JP2002029377A - 車両のシートベルト構造 - Google Patents

車両のシートベルト構造

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JP2002029377A JP2000217729A JP2000217729A JP2002029377A JP 2002029377 A JP2002029377 A JP 2002029377A JP 2000217729 A JP2000217729 A JP 2000217729A JP 2000217729 A JP2000217729 A JP 2000217729A JP 2002029377 A JP2002029377 A JP 2002029377A
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Kazuhide Sumita
和英 住田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サイドドアに配設されたシートベルトによって
乗員が締め付けられるのを防止する。 【解決手段】後席4用とされた前開き式の後サイドドア
6には、リトラクタ11、上部アンカ12が装備され
る。リトラクタ11から伸びるシートベルト13が、上
部アンカ12を経由して、前席乗員Jに使用される。後
サイドドア6を閉状態に維持する係止機構21、22
が、ケーブル23、24、リンク26、27を介して、
ドアハンドル29と連結される。ドアハンドル29を引
き操作すると、リンク26、27が取付軸28回りに揺
動されて、係止機構21、22が係合解除状態とされ
る。前席乗員Jがシートベルト13を使用しているとき
は、ソレノイド34により駆動されるロック部材33に
よって、リンク26、27の揺動が規制される(後サイ
ドドア6の開放が規制される)。車両の衝突が検出され
たときは、ロック部材33によるリンク26、27の揺
動規制が解除されて、後サイドドア6が開放可能な状態
とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両のシートベルト
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の中には、乗員をシートに拘束して
おく乗員用シートベルトをサイドドアに配設したものが
ある。例えば、特開昭63−130450号公報には、
前席用の前サイドドアと、後席用の後サイドドアを備え
た自動車において、前席用のシートベルトを後サイドド
アに配設したものが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにシートベ
ルトをサイドドアに配設した場合、シートベルトが使用
されている状態で、このシートベルトが配設されたサイ
ドドアが開かれた際に、シートベルトによって乗員が締
め付けられないようにするには、サイドドアの回転中心
のより近くにシートベルトを配設する必要があり、シー
トベルトの配設位置が制限されて、ドアのインナパネル
やトリムのデザインの自由度が制限されることになる。
また、車両の乗降性や使い勝手を向上させるために、サ
イドドアをその後方に回転中心を有する前開き式とした
ものにあっては、シートベルトを後方の回転中心近くに
配設することが困難であり、サイドドアの開放時にシー
トベルトによって乗員が締め付けられることを防止する
ことは困難であった。特に、後サイドドアに配設された
シートベルトが前席用であると、後席乗員による後サイ
ドドアの開放操作が前席乗員に予知されないことも多
く、上述のようなシートベルトの締め付けが特に問題と
なるおそれがあった。
【0004】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、その目的は、サイドドアに配設されたシー
トベルトによって乗員が不用意に締め付けられてしまう
ような事態をドアの構造にかかわらず防止できるように
した車両のシートベルト構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような解決手法を採択してあ
る。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載
のように、乗員乗降用のサイドドアに乗員用のシートベ
ルトが配設された車両であって、前記シートベルトが使
用されていることを検出する使用検出手段と、前記使用
検出手段によって前記シートベルトの使用が検出されて
いるとき、前記サイドドアが開かれることを規制する開
放規制手段と、を備えたものとしてある。上記解決手法
を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における
請求項2以下に記載のとおりである。
【0006】
【発明の効果】請求項1に記載された発明によれば、サ
イドドアに配設されたシートベルトが使用されていると
きは、このシートベルトが配設されたサイドドアが開放
されることが規制されるので、サイドドアの開放に起因
するシートベルトによる乗員の締め付けという事態が防
止される。
【0007】請求項2に記載された発明によれば、車両
の衝突時には、シートベルトが配設されたサイドドアの
開放が規制されないので、乗員の車外への脱出という観
点から好ましいものとなる。
【0008】請求項3に記載された発明によれば、前開
き式のサイドドアの場合は、その開放によってシートベ
ルトが後方に引っ張られるので、シートベルトによる乗
員の締め付けが特に問題となり易いが、このシートベル
トによる乗員の締め付けを防止できる。
【0009】請求項4に記載された発明によれば、前後
のサイドドアがいわゆる観音開きとされている場合に、
請求項3に対応した効果を得ることができる。
【0010】請求項5に記載された発明によれば、前開
き式とされた後サイドドアの開放によって、前席用シー
トベルトは大きく後方へ引っ張られて、シートベルトに
よる前席乗員の締め付けが特に問題となり易いが、この
シートベルトによる前席乗員の締め付けを防止できる。
【0011】請求項6に記載された発明によれば、前後
のサイドドアの間にピラー部が存在しないために、前後
のサイドドアを開いたときに前後方向に大きな乗降用空
間が確保されるようにしたものにおいて、後サイドドア
を有効に利用して前席用シートベルトを配設しつつ、前
席乗員をシートベルトによって不用意に締め付けてしま
う事態が防止される。
【0012】請求項7に記載された発明によれば、前席
乗員をシートベルトによって不用意に締め付けてしまう
事態が防止される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用された車両
の一例を示すもので、キャビン1の後方に荷台2を有す
る小型トラックとされている。キャビン1内は、図2,
図3に示すように、前席3と後席4とを有する。この前
後の乗員席3と4とに対応して、キャビン1の側壁部と
なるサイドドアが、前席乗員の乗降用となる前サイドド
ア5と、後席乗員の乗降用となる後サイドドア6とを有
する。前サイドドア5は、その前部がヒンジ7によって
車体に回動自在に連結されて、後方側から開かれる後開
き式とされている。また、後サイドドア6は、その後部
がヒンジ8によって車体に回動自在に連結されて、前方
側から開かれる前開き式とされている。このように、前
後のサイドドア5と6とは、いわゆる観音開き式とされ
ている。
【0014】キャビン1のAピラー(フロントピラー)
が符号9で示され、、またCピラー(リアピラー)が符
号10で示されるが、前後の各サイドドア5と6との間
にはピラー(Bピラーあるいはセンターピラー)が存在
しないようにされている。つまり、前後の各サイドドア
5、6をそれぞれ開いたときは、車室内が大きな開放空
間をもって車外と連通されるようになっている。なお、
前後の各サイドドア5、6がそれぞれ閉じられた状態
で、後サイドドア6の前部を、前サイドドア5の後部が
外方側から覆うようにされていて(図3参照)、後サイ
ドドア6は、前サイドドア5が開かれることを条件とし
て開かれるようになっている。
【0015】前席3に着座される乗員用のシートベルト
装置Sが、後サイドドア6に配設されている。すなわ
ち、図3〜図5に示すように、シートベルト装置Sのリ
トラクタ11が、後サイドドア6内のうち前下部に固定
配置され、上部アンカ(ショルダアンカ)12が、後サ
イドドア6の内壁のうち前上部に取付けられている。リ
トラクタ11から引き出されたシートベルト13は、後
サイドドア6のアームレスト14に形成された開口部1
5を通して車室内に導出されている。そして、シートベ
ルト13は、上部アンカ12をスライド自在に経由した
後、その先端部が、リトラクタ11が位置する付近の車
体低部(例えばサイドシル)に対して、下部アンカ(ラ
ップアンカ)16を介して固定されている。
【0016】前席3の車体内方側の低部には、バックル
17が固定されている。そして、シートベルト13のう
ち、両アンカ12と16との間に位置する部分にスライ
ド自在に設けられたタング18が、上記バックル17に
着脱自在に連結される。これにより、既知のように、シ
ートベルト13のうち上部アンカ12とタング18(バ
ックル17)との間の上下方向斜めに伸びる上部ベルト
部13aによって、乗員Jの肩から胸に渡る上半身が拘
束され、またシートベルト13のうちタング18(バッ
クル17)と下部アンカ16との間の横方向に伸びる下
部ベルト部13bによって、乗員Jの腰部付近が拘束さ
れる。なお、上部アンカ12の取付高さ位置は、若干上
下方向に調整可能とされている。また、図示は略すが、
後席4用のシートベルト装置(のうちリトラクタや上部
アンカ)は、例えばCピラー10に配設されている。
【0017】前席乗員Jがシートベルト13によって拘
束された状態で、後サイドドア6が開かれると、上部ア
ンカ12が車体外方側かつ後方へと引っ張られることに
なり、上部ベルト部13aおよび下部ベルト部13bが
それぞれ引張されて、乗員Jの腰部付近や上半身がそれ
ぞれ締め付けられてしまうことになる。このような締め
付け事態の発生を防止するために、シートベルト13を
使用しているときは後サイドドア6の開放を規制する手
段が設けられるが、この点については後述する。
【0018】後サイドドア6の開閉機構について、その
開放を規制する規制手段と共に、図6以下を参照しつつ
説明する。まず、後サイドドア6は、上下一対の係止機
構21、22を有するが、これらは既知のようにラッチ
とストライカから構成されている。すなわち、ラッチと
ストライカを係合することにより後サイドドア6が閉状
態に維持され(係止機構21、22の係止状態)、係合
解除されると、後サイドドア6の車体外方側への開操作
力を受けて後サイドドア6が開放可能とされる(係止機
構21、22の係止解除状態)。
【0019】上記係止機構21、22は、ケーブル23
あるいは24を介して、車外から操作される計閉操作機
構25に連結されており、ケーブル23、24が引っ張
り力を受けたときに、上記係止機構21、22の係止解
除状態(後サイドドア6の開放可能状態)とされる。こ
の開閉操作機構25は、第1リンク26と第2リンク2
7とを有し、両リンク26と27とは、互いに共通の取
付軸(軸線)28を中心に揺動自在として後サイドドア
6に取付けられている。第1リンク26の一端部は、ケ
ーブル23を介して上部係止機構21に連結され、第2
リンク27の一端部は、ケーブル24を介して下部係止
機構22に連結されている車体には、車外から操作され
るドアハンドル29が設けられ、このドアハンドル29
は、一点鎖線で示す取付軸軸線30を中心に揺動自在と
して後サイドドア6に取付けられている。ドアハンドル
29は、その車幅方向内方側において一対の押圧部29
a、29bを一体的に有して、一方の押圧部29aが第
1リンク26の他端部背面に位置され、他方の押圧部2
9bが、第2リンク27の他端部背面に位置されてい
る。
【0020】図7,図8は、各係止機構21、22が係
止状態、つまり後サイドドア6が閉じられている状態を
示している。この閉状態から、ドアハンドル29のうち
車外に位置する操作部29cを矢印αで示すように引き
操作すると、ドアハンドル29が全体的に取付軸線30
周りに揺動されて、その押圧部29a、29bが各リン
ク26、27の他端部を矢印βで示す方向に押圧する。
この押圧によって、第1リンク26は矢印γで示すよう
に取付軸28周りに揺動されて、ケーブル23を下方へ
引張して、上部係止機構21を係止解除状態とする。ま
た、同時に、ドアハンドル29から押圧される第2リン
ク27は、取付軸28周りに矢印δで示すように揺動さ
れて、ケーブル24を上方へ引張して、下部係止機構2
2を係止解除状態とする。ドアハンドル29の操作部2
9cに対する車外からの引き操作は、車外へ向けての外
力をも後サイドドア6に付与することになるので、各係
止機構21、22の係止解除直後に、後サイドドア6が
開放されることになる。
【0021】図7、図8の閉状態において、各リンク2
6と27とは、その共通取付軸線28に対して離間した
位置(偏心位置)において、その一部同士が互いに重な
るようにされている。この重なり合う部分において、図
9にも示すように、第1リンク26には第1係止孔31
が形成されると共に、第2リンク27には第2係止孔3
2が形成されている。そして、後サイドドア6が閉状態
とされて図7、図8の状態において、各係止孔31と3
2とは互いに整合するように位置設定されている。
【0022】上記係止孔31、32に対応して、ロッド
状のロック部材33が配設されている。このロック部材
33は、ソレノイド34によって往復駆動されるように
なっており、ソレノイド34がONされることによりロ
ック部材33が係止孔31と32内に進入され、ソレノ
イド34がOFFされることにより、ロック部材33が
係止孔31、32から退出される。ロック部材33が係
止孔31、32内に進入したときは、各リンク26と2
7とは図7、図8の状態からそれぞれ揺動不能とされ
て、後サイドドア6の開放が規制されることになる。
【0023】図10は、ソレノイド34の制御回路をブ
ロック図的に示すものである。この図10において、U
はマイクロコンピュータを利用して構成されたコントロ
ーラ(制御ユニット)である。このコントローラUには
スイッチ41あるいはセンサ42からの信号が入力され
る一方、コントローラUからはソレノイド34に対して
ONまたはOFFの信号が出力される。上記スイッチ4
1は、前席乗員Jがシートベルト13を使用(着用)し
ていることを検出するもので、例えばバックル17内に
装備されて、タング18がバックル17内に挿入された
ときにONとされるスイッチが用いられる。上記センサ
42は、車両の衝突を検出するもので、例えば所定以上
の加速度を受けたときにONされるもので、エアバッグ
装置の作動用として装備されているものをそのまま利用
することもできる。
【0024】コントローラUは、基本的に、前席乗員J
がシートベルト13を使用しているとき(スイッチ41
がONのとき)は、ソレノイド34をONにして、後サ
イドドア6の開放を規制する。ただし、センサ42によ
って車両の衝突が検出されたときは、スイッチ41がO
Nであってシートベルト13が使用されていても、ソレ
ノイド34をOFFにして、後サイドドア6の開放規制
を解除する。なお、センサ42は、車両の衝突を検出す
るものであればよく、衝突方向の相違は特に問わないも
のである。例えば、衝突検出センサ42として、前後方
向衝突検出用、側方衝突検出用とで別個独立して設けら
れている場合は、そのいずれか一方が衝突検出したとき
に、コントローラUがソレノイド34をOFFにして、
後サイドドア6の開放規制を解除した状態にする。
【0025】コントローラUによる上述した制御内容
が、図11のフローチャートに示される。以下、このフ
ローチャートについて説明するが、以下の説明でQはス
テップを示す。まず、Q1において、スイッチ41がO
Nされているか否か、つまりシートベルト13が使用さ
れているか否かが判別される。このQ1の判別でYES
のとき、つまりシートベルト13が使用されていると判
別されたときは、Q2において、センサ42の出力をみ
ることにより、車両の衝突が生じているか否かが判別さ
れる。このQ2の判別でNOのとき、つまり車両の衝突
が生じていないときは、MQ3において、ソレノイド3
4をONにして、後サイドドア6の開放を規制する。Q
1の判別でNOのとき(シートベルト13を使用してい
ないとき)、あるいはQ2の判別でYESのとき(車両
の衝突発生のとき)は、それぞれQ4において、ソレノ
イド34をOFFにして、後サイドドア6の開放規制を
解除する(ドアハンドル28を操作することによる後サ
イドドア6の開放が可能な状態)。
【0026】以上実施形態について説明したが、本発明
はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むもので
ある。後サイドドア6に対するシートベルトの配設は、
後サイドドア6の開放によってシートベルト13が引っ
張られるような配設であれば、実施形態とは異なる態様
での配設とすることもできる。例えば、リトラクタ1
1、上部アンカ12、下部アンカ16のうちいずれか1
つ以上が後サイドドア6に設けられたものであればよ
い。
【0027】後サイドドア6は、後開き式であってもよ
い。また、後サイドドア6が開放されたことを条件とし
て前サイドドア5が開放可能な形式でもよく、前後のサ
イドドア5、6が個々独立して開放可能な形式でもよ
い。シートベルト装置S(シートベルト13)は、前方
の乗員席用でなく、その直側方に位置する乗員席用であ
ってもよい。すなわち、後サイドドア6に配設されたシ
ートベルト13が後席乗員用であってもよく、あるいは
前サイドドア5に前席3用のシートベルトを配設して、
この前サイドドア5の開放を規制するようにしてもよ
い。サイドドアの数と前後の乗員席の数とは同じ数でな
くともよい(例えば乗員席が前後2列以上で、サイドド
アの数が、前後方向において乗員席列の数よりも少ない
数とされる)。
【0028】サイドドアの開放を規制する手段として
は、ドアハンドル29の開操作を無効にしてサイドドア
を閉状態に維持できるものであれば、適宜のものを採択
し得る。車両としては、トラックに限らず、乗用車等、
サイドドアにシートベルトが配設される適宜の形式の車
両であればよい。本発明の目的は、明記されたものに限
らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現された
ものを提供することをも暗黙的に含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された車両の一例を示す斜視図。
【図2】サイドドアを車室内側から見た簡略側面図。
【図3】サイドドアおよび乗員席を上方から見た簡略
図。
【図4】シートベルト装置の配設例を示すもので、図2
に対応した簡略側面図。
【図5】シートベルト装置におけるバックルとタングと
を示す要部斜視図。
【図6】後サイドドアの上下の係止機構と開閉操作機構
とを示すもので、図2に対応した簡略側面図。
【図7】開閉操作機構の一例を示す斜視図。
【図8】図7に示す開閉操作機構のうち、2つのリンク
をその揺動軸側から見た簡略説明図。
【図9】2つのリンクの揺動を規制する機構の一例を示
すもので、図8のX9−X9線相当断面図。
【図10】本発明の制御回路例をブロック図的に示す
図。
【図11】本発明の制御例を示すフローチャート。
【符号の説明】
3:前席 4:後席 5:前サイドドア 6:後サイドドア 7:前サイドドアのヒンジ 8:後サイドドアのヒンジ 11:リトラクタ 12:上部アンカ 13:シートベルト 13a:上部ベルト部 13b:下部ベルト部 16:下部アンカ 17:バックル 18:タング 21、22:係止機構 23:24:ケーブル 25:開閉操作機構 26:第1リンク 27:第2リンク 28:2つのリンクの共通揺動軸 29:ドアハンドル 29a:押圧部 29b:押圧部 29c:操作部 31:第1係止孔 32:第2係止孔 33:ロック部材 34:ソレノイド 41:スイッチ(シートベルト使用検出) 42:センサ(衝突検出) S:シートベルト装置 J:前席の乗員 U:コントローラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗員乗降用のサイドドアに乗員用のシート
    ベルトが配設された車両であって、 前記シートベルトが使用されていることを検出する使用
    検出手段と、 前記使用検出手段によって前記シートベルトの使用が検
    出されているとき、前記サイドドアが開かれることを規
    制する開放規制手段と、を備えていることを特徴とする
    車両のシートベルト構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、 車両の衝突を検出する衝突検出手段と、 前記衝突検出手段によって車両の衝突が検出されたと
    き、前記開放規制手段による規制を解除する解除手段
    と、をさらに備えていることを特徴とする車両のシート
    ベルト構造。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、 前記サイドドアが後部を中心に前方側から開かれる前開
    き式とされている、ことを特徴とする車両のシートベル
    ト構造。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2において、 乗員乗降用のサイドドアとして、前席用の前サイドドア
    と後席用の後サイドドアとが設けられ、 前記シートベルトが前記後サイドドアに配設されて、前
    記開放規制手段が該後サイドドアが開かれるのを規制す
    るように設定され、 前記後サイドドアが、その後部を中心に前方側から開か
    れる前開き式とされ、 前記前サイドドアが、その前部を中心に後方側から開か
    れる後開き式とされている、ことを特徴とする車両のシ
    ートベルト構造。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記後サイドドアに設けられた前記シートベルトが、前
    席の乗員用とされている、ことを特徴とする車両のシー
    トベルト構造。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記前サイドドアと後サイドドアとの間にピラー部が存
    在しないようにされている、ことを特徴とする車両のシ
    ートベルト構造。
  7. 【請求項7】請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
    おいて、 前席用の前サイドドアと、後席用の後サイドドアとを備
    え、 前記前席用のシートベルトが、前記後サイドドアに配設
    され、 前記開放規制手段が、前記後サイドドアの開放を規制す
    る、ことを特徴とする車両のシートベルト構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003285719A (ja) * 2002-03-28 2003-10-07 Mazda Motor Corp 自動車のシートベルト装置
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WO2018029868A1 (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 田中 久生 車両用シートベルト装置の自動解除装置
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