JP2002029536A - 蓋付き包装用紙箱 - Google Patents

蓋付き包装用紙箱

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JP2002029536A JP2000219311A JP2000219311A JP2002029536A JP 2002029536 A JP2002029536 A JP 2002029536A JP 2000219311 A JP2000219311 A JP 2000219311A JP 2000219311 A JP2000219311 A JP 2000219311A JP 2002029536 A JP2002029536 A JP 2002029536A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉蓋状態を確実に保持できることはもとよ
り、繰り返し使用にも耐えうる耐久性を有すると共に、
外観体裁上も良好な蓋付き包装用紙箱を提供する。 【解決手段】 上面開口の紙箱本体1の後側壁4の上縁
に、紙箱本体1の上縁部に被さる蓋体20の天面21を連設
する。紙箱本体1の前側壁2の上端部に半円状切目から
切り起こされる蓋体係止用半円状舌片12を設ける一方、
前側壁2の上縁に折目50を介して該側壁2内面に重合さ
れる折り返し重合片11を連設する。前記折目50と平行な
折目51を蓋体係止用半円状舌片12の回動軸とし、該折目
51を前側壁2よりも外方に突出するものと設定する。蓋
体前側壁22の内側に係止用舌片係合部としての切欠部27
を設ける一方、蓋体係止用舌片12との対応位置に係止用
舌片押圧用手指挿入口24を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、蓋付き包装用紙
箱、特に閉蓋状態における蓋体の不本意な開蓋を防止す
るために、閉蓋状態を保持する保持手段を備えた蓋付き
包装用紙箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の蓋付き包装用紙箱として
種々提案されているが、例えば、実公昭52−2249
9号公報に開示された蓋付き包装用紙箱(J)、図8に
示すように、箱本体(61)の前側壁(62)の上端部に外
方突出状係止片(72)が設けられる一方、箱本体(61)
の上縁部に被さる蓋体(80)の前側壁(82)の内面に係
止部(86)が設けられると共に、該前側壁(82)の外方
突出状係止片(72)の対応位置に円弧状切目(90)を設
けて指押部(91)が形成されてなる構成が採用されてい
る。
【0003】このような構成を有する蓋付き包装用紙箱
(J)は、図8(イ)に示す開蓋状態から、蓋体(80)
を箱本体開口に被せるように下降させると、蓋体(80)
の係止部(86)と箱本体(61)の外方突出状係止片(7
2)とが自動的に係止し合うものである。
【0004】すなわち、蓋体(80)を、その係止部(8
6)が外方突出状係止片(72)を箱本体前側壁(62)に
押し付けるように下降させた後、係止部(86)が外方突
出状係止片(72)を通過すると、外方突出状係止片(7
2)がその弾性反発力により、蓋体前側壁(82)の内面
に当接する。この状態で蓋体(80)を上方に回動させる
と、係止部(86)の先端が、外方突出状係止片(72)の
先端又はその裏面に当接することにより蓋体(80)の上
方への回動が阻止され、もって蓋体(80)の閉蓋状態が
保持されるものである。
【0005】そして、その閉蓋状態において蓋体の指押
部(91)に指を押し当てて、蓋体前側壁(82)の内面に
当接している外方突出状係止片(72)を箱本体前側壁
(62)に押しつけながら、蓋体(80)を上方に回動させ
ると、外方突出状係止片(72)と係止部(86)との係合
が解除され、開蓋することができるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような蓋付き包装
用紙箱(J)は、閉蓋状態が確実に保持されるので、そ
の閉蓋時に包装用紙箱(J)を倒したり、落としたりし
ても収納物が不本意に箱外に飛び出したり、漏出したり
することのないものである。
【0007】しかしながら、このような蓋付き包装用紙
箱(J)は、外方突出状係止片(72)が、箱本体(61)
の前側壁(62)上縁から外方に折り返されてなるもので
あるところ、通常は、箱本体(61)の表面のみに化粧印
刷が施されているから、外方突出状係止片(72)は、非
印刷面が完全に露出してしまい、開蓋したときにいささ
か体裁が悪い。
【0008】また、外方突出状係止片(72)は、単に前
側壁(62)上縁から外方に折り返されているだけである
ので、その弾性反発力も弱く、開閉を数度繰り返すと徐
々に反発力が低減してきて、所期する閉蓋状態の保持効
果を得られなくなってしまうこともある。
【0009】この発明は、このような課題を解決するこ
とを目的としてなされたもので、繰り返し使用にも耐え
うる耐久性を有すると共に、外観体裁上も良好な蓋付き
包装用紙箱を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】而して、この発明は上記
目的を達成するために、箱本体の少なくとも一側壁の上
端部に蓋体係止用舌片を切り起こし形成すると共に、蓋
体係止用舌片の裏側に該側壁内面に重合される折り返し
重合片を設けて、蓋体係止用舌片の弾性反発力を増大さ
せるものとした。
【0011】すなわち、この発明は、上面開口の紙箱本
体と、紙箱本体の上縁部に被さるように前記上面開口を
覆う蓋体とからなり、紙箱本体の少なくとも一側壁の上
端部に設けられた蓋体係止用舌片と、蓋体の前記係止用
舌片に対応する位置に設けられた係止用舌片係合部とを
備え、閉蓋時に蓋体係止用舌片と係止用舌片係合部とが
係合することにより、閉蓋状態が保持するものとなされ
てなる包装用紙箱において、紙箱本体の前記一側壁上縁
から折目を介して該側壁内面に重合される折り返し重合
片が連設される一方、前記一側壁上端部に、蓋体係止用
舌片が前記折り返し重合片用折目と平行な折目を回動軸
として、当該一側壁に非拘束状態に切り起こし形成さ
れ、閉蓋状態のもとでの蓋体の前記蓋体係止用舌片との
対応位置に係止用舌片押圧用手指挿入口が設けられてな
る構成を採用する。
【0012】この発明によれば、蓋体を箱本体の上縁部
に被せるようにして閉蓋すると、閉蓋前に箱本体前方に
突出している蓋体係止用舌片が、閉蓋途上において、一
旦は蓋体の対応側壁の内面により紙箱本体内方に向かっ
て押さえ付けられ、当該一側壁と面一となるが、蓋体の
係止用舌片係合部が蓋体係止用舌片を通過すると、蓋体
係止用舌片が弾性反発力により蓋体の対応側壁内面に当
接する。この状態において、蓋体を上方に引き上げよう
とする力が加わっても、係止用舌片係合部が係止用舌片
に係合するので、前記引き上げが阻止され、不本意な開
蓋が防止されることになる。その反面、任意に開蓋しよ
うとする際には、係止用舌片押圧用手指挿入口に手指を
挿入し、蓋体係止用舌片を押圧して蓋体の係止用舌片係
合部との係合を解除しながら、蓋体を上方に引き上げる
と難無く開蓋することができる。
【0013】蓋体係止用舌片の形状は、特に限定される
ものではないが、半円状であることが好ましい。蓋体係
止用舌片の回動軸となる折目を当該一側壁よりも外方に
突出するものと設定することにより、当該一側壁よりも
確実に前方に突出する蓋体係止用舌片を形成することが
できるからである。しかも、展開状態においては、単に
半円状の切目を設けることにより、このような蓋体係止
用舌片を簡単に創出することができるからである。
【0014】前記蓋体係止用舌片の折目は、当該一側壁
の延長線上に位置するものと設定されても良いが、その
場合は、前記一側壁に蓋体係止用舌片の周縁に沿って溝
状切欠部が設けられることを要する。この溝状切欠部が
存在しないと、蓋体係止用舌片の切り起こしが行い難く
なるからである。
【0015】係止用舌片係合部は、蓋体係止用舌片が嵌
合する嵌合凹部であることが好ましい。
【0016】前記折り返し重合片は、その両端が紙箱本
体の対応する両側壁の内面に圧接するものと設定されて
なることが好ましい。折り返し重合片を重合される側壁
内面に接着することなく、その重合状態が保持されるか
らである。前記両端が対応する側壁内面に圧接するため
には、両端に圧接用小突起を設けても良いし、折り返し
重合片の長さを両側壁間の距離よりも僅かに長く設定し
ても良い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面に基づいて
説明する。図1ないし図3は、この発明に係る第1実施
形態の蓋付き包装用紙箱(A)を示すもので、該蓋付き
包装用紙箱(A)は、薄手の段ボールからなる紙箱本体
(1)と蓋体(20)とが一体化され、折り目(52)を回
動軸として蓋体(20)が箱本体(1)の上縁部に被さる
ように開閉自在となされているものである。
【0018】これを図3に示す展開状態に基づいて詳し
く説明すると、紙箱本体(1)は、折目(41)(42)
(43)を介して、後側壁(4)、右側壁(3)、前側壁
(2)及び左側壁(5)が横一連に連設されてなり、さ
らに左側壁(5)の一側縁に折目(44)を介して胴貼り
用接合片(10)が連設されている。また各側壁(4)
(3)(2)(5)の下縁には折目(45)(46)(47)
(48)を介して、底壁構成片(8)(7)(6)(9)
が連設され、これらを組み合わせることにより、底壁が
構成されるものとなされている。
【0019】前記前側壁(2)の上縁には折目(50)を
介して前側壁(2)内面に重合される折り返し重合片
(11)が連設されている。該折り返し重合片(11)の両
端には対応する箱本体左右両側壁(3)(5)の内面に
圧接される小突起(11a)(11a)が突設されている。
【0020】一方、前側壁(2)上端部に、半円状蓋体
係止用舌片(12)が前記折り返し重合片用折目(50)と
平行な折目(51)を回動軸として、当該一側壁(2)に
非拘束状態に切り起こし形成されるものとなされてい
る。前記折目(51)が折り返し重合片用折目(50)と平
行なもう一つの折目(49)よりも展開状態において下方
位置に設けられることにより、蓋体係止用舌片(12)が
前側壁(2)よりも外方に突出するものと設定されてい
る。(13)は、蓋体係止用舌片(12)を切り起こすため
の円弧状切目である。
【0021】蓋体(20)は、その天面(21)が箱本体後
側壁(4)の上縁から折目(52)を介して連設され、天
面(21)の三側縁から折目(53)(56)(57)を介して
前側壁(22)、右側壁(23)及び左側壁(25)が連設さ
れている。また、前側壁(22)には、中央に手指挿入口
(24)が設けられる一方、その下縁に前側壁(22)内面
に重合される折り返し重合片(26)が折目(54)(55)
を介して連設されている。この折り返し重合片(26)の
中央部には蓋体係止用舌片(12)よりも僅かに大きい目
の係止用舌片係合部としての半円状切欠部(27)が設け
られ、閉蓋時に、該切欠部(27)に蓋体係止用舌片(1
2)が嵌合し、該舌片(12)の先端と切欠部(27)内縁
とが係合することにより、閉蓋状態が保持されるものと
なされている。また、折り返し重合片(26)の下縁に
は、前記切欠部(27)を挟んで一対の係止用小突起(26
a)(26a)が下向きに突設されている。
【0022】蓋体(20)の左右両側壁(25)(23)端縁
には、前側壁(22)と折り返し重合片(26)間に介在さ
れる連結片(29)(28)が折目(59)(58)を介して連
結される一方、連結片(29)(28)の上縁には、前記係
止用小突起(26a)(26a)が係止される係止用孔(3
2)(33)を備えた受け片(30)(31)が連設され、そ
れらの所定の組み合わせ状態において、係止用小突起
(26a)(26a)が前記係止用孔(32)(33)に係止さ
れることにより蓋体(20)が箱状に組み立てられるもの
となされている。
【0023】而して、上記構成を有する蓋付き包装用紙
箱(A)は、前記展開状態から所定の折り曲げ操作及び
組立操作を経ると、図1(ロ)に示すような組立完成状
態が得られることになる。
【0024】このように組み立てられた蓋付き包装用紙
箱(A)に被収納物を収納した後、蓋体(20)を折目
(52)を回動軸として下方に回動させて箱本体(1)に
被せると、図2に示すように蓋体係止用舌片(12)が、
蓋体前側壁(22)内側に設けられた半円状切欠部(27)
内に嵌合されることになる。この状態において、蓋体
(20)を上方に回動させようとすると、切欠部(27)の
内縁が蓋体係止用舌片(12)の先端に引っ掛かって両者
が係合するので、蓋体(20)の前記上方への回動が阻止
され、蓋体係止用舌片(12)又は蓋体前側壁(2)を破
壊する位の強い力を加えない限り、開蓋は不可能とな
る。
【0025】しかしながら、このような閉蓋状態におい
て、手指挿入口(24)に手指を挿入し、蓋体係止用舌片
(12)を押圧して半円状切欠部(27)から脱出させなが
ら、蓋体(20)を上方に回動させると難なく開蓋するこ
とができるものである。
【0026】図4ないし図6は、この発明に係る第2実
施形態の蓋付き包装用紙箱(B)を示すもので、箱本体
(1)と蓋体(20)とが別体のものとして構成されてい
るが、下記に特記する以外の構成は、第1実施形態の箱
本体(1)及び蓋体(20)と同じであるので、同じ部位
には同一の符号を用いて示すものとする。
【0027】この第2実施形態の蓋付き包装用紙箱
(B)の紙箱本体(1)は、第1実施形態の蓋付き包装
用紙箱(A)と同様に前側壁(2)に折り返し重合片
(11)と蓋体係止用舌片(12)とが設けられると共に、
後側壁(4)にも同様の折り返し重合片(14)と蓋体係
止用舌片(12)とが設けられている。また、蓋体(20)
は、紙箱本体(1)に対応して前側壁(22)に半円状切
欠部(27)が設けられると共に、後側壁(22)にも同様
の半円用切欠部(27)が設けられている。
【0028】而して、閉蓋時に蓋体係止用舌片(12)と
半円状切欠部(27)とが係合することにより、閉蓋状態
が保持されることは先の第1実施形態と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0029】図7は、この発明に係る第3実施形態の蓋
付き包装用紙箱(C)を示すもので、箱本体(1)と蓋
体(20)とは、第1実施形態の蓋付き包装用紙箱(A)
と同様に一体的に形成されているものであり、同じ部位
には同一の符号を用いて示すものとする。
【0030】この第3実施形態の蓋付き包装用紙箱
(C)の紙箱本体(1)に設けられた蓋体係止用舌片
(12)は、横長の方形状に形成されると共に、その回動
軸としての折目(51)は、箱本体(1)の前側壁(2)
の延長線上、すなわち、折目(49)の延長線上に設けら
れている。また、蓋体係止用舌片(12)の周縁には、横
倒しコ字状の切り溝(15)が設けられ、蓋体係止用舌片
(12)が前記折目(51)を回動軸として前側壁(2)に
非拘束状態に自在に回動するものとなされている。
【0031】而して、閉蓋時に蓋体係止用舌片と半円状
切欠部(27)とが係合することにより、閉蓋状態が保持
されることは先の第1実施形態及び第2実施形態と同様
であるので、その説明は省略する。
【0032】
【発明の効果】この発明は、上述の次第で、紙箱本体
(1)の前記一側壁(2)上縁から折目(50)を介して
該側壁内面に重合される折り返し重合片(11)が連設さ
れる一方、前記一側壁(2)上端部に、蓋体(20)の係
止用舌片係合部(27)に係止する蓋体係止用舌片(12)
が前記折り返し重合片用折目(50)と平行な折目(51)
を回動軸として、当該一側壁(2)に非拘束状態に回動
自在に設けられてなるものであるから、蓋体係止用舌片
(12)に比較的強い弾性反発力が付与され、開閉を繰り
返しても蓋体係止用舌片(12)と係止用舌片係合部(2
7)との係合が確実に行われる蓋付き包装用紙箱、耐久
性に優れた蓋付き包装用紙箱を提供できる。
【0033】また、閉蓋状態のもとでの蓋体(20)の前
記蓋体係止用舌片(12)との対応位置に係止用舌片押圧
用手指挿入口(24)が設けられているので、係止用舌片
押圧用手指挿入口(24)に手指を挿入し、蓋体係止用舌
片(12)を押圧するだけの操作で蓋体係止用舌片(12)
と係止用舌片係合部(27)との係合を簡単に解除でき、
開蓋容易な蓋付き包装用紙箱を提供できる。
【0034】しかも、蓋体係止用舌片(12)が前記折り
返し重合片用折目(50)と平行な折目(51)を回動軸と
して、当該一側壁(2)に非拘束状態に切り起こし形成
されてなるものであるから、蓋体係止用舌片(12)の表
面が実質的に箱本体の表面と同一の外観体裁の良好な蓋
体付き包装用紙箱を提供できる。
【0035】前記蓋体係止用舌片(12)が半円状に形成
されると共に、前記折目(51)が当該一側壁(2)より
も外方に突出するものと設定されてなる場合には、該一
側壁(2)に拘束されない蓋体係止用舌片(12)を切り
起こし形成するためには、切目を設けるだけで良いの
で、製作容易な蓋体付き包装用紙箱を提供できる。
【0036】係止用舌片係合部(27)が、蓋体係止用舌
片(12)が嵌合する切欠部である場合には、蓋体係止用
舌片(12)と係止用舌片係合部(27)との係合がより一
層確実に行われる蓋体付き包装用紙箱を提供できる。
【0037】蓋体係止用舌片(12)の折目(51)が当該
一側壁(2)の延長線上に位置するものと設定される一
方、前記一側壁(2)に蓋体係止用舌片(12)の周縁に
沿って溝状切欠部(15)が設けられてなる場合には、蓋
体係止用舌片(12)の形状を種々採択可能となり、意匠
性の富んだ蓋付き包装用紙箱を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は、この発明に係る第1実施形態の蓋付
き包装用紙箱の斜視図、(ロ)は、同蓋付き包装用紙箱
の開蓋状態の斜視図である。
【図2】(イ)は、図1(イ)のII−II線断面図、
(ロ)は、閉蓋時の箱本体の正面図である。
【図3】同展開状態の平面図である。
【図4】(イ)は、この発明に係る第2実施形態の蓋付
き包装用紙箱の斜視図、(ロ)は、同蓋付き包装用紙箱
の開蓋状態の斜視図である。
【図5】図4(イ)のIV−IV線断面図である。
【図6】(イ)は、同蓋体の展開状態の平面図、(ロ)
は、同箱本体の展開状態の平面図である。
【図7】(イ)は、この発明に係る第3実施形態の蓋付
き包装用紙箱の斜視図、(ロ)は、同蓋付き包装用紙箱
の開蓋状態を蓋体を鎖線で示した斜視図である。
【図8】(イ)は、従来の蓋付き包装用紙箱の開蓋状態
の斜視図、(ロ)は、同要部の中央縦断面図である。
【符号の説明】
A、B…蓋付き包装用紙箱 1…紙箱本体 2…前側壁 3…右側壁 5…左側壁 11…折り返し重合片 12…蓋体係止用舌片 15…溝状切欠部 20…蓋体 24…蓋体係止用舌片押圧用手指挿入口 27…係止用舌片係合部 50、51…折目

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面開口の紙箱本体(1)と、紙箱本体
    (1)の上縁部に被さるように前記上面開口を覆う蓋体
    (20)とからなり、紙箱本体(1)の少なくとも一側壁
    (2)の上端部に設けられた蓋体係止用舌片(12)と、
    蓋体(20)の前記係止用舌片(12)に対応する位置に設
    けられた係止用舌片係合部(27)とを備え、閉蓋時に蓋
    体係止用舌片(12)と係止用舌片係合部(27)とが係合
    することにより、閉蓋状態が保持するものとなされてな
    る包装用紙箱において、 紙箱本体(1)の前記一側壁(2)上縁から折目(50)
    を介して該側壁内面に重合される折り返し重合片(11)
    が連設される一方、前記一側壁(2)上端部に、蓋体係
    止用舌片(12)が前記折り返し重合片用折目(50)と平
    行な折目(51)を回動軸として、当該一側壁(2)に非
    拘束状態に切り起こし形成され、閉蓋状態のもとでの蓋
    体(20)の前記蓋体係止用舌片(12)との対応位置に係
    止用舌片押圧用手指挿入口(24)が設けられてなること
    を特徴とする蓋付き包装用紙箱。
  2. 【請求項2】 前記蓋体係止用舌片(12)が半円状に形
    成されると共に、前記折目(51)が当該一側壁(2)よ
    りも外方に突出するものと設定されてなる請求項1に記
    載の蓋付き包装用紙箱。
  3. 【請求項3】 係止用舌片係合部(27)が、蓋体係止用
    舌片(12)が嵌合する切欠部である請求項1又は請求項
    2のいずれかに記載の蓋付き包装用紙箱。
  4. 【請求項4】 前記蓋体係止用舌片(12)の折目(51)
    が当該一側壁(2)の延長線上に位置するものと設定さ
    れる一方、前記一側壁(2)に蓋体係止用舌片(12)の
    周縁に沿って溝状切欠部(15)が設けられてなる請求項
    1又は請求項3のいずれかに記載の蓋付き包装用紙箱。
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