JP2002028776A - フラックス供給装置及びフラックス供給装置の液体フラックス供給方法 - Google Patents

フラックス供給装置及びフラックス供給装置の液体フラックス供給方法

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JP2002028776A JP2000207668A JP2000207668A JP2002028776A JP 2002028776 A JP2002028776 A JP 2002028776A JP 2000207668 A JP2000207668 A JP 2000207668A JP 2000207668 A JP2000207668 A JP 2000207668A JP 2002028776 A JP2002028776 A JP 2002028776A
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    • B23K3/00Tools, devices, or special appurtenances for soldering, e.g. brazing, or unsoldering, not specially adapted for particular methods
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラックス貯留タンク内の圧力変動があって
も安定して液体フラックスをフラックス貯留タンクに供
給し得るフラックス供給装置を提供する。 【解決手段】 補充用の液体フラックス15が充填され
ている液補充部49の下部に第1電磁弁33を介して液
保持部50が取付けられ、液保持部50の下部には第2
電磁弁34を介して液供給部51が取付けられている。
液供給部51の下部は混合ガスを発生するフラックス貯
留タンク11内に投入されている。又、フラックス貯留
タンク11内には可燃性ガスが供給されるガス吹込み管
18が投入されている。第1電磁弁33及び第2電磁弁
34は交互にその開閉状態を繰り返すように所定のタイ
ミングで制御されている。これによって、フラックス貯
留タンク11内の圧力変動は液補充部49に影響するこ
となく、フラックス貯留タンク11の液体フラックス1
5の液面レベルは一定に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はフラックス供給装
置に関し、特にろう付装置に混合ガスを供給するための
フラックス供給装置及びフラックス供給装置の液体フラ
ックス供給方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のろう付装置の概略構成を示
した図である。
【0003】図を参照して、フラックス貯留タンク11
は覗き窓13を有するボトル形状を有しており、その内
部に約1.5リットルの液体フラックス15が保有され
ている。液体フラックス15の液面Sより下方にその
先端が位置するガス吹込み管18が、フラックス貯留タ
ンク11の蓋14に取付けられている。ガス吹込み管1
8にはプロパンやアセチレン等の可燃性ガスが充填され
ている可燃性ガスボンベ67から手動弁70を介してガ
ス配管19が接続されている。
【0004】ガスフラックスの使用によってフラックス
貯留タンク11の液体フラックス15が減少するため、
これを補充するための液体フラックスの補充装置が取付
けられている。この液体フラックスの補充装置は、補給
タンク25を中心として構成されている。すなわち、液
体フラックス補充装置は、その内部に液体フラックス1
5が保有される補給タンク25と、補給タンク25の開
口部26に接続される第1配管41と、第1配管41の
下部に接続される第1手動弁31と、第1手動弁31の
下部に接続される第2配管42と、第2配管42を脱着
自在とするためのカムロック継手32と、カムロック継
手32の下部に接続される第3配管65と、第3配管6
5の下部に接続される第2手動弁35と、第2手動弁3
5の下部に接続され蓋14を介してフラックス貯留タン
ク11内部に突出すように配置されている液体フラック
ス供給管17とから構成されている。
【0005】第1手動弁31及び第2手動弁35をいず
れも開状態に操作すると、補給タンク25に保有されて
いる液体フラックス15は第1配管41、第2配管4
2、第3配管65及び液体フラックス供給管17を介し
てフラックス貯留タンク11に供給される。従ってフラ
ックス貯留タンク11に貯留される液体フラックス15
の液面Sは、液体フラックス供給管17の下端位置に
よって規定されることになる。
【0006】一方、フラックス貯留タンク11の蓋14
にはフラックス貯留タンク11内で発生した混合ガスを
送り出すための送出口21が取付けられており、又、送
出口21に接続される混合ガス配管20が手動弁72を
介して自動ろう付装置76に接続されている。
【0007】尚、自動ろう付装置76には、更に酸素等
の支燃性ガスが充填されている支燃性ガスボンベ68か
ら手動弁73を介して支燃性ガス配管74が接続されて
いる。
【0008】次に、このフラックス供給装置の使用状況
について説明する。
【0009】自動ろう付装置76を使用する際には、ま
ずフラックス貯留タンク11に貯留されている液体フラ
ックス15の気化(ガス化)によるガスフラックスと可
燃性ガスボンベ67に充填されている可燃性ガスとの混
合ガスを、混合ガス配管20から自動ろう付装置76に
供給するために手動弁70及び手動弁72が開状態とさ
れる。一方、支燃性ガスボンベ68に充填されている支
燃性ガスを、支燃性ガス配管74から自動ろう付装置7
6に供給するために手動弁73が開状態とされる。
【0010】可燃性ガスボンベ67から供給された可燃
性ガスは、ガス吹込み管18の下端部からフラックス貯
留タンク11内に貯留された液体フラックス15内に放
出される。この放出によって液体フラックス15の一部
が気化してガスフラックスが発生し、ガス吹込み管18
から供給された可燃性ガスとともに混合ガスをフラック
ス貯留タンク11内に発生させる。
【0011】この混合ガスは送出口21を介してフラッ
クス貯留タンク11から送り出され、混合ガス配管20
を介して自動ろう付装置76に供給される。自動ろう付
装置76が使用されると、フラックス貯留タンク11内
に貯留されている液体フラックス15は気化されるため
徐々に減ることになる。従って、液体フラックス15の
減少分を補給すべく、液体フラックスの補充装置の第1
手動弁31及び第2手動弁35が開状態とされている。
【0012】そのためフラックス貯留タンク11内の液
体フラックス15の液面Sが、その減少によって下降
すると、直ちに補給タンク25に保有されている液体フ
ラックス15が液体フラックス供給管17を介してフラ
ックス貯留タンク11内に供給されることになる。これ
によって液体フラックス補充装置内に液体フラックス1
5が保有されている限り、フラックス貯留タンク11に
貯留されている液体フラックス15の液面Sは常に一
定状態を保ち、混合ガスを自動ろう付装置76に連続的
に供給することができる。
【0013】ところで、液体フラックスの供給装置に保
有されている液体フラックス15が減少してくると、補
給タンク25を新たなものに取替える必要がある。この
取替えの際には、まず第1手動弁31及び第2手動弁3
5をいずれも閉状態とする。次にカムロック継手32を
操作して、第2配管42から上の部分をカムロック継手
32から分離する。この状態では第1手動弁31が閉状
態となっているため第1配管41等に液体フラックスが
残存していても外部に漏れる虞はない。
【0014】そして補給タンク25の開口部26と第1
配管41とを分離した後、液体フラックス15が充填さ
れた新たな補給タンク25を第1配管41に接続する。
この状態でカムロック継手32を操作することによって
第2配管42をカムロック継手32に接続した後、第1
手動弁31及び第2手動弁35をいずれも開状態とす
る。これによって新たな補給タンク25の液体フラック
ス15が液体フラックス供給管17を介してフラックス
貯留タンク11に供給され、常時フラックス貯留タンク
11から連続的に混合ガスを自動ろう付装置76に供給
することが可能となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のフ
ラックス供給装置では、通常時の自動ろう付装置76の
使用においては特に問題がない。しかし、自動ろう付装
置76によるろう付作業のその日の終了による停止や翌
日の自動ろう付装置76の使用開始時点等に問題が生じ
る。
【0016】例えば、その日のろう付作業が終了する
と、自動ろう付装置76の作動を停止させるとともに手
動弁70、手動弁72及び手動弁73を閉状態にするこ
とになる。翌日になって自動ろう付装置76を使用しよ
うとして手動弁70、手動弁72及び手動弁73を開状
態とするが、このときフラックス貯留タンク11内の液
体フラックス15の液面Sが大きく変動する虞があ
る。
【0017】ここでまずフラックス貯留タンク11内に
貯留されている液体フラックス15と補給タンク25に
充填されている液体フラックス15との圧力平衡状態に
ついて説明する。フラックス貯留タンク11内の液体フ
ラックス15上の空間の圧力をP(通常時は1Kg/
cm以内)とし、補給タンク25内の液体フラックス
15上の空間の圧力をPとし、フラックス貯留タンク
11の液体フラックス15の液面レベルSと補給タン
ク25の液体フラックス15の液面レベルSとの垂直
距離をHとし、液体フラックス15の密度をρとし、重
力加速度をgとすると、P=Hρg+P となる。そ
こでこの式に基づいて上述の作業開始状態について検討
する。まず作業開始にあたって手動弁70を開状態とす
ると、フラックス貯留タンク11内の圧力Pはガス吹
込み管18を介しての可燃性ガスの放出により上昇す
る。この場合、上述の式から垂直距離Hが大きくならざ
るを得ず、結果としてフラックス貯留タンク11内の液
体フラックス15は、補給タンク25の液体フラックス
15の液面レベルSを上昇させるべく液体フラックス
供給管17内を上昇しようとする。液体フラックス供給
管17内には通常補給タンク25から供給された新しい
液体フラックス15が充填されているが、この状態にお
いてはフラックス貯留タンク11内に貯留されている古
い液体フラックス15がそれに混合することになる。
【0018】次に、この状態で手動弁72を開状態にし
た場合を検討する。手動弁72を開状態とすると、フラ
ックス貯留タンク11内に発生した混合ガスが急激に混
合ガス配管20を介して自動ろう付装置76に供給され
る。これによってフラックス貯留タンク11内の圧力P
は減少することになる。すると上述の式から距離Hが
減少しようとする。すなわち、この状態では補給タンク
25の液体フラックス15の液面Sが降下するように
働き、結果として液体フラックス供給管17を介して液
体フラックス15がフラックス貯留タンク11内に押し
出されることになる。このため、フラックス貯留タンク
11の液体フラックス15の液面Sは上昇することに
なる。又、場合によっては補給タンク25内の圧力P
が負圧となって凹んでしまうこともある。
【0019】このようにしてフラックス貯留タンク11
内の液面Sが変動すると、可燃性ガスが放出されるガ
ス吹込み管18の下端と液面Sとの距離が変動するこ
とになって可燃性ガスの放出量が変動してしまい、安定
した濃度の混合ガスを自動ろう付装置76に供給するこ
とが困難となる。
【0020】又、補給タンク25は外部に対して閉鎖構
造となっているため、保有する液体フラックス15の下
方への移動によってその空間の圧力Pが負圧となる。
このため、場合によっては補給タンク25の胴体が凹ん
で圧力Pが変動すると、上述の式から距離Hが変化す
る。その結果、フラックス貯留タンク11内の液面S
が変動することにもなる。
【0021】このような液面の変動は作業の停止及び開
始のみならず、自動ろう付装置76の作業時における混
合ガスの使用流量の変動や雰囲気温度の変化等によって
もフラックス貯留タンク11内の圧力Pの変動を生
じ、結果としてその液面Sの変動をもたらすことにな
る。このため従来のフラックス供給装置にあっては安定
した圧力及び濃度の混合ガスを常時供給させることが困
難であり、ろう付装置のろう付品質の低下を招いてい
た。
【0022】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、フラックス貯留タンク内の圧力変
動があっても安定して液体フラックスをフラックス貯留
タンク内に供給し、さらにフラックス貯留タンク内の液
面の変動を少なくするフラックス供給装置及び液体フラ
ックス供給方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、ろう付装置にガスフラッ
クスと可燃性ガスとの混合ガスを供給するためのフラッ
クス供給装置であって、液体フラックスを貯留するため
のフラックス貯留タンクと、フラックス貯留タンクに貯
留された液体フラックスに可燃性ガスを吹込むためのガ
ス吹込み管と、フラックス貯留タンクに液体フラックス
を供給するための管であって、その下方端部がガス吹込
み管の下方端部より上方に位置する液体フラックス供給
管と、液体フラックス供給管の上方に位置し且つ下部が
開放されている、液体フラックスを保有できる液補充部
と、液補充部の下部に接続される第1自動開閉弁と、液
体フラックス供給管の上部に接続される第2自動開閉弁
と、第1自動開閉弁の下部と第2自動開閉弁の上部との
間に接続され、液体フラックスを保持することができる
液保持部と、第1自動開閉弁の開閉と第2自動開閉弁の
開閉とを自動的に交互に行なうように制御する制御部と
を備えたものである。
【0024】このように構成すると、常に液保持部の両
端の少なくとも一方が第1自動開閉弁又は第2自動開閉
弁によって閉鎖される。
【0025】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成において、所定時間内において、第1自動開閉
弁と第2自動開閉弁との開閉によって液保持部から液体
フラックス供給管に供給し得る液体フラックスの量が、
フラックス貯留タンクから混合ガスの供給によって消費
される液体フラックスの量より大きくなるように制御部
が制御するものである。
【0026】このように構成すると、液体フラックス供
給管内に液体フラックスが常時存在する。
【0027】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成において、制御部は第1自動開閉弁及び第2自
動開閉弁の開閉タイミングを所望のものに変更すること
ができるものである。
【0028】このように構成すると、フラックス供給装
置から供給する混合ガスの使用量の変動に応じてフラッ
クス貯留タンクに供給すべき液体フラックスの供給量を
容易に調整することができる。
【0029】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3のいずれかに記載の発明の構成において、第1自動
開閉弁又は第2自動開閉弁の閉状態から第2自動開閉弁
又は第1自動開閉弁の開状態に変化する間までに所定時
間経過するように制御部が制御するものである。
【0030】このように構成すると、液保持部の両端が
所定時間完全に閉鎖状態となる。
【0031】請求項5記載の発明は、ろう付装置にガス
フラックスと可燃性ガスとの混合ガスを供給するための
フラックス供給装置であって、液体フラックスを貯留す
るためのフラックス貯留タンクと、フラックス貯留タン
クに貯留された液体フラックスに対して可燃性ガスを吹
込むためのガス吹込み管と、フラックス貯留タンクに液
体フラックスを供給するための管であって、その下方端
部がガス吹込み管の下方端部より上方に位置する液体フ
ラックス供給管と、液体フラックス供給管の上方に位置
し且つ下部が開放されている、液体フラックスを保有で
きる液補充部と、液体フラックス供給管の上部と液補充
部の下部との間に接続される回動弁と、回動弁を回動さ
せて、回動弁の弁体に形成された挿通孔を液体フラック
ス供給管と液補充部とに交互に連通させるように制御す
る制御部とを備えたものである。
【0032】このように構成すると、液補充部と液体フ
ラックス供給管とが導通状態となることはない。
【0033】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明の構成において、所定時間内において回動弁の回動に
よって挿通孔から液体フラックス供給管に供給し得る液
体フラックスの量が、フラックス貯留タンクからの混合
ガスの供給によって消費される液体フラックスの量より
大きくなるように制御部が制御するものである。
【0034】このように構成すると、液体フラックス供
給管内に液体フラックスが常時存在する。
【0035】請求項7記載の発明は、ろう付装置にガス
フラックスと可燃性ガスとの混合ガスを供給するための
フラックス供給装置の液体フラックス供給方法であっ
て、液体フラックスを貯留する貯留タンクに対して上方
に位置する液補充部に保有された液体フラックスを両端
が自動的に交互に開閉状態となる液保持部を介して貯留
タンクに供給するものである。
【0036】このように構成すると、貯留タンクの圧力
変動が液補充部に影響しない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、液保持部の両端の少なくとも一方が常に閉鎖され
るので、フラックス貯留タンク内に圧力変動が生じても
液補充部に影響を与えることがなく、安定した液体フラ
ックスのフラックス貯留タンクへの供給が可能となる。
そのため、フラックス貯留タンクに貯留されている液体
フラックスの液面の変動が少なくなる。
【0038】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の効果に加えて、液体フラックス供給管内に液体フラ
ックスが常時存在するため、混合ガスの使用量の変動が
生じてもフラックス貯留タンクに貯留されている液体フ
ラックスの液面は変動しない。従って、混合ガスを常に
安定した状態でろう付装置に供給することができ、装置
の信頼性を向上する。
【0039】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明の効果に加えて、フラックス貯留タンクへの液体フラ
ックスの供給量を消費される混合ガスの量に応じて容易
に調整できるため、使い勝手が向上する。
【0040】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、液保持部
の両端が所定時間完全に閉鎖状態となるため、タンク内
の圧力変動による液補充部への影響が完全に遮断される
ので、より信頼性の高い装置となる。
【0041】請求項5記載の発明は、液補充部と液体フ
ラックス供給管とが導通状態とはならないので、フラッ
クス貯留タンク内や液補充部内に圧力変動が生じても安
定した液体フラックスのフラックス貯留タンクへの供給
が可能となる。そのため、フラックス貯留タンクに貯留
されている液体フラックスの液面の変動が少なくなる。
【0042】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明の効果に加えて、液体フラックス供給管内に液体フラ
ックスが常時存在するため、混合ガスの使用量の変動が
生じてもフラックス貯留タンクに貯留されている液体フ
ラックスの液面は変動しない。従って、混合ガスを常に
安定した状態でろう付装置に供給することができ、装置
の信頼性を向上する。
【0043】請求項7記載の発明は、貯留タンクの圧力
変動が液補充部に影響しないので、安定した液体フラッ
クスの供給が可能となる。そのため、フラックス貯留タ
ンクに貯留されている液面の変動が少なくなる。
【0044】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施の形
態によるフラックス供給装置の概略構成を示した図であ
る。
【0045】図を参照して、フラックス貯留タンク11
はボトル形状を有しており、その胴部12には内部に貯
留されている液体フラックス15の液面位置等を確認す
るための覗き窓13が取付けられている。胴部12の上
方の開口には蓋14が取付けられ外方からフラックス貯
留タンク11内部を遮断している。
【0046】蓋14の中央部にはガス吹込み管18が取
付けられており、ガス吹込み管18には、図示しない可
燃性ガスボンベからの可燃性ガスを供給するためのガス
配管19が接続されている。又、蓋14の他の部分には
フラックス貯留タンク11内で発生した混合ガスを図示
しない自動ろう付装置等に供給するための送出口21が
取付けられ、送出口21に混合ガスを供給するための混
合ガス配管20が接続されている。尚、このフラックス
供給装置の周辺装置等は、従来例として図4に示したも
のと基本的に同一である。
【0047】さらに、蓋14の他方部分にはフラックス
貯留タンク11に液体フラックスを供給するための管で
あって、その下方端部がガス吹込み管18の下方端部よ
り上方に位置する液体フラックス供給管17が取付けら
れている。液体フラックス供給管17の上方部には、補
給用の液体フラックス15が充填されている補給タンク
25が倒立状態に配置されている。
【0048】補給タンク25の下方部の開口部26には
第1配管41を介して第1手動弁31が接続されてい
る。第1手動弁31の下部には第2配管42が接続され
ており、第2配管42はその操作によって脱着自在とさ
れるカムロック継手32に接続されている。カムロック
継手32の下部は第3配管43を介して第1電磁弁33
が取付けられている。第1電磁弁33の下部には第4配
管44を介して第2電磁弁34が接続されている。第2
電磁弁34の下部には第5配管45を介して第2手動弁
35が接続されており、第2手動弁35は上述の液体フ
ラックス供給管17に接続されている。
【0049】ここで第1手動弁31及び第2手動弁35
は手動によって開閉自在とされるものである。一方、第
1電磁弁33及び第2電磁弁34は一般にボール弁が採
用されており、その開閉動作は制御部28によって所定
のタイミングで制御されているが、この開閉タイミング
については後述する。尚、第1電磁弁33及び第2電磁
弁34に代えて空気作動弁による自動開閉機構を採用し
ても良い。
【0050】次に、図2を参照してこの実施の形態によ
るフラックス供給装置の動作原理について説明する。
【0051】図2は図1の構造を簡略化して図示したも
のである。すなわち液補充部49は、図1の補給タンク
25、開口部26、第1配管41、第1手動弁31及び
第2配管42を包括して表したものである。又、液保持
部50は、図1において第4配管44に相当するもので
あり、液供給部51は、図1の第5配管45、第2手動
弁35及び液体フラックス供給管17を包括して表示し
たものである。図3は図1で示した第1電磁弁33及び
第2電磁弁34の開閉タイミングを示したタイムチャー
ト図である。
【0052】図2の(1)は第1の使用状態を示してい
る。すなわち、この状態においては第1電磁弁33及び
第2電磁弁34がいずれも閉状態となっている。この状
態ではガス吹込み管18を介して可燃性ガスがフラック
ス貯留タンク11の液体フラックス15に放出され、フ
ラックス貯留タンク11内で発生した液体フラックス1
5から気化したガスフラックスと供給された可燃性ガス
との混合ガスが送出口21を介してろう付装置等に供給
されている。
【0053】この場合、フラックス貯留タンク11の液
体フラックス15はその気化によってその液面が下がろ
うとするが、液供給部51内には液体フラックス15が
保持されており、これが供給される。そのため、液供給
部51内部には、下端からガスフラックスが侵入するこ
とによって生じる気泡が発生して第3空間57が徐々に
拡大する。このようにしてフラックス貯留タンク11の
液体フラックス15の液面は、一定状態に保持される。
この状態は図3で言えばの状態である。
【0054】次に所定時間が経過すると図2の(2)の
状態に移行する。すなわち、第2電磁弁34は閉状態を
保ったままで第1電磁弁33のみが開状態に変化する。
これによって図2の(1)に示されていた液保持部50
の上部に生じた第2空間56は、気泡61となって液補
充部49内の液体フラックス15内を上昇する。そして
液補充部49の第1空間55に気泡61が吸収されるこ
とになる。
【0055】この状態において液供給部51内において
は、図2の(1)と同様にフラックス貯留タンク11内
の液体フラックス15の消費に伴って気泡59が発生
し、第3空間57が徐々に拡大した状態となっている。
そのためこの状態においても、フラックス貯留タンク1
1の液体フラックス15の液面レベルは一定に保たれて
いる。この状態は図3で言えばの状態である。
【0056】更に所定時間が経過すると図2の(3)の
状態に移行する。すなわち、この状態においても第2電
磁弁34は閉状態を保ったままであるが、第1電磁弁3
3は開状態から閉状態に変化する。この状態では図2の
(1)で示したような液保持部50内には第2空間56
が生じることなく、すべて液体フラックス15が充填さ
れた状態となっている。フラックス貯留タンク11内部
にあっては液供給部51内に液体フラックス15が残存
している状態であるので、上述のように第3空間57は
拡大するもののフラックス貯留タンク11の液体フラッ
クス15の液面レベルは一定に保たれている。この状態
は図3で言えばの状態である。
【0057】更に所定時間が経過すると図2の(4)の
状態に移行する。この状態においては第1電磁弁33は
閉状態を保ったままであるが、第2電磁弁34は閉状態
から開状態に変化する。すると液保持部50と液供給部
51とは同通状態となるため、図2の(3)で示した液
供給部51の上部における第3空間57は、気泡62と
なって上方に移動し第2空間56を形成する。この状態
になると液供給部51内に液体フラックス15が完全に
充填された状態となり、フラックス貯留タンク11の液
体フラックス15の使用による気泡59は発生するもの
の、フラックス貯留タンク11の液体フラックス15の
液面レベルは一定に保たれた状態が続くことになる。こ
の状態は図3で言えばの状態である。
【0058】更に所定時間が経過すると、第1電磁弁3
3は閉状態を保ったままで第2電磁弁34が開状態から
閉状態に戻る。すなわち、この状態は図2の(1)に示
した状態となる。このように図2の(1)から(4)ま
での変化を繰り返すことによって、フラックス貯留タン
ク11の液体フラックス15の液面レベルは常に一定に
保たれることになる。
【0059】この繰り返しの1サイクルの期間をTとす
ると、図3に示しているように第1電磁弁33である弁
Aの開状態から閉状態までの時間をTaとし、弁Aの閉
状態から第2電磁弁34である弁Bが開状態となるまで
に要する時間をTとし、弁Bの開状態から閉状態まで
に要する時間をTbとし、弁Bの閉状態から弁Aが開状
態になるまでに要する時間をTとすると、T=Ta+
+Tb+T となる。又図3においてハッチングに
よって弁A及び弁Bの開状態が示されているように、弁
Aと弁Bとが同時に開状態となることはない。従ってフ
ラックス貯留タンク11内において圧力変動が生じて
も、その影響は液補充部49に影響することはない。
又、弁A及び弁Bの開閉状態の間隔やタイミングは図1
で示した制御部28によって自在に調整することができ
る。従ってフラックス供給装置から供給する混合ガスの
使用量の変化に応じてそれらの開閉のタイミングを調整
することによって、常にフラックス貯留タンク11の液
体フラックス15の液面レベルを一定に保つことが可能
となる。
【0060】具体的には、図2の作動原理から明らかな
ようにフラックス貯留タンク11の液体フラックス15
の単位時間の消費量に対して、第1電磁弁33及び第2
電磁弁34の開閉タイミングによって定まる液保持部5
0から液供給部51に供給し得る液体フラックス15の
量が大きければ、液供給部51内には少なくとも液体フ
ラックス15が常時保留された状態が保たれる。すなわ
ち、液保持部50の容積は、1サイクル期間Tにおける
液体フラックス15の消費量に相当する容積以上に設定
しておけば良いことになる。従ってこのように第1電磁
弁33及び第2電磁弁34の開閉タイミングを調整する
ことによって、フラックス貯留タンク11の液体フラッ
クス15の液面レベルを常に一定とすることが可能とな
る。
【0061】この作動原理から液保持部50の容積は必
ずしも大きくする必要はなく、第1電磁弁33及び第2
電磁弁34の開閉タイミングを変化させることによって
液供給部51への液体フラックスの供給量を調整するこ
とが容易となる。
【0062】さらに、上記の実施の形態においては、図
3に示したように弁A及び弁Bのいずれも閉鎖状態であ
るT及びTの期間をとっているがこれは装置の作動
の信頼性を高めるものであり、必ずしも必要なものでは
ない。そして、この期間を無くしたりより短くすること
によって、1サイクルの期間を短くすることが可能とな
り、液保持部50から液供給部51への液体フラックス
の供給量をより増加させることができる。
【0063】尚、上記の実施の形態では、液保持部は第
4配管44となっているが、これに代えてボトル形状等
の他の形状の容器を採用しても良い。
【0064】又、上記の実施の形態では、フラックス貯
留タンク11と補給タンク25との間を配管で接続して
いるが、これに代えてホース状のものを用いても良い。
【0065】更に、上記の実施の形態では、液体フラッ
クス供給管17の下端は水平面に整列されているが、ガ
ス吹込み管18のように斜めにカットしたものでも良
い。
【0066】図4はこの発明の第2の実施の形態による
フラックス供給装置の概略構成を示した図である。
【0067】図を参照して、この実施の形態が第1の実
施の形態と異なる点は、先の第1の実施の形態における
第3配管43と第5配管45との間に接続されていた、
第1電磁弁33、第4配管44及び第2電磁弁34の代
わりに回動弁52を設けた点である。この回動弁52は
制御部28によってその回転速度や回転方向等が制御さ
れるモーター53によって駆動されるものである。これ
以外の点は先の第1の実施の形態と同一であるためここ
での説明は繰り返さない。
【0068】図5は図4で示した回動弁52を模式的に
表した図であって使用状態における変化を示した図であ
る。
【0069】図5の(1)を参照して、回動弁52は、
紙面を貫通する方向の軸を中心として回動するボール状
又は円盤状の弁体58と弁体58を保持する弁箱54と
から構成されている。弁体58には両端を開放とするL
字状挿通孔60が形成されている。図5の(1)におい
てはL字状挿通孔60の一方が第3配管43に面してお
り、一方が弁箱54に面して閉鎖状態となっている。
【0070】この状態にあっては、第3配管43に保有
されているフラックス15は弁体58のL字状挿通孔6
0を充填することになる。一方、第5配管45は、弁体
58のL字状挿通孔60が形成されていない面に面して
おり、その状態で保有するフラックス15の上に第3空
間57が形成されている。
【0071】この状態から図5の(2)に示しているよ
うに、弁体58はモーター53の駆動によって時計方向
回りに約45°回転する。この状態にあってはL字状挿
通孔60の両端はいずれも弁箱54の閉鎖面に面してお
り、第3配管43及び第5配管45のいずれとも連通状
態とはなっていない。
【0072】この状態から更に弁体58が時計方向回り
に約45°回転すると、図5の(3)の状態に変化す
る。この状態になると弁体58に形成されているL字状
挿通孔60の他方端は第5配管45に面しこれと連通状
態となる。これによって、図5の(2)で示されていた
第5配管45内に形成されている第3空間に保有されて
いるガスは、挿通孔60を上昇しその上部に第2空間5
6を形成することになる。
【0073】次に、この状態から弁体58を反時計方向
回りに回転させて図5の(2)の状態を経由して図5の
(1)の状態に弁体58を戻す。すると、弁体58のL
字状挿通孔60に形成された第2空間56に保有された
ガスは、第3配管43を介してその中に保有されている
液体フラックス内を気泡となって上昇し、補給タンク2
5内の空間に放出されることになる。
【0074】このようにして第3配管43と第5配管4
5とを完全に遮断した状態で、弁体58のL字状挿通孔
60に保有された液体フラックス15を確実にフラック
ス貯留タンク11内に補給することが可能となる。尚、
この補給の最大量は、弁体58の回動サイクルとそのL
字状挿通孔60の容積とによって定まるものである。
【0075】ところで、上記の実施の形態においては弁
体58を時計方向回りと反時計方向回りとに交互に反転
させて制御しているが、いずれか一方方向にのみ連続的
に回転させるようにしても同様の効果を奏する。
【0076】図6はこの発明の第3の実施の形態による
フラックス供給装置に用いられる回動弁の弁体の概略構
造を示した図である。
【0077】この実施の形態における回動弁52の弁体
58には、その中心から三方に放射状に伸びて開口端と
する放射状挿通穴63が形成されている。このように弁
体58を構成し紙面を貫通する方向を軸としてこれを一
方向に回転させると、第3配管43と第5配管45とを
完全に遮断した状態で放射状挿通孔63に保有された一
定量の液体フラックスを、第3配管43から第5配管4
5に供給することが可能となる。
【0078】図7はこの発明の第4の実施の形態による
フラックス供給装置に用いられる回動弁の弁体の概略構
成を示した図である。
【0079】図を参照して、弁体58には一方のみ開放
端となっている直線状挿通孔64が形成されている。こ
のため弁体58を紙面を貫通する方向を軸としてこれを
中心に所定方向に回転させると、第3配管43と第5配
管45とを完全に遮断した状態で直線状挿通孔64に保
有された液体フラックスを第3配管43から第5配管4
5に供給することが可能となる。
【0080】以上のように弁体58に形成する挿通穴は
種々の形状のものが考えられるが、少なくとも1つの開
放端を有し且つ第3配管43と第5配管45とをどの回
転位置においても連通状態としないような構造であれ
ば、同様の効果を奏することは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態によるフラックス
供給装置の概略構成を示した図である。
【図2】図1で示したフラックス供給装置の動作原理を
説明するための図である。
【図3】図2で示した第1電磁弁及び第2電磁弁の開閉
タイミングを示したタイムチャート図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態によるフラックス
供給装置の概略構成を示した図である。
【図5】図4で示した回動弁52の概略構造を示した模
式図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態によるフラックス
供給装置に用いられる回動弁の概略構造を示した模式図
である。
【図7】この発明の第4の実施の形態によるフラックス
供給装置に用いられる回動弁の概略構造を示した模式図
である。
【図8】従来のフラックス供給装置の概略構成を示した
図である。
【符号の説明】
11…フラックス貯留タンク 15…液体フラックス 17…液体フラックス供給管 18…ガス吹込み管 25…補給タンク 28…制御部 33…第1電磁弁 34…第2電磁弁 44…第4配管 49…液補充部 50…液保持部 51…液供給部 52…回動弁 53…モーター 58…弁体 60…L字状挿通孔 63…放射状挿通孔 64…直線状挿通孔 76…自動ろう付装置 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ろう付装置にガスフラックスと可燃性ガ
    スとの混合ガスを供給するためのフラックス供給装置で
    あって、 液体フラックスを貯留するためのフラックス貯留タンク
    と、 前記フラックス貯留タンクに貯留された液体フラックス
    に対して可燃性ガスを吹込むためのガス吹込み管と、 前記フラックス貯留タンクに液体フラックスを供給する
    ための管であって、その下方端部が前記ガス吹込み管の
    下方端部より上方に位置する液体フラックス供給管と、 前記液体フラックス供給管の上方に位置し且つ下部が開
    放されている、液体フラックスを保有できる液補充部
    と、 前記液補充部の下部に接続される第1自動開閉弁と、 前記液体フラックス供給管の上部に接続される第2自動
    開閉弁と、 前記第1自動開閉弁の下部と前記第2自動開閉弁の上部
    との間に接続され、液体フラックスを保持することがで
    きる液保持部と、 前記第1自動開閉弁の開閉と前記第2自動開閉弁の開閉
    とを自動的に交互に行なうように制御する制御部とを備
    えた、フラックス供給装置。
  2. 【請求項2】 所定時間内において、前記第1自動開閉
    弁と前記第2自動開閉弁との開閉によって前記液保持部
    から前記液体フラックス供給管に供給し得る液体フラッ
    クスの量が、前記フラックス貯留タンクからの混合ガス
    の供給によって消費される液体フラックスの量より大き
    くなるように前記制御部は制御する、請求項1記載のフ
    ラックス供給装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記第1自動開閉弁と前
    記第2自動開閉弁との開閉のタイミングを変更すること
    ができる、請求項2記載のフラックス供給装置。
  4. 【請求項4】 前記第1自動開閉弁又は前記第2自動開
    閉弁の閉状態から前記第2自動開閉弁又は前記第1自動
    開閉弁の開状態に変化する間までに所定時間経過するよ
    うに前記制御部は制御する、請求項1から請求項3のい
    ずれかに記載のフラックス供給装置。
  5. 【請求項5】 ろう付装置にガスフラックスと可燃性ガ
    スとの混合ガスを供給するためのフラックス供給装置で
    あって、 液体フラックスを貯留するためのフラックス貯留タンク
    と、 前記フラックス貯留タンクに貯留された液体フラックス
    に対して可燃性ガスを吹込むためのガス吹込み管と、 前記フラックス貯留タンクに液体フラックスを供給する
    ための管であって、その下方端部が前記ガス吹込み管の
    下方端部より上方に位置する液体フラックス供給管と、 前記液体フラックス供給管の上方に位置し且つ下部が開
    放されている、液体フラックスを保有できる液補充部
    と、 前記液体フラックス供給管の上部と前記液補充部の下部
    との間に接続される回動弁と、 前記回動弁を回動させて、前記回動弁の弁体に形成され
    た挿通穴を前記液体フラックス供給管と前記液補充部と
    に交互に連通させるように制御する制御部とを備えた、
    フラックス供給装置。
  6. 【請求項6】 所定時間内において、前記回動弁の回動
    によって前記挿通孔から前記液体フラックス供給管に供
    給し得る液体フラックスの量が、前記フラックス貯留タ
    ンクからの混合ガスの供給によって消費される液体フラ
    ックスの量より大きくなるように前記制御部は制御す
    る、請求項5記載のフラックス供給装置。
  7. 【請求項7】 ろう付装置にガスフラックスと可燃性ガ
    スとの混合ガスを供給するためのフラックス供給装置の
    液体フラックス供給方法であって、 液体フラックスを貯留する貯留タンクに対して上方に位
    置する液補充部に保有された液体フラックスを、両端が
    自動的に交互に開閉状態となる液保持部を介して前記貯
    留タンクに供給する、液体フラックス供給方法。
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