JP2002028324A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2002028324A JP2000216716A JP2000216716A JP2002028324A JP 2002028324 A JP2002028324 A JP 2002028324A JP 2000216716 A JP2000216716 A JP 2000216716A JP 2000216716 A JP2000216716 A JP 2000216716A JP 2002028324 A JP2002028324 A JP 2002028324A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球切れ検出装置に球崩しの機能を備えさせる
ことにより、球詰りを起こすことなく球タンク内のパチ
ンコ球を球導出口からスムーズに流出させることができ
るようなパチンコ機を提供する。 【解決手段】 球払出装置8にパチンコ球を供給する貯
留部5に球切れ検出装置22を設けたパチンコ機におい
て、前記球切れ検出装置22に球崩し機能を備えたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球払出装置にパチ
ンコ球を供給する貯留部に球切れ検出装置を設けたパチ
ンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機の裏面上部にはパチン
コ球を貯留するための球タンクが装着され、該球タンク
は、上面が開口する平面略長方形の箱形に形成され、底
壁が一方に傾斜し、その傾斜下部に球誘導樋の幅とほぼ
等しい開口幅の球導出口を形成しており、さらに該球導
出口縁と後面壁との間に後面壁を膨出させて球崩し部が
形成されていた。そして、球タンクのパチンコ球は、固
定的な球崩し部によって底壁に開設した球導出口の球圧
を調整して球誘導樋を介して球払出装置に導かれるよう
になっている。
【0003】また、球タンクの底壁に、貯留部のパチン
コ球の重量によって揺動する検知板と該検知板の揺動に
よって作動する検出スイッチからなる球切れ検出装置が
面一に設けられ、球タンクのパチンコ球が減少して検知
板が揺動すると検出スイッチがオンして信号を出し、補
給経路から球タンクにパチンコ球を補給するようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
球タンクにあっては、後面壁を膨出させた球崩し部によ
り球タンクの貯留量が少なくなるという問題があった。
また、固定的な球崩し部によってのみ球導出口の球圧を
調整するため、球噛み,球詰り現象を確実になくすこと
ができなかった。また、球切れ検出装置は単に貯留部の
球切れを検出するだけであった。
【0005】そこで本発明は、球切れ検出装置に球崩し
の機能を備えさせることにより、球詰りを起こすことな
く球タンク内のパチンコ球を球導出口からスムーズに流
出させることができるようなパチンコ機を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、球払出装置にパチンコ球を
供給する貯留部に球切れ検出装置を設けたパチンコ機に
おいて、前記球切れ検出装置に球崩し機能を備えたこと
を特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記球切れ検出装置をユニット化し
て前記貯留部に着脱自在に設けたことを特徴とする。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記貯留部に段部を設けて球崩し部
を設けると共に、該球崩し部に球切れ検出装置を設けた
ことを特徴とする。
【0009】また、請求項4記載の発明は、請求項1な
いし3のいずれかに記載の発明において、前記球切れ検
出装置は、貯留部の底壁の開口から臨む検知板と、該検
知板の揺動によって作動されるスイッチとによって構成
され、検知板の軸支側を底壁と段差を設けるようにした
ことを特徴とする。
【0010】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載の発明において、前記検知板の上流側端部をパチンコ
球を振分ける誘導傾斜面としたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面を参照して説
明する。図1は本発明に係るパチンコ機の裏面図であ
る。図において、1はパチンコ機の前面枠、2は前面枠
1の後面に着脱自在に取付けられる遊技盤であって、該
遊技盤2の裏面には合成樹脂によりほぼ方形状に成形さ
れた機構板3が装着されている。
【0012】この機構板3のほぼ中央に、窓部4が開設
されており、該窓部4の上方にパチンコ球を貯留する球
タンク5が取付けられる。また、球タンク5の下方には
該球タンク5のパチンコ球を整列して導き出す球誘導樋
6が設けられており、該球誘導樋6はパチンコ球が自然
流下するように傾斜して取付けられる。そして、該球誘
導樋6の下流端は、屈曲樋7を介して球払出装置8に接
続されており、さらに球払出装置8の下方には、払出さ
れたパチンコ球を前面枠1の前面の打球供給皿(図示せ
ず)へ導くための排出樋9が形成される。また、窓部4
の下方には入賞球集合部10が形成されており、該入賞
球集合部10に連通して集められた入賞球を1個ずつ排
出処理する入賞球排出処理装置11が設けられている。
【0013】前記球誘導樋6は、図4および図5に示す
ように、中央に下方に向うにしたがって高くなるように
形成された仕切り壁12,12によって誘導通路13
a,13b,13cを構成し、パチンコ球が三列に整列
して流下するようになっている。なお、図上誘導通路1
3c側に段差を介して補助通路を形成しているがスペー
サーSにより補助通路の上流部を閉塞して球圧を調整し
ている。
【0014】前記球タンク5は、図2ないし図5に示す
ように上面が開口する平面略長方形の箱形に形成され、
機構板3に接する後面壁14と、該後面壁14に対向す
る前面壁15と、左側壁16と右側壁17および底壁1
8とで貯留部を構成している。そして、左側壁16端部
であり、かつ前後巾のほぼ中央に球誘導樋6の上流端部
分に対応する長方形状の球導出口19が開設され、後面
壁14の下流端を内方に膨出して球崩し部20を形成し
ている。前記底壁18は、該球導出口19に向かって緩
やかに下傾しており、前記球導出口19は、球崩し部2
0側であり誘導通路13a側に位置する開口面積を小さ
くするように上流側開口端を狭くした段状に形成してい
る。該球崩し部20は、パチンコ球のほぼ1個程度の高
さを有し、上面は球導出口19に向う傾斜面とし、上流
側側壁は球導出口にパチンコ球を誘導する傾斜面として
いる。また、該球崩し部20の上流側に位置して球タン
ク5の長手方向に沿う長方形の開口21を設け、該開口
21に球切れ検出装置22を装着している。
【0015】前記球切れ検出装置22は、図6および図
7に示すように球タンク5の開口21に下方から臨む検
知板24と、該検知板24の後端を回動自在に軸支して
景品球タンク5の底壁18裏側に固着される取付部材2
5と、前記検知板24の回動によって作動されるメカス
イッチ方式のスイッチ26とによって大略構成される。
なお、スイッチ26はメカスイッチ方式に限定されるこ
となく、光電式スイッチ、磁気近接センサ等でもよい。
【0016】前記検知板24は、開口21とほぼ同じ大
きさ形状に形成されて底壁18の一部を構成している。
また、図6において開口21の右側縁に位置する検知板
24の後端下面に軸挿通孔27を有する軸筒部28を形
成し、開口21の左側縁に位置する検知板24の先端部
分には、底壁18の下面に突設して検知板24の回動範
囲を規制するストッパ片29を一体に設けている。
【0017】前記取付部材25は、図7に示すように検
知板24とほぼ同じ横幅寸法に形成され、検知板24の
軸筒部28を上面から臨ませる断面L字形の軸受部30
と垂直状の前面板部31とによってそれぞれ前後両側面
で開口する平面コ字形の凹部32を設けている。この凹
部32は、前記スイッチ26の取付部となるもので、そ
れぞれの凹部32の奥端面に突設した2本の突起33,
33にスイッチ26に設けられた孔34,34を嵌めて
該スイッチ26を凹部32に保持するようにしている。
また、前記軸受部30は、前後両側に軸孔36,36を
設けた支持壁35,35を有し、一方の支持壁35に相
対して凹溝37を有する係止壁38が設けられている。
【0018】前記取付部材25には、軸受部30から後
方に延びる取付片39が一体に形成されており、該取付
片39の先端上面に筒状嵌合部40と該筒状嵌合部40
の中心に位置するねじ挿通孔41を設けている。また、
取付部材25の前面板部31の前面には、上下に間隔を
離して複数の挟持片42,43を突設し、該上下の挟持
片42,43によって前面で開口する横方向の挟持溝4
4を形成している。そして、検知板24の軸筒部28を
取付部材25の軸受部30に臨ませた後、該軸受部30
の軸孔36,36と軸筒部28の軸挿通孔27に軸ピン
45を挿通して、該軸ピン45の抜止め頭部の環状溝4
6を前記係止壁38の凹溝37に係止し、検知板24を
取付部材25に回動自在に軸支し球切れ検出装置22を
構成する。
【0019】一方、前記球タンク5の底面裏側には図6
に示すように開口21の左側辺近くであり、かつ開口2
1の短手方向を跨ぐようにコ字形の係止枠47を設ける
と共に、該開口の右側辺近くに中心にねじ孔を有する突
起49を設けている。また、開口21の長手方向の前後
側辺に沿って抑止片50と突出壁51を設けている。前
記抑止片50は、球切れ検出装置22を球タンク5の底
面裏側に固着した状態でスイッチ26の側面にそれぞれ
当接するようにその位置が選ばれ、前記突出壁51は、
軸ピン45の端部に対向するようにその位置が選ばれ
る。
【0020】前記球切れ検出装置22の取付けは、まず
検知板24を係止枠47の側方より挿入して球タンク5
の開口21に下方から臨ませる。そして、取付部材25
の先端挟持溝44を係止枠47の水平部に挟挿させると
共に、筒状嵌合部40を突起49に嵌合し、しかる後に
ねじ挿通孔41から突起49のねじ孔にねじ52を螺合
して締着を施こす。これによって、球切れ検出装置22
を球タンク5に対して1本のねじ52で固着することが
でき、面倒なねじ止め作業を少なくすることができて取
付け作業を容易かつ簡略化することが可能となる。
【0021】このように取付けられた球切れ検出装置2
2は、貯留部にパチンコ球が所定量以上である場合に
は、検知板24が貯留部のパチンコ球の重力によって下
側に回動してスイッチ26がON状態になっている。そ
して、パチンコ球が所定量より減少した場合には、検知
板24が重力の消失によって上側に回動するため、スイ
ッチ26がOFF状態となり、図示しない補給装置から
球タンク5へパチンコ球が補給される。
【0022】また、前記スイッチ26は、球切れ検出装
置22を球タンク5に取付けた状態でその側面に抑止片
50が当接し、これによって該スイッチ26をねじ止め
することなく取付部材25の凹部32に確実に保持させ
ることができ、スイッチ26の取付け作業が容易とな
る。
【0023】さらに、前記検知板24を回動自在に軸支
する軸ピン45は、球切れ検出装置22を球タンク5に
取付けた状態でこれの端部に突出壁51が対向して抜止
めが施こされるため、該軸ピン45は、従来のようにE
リングの嵌着による抜止めを施こす必要がなくなるた
め、コストの軽減を図ることが可能となり、検知板24
の軸支作業が非常に容易となる。なお、検知板24は導
電性素材を混合した合成樹脂により成形して球タンク5
内のパチンコ球の静電気を除去するようにしてもよく、
さらにアルミ合金等のダイカストまたはマグネシウムを
チクソーモールディングで成形してもよい。
【0024】しかして、前記検知板24は、図8および
図9に示すように開口21から球タンク5の貯留部に突
出して臨み、その上面は底壁18の中央に向うように傾
斜して形成されている。一方、検知板24の軸支側側端
面は、底壁18の中央に向い球導出口19に誘導する傾
斜面24aとしている。また、開口21部の底壁18が
下流側のみに傾斜しているため、軸支側側端面は後面壁
14が底壁18から最も突出し、前面壁15側に向うに
従い徐々に突出度が小さくなっている。なお、検知板2
4は、底壁18からほぼパチンコ球半球程度突出して臨
むのが好ましく、本実施の形態において軸支側が3〜4
mm程底壁18から突出している。
【0025】上記のように構成される球タンク5に貯留
されるパチンコ球は、図3に示すように球タンク5の底
壁18の傾斜によって同図矢印のように流下し、後面壁
14側の底壁18を流下するパチンコ球は検知板24の
傾斜壁面24aにより底壁18中央に誘導され球導出口
19に向って流下する。また、その上段のパチンコ球は
検知板24を押圧しつつ球崩し部20の側壁傾斜面によ
り球導出口19にパチンコ球を誘導するも、最下部のパ
チンコ球が検知板24の傾斜壁面24aによりブレーキ
をかけられた状態となり、球圧がかなり弱められる。
【0026】このように、本発明は球切れ検出装置22
の検知板24が底壁18より段差を有して設けられてい
るので、該球切れ検出装置22が球崩しの機能を有する
ことになり、球圧が一気に球導出口19に掛からないよ
うに分散することができ、球導出口19での球詰りを防
止することができる。なお、本実施の形態において、本
願の球切れ検出装置22および別途球崩し部20を設け
るようにしてより球詰りを防ぐようにしたが、本願の球
切れ検出装置22のみで球崩しを行うようにしてもよ
い。
【0027】また、図10ないし図12は球タンクの他
の実施の形態を示し、球導出口19の後面壁14側の底
壁18aを段差54をもって形成し、該底壁18aに球
切れ検出装置22を設けている。なお、上記実施の形態
と同じ構成要素には同符号を付して説明する。該底壁1
8aの段差54は約3mmの高さを有しており、底壁1
8aに位置するパチンコ球と底壁18のパチンコ球の球
心の高さとずらすようにして、球崩し部の役割をなして
いる。
【0028】上記構成の球タンク5のパチンコ球は、底
壁18の傾斜によって図10矢印のように流下する。こ
のとき図11に示すように前記段差54によりパチンコ
球B1,B2の球心Oの高さ位置がずれ、下段のパチン
コ球B1により上段のパチンコ球B2が斜め上方に動く
三次元的な動きが可能となり、下段のパチンコ球B1が
球導出口19に向って優先的に流下する。また、底壁1
8aのパチンコ球は、前記実施の形態において説明した
ように、底壁18aの開口21から突出した検知板24
の傾斜面24aにより球導出口19に誘導される。この
ため、球導出口19に球圧が集中することがなく、球導
出口19付近でひしめき合って球噛み,球詰りを起こす
こともなくなる。また、検知板24の球導出口19側縁
部にリブを設け、検知板24上のパチンコ球が直接的に
球導出口19に流入し難くして、球導出口19に掛かる
球圧を減少させるようにしてもよい。
【0029】なお、段差54を介して上段の底壁18a
を、下段の底壁18に向って緩やかに下傾させるように
して、傾斜方向を異ならせるようにしてもよい。また、
本実施の形態において段差54を設けた底壁18aは、
球タンク5の長手方向全長に亘って設けるようにした
が、この長さに限られることなく、そのときは上流側端
部を上流から下流に向う傾斜面とするのが好ましい。
【0030】上記のように、底壁18より高い位置に球
切れ検出装置22を設けることにより、ある程度球タン
ク5にパチンコ球が貯留されている状態で球切れを検知
するため、1回に供給されるパチンコ球の球量が少なく
なり、一気に球導出口19に掛かることがなくなる。こ
のため、供給時に球導出口19で発生する球詰りを防止
することができる。
【0031】また、図13および図14に示すように、
球切れ検出装置22を球導出口19の開口上流端に設け
るようにしてもよい。該球切れ検出装置22は、上流側
を軸支部として検知板24を開口21からパチンコ球の
半球程度突出するように設けている。この実施の形態の
球切れ検出装置22の検知板24の上流側は、パチンコ
球を前面壁16側に向って誘導する傾斜面24aとして
いる。この実施の形態によれば、球導出口19の長手方
向開口端の上流側のパチンコ球は、球導出口19の長手
方向側(右側壁側)の上流側開口縁から落下せず、前面
壁15側に迂回しながら球導出口19から流出する。こ
の際、検知板24により球タンク5を流下するパチンコ
球の球圧が緩和され、一気に球導出口19に球圧が掛か
らず、球圧が弱められて球導出口19の前後面壁14,
15側から落下するので、球導出口19で球詰りするこ
とがない。また、軸支側傾斜面24aを図13鎖線のよ
うに山形にして、球導出口19の上流側のパチンコ球を
該傾斜面により後面壁14または前面壁15側に迂回し
ながら球導出口19から流出させるようにしてもよい。
さらに、検知板24の前後面壁14,15側縁にリブを
設け、検知板24上のパチンコ球の流下を規制するよう
にしてもよい。
【0032】また、検知板24の上面をパチンコ球の検
知時に底壁18の傾斜と逆傾斜となるようにして、基本
的には検知板24の上面のパチンコ球は該傾斜により上
流側に流れようとさせたり、検知板24の上面を山形と
して検知板24上面のパチンコ球を前後面壁14,15
側に振分けたりするようにしてより球導出口19に球圧
が掛からなくすることができる。
【0033】また、本願の球切れ検出装置22を球タン
ク5と別体にユニット化して設けるようにしてもよい。
例えば図15および図16に示すように、球タンク5の
下流端に球誘導樋6の通路幅よりも大きい開口55を開
設し、該開口55を閉塞するように球切れ検出ユニット
56を設けている。該球切れ検出ユニット56は、底壁
57に開設した開口21に球切れ検出装置22を設ける
と共に、球導出口19を介して側壁を膨出した球崩し部
20を設けて、平面コ字型に形成され、球タンク5の前
後面壁14,15および左側壁16に掛け止めする掛け
止め片58を備えている。
【0034】上記構成の球タンク5は、前記開口55に
位置して球切れ検出ユニット56を臨ませ、掛け止め片
58を前後面壁14,15および左側壁16に掛け止め
るだけで簡単に取付けることができる。このとき、球タ
ンク5の底壁18と球切れ検出ユニット56の底壁57
が面一となるのが好ましい。このように球切れ検出装置
22をユニット化することで、球切れ検出装置22の組
付けが簡単となると共に、球導出口19の開口幅を自由
に調節することができる。なお、球崩し部20は必ずし
も球切れ検出ユニット56に備える必要はない。また、
該球切れ検出ユニット56に図15鎖線および図17に
示すように、球誘導樋6の仕切り壁12に対応した区画
壁59を一体に設けるようにしてもよい。該区画壁59
により貯留部の球圧を調整することができ、球導出口1
9の大きさを小さくしたり、球誘導樋6を上方に移動さ
せることができ、窓部4を大きくすることができる。
【0035】また、図18に示すように球タンク5に前
記区画壁59を設け、球導出口19を介して前後面壁1
4,15側の底壁18のそれぞれに球切れ検出装置2
2,22を設けるようにしてもよく、このようにするこ
とで、特にCR機のように球誘導樋6の誘導通路13
a,13bに対応して複数の球払出装置を備えた場合、
それぞれ誘導通路13a,13bのパチンコ球が独立し
て流下するため、どちらの球払出装置のパチンコ球が球
切れしたかがすぐに判明する。なお、このとき球切れ検
出装置22はユニット化されていなくてもよい。
【0036】なお、本発明の球タンクの構成は、上記実
施の形態に限定されるものではなく、貯留部を有する球
タンクと球誘導樋を一体に形成したもの、または機構板
の一部を利用して貯留部を形成したもの等形状・構造の
変更は可能である。また、球切れ検出装置22において
も貯留部の球切れを検出するものであるから、該球切れ
検出装置22を機構板側に設けるようにしてもよいのは
当然である。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、球タンクの球切れ検出装置に球
崩し機能を備えさせることにより、敢えて球崩し部を設
けることなく、球タンクのパチンコ球の球圧が一気に球
導出口に掛からないようにすることができ、該球導出口
でパチンコ球がひしめき合って球噛みが起きるような事
態を確実に解消してパチンコ球をスムーズに流出させる
ことができる。それに伴って球誘導樋を上方に移動させ
ることができ、窓部を大きくすることができ、表示装置
および遊技を制御する基盤ボックスの大型化に対応する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の裏面図である。
【図2】本実施例に係る球タンクの斜視図である。
【図3】図2の球タンクの平面図である。
【図4】球タンク部分の正面断面図である。
【図5】図4の側断面図である。
【図6】球切れ検出装置部分の分解斜視図である。
【図7】球切れ検出装置の分解斜視図である。
【図8】球切れ検出装置部分の正面断面図である。
【図9】球切れ検出装置部分の側面断面図である。
【図10】他の実施の形態の球タンクの平面図である。
【図11】図10の側断面図である。
【図12】球切れ検出装置部分の側面断面図である。
【図13】他の実施の形態の球タンクの平面図である。
【図14】図13の球タンク部分の正面断面図である。
【図15】球切れ検出装置をユニット化した球タンクの
分解斜視図である。
【図16】図15の球タンクの平面図である。
【図17】他の実施の形態の球タンクの平面図である。
【図18】複数の球切れ検出装置を設けた球タンクの平
面図である。
【符号の説明】
5 球タンク(貯留部) 8 球払出装置 18 底壁 18a 底壁(球崩し部) 19 球導出口 20 球崩し部 21 開口 22 球切れ検出装置 24 検知板 24a 誘導傾斜面 26 スイッチ 54 段差 56 球切れ検出ユニット 57 底壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球払出装置にパチンコ球を供給する貯留
    部に球切れ検出装置を設けたパチンコ機において、 前記球切れ検出装置に球崩し機能を備えたことを特徴と
    するパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記球切れ検出装置をユニット化して前
    記貯留部に着脱自在に設けた請求項1記載のパチンコ
    機。
  3. 【請求項3】 前記貯留部に段差を設けて球崩し部を設
    けると共に、該球崩し部に球切れ検出装置を設けた請求
    項1記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】 前記球切れ検出装置は、貯留部の底壁の
    開口から臨む検知板と、該検知板の揺動によって作動さ
    れるスイッチとによって構成され、検知板の軸支側を底
    壁と段差を設けるようにした請求項1ないし3記載のパ
    チンコ機。
  5. 【請求項5】 前記検知板の上流側端部をパチンコ球を
    振分ける誘導傾斜面とした請求項4記載のパチンコ機。
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