JP2012205961A - パチンコ機 - Google Patents
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Abstract
【課題】大入賞口用の扉部材の開閉作動の態様が斬新で趣向性が高い上、その扉部材の正常な開閉作動を保持することが可能なパチンコ機を提供する。
【解決手段】パチンコ機1の前面には、遊技盤4が設置されており、その遊技盤4の表面には、ガイドレール8が円弧状に立設されている。また、ガイドレール8によって区画された略円形の遊技領域10の中央には、図柄表示装置19が設けられており、その図柄表示装置19の外周を覆うように大型遊技部材11が設けられている。さらに、大型遊技部材11の図柄表示装置19の上側には、大入賞口35が設けられており、その大入賞口35の上方には、扉部材34が、傾斜した状態を保ったまま前後にスライド可能に設けられている。当該扉部材34の先端縁は、前方に位置した窓部材36に対して所定の角度をなすように傾斜した状態になっている。
【選択図】図1
【解決手段】パチンコ機1の前面には、遊技盤4が設置されており、その遊技盤4の表面には、ガイドレール8が円弧状に立設されている。また、ガイドレール8によって区画された略円形の遊技領域10の中央には、図柄表示装置19が設けられており、その図柄表示装置19の外周を覆うように大型遊技部材11が設けられている。さらに、大型遊技部材11の図柄表示装置19の上側には、大入賞口35が設けられており、その大入賞口35の上方には、扉部材34が、傾斜した状態を保ったまま前後にスライド可能に設けられている。当該扉部材34の先端縁は、前方に位置した窓部材36に対して所定の角度をなすように傾斜した状態になっている。
【選択図】図1
Description
本発明は、パチンコ機に関するものである。
遊技機の一例であるパチンコ機として、図柄始動口に遊技球が入賞した場合に、内部で抽選を実施し、その抽選の結果、大当たりとなった場合(乱数カウンタが所定の数値を選択した場合)には、図柄表示装置に所定の大当たり図柄(たとえば、「7,7,7」)を表示するとともに、大当たり状態を生起させ、大入賞口の開閉扉を所定回数だけ断続的に開成させて、遊技者に多くの賞品球を払い出すもの(所謂、図柄合わせタイプのパチンコ機)が知られている。そして、上記した図柄合わせタイプのパチンコ機における大入賞口の扉部材としては、特許文献1の如く、幅広な板状に形成されており下端縁を中心として前方に片開きするものが広く利用されている。
ところが、上記の如く、下端縁を中心として前方に片開きする扉部材を大入賞口開閉用の扉部材として設けたパチンコ機は、扉部材の動きが非常にありふれたものであるため、看者に陳腐なイメージを与えてしまう。それゆえ、出願人らは、前後方向にスライドして遊技盤の表面から出没することによって大入賞口を開閉する扉部材を設けたパチンコ機について提案した(特願2008−101824)。
上記の如く、前後方向にスライドして遊技盤の表面から出没する扉部材を大入賞口開閉用の扉部材として設けたパチンコ機は、当該扉部材の動きが斬新で趣向性に優れているものの、扉部材を単純な矩形状にした場合には、前方にスライドした扉部材の先端縁と当該先端縁の前方に位置した遊技部材との間に遊技球が挟まってしまい、扉部材が完全に閉まらなくなったり、予定よりも多い遊技球が大入賞口へ入賞したりする虞れがある。
本発明の目的は、大入賞口用の扉部材の開閉作動の態様が斬新で趣向性が高い上、その扉部材の正常な開閉作動を保持することが可能なパチンコ機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、遊技球が入賞可能な大入賞口と、その大入賞口を開閉するための扉部材と、図柄を表示可能な図柄表示装置とが遊技盤の表面に設けられており、所定条件を充足した場合に内部で抽選を実行し、その抽選の結果が所定の結果となった場合には、前記図柄表示装置において所定の大当たり図柄を表示するとともに、遊技者にとって有利な大当たり状態を生起させて、前記大入賞口を所定の回数だけ断続的に開成させるパチンコ機であって、前記大入賞口の開口部が、前記遊技盤の前方に盤面に対して平行に設けられた板状部材の内側に形成されており、前記扉部材が、前記遊技盤の内部から前方へ突出して先端縁を前記板状部材の内面に近接させることによって、前記開口部を遮蔽するものであるとともに、前記扉部材の先端縁と前記板状部材の内面とが、遊技球の半径以上の隙間が形成されない範囲で非平行になっており、前記開口部を遮蔽する際に、前記扉部材の先端縁と前記板状部材の内面との間に挟まりそうになった遊技球が、前記隙間が広くなる側へ押し出されることを特徴とする。
本発明のパチンコ機は、扉部材の先端縁と大入賞口の開口部を構成する板状部材の内面とが、遊技球の半径以上の隙間が形成されない範囲で非平行になっているため、扉部材を前方へスライドさせて板状部材の内面に近接させて大入賞口の開口部を遮蔽する際に、扉部材と板状部材の内面との間に遊技球が挟まれる、という事態が生じない。すなわち、開いた状態の扉部材を閉じる際に、扉部材の先端の片端に遊技球が挟まりかけたときに、その遊技球を扉部材の幅方向に滑らせて(スライドさせて)隙間が広くなる側へ押し出すことにより、扉部材への遊技球の噛み込みを防止することができる。
以下、本発明のパチンコ機について、図面にしたがって詳細に説明する。図1は、本発明に係るパチンコ機を示したものであり、パチンコ機1は、機枠2の片側縁に、前面枠3が開閉自在に蝶着されており、前面枠3の中央よりやや上側の後方には、遊技盤4が設置されている。遊技盤4の表面には、発射装置(図示せず)によって発射された遊技球を遊技盤4の上方まで導くための金属製で帯状のガイドレール8が円弧状に立設されており、当該ガイドレール8によって、略円形の遊技領域10が区画された状態になっている。そして、当該遊技領域10には、装飾用の大型遊技部材11が設置されている。
図2、図3は、それぞれ、大型遊技部材11の正面図、前方斜視図である。大型遊技部材11は、矩形の開口窓部41を中央に設けたドーナッツ状に形成されている。そして、左右上下の外周には、遊技盤4に当着させるための当着板42が、前後方向に対して直交するように設けられている。また、当着板42の前側には、帯状の外周壁体43が立設されており、その外周壁体43の前端縁には、各種の装飾を施した装飾板33が設けられている。そして、当該装飾板33が、当着板42の表面と所定の距離(遊技球の直径以上の距離)を隔てて平行に対峙した状態になっている。
また、装飾板33の中央上方には、板状部材として機能する窓部材36が、装飾体33と略面一になるように設置されている。窓部材36は、透明な合成樹脂によって上辺を右上がりに傾斜させた台形の板状に形成されており、装飾板33と同様に、当着板42の表面と所定の距離を隔てて平行に対峙した状態になっている。さらに、窓部材36の内側においては、外周壁体43が、窓部材36の左右の端縁および下端縁に沿うようにコの字状に折り曲げ形成されており、そのコ字状に折れ曲がった外周壁体43、窓部材36および遊技盤4によって、遊技球を貯留するための空間Sが形成された状態になっている。
また、当着板42の窓部材36の下端際の後方に相当する位置には、大入賞口35が穿設されており、遊技球が入賞可能になっている。そして、窓部材36の上端際の内側(後側)の部分が、大入賞口35の開口部38として機能するようになっている。なお、大入賞口35内に入賞した遊技球は、図示しない入賞検出手段によって、その入賞が検出されるようになっている。
さらに、窓部材36の上端縁際の後方には、板状で略矩形の扉部材34が、窓部材36の上辺に沿って傾斜した状態(水平方向に対して約20°傾斜した状態)を保ちながら当着板42の表面から出没するように前後にスライド可能に設けられている。図4は、扉部材34の設置部位を上から見た状態を示したものである(なお、図4(a)は、扉部材34を前方にスライドさせた状態であり、図4(b)は、扉部材34を後方にスライドさせた状態である)。扉部材34は、左右の両端縁が平行になっており、約50mmの幅を有している。また、先端縁が、遊技盤4の盤面方向に対して所定の角度(約2°)をなすように傾斜した直線状になっている(すなわち、扉部材34は、そのように先端縁を傾斜させた状態を保ちながら前後にスライドするようになっている)。そして、扉部材34が最も前方にスライドした場合には、左側(すなわち、下側)の先端と窓部材36の内面との距離が約3.0mmとなり、右側(すなわち、上側)の先端と窓部材36の内面との距離が約1.0mmとなるように設計されている。
また、図2、図3の如く、装飾板33の右上方には、後述する図柄表示装置19の表示内容と合わせた発光演出をするための発光演出部材44が設けられている。さらに、装飾板33の右側には、図柄表示装置19の表示内容と合わせたメカニカルな演出をするための回転体45が設けられている。
一方、当着板42の裏面側の中央上部には、扉部材34を作動させるための作動部材であるソレノイド46が、ハウジング内に収納された状態で設置されている。さらに、ソレノイド46の右側には、発光演出部材44を発光させるための発光手段47がハウジング内に収納された状態で設置されており、発光手段47の下側には、回転体45を作動させるための作動手段(図示せず)がハウジング内に収納された状態で設置されている。さらに、ソレノイド46の下側には、図柄表示装置19が液晶画面48を開口窓部41から露出させた状態で組み付けられている。加えて、図柄表示装置19の下側には、遊技球を載置可能なステージ12が設けられており、当該ステージ12の下側には、後述する図柄始動口21へ遊技球を導くための挿通孔13が設けられている。
また、図1の如く、大型遊技部材11の右下には、入賞装置17が設置されている。入賞装置17は、遊技盤4に当着させるための当着板24、当着板24に穿設された略台形状の入賞口20を開閉するための開閉扉14等によって構成されている。当着板24は、透明な合成樹脂によって形成されており、略U字の受け皿状の導入部材15が、表面から前方に突出するように一体的に設けられている。さらに、入賞口20の上端際には、幅広な板状の開閉扉14が、傾斜状に設置されており、当着板24の裏面側に設けられたソレノイド(図示せず)によって、傾斜した状態を保ったまま、前後にスライドして入賞口20を開閉するようになっている。
さらに、遊技領域10には、大型遊技部材11や入賞装置17の他に、図柄始動口21、電動開閉式入賞装置(所謂、電動式チューリップ)22、ゲート37、電飾ランプ、風車等が設置されているとともに、多数の障害釘9,9・・等が植設されている。一方、前面枠3の下側には、遊技球を発射装置(図示せず)へ供給するための供給皿5と、遊技球を貯留させるための貯留皿6とが上下に併設されており、その貯留皿6の右側には、発射装置を操作するための発射ハンドル7が突設されている。
上記の如く構成されたパチンコ機1においては、発射ハンドル7の回動操作によって発射装置(図示せず)から遊技球が発射され、発射された遊技球が図柄始動口21に入賞した場合に、内部に設置された制御装置において大当たり抽選が実行され、大当たり抽選の結果、「大当たり」になった場合には、「大当たり状態」が生起する。また、遊技球が図柄始動口21に入賞する毎に、入賞図柄表示装置19においては所定の時間だけ図柄の変動表示を実行し、当該変動表示の後に「大当たり図柄」あるいは「はずれ図柄」を表示することによって大当たり抽選の結果を表示する。
「大当たり状態」においては、大入賞口35の扉部材34が所定回数だけ断続的に開成する。扉部材34の開成は、ソレノイド46への電源投入により、ソレノイド46のシリンダーが後方へスライドし、そのスライドに連動して、扉部材34が後方へスライドし、当着板42内(すなわち、遊技盤4内)に没入することによって行われる。その扉部材34の没入によって、窓部材36と遊技盤4との間の空間Sの上面(すなわち、開口部)が露出した状態となるため、上方から流下した遊技球が、すべてその空間S内に導かれ、大入賞口35へと導かれる。なお、窓部材36が透明な合成樹脂によって形成されているため、遊技者は、空間S内に入り込んだ遊技球が大入賞口35へと導かれる様子を視認することができる。上記の如く、「大当たり状態」が生起した場合には、大入賞口35内へ多くの遊技球を入賞させることができるため、遊技者は、多くの賞品球を獲得することができる。
また、「大当たり状態」の生起中あるいは終了後に扉部材34が閉成する際には、扉部材34が前方へスライドして窓部材36の内面に近接するが、扉部材34の先端縁が、窓部材36の内面と非平行になるように傾斜している(扉部材34の左側の先端の方が右側の先端より窓部材の内面との距離が長くなっている)ので、流下した遊技球が、前方へスライドした扉部材34と窓部材36の内面との間に挟まりそうになった場合に、傾斜した扉部材34の先端縁によって、その遊技球が、左側(すなわち、扉部材34の先端縁と窓部材36の内面との距離が長い側)へ押し出されるため、扉部材34の先端縁と窓部材36の内面との間に挟まれたりしない。
さらに、所定の「大当たり図柄」が表示された後に「大当たり状態」が生起した場合には、「大当たり状態」の終了後に、入賞図柄表示装置19における図柄の変動表示の時間を所定の回数だけ短縮する「時短状態」が生起する。当該「時短状態」においては、遊技球がゲート37を通過する毎に、内部に設置された制御装置において当たり抽選が実行され、その当たり抽選において高い確率で小当たりとなり、小当たりとなった場合に、電動開閉式入賞装置22が開成する。そして、開成した電動開閉式入賞装置22に遊技球が入賞した場合に、入賞装置17の開閉扉14が開成し(後方にスライドして遊技盤4内に没入し)、上方から流下した遊技球(すなわち、大型遊技部材11の右側を流下した遊技球)が導球部材15によって受け止められて入賞口20内に導かれ、入賞球として検出されるようになる。したがって、遊技者は、「時短状態」が発生した場合には、発射ハンドル7を大きく回動させて遊技球を強く発射して右サイドの入賞装置17の入賞口20に入賞させることによって、「大当たり状態」の生起によって得られた遊技球の数を大きく変動させることなく遊技を継続させることができる。
パチンコ機1は、上記の如く、大入賞口35の開口部38が、遊技盤4の前方に盤面に対して平行に設けられた板状部材である窓部材36の内側に形成されており、扉部材34が、遊技盤4の内部から前方へ突出して先端縁を窓部材36の内面に近接させることによって、開口部38を遮蔽するものであるとともに、扉部材34の先端縁と窓部材36の内面とが非平行になっているため、扉部材34を前方へスライドさせて窓部材36の内面に近接させて大入賞口35の開口部38を遮蔽する際に、扉部材34と窓部材36の内面との間に遊技球が挟まれる、という事態が生じない。したがって、扉部材34が完全に閉じなくなったり、予定個数よりも多い遊技球が大入賞口35内に入賞してしまう、という事態が起こらない。
また、パチンコ機は、扉部材34が、水平方向に対して所定の角度をなすように傾斜した状態で設置されており、扉部材34の下側の先端と窓部材36との距離が扉部材34の上側の先端と窓部材36との距離より長くなっており、流下した遊技球が、前方へスライドした扉部材34と窓部材36の内面との間に挟まりそうになった場合に、重力が作用する方向と同じ方向に押し出されるので、扉部材34と窓部材36の内面との間に遊技球が挟まれる事態をより高い精度で防止することができる。
さらに、パチンコ機1は、図柄表示装置19の外周を覆う大型遊技部材11に、扉部材34と大入賞口35とが一体的に設けられているので、従来のパチンコ機に比べて、デザインが斬新である上、部品点数が少なく、安価かつ容易に製造することができる。
加えて、パチンコ機1は、大入賞口35、扉部材34とも図柄表示装置19の上側に設けられているため、扉部材34から開口部38内へ遊技球が入り込む様子を容易に視認することができる。また、窓部材36が透明であるため、開口部38内へ入り込んだ遊技球が大入賞口35内へ入賞するまでの様子を、窓部材36を介して視認することができるので、遊技者に不信感を抱かせて遊技に対する意欲を消失させる事態が生じない。
なお、本発明のパチンコ機の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、機枠、前面枠、遊技盤、供給皿、貯留皿、発射ハンドル、大型遊技部材、扉部材、大入賞口、開口部、窓部材、図柄表示装置、入賞装置、図柄始動口、電動開閉式入賞装置、入賞口等の形状、構造、材質等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更できる。
たとえば、本発明のパチンコ機は、上記実施形態の如く、大入賞口および扉部材を大型の遊技部材に一体的に組み込んだものに限定されず、大入賞口および扉部材を大型遊技部材とは別個に遊技盤面上に設置したものでも良い。また、上記実施形態の如く、ソレノイドによって扉部材を開閉するものに限定されず、ステッピングモータ等の他の駆動装置によって扉部材を開閉するものでも良い。
また、扉部材は、上記実施形態の如く、遊技盤面とのなす角度(すなわち、板状部材とのなす角度)が約2°となるように先端縁を傾斜させたものに限定されず、閉じた状態で板状部材の内面との間に遊技球の半径以上の隙間が形成されないものであれば、遊技盤面とのなす角度が約2°を上回るように先端縁を傾斜させたものでも良い。なお、扉部材と窓部材の内面との間に遊技球が挟まれる事態を効率的に防止するためには、板状部材の内面と先端縁とのなす角度が1°以上となるように先端縁の傾斜度合いを調整するのが好ましい。
さらに、扉部材は、上記実施形態の如く、先端縁全体を板状部材と所定の角度をなすように傾斜させたものに限定されず、先端縁の一部のみを板状部材と所定の角度をなすように傾斜させたものでも良い。たとえば、扉部材を右上がりの傾斜状に設ける場合には、図5の如く、扉部材の先端縁の右端際の部分および/または扉部材の先端縁の左端際の部分を板状部材と平行にして(すなわち、非傾斜状にして)、それ以外の部分を板状部材と所定の角度をなすように傾斜させることも可能である。なお、そのように扉部材の先端縁の左右の一部を板状部材と平行にする場合には、当該板状部材と平行な部分の長さ(図5におけるα,β)を、遊技球の半径(約5.5mm)以下とすることが好ましい。
加えて、本発明のパチンコ機は、上記実施形態の如く、扉部材の先端縁が遊技盤の盤面に対して傾斜しているとともに板状部材が遊技盤の盤面に対して平行になっているものに限定されず、扉部材の先端縁が遊技盤の盤面に対して平行になっているとともに板状部材が遊技盤の盤面に対して傾斜しているものでも良い。
また、本発明のパチンコ機は、上記実施形態の如く、扉部材を右上がりの傾斜状に設けたものに限定されず、たとえば、遊技盤面のレイアウトを実施形態のものと左右対称にすることによって扉部材を左上がりの傾斜状に設けることも可能である。さらに、本発明のパチンコ機は、上記実施形態の如く、片上がりの傾斜状に形成された大型の遊技部材の上面に扉部材を設けたものに限定されず、大型の遊技部材の上面を中央から左右の外側にかけて下向きに傾斜するように逆V字状に形成し、その傾斜面に扉部材を設けることも可能である。
なお、上記実施形態においては、所謂第三種のパチンコ機について説明したが、本発明のパチンコ機は、第三種のものに限定されず、第一種、第二種等の第三種以外のものとしても利用することが可能である。
1・・パチンコ機、4・・遊技盤、7・・発射ハンドル、10・・遊技領域、11・・大型遊技部材、34・・扉部材、35・・大入賞口、36・・窓部材(板状部材)、38・・開口部。
Claims (1)
- 遊技球が入賞可能な大入賞口と、その大入賞口を開閉するための扉部材と、図柄を表示可能な図柄表示装置とが遊技盤の表面に設けられており、所定条件を充足した場合に内部で抽選を実行し、その抽選の結果が所定の結果となった場合には、前記図柄表示装置において所定の大当たり図柄を表示するとともに、遊技者にとって有利な大当たり状態を生起させて、前記大入賞口を所定の回数だけ断続的に開成させるパチンコ機であって、
前記大入賞口の開口部が、前記遊技盤の前方に盤面に対して平行に設けられた板状部材の内側に形成されており、
前記扉部材が、前記遊技盤の内部から前方へ突出して先端縁を前記板状部材の内面に近接させることによって、前記開口部を遮蔽するものであるとともに、
前記扉部材の先端縁と前記板状部材の内面とが、遊技球の半径以上の隙間が形成されない範囲で非平行になっており、
前記開口部を遮蔽する際に、前記扉部材の先端縁と前記板状部材の内面との間に挟まりそうになった遊技球が、前記隙間が広くなる側へ押し出されることを特徴とするパチンコ機。
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