さを適宜局所的に調節することも同じ
結果である。
【0048】第3は、図39のようにN側のバスバー1
1のどこかに幅の広い幅広領域11Cを設けること、も
しくは図40のようにP側のバスバー13に幅の狭い幅
狭領域13Cを設けることである。これらの図ではバス
バーの幅が変化している領域が片側に寄っているが、も
ちろん両側を変化させてもよい。これは前記請求項6に
対応するものである。すなわち、バスバー1とバスバー
2に対向電流が流れたときの配線間インダクタンスと、
バスバー2とバスバー3に対向電流が流れたときの配線
間インダクタンスとが、同一になるべく、バスバー1
1、13の一部に板幅が変化した板幅変化領域を設けて
いる。周囲の板幅に比べて、部分的な板幅が狭くなる
と、その部分のインダクタンスは高くなる相関関係があ
り、これは板幅の変化が板の両側に均等な場合も、どち
らかに偏って変化している場合でも同じ傾向である。
【0049】第4は、図41のようにバスバー13の一
部に導体板13Bを貼り付けるなどして板厚を増やす方
法である。これは前記請求項7に対応するものである。
すなわち、バスバー1とバスバー2とに対向電流が流れ
たときの配線間インダクタンスと、バスバー2とバスバ
ー3とに対向電流が流れたときの配線間インダクタンス
とが、同一になるべく、バスバー13の一部に板厚が厚
くなった板厚変化領域を設けている。このように別の導
体板13Bを貼り付けることにより、その部分の断面重
心間距離は結果的に広がることになり、インダクタンス
の微調整が可能となる。また、図示はしないが、板厚を
厚くする部分13Bは、ネジ止めなどによって着脱可能
な導体を取り付ける構成になっていてもよい。このよう
にすると、バスバーを装置に組み付けてからのインダク
タンスの調整が可能となる。
【0050】なお、上述実施の形態においては、バスバ
ー1、2が前記請求項1における第1、第2の配線に相
当し、バスバー11、12が同じく第3、第4の配線に
相当するとしたが、バスバー1、2が前記請求項1にお
ける第3、第4の配線に相当し、バスバー11、12が
同じく第1、第2の配線に相当するとしてもよいことは
当然である。また、上述実施の形態においては、バスバ
ー1、2、3が前記請求項2における第1、第2、第3
の配線に相当し、バスバー11、12、13が同じく第
4、第5、第6の配線に相当するとしたが、バスバー
1、2、3が前記請求項2における第4、第5、第6の
配線に相当し、バスバー11、12、13が同じく第
1、第2、第3の配線に相当するとしてもよいことは当
然である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明第1の実施の形態の具体例を示す斜視図
である。
【図3】従来の配線の接続部構造を示す斜視図である。
【図4】本発明第1の実施の形態の具体例を示す斜視図
である。
【図5】本発明第1の実施の形態の具体例を示す斜視図
である。
【図6】本発明第1の実施の形態のバリエーションを説
明する模式図である。
【図7】本発明第1の実施の形態の具体例を示す斜視図
である。
【図8】本発明第1の実施の形態の具体例を示す斜視図
である。
【図9】本発明第1の実施の形態の具体例を示す斜視図
である。
【図10】本発明第1の実施の形態の具体例を示す斜視
図である。
【図11】本発明第1の実施の形態の具体例を示す斜視
図である。
【図12】本発明第1の実施の形態の具体例を示す斜視
図である。
【図13】本発明第1の実施の形態の具体例を示す斜視
図である。
【図14】従来の配線の接続部構造の一部を示す斜視図
である。
【図15】負荷に矩形波を送って駆動するブリッジ回路
を示す図である。
【図16】負荷に矩形波を送って駆動するブリッジ回路
を示す図である。
【図17】負荷に矩形波を送って駆動するブリッジ回路
を示す図である。
【図18】本発明第2の実施の形態の具体例を示す斜視
図である。
【図19】図18に示した接続部構造の一部を示す斜視
図である。
【図20】図18に示した接続部構造の一部を示す斜視
図である。
【図21】図18に示した接続部構造の一部を示す斜視
図である。
【図22】図18に示した接続部構造の一部を示す斜視
図である。
【図23】図18中の線分A−Aを通り電力用トランジ
スタモジュール表面に垂直な断面で切った断面図であ
る。
【図24】図18中の線分B−Bを通り電力用トランジ
スタモジュール表面に垂直な断面で切った断面図であ
る。
【図25】本発明第2の実施の形態の具体例を示す斜視
図である。
【図26】従来の配線の接続部構造の一部を示す斜視図
である。
【図27】図18に示した接続部構造の電流の流れ方を
説明するための斜視図である。
【図28】図18に示した接続部構造の電流の流れ方を
説明するための斜視図である。
【図29】図27の図23と同様な断面図である。
【図30】図28の図23と同様な断面図である。
【図31】本発明第2の実施の形態のバリエーションを
説明する模式図である。
【図32】本発明第2の実施の形態の具体例を示す斜視
図である。
【図33】本発明第2の実施の形態の具体例を示す斜視
図である。
【図34】図33に示した接続部構造の電流の流れ方を
説明するための図29と同様な断面図である。
【図35】図33に示した接続部構造の電流の流れ方を
説明するための図30と同様な断面図である。
【図36】インダクタンスの調整を行なうことができる
配線の接続部構造を示す断面図である。
【図37】インダクタンスの調整を行なうことができる
配線の接続部構造を示す断面図である。
【図38】インダクタンスの調整を行なうことができる
配線の接続部構造の一部を示す斜視図である。
【図39】インダクタンスの調整を行なうことができる
配線の接続部構造の一部を示す斜視図である。
【図40】インダクタンスの調整を行なうことができる
配線の接続部構造の一部を示す斜視図である。
【図41】インダクタンスの調整を行なうことができる
配線の接続部構造を示す断面である。
【図42】配線の接続部構造の従来例の1つを示す図で
ある。
【符号の説明】
1、2、3…バスバー 11、12、13…バスバー 11C…幅広領域 13A…湾曲部 13B…導体板 13C…幅狭領域 13D…湾曲領域

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】細長い板状をなし、それぞれ主部と少なく
    とも1つの接続部とを有する第1と第2と第3と第4の
    配線において、 前記第1の配線のひとつの接続部と前記第3の配線のひ
    とつの接続部とは相互に一定面積を接触しあって接続
    し、 前記第2の配線のひとつの接続部と前記第4の配線のひ
    とつの接続部とは相互に一定面積を接触しあって接続
    し、 前記4つの配線の主部はそれぞれ、どの部位をとっても
    必ず自配線以外の他の前記配線のうちの少なくとも1つ
    と、断面重心間距離が前記配線の板幅以下となるべく主
    面を対向させていて、 前記接続部から離れた場所では、前記第1の配線の主部
    と前記第2の配線の主部とは互いに主面を対向させ、両
    配線の断面重心間距離が前記配線の板幅以下であるよう
    に併走していて、 前記接続部から離れた場所では、前記第3の配線の主部
    と前記第4の配線の主部とは互いに主面を対向させ、両
    配線の断面重心間距離が前記配線の板幅以下であるよう
    に併走している、 ことを特徴とする配線の接続部構造。
  2. 【請求項2】細長い板状をなし、それぞれ主部と少なく
    とも1つの接続部とを有する第1と第2と第3と第4と
    第5と第6の配線において、 前記第1の配線のひとつの接続部と前記第4の配線のひ
    とつの接続部とは相互に一定面積を接触しあって接続
    し、 前記第2の配線のひとつの接続部と前記第5の配線のひ
    とつの接続部とは相互に一定面積を接触しあって接続
    し、 前記第3の配線のひとつの接続部と前記第6の配線のひ
    とつの接続部とは相互に一定面積を接触しあって接続
    し、 前記6つの配線の主部はそれぞれ、どの部位をとっても
    必ず自配線以外の他の前記配線のうちの少なくとも1つ
    と、断面重心間距離が前記配線の板幅以下となるべく主
    面を対向させていて、 前記接続部から離れた場所では、前記第1の配線の主部
    と前記第2の配線の主部と前記第3の配線の主部とは、
    各主面を対向させつつ、前記配線の板幅以下の断面重心
    間距離を隔てて三層積層構造をなして併走していて、 前記接続部から離れた場所では、前記第4の配線の主部
    と前記第5の配線の主部と前記第6の配線の主部とは、
    各主面を対向させつつ、前記配線の板幅以下の断面重心
    間距離を隔てて三層積層構造をなして併走している、 ことを特徴とする配線の接続部構造。
  3. 【請求項3】前記4つの配線の主部はそれぞれ、どの部
    位をとっても必ず自配線以外の他の前記配線の1つと、
    断面重心間距離が前記配線の板幅以下となるべく主面を
    対向させている、 ことを特徴とする前記請求項1に記載の配線の接続部構
    造。
  4. 【請求項4】前記2か所の接続部は可逆的に着脱可能で
    ある、ことを特徴とする前記請求項1に記載の配線の接
    続部構造。
  5. 【請求項5】前記第1の配線と第2の配線とに対向電流
    が流れたときの配線間インダクタンスと、 前記第2の配線と第3の配線とに対向電流が流れたとき
    の配線間インダクタンスとが、同一になるべく、 前記第1の配線の一部が湾曲した湾曲領域を有する、 ことを特徴とする前記請求項2に記載の配線の接続部構
    造。
  6. 【請求項6】前記第1の配線と前記第2の配線とに対向
    電流が流れたときの配線間インダクタンスと、 前記第2の配線と前記第3の配線とに対向電流が流れた
    ときの配線間インダクタンスとが、同一になるべく、 前記第1の配線の一部に板幅が変化した板幅変化領域を
    有する、 ことを特徴とする前記請求項2に記載の配線の接続部構
    造。
  7. 【請求項7】前記第1の配線と前記第2の配線とに対向
    電流が流れたときの配線間インダクタンスと、 前記第2の配線と前記第3の配線とに対向電流が流れた
    ときの配線間インダクタンスとが、同一になるべく、 前記第1の配線の一部に板厚が厚くなった板厚変化領域
    を有する、 ことを特徴とする前記請求項2に記載の配線の接続部構
    造。
  8. 【請求項8】前記3か所の接続部は可逆的に着脱可能で
    ある、ことを特徴とする前記請求項2に記載の配線の接
    続部構造。
  9. 【請求項9】細長い板状をなし、それぞれ主部と接続部
    とを有する第1と第2の配線を内部配線として有し、 前記接続部から離れた場所では、前記第1の配線の主部
    と前記第2の配線の主部とが互いに主面を対向させ、両
    配線の断面重心間距離が前記配線の板幅以下であるよう
    に併走していて、 前記2つの接続部が少なくとも露出している、電力用ト
    ランジスタモジュールもしくは電力用ダイオードモジュ
    ールもしくはインテリジェントパワーモジュール(IP
    M)、に対して接続する外部配線として、 細長い板状をなし、それぞれ主部と接続部とを有する第
    3と第4の配線が、 前記第3の配線の前記接続部は前記第1の配線の前記接
    続部と一定面積を接触しあって接続し、 前記第4の配線の前記接続部は前記第2の配線の前記接
    続部と一定面積を接触しあって接続し、 前記4つの配線の主部はそれぞれ、どの部位をとっても
    必ず自配線以外の他の前記配線のうちの少なくとも1つ
    と、断面重心間距離が前記配線の板幅以下となるべく主
    面を対向させていて、 前記接続部から離れた場所では、前記第3の配線の主部
    と前記第4の配線の主部とが互いに主面を対向させ、両
    配線の断面重心間距離が前記配線の板幅以下であるよう
    に併走している、 ことを特徴とする、電力用トランジスタモジュールもし
    くは電力用ダイオードモジュールもしくはインテリジェ
    ントパワーモジュール(IPM)の内部配線とこれに接
    続する外部配線の接続部構造。
  10. 【請求項10】前記第1の配線の接続部と前記第2の配
    線の接続部を、前記電力用トランジスタモジュールもし
    くは電力用ダイオードモジュールもしくはインテリジェ
    ントパワーモジュール(IPM)の箱状外殻の一辺に接
    して有する、 ことを特徴とする前記請求項9に記載の配線の接続部構
    造。
  11. 【請求項11】内部配線として細長い板状をなし、それ
    ぞれ主部と接続部とを有する第1と第2と第3の配線を
    有し、 前記接続部から離れた場所では、前記第1の配線の主部
    と前記第2の配線の主部と前記第3の配線の主部とは、
    各主面を対向させつつ、前記配線の板幅以下の断面重心
    間距離を隔てて三層積層構造をなして併走していて、 前記3つの接続部が少なくとも露出している、電力用ト
    ランジスタモジュールもしくは電力用ダイオードモジュ
    ールもしくはインテリジェントパワーモジュール(IP
    M)、に対して接続する外部配線として、 細長い板状をなし、それぞれ主部と接続部とを有する第
    4と第5と第6の配線が、 前記第4の配線の前記接続部は前記第1の配線の前記接
    続部と一定面積を接触しあって接続し、 前記第5の配線の前記接続部は前記第2の配線の前記接
    続部と一定面積を接触しあって接続し、 前記第6の配線の前記接続部は前記第3の配線の前記接
    続部と一定面積を接触しあって接続し、 前記6つの配線の主部はそれぞれ、どの部位をとっても
    必ず自配線以外の他の前記配線のうちの少なくとも1つ
    と、断面重心間距離が前記配線の板幅以下となるべく主
    面を対向させていて、 前記接続部から離れた場所では、前記第4の配線の主部
    と前記第5の配線の主部と前記第6の配線の主部とは、
    各主面を対向させつつ、前記配線の板幅以下の断面重心
    間距離を隔てて三層積層構造をなして併走している、 ことを特徴とする、電力用トランジスタモジュールもし
    くは電力用ダイオードモジュールもしくはインテリジェ
    ントパワーモジュール(IPM)の内部配線とこれに接
    続する外部配線の接続部構造。
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