JP5065542B2 - 建設機械用シートベルトおよびこれを備えた建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、シートベルトおよびこれを備えた建設機械に関する。
従来、車両に搭載されたシートに対して3点式シートベルトを設けることが一般的である。このような3点式シートベルトとしては、ストラップ(ベルト)の巻き取り、繰り出し、および非常の際の固定を行うリトラクタを備えている。リトラクタは、車両フレームを構成するピラー部分に固定される場合と、シート自体に固定される場合とがある(ビルトインタイプ)。
リトラクタが車両フレームに取り付けられている場合では、リトラクタから繰り出されるベルトの先端も車両フレームにアンカーボルト等で固定される。ストラップの途中位置にはタングプレートが取り付けられ、このタングプレートが車両フレームあるいはシートに固定されたバックルに係脱自在に挿入される。
これに対して、リトラクタがシート自体に固定されているビルトインタイプでは、ベルトの先端もシートに固定され、タングプレートが挿入されるバックルもまたシートに固定されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
ところで、建設機械では従来、2点式シートベルトを採用する場合が多かった。2点式シートベルトにおいても、リトラクタやバックルは、車両フレームに固定される場合と、シート自体に固定される場合とがある。
一方近年では、建設機械の車両でも、オペレータがシートに着座した状態で大きく振られることがないよう、3点式のシートベルトを採用したいという要求が高まっている。特に車両を高速で移動させながら行う高速作業時には、3点式シートベルトが有効である。
特開平9−226427号公報 特開2004−123000号公報
しかしながら、従来の3点式シートベルトは、高速作業時に有効である反面、低速作業時にはかえって作業性を悪化させるという問題がある。
すなわち、車両を高速で移動させている状況では、建設機械の作業機用操作レバーを大きく操作することはないため、車両の移動中の急停止や旋回時の遠心力に耐え得るよう3点式シートベルトが有効であるが、低速移動時あるいは車両停止時で、例えば、身体を大きく前方へ乗り出して作業機のレバー操作を行うような場合には、肩から腰にかけてのショルダーストラップがレバー操作を阻害する場合があり、作業性を低下させる可能性がある。
本発明の目的は、オペレータ等を確実にホールドし、かつ作業性をも良好に維持できる建設機械用シートベルトおよびこれを備えた建設機械を提供することにある。
本発明のシートベルトは、建設機械に設置される建設機械用シートベルトであって、シートの座面部の左右にわたって掛けわたされるラップストラップと、前記座面部の左右にわたって掛けわたされるラップストラップを巻き取る自動ロック式リトラクタ(ALR:Automatic Locking Retractor、以下ALリトラクタと略す場合がある)と、前記シートのバックレストの一方の上部から他方の下部にわたって掛けわたされるショルダーストラップと、前記ショルダーストラップを巻き取る緊急ロック式リトラクタ(ELR:Emergency Locking Retractor、以下ELリトラクタと略す場合がある)とを備えていることを特徴とする。
ここで、「ALリトラクタ」とは、ストラップを任意の長さまで引き出した後、少しでも引き込ませることにより、自動的にその位置でストラップをロックする機構を有したリトラクタのことである。
また、「ELリトラクタ」とは、平常時は建設機械等のオペレータの身体の動きを阻害しないようにストラップを強く拘束せず、緊急時に設定以上の加速度を感知したときにのみストラップをロックする機構を有したリトラクタのことである。
本発明のシートベルトによれば、各ストラップ用のALリトラクタおよびELリトラクタを個別に備えているため、ALリトラクタから繰り出されるラップストラップのみを用いることで、2点式のシートベルトとして機能させることができ、ELリトラクタから繰り出されるショルダーストラップをラップストラップと併せて用いることで、3点式シートベルトとして機能させることができる。従って、着座した人の作業内容や、シートが設置される車両等の動きに応じて2点式シートベルトして機能させるのか、または3点式シートベルトとして機能させるのかを選択することで、作業性が阻害されることなく、人を確実にホールドできる。
本発明のシートベルトにおいて、前記ラップストラップに設けられた第1のタングプレートと、前記ショルダーストラップに設けられた第2のタングプレートと、前記第1、第2のタングプレートのうちいずれか一方が嵌め込まれるバックルとを備え、前記第1、第2のタングプレートが互いに係合されることを特徴とする。
本発明のシートベルトによれば、各ストラップの第1、第2のタングプレートを互いに係合自在に設けるため、3点式シートベルトとして専ら利用する場合には、各タングプレートを係合したままにしておいて、使用時には一方のタングプレートのみを1つのバックルに嵌め込めばよく、各タングプレートを嵌め込むためのバックルを別々に設ける必要がないうえ、一度の嵌込操作でよく、使い勝手を良好にできる。
本発明のシートベルトにおいて、前記自動ロック式リトラクタおよび緊急ロック式リトラクタが前記シートに取り付けられることを特徴とする。
本発明のシートベルトによれば、ALリトラクタおよびELリトラクタをシートに設けるので、シートベルトとして、シートと一体のビルトインタイプを実現できる。従って、このシートベルトを適用するにあたって、シートベルトを含むシート単体の強度試験等を行っておけばよく、同種のシートを機種の異なる様々な車両に設置した場合でも、車両の機種毎に試験を行う必要がなく、汎用性に優れている。
本発明のシートベルトにおいて、前記シートに取り付けられたショルダーアンカーを備え、前記ショルダーアンカーは、前記シートのバックレストに固定されるアンカープレートと、下端側がアンカープレートに固定され、かつ上端側がオペレータの一方の肩の上方に対応して位置した支持アームと、前記支持アームの上端側に設けられ、かつ前記ショルダーストラップが挿通される挿通部とを備え、前記アンカープレートは、前記支持アームが固定されて前記バックレストの背面部と密着する面状部を有し、前記面状部には、上下方向に沿って立設したリブが設けられ、前記面状部および前記リブの下端は、前記バックレストを支持する支持部近傍に位置していることを特徴とする。
前述のように、従来、車両に搭載されたシートに対して3点式シートベルトを設けることが一般的である。このような3点式シートベルトとしては、ストラップ(ベルト)の巻き取り、繰り出し、および非常の際の固定を行うリトラクタを備えている。リトラクタは、車両フレームを構成するピラー部分に固定される場合もあるが、シート自体に固定される場合もある(ビルトインタイプ:例えば、前述の特許文献1、特許文献2参照)。
そして、リトラクタがシート自体に固定されているビルトインタイプでは、ストラップの先端もシートに固定され、タングプレートが挿入されるバックルもまたシートに固定されている。つまり、ビルトインタイプでは、シートベルトのアセンブリ全体がシートに装着されているのであり、従って、車両フレーム側の構造が異なる複数の車種に対しても、リトラクタ等の位置が車種によって変更される訳ではなく、同じデザインのシートを異なる車種に容易に適用できるうえ、強度計算等に関してもシート単体で完了させておくことで、異なる車種での搭載後の強度確認を不要にできるというメリットがある。
しかしながら、ビルトインタイプの3点式シートベルトが採用されるシートにおいて、バックレストの背面には、オペレータの肩の上方をショルダーストラップが通るようにショルダーアンカーが取り付けられるため、ショルダーストラップで生じる袈裟懸け方向の引張力がショルダーアンカーを介してバックレストのアンカー部分、すなわちショルダーアンカーの固定部分に作用し、バックレストの上部側が前方に引っ張られて変形するという問題がある。
また、そのようなショルダーストラップの引張力により、バックレストを含むシート全体に捻れが生じることも考えられ、そのような場合には、シートを前後にスライドさせるスライダーが歪んでしまい、前後の位置調整ができなくなるという問題が生じる。
これに対して本発明のシートベルトによれば、ショルダーアンカーのアンカープレートの面状部により、支持アームを介して伝達されるショルダーストラップでの引張力を、当該面状部にて分散させてバックレストの背面部に伝達させることができ、アンカー部分での応力集中を回避してバックレストでの前方側へ屈曲するような変形を防止できる。
また、面状部にリブが設けられ、かつリブの下端が支持部近傍に位置していることにより、アンカープレートの剛性を向上させることができてその変形を抑制できるうえ、支持アームおよびアンカープレートを介して伝達される捻れ力を、それらの近傍に位置した高強度の支持部で受けることができ、バックレストの捩れを抑制して捩れ力による変形をも防止できる。
本発明のシートベルトにおいて、前記ショルダーアンカーの前記リブは、前記面状部の上下方向の全域にわたって連続して設けられていることを特徴とする。
本発明のシートベルトによれば、リブを面状部の上下方向の全域にわたって連続して設けるから、アンカープレートの剛性をより一層向上させることができ、アンカープレートの目立った変形を伴うことなく、捻れ力を支持部に確実に伝達させることができる。
本発明のシートベルトにおいて、前記ショルダーアンカーの前記リブは、前記バックレストの側面にならった形状であることを特徴とする。
本発明のシートベルトによれば、リブがバックレストの側面にならった形状であるため、アンカープレートを違和感なくバックレストに装着でき、シートの見栄えを良好にできる。
本発明のシートベルトにおいて、前記ショルダーアンカーの前記支持アームは、前記背面部側から前記オペレータの一方の肩の上方に対応した位置まで斜め上方に向かって延びる傾斜部を有していることを特徴とする。
本発明のシートベルトによれば、支持アームが傾斜部を有しているので、支持アームの下端側をバックレスト(背面部)の左右方向の中央寄りに位置させたいときでも、下端側の位置と上端側の位置との間を傾斜部によって短い長さに設けることができ、構造を簡素化できる。しかも、下端側がバックレストの中央側に寄ることで、面状部の大きさを大きくしてその中央付近に支持アームを固定でき、バックレストでの応力発生部分の偏りを少なくできる。
本発明の建設機械は、以上に記載したいずれかのシートベルトが装着されていることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る3点式シートベルトのショルダーアンカーが取り付けられたシートを示す分解全体斜視図。 シートの正面図。 シートの側面図。 シートの背面図。 ショルダーアンカーの斜視図。 本発明の変形例を示す背面図。 本発明の別の変形例を示す背面図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図4において、本実施形態のシート1は、図示しないホイールローダ、油圧ショベル、ブルドーザ等の建設機械に設置されるものであり、箱状の運転部分を有するキャブ仕様、あるいは庇状部分を有するキャノピ仕様のいずれの建設機械にも適用されるものである。
このようなシート1は、建設機械の床部に固定されるサスペンション装置2と、サスペンション装置2上に載置されたシート本体3と、ビルトインタイプの3点式のシートベルト4とで構成される。
サスペンション装置2は、床部のフロアフレームにボルト止め等される鋼板製のベースフレーム21と、ベースフレーム21上に取り付けられた装置本体22とを備えている。このうち、装置本体22は、全体が合成ゴム製のベローズ23で覆われた構造であり、ベローズ23の内部には、図示を省略するが、ベースフレーム21を基端として上下に伸縮自在に構成されたリンク機構、リンク機構の上部に取り付けられた取付盤24、取付盤24を上方側に付勢支持し、かつ上下の振動を吸収減衰させる油圧ダンパが設けられている。取付盤24には、リンク機構の伸縮動作を規制・解除してシート本体3の高さ位置を調整する高さ位置調整レバー25が設けられている。
シート本体3は、座面部31、バックレスト32を備えている。バックレスト32の左右両側には、アームレスト33が回動自在に設けられ、バックレスト32の上部には、ヘッドレスト34がガイド部材を介して上下にスライド自在に設けられている。座面部31の下面には、左右一対のスライドレール51が取り付けられている。
ここで、スライドレール51は、インナメンバ52とアウタメンバ53とを、鋼製のボールを介して互いに前後方向に沿って摺動自在に組み合わせた構造であり、例えば、インナメンバ52が取付盤24に固定され、アウタメンバ53が座面部31側に取り付けられる。座面部31にはまた、スライドレール51での動きを規制・解除する前後位置調整レバー35が設けられている。バックレスト32は、リクライニング機構61により座面部31に対して傾倒自在に設けられている。
リクライニング機構61は、座面部31の左右両側に設けられた支持部62を有しており、これらの支持部62間にわたって架設されたシャフト63を中心としてバックレスト32が傾倒する。従って、支持部62は、バックレスト32全体を支持する部分としても機能し、高強度を有している。この際、バックレスト32の任意な傾倒位置での固定は、図示を省略するが、シャフト63の両端側に設けられた2箇所のロック機構によって行われる。
これらのロック機構は互いに連動し、また左右の一方(本実施形態では着座したオペレータの左側)に設けられたリクライニングレバー64と連動している。本実施形態のシート1には3点式のシートベルト4が設けられていることから、バックレスト32にはオペレータのシートベルト4装着時に袈裟懸け方向の捻れが生じ、この捻れに良好に対抗するためにシャフト63の両端側にロック機構が設けられているのである。
なお、座面部31の底面は、板金のプレス成型等による底面部36になっており、この底面部36に金属プレート等からなる支持部62が溶接等によって固定されている。
また、バックレスト32の背面も、板金のプレス成型等による背面部37になっている。3点式のシートベルト4が設けられる本実施形態では、このような背面部37に金属製のショルダーアンカー71が固定されている。このショルダーアンカー71の詳細については後述する。
シートベルト4は、オペレータの腰回り、すなわち座面部31の左右にわたって掛けわたされるラップストラップ41と、このラップストラップ41を巻き取り、繰り出し、あるいは固定する自動ロック式巻き取り装置(ALR:Automatic Locking Retractor、以下ALリトラクタという)42と、オペレータの肩から腰にかけて、すなわちバックレスト32の一方の上部から他方の下部にわたって袈裟懸け状に掛けわたされるショルダーストラップ43と、このショルダーストラップ43を巻き取り、繰り出し、あるいは固定する緊急ロック式巻き取り装置(ELR:Emergency Locking Retractor、以下ELリトラクタ)44と、シート1に取り付けられた前記ショルダーアンカー71とを備えている。
ラップストラップ41およびALリトラクタ42は、従来の2点式シートベルトと略同じ構成であり、ショルダーストラップ43およびELリトラクタ44に対して独立して用いることが可能であるし、一緒に用いることも可能である。ラップストラップ41の先端にはメインタングプレート45が取り付けられており、メインタングプレート45を左側のバックル46に嵌め込み、係合させることで、ラップストラップ41およびALリトラクタ42が2点式シートベルトとして用いられる。
ラップストラップ41は、オペレータの腰回りのみをホールドするのであるが、建設機械の車両として低速走行しながらの作業機用のレバー操作や、停止した状態でのレバー操作においては、2点式シートベルトとして用いた場合でも、オペレータを十分にホールドすることができるうえ、ショルダーストラップ43を使用しないことで、前方へ乗り出した姿勢でのレバー操作を容易に行える。なお、ALリトラクタ42は、座面部31を構成する金属製の底面部36の右側に適宜なブラケットを介して固定されている。
ショルダーストラップ43は、下方のELリトラクタ44から繰り出されて、オペレータの右肩上方に位置したショルダーアンカー71に挿通されている。しかし、従来の3点式シートベルトとは異なり、ショルダーストラップ43の先端にサブタングプレート47が設けられている。サブタングプレート47のさらに先端には、鉤状のフック47Aが設けられている。
フック47Aは、図2に2点鎖線で示すように、メインタングプレート45に設けられた孔部45Aに係合される。このように各ストラップ41,43を一体にすることで、各ストラップ41,43および各リトラクタ42,44の共働によりシートベルト4が3点式シートベルトとして機能する。
建設機械の車両として不整地等を比較的高速で移動する場合や、前下がりの傾斜地での作業には、オペレータが大きく振られたり、傾斜に沿って前屈みの姿勢となったりするため、シートベルト4を3点式シートベルトとして用いることで、オペレータを良好にホールドすることが可能である。なお、ELリトラクタ44は、L字状のブラケット48を介して底面部36の右後方部分に固定されている。
このようなELリトラクタ44は、ボルト等によりブラケット48に固定されているが、例えば2点式シートベルトで十分であり、3点式シートベルトとしての機能が要求されない場合には、ショルダーストラップ43、ELリトラクタ44、およびショルダーアンカー71を予め装着しないでおくことも可能である。反対に、それらの部品を後付けすることで、3点式シートベルトの機能を付加してもよい。
以上、説明したように、本実施形態では、シートベルト4を2点式シートベルトとしても、3点式シートベルトとしても用いることができ、作業状況に応じて任意に選択することで、ホールド性および作業性の両方を満足させることができる。
また、各ストラップ41,43、各リトラクタ42,44、およびショルダーアンカー71がシート1自体を構成しているので、シートベルト4はビルトインタイプであり、車種の異なる複数の建設機械に容易に用いることができる。この際、特にELリトラクタ44は、サスペンション装置2ではなく、シート本体3の座面部31側に取り付けられているため、不整地などで車両が大きく上下しても、シート本体3と共に上下動することになり、その上下動によってショルダーストラップ43が不用意に固定されたりせず、ホールド状態を良好に維持できる。
そして、腰回りにALリトラクタ42を採用しているので、ラップストラップ41を少し長目状態に引き出してロックすれば、シートベルト4の束縛感を感じることなく、とくに2点式シートベルト状態にて低速で作業をする場合、操作のために体勢を変え易く、煩わしさを感じることがない。
仮に腰回りにELリトラクタを採用した場合、ロック機構が効く設定値以上の加速度が生じ難い不整地での低速走行では、腰回りを確実ホールドできないが、ALリトラクタ42を採用することで、そのような状況でも確実にホールドできる。
一方、肩回りにELリトラクタ44を採用しているので、3点式シートベルト状態で装着した場合、前傾姿勢を許容しながらも、緊急時には確実にホールドできる。
以下には、図5をも参照して本実施形態でのショルダーアンカー71について詳説する。図1、図3ないし図5において、ショルダーアンカー71は金属製であり、バックレスト32の背面部37にリベット等にて固定されるアンカープレート72と、アンカープレート72に溶接等で固定された杆状の支持アーム73と、支持アーム73の上端側に揺動自在に取り付けられ、かつショルダーストラップ43が挿通される吊り部材74とで構成されている。
このうちアンカープレート72は、バックレスト32に対するショルダーアンカー71のアンカー部分(固定部分)を形成しており、背面部37の右側部分を上下にわたって覆う形状を有している。具体的にアンカープレート72は、支持アーム73が固定される第1面状部75、第1面状部75の方下部側から下方に垂下した第2面状部76、および第1、第2面状部75,76の縁に沿って連続して立設したリブ77により形成されている。
第1面状部75は、背面部37の中央からバックレスト32の右側面32Aにかけて設けられ、支持アーム73の鉛直部73Aに略対応した上下寸法を有している。また、第1面状部75の上端縁は、背面部37の上部近くに位置している。このことにより、第1面状部75は、リベット止め等によって大きな面積で背面部37と密着することになり、支持アーム73がショルダーストラップ43での袈裟懸け方向の引張力によって前方へ屈曲しようとしても、その力によって生じるアンカー部分の応力を第1面状部75にて良好に分散させることができ、屈曲しようとする力に確実に対抗できて、バックレスト32が前方へ変形するのを防止できる。
加えて、第1面状部75と一体で、かつ下方に延出した第2面状部76は、座面部31と一体とされた支持部62の近傍まで延びており、背面部37と密着することでアンカー部分に生じる応力をさらに、バックレスト32の上下方向にわたって広く分散させる。従って、アンカー部分での応力集中が一層生じ難くなり、バックレスト32の変形をより確実に防止できる。
リブ77は、第1、第2面状部75,76に対して前方側に所定幅で折曲されているとともに、第1、第2面状部75,76の上下方向の全域にわたって設けられており、その下端は、第2面状部76と同様、支持部62の近傍に位置している。リブ77はまた、バックレスト32の右側面32Aにならった形状になっており、当該右側面32Aに体良くあてがわれる。
このようなリブ77が設けられていることで、アンカープレート72自身の剛性が格段に向上し、ショルダーストラップ43での引張力による捻れ方向の力に対してアンカープレート72にて良好に対抗でき、バックレスト32に伝達される捻れ力を抑制している。また、アンカープレート72に作用する捻れ力は、アンカープレート72が変形しないことで、その直下にある高強度の支持部62に伝達される。従って、そのような捻れ力は支持部62にて確実に受けられることにより、バックレスト32が大きくねじるのを防止できて、リクライニング機構61やスライドレール51等の変形を防止可能である。
支持アーム73は、中空の角柱部材を曲げ加工して形成されており、アンカープレート72の第1面状部75に固定される鉛直部73Aと、鉛直部73Aに対して斜め上方に向けて傾斜し、かつ上端側がオペレータの右肩上方に対応した位置まで延出した直線状の傾斜部73Bとを有している。支持アーム73の上端側には、端部を保護する保護部78がエッジのないかたちで取り付けられている。また、支持アーム73の上端側にはまた、吊り部材74が取り付けられている。
吊り部材74は、三角形状のプレート部材であり、その頂点部分が支持アーム73の先端側にボルト部材等で揺動自在に取り付けられている。吊り部材74の底辺部分には、該底辺に平行なスリット状の挿通部74Aが設けられ、挿通部74Aにショルダーストラップ43が挿通される。挿通部74Aの大きさは、ショルダーストラップ43のサブタングプレート47よりも小さい。従って、ショルダーストラップ43を使用しない状態では、ショルダーストラップ43を介してのELリトラクタ44からの巻き取り力により、サブタングプレート47が吊り部材74に係止される。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、ショルダーアンカー71の支持アーム73は、アンカープレート72において、第1面状部75の幅方向の略中央で、かつ第1面状部75の上下寸法と略同じ長さにわたって固定されていたが、これに限らず、図6に示すように、第2面状部76の幅方向の略中央で、かつ各面状部75,76の上下寸法と略同じ長さにわたって固定されていてもよい。このような場合でも、アンカー部分での応力集中を避けることができるうえ、捻れ力にも十分に対抗できる。また、応力の分散を妨げない程度に、第1面状部75の幅寸法を小さくすることも可能である。なお、支持アーム73を左右方向のより外方側に配置する場合には、ショルダーストラップ43と干渉しないことが望ましい。
反対に、図7に示す変形例では、支持アーム73の傾斜部73Bが背面部37の左右方向の中央位置近傍まで達しており、支持アーム73の下部側半分が全てアンカープレート72の第1面状部75に固定されている。また、このような支持アーム73の形態に応じて第1面状部75の幅寸法が大きくなっており、より広い面積で第1面状部75が背面部37に密着することになって、応力の分散を一層良好にできる。
前記実施形態では、サブタングプレート47がメインタングプレート45に係合する構成になっており、バックル46としては、メインタングプレート45と係合するものが1つ設けられていたが、サブタングプレート47と係合するバックル、およびメインタングプレート45と係合するバックルを、それぞれ独立して並設させてもよく、各タングプレート45,47用に一対の係合部分を有した1つのバックルを用いてもよい。
前記実施形態では、ALリトラクタ42およびELリトラクタ44の両方がシート3自体に設けられていたが、これらの両方またはいずれか一方を車両側のフレームに設けてもよい。すなわち、本発明のシートベルトは、ビルトインタイプに限定されない。
前記実施形態では、ショルダーアンカー71において、ショルダーストラップ43が挿通される挿通部74Aが吊り部材74に設けられていたが、そのような挿通部は支持アーム73の上端側に設けられていればよいから、例えば保護部78の一部に設けてもよく、こうすることで吊り部材74を省いてもよい。
前記実施形態では、シートベルト4の各リトラクタ42,44が着座したオペレータから見て右側に配置されていたが、勿論、それらを左側に配置した場合でも本発明に含まれる。
本発明は、ホイールローダ、パワーショベル、ブルドーザといった建設機械に利用できる他、ダンプトラック等の車両にも利用することができる。
1…シート、4…シートベルト、32…シートのバックレスト、37…背面部、41…ラップストラップ、42…ALリトラクタ、43…ショルダーストラップ、44…ELリトラクタ、45…第1のタングプレートであるメインタングプレート、46…バックル、47…第2のタングプレートであるサブタングプレート、62…支持部、71…ショルダーアンカー、72…アンカープレート、73…支持アーム、73B…傾斜部、74A…挿通部、75…面状部を構成する第1面状部、76…面状部を構成する第2面状部、77…リブ。

Claims (8)

  1. 建設機械に設置される建設機械用シートベルトであって、
    シートの座面部の左右にわたって掛けわたされるラップストラップと、
    前記座面部の左右にわたって掛けわたされるラップストラップを巻き取る自動ロック式リトラクタと、
    前記シートのバックレストの一方の上部から他方の下部にわたって掛けわたされるショルダーストラップと、
    前記ショルダーストラップを巻き取る緊急ロック式リトラクタとを備えている
    ことを特徴とする建設機械用シートベルト。
  2. 請求項1に記載の建設機械用シートベルトにおいて、
    前記ラップストラップに設けられた第1のタングプレートと、
    前記ショルダーストラップに設けられた第2のタングプレートと、
    前記第1、第2タングプレートのうちいずれか一方が嵌め込まれるバックルとを備え、
    前記第1、第2タングプレートが互いに係合される
    ことを特徴とする建設機械用シートベルト。
  3. 請求項1または請求項2に記載の建設機械用シートベルトにおいて、
    前記自動ロック式リトラクタおよび前記緊急ロック式リトラクタが前記シートに取り付けられる
    ことを特徴とする建設機械用シートベルト。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の建設機械用シートベルトにおいて、
    前記シートに取り付けられたショルダーアンカーを備え、
    前記ショルダーアンカーは、
    前記シートのバックレストに固定されるアンカープレートと、
    下端側がアンカープレートに固定され、かつ上端側がオペレータの一方の肩の上方に対応して位置した支持アームと、
    前記支持アームの上端側に設けられ、かつ前記ショルダーストラップが挿通される挿通部とを備え、
    前記アンカープレートは、前記支持アームが固定されて前記バックレストの背面部と密着する面状部を有し、
    前記面状部には、上下方向に沿って立設したリブが設けられ、
    前記面状部および前記リブの下端は、前記バックレストを支持する支持部近傍に位置している
    ことを特徴とする建設機械用シートベルト。
  5. 請求項4に記載の建設機械用シートベルトにおいて、
    前記ショルダーアンカーの前記リブは、前記面状部の上下方向の全域にわたって連続して設けられている
    ことを特徴とする建設機械用シートベルト。
  6. 請求項4または請求項5に記載の建設機械用シートベルトにおいて、
    前記ショルダーアンカーの前記リブは、前記バックレストの側面にならった形状である
    ことを特徴とする建設機械用シートベルト。
  7. 請求項4ないし請求項6のいずれかに記載の建設機械用シートベルトにおいて、
    前記ショルダーアンカーの前記支持アームは、前記背面部側から前記オペレータの一方の肩の上方に対応した位置まで斜め上方に向かって延びる傾斜部を有している
    ことを特徴とする建設機械用シートベルト。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の建設機械用シートベルトが装着されている
    ことを特徴とする建設機械。
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