JP2009035176A - エアベルト及びエアベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】触感が良好なエアベルト及びエアベルト装置を提供する。
【解決手段】 バッグ20は、略「く」字形に連なる前記前側配置部10Fと肩上配置部10Sとを有している。バッグ20は、膨張した状態における該バッグ20の左半側及び右半側の各側面をそれぞれ形成する略「く」字形パネル部分22L,22Rを有するパネル22を、該パネル部分22L,22R同士の境界線Lに沿って2つ折りし、該境界線L以外の各パネル部分22L,22Rの辺縁22a同士を縫糸23によって縫合してなる。各パネル部分22L,22R同士を重ね合わせてバッグ20を平たく広げ、肩上配置部10Sのうち該パネル部分22L,22R同士の境界線L側を該パネル部分22L,22R同士の間に折り込み、その後、該バッグ20の折り畳み体の幅が小さくなるように該境界線Lと平行な折り返し線に沿って折り畳む。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両のシートに座った乗員を拘束する膨張可能なエアベルトと、このエアベルトを備えたエアベルト装置に関する。
車両のシートに座った乗員を膨張可能なベルトで拘束するエアベルト装置として、乗員の肩部の上方を通って該乗員の前面側に引き回され、該乗員の肩部の上方に配置される部分から該乗員の前面側に配置される部分にかけて膨張可能なバッグの折り畳み体が設けられたエアベルトを備えたエアベルト装置が公知である(例えば、特開2003−312439号公報)。
上記特開2003−312439号公報のエアベルト装置にあっては、車両のシートの斜め後方に位置するピラー部の上部にショルダーアンカが取り付けられており、このショルダーアンカに掛通されたエアベルトが、該シートに座った乗員の前面側へ引き回される。
このエアベルトは、該ショルダーアンカから乗員の一方の肩部の上方を通って該乗員の上半身の前面側を該ショルダーアンカと反対側の腰部付近まで斜めに引き回されるショルダーベルト部と、該ショルダーベルト部の下端に連なっており、乗員の腹部付近を覆うように左右方向に引き回されるラップベルト部とを有している。同号公報では、該ショルダーベルト部は、膨張可能なバッグの折り畳み体を備えた袋状ベルトにより構成されている。この袋状ベルトは、上端側が乗員の肩部の上方に位置するように配置される。なお、同号公報では、ラップベルト部も袋状ベルトにより構成されている。
車両衝突時や横転時等には、該ショルダーベルト部及びラップベルト部が膨張して乗員を拘束する。この際、該ショルダーベルト部の上端側は乗員の肩部の上方、即ち乗員の頭部と車室側面との間において膨張する。これにより、乗員の頭部が車室側面等に直に当ることが防止される。
同号公報の図2のように、ショルダーアンカがシートのシートバックの上端よりも高い位置に配置されていると、このショルダーアンカから乗員の前面側に引き回されたショルダーベルト部は、乗員の肩部の上面から上方へ離隔して延在し、乗員の肩部の上面とショルダーベルト部との間にやや広い空間が存在することとなる。
このショルダーベルト部のバッグを膨張させるに当って、このショルダーベルト部と乗員の肩部の上面との間の空間を埋めるようにするためには、該バッグを下側へ余分に膨張させる必要がある。このように構成すると、バッグの容積はかなり大きなものとなる。
特開2007−8220号公報には、乗員の肩部の上方を通って該乗員の前面側に引き回され、該乗員の肩部の上方に配置される部分から該乗員の前面側に配置される部分にかけて膨張可能なバッグの折り畳み体を備えており、該バッグは、膨張した状態において、該乗員の肩部の上方に配置される肩上配置部と、該乗員の上半身の前面側に配置される前側配置部とを有し、該バッグは、該前側配置部から肩上配置部にかけて、乗員肩部の上面に沿って曲った形状に膨張するよう構成されているエアベルトが記載されている。
この特開2007−8220号公報のバッグの構成について、第10〜16図を参照して説明する。
第10図(a)は特開2007−8220号公報のバッグを構成するパネル(基布)の展開図、第10図(b)は縫製後のバッグの側面図、第10図(c)は第10図(b)のC−C線断面図である。第11〜16図は同号公報におけるバッグの折り畳み手順の説明図である。第11〜16図の(a)図はバッグの側面図であり、第11,12図の(b)図は同(a)図のB−B線断面図、第11図の(c)図は同(a)図のC−C線断面図、第13〜16図の(b)図は同(a)図のB−B線矢視図である。第12〜16図では、後述の縫糸123の図示は省略されている。
特開2007−8220号公報では、バッグ120は、乗員の肩部の上方に配置される肩上配置部100Sと、該乗員の肩部の前面側から腰部の前面側にかけて配置される前側配置部100Fとを有している。
同号広報では、該バッグ120は、膨張した状態における該バッグ120の左半側及び右半側の各側面をそれぞれ形成する2個の略「く」字形のパネル部分122L,122Rを有するパネル122により構成されている。該パネル部分122L,122R同士は、各々の前側配置部100Fの側面を形成する領域の乗員と反対側となる辺縁(境界線L100)に沿って互いに連なって1枚のパネル122となっている。
このパネル122を該パネル部分122L,122R同士の境界線L100に沿って2つ折りし、該境界線L100以外の各パネル部分122L,122Rの辺縁122a同士を縫糸123によって縫合する。第10図(a)の二点鎖線L102は、この縫糸123による縫合線を示している。これにより、略「く」字形に連なる前記前側配置部100Fと肩上配置部100Sとを有したバッグ120が形成される。
前側配置部100Fの肩上配置部100Sと反対側の端部においては、パネル部分122L,122R同士は非縫合とされており、この非縫合部がガス導入口121となっている。
第10図(b)の通り、前側配置部100Fの延在方向の軸心線CF0は境界線L100と略平行方向となっており、肩上配置部100Sの延在方向の軸心線CS0は境界線L100に対し角度θにて斜交している。
また、同号公報では、バッグ120は、各パネル部分122L,122Rの前側配置部100Fから肩上配置部100Sにかけての境界線L100に沿う辺縁の長さ、即ち反乗員側の長さよりも、これと対向する前側配置部100Fから肩上配置部100Sにかけての辺縁122aの長さ、即ち乗員側の長さの方が短くなっている。これにより、該バッグ120は、膨張したときに、肩上配置部100Sが乗員側へ引張られて該乗員の肩部上面に沿って曲った形状となる。
特開2007−8220号公報では、このバッグ120は以下の手順で折り畳まれる。
まず、第10図(b)のように、各パネル部分122L,122R同士を重ね合わせてバッグ120を平たく広げる。次いで、第11図のように、肩上配置部100Sの先端側を該肩上配置部100Sの軸心線CS0と略直交方向の折り線L104に沿って該肩上配置部100Sの基端側のパネル部分122L,122R同士の間に折り込む。
次に、第12図のように、この肩上配置部100Sの根元付近を回動中心として該肩上配置部100Sを境界線L100側へ回動させるようにして、バッグ120を前側配置部100Fから肩上配置部100Sにかけて真直ぐに延在するようにする。この際、該肩上配置部100Sの根元付近に生じるたるみ部122bは、パネル部分122L,122R同士の間に折り込む。
その後、このバッグ120の折り畳み体の幅が小さくなるように第13〜16図の如く折り畳み、細幅帯状の折り畳み体とする。
その後、このバッグ120の折り畳み体にカバーを被せることにより、エアベルトのショルダーベルト部が構成される。
このように構成された特開2007−8220号公報のエアベルトにあっては、バッグ120は、前側配置部100Fから肩上配置部100Sにかけて、乗員の肩部の上面に沿って曲った形状に膨張する。このため、バッグ120の容積を過度に増大させることなく、膨張した該バッグ120を乗員の肩部の上面に当接させることができる。
特開2003−312439号公報 特開2007−8220号公報
上記特開2007−8220号公報においては、バッグ120を折り畳む際に、肩上配置部100Sの先端側を該肩上配置部100Sの軸心線CS0と略直交方向の折り線L104に沿って該肩上配置部100Sの基端側のパネル部分122L,122R同士の間に折り込んでいるが、このようにすると、肩上配置部100Sの先端外周側のパネル部分122L,122R同士の縫合部が該肩上配置部100Sの内周側に反転されるため、該バッグ120内でこのパネル部分122L,122R同士の縫糸123による縫合部及びその周辺部に皺が生じる。そのため、エアベルトの使用者にこの皺による凹凸が感取され、エアベルトの触感が良くない。
また、縫糸123による縫合部は、その他の部分に比べて触感が硬い、所謂ゴワゴワしたものとなっている。バッグ120の折り畳みによってこのような縫合部同士が重なると、触感が悪くなる。
本発明は、膨張した状態において、該乗員の肩部の上方に配置される肩上配置部と、該乗員の上半身の前面側に配置される前側配置部とを有したバッグの折り畳み体を備え、該バッグは、乗員に沿って膨張した状態における該バッグの左半側及び右半側の各側面をそれぞれ形成する2個の略「く」字形パネル部分を有するパネルにより構成されており、該パネルは、該パネル部分同士の境界線に沿って2つ折りされ、該境界線以外の辺縁同士が縫合されることにより、該バッグに、該境界線に沿って直線状に延在した前記前側配置部と、該前側配置部に連なり、該境界線に対し斜交する方向に延在した前記肩上配置部とが形成されているエアベルトにおいて、触感が良好なエアベルトを提供することを目的とする。
また、本発明は、このエアベルトを備えたエアベルト装置を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)のエアベルトは、乗員の肩部の上方を通って該乗員の前面側に引き回され、該乗員の肩部の上方に配置される部分から該乗員の前面側に配置される部分にかけて膨張可能なバッグ(20)の折り畳み体を備えたエアベルトであって、該バッグ(20)は、膨張した状態において、該乗員の肩部の上方に配置される肩上配置部(10S)と、該乗員の上半身の前面側に配置される前側配置部(10F)とを有し、該バッグ(20)は、該前側配置部(10F)から肩上配置部(10S)にかけて、乗員側の長さPがこれと反対側の反乗員側の長さQよりも短く、これにより、該バッグ(20)は、該前側配置部(10F)から肩上配置部(10S)にかけて、乗員肩部の上面に沿って曲った形状に膨張するよう構成されており、該バッグ(20)は、乗員に沿って膨張した状態における該バッグ(20)の左半側及び右半側の各側面をそれぞれ形成する略「く」字形パネル部分(22L,22R)を有するパネル(22)により構成されており、該パネル(22)は、該パネル部分(22L,22R)の境界線Lに沿って2つ折りにされ、該境界線L以外の辺縁(22a)同士が縫合され、これにより、該バッグ(20)に、該境界線Lに沿って直線状に延在した前記前側配置部(10F)と、該前側配置部(10F)に連なり該境界線Lに角度θにて斜交する方向に延在した前記肩上配置部(10S)とが形成されているエアベルトにおいて、該バッグ(20)は、各パネル部分(22L,22R)同士を重ね合わせて平たく広げ、肩上配置部(10S)のうち該境界線L側を該パネル部分(22L,22R)同士の間に折り込み、その後、該バッグ(20)の折り畳み体の幅が小さくなるように前記境界線Lと平行な折り返し線に沿って折り畳んだものであることを特徴とするものである。
請求項2のエアベルトは、請求項1において、前記角度θは10〜45°であることを特徴とするものである。
請求項3のエアベルトは、請求項1又は2において、前記バッグ(20)の折り畳み体がカバー(30)で覆われ、帯状に保形されていることを特徴とするものである。
請求項4のエアベルトは、請求項3において、該カバー(30)と前記肩上配置部(10S)との間に、該肩上配置部(10S)を覆うインナーカバー(40)が設けられていることを特徴とするものである。
請求項5のエアベルトは、請求項4において、該インナーカバー(40)は、一端側が前記前側配置部(10F)に接続され、他端側が前記境界線Lと略平行に該前側配置部(10F)から前記肩上配置部(10S)側に延出した帯状のものであり、該インナーカバー(40)の該他端側に、シートベルトリトラクタに巻き取られるウェビング(10a)が接続されていることを特徴とするものである。
本発明(請求項6)のエアベルト装置は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のエアベルトと、該エアベルトの前記バッグ(20)を膨張させるインフレータとを備えてなる。
本発明(請求項1,6)のエアベルト及びエアベルト装置にあっては、バッグ(20)は、各パネル部分(22L,22R)同士を重ね合わせて平たく広げ、肩上配置部(10S)のうち該パネル部分(22L,22R)同士の境界線L側を該パネル部分(22L,22R)同士の間に折り込み、その後、該バッグ(20)の折り畳み体の幅が小さくなるように該境界線Lと平行な折り返し線に沿って折り畳んだものである。
この肩上配置部(10S)のうち境界線L側の部分には、パネル(22)の折り返し部が存在し、パネル部分(22L,22R)同士の縫合部は全く又は殆ど存在しないので、この肩上配置部(10S)のうち境界線L側の部分をパネル部分(22L,22R)同士の間に折り込んでも、バッグ(20)内でこの部分に全く又は殆ど皺が生じない。そのため、エアベルトの使用者には、バッグ(20)の皺による凹凸が全く又は殆ど感取されない。また、パネル部分(22L,22R)の縫合部同士が重なり合うことも全く又は殆どないので、バッグ(20)がゴワつくこともない。そのため、本発明のエアベルトは触感が良好である。
請求項2のように構成することにより、バッグ(20)が膨張したときに肩上配置部(10S)が乗員肩部上面にフィットし易くなる。
請求項3のように構成することにより、バッグ(20)の形崩れが防止されると共に、バッグ(20)の耐久性も向上する。
請求項4のように構成した場合には、肩上配置部(10S)が膨張展開する際に、該肩上配置部(10S)とカバー(30)との干渉を防止することができる。
請求項5のように構成した場合には、カバー(30)内でバッグ(20)がずり落ちることを防止することができる。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図は実施の形態に係る膨張可能なエアベルトを備えたエアベルト装置の斜視図であり、第2図はこのエアベルトのバッグの側面図である。なお、第1図及び第2図は、バッグが膨張した状態を示している。第3図(a)はこのバッグを構成するパネル(基布)の展開図、第3図(b)は縫製後のバッグの側面図、第3図(c),(d)はそれぞれ第3図(b)のC−C線及びD−D線断面図である。第4〜6図はこのバッグの折り畳み手順の説明図である。なお、第4〜6図の(a)図は各折り畳み段階における折り線の配置を示すバッグの側面図であり、(b)図は同(a)図の折り線に沿ってバッグを折った後の側面図である。第4図の(c)図は同(b)図のC−C線断面図であり、第5,6図の(c)図は同(b)図のC−C線矢視図である。第17図は、第4図(a)の折り線の詳細を示すバッグの側面図である。
この実施の形態のエアベルト装置は、車両のシートに座った乗員の一方の肩部の上方を通って該乗員の上半身の前面側を斜めに(この実施の形態では左上から右下へ)引き回される、膨張可能なショルダーベルト部10と、該ショルダーベルト部10に接続されたウェビング10aと、この乗員の腰部付近の上側を左右方向に引き回されるラップベルト部11と、該シートの側方(この実施の形態では右側)に隣接して設置されたバックル装置12と、ベルト装着時に該バックル装置12に挿入係止されるタング13と、ウェビング10aを案内するショルダーアンカ14等を備えている。
この実施の形態では、該ショルダーベルト部10、ウェビング10a及びラップベルト部11によりエアベルト1が構成されている。
この実施の形態では、該ショルダーベルト部10は、太幅の帯状のバッグ20を細幅帯状となるように折り畳んでカバー30により覆ったものであり、通常時には帯状に保形されている。
該バッグ20は、第2図に示すように、膨張した状態において、乗員の肩部の上方に配置される肩上配置部10Sと、該乗員の上半身の前面側即ち該乗員の肩部の前面側から腰部の前面側にかけて配置される前側配置部10Fとを有している。この肩上配置部10Sと前側配置部10Fとは一連のものとなっている。図示の通り、このバッグ20は、該前側配置部10Fから肩上配置部10Sにかけて、乗員の肩部の上面に沿って曲った形状に膨張しうるように構成されている。
即ち、このバッグ20は、第2図に示すように、膨張した状態において、前側配置部10Fから肩上配置部10Sにかけて、乗員側の長さPがこれと反対側の反乗員側の長さQより短くなっており、これにより、該バッグ20は、膨張したときに肩上配置部10Sが乗員側へ引張られて該乗員の肩部上面に沿って曲った形状となる。
バッグ20は、膨張した状態における該バッグ20の左半側及び右半側の各側面をそれぞれ形成する2個の略「く」字形パネル部分22L,22Rを有するパネル22により構成されている。第3図(a)の通り、該パネル部分22L,22R同士は、各々の前側配置部10Fの側面を形成する領域の乗員と反対側となる辺縁(境界線L)に沿って互いに連なって1枚のパネル22となっている。
なお、この実施の形態では、各パネル部分22L,22Rは、前述の特開2007−8220号公報の各パネル部分122L,122Rに比べて、肩上配置部10Sの側面を形成する領域のうち該境界線L側の縁部が前側配置部10Fから離反する方向に張り出した形状となっている。
このパネル22を該パネル部分22L,22R同士の境界線Lに沿って2つ折りし、該境界線L以外の各パネル部分22L,22Rの辺縁22a同士を縫糸23によって縫合する。第3図(a)の二点鎖線Lは、この縫糸23による縫合線を示している。これにより、略「く」字形に連なる前記前側配置部10Fと肩上配置部10Sとを有したバッグ20が形成される。
前側配置部10Fの肩上配置部10Sと反対側の端部においては、パネル部分22L,22R同士は非縫合とされており、この非縫合部がガス導入口21となっている。なお、第3図(a)の符号24は、パネル22のうちこのガス導入口21の周辺部分を補強するための補強布を示し、二点鎖線Lは、この補強布24のパネル22への縫合線を示している。
第3図(b)の通り、前側配置部10Fの延在方向の軸心線Cは前記境界線Lと略平行方向となっており、肩上配置部10Sの延在方向の軸心線Cは、該前側配置部10Fの軸心線C即ち前記境界線Lに対し角度θにて斜交している。本発明においては、バッグ20が膨張した状態において、この角度θは、10〜45°であることが好ましい。
前述のバッグ20の反乗員側の長さPとは、前側配置部10Fから肩上配置部10Sにかけての各パネル部分22L,22Rの前記境界線L側の辺縁(以下、辺縁Lということがある。)の長さをいい、乗員側の長さQとは、前側配置部10Fから肩上配置部10Sにかけての各パネル部分22L,22Rの該境界線Lと対向する辺縁22aの長さをいう。この辺縁22aが辺縁Lよりも短くなっている。
次に、このバッグ20の折り畳み手順について説明する。
まず、第3図(b)のように、各パネル部分22L,22R同士を重ね合わせてバッグ20を平たく広げる。次いで、第4図(b)のように、肩上配置部10Sのうち前記境界線L側を、該境界線Lと交叉する折り線Lに沿って、該肩上配置部10Sの該境界線L側と反対側のパネル部分22L,22R同士の間に折り込む。その際、第4図(b)の通り、この肩上配置部10Sの折り込み方向の最先端部10tが、境界線Lに対向する辺縁22a同士の縫糸23による縫合部(以下、縫合部23と称することがある。)にバッグ20の内側から接するまで、該肩上配置部10Sの境界線L側をパネル部分22L,22R同士の間に入り込ませる。
第4図(a)の通り、この実施の形態では、該折り線Lは、肩上配置部10Sの軸心線Cと斜交する方向に延在しており、一端側が、境界線Lのうち境界線Lと該軸心線Cとの交点よりも前側配置部10Fと反対側となる位置で該境界線Lと交叉し、他端側が、各パネル部分22L,22Rの辺縁22aのうち該辺縁22aと肩上配置部10Sの軸心線Cとの交点即ち該肩上配置部10Sの延在方向の最先端部よりも若干前側配置部10F側となる位置で該辺縁22aと交叉している。ただし、本発明においては、折り線Lの一端側が境界線Lと交叉していれば、折り線Lの配置及び延在方向はこれに限定されない。
第17図の符号Rは、肩上配置部10Sの外周の辺縁22a同士の縫合部23と折り線Lとの交点を示し、符号Rは、境界線Lと折り線Lとの交点を示している。また、第17図の二点鎖線Lは、折り線Lを交点Rを中心に前側配置部10F側へ回転させ、最初に縫合部23のバッグ内側面に接線状に接触した線を示している。本発明においては、第17図の通り、境界線Lの肩上配置部10S側の末端から交点Rまでの間隔Dは、該交点Rから線Lまでの最短距離Zの1.5〜2.5倍、特に2倍程度であることが好ましい。
その後、このバッグ20の折り畳み体の幅が小さくなるように、第5,6図の如く、境界線Lと平行な折り線L〜Lに沿って折り畳み、細幅帯状の折り畳み体とする。
その後、この細幅帯状のバッグ20の折り畳み体にカバー30を被せて帯状に保形することにより、ショルダーベルト10が構成される。なお、このカバー30とは別に、バンド(図示略)等によりバッグ20の折り畳み体を保形するようにしてもよい。
このショルダーベルト部10の肩上配置部10S側の端部に縫合等により前記ウェビング10aが接続され、他端側(ガス導入口21側)にタング13が連結されている。
ウェビング10aは、従来の一般的な非膨張式シートベルトと同様のノーマルベルトよりなり、ショルダーアンカ14に摺動自在に案内掛通されている。ウェビング10aの端部は、車体に設置された緊急時ロック機構付きシートベルトリトラクタ(ELR)15に巻き取り可能に連結されている。
この実施の形態では、バックル装置12に、車両衝突時等の緊急必要時に作動して高圧のガスを発生するインフレータ17が連結されており、タング13には、このインフレータ17からのガスをショルダーベルト部10に導くための通路(図示略)が設けられている。前記バッグ20のガス導入口21はこの通路に連通している。
なお、この実施の形態では、ラップベルト部11も、一般的な非膨張式シートベルトと同様のノーマルベルトにより形成され、その一端がタング13に連結されているとともに、他端が、シートのバックル装置12と反対側に設置されたシートベルトリトラクタ(ELR)16に巻き取り可能に連結されている。
このエアベルト1は、通常のシートベルトと同様に使用される。
このエアベルト1にあっては、バッグ20は、各パネル部分22L,22R同士を重ね合わせて平たく広げ、肩上配置部10Sのうち該パネル部分22L,22R同士の境界線L側を該パネル部分22L,22R同士の間に折り込み、その後、該バッグ20の折り畳み体の幅が小さくなるように該境界線Lと平行な折り返し線に沿って折り畳んだものである。
この肩上配置部10Sのうち境界線L側の部分には、パネル22の折り返し部が存在し、パネル部分22L,22R同士の縫糸23による縫合部は全く又は殆ど存在しないので、この肩上配置部10Sのうち境界線L側の部分をパネル部分22L,22R同士の間に折り込んでも、バッグ20内でこの部分に全く又は殆ど皺が生じない。そのため、エアベルト1の使用者には、バッグ20の皺による凹凸が全く又は殆ど感取されない。また、パネル部分22L,22Rの縫糸23による縫合部同士が重なり合うことも全く又は殆どないので、バッグ20がゴワつくこともない。そのため、このエアベルト1は触感が良好である。
このエアベルト1を備えたエアベルト装置の作動は次の通りである。
車両の衝突時や横転時等にインフレータ17が作動すると、前記通路及びガス導入口21を介してバッグ20内にガスが導入され、第2図の如くバッグ20が厚み(径)を増大させるように膨張する。
このエアベルト1にあっては、バッグ20が、その前側配置部10Fから肩上配置部10Sにかけて、乗員の肩部の上面に沿って曲った形状に膨張するよう構成されている。このように構成することにより、該バッグ20の容積を過度に増大させることなく、膨張した該バッグ20を乗員の肩部の上面に当接させることができる。
第7図は別の実施の形態に係るエアベルトのバッグの構成図であり、第8,9図はこのバッグの折り畳み手順の説明図である。なお、第7図(a)はこのバッグを構成するパネルの展開図、第7図(b)は縫製後のバッグの側面図、第7図(c),(d),(e)はそれぞれ第3図(b)のC−C線、D−D線及びE−E線断面図である。第8図(a)は折り線の配置を示すバッグの側面図であり、第8図(b)は同(a)の折り線に沿ってバッグを折った後の側面図である。第8図(c)は同(b)のC−C線断面図である。第9図(b)は同(a)のB−B線矢視図である。
この実施の形態のバッグ20Aは、カバー30内で該バッグ20Aの折り畳み体のうち肩上配置部10Sを覆うインナーカバー40を備えている。
第7図(a)の通り、この実施の形態では、該インナーカバー40は帯状のものであり、一端側が前側配置部10Fに接続され、他端側が、パネル部分22L,22R同士の境界線Lと略平行に該前側配置部10Fから肩上配置部10S側に延出している。
このインナーカバー40の幅は、第9図(a),(b)のように、細長い帯状に折り畳まれたバッグ20Aの折り畳み体の幅の略2倍となっている。また、このインナーカバー40の長さは、該バッグ20Aの折り畳み体のうち肩上配置部10Sを折り畳んだ部分の長さよりも長くなっている。
第7図(a)の通り、この実施の形態では、該インナーカバー40は、パネル22を展開した状態において、その幅方向の中心線が該パネル22のパネル部分22L,22R同士の境界線Lの延長線と略合致するように配設されている。このインナーカバー40の基端側には、パネル22への取付片部40aが設けられている。この取付片部40aは、双方のパネル部分22L,22Rの外面に跨って配置されている。この実施の形態では、該取付片部40aは、双方のパネル部分22L,22Rのうち前側配置部10Fの側面を構成する領域同士を合わせた部分とほぼ合致する形状及び大きさとなっている。
バッグ20Aを製作するに当たっては、第7図(a)の通り、該取付片部40aを、双方のパネル部分22L,22Rの前側配置部10Fの側面を構成する領域に重ね合わせた状態で、パネル22と該取付片部40aとを一体的に境界線Lに沿って2つ折りし、該境界線L以外の各パネル部分22L,22Rの辺縁22a同士を縫糸23によって縫合する。この際、第7図(d)のように、該辺縁22aに重なった取付片部40aの辺縁も一体的に縫合する。これにより、取付片部40aが前側配置部10Fに取り付けられる。また、この際、インナーカバー40も、その幅方向の中心線(第7図(a)ではパネル部分22L,22R同士の境界線Lと共通の一点鎖線にて図示されている。)に沿って2つ折りする。
なお、この実施の形態では、第7図(e)のように、ガス導入口21の補強布24はこの取付片部40aの外側に重ね合わされている。ただし、補強布24の配置はこれに限定されない。
このバッグ20Aのその他の構成は、前述の実施の形態のバッグ20と同様であり、第7〜9図において第1〜6図と同一符号は同一部分を示している。
このバッグ20Aも、前述の実施の形態のバッグ20と同様の折り畳み手順にて細長い帯状となるように折り畳まれるが、第8図(b),(c)のように、肩上配置部10Sのうち境界線L側を該肩上配置部10Sの該境界線L側と反対側のパネル部分22L,22R同士の間に折り込んだ際に、この肩上配置部10Sの折り畳み部分をインナーカバー40で覆う。その後、このバッグ20Aの折り畳み体の幅が小さくなるように、第9図(a),(b)の如く、境界線Lと平行な折り線L〜Lに沿って折り畳み、細幅帯状の折り畳み体とする。
その後、この細幅帯状のバッグ20Aの折り畳み体にカバー30を被せる。インナーカバー40は、バッグ20Aのうち肩上配置部10Sの折り畳み部分とこのカバー30との間に介在する。
図示は省略するが、この実施の形態では、該インナーカバー40の先端部がカバー30の肩上配置部10S側の端部に重ね合わされ、これらのインナーカバー40の先端部とカバー30の肩上配置部10S側の端部とが一体的にウェビング10aに縫着されている。
このバッグ20Aを備えたエアベルトにあっては、バッグ20Aの折り畳み体のうち肩上配置部10Sの折り畳み部分とカバー30との間にインナーカバー40が介在しているので、バッグ20Aが膨張して肩上配置部10Sが展開する際に、該肩上配置部10Sとカバー30との干渉が防止される。
なお、このバッグ20Aも、前述の実施の形態のバッグ20と同様の折り畳み手順にて折り畳まれているので、このバッグ20Aの折り畳み体を備えたエアベルトも、前述の実施の形態のバッグ20の折り畳み体を備えたエアベルトと同様に、触感が良好なものとなる。
また、この実施の形態では、該インナーカバー40は、基端側が前側配置部10Fに接続され、先端部がウェビング10aに接続されているので、カバー30内でバッグ20Aがタング13側へずり落ちることが防止される。
上記の各実施の形態は本発明の一例を示すものであり、本発明は図示の構成に限定されない。
上記の実施の形態ではエアベルトはショルダーベルト部10のみ膨張する構成となっているが、ラップベルト部11も膨張するように構成してもよい。このエアベルトのバッグへのガス供給システムやベルト非装着時の巻き取りシステム、タングやスルーアンカへのベルトの掛通構造などは、図示以外の構成であってもよい。
上記の実施の形態では、膨張した状態におけるバッグ20は、肩上配置部10Sが前側配置部10Fよりも太く、且つ該前側配置部10Fはその全長にわたって太さが略同等となるよう構成されているが、膨張可能部の各部の太さはこれに限定されない。
実施の形態に係る膨張可能なエアベルトを備えたエアベルト装置の斜視図である。 図1のエアベルトのバッグの側面図である。 図1のバッグの構成図である。 図1のバッグの折り畳み手順の説明図である。 図1のバッグの折り畳み手順の説明図である。 図1のバッグの折り畳み手順の説明図である。 別の実施の形態に係るエアベルトのバッグの構成図である。 図7のバッグの折り畳み手順の説明図である。 図7のバッグの折り畳み手順の説明図である。 従来例に係るエアベルトのバッグの構成図である。 図10のバッグの折り畳み手順の説明図である。 図10のバッグの折り畳み手順の説明図である。 図10のバッグの折り畳み手順の説明図である。 図10のバッグの折り畳み手順の説明図である。 図10のバッグの折り畳み手順の説明図である。 図10のバッグの折り畳み手順の説明図である。 図4(a)の折り線の詳細を示すバッグの側面図である。
符号の説明
1 エアベルト
10 ショルダーベルト部
10a ウェビング
10F 前側配置部
10S 肩上配置部
11 ラップベルト部
12 バックル装置
13 タング
14 ショルダーアンカ
15,16 リトラクタ
17 インフレータ
20 バッグ
22 パネル
22L,22R パネル部分
30 カバー
40 インナーカバー
パネル部分同士の境界線
〜L 折り線

Claims (6)

  1. 乗員の肩部の上方を通って該乗員の前面側に引き回され、該乗員の肩部の上方に配置される部分から該乗員の前面側に配置される部分にかけて膨張可能なバッグ(20)の折り畳み体を備えたエアベルトであって、
    該バッグ(20)は、膨張した状態において、該乗員の肩部の上方に配置される肩上配置部(10S)と、該乗員の上半身の前面側に配置される前側配置部(10F)とを有し、
    該バッグ(20)は、該前側配置部(10F)から肩上配置部(10S)にかけて、乗員側の長さPがこれと反対側の反乗員側の長さQよりも短く、これにより、該バッグ(20)は、該前側配置部(10F)から肩上配置部(10S)にかけて、乗員肩部の上面に沿って曲った形状に膨張するよう構成されており、
    該バッグ(20)は、乗員に沿って膨張した状態における該バッグ(20)の左半側及び右半側の各側面をそれぞれ形成する略「く」字形パネル部分(22L,22R)を有するパネル(22)により構成されており、
    該パネル(22)は、該パネル部分(22L,22R)の境界線Lに沿って2つ折りにされ、該境界線L以外の辺縁(22a)同士が縫合され、これにより、該バッグ(20)に、該境界線Lに沿って直線状に延在した前記前側配置部(10F)と、該前側配置部(10F)に連なり該境界線Lに角度θにて斜交する方向に延在した前記肩上配置部(10S)とが形成されているエアベルトにおいて、
    該バッグ(20)は、各パネル部分(22L,22R)同士を重ね合わせて平たく広げ、肩上配置部(10S)のうち該境界線L側を該パネル部分(22L,22R)同士の間に折り込み、その後、該バッグ(20)の折り畳み体の幅が小さくなるように前記境界線Lと平行な折り返し線に沿って折り畳んだものであることを特徴とするエアベルト。
  2. 請求項1において、前記角度θは10〜45°であることを特徴とするエアベルト。
  3. 請求項1又は2において、前記バッグ(20)の折り畳み体がカバー(30)で覆われ、帯状に保形されていることを特徴とするエアベルト。
  4. 請求項3において、該カバー(30)と前記肩上配置部(10S)との間に、該肩上配置部(10S)を覆うインナーカバー(40)が設けられていることを特徴とするエアベルト。
  5. 請求項4において、該インナーカバー(40)は、一端側が前記前側配置部(10F)に接続され、他端側が前記境界線Lと略平行に該前側配置部(10F)から前記肩上配置部(10S)側に延出した帯状のものであり、
    該インナーカバー(40)の該他端側に、シートベルトリトラクタに巻き取られるウェビング(10a)が接続されていることを特徴とするエアベルト。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のエアベルトと、該エアベルトの前記バッグ(20)を膨張させるインフレータとを備えてなるエアベルト装置。
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