JP2013118949A - 入賞口ユニットおよびそれを備えた弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】入賞口の個数を減らすことなく、正面形状の小型化を図ることができる入賞口ユニット、および遊技盤の遊技領域の省スペース化を図ることができる弾球遊技機を提供すること。
【解決手段】台板36には第1、第2および第3流入孔41,42,43が形成されている。第1流入孔41を取り囲む左受部材71によって第1普通入賞口21が区画されている。第3流入孔43を取り囲む右受部材73によって第3普通入賞口23が区画されている。左受部材71の右側壁71Bと右受部材73の左側壁73Aとの間に、第2流入孔42の前方を通る流下通路63が区画されている。前面板62の背面における第2流入孔42に対向する部分に配設された誘導リブ64は、流下通路63を流下する遊技玉と当接して、当該遊技玉を第2流入孔42に飛込み入玉するように誘導する。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の入賞口を有する入賞口ユニット、およびそれを備えた弾球遊技機に関する。
パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤に向けて発射された遊技玉を、その盤面に沿って流下させることにより遊技を行う。特許文献1に示すように、遊技盤の遊技領域のうち遊技釘が植設されない部分に装着されて、複数個(たとえば)の普通入賞口をユニット化した入賞口ユニットが従来から知られている。特許文献1では、遊技玉が入玉可能な3個の普通入賞口を有する3連入賞口ユニットが開示されている。この3連入賞口ユニットでは、3つの普通入賞口が互いに間隔を隔てて、たとえば全体として階段状に配置されている。
特開2007−252493号公報
近年、盤面の遊技領域の中央に配設されるセンター役物が大型化している。そのため、遊技盤の盤面における遊技可能部分(遊技玉が流下可能な部分)が極めて狭くなる傾向にある。遊技可能部分をできるだけ広く確保するため、入賞口ユニットの平面視サイズを小型化する必要がある。
しかしながら、弾球遊技機の遊技の興趣を高く担保するためには、入賞口の個数はある程度多い方が望ましい。そのため、入賞口ユニットに含まれる入賞口の個数を多く設けることが望ましい。したがって、入賞口ユニットについて、当該入賞口ユニットに含まれる入賞口の個数を減らすことなく、当該入賞口ユニットの正面視形状の大きさを小さくすることが望まれている。
そこで、本発明の目的は、配設される入賞口の個数を減らすことなく、正面形状の小型化を図ることができる入賞口ユニット、および遊技盤の遊技領域の省スペース化を図ることができる弾球遊技機を提供することである。
前記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、弾球遊技機(1)の遊技盤(5)に取り付けられる入賞口ユニット(20)であって、遊技玉が流入可能な流入孔(42)を有し、前記遊技盤の前面に沿って配設される台板(36)と、流入孔に流入した遊技玉を入賞玉として処理する入賞玉処理手段(60)と、前記台板の前方における前記流入孔に対向する位置に、当該台板の前面と間隔を空けて配設されて、前記台板の前方を流下する遊技玉に当接して、当該遊技玉を前記流入孔に飛込み入玉するように誘導する誘導部(64)とを含み、前記誘導部の先端縁と前記流入孔の開口面との間の間隔(W1)が遊技玉の直径未満に設けられている、入賞口ユニットである。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表すが、特許請求の範囲を実施形態に限定する趣旨ではない。以下、この項において同じ。
この構成によれば、この入賞口ユニットが遊技盤に取り付けられた状態では、遊技盤を流下する遊技玉が、入賞口ユニットの台板の前方を流下する。台板は流入孔を有しており、台板の前面を流れる遊技玉は、台板の前面と間隔を空けて配設された誘導部に当接し、当該誘導部により、流入孔に飛込み入玉するように誘導される。
この誘導部の先端縁と流入孔の開口面との間の間隔が、遊技玉の直径未満に設けられている。そのため、台板の前方を流下する遊技玉が誘導部に当接する頻度を高めることができる。これにより、入賞口ユニットの誘導部に当接して、流入孔に飛込み入玉する遊技玉の割合を増やすことができる。
また、入賞口を「その箇所を通過すれば入賞が確定する部分のうち、最も上流側の部分」と定義する場合、入賞口ユニットの台板に形成される流入孔を「入賞口」とすることができる。したがって、流入孔を、台板のうち入賞口が通常形成されない位置に形成すれば、入賞口ユニットに配設される入賞口の個数を減らすことなく、入賞口ユニットの正面形状の小型化を図ることができる。
請求項2記載の発明は、前記流入孔の前方には、遊技玉が流下するための流下通路(63)が形成されており、前記誘導部は、前記流下通路を流下する遊技玉に当接して、当該遊技玉を前記流入孔に飛込み入玉するように誘導する、請求項1記載の入賞口ユニットである。
この構成によれば、流入孔に形成される流下通路を流下する遊技玉が誘導部に当接し、流入孔に飛込み入玉する。これにより、遊技玉が流入孔に飛込み入玉する割合を増やすことができる。
請求項3記載の発明は、前記流入孔は、左右一列に並べられ、遊技玉が流入可能な第1、第2および第3流入孔(41,42,43)を含み、前記入賞口ユニットは、前記第1流入孔の左右側方および下方を取り囲む左周壁(71)、および前記第1流入孔の前方に、前記第1流入孔の開口面と間隔を空けて設けられた左用前壁(62)を有し、前記台板の前面とによって左入賞口を区画する左入賞口役物(21A)と、前記第3流入孔の左右側方および下方を取り囲む右周壁(73)、および前記第3流入孔の前方に、前記第3流入孔の開口面と間隔を空けて設けられた右用前壁(62)を有し、前記台板の前面とによって右入賞口を区画する右入賞口役物(23A)とを含み、前記第2流入孔は、記左入賞口役物の前記左周壁の右部分と、前記右入賞口役物の前記右周壁の左部分との間に設けられた流入孔であり、前記流下通路が、前記左入賞口役物の前記左周壁の右部分と、前記右入賞口役物の前記右周壁の左部分と、前記台板の前面とによって区画されている、請求項2記載の入賞口ユニットである。
この構成によれば、入賞口ユニットには、少なくとも3個の入賞口を設けることができる。
左入賞口役物の左周壁および左用前壁と、台板の前面とによって、左入賞口が区画される。この左入賞口を、1つ目の入賞口とする。また、右入賞口役物の右周壁および右用前壁と、台板の前面とによって、右入賞口が区画される。この右入賞口を、2つ目の入賞口とする。前述のように、入賞口ユニットについて正面形状の小型化が求められているので、左入賞口と右入賞口とは互いにできるだけ近接して設けられていることが望ましい。そのため、左入賞口と右入賞口とを互いに近接して設けるとともに、左入賞口と右入賞口との間に、当該左入賞口および当該右入賞口の双方と連続する入玉口を設けることが考えられる。しかしながら、前述のように入賞口を「その箇所を通過すれば入賞が確定する部分のうち、最も上流側の部分」と定義する場合、左入賞口と右入賞口との間に、当該左入賞口および当該右入賞口の双方と連続する入玉口を設けても、当該入玉口は左入賞口や右入賞口とともに「1つの入賞口」として取り扱われてしまう。したがって、左入賞口と右入賞口との間には、通常は入玉口を設けない。
請求項3によれば、台板における左周壁の右部分と右入賞口役物の右周壁の左部分との間に、第2流入孔が形成される。このとき、左周壁の右部分と右周壁の左部分との間を流下する遊技玉は、入賞口ユニットの誘導部に当接し、当該誘導部により、第2流入孔に飛込み入玉するように誘導される。この場合、第2流入孔を3つ目の入賞口として設けることができる。
したがって、入賞口が通常形成されない、左周壁の右部分と右周壁の左部分との間に第2流入孔を形成するとともに、その第2流入孔を飛込み入玉孔(飛込み入賞孔)として用いることができる。これにより、入賞口ユニットにおいて、入賞口の個数を減らすことなく、正面形状の小型化を図ることができる。
請求項4記載の発明は、前記左用前壁および前記右用前壁は、前記台板の前面と遊技玉の直径を超える間隔を空けて配設された1枚の前面板(62)によって構成されており、前記誘導部は、前記前面板の背面における前記第2流入孔に対向する部分から、後方に向けて突出して、前記左周壁の右部分と前記右周壁の左部分との間を流下する遊技玉と当接する突起(64)を含む、請求項3記載の入賞口ユニットである。
この構成によれば、左用前壁および右用前壁が1枚の前面板によって構成されている。また、この前面板によって誘導部を支持することができる。これにより、部品点数の低減を図ることができる。
請求項5に記載のように、前記誘導部は、前記左右方向に長い平面視矩形状のリブ(64)を含んでいてもよい。この場合、また、請求項6に記載のように、前記リブの上面の先端縁には、先方に向かうに従って下方に傾斜する傾斜状のエッジ面(66)が形成されていてもよい。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載された前記入賞口ユニットが配設された遊技盤(5)と、前記遊技盤に向けて遊技玉を発射する発射装置とを含む、弾球遊技機(1)である。
この構成によれば、請求項1〜6に関連して説明した作用効果と同等の作用効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る弾球遊技機の斜視図である。 図1に示す遊技盤の正面図である。 図2に示すサイドランプユニットの斜視図である。 図2に示すサイドランプユニットの立体分解図である。 図2に示すサイドランプユニットの平面図である。 図3に示す入賞口役物用カバーの構成を示す斜視図である。 図5に示す切断面線VII−VIIから見た断面図である。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る弾球遊技機1の斜視図である。この弾球遊技機1は、遊技店内に配列された遊技島への取付け(設置)のための略四角枠状の外枠2と、この外枠2に対し片開き可能に取り付けられた前枠3とを備えている。外枠2の左右一方、たとえば左側のヒンジ4によって、前枠3はヒンジ4の回動軸まわりに回動可能に保持されている。
前枠3の上部分には、遊技盤5(図2参照)が収容保持されている。前枠3の下部分には、発射装置(図示しない)が収容保持されている。前枠3の手前側には、前扉6が開閉可能に設けられている。また、前枠3の手前側には、前扉6の下方に、下部開閉板7が開閉可能に設けられている。前扉6には、遊技盤5に対向する位置に略円形の開口8が形成されている。この開口8には、ガラス板などの透明板9が嵌められていて、前扉6を閉じた状態で、その透明板9を介して、透明板9の奥側の遊技盤5(図2参照)を視認することができるようになっている。前扉6の上部には、左右一対のスピーカ28が配設されている。また、前扉6の下部には、左右一対のランプユニット27が配設されている。
下部開閉板7には、遊技に使用する鉄(強磁性体)製の遊技玉(パチンコ玉)を貯留しておくための上皿10と、上皿10からオーバーフロー路(図示しない)を通して溢れた遊技玉を受け止める下皿12とが上下に並んで設けられている。また、下皿12の右側には、遊技玉を遊技盤5に打ち出す際に操作されるハンドル13が配設されている。遊技者が、ハンドル13を把持して回転操作することにより、発射装置から遊技盤5に向けて遊技玉を発射することができ、また、ハンドル13の回転角度を調整することにより、遊技盤5に向けて発射される遊技玉の勢いを調節することができる。なお、遊技玉として、所定の直径(たとえば11.0mm)を有する鋼球が用いられる。
図2は、遊技盤5の正面図である。遊技盤5の盤面には、中央部に略円形の遊技領域Sが設定されており、この遊技領域Sの周縁には、発射装置から発射された遊技玉を、遊技盤5の上方(左側上部)に導くための略円弧状のガイドレール14が配設されている。また、ガイドレール14に対向して、内レール11が配置されている。内レール11の先端は遊技領域Sの上部まで延びていて、発射装置により発射された遊技玉は、内レール11とガイドレール14との間を通って遊技領域Sの上部へと導かれる。
遊技領域Sには、多数本の障害釘(図示しない)が配設されており、遊技盤5の左側上部からガイドレール14および内レール11に沿って右斜め上方に向けて放たれた遊技玉は、遊技盤5の盤面に沿って多数本の障害釘の間を通って流下していく。
遊技領域Sの中央部には液晶表示ユニット15が配設されている。液晶表示ユニット15は、弾球遊技機1の遊技中に、演出図柄を変動表示するためのものである。液晶表示ユニット15の周囲は、フレーム(図示しない)によって取り囲まれている。このフレームの前面には、所定のモチーフに基づく装飾部材16が取り付けられている。
遊技領域Sの下部には、第1特別図柄始動口17および第2特別図柄始動口18が上下に並べて配設されている。第1特別図柄始動口17および第2特別図柄始動口18は、それぞれ、遊技盤5の盤面に沿って流下する遊技玉を入玉可能に設けられている。第2特別図柄始動口18に関連して、1対の羽根を有し、第2特別図柄始動口18を開閉するための電動チューリップ役物19が配設されている。
第1特別図柄始動口17または第2特別図柄始動口18に遊技玉が入ると、予め定める個数(たとえば、第1特別図柄始動口17への遊技玉入玉に対しては3玉、および第2特別図柄始動口18への遊技玉入玉に対しては5玉)の賞玉が、賞玉払出装置(図示しない)から払い出される。また、第1特別図柄始動口17または第2特別図柄始動口18への遊技玉の入玉に伴って、次に述べる大入賞口開閉役物20が大入賞口24の開閉動作を複数回行う大当たり遊技を実行するか否かを決定するための大当たり抽選が実行される。
第2特別図柄始動口18の下方には、たとえば、左右に長い長方形状をなす大入賞口24が配設されている。大入賞口24に関連して、大入賞口24を開閉するための大入賞口開閉役物20が設けられている。大入賞口開閉役物20は、遊技盤5の盤面に沿った状態で大入賞口24を閉塞して、大入賞口24に遊技玉が入るのを阻止することができる一方、この状態から大入賞口24の下端縁に沿って配置された回動軸(図示しない)を中心に手前側に傾倒することにより、大入賞口24を開放して、大入賞口24上に流下してくる遊技玉を大入賞口24内に導き入れることができる。大入賞口24に遊技玉が入玉すると、予め定める個数(たとえば10玉)の賞玉が、賞玉払出装置(図示しない)から払い出される。
遊技領域Sのたとえば左部(液晶表示ユニット15の左方)には、遊技盤5の盤面に沿って流下する遊技玉が通過可能な普通ゲート25が配設されている。普通ゲート25を遊技玉が通過すると、電動チューリップ役物19を開状態にするか否かを決定するための普通図柄抽選が実行される。
また、遊技盤5の左下部(液晶表示ユニット15の左下方)には、第1普通入賞口(入賞口)21、第2普通入賞口(入賞口)22および第3普通入賞口(入賞口)23が、ジグザグ階段状に配設されている。各普通入賞口21,22,23に遊技玉が入ると、予め定める個数(たとえば10玉)の賞玉が、賞玉払出装置(図示しない)から払い出される。これら3つの普通入賞口21,22,23はユニット化されている。言い換えれば、遊技盤5には、普通入賞口21,22,23という3連の普通入賞口を有する普通入賞口ユニットとしてのサイドランプユニット(入賞口ユニット)20が配設されている。遊技盤5の盤面に沿って流下する遊技玉のうち、第1もしくは第2特別図柄始動口17,18、大入賞口24、または第1、第2もしくは第3普通入賞口21,22,23のいずれにも入玉しなかった遊技玉(アウト玉)は、遊技領域Sの下部に形成されたアウト口26から機内に入り、後述する玉回収部(図示しない)に回収される。
サイドランプユニット20は、遊技領域Sの左下部で内レール11の内側に沿って配設されている。サイドランプユニット20は、遊技盤5を構成する矩形のベニヤ板における、内レール11の内側に沿う部分に対応して形成されたサイドランプユニット装着孔(図示しない)に前側から着脱可能に嵌合されており、遊技盤5にねじ止め等によって固定されている。このサイドランプユニット20の背面は遊技盤5の背面側に露出している。
図3、図4および図5は、サイドランプユニット20の斜視図、立体分解図および平面図である。
サイドランプユニット20は、3連の普通入賞口を有する普通入賞口ユニットとしての機能とサイドランプとしての機能とを併せ持っている。サイドランプユニット20は、図4に示すように、略円弧状の板状をなすベース部材30と、ベース部材30の左上部分のほぼ全域前面に取り付けられる装飾カバー32と、ベース部材30の右下部分の前面に取り付けられる入賞口役物用カバー34と、ベース部材30よりも一回り小さい相似形の正面形状を有し、ベース部材30の背面に取り付けられる裏カバー33とを備えている。
ベース部材30と裏カバー33とが互いに前後に組み付けられることにより、サイドランプユニット20の本体部が構成されている。ベース部材30は、サイドランプユニット装着孔(図示しない)を塞ぐように遊技盤5の盤面に沿って配置される台板36と、台板36の外周縁のやや内寄り(周縁部)から後方に向けて突出する第1外周壁37とを一体に備えている。第1外周壁37は、環状に設けられており、台板36の周縁部における、後述する案内樋46,47,48が形成される部分を除く部分に、ほぼ等しい前後幅を有して設けられている。サイドランプユニット装着孔にサイドランプユニット20を嵌合させる際に、サイドランプユニット装着孔の内周壁(図示しない)に摺接又は近接する。
図4に示すように、台板36の右下部分には、当該右下部分の上部分に、左右方向に一列に並ぶ第1流入孔41、第2流入孔42および第3流入孔43が形成されている。第1、第2および第3流入孔41,42,43は左側からこの順で設けられており、第1流入孔41だけが他の2つの流入孔42,43よりも、上下方向に関してやや上方に設けられている。各流入孔41,42,43は、遊技玉の直径よりもやや大きな略円形をなし、台板36を前後方向に貫通している。具体的には、第1流入孔41および第3流入孔43は、上下方向に長軸を有する楕円形であり、第2流入孔42はほぼ円形である。円形からなる第2流入孔42の直径W2は、たとえば13mmである。左右方向に関して、第1流入孔41と第2流入孔42との間の間隔(第1流入孔41の右端と第2流入孔42の左端との間の間隔)、および第2流入孔42と第3流入孔43との間の間隔(第2流入孔42の右端と第3流入孔43の左端との間の間隔)はそれぞれ微小間隔(たとえば数mm程度。後述する右側壁71Bや左側壁73Aの肉厚程度)に設定されている。
図3および図4に示すように、ベース部材30の前面の左上端部には、上方から流下している遊技玉を下方に向けて案内する案内板49が設けられている。案内板49は、遊技領域Sの中心に向かうに従って下がる緩やかな傾斜面からなる案内面49Aを有している。案内板49の下面には、左右一対の位置決め用リブ50(図4参照)が設けられている。各位置決め用リブ50は前後方向に沿って延びていて、装飾カバー32の取付けの際に、後述する位置決め用溝51(図4参照)に嵌ることにより、装飾カバー32の左右方向位置の位置決めを行うためのものである。
台板36は、遊技盤5の内レール11(図2参照)の右下部分に沿う略円弧状をなしており、前面に装飾カバー32が配置される左上部分と、前面に入賞口役物用カバー34が配置される右下部分とを有している。サイドランプユニット20を遊技盤5(図2参照)に装着した状態では、台板36の周縁部の背面が遊技盤5におけるサイドランプユニット装着孔の周囲の前面に面接触する。すなわち、遊技盤5の前面と台板36の前面とが略同一平面に含まれるようになっている。
台板36の左下辺36Aは、内レール11の右下部分に沿う円弧状をなしている。台板36は、左下辺36Aの上端から左右に延びる湾曲状の湾曲状辺36Bと、左下辺36Aの右端から鉛直上方に延びる右辺36Cと、右辺36Dから左方に向かうに従って上方に向かう階段状の階段状辺36Dと、階段状辺36Dの左端と湾曲状辺36Bの右端とを結ぶ左下辺36A側に凹となる円弧状の円弧状辺36Eとを備えている。後述するように、台板36の上面には、階段状辺36Dに沿って入賞口役物用カバー34が取り付けられる。階段状辺36Dは、互いに水平に延び、上下および左右に間隔を隔てた第1辺36DAおよび第2辺36DCと、第1辺36DAの右端と第2辺36DCの左端とを接続し、右側に向かうに従って下がる傾斜辺からなる接続辺36DBとを備えている。第1流入孔41の直上に第1辺36DAが位置するとともに、第3流入孔43の直上に第2辺36DCが位置している。
図4および図5に示すように、台板36の後側には、第1流入孔41に流入した遊技玉を後ろ向きに案内するための第1案内樋46と、第2流入孔42に流入した遊技玉を後ろ向きに案内するための樋状の第2案内樋47と、第3流入孔43に流入した遊技玉を後ろ向きに案内するための樋状の第3案内樋48とが設けられている。第1、第2および第3案内樋46,47,48はそれぞれ背面視で当該流入孔41,42,43の下方および両側方を取り囲む略U字状をなしている。第1案内樋46の右側壁と第2案内樋47の左側壁とが共通化されて、上下に延びる第1側壁44を構成しており、第2案内樋47の右側壁と第3案内樋48の左側壁とが共通化されて、上下に延びる第2側壁45を構成している。各案内樋46,47,48は、第1外周壁37と同じ前後幅を有している。
台板36、第1外周壁37、第1〜第3案内樋46,47,48および案内板49は、PC(ポリカーボネート)などの樹脂材料を用いて一体成形されており、これらによりベース部材30が設けられている。
図3および図4に示すように、装飾カバー32は、外郭形状が下に凸の略三角形の装飾板52と、装飾板52の背面から後方に向けて突出する第2外周壁53とを備えている。装飾板52は、右側に向かうに従って下がる緩やかな傾斜辺からなる上辺52Aと、上辺52Aの右端から下方に延びる鉛直状の右辺52Bと、上辺52Aの左端と、右辺52Bの下端付近とを結ぶ、外側に凸の円弧状の左下辺52Cとを備えている。
装飾板52の中央部には、所定の模様(たとえばハート模様)を象ったレンズ54を嵌めるためのレンズ用孔55が形成されている。このレンズ用孔55に、正面形状がレンズ用孔55と整合するレンズ54が、その後方から嵌められるようになっている。図3および図4では、レンズ用孔55にレンズ54を嵌め合わせた状態を示している。レンズ54は、装飾カバー32内におけるレンズ54の後方部に収容配置されるLEDランプ基板(基板の前面に複数個(多数個)のLEDが実装。図示しない)からの光を散乱させる。
第2外周壁53は、装飾板52の上辺52Aに沿う上壁70と、装飾板52の右辺52Bに沿う右壁56と、装飾板52の左下辺52Cに沿う円弧状壁57とを一体的に備えている。上壁70の左右端部には、ベース部30の左右一対の位置決め用リブ50と嵌るための前後に延びる位置決め用溝51(図4参照)が、それぞれ形成されている。ベース部30の左右一対の位置決め用リブ50が、装飾カバー32の左右一対の位置決め用溝51と嵌合することにより、装飾カバー32の左右方向位置の位置決めが達成される。装飾カバー32を台板36に取り付けた状態では、第2外周壁53の上壁70の全領域が、案内板49によって覆われている。
裏カバー33は、サイドランプユニット20の左上部分の背面を構成する平面視略円弧状の背面板33Aを備えている。また、裏カバー33における、サイドランプユニット20の右下部分には、第1、第2および第3案内樋46,47,48の後方に、流入孔41,42,43に入玉した遊技玉を集合させるとともに、次に述べる入賞検出スイッチ(入賞玉処理手段)60に案内するための玉集合案内部58を区画形成するための覆い58Aが設けられている。玉集合案内部58は、各案内樋46,47,48の後端部との間で下端が揃っており、右方に向かうに従って下がる傾斜面からなる案内誘導面59を有している。案内誘導面59の右方(右下方)には、磁気式の通過センサからなる入賞検出スイッチ60を装着保持可能なスイッチ装着部61が配設されている。スイッチ装着部61は、覆い58Aの下方に、当該覆い58Aと一体的に設けられている。
スイッチ装着部61に装着される入賞検出スイッチ60は、たとえば高周波発振形の貫通型近接センサであり、略長方体状をなす合成樹脂製の本体ケーシングを有している。入賞検出スイッチ60は、その本体ケーシングの長手方向を前後に向けた状態でスイッチ装着部61に装着される。入賞検出スイッチ60には、その本体ケーシングの上下面を貫通する筒状の通過孔60A(図4参照)が形成されている。通過孔60Aの外側部分にはコイル(図示しない)が巻回されており、このコイルが発振回路(図示しない)に接続されている。入賞検出スイッチ60は、通過孔60Aを通過する遊技玉を検出するものである。
図6は、入賞口役物用カバー34の構成を示す斜視図である。図6では、入賞口役物用カバー34を、図3および図4に示し姿勢から手前側に反転させている。以下、図3〜図6を参照しつつ入賞口役物用カバー34について説明する。
入賞口役物用カバー34は、左右に長く、正面視横長のL字状をなす前面板62と、その背面に取り付けられた左受部材(左周壁)71および右受部材(右周壁)73とを一体に備えている。前面板62の前面には装飾が施されている。
左受部材71は平面視U字状をなし、第1流入孔41の両側方および下方を取り囲むための役物である。左受部材71は、第1流入孔41の左側および右側でそれぞれ上下方向に延びる左側壁71Aおよび右側壁(左周壁の右部分)71Bと、左側壁71Aの下端と右側壁71Bの下端とを連結する下に凸の円弧状部71Cとを備えている。左側壁71A、右側壁71Bおよび円弧状部71Cは前後方向に同一幅を有して設けられており、左受部材71は左右対称形状をなす受部材である。入賞口役物用カバー34の台板36への取付け状態では、左受部材71の右側壁71Bが、左右方向に関して第1流入孔41と第2流入孔42との間に配置される。
入賞口役物用カバー34の台板36への取付け状態では、左受部材71は、台板36における第1流入孔41の周囲に(すなわち第1辺36DAの下方部に)配置される。左受部材71と、前面板62の第1流入孔41に対向する部分の背面(左用前壁)と、台板36の前面における第1流入孔41の周囲部分とによって、平面形状が矩形の第1普通入賞口(左入賞口)21が区画されている。すなわち、左受部材71と、前面板62の第1流入孔41に対向する部分とによって、左普通入賞役物(左入賞役物)21Aが構成されている。円弧状部71Cの内周面には、第1普通入賞口21に入玉した遊技玉を後方に向けて案内するためのリブ91が形成されている。第1普通入賞口21をサイドランプユニット20における1つ目の入賞口とする。
第1普通入賞口21に入球した遊技玉は、第1流入孔41から第1案内樋46を通って玉集合案内部58に達し、案内誘導面59上を転動させられて、入賞検出スイッチ60の通過孔60Aに導かれる。通過孔60Aを通過し、入賞検出スイッチ60によって検出された遊技玉はその後球回収部に回収される。
左受部材71の左右の上端縁は、前面板62の左普通入賞役物231を構成する部分の上端縁、および台板36における第1流入孔41の上端縁と揃っている。換言すると、第1普通入賞口21の各上端縁は所定の水平面内に含まれている。
右受部材73は平面視U字状をなし、第3流入孔43の両側方および下方を取り囲むための役物である。右受部材73は、第3流入孔43の左側および右側でそれぞれ上下方向に延びる左側壁(右周壁の左部分)73Aおよび右側壁73Bと、左側壁73Aの下端と右側壁73Bの下端とを連結する下に凸の円弧状部73Cとを備えている。左側壁73A、右側壁73Bおよび円弧状部73Cは前後方向に同一幅を有して設けられており、右受部材73は左右対称形状をなす受部材である。右受部材73は左受部材71と同一の諸元を有している。左受部材71が右受部材73よりも、上下方向に関してやや上方に配設されており、左受部材71と右受部材73とは上下方向に関して重複している。入賞口役物用カバー34の台板36への取付け状態では、右受部材73の左側壁73Aが、左右方向に関して第2流入孔42と第3流入孔43との間に配置される。
また、入賞口役物用カバー34の台板36への取付け状態では、右受部材73は、台板36における第3流入孔43の周囲に(すなわち第2辺36DCの下方部に)配置される。
右受部材73と、前面板62の第3流入孔43に対向する部分の背面と、台板36の前面における第3流入孔43の周囲部分とによって、平面形状が矩形の第3普通入賞口(右入賞口)23が区画されている。すなわち、右受部材73と、前面板62の第3流入孔43に対向する部分とによって、右普通入賞役物(右入賞役物)23Aが構成されている。円弧状部71Cの内周面には、第3普通入賞口23に入玉した遊技玉を後方に向けて案内するためのリブ93が形成されている。第3普通入賞口23を、サイドランプユニット20における2つ目の入賞口とする。
第3普通入賞口23に入球した遊技玉は、第3流入孔43から第3案内樋48を通って玉集合案内部58に達し、案内誘導面59上を転動させられて、入賞検出スイッチ60の通過孔60Aに導かれる。通過孔60Aを通過し、入賞検出スイッチ60によって検出された遊技玉はその後球回収部に回収される。
右受部材73の左右の上端縁は、前面板62の右普通入賞役物23Aを構成する部分の上端縁、および台板36における第3流入孔43の上端縁と揃っている。換言すると、第3普通入賞口23の各上端縁は所定の水平面内に含まれている。
また、左受部材71の左側壁71Aの上端部後端面には、後方に向けて突出する位置決め突起86が形成されている。また、右受部材73の右側壁73Bの上端部後端面には、後方に向けて突出する位置決め突起87が形成されている。さらに、左受部材71の左側壁71Aおよび右受部材73の右側壁73Bのそれぞれには、上下方向途中部に、台板36とのねじ止めに用いられるボス部76,77が形成されている。各ボス部76,77の後端面にはねじ孔78,79が形成されている。
図4に示すように、台板36の前面における第1流入孔41の上端部左側には、位置決め用凹部81が形成されている。また、台板36の前面における第3流入孔43の上端部右側には、位置決め用凹部82が形成されている。さらに、台板36の前面における各位置決め用凹部81,82の下方には、それぞれ入賞口役物用カバー34を台板36にねじ止めするためにねじ(図示しない)が挿通するねじ挿通孔83,84が形成されている。各位置決め用凹部81,82に、対応する位置決め突起86,87を嵌め合わせて、入賞口役物用カバー34を台板36に対して位置決めした後、ねじ(図示しない)をねじ挿通孔83,84を通してねじ孔78,79に締結することにより、入賞口役物用カバー34の台板36に対する固定が達成される。
入賞口役物用カバー34が台板36の前面に取り付けられた状態では、前面板62は台板36と所定の間隔を空けて、当該台板36と平行に延びている。前面板62の背面と台板36の前面との間の間隔W3(図5および図7参照)は、たとえば13mm(遊技玉の直径を超える間隔)に設定されている。したがって、第1普通入賞口21の前後方向長さおよび第3普通入賞口23の前後方向長さも、それぞれ13mmに設定されている。
左および右普通入賞役物21A,23Aは、左普通入賞役物21Aの右側壁71Bと、右普通入賞役物23Aの左側壁73Aとは互いに平行に延びており、これら側壁71B,73Aの左右方向間隔W4(図5参照)は、たとえば13mm(遊技玉の直径を超える間隔で遊技玉の直径の3倍未満の所定間隔)に設定されている。前面板62の背面、左受部材71の右側壁71B、右受部材73の左側壁73Aおよび台板36の前面によって、流下通路63が区画されている。前述のように、左普通入賞役物21Aの右側壁71Bが左右方向に関して第1流入孔41と第2流入孔42との間に配置されているとともに、右普通入賞役物23Aの左側壁73Aが左右方向に関して第2流入孔42と第3流入孔43との間に配置されているので、この流下通路63は第2流入孔42の前方を通るように形成されている。前面板62の背面には、第2流入孔42に対向する部分に、後方に向けて突出する誘導リブ(リブ、突起)64が設けられている。
図7は、図5に示す切断面線VII−VIIから見た断面図である。図3〜図7を参照して誘導リブ64について説明する。
誘導リブ64は、左右方向に所定幅(たとえば6mm)を有しており、当該幅方向に直交する断面形状が後方に向けて凸となる略三角形状である。誘導リブ64は、前面板62の背面における、第2流入孔42の中心部(上下方向の中央位置)にほぼ対向する部分に設けられている。換言すると、誘導リブ64は前面板62の背面によって支持されている。誘導リブ64の最大厚み(上下方向厚み)は、2mmに設定されている。誘導リブ64の先端縁と第2流入孔42の開口面(台板36の前面上における第2流入孔42の形成部分)との間の間隔W1が、遊技玉の直径未満の所定間隔(たとえば10mm)になるように、かつ誘導リブ64の先端縁と第2流入孔42の内周面の上端部分42Aにおける前端(上端縁)との間隔W5および誘導リブ64の先端縁と第2流入孔42の内周面の下端部分42Bにおける前端(下端縁)との間隔W6がそれぞれ遊技玉の直径を超える所定間隔(12mm)になるように、誘導リブ64の前後方向の高さは例えば3mmに設定されている。誘導リブ64は、左右方向に関して、誘導リブ64の左右方向の中央位置が第2流入孔42と一致するように設けられている。
誘導リブ64は、左右方向に長い平面視略矩形状をなしている。誘導リブ64の上面65は、水平平坦面によって形成されている。上面65の先端縁(後端縁)には、後方に向かうに従って下方に向かう傾斜状のエッジ面66が形成されている。エッジ面66は、水平面に対して45°傾斜しており、その前後方向の幅がたとえば1mmに形成されている。より具体的には、エッジ面66の最下端が、上下方向に関して第2流入孔42の中心と揃っている。この誘導リブ64は、流下通路63を流下する遊技玉と当接し、当該遊技玉を第2流入孔42に飛込み入玉するように誘導するためのものである。 第2流入孔42の内周面の下端部分42Bは、後方に向かうに従って下方に向かうように傾斜しており、これにより、第2流入孔42に流入する遊技玉を第2案内樋47に向けて案内することができるようになっている。
また、入賞口を「その箇所を通過すれば入賞が確定する部分のうち、最も上流側の部分」と定義する場合、第2流入孔42を3つ目の入賞口、すなわち普通図柄入賞口22とすることができる。
流下通路63を流下する遊技玉は誘導リブ64と当接し、第2流入孔42に向けて誘導される。そして、誘導リブ64に当接した遊技玉のうち10玉に1玉程度が第2流入孔42に入玉する。つまり、この実施形態では流下通路63を流下する遊技玉が必ず誘導リブ64に当接するのであるが、誘導リブ64と当接した遊技玉は、誘導リブ64に当接した後に左右方向に跳ねたり、台板36の前面における第2流入孔42の周囲部分に当たったりして、必ずしも第2流入孔42に入玉するわけではない。
第2流入孔42に入球した遊技玉は、第2案内樋47を通って玉集合案内部58に達し、案内誘導面59上を転動させられて、入賞検出スイッチ60の通過孔60Aに導かれる。通過孔60Aを通過し、入賞検出スイッチ60によって検出された遊技玉はその後球回収部に回収される。
ところで、この実施形態では、第1普通入賞口21と第3普通入賞口23とが互いに近接して設けられている。そのため、第1普通入賞口21と第3普通入賞口23との間に、当該第1および第3普通入賞口21,23の双方と隣り合う入玉口を設けると、当該入玉口が第1および第3普通入賞口21,23と併せて1つの普通入賞口として取り扱われるので、第1普通入賞口21と第3普通入賞口23との間の部分には、入玉口を通常設けない。
この実施形態によれば、入玉口が通常形成されない、左普通入賞役物21Aの右側壁71Bと右普通入賞役物23Aの左側壁73Aとの間に、第2流入孔42の前方を通る流下通路63を設け、かつ第2流入孔42を飛込み入玉孔(飛込み入賞孔)として用いている。これにより、第2流入孔42を第2普通入賞口22として取り扱うことができるので、サイドランプユニット20を、普通入賞口21,22,23を3つ有しつつ、正面形状の小型化を図ることができる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は他の形態でも実施することができる。
誘導リブ64は、前述のような形態に限られない。たとえば、誘導リブ64の上面が、たとえばエッジ面66を有さない平坦面のみから形成されていてもよい。
さらに、前述の実施形態では、第1普通入賞口21を区画するための入賞口役物と、第3普通入賞口23を区画するための入賞口役物とを一体化して入賞口役物用カバー34を設けたが、各普通入賞口21,23を区画するための入賞口役物が個別に設けられていてもよいのは言うまでもない。この場合、誘導リブ64は、一対の入賞口役物のうちいずれか一方に支持される構成であってもよいし、これら入賞口役物とは異なる他の部材によって支持される構成であってもよい。
さらに、第2流入孔42を円形であるとして説明したが、第2流入孔42は上下方向または左右方向に長い楕円形であってもよい。
たとえば、前述の実施形態では、3個の普通入賞口21,22,23を有する3連入賞口型のサイドランプユニット20を例に挙げて説明したが、この構成に普通入賞口(断面U字状の役物によって区画される普通入賞口)を追加した4連入賞口型のサイドランプユニットとすることもできる。
また、サイドランプユニット20に備えられる入賞口は、普通入賞口21〜23に限られず、特別図柄始動口17,18や大入賞口24を含むものであってもよい。この場合、飛込み入玉孔を、特別図柄始動口や大入賞口として用いることも可能である。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 弾球遊技機
5 遊技盤
20 サイドランプユニット(入賞口ユニット)
21 第1普通入賞口
21A 左入賞口役物
22 第2普通入賞口
23 第3普通入賞口
23A 左入賞口役物
36 台板
41 第1流入孔
42 第2流入孔
43 第3流入孔
60 入賞玉検出スイッチ(入賞玉処理手段)
62 前面板(左用前壁、右用前壁)
63 流下通路
64 誘導リブ(リブ、突起)
66 エッジ面
71 左受部材(左周壁)
71B 右側壁(左周壁の右部分)
73 右受部材(右周壁)
73A 左側壁(右周壁の左部分)
W1 誘導リブの先端縁と第2流入孔の開口面との間の間隔(誘導部の先端縁と流入孔の開口面との間の間隔)

Claims (7)

  1. 弾球遊技機の遊技盤に取り付けられる入賞口ユニットであって、
    遊技玉が流入可能な流入孔を有し、前記遊技盤の前面に沿って配設される台板と、
    流入孔に流入した遊技玉を入賞玉として処理する入賞玉処理手段と、
    前記台板の前方における前記流入孔に対向する位置に、当該台板の前面と間隔を空けて配設されて、前記台板の前方を流下する遊技玉に当接して、当該遊技玉を前記流入孔に飛込み入玉するように誘導する誘導部とを含み、
    前記誘導部の先端縁と前記流入孔の開口面との間の間隔が遊技玉の直径未満に設けられている、入賞口ユニット。
  2. 前記流入孔の前方には、遊技玉が流下するための流下通路が形成されており、
    前記誘導部は、前記流下通路を流下する遊技玉に当接して、当該遊技玉を前記流入孔に飛込み入玉するように誘導する、請求項1記載の入賞口ユニット。
  3. 前記流入孔は、左右一列に並べられ、遊技玉が流入可能な第1、第2および第3流入孔を含み、
    前記入賞口ユニットは、
    前記第1流入孔の左右側方および下方を取り囲む左周壁、および前記第1流入孔の前方に間隔を空けて設けられた左用前壁を有し、前記台板の前面とによって左入賞口を区画する左入賞口役物と、
    前記第3流入孔の左右側方および下方を取り囲む右周壁、および前記第3流入孔の前方に間隔を空けて設けられた右用前壁を有し、前記台板の前面とによって右入賞口を区画する右入賞口役物とをさらに含み、
    前記第2流入孔は、記左入賞口役物の前記左周壁の右部分と、前記右入賞口役物の前記右周壁の左部分との間に設けられた流入孔であり、
    前記流下通路が、前記左入賞口役物の前記左周壁の右部分と、前記右入賞口役物の前記右周壁の左部分と、前記台板の前面とによって区画されている、請求項2記載の入賞口ユニット。
  4. 前記左用前壁および前記右用前壁は、前記台板の前面と遊技玉の直径を超える間隔を空けて配設された1枚の前面板によって構成されており、
    前記誘導部は、前記前面板の背面における前記第2流入孔に対向する部分から、後方に向けて突出して、前記左周壁の右部分と前記右周壁の左部分との間を流下する遊技玉と当接する突起を含む、請求項3記載の入賞口ユニット。
  5. 前記誘導部は、前記左右方向に長手を有する平面視矩形状のリブを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の入賞口ユニット。
  6. 前記リブの上面の先端縁には、先方に向かうに従って下方に傾斜する傾斜状のエッジ面が形成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の入賞口ユニット。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載された前記入賞口ユニットが配設された遊技盤と、
    前記遊技盤に向けて遊技玉を発射する発射装置とを含む、弾球遊技機。
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JP2021146100A (ja) * 2020-03-23 2021-09-27 株式会社大都技研 遊技台
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