JP2004329449A - 遊技機の球タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】任意で貯留容量を変更することができると共に、導出口で球詰りを発生させることなくパチンコ球をスムーズに流出させることができる遊技機の球タンクを提供する。
【解決手段】底部18にパチンコ球が流出する導出口22が開設され一側壁が開放状に形成されたタンク本体16と、前記タンク本体16の開放壁側に略水平方向に移動可能に設けたスライド器体17とからなり、前記スライド器体17を移動させることでパチンコ球の貯留容量が増減するようにした。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機の球タンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ遊技機は、球タンクに貯留されたパチンコ球を球誘導樋で整流して球払出装置に導き、払出信号により該球払出装置を作動させてパチンコ球を払出すようにしている。
【0003】
ところが、パチンコ遊技機は「大当り」により一気に賞球を獲得するものや、昔ながらのチューリップに入賞させてこつこつと賞球を稼ぐもの等があり、その必要な貯留容量がその機種毎にそれぞれ異なっている。そのため、機種毎に貯留容量の異なる球タンクをそれぞれ使用していた。また、貯留容量を調節する機能を備えた球タンクも開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
登録実用新案第2548570号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記複数種類の球タンクを形成することは、コスト的に高くなり、貯留容量の多い球タンクは保管又は輸送時に嵩張るという問題があった。また、前記公報に開示の球タンクは貯留容量を調節できるものの、外形は最大貯留容量の大きさを有し、しかもその調節機能は球タンクの長手方向に調節するようにしているため、貯留容量を少なく調整すると下流側に位置する導出口に掛かる球圧が大きくなり、該導出口で球詰りが起りやすくなるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、任意で貯留容量を変更することができると共に、導出口で球詰りを発生させることなくパチンコ球をスムーズに流出させることができる遊技機の球タンクを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、底壁にパチンコ球が流出する導出口が開設され一側壁が開放状に形成されたタンク本体と、前記タンク本体の開放壁側に略水平方向に移動可能に設けたスライド器体とからなり、前記スライド器体を移動させることでパチンコ球の貯留容量が増減するようにしたことを特徴とする。ここでいう「底部」とは底壁自体に限定されることなく、パチンコ球が流出し得る下流部に位置する側壁も含まれる。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記スライド器体の移動量を段階的に変化させパチンコ球の貯留容量を変化させる位置決め手段を設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記位置決め手段は、前記スライド器体の移動方向に沿って設けられる複数の係合部と、前記スライド器体の移動に従い前記係合部のいずれかに弾発係止する弾性係止部とで構成することを特徴とする。前記係合部は連続して定ピッチで設けるのが好ましい。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記タンク本体の底壁上に前記スライド器体の底壁を重合させ、パチンコ球の流下方向に沿った段部が形成されるようにしたことを特徴とする。前記段部の高さをパチンコ球の半球以下とするのが好ましい。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記導出口を前記タンク本体の底壁に切欠き状に形成すると共に、前記タンク本体の底壁の下側方に前記スライド器体の底壁を重合させたことを特徴とする。
【0012】
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、前記スライド器体の移動により前記導出口の開口面積が変化するように該導出口を開設したことを特徴とする。前記導出口はパチンコ球の貯留容量の最少時に前記スライド器体の底壁で一部が閉鎖され、前記スライド器体の移動により前記導出口の大きさが変化し、パチンコ球の貯留容量が増えても導出口でひしめき合って球詰りすることがないようにすることができる。
【0013】
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記タンク本体の底壁に前記導出口と位置を違えてパチンコ球が流出する補助導出口を設け、前記補助導出口は前記スライド器体を移動することにより該スライド器体の底壁によって開閉されるようにしたことを特徴とする。前記補助導出口はパチンコ球の貯留容量の最少時に前記スライド器体の底壁で閉鎖され、前記スライド器体の移動により前記補助導出口が表出し、該補助導出口からパチンコ球が流出することで、導出口に掛かる球圧を分散させることができる。
【0014】
前記スライド器体のスライド範囲を規制する規制手段を設けるのが好ましい。
【0015】
前記スライド器体をタンク本体にスライド自在に設けると共に、付勢部材により常にタンク本体側に付勢するのが好ましく、補給時等に球圧が一気に増した際に該球圧によりスライド器体を移動させ、導出口に掛かる球圧を分散させるのがよい。そして、貯留容量が少なくなるに従って付勢部材の付勢により貯留領域が縮小し、導出口からパチンコ球が流出しやすくなる。付勢部材としてタンク本体側に引張るように付勢するスプリングが好ましく、付勢の仕方により板ばね,渦巻ばねであってもよい。また、ウレタン,弾性片等によりスライド器体をタンク本体側に弾性復帰するように介在させるようにしてもよい。さらに、スライド器体の自重により復動するようにしてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は遊技機としてのパチンコ遊技機の裏面図である。図において、1はパチンコ遊技機の機枠、2は機枠1の前面に開閉自在に装着される額縁状に形成された前面枠、3は該前面枠2の後側に一体又は別体に設けられる遊技盤取付枠4を介して着脱自在に装着される遊技盤である。そして、前記遊技盤3の後面に開口窓6を開口した機構板7が装着される。該開口窓6の裏面上部にはパチンコ球を貯留する球タンク8が設けられており、該球タンク8の導出口22から導き出されたパチンコ球を整列した状態で流下させる球誘導樋9および開口窓6の側方に位置して屈曲誘導樋10が設けられ、この屈曲誘導樋10の下流端に制御回路からの払出信号によりパチンコ球を払出す球払出装置11が接続される。
【0017】
前記球払出装置11の下方には該球払出装置11から払出されたパチンコ球を、パチンコ遊技機前面側の打球供給皿(図示せず)に導く球排出樋13と、その余剰球を球貯留皿(図示せず)に導く余剰球通路14が後面を開放した樋状として形成されており、その後面開口はカバー板15によって覆われている。
【0018】
前記球タンク8は、図2乃至図5に示すようにタンク本体16と該タンク本体16に移動可能に支持するスライド器体17とで構成され、上面が開口する平面略長方形の箱状に形成される。そして、スライド器体17が前後方向(短手方向)に移動することにより、パチンコ球の貯留領域を変化させて貯留容量を変えることができる。前記タンク本体16は、図3に示すように短手方向の一側壁(前側)が開放され有底18のコ字状周壁19,20,21を有し、底部として底壁18が一側壁(図上左側壁19)に向って緩やかに下傾しており、その下流部であり前記球誘導樋9の上流始端部分に位置して複数のパチンコ球が流出し得る大径の導出口22が開設され、該導出口22の一側方(後面壁側20)にパチンコ球の球心を支持する程度の球崩し部23を形成している。該球崩し部23の上面は前記導出口22に向って緩やかに傾斜している。また、左右両側壁19,21外面に、取付片24,25を一体に設けており、一方(左側)の取付片24は係止孔26が形成されると共に後述する固定係止部材28が端部で係止するリブ壁29により段状に形成されている。なお、前記左側の取付片24は球タンク8のほぼ中央から前端寄りに位置して設けられている。そして、両側壁19,21外面上部に、位置決め手段としてスライド器体17の移動方向に沿って複数の係止部30が連続して凹凸波状の形成され、底壁18の開放側端部にスライド範囲を規制するリブ31が突設されている。33は球誘導樋9の側壁44を押える押え片である。なお、前記導出口22は必ずしも一側壁側に設ける必要はなく、底壁18の中央としてもよい。
【0019】
一方、スライド器体17は、前記タンク本体16の開放側を閉塞するように有底34のコ字状周壁35,36,37を有した枠状に形成され、該タンク本体16の側壁19,21に沿って略水平方向に移動し得る大きさに形成されている。また、実施の形態において奥行きを約30mmとして、底壁34は左側壁35側に下傾している。好ましくは、底壁34の終端にタンク本体16に向うガイドリブを設けるか、底壁34の傾斜をタンク本体16側に下傾させるようにして、スライド器体17にパチンコ球が残留しないようにするのがよい。そして、両側35,37上部には前記タンク本体16の左右側壁19,21に跨るコ字状のガイド部38が設けられ、先端に位置決め手段として前記係止部30に係止する弾性係止片39が形成され、底壁34先端を図5に示すように下方に屈曲40して前記リブ31に衝止させてスライド範囲を規制する規制手段としている。上記構成の球タンク8は、互いの開放側を向かい合わせて、スライド器体17の底壁34をタンク本体16の底壁18に重合させるように内側に嵌め、前記スライド器体17のガイド部38をタンク本体16の両側壁19,21に跨らせて、前記弾性係止片39を係止部30に弾発係止し、スライド器体17をタンク本体16に略水平方向に移動自在に組付けることができ、前記位置決め手段によりスライド器体17の移動量を段階的に変化させることができる。このとき、図5に示すようにタンク本体16の底壁18上にスライド器体17の底壁34を重合させることにより、底壁18と底壁34との間に高低差が生じて段差41が形成される。該段差41は、パチンコ球の流下方向に沿った長手方向に形成され、パチンコ球の半球以下で約4mmの高さを有しており、段差41を介して底壁18,34に位置するパチンコ球の球心の高さ位置をずらす役割をなすようにしている。なお、スライド器体17の底壁34とタンク本体16の底壁18の傾斜角度を僅かながら異ならせるようにして、導出口22に向う流勢を違えて一気にパチンコ球が導出口22に向うのを防止するようにしてもよく、このときスライド器体17の底壁34とタンク本体16の底壁18との間に、パチンコ球が入り込まない程度(5mm程度まで)の隙間が生じても何等問題となることはない。なお、スライド器体17を金属製又はカーボン等が混入した導電性素材で成形して、該スライド器体17を介してアースするようにしてもよい。
【0020】
前記球誘導樋9は、図2及び図5,図6に示すように前後側壁42,43,左側壁44及び底壁45とにより樋状に形成され、後側壁43に前記球タンク8の導出口22開口端壁が受けられる段部43bが屈曲形成されている。そして、球誘導樋9の始端部を前記導出口22からのパチンコ球を受ける球受部とし、該始端部から次第に断面凹溝状となる主流路46が形成され、その側方に該主流路46の途中で合流する副流路47が、主流路46の傾斜より緩い傾斜によって形成される段差を介して該主流路46の底壁45より高い位置が支持面となるように拡幅状に並設され、合流部でほぼパチンコ球1個の段差を有している。該副流路47の終端コーナー部には、図5及び図6に示すように段状の棚部48a,48bによって流速を抑制する球逃し部48が設けられている。該球逃し部48のそれぞれの棚部48a,48bの段差はパチンコ球の球心を支持する約6mmとしており、下段の棚部48aは円弧状面によりパチンコ球が支持されない幅員として、上段の棚部48bは緩やかに副流路47側に下傾している。なお、最下段の棚部48aを約6mmの段差をもって形成したが、副流路47の底壁から棚部48aに向う傾斜面を形成してもよい。また、副流路47の始端上流部の傾斜角度を下流側の傾斜角度よりきつくするようにして、流速を速め滞留による球噛みを防止するようにしてもよい。前記主流路46は始端部を約20mmとしてパチンコ球がジグザグ状にランダムに流下し得る通路幅とし、下流側を徐々に絞って約12mmの通路幅としている。なお、狭窄距離を短くするようにして、12mmの通路幅距離を長くするようにしてもよい。さらに、該狭窄部46aは図7に示すように折れ点を介して底部が内面緩やかな円弧状に形成され、該円弧状通路部は上流側の勾配を下流側の勾配よりも大きく設定されている。これにより、多段に積み重なった下段のパチンコ球の流下速度を瞬間速めて、下段のパチンコ球間に隙間を生じさせ、該隙間に上段のパチンコ球が入り込み球詰りを防止するようにしている。さらに、底部を内面緩やかな円弧状に形成することで、終端に向うに従い流速が弱まりそれに伴い球圧が減圧され、パチンコ球は円弧状通路部の終端から後述する屈曲誘導樋10の供給通路10aに放出するように流下するため、屈曲誘導樋10及び球払出装置11の負荷が軽減される。49は球誘導樋9の終端に固設される球均し蓋であり、50はパチンコ球の有無を検知する検知センサである。なお、前記球均し蓋は揺動自在に設けるようにしても、屈曲誘導樋10と一体に形成するようにしてもよい。また、球誘導樋9の上流端に取着片51が設けられ、該取着片51に係合孔52が開設されると共に前記球タンク8の取付片24と同様に固定係止部材28が端部で係止するリブ壁53を立設して段状としている。そして、後面壁43端部に球誘導樋9を取着する差込片43aが設けられている。また、前記副流路47の下流端壁に該球誘導樋9の撓みを防止する係止部材55が係止する係止孔56aを有する枠状の係止部56が形成されている。
【0021】
一方、前記機構板7の裏面上部には、図4に示すように球タンク8の取付部57が凹状に形成されている。この取付部57は、球タンク8を機構板7に装着する際に球タンク8の後半部分を嵌合して位置決めすると共に、両側19,21と底壁18を支える機能を有する。また、前記取付部57の側方に位置して球タンク8の取付固定部58,59を突出形成している。一方(図上右方)の取付固定部59は一側が開放した袋状に設けられ、その近傍に前記係止部材55の位置決めリブ60が設けられている。他方(図上左方)の取付固定部58は、図8に示すように球誘導樋9の取付部を兼用して、球タンク8及び球誘導樋9の撓みを防止するように、機構板7の板状部から5センチ程突出して設けられている。前記取付固定部58には、球タンク8及び球誘導樋9の取付片24,51が受けられる凹部61が形成されると共に、該凹部61に前記係合孔25,52が係止する外向きL字状の係止片62を設けている。そして、前記係止片62のL字状開放側に、凹部61を跨ぐように対向位置して、固定係止部材28が係止する下向き傾斜状の係止爪64が形成される。該固定係止部材28は、図10に示すように幅が約18mmで辺長がそれぞれ18,36,18mmのコ字状に形成され、対向片の両端に前記係止爪64に係止する係止孔65が形成されており、内壁に2条の補強リブ66を設けて僅かに撓むようにしている。なお、該固定係止部材28は後述するセンサを固定保持するためにも使用される。また、図6に示すように球誘導樋9の下流側に位置させて、該球誘導樋9の後面壁43端部に設けられた差込片43aが挿通係止する開口65を設けている。さらに、前記袋状の取付固定部59の近傍に、球誘導樋9の撓みを防止する係止部材55の一端が係止する係合孔67が設けられている。該係止部材55は、図9に示すように基部68を前記取付固定部59に嵌る形状とすると共に、一端に前記係止孔56aに係合する係止爪62aを有する係止片62が形成され、他端に前記係合孔67に掛止する鉤片69が返し部を備えて形成される。なお、係止部材55を別体に形成することなく前記係止片62を機構板7と一体に形成するようにしてもよい。また、前記取付固定部59を別体として前記係止部材55と一体に形成するようにしてもよい。さらに、係止部材55に球タンク8及び球誘導樋9の球詰り防止用のバイブレータ等の振動手段を取着し得るようにして、任意で取着するようにしてもよい。また、前記取付固定部58は、別体に形成した取付部材によって着脱自在に形成するようにしてもよく、万一係止片62が損傷しても取付部材のみを交換すればよく、機構板7全体を交換することがなく無駄をなくすことができる。また、実施の形態に示すように取付固定部58が所定の高さあるため、機構板7の成形及び保管上別途形成するのが好ましい。
【0022】
上記構成の球タンク8及び球誘導樋9の取付けは、次の如く行われる。先ず、球誘導樋9の取付片51の係合孔52を取付固定部58の係止片62に臨ませ、機構板7に当接させる。そして、この状態から傾斜樋9を下流側へスライドさせると、図6に示すように下流側の差込片43aが前記開口65端に係止すると共に前記係止片62が係合孔52に係合する。そして、図9に示すように前記係止部材55の鉤片69を前記係合孔67にしゃくるように係合させ、基部68を取付固定部59に被せると共に、図2に示すように位置決めリブ60により位置決めし、先端の係止片62を係止孔56aに係合させる。次に、球タンク8の取付片24の係合孔26を取付固定部58の係止片62に臨ませて該球タンク8を取付部57に収納する。このとき、図5に示すように導出口22開口端壁が球誘導樋9の段部に受けられる。そして、この状態で右方へスライドさせると、右取付片25が取付固定部59に受入れられると共に側壁21で前記係止片62を押圧して該係止片62の抜脱を阻止し、左取付片24の係止片62が係合孔26に係合する。最後に、図8に示すように前記固定係止部材28を球タンク8及び球誘導樋9の凹部61に嵌合して係止孔65を係止爪64に係合させる。これにより、球タンク8及び球誘導樋9のリブ壁29,53端部が該固定係止部材28の側端に係止して外れる方向への移動が阻止され、ビス着することなく取付けることができると共に球誘導樋9の撓みを防止することができる。なお、実施の形態において球タンク8及び球誘導樋9を機構板7に取付けるようにしたが、前面枠2の裏面に直接取付けるようにしてもよい。
【0023】
また、前記屈曲誘導樋10は、図11に示すように上流側を緩やかな湾曲状に形成し直線状部を介して下流側を連続して屈曲させており、コ字状に一側を開放した供給通路10aを一体に形成した裏枠体70に、該開放側を表枠体71で閉塞することで構成され、裏枠体70に表枠体71を被せることで表枠体71の係止孔72が裏枠体70の係止爪73に係止して組み付けられる。前記係止孔72部は周縁にスリットを設けて弾性を付与している。また、屈曲誘導樋10は、上流から下流にかけて通路幅を約20mmから徐々に逓減して12mmとしている。そして、供給通路10aの内側壁に沿って設けられる溝部74に薄肉の鉄板75を沿設して、パチンコ球の流下による摩耗を防止すると共に静電気除去の役割を果たしている。また、前記表枠体71のほぼ直線状部の表面に、前記固定係止部材28のリブが嵌る溝状の係止部76が形成され、前記裏枠体70の上流部の上下に位置するフランジ部に、該屈曲誘導樋10の取着手段としての係合片77が設けられている。該屈曲誘導樋10の上面に位置する係合片77は、後述する係合部78が貫挿する開口79を介して設けられている。
【0024】
また、機構板7の屈曲誘導樋10の取着部S1には、図11に示すように前記係合片77を上方から受入れ係合する係合部として上方が開放した袋状の係合受部78が設けられ、前記直線状部を挟むように対向して立壁80が立設され、該立壁80の上部外方に前記固定係止部材28が係止する係止爪81が下向きテーパー状に形成されている。また、屈曲誘導樋10の下端を位置決めする位置決めリブ82が設けられ、屈曲誘導樋10の下方及び左右への移動を規制するようにしている。
【0025】
次に、球払出装置11の構成について説明する。球払出装置11は、図15に示すように箱枠状のケース83に前記屈曲誘導樋10の供給通路10aと連通する球通路84と、該球通路84に臨みパチンコ球を拘束する払出回転体85と、前記払出回転体85を駆動する電気的駆動源としてのモータ86とを備えている。前記球通路84は、前記回転体85にパチンコ球を供給する球供給路84aと、前記回転体85に支持されてパチンコ球が移送される移送路84bと、前記回転体85の拘束から解放されたパチンコ球が払出される排出通路84cとで構成され、前記排出通路84cに払出されたパチンコ球を検出するセンサ87が設けられる。該センサ87は発光部と受光部とからなる光学式センサで、前記固定係止部材28により固定保持される。
【0026】
前記払出回転体85は略パチンコ球1個を支持する厚み(この実施の形態において8mm)を有する円盤状であり、外周に爪部88が定ピッチで突設され、前記各爪部88の後側に該払出回転体85の回転中心をほぼ曲率中心とする円弧面部89を形成し、該円弧面部89にパチンコ球が払出停止時に支持されるようにするとともに、前記円弧面部89の後側にパチンコ球の半球分以下(好ましくは2.5〜3.5mm程度)が嵌入し得る深さの凹窪部90を形成している。そして、前記爪部88が球噛みすることなく確実に連続して流下するパチンコ球間に入り込むようにしている。
【0027】
また、前記ケース体83には、一側上下に位置決め突起91とL字状の掛止片92とが設けられ、他側に前記固定係止部材28が嵌る凹溝93を形成している。一方、機構板7に設けられる球払出装置11の取着部S2には、前記位置決め突起91が嵌る開口94及び前記掛止片92が係止する掛止孔95がほぼ同寸法幅に開設されている。また、前記球供給路部84aを挟むように対向位置して立壁96が立設され、内面に補強リブを兼用した位置決めリブ96aが設けられ、該立壁96の上部外方に前記固定係止部材28が係止する係止爪97が下向きテーパー状に形成されている。
【0028】
上記屈曲誘導樋10及び球払出装置11の取付けは、先ず球払出装置11を図16鎖線に示すように、前記立壁96間に臨ませて掛止片92を前記掛止孔95に上方から臨むように掛止めして位置決め突起91を開口94に嵌合し仮止めする。次に、前記屈曲誘導樋10の直線状部を前記立壁80,80間に臨ませて、前記係合片77を前記係合受部78の上方から臨ませる。そして、屈曲誘導樋10を下方にスライドさせて図14に示すように前記係合片77を前記係合受部78に係合させる。このとき、屈曲誘導樋10の下端は前記球払出装置11の球通路84の始端部に被さると共に位置決めリブ82で位置決めされ、係合片77が抜脱する上方以外の移動が規制される。そして、前記固定係止部材28をそれぞれの立壁80,96を跨ぐように嵌め込み、係止孔65を係止爪81,97に係止させると、固定係止部材28が溝状の係止部76及び凹溝93に嵌り、屈曲誘導樋10及び球払出装置11の抜脱方向の移動を阻止する。なお、固定係止部材28を最後に嵌めるようにしたが、球払出装置11を取着した際に固定係止部材28で球払出装置11を固着するようにしてもよい。また、屈曲誘導樋10と球払出装置11との接続部に固定係止部材28が跨るように固定する係止爪を設けると共に、屈曲誘導樋10の終端部及び球払出装置11の始端部に固定係止部材28が係止する係止部76,93を設け、1つの固定係止部材28により屈曲誘導樋10及び球払出装置11を取着するようにしてもよい。
【0029】
以上のように、球タンク8を始めとする裏機構部品は、ビス着することなくすべて固定係止部材28により組み付けられ、作業性及びコスト面で優れる。なお、上記した他に固定係止部材28により前記係止部材55を取着するようにしたり、機構板7自体を取付けるようにしたり、例えば機構板7を分割形成して、該分割された機構板7を前記固定係止部材28により連結するようにしてもよい。
【0030】
そして、前記球タンク8に、図示しない補給経路からパチンコ球が補給されて貯留される。このとき、球タンク8の貯留容量を最少とした状態で約750個のパチンコ球が貯留される。そして、球払出装置11が作動してパチンコ球が排出樋12に払出されると、球タンク8に貯留されるパチンコ球は、導出口22から球誘導樋9に流出する。この際、球タンク8の底壁18,34の傾斜によって図4矢印のように流下するパチンコ球は、図5に示すように前記段部41によりパチンコ球の球心の高さ位置がずれ、下段のパチンコ球により上段のパチンコ球が斜め上方に動く三次元的な動きが可能となり、下段に位置するタンク本体16の底壁18のパチンコ球が導出口22に向って優先的に流下し、底壁34のパチンコ球は底壁18のパチンコ球の斜め上方から合流する。そのため、導出口22に球圧が集中することがなく、導出口22付近でひしめき合って球噛み,球詰りを起こすこともなくなり、球タンク8のパチンコ球をスムーズかつ確実に球誘導樋9,屈曲誘導樋10を介して球払出装置11に導くことができるようになる。
【0031】
また、球タンク8の貯留容量を増やすには、前記スライド器体17を前面側にスライドさせて、前記弾性係止片39と係止部30との係合を少しずつ段階的に後退させると貯留領域が徐々に広がり貯留容量が増加し、スライド器体17の屈曲部40がタンク本体16のリブ31に衝止したときが貯留容量の最大位置となる。このときの貯留容量は約900個である。なお、スライド器体17の底壁34の端部形状を前面壁36に沿った形状としたが、図17に示すように導出口22に向う傾斜状としてもよい。該底壁34の端部を傾斜状にすることことで、形成される段差41により確実にパチンコ球を導出口22へ誘導しやすくなる。また、図17に示すように前記導出口22を球タンク8の貯留容量が最少時の大きさより予め大きく形成して、球タンク8の貯留容量が最少時(同図実線位置)にスライド器体17の底壁34により一部が閉塞され、スライド器体17の移動により導出口22の開口面積が徐々に拡大変化するようにしてもよい。このときの導出口22の大きさは、当然のことながら前記球誘導樋9の上流部の幅員以下である。
【0032】
このように、球タンク8の貯留領域を変化させてパチンコ球の貯留容量を適宜増減できるようにしたので、あらゆるパチンコ遊技機に対応でき、しかも球タンク8の保管又は輸送時に嵩張ることがなく、コストの低減化に寄与することができる。
【0033】
図18は、球タンク8の他の実施の形態を示し、前記実施の形態と異なる点は、タンク本体16の底壁18に前記導出口22と位置を違えて、複数個のパチンコ球が同時に流出し得る補助導出口として球落下口98が形成されている点で、前記球落下口98はパチンコ球の貯留容量の最少時(同図実線位置)にスライド器体17の底壁34の下面であり、前記球誘導樋9の副流路47の上方に位置して設けられる。そして、スライド器体17を移動させない状態でパチンコ球の貯留容量が最少時には、前記球落下口98は該スライド器体17の底壁34によって隠蔽され、球タンク8のパチンコ球は導出口22から球誘導樋9に流出する。そして、パチンコ球の貯留容量を増量させるようにスライド器体17を同図鎖線に示すように移動させることにより前記球落下口98が表出して、該球落下口98からもパチンコ球が球誘導樋9に流出するようになる。このように、球タンク8の貯留容量を増大すると同時に導出口22の他に球落下口98が表出して、該球落下口98からもパチンコ球を流出させることで、球タンク8内のパチンコ球の球圧が分散され、導出口22に一気に球圧が掛かることがなく、パチンコ球がひしめき合って該導出口22で球噛みが起きるような事態を確実に解消して、パチンコ球をスムーズに球誘導樋9に流出させることができる。
【0034】
図19及び図20は、球タンク8のさらに他の実施の形態を示し、前記導出口22をそのタンク本体16の開放側が開放するように前面側開放端に連通させて切欠き状に形成している。そして、図20実線に示すように前記導出口22の開放側を前記スライド器体17の底壁34で閉鎖して、図20鎖線に示すように該スライド器体17を移動させることで、前記導出口22の開口面積が変化するようにしている。このように、導出口22の開口面積が変化することで、パチンコ球の流出量が変化するため球誘導樋9の流下状況により、貯留容量を変化させると共に流出量を調節することができる。また、実施の形態においてスライド器体17の底壁34をタンク本体16の底壁18の上方に位置して設けるようにしたが、図21に示すように導出口22の一側を開放した状態で、スライド器体17の底壁34をタンク本体16の底壁18の下方に位置させるようにしてもよく、スライド器体17に位置するパチンコ球は該スライド器体17の側壁36に沿って、導出口22の開放側から球詰りすることなく流出させることができる。このとき、スライド器体17の移動範囲を規制するストッパー手段として、前記リブ31を底壁18から下向きに設け前記屈曲部40を底壁34から上向きに屈曲させて設ければよい。なお、導出口22の一側を全開放することなく、パチンコ球が流下し得る程度に下流側の一部を開放するようにしてもよい。
【0035】
図22は、球タンクの他の実施の形態を示し、前記実施の形態と異なる点は付勢部材を介在させた点であり、同じ構成要素には同一符号を付して説明する。この実施の形態の球タンク8は、タンク本体16の左右側壁19,21にスライド器体17のガイド部38を跨らせるようにしてスライド自在に組付け、前記スライド器体17を付勢部材としてのスプリング99を介して、常にタンク本体16側に付勢するようにしている。このとき、前記リブ31及び屈曲部40のようにスライド器体17の移動範囲を規制するストッパーを設けて、球圧によりスライド器体17が脱落しないようにするのが好ましい。前記スプリング99は、タンク本体16の左右側壁19,21に位置して設けられ、端部のそれぞれがタンク本体16及びスライド器体17に固着される。
【0036】
このように、付勢部材99により付勢することで、球圧により球タンク8が拡幅して貯留領域が広がり、貯留容量を増やすことができる。このため、補給樋から供給され一時的に球タンク8内の球量が増え球圧が大きくなっても、該球圧により図22鎖線に示すようにスプリング99の付勢に抗してスライド器体17がスライドしてパチンコ球の貯留領域が広がるため球圧が拡散され、球圧が導出口22に一気に掛かることがなく該導出口22で球詰りを起すことがない。逆に、パチンコ球が流出して貯留量が減少すると球圧も減少して、スプリング99の付勢によりスライド器体17が同図実線に示す貯留容量の最少状態に復動し、貯留領域が自動的に小さくなり、導出口22からパチンコ球が流出しやすくなる。また、スライド器体17をコ字状周壁35,36,37を有した枠状に形成して前面壁36の下端を軸支し、両側35,37の上部に付勢部材99の一端を止着すると共に他端をタンク本体16の左右側壁19,21に止着して、該スライド器体17の上方が拡開するようにしてもよい。このとき、スライド器体17の回動規制手段を設けるのが好ましく、さらに前面壁36の高さを予めタンク本体16の左右側壁19,21より高く形成し、球零れを防ぐようにするのがよい。なお、付勢部材としてスプリングとしたが、スライド器体をタンク本体側に弾性復帰するように、板ばね,渦巻ばね,ウレタン,弾性片等を介在させるようにしてもよい。さらに、特に前記上方を拡開するようにした場合には、反拡開側に重心を位置してその自重により復動させるようにしてもよい。また、従来球タンク8への補給時にパチンコ球が跳ねて球零れを起すことがあるため、球零れ防止部材等を球タンク8の前側壁に設けるようにしていたが、補給時に球圧により球タンク8がパチンコ遊技機の後方側に拡幅することで、パチンコ球が跳ねても球タンク8内に落下し球零れの心配がない。
【0037】
なお、位置決め手段として、前記実施の形態において弾性係止片39と係止部30とをスライド方向に係合自在としたが、位置決め手段を、弾性を付与することなくタンク本体16とスライド器体17とが上下方向に複数段階で嵌合し得る複数の嵌合溝及び嵌合リブとして、貯留量調節時には、一旦スライド器体17を持ち上げて嵌合溝と嵌合リブとの嵌合を解除して、任意の位置までスライドさせるようにしてもよい。また、図23に示すように他の位置決め手段として、例えばタンク本体16及びスライド器体17に凹凸歯100,101が鋸歯状に複数連続的に設けるようにして、該凹凸歯100,101を噛合させるようにしてもよく、複数の凹凸歯100,101を噛合させることでスライド器体17が撓んだり外れたりすることがない。さらに、他の位置決め手段としてスライド器体17に長孔を形成すると共に別途摘みねじを用意し、該摘みねじを前記長孔を介してタンク本体16に螺着し、長孔の範囲内でスライド器体17を調整可能として貯留容量を変更するようにしてもよい。摘みねじによる螺着により、スライド器体17がタンク本体16に確実に固着され外れることはない。また、ガイド部38とタンク本体16の側壁19,21とを貫通する挿通孔を複数形成し、別途係止ピンを前記挿通孔に挿通することにより位置決め調整するようにしてもよい。
【0038】
また、導出口22をタンク本体16の底部として底壁18に直接設けるようにしたが、底壁18の下流部に位置する側壁19,21下部にパチンコ球が流出し得るように導出口22を設けるようにしてもよく、該導出口22に連通して球誘導樋9を設けるようにすればよい。また、球貯留容量の最少時にタンク本体16及びスライド器体17とで段差41を生ずるようにしたが、球タンク本体16に予め段差102を形成しておき、図24に示すように球貯留容量の最少時にはスライド器体17の底壁34とほぼ同一面としてもよい。このとき、導出口22は段差102を跨いで形成される。そして、同図鎖線に示すように貯留容量を増やすようにスライド器体17を移動させると、前記段部41,102により該スライド器体17との境に溝状の通路部が形成され、該溝状の通路部によりパチンコ球が規制されて流下するため、導出口22で球詰りが発生することがない。
【0039】
また、前記スライド器体17の底壁34とタンク本体16の底壁18の傾斜方向又は角度を異ならせるようにしてもよい。例えば、下流に向う傾斜角度を異ならせて、スライド器体17の底壁34の傾斜角度を緩やかにすることで、下流に向うに従い徐々に段差41が大きくなり、スライド器体17に位置するパチンコ球がタンク本体16に位置するパチンコ球に合流しやすくなる。
【0040】
なお、球タンク8のタンク本体16を予め前面枠2又は機構板7に一体に形成し、該タンク本体16にスライド器体17を移動可能に設けるようにしてもよい。また、スライド器体17の移動量を段階的に変化させパチンコ球の貯留容量を変化させる位置決め手段を、球タンク8を取付ける前面枠2又は機構板7に設けるようにしてもよい。さらに、前記位置決め手段に球タンク8の取付手段を付加するようにしてもよい。
【0041】
なお、本発明の球タンクは、前記スライド器体17の移動方向(前後方向)に限定されるものではなく、左右方向に摺動自在に設けられたもの、あるいは円弧状に回動自在に設けて貯留容量が増減するようにしてもよい。具体的には、スライド器体17の隅角を支点として回動自在に設けるのがよい。また、スライド器体17の移動方向は、該スライド器体17の移動により導出口22の開口面積が変化するようにするのが好ましい。
【0042】
また、本発明でいう「遊技機」とは、遊技媒体としてパチンコ球を使用するパチンコ遊技機は勿論のこと、雀球遊技機,アレンジボール式遊技機,パチンコ球を賭数として回収して使用する回胴式または画像式のスロット遊技機(パチロット)等の他の遊技機をも含むものである。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、球タンクの貯留容量を変更できるようにしたので、遊技機に適応した球タンクとすることができ、導出口で球詰りを発生させることなくパチンコ球をスムーズに流出させることができる。また、球タンクの保管スペースを最小限にすることができ、コストの低減化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ機の裏面図である。
【図2】球タンク部分の正面図である。
【図3】球タンクの分解斜視図である。
【図4】球タンク部分の平面断面図である。
【図5】球タンク部分の側断面図である。
【図6】球誘導樋部分の平面断面図である。
【図7】球誘導樋の要部正面断面図である。
【図8】取付固定部の側断面図である。
【図9】取付固定部の側断面図である。
【図10】固定係止部材の斜視図である。
【図11】機構板から屈曲誘導樋及び球払出装置を外した分解斜視図である。
【図12】屈曲誘導樋部分の正面図である。
【図13】屈曲誘導樋の要部断面図である。
【図14】屈曲誘導樋の取付を示す要部断面図である。
【図15】球払出装置部分の側断面図である。
【図16】球払出装置の取付を示す側断面図である。
【図17】他の実施の形態の球タンクの平面図である。
【図18】他の実施の形態の球タンクの平面図である。
【図19】他の実施の形態のタンク本体の斜視図である。
【図20】図19の球タンクの側断面図である。
【図21】他の実施の形態の球タンクの平面図である。
【図22】他の実施の形態の球タンクの平面図である。
【図23】位置決め手段の他の実施の形態を示す要部分解斜視図である。
【図24】他の実施の形態の球タンクの側断面図である。
【符号の説明】
8 球タンク
16 貯留枠本体
17 スライド器体
18 底壁(底部)
22 導出口
30 係合部(位置決め手段)
34 底壁
39 弾性係止部(位置決め手段)
41 段差(段部)
98 球流出口(補助導出口)
100 嵌合溝(位置決め手段)
101 嵌合リブ(位置決め手段)

Claims (7)

  1. 底部にパチンコ球が流出する導出口が開設され一側壁が開放状に形成されたタンク本体と、前記タンク本体の開放壁側に略水平方向に移動可能に設けたスライド器体とからなり、前記スライド器体を移動させることでパチンコ球の貯留容量が増減するようにしたことを特徴とする遊技機の球タンク。
  2. 前記スライド器体の移動量を段階的に変化させパチンコ球の貯留容量を変化させる位置決め手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機の球タンク。
  3. 前記位置決め手段は、前記スライド器体の移動方向に沿って設けられる複数の係合部と、前記スライド器体の移動に従い前記係合部のいずれかに弾発係止する弾性係止部とで構成することを特徴とする請求項2記載の遊技機の球タンク。
  4. 前記タンク本体の底部上に前記スライド器体の底壁を重合させ、パチンコ球の流下方向に沿った段部が形成されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機の球タンク。
  5. 前記導出口を前記タンク本体の底部に切欠き状に形成すると共に、前記タンク本体の底部の下側方に前記スライド器体の底壁を重合させたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機の球タンク。
  6. 前記スライド器体の移動により前記導出口の開口面積が変化するように該導出口を開設したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の遊技機の球タンク。
  7. 前記タンク本体の底部に前記導出口と位置を違えてパチンコ球が流出する補助導出口を設け、前記補助導出口は前記スライド器体を移動することにより該スライド器体の底壁によって開閉されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の遊技機の球タンク。
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