JP3651232B2 - 車両のシートベルト装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両のシートベルト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両のシートベルト装置にあっては、その多くがいわゆる3点式シートベルトとされている。すなわち、第1固定部としてのリトラクタから引き出されたウェブ(ベルト)を、シートバック後方から、シートに着座された乗員の肩部付近に配置されたアンカ(ガイド)を経由させて前方へと通して、該ウェブの先端部を乗員の左右側方一方側の第2固定部に固定すると共に、該アンカと第2固定部との間にあるウェブを乗員の左右側方他方側の第3固定部に着脱自在に固定するようにされている。このような3点式シートベルトでは、乗員の胴体下部を車幅方向にまたがって拘束すると共に、肩から胴体下部にかけてたすき状に斜めに拘束できることになり、十分な拘束性を有するものとなる。
【0003】
運転席や助手席、さらには後席の左右部分に着座する乗員は、左右いずれか一方の近くに、ピラー等の剛性の優れた車体強度部材が位置して、リトラクタのしっかりとした車体への固定という点を十分満足させることが可能になる。この一方、例えば後席の中央部に着座される乗員については、その左右の近くに、剛性の優れた車体強度部材が位置しないので、リトラクタの固定位置の選定が大きな問題となる。特開平8−169301号公報には、リトラクタをシートバックに固定するものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記公報記載のように、リトラクタをシートバックに設けた場合、シートバックは通常シートクッションに対して前後方向に揺動できるように、つまりリクライニング可能に連結されているので、前方衝突時において乗員を拘束する大きな力が、リクライニング機構の揺動支点(シートクッションとシートバックとの連結分)に集中して加わってしまうことになる。
【0005】
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、乗員を3点式シートベルトによって拘束する場合に、乗員の左右近くに車体強度部材が存在しない場合でも、リトラクタの配置位置を工夫して、前方衝突時における大きな拘束力がシートに対して悪影響を与えないようにした車両のシートベルト装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明(請求項1に係る発明)にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
第1固定部としてのリトラクタから引き出されたウェブを、シートバック後方から前方へと通して、シートクッションに着座された乗員の左右側方に設定された第2固定部と第3固定部とに固定するようにした車両のシートベルト装置において、
前記リトラクタが、シート後方において開閉可能に設けられるバックドア内に設置され、
前記リトラクタが、前記バックドアの開閉に起因する該リトラクタの位置変化に対して、該リトラクタの位置変化に追従して、前記ウェブの引き出し長さを調整するようにされている、ようにしてある。上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2〜4、6、7、9に記載のとおりである。
【0007】
また、前記目的を達成するために本発明(請求項5係る発明)にあっては、
第1固定部としてのリトラクタから引き出されたウェブを、シートバック後方から前方へと通して、シートクッションに着座された乗員の左右側方に設定された第2固定部と第3固定部とに固定するようにした車両のシートベルト装置において、
前記リトラクタが、シート後方にあるバックドア内に設置され、
前記リトラクタの巻き取りローラの回転軸が、前記バックドアの開閉用中心軸線と平行となるように設定され、
前記バックドアの開閉用中心軸線が該バックドアの上端部に設定されて、該バックドアが上開きとされている構成とされている。
【0008】
さらに、前記目的を達成するために本発明(請求項8係る発明)にあっては、
第1固定部としてのリトラクタから引き出されたウェブを、シートバック後方から前方へと通して、シートクッションに着座された乗員の左右側方に設定された第2固定部と第3固定部とに固定するようにした車両のシートベルト装置において、
前記リトラクタが、シート後方にあるバックドア内に設置され、
前記バックドアと車体との間に、ダンパが設けられ、
前記ダンパによって、前記バックドアの開方向の変位速度が、前記リトラクタから前記ウェブが引き出されるのが規制されるロック速度よりも小さくなるように設定されている構成とされている。
【0009】
【発明の効果】
請求項1によれば、前方衝突時にウェブに加わる大きな拘束力は、強度的に優れたバックドアによって受け持たされるので、シート、特にシートクッションとシートバックとの連結部分に対して無理な大きな力を作用させないという点において好ましいものとなる。また、リトラクタからのウェブは、シートバック後方から伸びてくるので、リトラクタからシートバックの間にあるウェブが、シートに着座された乗員の前方視界の妨げとならない。これに加えて、シートバックをシートクッション上に略水平状態で重合された前方倒伏位置としたり、後方へ略水平になった後方倒伏位置とするときに、リトラクタが邪魔にならないものとなる。勿論、リトラクタは、バックドア内に設置してあるので、つまり外部から目視できないようにしてあるので、見栄えの点でも好ましいものとなる。
【0010】
請求項2によれば、後方視界確認のときに、リトラクタからシートバックまでの間にあるウェブが邪魔になってしまうことがない。
請求項3によれば、シートバックの上端部よりも高い位置にリトラクタが位置されるので、シートバック上端部に、リトラクタから引き出されたウェブをシートバック前方へと案内するアンカのようなガイド部材が不要となる。また、バックドアが上開きとされたときは、バックドアの開閉用回動軸線近くにリトラクタが位置されることになるので、バックドアの開閉に起因するリトラクタからのウェブの引き出し長さの変更度合いを小さいものとすることができる。
【0011】
請求項4によれば、バックドアの開閉に起因して、リトラクタの巻き取りローラを円滑に回転させること、つまりバックドアの開閉に起因するリトラクタからのウェブの引き出し長さの変更にスムーズに対応することができる。
【0012】
請求項5によれば、上開きとされるバックドアにおいて、請求項4に対応した効果を得ることができる。
【0013】
請求項6によれば、バックドアの閉断面部分というように強度的に極めて優れた部分にリトラクタをしっかりと固定することができ、また閉断面内の空間を有効に利用してリトラクタを配置することができる。
請求項7によれば、開閉用連係機構とウェブとの干渉を確実に防止する上で好ましいものとなる。
請求項8によれば、バックドアを開くときに、不用意にリトラクタがロック状態となってしまう事態を防止、つまりバックドア開く動きに起因してウェブによって乗員が不必要に締めつけられてしまう事態を防止することができる。
請求項9によれば、車幅方向中央に着座される乗員の安全上好ましいものとなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1、図2において、1はシートであり、運転席、助手席を構成する最前列シートの後方に位置されて、車室最後列シートを構成するものとされている。シート1は、シートクッション2と、シートバック3と、シートバック3に着脱自在に取付けられたヘッドレスト4とからなる。シートクッション2(のフレーム)が、図示を略すブラケットを介して、フロアパネル5に取付けられているが、前後方向にスライド可能な取付態様でもよく、あるいは前後方向にスライド不能な取付態様でもよい。
【0015】
シートバック3は、シートクッション2に対して、揺動支点6を中心として前後方向に揺動可能とされている(リクライニング機構)。シートバック3は、前後に大きく揺動可能とされて、前方へ前倒しされてシートクッション2上に略水平状態で重合された前方倒伏位置をとり得る。シートバック3の背面は略平坦面となっており、前方倒伏位置としたときに、シートバック3の背面が、略水平な物置面を構成する。また、シートバック3は、後方へ大きく揺動されて、略水平な後方倒伏位置をとり得るようになっており、この後方倒伏位置では、シートクッション2とシートバック3とが略面一となる大きなフラット面が構成される。
【0016】
シート1は、車幅方向において3人掛けとなっており、その中央に着座される乗員F用として、本発明によるシートベルト装置が適用されている。シートベルト装置は、いわゆる3点式とされている。まず、車室後壁を構成するバックドア31には、後述するように第1固定部としてのリトラクタ11が、ボルト等の固定具によって固定されている。乗員Fの左右側方近くにおいてシートクッション2(のフレーム)には、左右一対の第2固定部12および第3固定部13が固定されている。そして、シートバック3の上端部のうち、中央座席用のヘッドレスト4の側方直近には、リング部14aを有するアンカ14が固定されている。アンカ14は、下方に伸びる取付ねじ部14bを、シートバック3のフレームに螺合させることにより、固定されている。
【0017】
リトラクタ11は、起立位置にあるシートバック3上端よりも低い位置に配置されており、このリトラクタ11からは、ウェブ15が前方へ向けて引き出されている。ウェブ15は、前記アンカ14のリング部14aに挿通されて、シートバック3前方へと伸びている。アンカ14を通ったウェブ15は、その先端部が、前記第2固定部12に常時固定されている。
【0018】
前記第3固定部13には、短い連結ワイヤ16等を介して、第1係合部材としてのバックル受入れ部材17が常時固定されている。前記アンカ14と第2固定部12との間のウェブ15は、第2係合部材としてのバックル18のリング部18aに挿通されている。バックル18の係合突起部18bが、前記バックル受け入れ部材17に対して係脱(抜き差し)される。バックル受入れ部材17は、ロック機構を内蔵していて、バックル18が係合されたときには自動的にロック状態となって、バックル17が外れないようにされる。バックル受入れ部材17に設けられたロック操作部材17aを操作することにより、上記ロックが解除されて、バックル18がバックル受入れ部材17から引き抜き可能とされる。
【0019】
ここで、リトラクタ11に関連して、より詳細に説明する。まず、バックドア31は、その上端部を除いた上方部分が、透視可能なリアウィンドウ32として構成されている。つまり、バックドア31の下方部分は、パネル材によって透視不能として構成されており、通常行われているように、アウタパネル33とインナパネル34とによって閉断面状に形成されている。この閉断面状部分つまりアウタパネル33とインナパネル34とによって画成される閉断面空間35内に、リトラクタ11が配置されている。リトラクタ11は、上記閉断面空間35のうち比較的高い位置に配置され、インナパネル35に対してボルト等の固定具によって固定されている。
【0020】
インナパネル34には、リトラクタ11とほぼ同じ高さ位置において、引き出し口34aが形成されている。ウェブ15は、リトラクタ11の巻き取りローラ11aに巻回されていて、上記引き出し口34aから前方つまり車室へと導出されている。勿論、ウェブ15が所定以上の速度で引っ張り操作されたときには、巻き取りローラ11aの回転がロックされて、それ以上のウェブ15の引き出しが規制される(引き出しロック)。
【0021】
バックドア31の上端部が、揺動支点41を介して、ル−フパネル42の後端部に回動自在に連結されている。揺動支点41の回動軸線は車幅方向にのびており、バックドア31は、いわゆる上開きとして開かれるようになっている。そして、前記巻き取りローラ11aの回動軸線も車幅方向と一致するように設定されて、バックドア31の開閉に起因するリトラクタ11とアンカ14との間の距離の変化に追従して巻き取りローラ11aが円滑に回転して、リトラクタ11とアンカ14との間におけるウェブ15の長さが円滑に調整される。
【0022】
バックドア31のアウタパネル32には、車外からマニュアル操作される開閉レバー45が設けられている。この開閉レバー45は、閉断面空間35内に配設されたリンク機構等の連係機構46を介して、閉状態にあるバックドア31下端部にあるロック機構47に連係されている。勿論、このロック機構47は、バックドア31のフロアパネル5側に対する係合(連結)状態をロックするためのもので、開閉レバー45を操作してロック機構47をロック解除することにより、バックドア31が開かれることになる。そして、リトラクタ11は、開閉レバー45や連係機構46よりも上方位置に配置されており、これら45、46とリトラクタ11(から引き出されるウェブ15)との干渉が生じないようにされている。
【0023】
バックドア31の上端部とル−フパネル42の後端部との間には、シリンダ形式のダンパ51が架設されている。このダンパ51は、開かれたバックドア31の重量を支承して、開操作力を低減すると共に、完全に開かれたバックドア31を当該全開状態で保持する機能を有する。ダンパ51は、急激にバックドア31を開こうとしたときに抵抗力を発生することになるが、このようなダンパ51の機能によって、バックドア31の開方向への最大速度が、リトラクタ11によってウェブ15の引き出しがロックされるときの所定速度(最低速度)よりも小さくなるように設定されている。すなわち、前述したように、ウェブ15の引っ張りウェブ15が所定以上の速度で引っ張り操作されたときには、巻き取りローラ11aの回転がロックされてそれ以上のウェブ15の引き出しが規制される(引き出しロック)が、バックドア31を開いたときに、ウェブ15の引き出しがロックされることのないようにされている。
【0024】
リトラクタ11の車幅方向位置と、アンカ14の車幅方向位置とがほぼ一致されて、ウェブ15が、リトラクタ11からアンカ14に至るまでの間に、車幅方向へ無理な曲げ力等が作用しないようにされている。実施形態では、図2から明らかなように、リトラクタ11およびアンカ14はそれぞれ、乗員F(が着座される中央座席のうち、車幅方向中間位置)に対して、車幅方向に若干オフセットされた位置に設定されている(車幅方向のうち乗員Fの肩部付近に位置するようにオフセット)。
【0025】
前方衝突時には、ウェブ15による乗員Fへの拘束力が、3つの固定部11〜13によって支承される。この拘束力は、シートバック3を前方へ揺動させようとする力としても作用するが、リトラクタ11つまりバックドア31によっても受け持たれるため、シートバック3の揺動支点6に無理な大きな力が作用するのが防止される。
【0026】
リトラクタを、図1一点鎖線で示すように、バックドア31の上端部に配置することもでき、このような位置に配置されたリトラクタを符号11Bで、またそのウェブを符号15Bでもって区別して示す。本例の場合、リトラクタ11Bから引き出されたウェブ15Bをシートバック3前方へと案内するアンカ14のようなガイド部材が不要となる。また、バックドア31が上開きとされたときは、バックドア31の開閉用回動軸線41近くにリトラクタ11Bが位置されることになるので、バックドア31の開閉に起因するリトラクタ11Bからのウェブ15Bの引き出し長さの変更度合いを小さいものとすることができる。
【0027】
以上実施形態について説明したが、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す側面一部断面図。
【図2】図1の正面図図。
【符号の説明】
1:シート
2:シートクッション
3:シートバック
5:フロアパネル
6:シートバックの揺動支点
11:リトラクタ(第1固定部)
12:第2固定部
13:第3固定部
14:アンカ
15:ウェブ
17:バックル受入れ部材
18:バックル
31:バックドア
32:リアウィンドウ
33:アウタパネル
34:インナパネル
35:閉断面空間
41:バックドアの開閉用の揺動中心
45:バックドアの開閉レバー
46:連係機構
46:バックドアのロック機構

Claims (9)

  1. 第1固定部としてのリトラクタから引き出されたウェブを、シートバック後方から前方へと通して、シートクッションに着座された乗員の左右側方に設定された第2固定部と第3固定部とに固定するようにした車両のシートベルト装置において、
    前記リトラクタが、シート後方において開閉可能に設けられるバックドア内に設置され、
    前記リトラクタが、前記バックドアの開閉に起因する該リトラクタの位置変化に対して、該リトラクタの位置変化に追従して、前記ウェブの引き出し長さを調整するようにされている、
    ことを特徴とする車両のシートベルト装置。
  2. 請求項1において、
    前記リトラクタが、前記バックドアのうちリアウィンドウ部分よりも下方に設置されている、ことを特徴とする車両のシートベルト装置。
  3. 請求項1において、
    前記リトラクタが、前記バックドアのうちリアウィンドウ部分よりも上方に設置されている、ことを特徴とする車両のシートベルト装置。
  4. 請求項1において、
    前記リトラクタの巻き取りローラの回転軸が、前記バックドアの開閉用中心軸線と平行となるように設定されている、ことを特徴とする車両のシートベルト装置。
  5. 第1固定部としてのリトラクタから引き出されたウェブを、シートバック後方から前方へと通して、シートクッションに着座された乗員の左右側方に設定された第2固定部と第3固定部とに固定するようにした車両のシートベルト装置において、
    前記リトラクタが、シート後方にあるバックドア内に設置され、
    前記リトラクタの巻き取りローラの回転軸が、前記バックドアの開閉用中心軸線と平行となるように設定され、
    前記バックドアの開閉用中心軸線が該バックドアの上端部に設定されて、該バックドアが上開きとされている、
    ことを特徴とする車両のシートベルト装置。
  6. 請求項1において、
    前記バックドアが、少なくとも部分的にアウタパネルとインナパネルとによって閉断面状に形成された部分を有し、
    前記リトラクタが、前記閉断面内に配置されると共に、インナパネルに固定されている、
    ことを特徴とする車両のシートベル装置。
  7. 請求項1において、
    前記バックドアが、マニュアル操作される開閉レバーを操作したときに、連係機構を介して車体に対するロックが解除されるように設定され、
    前記リトラクタが、前記連係機構よりも上方位置に設置されている、
    ことを特徴とする車両のシートベルト装置。
  8. 第1固定部としてのリトラクタから引き出されたウェブを、シートバック後方から前方へと通して、シートクッションに着座された乗員の左右側方に設定された第2固定部と第3固定部とに固定するようにした車両のシートベルト装置において、
    前記リトラクタが、シート後方にあるバックドア内に設置され、
    前記バックドアと車体との間に、ダンパが設けられ、
    前記ダンパによって、前記バックドアの開方向の変位速度が、前記リトラクタから前記ウェブが引き出されるのが規制されるロック速度よりも小さくなるように設定されている、
    ことを特徴とする車両のシートベルト装置。
  9. 請求項1において、
    前記リトラクタが、シートのうち車幅方向中央部分に着座される乗員用とされている、ことを特徴とする車両のシートベルト装置。
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