JP2001170305A - パチンコ機の球タンク - Google Patents

パチンコ機の球タンク

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JP2001170305A
JP2001170305A JP2000286045A JP2000286045A JP2001170305A JP 2001170305 A JP2001170305 A JP 2001170305A JP 2000286045 A JP2000286045 A JP 2000286045A JP 2000286045 A JP2000286045 A JP 2000286045A JP 2001170305 A JP2001170305 A JP 2001170305A
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JP
Japan
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ball
ball tank
bottom wall
pachinko
tank
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Pending
Application number
JP2000286045A
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English (en)
Inventor
Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
Noriaki Matsuoka
憲明 松岡
Shuhei Kadoya
周平 門矢
Shinya Ogawa
慎也 小川
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Adachi Light Inc
Original Assignee
Adachi Light Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球導出口に掛かる球圧を効果的に緩和して、
球詰りを起すことなく球タンク内のパチンコ球を球導出
口からスムーズに流出させることができるようにする。 【解決手段】 上面が開口した箱状に形成され、底壁1
8に貯留されたパチンコ球を球誘導樋6に流出する球導
出口19を開設したパチンコ機の球タンク5において、
前記底壁18にパチンコ球の流下が規制される段部21
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の裏面
上方に設けられ、球払出装置で払出されるパチンコ球を
貯留する球タンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機の裏面には機構板が設
けられ、該機構板の上部に球払出装置で払出されるパチ
ンコ球を貯留するための球タンクが装着されている。ま
た、この球タンクに連接して球払出装置にパチンコ球を
整列して誘導する球誘導樋が設けられている。そして、
払出信号によって球払出装置を作動させて所定数のパチ
ンコ球を払出されると、それに伴い球タンクの底壁に開
設した球導出口から球誘導樋にパチンコ球が流出するよ
うになっている。
【0003】このため、球タンクのパチンコ球を球誘導
樋にスムーズに流出させる必要があり、従来の球タンク
は、上面が開口する平面略長方形の箱形に形成され、底
壁が一方に傾斜し、その傾斜下部に球誘導樋の幅とほぼ
等しい開口幅の球導出口を形成しており、さらに該球導
出口縁と後面壁との間に後面壁を膨出させて球崩し部が
形成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
球タンクにあっては、球タンクに供給されたパチンコ球
が、底壁の傾斜により直接球導出口に向い、しかも底壁
上のパチンコ球は、同一面で互いの球心で接触し合って
いるので、球タンク内のパチンコ球の球圧によって球噛
み,球詰り現象が発生し、該球タンク内のパチンコ球が
球導出口から流出し得なくなるという問題点を有してい
た。
【0005】そこで本発明は、球タンクの底壁に位置す
るパチンコ球の球心をずらして、球詰りを起すことなく
球タンク内のパチンコ球を球導出口からスムーズに流出
させることができるようなパチンコ機の球タンクを提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るパチンコ機の球タンクは、上面が開口
した箱状に形成され、底壁に貯留されたパチンコ球を球
誘導樋に流出する球導出口を開設したパチンコ機の球タ
ンクにおいて、前記底壁にパチンコ球の流下が規制され
る段部を設けたことを特徴とする。
【0007】また、前記段部を複数設けたことを特徴と
し、好ましくは段部の高さを異ならせるのがよい。
【0008】また、前記段部の高さをパチンコ球の半球
以下とするのが好ましく、球圧によっては該段部を乗り
越えるようにするのがよい。
【0009】前記段部は流下方向に沿って設けるのが好
ましく、該段部に沿ってパチンコ球が流下するようにし
て、該段部によりパチンコ球の球圧流勢を制御するのが
好ましい。
【0010】また、前記段部を介して底壁の傾斜方向を
異ならせるようにしてもよい。
【0011】上記構成により前記底壁のパチンコ球の球
心位置をずらすことができ、球圧が三次元的に影響する
ので球タンク内で球噛み,球詰りを起すことがない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面を参照して説
明する。図1は本発明に係る球タンクが装着されたパチ
ンコ機の裏面図である。図において、1はパチンコ機の
前面枠、2は前面枠1の後面に着脱自在に取付けられる
遊技盤であって、該遊技盤2の裏面には合成樹脂により
ほぼ方形状に成形された機構板3が装着されている。
【0013】この機構板3のほぼ中央に、窓部4が開設
されており、該窓部4の上方には本発明に係る球タンク
5が取付けられる。また、球タンク5の下方にはパチン
コ球を整列して導き出す球誘導樋6が設けられており、
該球誘導樋6はパチンコ球が自然流下するように傾斜し
て取付けられる。そして、該球誘導樋6の下流端は、屈
曲樋7を介して球払出装置8に接続されており、さらに
球払出装置8の下方には、払出されたパチンコ球を前面
枠1の前面の打球供給皿(図示せず)へ導くための排出
樋9が形成される。また、窓部4の下方には入賞球集合
部10が形成されており、該入賞球集合部10に連通し
て集められた入賞球を1個ずつ排出処理する入賞球排出
処理装置11が設けられている。
【0014】前記球誘導樋6は、中央に下方に向うにし
たがって高くなるように形成された整列壁12によって
誘導通路13a,13bを構成し、パチンコ球が二列に
なって流下するようになっている。
【0015】前記球タンク5は、図2ないし図5に示す
ように上面が開口する平面略長方形の箱形に形成され、
機構板3に接する後面壁14と、該後面壁14に対向す
る前面壁15と、左側壁16と右側壁17および底壁1
8とからなる。該底壁18は、図4に示すように左側壁
16に向かって緩やかに下傾しており、その下流端部で
あり、かつ前後巾のほぼ中央に球誘導樋6の上流端部分
に対応する長方形状の球導出口19が開設される。20
は後面壁14の下流端を内方に膨出して形成した球崩し
部である。
【0016】しかして、前記底壁18は、図3および図
4に示すように球導出口19の右側壁17側開口縁に向
い傾斜する底壁18aと球導出口19の前面壁15側開
口縁に向い傾斜する底壁18bとで構成されており、前
記底壁18aに該底壁18aと同じ傾斜角度であり後面
壁14に沿って一定の高さおよび幅を有する段部21を
設けて、一段高い底壁18cを形成している。該段部2
1は、球圧により移動可能なパチンコ球の半球以下が望
ましく本実施の形態において約3mmの高さを有してい
る。そして、段部21によって流下方向を規制し、底壁
18aのパチンコ球の球心Oと底壁18cのパチンコ球
の球心Oの高さ位置をずらすようにしている。
【0017】上記のように構成される球タンク5は、図
4および図5に示すように機構板3に設けられた取付凹
部3aに後面壁14を当てがってビス止め等の適宜手段
によって固着され、図示しない補給経路から補給される
パチンコ球が貯留される。そして、球払出装置8が作動
してパチンコ球が排出樋9に払出されると、球タンク5
に貯留されるパチンコ球は、球導出口19から球誘導樋
6に流出する。この際、球タンク5の底壁18の傾斜に
よって図4矢印のように流下するパチンコ球は、図3に
示すように前記段部21によりパチンコ球B1,B2の
球心Oの高さ位置がずれ、下段の底壁18aのパチンコ
球B1により上段の底壁18cのパチンコ球B2が斜め
上方に動く三次元的な動きが可能となり、下段のパチン
コ球B1が球導出口19に向って優先的に流下する。そ
のため、球導出口19に球圧が集中することがなく、球
導出口19付近でひしめき合って球噛み,球詰りを起こ
すこともなくなり、球タンク5のパチンコ球をスムーズ
かつ確実に球誘導樋6,屈曲樋7を介して球払出装置8
に導くことができるようになる。なお、段部21を介し
て上段の底壁18cを、下段の底壁18aに向って緩や
かに下傾させるようにして、傾斜方向を異ならせるよう
にしてもよい。また、該段部21は球タンク5の全長に
亘って設けることなく途中から下流側に向けて設けるよ
うにしてもよい。このとき段部21の上流端を球導出口
19に向う傾斜面とするか、もしくは底壁18c上面を
底壁18aに向って緩やかに下傾させるようにすればよ
い。
【0018】図6は段部の他の実施の形態を示し、段部
21を球タンク5の後面壁14と右側壁17の隅角部か
ら球導出口19の上流側開口端部に向い流下方向に沿っ
て傾斜状に形成している。このようにすることで、段部
21に沿って流下する下段の底壁18aのパチンコ球B
1は、段部21によって流下が規制され球圧流勢が弱め
られながら流下するので、球導出口19にかかる球圧を
規制して球噛み,球詰り等を未然に防ぐことができる。
なお、本実施の形態において段部21が後面壁14と右
側壁17の隅角部から始まるようにしたが、後面壁14
の途中から始まるようにしてもよい。
【0019】なお、本実施の形態では球タンク5の球導
出口19の開口縁に球崩し部20を設けるように説明し
たが、図7および図8に示すように球崩し部20の代り
に、球導出口19の開口縁まで段部21を延設し、終端
に底壁18cのパチンコ球を球導出口に導くガイド突起
22を設けるようにしてもよい。これにより、図9に示
すように球導出口19の開口縁の底壁18a,18b,
18cの高さが異なり、球導出口19から流出するパチ
ンコ球の高さ位置が異なるので、流出タイミングがずれ
て球導出口19での球噛みを確実に防止できる。
【0020】また、図10に示すように段部21を複数
形成してもよく、この実施の形態では底壁18全体が一
方向に下傾しており、球誘導樋6の上方に位置する底壁
18が段部21,21により凹窪するように形成してい
る。このとき、図11に示すように段部21,21の高
さを3mmと5mmに異ならせており、前面壁15側の
底壁18cのパチンコ球と後面壁14側の底壁18cの
パチンコ球の高さ位置が微妙に異なり球圧が制御され
る。また、球誘導樋6の誘導通路13a,13bに沿っ
て段部21,21を設けることにより、誘導通路13
a,13bの流下方向に逆らう球圧が抑制され、誘導通
路13a,13bのパチンコ球の流下がスムーズとな
り、しかも底壁18a,18c,18cの高さが異なる
ことで球導出口19の三方の開口縁の高さ位置が異な
り、流出タイミングがずれて球導出口19での球噛みを
より確実に防止できる。また、図12に示すように誘導
通路13a,13b毎に対応して段部21を設けるよう
にしてもよく、この際誘導通路13a,13bも2条と
限定するものではない。
【0021】また、図13および図14に示すように列
状に高さに変位を持たせた段部21を複数形成して底壁
18cを段状に形成してもよく、段階的に球圧を制御
し、かつ複数の段差による相乗的な振動の発生により球
崩しの効果を発揮することができる。このとき段部の高
さを変更するようにしてもよい。なお、段部21の数に
制限されることはなく、機種,球量,払出し個数等によ
って変更可能である。また、底壁18cに球タンク5の
球切れを検出する検出装置を設けるようにしても何等問
題はない。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、球タンクの底壁に該底壁の傾斜
に沿って段部を設けることによって、球タンクのパチン
コ球の球圧が一気に球導出口に掛からないようにするこ
とができ、該球導出口でパチンコ球がひしめき合って球
噛みが起きるような事態を確実に解消してパチンコ球を
スムーズに流出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の裏面図である。
【図2】本実施例に係る球タンクの斜視図である。
【図3】球タンクの側断面図である。
【図4】機構板に取付けた状態の球タンクの平面図であ
る。
【図5】図4の球タンク部分の正面断面図である。
【図6】他の実施の形態の球タンクの平面図である。
【図7】他の実施の形態の球タンクの平面図である。
【図8】他の実施の形態の球タンクの平面図である。
【図9】図7および図8の球タンクを機構板に取付けた
状態の側断面図である。
【図10】他の実施の形態の球タンクの平面図である。
【図11】図10の球タンクを機構板に取付けた状態の
側断面図である。
【図12】他の実施の形態の球タンクの側断面図であ
る。
【図13】他の実施の形態の球タンクの平面図である。
【図14】図13の球タンク部分の正面断面図である。
【符号の説明】
5 球タンク 6 球誘導樋 18,18a〜18c 底壁 19 球導出口 21 段部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 慎也 愛知県春日井市六軒屋町5−115 Fターム(参考) 2C088 BA35 BA37 BA66 EA09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口した箱状に形成され、底壁に
    貯留されたパチンコ球を球誘導樋に流出する球導出口を
    開設したパチンコ機の球タンクにおいて、 前記底壁にパチンコ球の流下が規制される段部を設けた
    ことを特徴とするパチンコ機の球タンク。
  2. 【請求項2】 前記段部を複数設けたことを特徴とする
    請求項1記載のパチンコ機の球タンク。
  3. 【請求項3】 前記段部の高さをパチンコ球の半球以下
    としたことを特徴とする請求項1または2記載のパチン
    コ機の球タンク。
JP2000286045A 1999-10-07 2000-09-20 パチンコ機の球タンク Pending JP2001170305A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000286045A JP2001170305A (ja) 1999-10-07 2000-09-20 パチンコ機の球タンク

Applications Claiming Priority (3)

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JP11-286293 1999-10-07
JP28629399 1999-10-07
JP2000286045A JP2001170305A (ja) 1999-10-07 2000-09-20 パチンコ機の球タンク

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ID=26556244

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JP2000286045A Pending JP2001170305A (ja) 1999-10-07 2000-09-20 パチンコ機の球タンク

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JP (1) JP2001170305A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005193010A (ja) * 2003-12-10 2005-07-21 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2008161265A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Adachi Light Co Ltd 遊技機の球タンク

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005193010A (ja) * 2003-12-10 2005-07-21 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
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