JP3339576B2 - 包装箱の把手係止構造 - Google Patents

包装箱の把手係止構造

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JP3339576B2
JP3339576B2 JP2000073716A JP2000073716A JP3339576B2 JP 3339576 B2 JP3339576 B2 JP 3339576B2 JP 2000073716 A JP2000073716 A JP 2000073716A JP 2000073716 A JP2000073716 A JP 2000073716A JP 3339576 B2 JP3339576 B2 JP 3339576B2
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直博 中澤
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株式会社パッケージ中澤
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はケーキ等の収容物
を収容携帯する包装箱の把手係止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、箱自体の流通及び保管等の便宜か
ら折り畳み式で携帯用の把手付の包装箱は、特開平7−
277321号公報に示されるように、箱を組立てた状
態で把手の両側に形成した凹凸状のフック部に、側壁か
ら立設した係止孔付の係止板を挿通係止することによ
り、蓋と把手の係止固定を行って箱を組立てるようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記公報に示さ
れるような包装箱は、係止板の係止孔にフック部を挿通
し、係止孔の上端をフック部の谷部に係止させた状態で
持ち運び使用すると、収容物の重量でスリット状の係止
孔の上部に応力が集中し亀裂を生じたり、フック部の谷
部に深い凹溝の噛込み変形等の損傷を伴う等の欠点があ
ると共に、蓋開きする際に、係止孔とフック部との深い
係合を把手の押し下げ動作を以て解除しながら、次いで
係止板を把手から外側に外して蓋を開かねばならない等
の煩雑な動作を要する問題がある。また係止板に対し把
手が揺動する不安定さがあった。この発明はこれらの問
題点を解決又は改善しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の包装箱は、第1に底板2及び周壁3,4,
6,7と開閉可能な蓋を構成する天板8a,8bによっ
て箱体1を構成し、上記天板8a,8bの開閉端に互い
に重なり合って起立する把手9a,9bを設け、該把手
9a,9bの端部にフック部12を形成するとともに、
上記周壁3,4,6,7側には把手9a,9bの起立状
態で上記フック部12に係脱可能に挿通係止する係止孔
30を形成した舌状の係止板11を設けた包装箱におい
て、上記係止板11の中央部上方であって係止孔の
側にはフック部12を挿通せしめた時に先端がフック部
12の谷部12b内に当接することによって係止板11
外側への揺動を規制する舌状の係止片31を折り曲げ
揺動可能に設けてなることを特徴としている。
【0005】第2に、上記係止片31の先端側に、把手
係止状態において起立状態の把手のフック部12端縁を
収容して把手9a,9bの揺動を規制する規制部31a
を形成してなることを特徴としている。
【0006】第3に、係止孔30が重ね合わされた把手
9a,9bの厚み以上の幅を有する切抜孔であることを
特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図示する本発明の実施形態に
つき詳述すると、板紙製の箱体(箱)1は、正方形又は
長方形の底板2と、周壁を構成する側壁3,4と前後壁
6,7とを図に示す展開図のようにそれぞれ折り曲げ可
能に連設し、上記片側の側壁4の前端には前壁6をコー
ナー部で接着固定するフラップ27を折り曲げ可能に連
設し、また前後壁6,7の上端に上部蓋を兼ねた前半部
及び後半部の天板8を構成する前天板8aと後天板8b
を折り曲げ可能に連設している。
【0008】該前後の天板8a,8bの先端には折り曲
げ起伏可能な把手9a,9bを各連設するとともに、各
側壁中央には、閉蓋時に前後に重ね合わせた起立状態の
把手9a,9bの左右両端を挿通係止して把手9a,9
bを共に側壁3,4側に係止固定する舌状の係止板11
を折り曲げ可能に連設している。また把手9a,9bの
左右幅中央はゲート状に切欠かれており、その内部の切
り残し部は、閉蓋時に互いに他方の把手の切欠部に挿通
するように後方又は前方に突出する舌部10を形成し
て、前後天板8a,8bの閉蓋時に互いに重なり合って
前後天板8a,8b間中央に隙間が生じるのを防止する
ものである。
【0009】また上記把手9a,9bは、起立状態で互
いに重なり合うように左右対称な同一形状をなし、左右
両端には係止固定用の凹凸からなるフック部12を各形
成し、このフック部12を後述する係止構造によって前
記係止板11に係脱可能にしている。
【0010】図6に示すように底板2は各周壁の下端に
連接されるフラップ13a〜13dにより構成され、フ
ラップ13aの外面と同13bの内面、フラップ13c
の外面と同13dの内面の各隣接端側には、三角形状の
のり代15が各形成されており、フラップ13b,13
dののり代13の斜辺は内面側で山型をなす折り目16
が形成されている。
【0011】上記構成により筒状に連接された周壁
(3,4,6,7)に対し、フラップ13cを起立方向
に折り曲げると周壁全体が平面視菱形を形成しながら折
り畳まれる構成となっている。フラップ13cを周壁に
対して90゜になるように倒伏させると、その先端側に
突設された係止爪17が、前壁下端コーナー部に形成さ
れた係止孔19に挿脱自在に挿入係止され、箱体1が組
立状態を維持する。
【0012】このように構成して箱組される箱体1は、
本発明による係止構造により把手9a,9bが係止板1
1に安定的且つ係脱が容易に固定されるので、箱体1の
開閉及び持ち運びや箱積み等の取扱性を格段に向上させ
ることができるものである。即ち、この係止構造は前記
把手9a,9bの両端に設けたフック部12と係止板1
1に形成した係止孔30とからなり、フック部12はそ
の凸部(突起部)12aを図示するように爪状に形成
し、把手9aとの間に凹部(谷部)12bを形成してい
る。
【0013】また突起部12aの内側の凹部(谷部)1
2bは、後述する係止板11の係止片31が嵌入して係
合可能な略直線状の当接面を形成しており、この当接面
と凸部12aとのコーナーに係止片31の先端を当接係
止するものである。
【0014】上記係止片31の先端中央はV字形又はそ
の他の凹部からなる規制部31aを形成しており、係止
片31の先端が把手9a,9b側の凹部12bの外側コ
ーナーに当接した時に、前後のフック部12内の端縁を
導入収容し、把手の前後揺動を規制するためのものであ
る。
【0015】一方、係止板11は、その中央部の上方に
下向きの山型の切込22を入れ、下方に垂下して折り曲
げ起立可能な舌状の係止片31を折り目24を介して形
成すると共に、上記切込22の略中央部から下向きにス
リット状の挿入部23を形成している。この挿入部23
は単純な上下方向の切り込みでもよい。
【0016】これにより、上記切込22と挿入部23と
で形成される係止孔30内に、折り曲げ起立せしめて接
合させた把手9a,9bのフック部12を挿通可能にし
ている。そして係止板11を直立した把手9a,9bの
外側方から内向きに倒伏傾斜させてフック部12に挿通
して係止固定させる。
【0017】また上記係止孔30の片側(左側)上下端
には、山型をなす同心的な円弧状の切込35,36を入
れて内側に向かって弾力的に湾曲可能な支持片32を形
成している。さらに、支持片32は長い切込に形成して
いるので、図4に示すように該支持片32を内側に押し
込み湾曲させながら該支持片32上に把手9a,9bを
傾倒(横倒し)させることを可能にし、箱体1の上面を
略平面状にして箱積み作業を行うことができる等の利点
がある。
【0018】以上のように構成される箱体1は、箱組立
後天板8a,8bを閉じ、把手9a,9bを接合状態に
直立したのち、図1に示すように側壁3,4の各係止板
11を、把手9a,9bの外側方から内向きに倒伏傾斜
させてフック部12に挿通すると、係止片31はフック
部12に当たるので弾力的に外向きに折り曲げられて開
きながら、復元力により係止片31を谷部12bに嵌入
係止させ谷部12bの外側コーナー部に自動的に係止さ
れる。 この時係止片31の先端中央規制部31aに収
容され、把手9a,9bの左右動は規制され且つ係止板
11も外側への揺動が規制されているので、把手は安定
的な起立状態を保持する。
【0019】その結果把手9a,9bを握って箱体1を
持ち上げたとき、その自重によって係止片31が谷部1
2bに広巾面で当接した状態で、係止片31の端部と基
部との複数部で自重を安定的に支持するので、従来の上
下直線状の係止孔を穿設した係止板のように、係止孔の
上端に亀裂が生じたり谷部に凹溝状の噛込み変形等を生
じさせることによる不具合いを防止することができる。
従って、この係止構造によれば重量のある収容物を収納
できる。
【0020】また上記係止構造を備えた箱体1は蓋開き
をするとき、図4に示すように係止板11を外し(矢
印)方向に揺動させると、係止片31が突起部12aの
抵抗を受けながらも内向き方向に弾力的に反転して係合
を解除するので、従来のもののように把手9a,9bを
押し下げながら係止板11とフック部12との係合を解
除させる等の煩雑な動作を要することなく、係止板11
を単に外し方向に移動させるだけの簡単な動作で外すこ
とが可能になり、蓋開きを容易に行うことができる。ま
た谷部12bにも凹溝等の損傷を与えることがなく、係
止板11の把手9a,9bに対する繰り返し係止固定を
円滑に行うことができる等の利点がある。
【0021】
【発明の効果】以上の如く構成される本発明によれば、
包装箱を組立て把手を起立した状態において、係止板を
揺動させて係止孔を把手のフック部に挿通するだけで、
係止片が外向き方向に拡開し突起部を乗り越えて谷部に
嵌入係止するので、係止板は係止片を介して把手との係
止固定を簡単に行うことができ、不慮の外れを的確に防
止することができると共に、係止板の解除も簡単で蓋開
きを能率よく行うことができる。
【0022】また、係止片先端に規制部が形成されてい
るので、係止板を揺動させてフックに係止せしめた際
に、一対の把手が上記規制部内に収容され、把手の正確
な起立状態が保持できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装箱の組立状態を示す斜視図であ
る。
【図2】同じく包装箱の開蓋状態を示す斜視図である。
【図3】包装箱の正面図である。
【図4】把手の倒伏作業状態を示す斜視図である。
【図5】係止構造の構成を示す側面図である。
【図6】包装箱の展開図である。
【符号の説明】
1 箱体 3,4 側壁 6 前壁 7 後壁 8a 前天板 8b 後天板 9a,9b 把手 11 係止板 12 フック部 12a 突起部 12b 谷部 30 係止孔 31 係止片 31a 規制部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板(2)及び周壁(3),(4),
    (6),(7)と開閉可能な蓋を構成する天板(8
    a),(8b)によって箱体(1)を構成し、上記天板
    (8a),(8b)の開閉端に互いに重なり合って起立
    する把手(9a),(9b)を設け、該把手(9a),
    (9b)の端部にフック部(12)を形成するととも
    に、上記周壁(3),(4),(6),(7)側には把
    手(9a),(9b)の起立状態で上記フック部(1
    2)に係脱可能に挿通係止する係止孔(30)を形成し
    た舌状の係止板(11)を設けた包装箱において、上記
    係止板(11)の中央部上方であって係止孔の端側に
    はフック部(12)を挿通せしめた時に先端がフック部
    (12)の谷部(12b)内に当接することによって係
    止板(11)の外側への揺動を規制する舌状の係止片
    (31)を折り曲げ揺動可能に設けてなる包装箱の把手
    係止構造。
  2. 【請求項2】 上記係止片(31)の先端側に、把手
    係止状態において起立状態の把手のフック部(12)端
    縁を収容して把手(9a),(9b)の揺動を規制する
    規制部(31a)を形成してなる請求項1の包装箱の把
    手係止構造。
  3. 【請求項3】 係止孔(30)が重ね合わされた把手
    (9a),(9b)の厚み以上の幅を有する切抜孔であ
    る請求項1の包装箱の把手係止構造。
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