JP2002033870A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002033870A
JP2002033870A JP2000213230A JP2000213230A JP2002033870A JP 2002033870 A JP2002033870 A JP 2002033870A JP 2000213230 A JP2000213230 A JP 2000213230A JP 2000213230 A JP2000213230 A JP 2000213230A JP 2002033870 A JP2002033870 A JP 2002033870A
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Japan
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image forming
image
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data
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JP2000213230A
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English (en)
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Katsuhiko Sasaki
勝彦 佐々木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置固有の設定内容および印刷履歴
が記入された内部設定値一覧をFAX送信する画像形成
装置を提供する。 【解決手段】 ユーザが操作する画像形成装置(操作
機)121が他の画像形成装置(連結器)122〜12
8にネットワークを介して接続されているシステムにお
いて、操作機121がFAX機能を有している場合、印
刷出力せずにデータのまま所定の端末に内部設定値一覧
をFAX送信する。操作機121がFAX機能を有して
おらず、連結機122がFAX機能を有している場合、
連結機122に内部設定値一覧のデータを送信し、操作
機121の内部設定値一覧を操作機121の代わりに連
結機122にFAX送信させる。FAX機能を有する連
結機122〜128がネットワーク上に1台も存在しな
い場合は、FAX送信できない旨を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、画像形成装置の設定値の一覧を印刷、FAX送信
し、また、ネットワークを介して接続された他の画像形
成装置に印刷、FAX送信させる画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、技術の進歩に伴って、様々な機能
を有した画像形成装置が普及している。画像形成装置の
構造も複雑化の傾向をたどっており、定期的なメンテナ
ンスが重要視されている。画像形成装置が有する内部設
定値一覧印刷機能は、このようなメンテナンスの機会な
どにおいて有効に使用される。
【0003】内部設定値一覧印刷機能は、画像形成装置
内部の不揮発メモリや、EEPROM(Electrically E
rasable and Programmable Read Only Memory )などに
記録されている装置固有の調整値やユーザによる使用設
定および各機能の利用情報などの項目を一覧にまとめ、
転写紙上へ印刷する機能であり、内部設定値一覧の印刷
結果は、画像形成装置自身のメンテナンスに利用された
り、市場での利用状況として製品の企画担当部署や設計
部署などへフィードバックされる。
【0004】また、通信技術の発達によって、複数の機
器をネットワークにより接続し、情報の相互交換を可能
にするようなシステムが一般に提案されている。このよ
うな機能を有するものに、例えば、特開平8−9803
8が開示するところのデジタル複写機のネットワークシ
ステムなどがある(以下、従来例1)。
【0005】従来例1においては、ネットワークを介し
て相互接続されている複数のデジタル複写機において、
ユーザは、操作している画像形成装置(以下、操作機)
以外の他のデジタル複写機の機能を使用する際にユーザ
が他のデジタル複写機の設置場所まで移動する必要が無
く、操作機を介して他のデジタル複写機を利用する許可
を得ることができ、操作性および作業効率を向上させて
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】内部設定値一覧の印刷
結果を設置先にある別のFAXを利用して、サービスセ
ンターや企画、設計へ直接送付するという運用が多数実
施されてきた。この際、一度転写紙に印刷したものをF
AXにセットして送信することにより、スキャナによる
画像劣化や、FAXとコピー間の画像解像度の違いによ
る画像劣化が発生し、例えば、”6”と”8”等のよう
な類似した形状の文字が判別不可能となる問題が存在し
た。
【0007】また、操作機がFAX機能を有していない
場合、内部設定値一覧の印刷結果をサービスセンターな
どへ直接送付できず、メンテナンスの依頼などの際、ユ
ーザの作業を複雑化させる問題が存在した。
【0008】さらに、従来例1のようにネットワークで
接続された複数の画像形成装置においては、ユーザが操
作する画像形成装置がFAX機能を有していない場合、
ネットワークの外部の端末に回線を介して送信すること
が不可能であるという問題が存在した。また、不可能で
あることをユーザに通知する機構も存在しなかった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、内部設定値一覧を転写紙に出力せずに直接画
像データを電話回線を介して受信端末に送信する画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0010】また、ユーザが操作する画像形成装置がF
AX機能を有していない場合、ネットワークを介して接
続され、かつFAX機能を有する他の画像形成装置を検
知し、FAX機能を有する他の画像形成装置に代わりに
内部設定値一覧をFAX送信させる画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0011】また、ユーザが操作する画像形成装置がF
AX機能を有しておらず、接続されているネットワーク
上においてもFAX機能を有する画像形成装置が存在し
ない場合には、内部設定値一覧を電話回線を介してFA
X送信することができない旨を操作パネル上に表示する
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、回線に接続されている画像
形成装置であって、画像データを走査する画像走査手段
と、画像操作手段により走査された画像データを印刷す
る画像データ印刷手段と、画像形成装置の設定内容およ
び利用情報が記録されている内部設定値一覧のデータを
印刷する設定値印刷手段と、画像データ印刷手段により
印刷された画像データと、設定値印刷手段により印刷さ
れた内部設定値一覧と、を画像走査手段により走査し、
回線を介して端末に送信するFAX送信手段と、内部設
定値一覧のデータを回線を介して端末に送信する設定値
データ送信手段を有することを特徴とする。
【0013】従って、請求項1の発明によれば、画像形
成装置の設定内容および利用情報が記録されている内部
設定値一覧を転写紙に印刷し、回線を介して端末に送信
することによって、内部設定値一覧を画像形成装置自身
のメンテナンスや市場での利用状況調査の分野で利用す
ることが可能となる。
【0014】さらに、請求項1の発明によれば、内部設
定値一覧を印刷出力せずに、データのまま回線を介して
送信することによって、スキャナによる画像劣化や、F
AXとコピー間の画像解像度の差異による画像劣化を抑
制することが可能となる。また、操作している画像形成
装置の印刷機能が正常に動作していない場合、正常な印
刷機能を有する画像形成装置に送信することによって、
内部設定値一覧を印刷出力することが可能となる。
【0015】また、請求項2の発明は、ネットワークに
接続されている画像形成装置であって、画像データを走
査する画像走査手段と、画像走査手段により走査された
画像データを印刷する画像データ印刷手段と、画像形成
装置の設定内容、および印刷履歴が記録されている内部
設定値一覧のデータを印刷する設定値印刷手段と、ネッ
トワークに接続されている他の画像形成装置が回線と接
続され、回線を介して画像データを送信する機能を有す
るか否かを判定する送信機能判定手段と、を有すること
を特徴とする画像形成装置。
【0016】従って、請求項2の発明によれば、FAX
機能を有しない画像形成装置にネットワークで接続され
ている他の画像形成装置がFAX機能を有しているか否
か判定することによって、FAX機能を有している画像
形成装置にFAX送信を代替させられるか否かを判断す
ることが可能となる。
【0017】また、請求項3の発明によれば、請求項2
記載の画像形成装置において、送信機能判定手段により
他の画像形成装置が回線と接続され、回線を介して画像
データを送信する機能を有すると判定された場合、ネッ
トワークを介して他の画像形成装置に内部設定値一覧の
データを送信するネットワーク送信手段と、ネットワー
ク送信手段により送信した内部設定値一覧のデータを他
の画像形成装置に回線を介して端末に送信させるFAX
代替送信手段と、を有することを特徴とする。
【0018】従って、請求項3の発明によれば、FAX
機能を有しない画像形成装置にネットワークで接続され
ている他の画像形成装置がFAX機能を有している場
合、他の画像形成装置に内部設定値一覧のデータを送信
することによって、他の画像形成装置にFAX送信を代
替させることが可能となる。
【0019】また、請求項4の発明によれば、請求項2
記載の画像形成装置において、送信機能判定手段により
他の画像形成装置が回線を介して画像データを送信する
機能を有していないと判定された場合、内部設定値一覧
のデータを送信しないことを表示することを特徴とす
る。
【0020】従って、請求項4の発明によれば、FAX
機能を有しない画像形成装置にネットワークで接続され
ている他の画像形成装置のどれもがFAX機能を有して
いない場合、FAX送信が実行不可能である旨を表示す
ることによって、内部設定値一覧を転写紙に出力するな
どの手段を取るようにユーザに指示することが可能とな
る。
【0021】また、請求項5の発明によれば、請求項1
から4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
設定値印刷手段は、画像形成装置固有の調整値、ユーザ
による使用設定、および利用履歴情報を印刷することを
特徴とする。
【0022】従って、請求項5の発明によれば、画像形
成装置固有の調整値、ユーザによる使用設定、および利
用履歴情報を印刷することによって、画像形成装置の状
態を理解することが容易になり、画像形成装置自身のメ
ンテナンスや市場での利用状況調査の分野で利用するこ
とが可能となる。
【0023】また、請求項6の発明によれば、請求項1
から5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
設定値印刷手段は、画像形成装置のシリアル番号、内部
設定値一覧の印刷年月日、定着設定温度、転写紙トレイ
ごとの使用回数、および転写紙のサイズごとの使用枚数
を印刷することを特徴とする。
【0024】従って、請求項6の発明によれば、画像形
成装置のシリアル番号、内部設定値一覧の印刷年月日、
定着設定温度、転写紙のトレイごとの使用回数、および
転写紙のサイズごとの使用枚数を印刷することによっ
て、画像形成装置の状態を理解することが容易になり、
画像形成装置自身のメンテナンスや市場での利用状況調
査の分野で利用することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の一実施形態にお
ける画像形成装置の構成図であり、以下、図2を用い
て、本実施形態における画像形成装置の構成および機能
を説明する。
【0026】ADF(Auto Document Feeder:自動原稿
送り装置)1が有する原稿台2に画像面を上にして置か
れた原稿束は、操作部30上のスタートキー34が押印
されると、原稿束の1番下の原稿から順に給送ローラ3
および給送ベルト4によりコンタクトガラス6上の所定
の位置に給送される。
【0027】読み取りユニット50によりコンタクトガ
ラス6上の原稿が画像データを読み取られ、読み取りが
終了した原稿は、給送ベルト4および配送ローラ5によ
り排出される。
【0028】原稿セット検知部7により原稿台2に原稿
の存在を検知した場合は、前記の動作を繰り返し、コン
タクトガラス6上の所定の位置に給送される。給送ロー
ラ3、給送ベルト4、および配送ローラ5は、モータに
より駆動する。
【0029】第1トレイ8、第2トレイ9、および第3
トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置1
1、第2給紙装置12、および第3給紙装置13により
給紙され、縦搬送ユニット14により感光体15に当接
する位置まで搬送される。
【0030】画像読み取り部50により読み込まれた画
像データは、画像書き込み部57からのレーザーにより
感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過する
ことによりトナー像が形成される。
【0031】転写紙は、感光体15の回転と等速で搬送
ベルト16により搬送されるのと同時に感光体15上の
トナー像が転写される。トナー像が転写された転写紙
は、定着ユニット17において定着処理が行われ、排紙
ユニット18により後処理装置であるフィニシャ100
に排出される。
【0032】フィニシャ100は、排紙ユニット18に
より搬送された転写紙を、通常、排紙ローラ103方向
と、ステープル処理部方向へ搬送する。分岐偏向板10
1を上方へ切り換えることにより搬送ローラ102を経
由して排紙トレイ104に排紙する。また、分岐偏光板
101を下方へ切り替えることによりステープラ搬送ロ
ーラ105およびステープラ排紙ローラ107を経由し
てステープルトレイ108に搬送する。
【0033】ステープルトレイ108に積載された転写
紙は、1枚排紙されるごとに紙揃え用のジョガーにより
転写紙の端の面が揃えられ、一部のコピー完了と共にス
テープラ106により綴じられる。ステープラ106に
より綴じられた転写紙群は、自重により落下トレイ11
0に収納される。
【0034】一方、排紙トレイ104は、前後に移動可
能な排紙トレイである。排紙トレイ104は、原稿ご
と、あるいは画像メモリによりソーティングされたコピ
ー部ごとに前後に移動し、簡易的に排出される転写紙を
仕分ける。
【0035】転写紙の両面に画像を作像する場合は、各
給紙トレイ8〜10から給紙および作像された転写紙を
排紙トレイ104方向に搬送せず、経路切り替えのため
の分岐爪112を上方にセットすることにより、一旦、
両面給紙ユニット111にストックする。
【0036】両面給紙ユニット111にストックされた
転写紙は、両面給紙ユニット111から再給紙され、再
度、感光体15に作像されたトナー画像を転写される。
分岐爪112を下方にセットし、排紙トレイ104方向
に搬送する。
【0037】感光体15、搬送ベルト16、定着ユニッ
ト17、排紙ユニット18、および現像ユニット27
は、メインモータ25により駆動し、給紙クラッチ22
〜24は、メインモータ25の駆動を給紙装置11〜1
3に伝達する。また、中間クラッチ21は、メインモー
タ25の駆動を紙搬送ユニット14に伝達する。
【0038】図3は、本発明の一実施形態における画像
形成装置の操作部30の構成図である。以下、図3を用
いて、操作部30の構成を説明する。
【0039】操作部30は、液晶タッチパネル31と、
テンキー32と、クリア/ストップキー33と、プリン
トキー34と、モードクリアキー35と、を有し、液晶
タッチパネル31には、機能キー37、部数、および画
像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
【0040】図4は、本発明の一実施形態における画像
形成装置の操作部30の液晶タッチパネル31の表示例
を示す図である。以下、図3および4を用いて、液晶タ
ッチパネル31の画面構成と機能について説明する。
【0041】オペレータが液晶タッチパネル31におい
て表示されたキーにタッチすると、選択された機能を示
すキーが黒く反転する。例えば、変倍機能の変倍率を設
定するように、機能の詳細を設定する場合は、キーにタ
ッチすることにより詳細機能の設定画面が表示される。
このように液晶タッチパネル31は、ドット表示器を使
用しているため、条件に応じた最適かつグラフィカルな
表示を提供することができる。
【0042】以下、液晶タッチパネル31の画面構成を
説明する。メッセージエリア301には、「コピーでき
ます」、「お待ちください」などのメッセージが表示さ
れる。コピー枚数表示部302には、コピーの際にセッ
トした枚数が表示される。
【0043】また、自動濃度キー303が押印されるこ
とにより画像濃度は自動的に調整される。自動用紙選択
キー304が押印されることにより様々なサイズの転写
紙から最適なサイズの転写紙が自動的に選択される。等
倍キー305が押印されることにより印刷の際の倍率は
等倍にセットされる。
【0044】また、ソートキー306が押印されること
によりコピーを1部ずつページ順に揃える処理が指定さ
れる。スタックキー307が押印されることによりコピ
ーをページごとに仕分けする処理が指定される。ステー
プルキー308が押印されることによりソート処理され
た印刷物を1部ずつ綴じる処理が指定される。
【0045】また、印字キー309が押印されることに
よりスタンプや日付などの印刷が設定される。消去/移
動キー310が押印されることにより綴じ代モードなど
が設定される。両面キー311が押印されることにより
両面印刷が設定される。変倍キー312が押印されるこ
とにより拡大あるいは縮小倍率がセットされる。
【0046】以下、図2を用いて、本発明の一実施形態
の画像形成装置において、画像を読み取り、画像を記録
面上に潜像形成する動作について説明する。また、潜像
とは、感光体15面上に画像を光情報に変換して照射す
ることにより生じる電位分布のことである。
【0047】画像読み取り部50は、原稿を載置するコ
ンタクトガラス6と、光学走査部と、を有しており、光
学走査部は、露光ランプ51と、第1ミラー52と、レ
ンズ53と、CCD(Charge Coupled Device )イメー
ジセンサ54などを有している。
【0048】露光ランプ51および第1ミラー52は、
図示しない第1キャリッジ上に固定され、第2ミラー5
5および第3ミラー56は、図示しない第2キャリッジ
上に固定されている。原稿像を読み取る際には、光路長
が一定であるように、第1キャリッジと第2キャリッジ
とが2対1の相対速度で機械的に走査される。
【0049】この光学走査部は、図示しないスキャナ駆
動モータにより駆動される。原稿画像は、CCDイメー
ジセンサ54により読み取られ、電気信号に変換されて
処理される。レンズ53およびCCDイメージセンサ5
4を図2において、左右方向に移動させることにより画
像倍率を変更させる。すなわち、指定された倍率に対応
してレンズ53およびCCDイメージセンサ54の図2
における左右方向の位置が設定される。
【0050】画像書き込み部57は、レーザ出力ユニッ
ト58と、結像レンズ59と、ミラー60と、を有し、
レーザ出力ユニット58は、レーザ光源であるレーザダ
イオードと、モータにより高速かつ定速で回転する回転
多面鏡(ポリゴンミラー)と、を有している。
【0051】レーザ出力ユニット58から照射されるレ
ーザ光は、高速かつ定速で回転するポリゴンミラーによ
り偏光され、結像レンズ59を通り、ミラー60により
折り返され、感光体15面上に集光結像する。
【0052】感光体15の回転方向と直交する方向を主
走査方向とすると、偏光されたレーザ光は、主走査方向
に露光走査され、画像処理部のセレクタ64より出力さ
れた画像信号のライン単位の記録を行う。感光体15の
回転速度と記録密度に対応した所定の周期で主走査を行
うことにより感光体15面上に静電潜像が形成される。
【0053】画像書き込み部57から出力されるレーザ
光が、画像作像系の感光体15に照射される。図示しな
いが感光体15の一端近傍のレーザビームが照射される
位置に、主走査同期信号を発生するビームセンサが配置
されている。この主走査信号を基にして主走査方向の画
像記録開始タイミングの制御、および後述する画像信号
の入出力を行うための制御信号の生成を行う。
【0054】図8は、本発明の一実施形態における画像
形成装置の画像処理部の構成を示すブロック図である。
以下、図8を用いて、本実施形態における画像形成装置
の画像処理部の構成と機能とについて説明する。
【0055】画像処理部は、CCDイメージセンサ54
と、画像書き込み部57と、A/Dコンバータ(Analog
Digital Converter)61と、シェーディング補正部6
2と、MTFγ(Modulation Transfer Function- γ)
補正部63と、セレクタ64と、メモリコントローラ6
5と、画像メモリ66と、I/Oポート(Input-Output
Port )67と、CPU(Central Processing Unit :
中央処理装置)68と、ROM(Read Only Memory)6
9と、RAM(Random Access Memory)70と、変倍部
71と、印字合成部72、73と、印字イメージデータ
発生装置(印字ユニット)74と、SCSIドライバ
(Small Computer System Interface Driver)75と、
を有している。
【0056】露光ランプ51から照射された光は、原稿
面を照射し、原稿面からの反射光をCCDイメージセン
サ54により結像レンズ(図示せず)により結像および
受光して光電変換し、A/Dコンバータ61によりデジ
タル信号に変換する。デジタル信号に変換された画像信
号は、シェーディング補正部62によりシェーディング
補正が施された後、MTFγ補正部63によりMTF補
正およびγ補正などが施される。
【0057】また、セレクタ64では、画像信号の送り
先を、変倍部71、あるいは画像メモリコントローラ6
5のどちらか一方に切り替える。変倍部71を経由した
画像信号は変倍率により拡大縮小され、画像書き込み部
57に送信される。画像メモリコントローラ65とセレ
クタ64との間は、画像信号が双方向に入出力が可能な
構成となっている。
【0058】図8には特に明示していないが、画像処理
部(IPU:Image Processing Unit )には、画像読み
取り部50から入力される画像データ以外にも、例え
ば、パーソナルコンピュータなどのデータ処理装置から
出力されるような外部から供給される画像データも処理
することができるように複数のデータ入出力の選択を行
う機能を有している。
【0059】CPU68は、画像メモリコントローラ6
5などへの設定と、画像読み取り部50および画像書き
込み部57の制御と、メモリコントローラ65を介して
画像メモリ66へのデータの書き込みおよび画像メモリ
66からのデータの読み出しと、を行い、ROM69お
よびRAM70は、CPU68のプログラムおよびデー
タを格納する。
【0060】以下、図10を用いて、本発明の一実施形
態における画像形成装置のセレクタ64における1ペー
ジ分の画像信号について説明する。
【0061】FGATEは、1ページ分の画像データの
副走査方向の有効期間を表している。LSYNCは、1
ラインごとの主走査同期信号であり、この信号が立ち上
がった後の所定クロックで、画像信号が有効となる。ま
た、LGATEは、主走査方向の画像信号が有効期間を
示している。これらの信号は、画素クロックVCLKに
同期しており、VCLKの1周期に対し1画素のデータ
が送信されてくる。
【0062】画像処理部(IPU)49は、画像入力、
出力それぞれに対して別個のFGATE、LSYNC、
LGATE、VCLKの発生機構を有しており、様々な
画像入出力の組み合わせが実現可能になる。
【0063】以下、図8および図9を用いて、画像メモ
リ66の構成と動作を詳細に説明する。
【0064】画像メモリ66は、1次記憶装置106
と、2次記憶装置と、を有する。1次記憶装置106に
おいては、入力画像データの転送速度に略同期してメモ
リへデータを書き込む際、あるいは画像出力時のメモリ
からデータを読み出す際には、高速にアクセスすること
が可能なメモリが必要とされ、DRAM(Dynamic Rand
om Access Memory)などが用いられる。
【0065】また、1次記憶装置106におけるメモリ
コントローラ65とのインタフェース部は、処理する画
像データの大きさにより複数のエリアに分割して画像デ
ータの入出力を同時に実行することができる。
【0066】複数のエリアに画像データの入出力を並行
に実行するために、メモリコントローラ65とのインタ
フェース部とは、リード用とライト用との2組のアドレ
スデータ線により接続されている。従って、一方のエリ
アで画像データを入力(ライト)している間に、他方の
エリアで画像データを出力(リード)するといった並列
動作が可能となる。
【0067】2次記憶装置107は、入力された画像の
合成、あるいはデータを基準に沿って並べ替えるソーテ
ィングを行う際にデータを保存する大容量メモリであ
る。
【0068】1次、2次記憶装置とも、高速アクセスが
可能な素子を使用する場合は、1次、2次の区別なくデ
ータ処理が行われ、制御も比較的容易になる。しかしな
がら、DRAMなどの素子は高価なため、2次記憶装置
には、アクセス速度はそれほどではないが安価で大容量
の記憶媒体を利用し、2次記憶装置による入出力データ
の処理は1次記憶装置を介して実行される。前記の画像
メモリ66のような構成をとることにより大量の画像デ
ータの入出力、保存、および加工などの処理が可能で安
価な画像形成装置を提供することが可能となる。
【0069】以下、図8および図9を用いて、メモリコ
ントローラ65の構成と動作を詳細に説明する。
【0070】メモリコントローラ65は、入力データセ
レクタ501と、画像合成部502と、1次圧縮/伸長
部503と、出力データセレクタ504と、2次圧縮/
伸長部505と、を有しており、各部位に対する制御デ
ータはCPU68により設定される。
【0071】まず、画像を入力し、画像メモリ66に保
存する場合のメモリコントローラ65の動作を説明す
る。
【0072】入力データセレクタ501は、複数の画像
データから画像メモリ66内の1次記憶装置506への
書き込みを行う画像データを選択する。入力データセレ
クタ501により選択された画像データは、画像合成部
502に送信され、既に画像メモリ66に格納されてい
る画像データとの合成を実行する。
【0073】画像合成部502により合成された処理さ
れた画像データは、1次圧縮/伸長部503により画像
データを圧縮し、圧縮後の画像データを1次記憶装置5
06に書き込む。1次記憶装置506に書き込まれた画
像データは、必要に応じて2次圧縮/伸長部505によ
りさらに圧縮処理した後に2次記憶装置507に格納さ
れる。
【0074】以下、画像出力時に、画像メモリ66から
画像データを読み出す場合のメモリコントローラ65の
動作を説明する。
【0075】画像出力時は、1次記憶装置506に格納
されている画像データの読み出しを行う。出力対象とな
る画像データが1次記憶装置に格納されている場合に
は、1次圧縮/伸長部503により1次記憶装置506
に格納されている画像データの伸長を行い、伸長後の画
像データ、あるいは伸長後の画像データと入力画像デー
タとの合成を行った後の画像データを出力データセレク
タ504により選択し、出力する。
【0076】画像合成部502は、画像データの位相調
整機能を有し、入力された画像データと1次記憶装置に
格納されていた画像データとを合成する。また、画像合
成部502は、画像データを外部に出力、1次記憶装置
506へのライトバック、およびそれらの両方への出力
から、出力先の選択を行う。
【0077】出力対象となる画像が1次記憶装置506
に格納されていない場合には、2次記憶装置507に格
納されている出力対象になりうる画像データを2次圧縮
/伸長部505により伸長を行い、伸長後の画像データ
を1次記憶装置506に書き込んでから、同様に画像デ
ータの合成および出力処理を行う。
【0078】以下、本実施形態における画像形成装置の
動作予約機能について説明する。本実施形態における動
作予約機能は、画像形成装置の定着加熱中で印刷動作が
実行できない場合に、モード設定および原稿のセットを
行っておくことによって、定着加熱終了後、印刷動作が
実行可能になった場合、自動的に印刷を開始する機能で
ある。
【0079】また、動作予約機能は、定着加熱中に限定
して使用されるものではなく、例えば、LCT(Large
Capacity Tray )上昇時間、ポリゴンモータ回転安定時
間、およびトナー補給動作中などのような時間の経過と
共に印刷動作が可能になるものについては、動作予約機
能の使用対象になる資格を有する。
【0080】図5の(a)および(b)は、本発明の一
実施形態における画像形成装置のシステムハードの構成
を示すブロック図である。以下、図5の(a)および
(b)を用いて、本実施形態における画像形成装置の構
成例を説明する。
【0081】図5の(a)および(b)において、画像
形成装置は、画像読み取り部301、311と、画像書
き込み部302、312と、利用者制限機器306、3
16と、人体検知センサ307、317と、操作部30
8、318と、システムコントローラ303、313
と、CPU303a、311a、312a、313a、
314dと、時計305、315と、CSS(Customer
Support System :遠隔診断装置)309、319と、
メモリユニット304、314と、圧縮ブロック304
a、314aと、DRAMブロック304b、314b
と、DMA(Direct Memory Access)ブロック304
c、314cと、を有する。
【0082】メモリユニット304、314は、メモリ
機能を使用する場合のみ必要であり、通常のコピー機能
を使用する際には、不要である。また、時計305、3
15は、所定時刻になると画像形成装置をブート、ある
いはシャットダウンするようなウィークリータイマ機能
を使用する場合において用いられる。
【0083】人体検知センサ307、317は、余熱モ
ード時に画像形成装置の前にユーザが近づいたことを検
知し、自動的に余熱モードを解除し、印刷実行の準備を
行う。CSS309、319は、遠隔地から画像形成装
置をモニターし、例えば、画像形成装置にエラーが発生
した場合には、自動的にサービスセンターに通報する。
【0084】メモリユニット304、314内のDRA
Mブロック304b、314bは、画像読み取り部30
1、311から読み取った画像データを格納する。ま
た、システムコントローラ303、313からの要求に
応じて、画像書き込み部に格納されている画像データを
転送する。
【0085】圧縮ブロック304a、314aは、MH
(Modified Huffman)、MR(Modified Read )、およ
びMMR(Modified MR )方式などの圧縮機能を有して
おり、一旦読み取った画像データを圧縮することによっ
て、DRAMブロック304b、314bの使用効率の
向上を図ることが可能となる。また、画像書き込み部3
02、312から読み出すアドレスと、その方向を変え
ることにより画像を回転させることができる。
【0086】図5の(a)においては、画像読み取り部
301と、画像書き込み部302と、メモリユニット3
04と、CSS309と、の制御は、システムコントロ
ーラ303が有するCPU303aのみで制御してい
る。
【0087】また、図5の(b)においては、画像読み
取り部311と、画像書き込み部312と、メモリユニ
ット314がそれぞれCPU311a、312a、31
4dを有し、システムコントローラ313が有するCP
U313aからCPU311a、312a、314dへ
コマンドを制御信号線で伝達している。このように、シ
ステムハードは、自由に構成することが可能である。
【0088】図1は、本発明の一実施形態において、ネ
ットワークにより接続された複数の画像形成装置121
〜128のシステムを示す図である。図1においては、
8台の画像形成装置121〜128がネットワーク化さ
れているが、接続される画像形成装置の台数は限定する
必要は無い。
【0089】図6は、本発明の一実施形態において、画
像形成装置の一形態であるデジタルPPC(Plain Pape
r Copier:普通紙複写機)600、610がSCSI
(Small Computer System Interface )により接続され
ているシステムを示すブロック図である。以下、図6を
用いて、本実施形態の構成を説明する。
【0090】図6において、デジタルPPC−I600
およびデジタルPPC−II610は、それぞれ画像読
み取り部601、611と、画像書き込み部602、6
12と、利用者制限機器606、616と、人体検知セ
ンサ607、617と、システムコントローラ603、
613と、CPU603a、613aと、時計605、
615と、CSS(Client-Server System:遠隔診断装
置)609、619と、メモリユニット604、614
と、圧縮ブロック604a、614aと、DRAMブロ
ック604b、614bと、DMA(Direct Memory Ac
cess)ブロック604c、614cと、SCSIコント
ローラ604d、614dと、を有し、デジタルPPC
−I600およびデジタルPPC−II610は、SC
SI620で接続されている。
【0091】図6に示されているように、デジタルPP
C−I600およびデジタルPPC−II610は、図
5の(a)で示したデジタルPPCとほぼ同様の構成で
あるが、メモリユニット604、614に格納されてい
る画像データを外部のネットワーク上に転送、あるいは
ネットワーク上から受信した画像データをメモリユニッ
ト604、614内のDRAMブロック部604b、6
14bに格納するために、ネットワーク手段としてSC
SI620およびSCSIコントローラ604d、61
4dを用いる。
【0092】図7は、本発明の一実施形態における画像
形成システムにおけるソフトウェアの概念を示すブロッ
ク図である。コピーアプリ401、701は、複写動作
を実行するためのコピーシーケンスを実行するアプリケ
ーションである。
【0093】以下、図7を用いて、デジタルPPC−I
400において読み取った画像をデジタルPPC−II
700の画像書き込み部に転送する動作(以下、リモー
ト出力)について説明する。
【0094】入出力制御409、709は、データを論
理/物理変換するレイア(デバイスドライバ)であり、
操作部コントローラ404、704は、MMI(Man Ma
chine Interface )を実行するレイアであり、LCD
(Liquid Crystal Display)表示、LED(Light Emit
ting Diode)点灯/消灯、およびキー入力スキャンなど
を論理レベルで制御している。
【0095】周辺器コントローラ405、705は、自
動両面ユニット、ソータ、およびADFなどのデジタル
PPCに装着される周辺機のコントロールを論理レベル
で実行するレイアである。
【0096】デーモンプロセス402、702は、ネッ
トワーク上にある他の機械から印刷が要求された場合
に、メモリユニット408、708に格納されている画
像データを読み出し、画像形成部に画像データを転送す
るアプリケーションである。ネットワーク上の他の機械
からの画像データ受信が終了次第、デーモンプロセス4
02、702は、メモリユニット408、708から画
像データを読み出し、印刷動作をデジタルPPCに実行
させる。
【0097】操作部と、周辺機と、画像形成部と、画像
読み取り装置と、メモリユニット408、708と、
は、それぞれデジタルPPC−I400およびデジタル
PC−II700が保有するリソース(資源)として扱
われる。
【0098】デジタルPPC−I400およびデジタル
PPC−II700が自身の各リソースを使用して、印
刷動作を実行する場合、プリントスタートキーを押印
し、システムコントローラ403、703に対して、画
像形成部、画像読み取り装置、あるいは必要に応じて周
辺機、メモリユニット408、708の各リソースをシ
ステムコントローラに要求する。
【0099】システムコントローラは、コピーアプリ4
01、701からの要求に対して、リソースの使用権の
調停を行い、コピーアプリ401、701にその調停結
果(使用可否)を通知する。デジタルPPC−I400
およびデジタルPPC−II700がネットワークに接
続されない状態では、リソースはコピーアプリ401、
701が占有可能状態であるため、即時複写動作が実行
される。
【0100】デジタルPPC−I400およびデジタル
PPC−II700のリソースを使用してプリント動作
を実行する場合、システムコントローラ403、703
に対してリソースの使用権を要求する。デジタルPPC
−I400およびデジタルPPC−II700のシステ
ムコントローラ403、703は、要求に従ってリソー
スの調停を行い、その結果をデジタルPPC−I400
およびデジタルPPC−II700のアプリケーション
に通知する。
【0101】アプリケーションは使用権が許可された場
合、画像読み取りを実行し、メモリユニット408、7
08への画像記憶が終了するとSCSIを介して、デジ
タルPPC−I400およびデジタルPPC−II70
0のメモリユニット408、708に画像転送を行う。
【0102】画像転送が終了するとデジタルPPC−I
400およびデジタルPPC−II700のデーモンプ
ロセス402、702に対してプリント実行するための
各条件(給紙口、排紙口、プリント枚数など)を送信し
た後、プリント開始コマンドを送信する。デジタルPP
C−I400およびデジタルPPC−II700のデー
モンプロセス402、702はプリント開始コマンドを
受信すると、デジタルPPC400、700のシステム
コントローラ403、703にプリント開始を要求し、
リモート出力がシステムコントローラ403、703に
よって実行される。
【0103】デジタルPPC−I400によってデジタ
ルPPC−II700のメモリユニット408、708
が使用されている場合、デジタルPPC−II700の
メモリユニット408、708のアプリケーションは使
用不可の状態になる。
【0104】以下、本発明の一実施形態における画像形
成装置の内部設定値一覧印刷について説明する。内部設
定値一覧印刷機能とは、画像形成装置の不揮発メモリに
格納されている設定内容を一括して転写紙へ出力する機
能のことである。図12は、本発明の一実施形態におけ
る画像形成装置の内部設定値一覧の出力例を示す図であ
る。
【0105】本実施形態における画像形成装置におい
て、サービスマンプログラムモード(以下、SPモー
ド)は、画像形成装置のメンテナンスを請け負っている
サービスマンに限り設定可能な操作モードであり、一般
のユーザには設定することができないように保護されて
いる。また、各設定値には、設定項目固有の番号である
サービスマンプログラム番号(以下、SP番号)が付与
されている。サービスマンは、SPモードにより画像形
成装置の内部設定値一覧を出力することができる。
【0106】画像形成装置の出荷時および設置時におい
て、前記の画像形成装置の設定値は、画像形成装置自体
の個体差および利用条件などを考慮した設定値に設定お
よび変更される。また、前記の設定値には、特定の機構
の使用頻度および転写紙の使用状況などの情報も記録さ
れており、故障時のメンテナンスなどに利用することが
できる。
【0107】内部設定値一覧の出力内容には、前記の画
像形成装置のシリアル番号および出力日時の情報が付加
される。サービスマンは、内部設定値一覧の出力された
情報に基づいて、故障状況などの解析を行う。
【0108】図12は、本発明の一実施形態である画像
形成装置がFAX機能を有する場合における印刷および
FAX送信の動作の制御パネルを示している。以下、図
12を用いて、本実施形態における内部設定値一覧のF
AX送信の動作について説明する。
【0109】ユーザは、図12のパネルを操作すること
により内部設定値一覧を印刷する。内部設定値一覧の送
信先の設定については、故障時のメンテナンスなどを受
け付けるサービスセンターの電話番号などが事前に設置
時に登録されている。また、ユーザが直接入力すること
により送信先の電話番号を設定することができる。
【0110】ユーザがFAX送信ボタン1201を押印
した後にスタートキー(図示せず)を押印することによ
り、プロッタに印刷を要求するのではなく、FAX機能
に送信を要求し、FAXの出力が可能となる。
【0111】図13は、本発明の一実施形態において、
複数の画像形成装置がネットワーク上で接続されている
場合に、前記の複数の画像形成装置の1台が、内部設定
値一覧を前記のネットワーク外の端末に対して電話回線
により送信する動作を示すフローチャートである。以
下、図13を用いて、画像形成装置の内部設定値一覧を
送信する際の動作を説明する。
【0112】ユーザは、SPモードにおいて、内部設定
値一覧のFAX送信を指示すると(ステップS140
1)、画像形成装置は、例えば、図11のような内部設
定値一覧を画像メモリに格納する(ステップS130
2)。
【0113】ユーザがFAX送信を指示した画像形成装
置がFAX機能を有するか否かを判断する(ステップS
1303)。画像形成装置がFAX機能を有している場
合は(ステップS1303/Yes)、FAX送信を指
示した画像形成装置により内部設定値一覧を送信先に送
信し(ステップS1304)、動作を終了する。
【0114】ユーザがFAX送信を指示した画像形成装
置がFAX機能を有しているか否かを判断し(ステップ
S1303)、FAX機能を有していない場合は(ステ
ップS1303/No)、ネットワーク上で接続されて
いる他の画像形成装置(以下、連結機)がFAX機能を
有し、FAX送信することが可能であるか否かを判断す
る(ステップS1305)。
【0115】連結機の中でFAX機能を有しているもの
(以下、代行機)が確認された場合は(ステップS13
05/Yes)、図14のように「機種名:××××、
シリアルNO.:×××××の機器にて代行送信しま
す。しばらくお待ち下さい。」と表示部に表示する(ス
テップS1306)。
【0116】内部設定値一覧の画像データを連結インタ
フェースを用いて、代行機に転送し(ステップS130
7)、代行機によりFAX送信を実行させ(ステップS
1308)、動作を終了する。
【0117】連結機がFAX機能を有し、FAX送信す
ることが可能であるか否かを判断した(ステップS13
05)結果、連結器の中でFAX機能を有しているもの
が1台も存在しないと判断された場合は(ステップS1
305/No)、図15のように、「FAX送信可能な
連結機が存在しません。」と操作部に表示され(ステッ
プS1309)、動作を終了する。
【0118】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によれば、画像形成装置の設定内容および利用情報が記
録されている内部設定値一覧を転写紙に印刷し、回線を
介して端末に送信することによって、内部設定値一覧を
画像形成装置自身のメンテナンスや市場での利用状況調
査の分野で利用することが可能となる。
【0119】さらに、請求項1の発明によれば、内部設
定値一覧を印刷出力せずに、データのまま回線を介して
送信することによって、スキャナによる画像劣化や、F
AXとコピー間の画像解像度の差異による画像劣化を抑
制することが可能となる。また、操作している画像形成
装置の印刷機能が正常に動作していない場合、正常な印
刷機能を有する画像形成装置に送信することによって、
内部設定値一覧を印刷出力することが可能となる。
【0120】また、請求項2の発明によれば、FAX機
能を有しない画像形成装置にネットワークで接続されて
いる他の画像形成装置がFAX機能を有しているか否か
判定することによって、FAX機能を有している画像形
成装置にFAX送信を代替させられるか否かを判断する
ことが可能となる。
【0121】また、請求項3の発明によれば、FAX機
能を有しない画像形成装置にネットワークで接続されて
いる他の画像形成装置がFAX機能を有している場合、
他の画像形成装置に内部設定値一覧のデータを送信する
ことによって、他の画像形成装置にFAX送信を代替さ
せることが可能となる。
【0122】また、請求項4の発明によれば、FAX機
能を有しない画像形成装置にネットワークで接続されて
いる他の画像形成装置のどれもがFAX機能を有してい
ない場合、FAX送信が実行不可能である旨を表示する
ことによって、内部設定値一覧を転写紙に出力するなど
の手段を取るようにユーザに指示することが可能とな
る。
【0123】また、請求項5の発明によれば、画像形成
装置固有の調整値、ユーザによる使用設定、および利用
履歴情報を印刷することによって、画像形成装置の状態
を理解することが容易になり、画像形成装置自身のメン
テナンスや市場での利用状況調査の分野で利用すること
が可能となる。
【0124】また、請求項6の発明によれば、画像形成
装置のシリアル番号、前記内部設定値一覧の印刷年月
日、定着設定温度、転写紙トレイごとの使用回数、およ
び転写紙のサイズごとの使用枚数を印刷することによっ
て、画像形成装置の状態を理解することが容易になり、
画像形成装置自身のメンテナンスや市場での利用状況調
査の分野で利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態において、ネットワークに
より接続された複数の画像形成装置のシステムを示す図
である。
【図2】本発明の一実施形態における画像形成装置の構
成図である。
【図3】本発明の一実施形態における画像形成装置の操
作部の構成図である。
【図4】本発明の一実施形態における画像形成装置の操
作部の液晶タッチパネルの表示例を示す図である。
【図5】(a)および(b)は、本発明の一実施形態に
おける画像形成装置のシステムハードの構成を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明の一実施形態において、画像形成装置の
一形態であるデジタルPPCがSCSIにより接続され
ているシステムを示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施形態における画像形成システム
におけるソフトウェアの概念を示すブロック図である。
【図8】本発明の一実施形態における画像形成装置が有
する画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の一実施形態における画像形成装置が有
するメモリコントローラおよび画像メモリの構成を示す
ブロック図である。
【図10】本発明の一実施形態の画像形成装置が有する
セレクタにおける1ページ分の画像信号を示す図であ
る。
【図11】本発明の一実施形態の画像形成装置における
内部設定値一覧の出力例を示す図である。
【図12】本発明の一実施形態の画像形成装置が有する
操作パネルを示す図である。
【図13】本発明の一実施形態において、複数の画像形
成装置がネットワーク上で接続されている場合に、前記
の複数の画像形成装置の1台が、内部設定値一覧を前記
のネットワーク外の端末に対して電話回線により送信す
る動作を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施形態の画像形成装置におい
て、ネットワークで接続された他の画像形成装置にFA
X送信を代行させた際の表示部の画面を示す図である。
【図15】本発明の一実施形態の画像形成装置におい
て、ネットワークで接続された他の画像形成装置にFA
X機能を有したものが無く、FAX送信が実行不可能で
ある際の表示部の画面を示す図である。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置(ADF) 2 原稿台 3 給送ローラ 4 給送ベルト 5 配送ローラ 6 コンタクトガラス 7 原稿セット検知部 8 第1トレイ 9 第2トレイ 10 第3トレイ 11 第1給紙ユニット 12 第2給紙ユニット 13 第3給紙ユニット 14 縦搬送ユニット 15 感光体 16 搬送ベルト 17 定着ユニット 18 排紙ユニット 30 操作部 31 液晶タッチパネル 32 テンキー 33 クリア/ストップキー 34 プリントキー 35 モードクリアキー 37 機能キー 38 初期設定キー 50、301、311、601、611 画像読み取り
部 51 露光ランプ 52 第1ミラー 53 レンズ 54 CCDイメージセンサ 55 第2ミラー 56 第3ミラー 57、302、312、602、612 画像書き込み
部 58 レーザ出力ユニット 59 結像レンズ 60 ミラー 61 A/Dコンバータ 62 シェーディング補正部 63 MTFγ補正部 64 セレクタ 65 メモリコントローラ 66 画像メモリ 67 I/Oポート 69 ROM 70 RAM 71 変倍部 72、73 印字合成部 74 印字イメージデータ発生装置(印字ユニット) 75 SCSIドライバ 100 フィニシャ 101 分岐偏向板 102 搬送ローラ 103 排紙ローラ 104 排紙トレイ 105 ステープラ搬送ローラ 106 ステープラ 107 ステープラ排紙ローラ 108 ステープルトレイ 109 落下ストッパ 110 落下トレイ 111 両面給紙ユニット 112 分岐爪201 メッセージエリア 121〜128 画像形成装置 202 コピー枚数表示部 203 自動濃度キー 204 自動用紙選択キー 205 等倍キー 206 ステープルキー 207 スタックキー 208 ソートキー 209 印字キー 210 消去/移動キー 211 両面キー 212 変倍キー 303、313、603、613、403、703 シ
ステムコントローラ(システム制御) 304、314、408、604、614、708 メ
モリユニット 305、315、605、615 時計 306、316、606、616 利用者制限器機 307、317、607、617 人体検知センサ 308、318、608、618 操作部 309、319、609、619 CSS 68、303a、311a、312a、314d、60
3a、613a CPU 304a、314a、604a、614a 圧縮ブロッ
ク 304b、314b、604b、614b DRAMブ
ロック 304c、314c、604c、614c DMAブロ
ック 401、701 コピーアプリ 402、702 デーモンプロセス 404、704 操作部コントローラ 405、705 周辺機コントローラ 406、706 画像形成装置コントローラ 407、707 画像読みとり部装置コントローラ 409、709 入出力制御 410、710 SCSIコントローラ 501 入力データセレクタ 502 画像合成部 503 1次圧縮/伸長部 504 出力データセレクタ 505 2次圧縮/伸長部 506 1次記憶装置 507 2次記憶装置 400、600 デジタルPPC−I 610、700 デジタルPPC−II
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/32 G03G 21/00 382

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線に接続されている画像形成装置であ
    って、 画像データを走査する画像走査手段と、 前記画像操作手段により走査された前記画像データを印
    刷する画像データ印刷手段と、 前記画像形成装置の設定内容および利用情報が記録され
    ている内部設定値一覧のデータを印刷する設定値印刷手
    段と、 前記画像データ印刷手段により印刷された前記画像デー
    タと、前記設定値印刷手段により印刷された前記内部設
    定値一覧と、を前記画像走査手段により走査し、前記回
    線を介して端末に送信するFAX送信手段と、 前記内部設定値一覧のデータを前記回線を介して前記端
    末に送信する設定値データ送信手段を有することを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続されている画像形成
    装置であって、 画像データを走査する画像走査手段と、 前記画像走査手段により走査された前記画像データを印
    刷する画像データ印刷手段と、 前記画像形成装置の設定内容、および印刷履歴が記録さ
    れている内部設定値一覧のデータを印刷する設定値印刷
    手段と、 前記ネットワークに接続されている他の画像形成装置が
    回線と接続され、該回線を介して前記画像データを送信
    する機能を有するか否かを判定する送信機能判定手段
    と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記送信機能判定手段により前記他の画
    像形成装置が前記回線と接続され、該回線を介して前記
    画像データを送信する機能を有すると判定された場合、
    前記ネットワークを介して前記他の画像形成装置に前記
    内部設定値一覧のデータを送信するネットワーク送信手
    段と、 前記ネットワーク送信手段により送信した前記内部設定
    値一覧のデータを前記他の画像形成装置に前記回線を介
    して前記端末に送信させるFAX代替送信手段と、 を有することを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記送信機能判定手段により前記他の画
    像形成装置が前記回線を介して前記画像データを送信す
    る機能を有していないと判定された場合、前記内部設定
    値一覧のデータを送信しないことを表示することを特徴
    とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記設定値印刷手段は、 前記画像形成装置固有の調整値、ユーザによる使用設
    定、および利用履歴情報を印刷することを特徴とする請
    求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記設定値印刷手段は、 前記画像形成装置のシリアル番号、前記内部設定値一覧
    の印刷年月日、定着設定温度、転写紙トレイごとの使用
    回数、および前記転写紙のサイズごとの使用枚数を印刷
    することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に
    記載の画像形成装置。
JP2000213230A 2000-07-13 2000-07-13 画像形成装置 Pending JP2002033870A (ja)

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