JPH0511140Y2 - - Google Patents

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JPH0511140Y2
JPH0511140Y2 JP13028387U JP13028387U JPH0511140Y2 JP H0511140 Y2 JPH0511140 Y2 JP H0511140Y2 JP 13028387 U JP13028387 U JP 13028387U JP 13028387 U JP13028387 U JP 13028387U JP H0511140 Y2 JPH0511140 Y2 JP H0511140Y2
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piece
insertion hole
hole
flap
cardboard box
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、段ボール箱とくに封かん用テープ
やステープル等を用いることなく上蓋を容易に封
かんしうる段ボール箱に関する。
従来の技術と問題点 従来、この種の段ボール箱として、第6図に示
すように、長さ方向の中間部に幅方向の山折目2
6を有する外フラツプ21の先端の左右両端部に
左右一対の差込み片25が設けられ、この差込み
片25を内フラツプ28の対応位置に設けられた
差込み孔29に差込むことにより、上蓋を封かん
するようになされた段ボール箱は実公昭57−
39302号公報等により既に公知である。
しかしながら、上記段ボール箱においては、差
込み片25の基端部に左右一対の切込み部27が
設けられるとともに、差込み孔29がく字状に形
成されて、差込み片25を差込み孔29に差込ん
だ際に、切込み部27が差込み孔29の端部に係
合することによつて、差込み片25が不本意に抜
出さないようになされている。そのために、任意
に差込み片25を引抜いて、蓋を開けようとする
際にも、前記切込み部27と差込み孔29との係
合が容易に解離せず、蓋が開け難くなるのみなら
ず、これを無理に開けようとすると、差込み片2
5が破損したり、差込み孔29の周縁が引裂か
れ、再度確実な封かんを行なえなくなつてしまう
ことがある。
この考案は、このような問題点に鑑みてなされ
たもので、封かんテープやステープル等を用いる
ことなく上蓋の封かんを行うことのできる段ボー
ル箱であつて、その封かん状態を確実に維持する
ことができ、不本意に開蓋する虞がなく、しか
も、任意に開蓋する際には、内外フラツプ等に損
傷を与えることなく、スムースに開蓋することが
でき、反復使用にも耐え得る段ボール箱を提供す
ることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この考案は、上記の目的において、差込み片の
外側端に内方に折返し可能な抜け止め用舌片を連
設し、差込み片を差込み孔に差込んだ状態におい
てこの抜け止め用舌片が内フラツプに接触して摩
擦抵抗力を増大させることにより、不本意な開蓋
を防止する一方、差込み孔の内フラツプ基端部側
の下隅部を斜め下方に拡張して舌片抜け出し用の
拡張孔部とすると共に、この拡張孔部に一端から
内フラツプ基端部に向かう斜状の切目を設けるこ
とにより、差込み片を必要に応じて一定の操作に
よつてスムースに差込み孔から抜出させて、容易
に開蓋できるようにしたものである。
而して、この考案は、長さ方向の中間部に幅方
向の山折目16が設けられた外フラツプ1の先端
部に左右一対の差込み片5,5が形成される一
方、内フラツプ8の前記差込み片5との対応位置
に差込み孔9が設けられ、この差込み孔9に前記
差込み片5を差込むことにより、上蓋が封かんさ
れるようになされた段ボール箱において、前記差
込み片5の外側縁に後端部7aがアール状ないし
斜状に形成された内方に折返し可能な抜け止め用
舌片7が連設される一方、前記差込み孔9の内フ
ラツプの基端部側下隅部が斜め下方に拡張されて
拡張孔部11が形成されると共に、この拡張孔部
11から内フラツプ8の基端部に向かつて、前記
抜け止め用舌片7を抜出させ易くするための斜状
切目12が設けられてなることを特徴とする段ボ
ール箱、を要旨とするものである。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
1は一対の対向側壁2,2の上端から連設され
た上蓋の外フラツプで、その先端部は下端部より
も狭い幅に形成され、縦方向の左右一対の切り溝
4が設けられることにより、左右一対の差込み片
5,5と、その間に挟まれた中央突出片6とが形
成されている。両端の差込み片5の外側端には後
端部7aがアール状に形成された抜け止め用舌片
7が連設されている。この抜け止め用舌片7の後
端部7aは斜状に形成されることもある。
8は他の一対の対向側壁3,3の上端から連設
された上蓋の内フラツプで、前記差込み片5との
対応位置において、差込み片5が差し込まれる差
込み孔9が設けられている。この差込み孔9は、
その大半部が抑止用フラツプ10によつて開閉自
在に塞がれているが、この差込み孔9の内フラツ
プ基端部側端部は、前記抜け止め用舌片7を差込
み片5の裏面側に折返して差込み片5と一緒に差
込み孔9に差込み易くするために、開口されたも
のとなされている。また、その下隅部が斜め下方
に拡張されて拡張孔部11が形成されると共に、
内フラツプ8の基端部からこの拡張孔部11に向
かつて前記抜け止め用舌片7を差込み孔9から抜
出させ易くするための斜状の切目12が設けられ
ている。
13及び14は各々底蓋を構成する内フラツプ
及び外フラツプ、15は側壁2と側壁3とを連結
するための接合片、16は外フラツプ1の長さ方
向の中間部に幅方向に設けられた山折目である。
而して、上記構成を有する段ボール箱の上蓋を
封かんするには、まず、一対の内フラツプ8,8
を閉じ合せた状態とする。次に第4図に示すよう
に抜け止め用舌片7を差込み片5の裏面側に折返
し、この折返し状態を指で保持しつつ、外フラツ
プ1,1を山折目16からく字状に折曲げなが
ら、差込み片5の先端を抑止用フラツプ10に押
付けるようにして差込み片5を差込み孔9に差込
む。そして、差込み片5が、第1図に示すよう
に、差込み孔9に完全に差込まれると、抜け止め
用舌片7がその弾性反発力により、段ボール箱の
中で差込み途上の折返し状態から展開状態へと広
がる。この抜け止め用舌片7が広がつた状態、す
なわち中央突出片6が内フラツプ8,8の上面に
重なり合つた状態において、中央突出片6に内フ
ラツプ8,8の開蓋方向への不測の力が加わる
と、中央突出片6と内フラツプ8,8、差込み片
5と抑止用フラツプ10及び差込み孔9の内縁と
の間で各々生じる摩擦抵抗力と共に、抜け止め用
舌片7と内フラツプ8との間にも抵抗力が生じて
差込み片5の差込み孔9からの抜け出しが阻止さ
れ、所期する封かん状態が得られるのである。
この封かん状態から、差込み片5を差込み孔9
から引抜いて開蓋するには、まず、外フラツプ
1,1の山折目16の両端部の内側に外フラツプ
1,1が前記差込み途上のようにく字状に折れ曲
がり得るような上向きの力を加えると、差込み片
5の抜け止め用舌片7とが封かん時よりも下向き
傾斜状となりながら、抜け止め用舌片7のアール
状後端部7aが拡張孔部11に臨むようになる。
そこで、さらに外フラツプ1,1に上向きの力を
加え続けると、第5図に示すように抜け止め用舌
片7が拡張孔部11の内縁に沿うようにして抜出
し始め、最後には斜状切目12を広げるようにし
ながら抜出すのである。
考案の効果 この考案は、上述の次第で、差込み片5の外側
縁に内方に折返し可能な抜け止め用舌片7が連設
されてなるものであるから、差込み片5を差込む
際に、抜け止め用舌片7を差込み片5の裏面側に
折返しておくことによつて、差込み片5と一緒に
容易に差込み孔9に差込ませることができ、封か
ん作業の能率を高め得る。
また、差込み孔9に差込まれた抜け止め用舌片
7が、その弾性反発力により段ボール箱の中で展
開状態に広がり、内フラツプ8の内面に接触して
摩擦抵抗力が増大するので、外フラツプ1の中央
突出片6に差込み片5を差込み孔9から引抜こう
とする水平な力が加えられても、不本意に差込み
片5が引抜かれる虞がなく、確実な封かん状態が
得られる。
しかも、抜け止め用舌片7の後端部7aがアー
ル状ないし斜め状に形成されると共に、差込み孔
5の内フラツプ8基端部側下隅部に拡張孔部11
が形成され、かつこの拡張孔部11に連続する斜
状切目12が内フラツプ8に設けられているか
ら、外フラツプ1の山折目16に上向きの力を軽
く加えることによつて、抜け止め用舌片7を拡張
孔部11からスムースに抜出させて、差込み片5
や差込み孔9の周縁部を損傷させることなく、任
意に差込み片5を差込み孔9から引抜くことがで
き、反復使用の可能な耐久性に優れた段ボール箱
を提供しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの考案の実施例を示す
もので、第1図は使用状態の斜視図、第2図は第
1図−線断面図、第3図は第1図−線断
面図、第4図は差込み片を差込み孔に差込む途上
の要部斜視図、第5図は差込み片を差込み孔から
引抜く途上の要部斜視図、第6図は段ボール箱全
体の展開図、第7図は従来例の斜視図である。 1……外フラツプ、5……差込み片、7……抜
け止め用舌片、7a……後端部、8……内フラツ
プ、9……差込み孔、11……拡張孔部、12…
…斜状切目、16……山折目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長さ方向の中間部に幅方向の山折目16が設け
    られた外フラツプ1の先端部に左右一対の差込み
    片5,5が形成される一方、内フラツプ8の前記
    差込み片5との対応位置に差込み孔9が設けら
    れ、この差込み孔9に前記差込み片5を差込むこ
    とにより、上蓋が封かんされるようになされた段
    ボール箱において、前記差込み片5の外側縁に後
    端部7aがアール状ないし斜状に形成された内方
    に折返し可能な抜け止め用舌片7が連設される一
    方、前記差込み孔9の内フラツプの基端部側下隅
    部が斜め下方に拡張されて拡張孔部11が形成さ
    れると共に、この拡張孔部11から内フラツプ8
    の基端部に向かつて、前記抜け止め用舌片7を抜
    出させ易くするための斜状切目12が設けられて
    なることを特徴とする段ボール箱。
JP13028387U 1987-08-27 1987-08-27 Expired - Lifetime JPH0511140Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13028387U JPH0511140Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13028387U JPH0511140Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

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JPS6435818U JPS6435818U (ja) 1989-03-03
JPH0511140Y2 true JPH0511140Y2 (ja) 1993-03-18

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ID=31385310

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JP13028387U Expired - Lifetime JPH0511140Y2 (ja) 1987-08-27 1987-08-27

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JP2006044757A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Chiyoda Container Corp 段ボール製包装箱
JP5171801B2 (ja) * 2009-12-11 2013-03-27 全国農業協同組合連合会
JP6199219B2 (ja) * 2014-03-25 2017-09-20 レンゴー株式会社 包装箱および紙製品のロック構造

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JPS6435818U (ja) 1989-03-03

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