JP4451675B2 - パチンコ機の遊技盤 - Google Patents

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本発明は遊技部品の着脱容易なパチンコ機の遊技盤に関する。
パチンコ機の遊技盤として、盤本体の前面に、ガイドレール、障害釘や遊技釘と呼ばれる釘、風車、センタ部品、始動入賞部品、可変入賞部品、一般入賞部品、サイド飾り、アウト口部品等の様々な遊技部品が取付けられたものが知られている。センタ部品、始動入賞部品、可変入賞部品、一般入賞部品などのフランジ付き遊技部品は、盤本体の前後に貫通して形成された逃げ穴内に盤本体の前面側からフランジ付き遊技部品の裏部を挿入し、フランジで盤本体の前面における逃げ孔の周囲を覆った状態でフランジを盤本体の前面に止めねじで締結して取付ける。この盤本体に対するフランジ付き遊技部品の着脱作業は、盤本体の前側から止めねじの着脱作業を行なわなくてはならず、煩雑である。
特開平7−116303号公報
発明が解決しようとする問題点は、盤本体に対するフランジ付き遊技部品の止めねじを用いた着脱作業は煩わしいという点である。
本発明に係るパチンコ機の遊技盤は、前面にガイドレールが取付けられた盤本体と、盤本体におけるガイドレールの無い一端面から盤本体の中央側に延長するとともに盤本体の前後に貫通する切欠孔と、盤本体の一端面から切欠孔に挿入されて取付けられた遊技部品とを備え、遊技部品が盤本体の切欠孔の周囲を前後方向で挟む挟持部を備えたことを最も特徴とする。挟持部が、遊技部品の外周における前後方向の中央部において外周に沿う方向に形成された凹部により形成され、凹部が遊技部品の外周における一側部又は上部又は下部の少なくとも一つに形成されたことや、挟持部が、遊技部品における盤本体の前面と対向する対向面と遊技部品の外周より突出して対向面の一部に盤本体の前後幅に相当する間隔を隔てて対向する対向部材とにより形成されたことや、対向部材が、遊技部品の外周に着脱自在に取付けられたことや、遊技部品が切欠孔に挿入されて遊技部品の一側部が切欠孔の終端面に突き当てられ、当該遊技部品と切欠孔の開放端部との間における切欠孔を塞ぐ遊技部品移動規制部材が盤本体に取付けられて、遊技部品移動規制部材が切欠孔の開放端部方向への遊技部品の移動を規制するとともに、ガイドレールを構成する外ガイドレールの端部及びガイドレールを構成する内ガイドレールの端部を保持する保持部を備えたことも特徴とする。
本発明に係るパチンコ機の遊技盤によれば、止めねじを用いることなく、遊技部品を盤本体の切欠孔に挿入して挟持部で盤本体の切欠孔の周囲を前後方向で挟むことにより遊技部品を盤本体に容易に着脱でき、遊技部品の着脱作業が容易となる。遊技部品に挟持部としての凹部を設けたことで、遊技部品を凹部を介して盤本体の切欠孔に挿入するだけでセンタ部品を盤本体に容易に着脱でき、着脱作業が容易となる。挟持部を、遊技部品における盤本体の前面と対向する対向面と遊技部品の外周より突出して対向面の一部に盤本体の前後幅に相当する間隔を隔てて対向する対向部材とにより形成したので、遊技部品を切欠孔の中央側にスライドさせる際に、摩擦面が少なくなり、スライドさせやすくなり、センタ部品の着脱を容易にできる。対向部材を遊技部品の外周に着脱自在な対向部材を設けたことで、盤本体の前側から遊技部品を取付けることも可能となる。遊技部品移動規制部材を備えるので、遊技部品移動規制部材がサイド飾りとしても機能し、かつ、切欠孔を塞ぐとともに切欠孔の開放端部方向への遊技部品の移動を規制するので、遊技部品を切欠孔の所定の位置に容易に着脱できるとともに、遊技部品移動規制部材がガイドレールを構成する外ガイドレールの端部及びガイドレールを構成する内ガイドレールの端部を保持する保持部を備えるので、内;外ガイドレールの端部の動きを阻止できる。
図1−図5は第1実施形態である。図1は第1実施形態の遊技盤を分解して示し、図2は遊技盤の前面を示し、図3は図2のA−A断面を示し、図4は図2のB−B断面を示し、図5は遊技機を前面側から見た図を示す。
図5を参照し、パチンコ機の全体構成を説明する。パチンコ機の遊技機枠1は、パチンコ店の図外の遊技機設置構造体に取付けるための外枠と呼ばれるような固定枠2を備える。固定枠2は前後方向に開放された縦長な長方形の空間を囲む額縁形状である。固定枠2には、前枠または中枠と呼ばれるような遊技機枠本体としての可動枠3が左側の上下のヒンジ4;4で前側横方向に片開き可能に設けられる。可動枠3は固定枠2に対しヒンジ4で着脱可能(交換可能)に取付けられる。可動枠3は前後方向に開放された縦長な長方形の開口を囲む額縁形状である。可動枠3の開口には、開閉枠としてのパネル枠5及び上皿構造体6が左側のヒンジ7;8;9で前側横方向に片開き可能に取付けられる。
パネル枠5は前後方向に開放された開口を囲む額縁形状である。パネル枠5には、ガラスまたは合成樹脂からなる光透過性を有する透過性パネル10がパネル枠5の開口を開口の裏側から覆う格好で取付けられる。可動枠3の前面には、下皿構造体11及び発射操作機構12が上皿構造体6よりも下部に位置して取付けられる。尚、上皿構造体6と下皿構造体11とを1つの皿構造体に形成し、この皿構造体が可動枠3に対して片開き可能に取付けられた構成としてもよい。
可動枠3の開口の周囲の後方には遊技盤収納部13を備え、遊技部品の取付けられた遊技盤14が遊技盤収納部13に格納される。遊技盤収納部13に格納された遊技盤14の盤本体15の前面16は透過性パネル10を通して視認可能である。遊技盤14の盤本体15の前面16と透過性パネル10との間には、図外の発射機構から発射された球(パチンコ球)Pの飛び交う遊技領域17が、ガイドレール18及び遊技部品移動規制部材19で囲まれた内側の領域として形成される。遊技領域17における盤本体15の前面16には、障害釘や遊技釘と呼ばれる釘20、風車21、ガイドレール18、センタ部品22、遊技部品移動規制部材19、始動入賞部品23、可変入賞部品24、一般入賞部品25等の遊技部品が取付けられる。
遊技盤14は、ベニヤ合板あるいは合成樹脂板等から形成された盤本体15に遊技部品及び遊技部品移動規制部材19が取付けられてなるものである。遊技部品としてのセンタ部品22は盤本体15に形成された後述する切欠孔26に挿入されて盤本体15に取付けられる。サイド飾り(遊技領域区画飾り)としても機能する遊技部品移動規制部材19は盤本体15の右側端部27(図1参照)に取付けられる。始動入賞部品23、可変入賞部品24、一般入賞部品25等の入賞部品は、入賞部品の裏部が盤本体15の前後に貫通して形成された逃げ孔28(図1参照)内に盤本体15の前側から挿入されて、入賞部品のフランジ(鍔)29が盤本体15の前面16に止めねじ30で締結されることで、盤本体15の前面16に取付けられる(図2参照)。そして盤本体15の裏面にセット板または集合樋と呼ばれる球樋、図柄表示器、制御装置等の図外の裏部品が取付けられる。
図1を参照し、第1実施形態の遊技盤14を詳細に説明する。遊技盤14の盤本体15には、盤本体15の一端面(遊技機枠1の遊技盤収納部13に格納されて遊技者側から見た場合の右側端面31)から盤本体15の中央側に延長するとともに盤本体15の前後に貫通する切欠孔26が形成される。遊技部品としてのセンタ部品22は、前後に貫通する貫通孔32を備えた筒状本体33と、貫通孔32の後端開口34を塞ぐ透過性パネル35とで形成される。センタ部品22の筒状本体33の三方の外周面、即ち、切欠孔26へのセンタ部品22の挿入側である筒状本体33の外周における一側部としての左側面36と筒状本体33の外周における上部としての上面37及び下部としての下面38には、筒状本体の外周に沿う方向に延長する挟持部としての凹部39が形成される。この凹部39の前後幅は盤本体15の前後幅とほぼ等しい。筒状本体33の前部には、凹部39の前側における貫通孔32周りの上部と上部側の左側部と右側部とが前後方向に幅広に形成された傘部40と、凹部39の前側における貫通孔32周りの傘部40及び筒状本体33の凹部39の形成されていない右側の外周面(右側面42)以外の部位が前後方向に幅狭に形成されたフランジ41とを備える。筒状本体33の右側面42には、フランジ41より後部の位置から横に突出する遮蔽板43が設けられる。
従って、盤本体の右側端面31における切欠孔26の開放端部44aからセンタ部品22の上下の凹部39内に切欠孔26の上下に位置する盤本体15の切欠孔26の周囲44を挿入して切欠孔26の周囲44を凹部39で挟みながらセンタ部品22を盤本体15の中央側にスライドさせ、センタ部品22の左側面36に形成された凹部39内に切欠孔26の終端面45に位置する盤本体15の切欠孔26の周囲44を入り込ませてセンタ部品22の左側面36に形成された凹部39の底面を切欠孔26の終端面45に突き当てる。即ち、センタ部品22の外周の左側面36と上下面37,38に形成された凹部39が盤本体15の切欠孔26の周囲44を挟み込むことで、センタ部品22が盤本体15の切欠孔26の周囲44に取付けられる。以上により、止めねじを用いずにセンタ部品22を挟持部としての凹部39を介して盤本体15の切欠孔26に挿入するだけでセンタ部品22を盤本体15に容易に着脱でき、着脱作業が容易となる。このように、盤本体15にセンタ部品22が取付けられた状態においては、センタ部品22の右側面42と盤本体15の右側端面31との間に切欠孔26が残り、盤本体15の前面16側から切欠孔26を通して遊技者に盤本体15の後方が見えてしまうとともにセンタ部品22が切欠孔26の開放端部44a側に移動する可能性がある。そこで、盤本体15の右側端部27に取付けられる遊技部品移動規制部材19で当該切欠孔26を塞ぐとともに切欠孔26の周囲44に取付けられたセンタ部品22の切欠孔26の開放端部44a方向への移動を規制する。
遊技部品移動規制部材19は、盤本体15の右側端面31と対向して盤本体15の右側端面31を覆う平板よりなる側板46と側板46の前後縁より側板46の面とほぼ90度の角度を隔てて同一方向に延長して対向する平板よりなる前板47及び後板48とで形成され、これら前板47、側板46、後板48とで形成された三方開放の凹部50を備える。凹部50の前後幅寸法は盤本体15の前後幅寸法とほぼ等しい。前板47及び後板48は、その開放端左側部51;51が湾曲形状に形成される。前板47の開放端左側部51は盤本体15の前面16に取付けられたガイドレール18とともに遊技領域17を区画する湾曲形状に形成される。従って、前板47の前後幅寸法は盤本体15の前面16に取付けられたガイドレール18の高さ(前後幅)寸法とほぼ等しい寸法に設定される。後板48の開放端左側部51も前板47の開放端左側部51に対応する湾曲形状に形成される。後板48の前後幅寸法は前板47の前後幅寸法と同じか薄い。後板48の前後幅寸法を前板47の前後幅寸法より薄くすれば、遊技盤収納部13に収納される遊技盤14の右側端部27側の前後幅の厚さを薄くでき、遊技盤収納部13に収納された遊技盤14の後側のスペースを広くできて好ましい。前板47の開放端左側部51の上下の中央には前板47の後部側より横に突出する覆板52が設けられる。前板47の開放端左側部51の上部には、盤本体15の前面16に取付けられたガイドレール18を構成する外ガイドレール53の端部54を保持する保持部55が形成される。前板47の開放端左側部51の下部には、盤本体15の前面16に取付けられたガイドレール18を構成する内ガイドレール56の端部57を保持する保持部58が形成される。保持部55;58内に内;外ガイドレール53;56の端部54;57が挿入されて保持され、内;外ガイドレール53;56の端部54;57の動きを阻止する。保持部55;58は、水平なガイド部55a;58aを有しており、このガイド部55a;58aにより、遊技部品移動規制部材19を盤本体15の右側端部27の真横から取付けた場合に、内;外ガイドレール53;56の端部54;57が保持部55;58内にスムーズに導かれる。前板47の開放端左側部51の上側に設けられた保持部55の下方には開放端左側部51から窪む凹部59が形成される。この凹部59にゴムや合成樹脂等で形成された偶反発体60が挿入され、偶反発体60の一部が開放端左側部51より突出する状態に偶反発体60が取付けられる。前板47の裏面における上部及び下部には後部に突出する係合突起61;62が設けられ、盤本体15の右側端部27の前面16の上部及び下部には上記係合突起61;62が嵌まり込む凹部63;64が設けられる。従って、遊技部品移動規制部材19の凹部50内に盤本体15の右側端部27が嵌まり込み、前板47の係合突起61;62が凹部63;64に嵌まり込むことで、遊技部品移動規制部材19が盤本体15の右側端部27に取付けられる。これにより、前板47に設けられた覆板52が、センタ部品22の右側面42より突出する遮蔽板43の前面を覆うとともにセンタ部品22の前面側の右側面42に当たって切欠孔26の開放端部44a方向へのセンタ部品22の移動を規制する。よって、前板47に設けられた覆板52の先端とセンタ部品22の右側面42との間に隙間を生じたとしても遮蔽板43により盤本体15の後部が遊技者側から見えないように塞がれる。また、センタ部品22が切欠孔26の開放端部44a方向へ移動しようとしてもセンタ部品22の右側面42が覆板52の先端に当たってセンタ部品22の切欠孔26の開放端部44a方向への移動が規制されるので、センタ部品22が切欠孔26の所定の位置に保持される。よって、センタ部品22を切欠孔26の開放端部44aから挿入して盤本体15に取付け、遊技部品移動規制部材19を盤本体15の右側端部27に取付けることにより、止めねじを用いずに、センタ部品22を切欠孔26の所定の位置に容易に着脱できる。
センタ部品22及び遊技部品移動規制部材19が盤本体15に取付けられた状態において、センタ部品22のフランジ41の前面41aと遊技部品移動規制部材19の覆板52の前面52aとは同一平面上に位置する。前面41a及び前面52aと透過性パネル10との間の寸法は球Pの直径の寸法より大きい寸法に形成され、覆板52の前面52aの遊技領域17を球Pが流下可能となっている(図4参照)。盤本体15より突出するセンタ部品22の傘部40の前後幅の厚さは球Pの直径の寸法より大きい寸法に形成される。また、傘部40と透過性パネル10との間の寸法は球Pの直径の寸法より小さい寸法に形成される。従って、傘部40の上部に流下する球Pは傘部40の左右に振り分けられて遊技領域17を流下する。また、盤本体15の前面16より前方に突出するセンタ部品22のフランジ41の前後幅の厚さは、球Pの半径の寸法より小さい寸法に形成される。センタ部品22のフランジ41の周端部41bは盤本体15の前面16とのなす角度が90度より小さい鋭角に形成されている(図3参照)。従って、フランジ41と盤本体15との間の段差が少ないので、遊技領域17を流下する球がフランジ41の前面41a上を通過してセンタ部品22の貫通孔32内に入りやすい。
さらに、盤本体15の前面16に始動入賞部品23、可変入賞部品24、一般入賞部品25が取付けられ、盤本体15の裏面に図外のセット板または集合樋と呼ばれる球樋、図柄表示器、制御装置等の裏部品が取付けられる。図示しないが、図柄表示器は、センタ部品22の透過性パネル35の裏面に表示面を対向させた状態に上記球樋に取付けられる。
始動入賞部品23の真上に位置するセンタ部品22の貫通孔32の内下面65には、球を始動入賞部品23に入賞させやすくするための案内路66が形成されている。この案内路66は、球Pの一部が入り込む溝が貫通孔32の奥側から前端側に延長して形成されてなる。また、センタ部品22の傘部40の左側面67に形成された球入口68とセンタ部品22の貫通孔32の左内面69の下方に形成された球出口70とがセンタ部品の貫通孔の左内面69の内側に形成された球通路71で繋がれてワープ路72が形成される。
外ガイドレール53と内ガイドレール56とで、遊技領域17の左側に連接する発射通路73を形成する。球戻り防止弁74が発射通路73の出口を塞ぐように、球戻り防止弁74の基端部75が内レールに取付けられることによって、球戻り防止弁74は、発射通路73から球戻り防止弁74を押し開けて遊技領域17に発射された球Pが遊技領域17から発射通路73に戻るのを防止する。遊技領域17に入った球がいずれの入賞部品にも入賞しなかった場合はアウト口76から盤本体15の裏側の図外の排出樋に排出される。遊技領域17に入った球が、ワープ路72を経由して、あるいは、センタ部品22の前面の横からセンタ部品22の貫通孔32内に入り、貫通孔32内に入った球Pが案内路66内に入って導かれて流下すると、球Pの始動入賞部品23への入賞確率が上がる。
遊技機は、図外の制御装置が電力供給を受けて起動し、球Pが上皿構造体6の上皿100に入れられた状態において、遊技者が発射操作機構12を操作すると、発射操作機構12が操作量に相当する電気信号としての例えば可変抵抗値を図外の発射払出制御装置に出力する。発射払出制御装置は、図外の発射機構を、可変抵抗値に応じた発射出力と例えば1分間に100発未満の間隔とで駆動する。これによって、発射機構が上皿100から供給された球Pを遊技領域17に向けて1個ずつ発射されて遊技が行なわれる。そして、制御装置が、球Pの始動入賞部品23への入賞により、当たり外れ抽選を行ない、その抽選結果により図外の図柄表示器に当たり外れ図柄を変動表示及び停止表示し、当たり図柄で停止表示したならば、可変入賞部品24の開閉体101を開閉する。つまり、可変入賞部品24の開閉体101を所定回数または所定時間開閉する当たり遊技と呼ばれる一連の遊技が行なわれる。遊技領域17に発射された球が開閉体101の開放中に可変入賞部品24に入賞すると、制御装置が可変入賞検出信号に基づく賞球払出信号を図外の球払出制御部に出力し、球払出制御部は球払出機構を制御し、入賞に対応する数の賞球としての球Pを上皿100に払い出す。
図6;図7は第2実施形態を示す。第1実施形態のように盤本体15の切欠孔26の周囲をセンタ部品22に形成されたくびれのような凹部39で挟持する構造ではなく、図6に示すように、センタ部品22の筒状本体33が盤本体15の切欠孔26の上部前面周囲に係止する傘部40を上部に有しフランジ41を下部に有するとともにこれら傘部40及びフランジ41の後方の外周の上下間の寸法が切欠孔26の上下間の寸法に形成され、盤本体15の前面16と対向する対向面である傘部40及びフランジ41の後面80の一部と対向する対向部材としての対向棒81を盤本体15の前後方向の幅に相当する間隔を隔てて傘部40及びフランジ41の後方の外周より突出させて設ける。この構成によれば、センタ部品22を切欠孔26の中央側にスライドさせる際に、摩擦面が少なくなり、スライドさせやすくなり、センタ部品22の着脱を容易にできる。
図8は第3実施形態を示す。図8に示すように、上記対向部材としての対向棒81を傘部40及びフランジ41の後方の外周に形成した嵌合凹部77に対して着脱自在の構成とする。これによれば、第2実施形態と同様の効果が得られるとともに、筒状本体33と対向棒81とを別々に成形できるので、筒状本体33の成形が容易となる。また、この構成によれば、盤本体15の前側からセンタ部品22を取付けることも可能となり、この場合、盤本体15の一端部に延長する切欠孔26でなく、従来と同様の逃げ孔に対してセンタ部品22を取付けることができるようになる。従って、盤本体15の端部前面の処理が不要となり、従来と同様のガイドレール18及びサイド飾りを用いることも可能となる。
図9は第4実施形態を示す。第1実施形態のようなセンタ部品22の右側面42より突出する遮蔽板43を設けることなく、遊技部品移動規制部材19の前板47に設けられた覆板52の先端をセンタ部品22の右側面42に突き当てる構成としてもよい。
図10は第5実施形態を示す。第1実施形態では盤本体15の切欠孔26の開放端部44aから終端面45までの上下間の間隔を等しくしたが、図10のa図に示すように切欠孔26の開放端部44aの上下間の間隔を終端面45側での上下間の間隔より広くし、上下間の間隔が開放端部44aから終端面45にかけて徐々に狭く形成された切欠孔26としてもよい。また、図10のb図に示すように、切欠孔26の終端面45側が例えば湾曲形状に形成されたものでもよい。即ち、センタ部品22の傘部40及びフランジ41で切欠孔26を塞げるようにセンタ部品22を形成すれば、盤本体15の切欠孔26の形状は特に問わない。
本発明はセンタ部品22以外の遊技部品を盤本体15に形成した切欠孔26に取付けてもよい。また、切欠孔26は盤本体15の右側端面31でなく盤本体15の他の端面のうちの一から延長するものであればよい。例えば、可変入賞部品24を取付対象とする場合は、盤本体15の下端面に延長する切欠孔26を形成して、この切欠孔26の下側の開放端部から可変入賞部品24を切欠孔26に挿入して取付けてもよい。また、遊技部品としてのセンタ部品22の外周における前後方向の中央部において外周に沿う方向に形成された凹部39をセンタ部品22の筒状本体33の左側面36、上面37、下面38に形成したが、当該凹部39を遊技部品の一側部又は上部又は下部のいずれかにだけ形成してもよい。
本発明の第1実施形態の遊技盤の分解斜視図。 第1実施形態の遊技盤の前面図。 図2のA−A断面図。 図2のB−B断面図。 第1実施形態の遊技盤を搭載した遊技機を前側から見た斜視図。 本発明の第2実施形態の遊技盤に取付けられるセンタ部品の背面斜視図。 図6のC−C断面図。 本発明の第3実施形態の遊技盤を示す図であり、図2のA−A断面に相当する断面図。 本発明の第4実施形態の遊技盤を示す図であり、図2のB−B断面に相当する断面図。 本発明の第5実施形態の遊技盤の切欠部の形態を示す図。
符号の説明
1 遊技機枠、14 遊技盤、15 盤本体、19 遊技部品移動規制部材、
22 センタ部品(遊技部品)、26 切欠孔、31 盤本体の右側端面(一端面)、
36 センタ部品の筒状本体の左側面(センタ部品の外周における一側部)、
37 センタ部品の筒状本体の上面(センタ部品の外周における上部)、
38 センタ部品の筒状本体の下面(センタ部品の外周における下部)、
39 凹部(挟持部)、44 切欠孔の周囲、44a 切欠孔の開放端部、
45 切欠孔の終端面、81 対向棒(対向部品)。

Claims (5)

  1. 前面にガイドレールが取付けられた盤本体と、盤本体におけるガイドレールの無い一端面から盤本体の中央側に延長するとともに盤本体の前後に貫通する切欠孔と、盤本体の一端面から切欠孔に挿入されて取付けられた遊技部品とを備え、遊技部品が盤本体の切欠孔の周囲を前後方向で挟む挟持部を備えたことを特徴とするパチンコ機の遊技盤。
  2. 挟持部が、遊技部品の外周における前後方向の中央部において外周に沿う方向に形成された凹部により形成され、凹部が遊技部品の外周における一側部又は上部又は下部の少なくとも一つに形成されたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機の遊技盤。
  3. 挟持部が、遊技部品における盤本体の前面と対向する対向面と遊技部品の外周より突出して対向面の一部に盤本体の前後幅に相当する間隔を隔てて対向する対向部材とにより形成されたことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機の遊技盤。
  4. 対向部材が、遊技部品の外周に着脱自在に取付けられたことを特徴とする請求項3に記載のパチンコ機の遊技盤。
  5. 遊技部品が切欠孔に挿入されて遊技部品の一側部が切欠孔の終端面に突き当てられ、当該遊技部品と切欠孔の開放端部との間における切欠孔を塞ぐ遊技部品移動規制部材が盤本体に取付けられて、遊技部品移動規制部材が切欠孔の開放端部方向への遊技部品の移動を規制するとともに、ガイドレールを構成する外ガイドレールの端部及びガイドレールを構成する内ガイドレールの端部を保持する保持部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のパチンコ機の遊技盤。
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