JP6420124B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤を備えた遊技機に関する。
パチンコ店において遊技者の遊技に供される遊技機の一つとして、遊技球を遊技媒体に用いるパチンコ機が従来から知られている。パチンコ機は、機体の外郭を構成する外枠に中枠が着脱自在に組み付けられており、この中枠に遊技盤が着脱自在に取付固定されている。従来の遊技盤は、遊技中に遊技球が流下する遊技領域が形成されており、この遊技領域にセンター役物や、各種入賞装置等が設けられていた。従来の遊技盤は、ベニヤ板等のような木製の板材を用いることが多く、この木製の板材に対してセンター役物、各種入賞装置等を設けるための各種開口が形成されていた。そして、センター役物、各種入賞装置等は、これらの所定の開口に嵌め込まれて遊技盤にネジ止め等によって取付固定されていた。また、遊技盤には、上記した開口が形成されている以外の箇所には、多数の障害釘が打たれており、遊技領域を流下する遊技球の流下経路を変化させることができるようになっていた(例えば、特許文献1)。
また、近年の遊技機は、各種の発光ランプの発光態様を変化させたり、センター役物と呼ばれる役物装置に配置されている液晶表示装置等で各種の映像等を表示させたりして遊技者の興趣を向上させるような演出を行っているのが一般的である。
特開2010−099516号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている遊技機をはじめとする近年の遊技機は、遊技盤における役物装置が占める割合が大きくなる傾向にあり、そのため遊技盤において役物装置等を取付固定するために形成する開口の面積も大きくなる傾向にある。その一方で、遊技機においては、遊技領域を流下する遊技球の流下方向を変化させるための多数の障害釘を遊技盤に打ちつけることも必要になる。近年の遊技機では、上記した通り、遊技盤における開口の面積が大きくなる傾向にあるため、遊技盤に障害釘を打ちつけることができる面積が減少する傾向が強くなっていた。
一方、遊技機においては、光を用いて遊技者の興趣を向上させるような演出を行うことが多いため、遊技盤において光を用いた演出をさらに行うようにするためのニーズも強くなっていた。そこで、このようなニーズに対応する遊技機として、木製の板材ではなくてアクリル等のような透明樹脂製の板材を遊技盤に用いることも考えられる。しかしながら、透明樹脂板を遊技盤として用いた場合には、光を用いた演出を行いやすくはなるものの、障害釘を打ちつけた時に遊技盤に割れが生じたり、又は遊技釘を打ちつけた箇所のみ白化が生じてしまい、却って遊技機における演出の妨げになってしまうおそれがあるという問題があった。また、一般に、アクリル等のような透明樹脂板は、木製の板材に比べて高価であるため、製造コストが大きくなってしまうという問題もあった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、光を用いた演出をさらに行いやすくすると共に、障害釘も打ち付けることができ、遊技の興趣をより向上させることができる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、発射装置で発射された遊技球を案内する案内レールと、前記案内レールにより形成されており、前記発射された遊技球が通過する発射領域と、前記発射領域を通過した遊技球が流下可能に形成された遊技領域とが形成されており、前記遊技領域にはセンター役物が配置されている遊技盤を備え、右打ちの遊技を行うことのできる遊技機であって、前記遊技領域には、前記発射領域と隣接して形成されたターゲット領域及びセンター役物を配置するための役物設置領域が形成されており、前記ターゲット領域には、前記役物設置領域と隣接する位置に形成されており、前記遊技盤を貫通形成した第1開口部が形成されており、前記第1開口部には、透光性を有する樹脂材料で形成されており、前記ターゲット領域における遊技球の流下経路を形成する流下経路形成部材が配置され、前記流下経路形成部材と前記センター役物とに亘って連続的な装飾が施された装飾部が形成され、遊技球が入球可能に形成された入球装置が配置される入球装置設置領域又は遊技球が入球可能に形成された入賞装置が配置される入賞装置設置領域が形成されており、前記入球装置設置領域又は入賞装置設置領域には、前記遊技盤を貫通形成した第3開口部が開口形成されており、前記第3開口部には、透光性を有する樹脂材料で形成されており、前記入球装置が配置された入球装置設置用部材又は入賞装置が配置された入賞装置設置用部材が配置されており、前記第1開口部の裏側には、前記流下経路形成部材の裏側から光を照射するための光源が設置されており、前記第3開口部の裏側には、前記入球装置設置用部材の裏側から光を照射するための光源が設置されており、通常の遊技を行う場合には前記第1開口部の裏側に設置された光源を強く発光させ、前記右打ちの遊技を行う場合には前記第3開口部の裏側に設置された光源を強く発光させるように構成されていることを特徴とする遊技機を要旨とする。
本発明によれば、遊技領域のうちターゲット領域は遊技盤を貫通形成した開口部が形成されており、その開口部に透光性を有する樹脂材料で形成された流下経路形成部材を配置しているので、ターゲット領域における光を用いた演出を行うと共に、ターゲット領域のような所定の領域以外の領域には障害釘を打ちつけることにより遊技球の流下方向を変化させることもできる。したがって、本発明によれば、光を用いた演出をより多様にしつつ遊技球の流下による遊技の興趣を大きく向上させることが可能になる。また、本発明によれば、遊技盤全体を明るくすることもできるので、遊技機全体の印象も明るくすることができ、遊技者の興趣をさらに大きくすることが可能になる。
本発明の実施の形態に係る遊技機の外観を表す正面図である。 本実施の形態の遊技機に係る遊技盤の正面図である。 遊技盤の正面図である。 遊技盤の分解斜視図である。
本発明の遊技機に係る実施の形態について、図面を用いて具体的に説明する。なお、本明細書では、本発明に係る遊技機の例としてパチンコ遊技機を用いて説明するが、本発明はパチンコ遊技機以外の遊技機にも使用することができる。また、本明細書においては、遊技機及び遊技機を構成する各部材の「前側」、「後側」、「上側」、「下側」、「左側」及び「右側」は、遊技機を正面から見た場合における表面側(前面側)、背面側(後面側)、「上側」、「下側」、「左側」及び「右側」を示すものとする。また、本明細書においては、「入球」とは、遊技球が各種入球口又は入賞口の内部に取り込まれたり、入賞口が通過型のゲートからなる場合には、そのゲートを遊技球が通過することを言い、遊技球が入球することによって遊技者に払い出される遊技球のことを「賞球」と言う。
図1に示すように、遊技機1は、機体の外郭を構成する縦長方形の外枠2を備えている。この外枠2の開口前面側には、縦長方形の中枠3が着脱自在に組み付けられている。中枠3は、全体的に合成樹脂材料を用いて構成されており、内部に遊技盤11等を取付固定することができるように構成されている。前枠4は、中枠3の前面側に、該前枠4の左側に設けられたヒンジを中心に中枠3に対して横開きをすることができるように開閉自在に組み付けられている。前枠4は、ガラス板5を備えており、遊技者が遊技盤11を視認することができ、かつ遊技盤11を保護することができるように構成されている。また、前枠4は、遊技に使用する遊技球を一時的に貯留する上受け皿6と、上受け皿6から溢れ出て流下した遊技球を貯留する下受け皿7とをガラス板5の下方に備えている。
遊技機1は、遊技盤11に向けて遊技球を発射するための発射装置を内部に備えており、この発射装置の弾発強さを操作ハンドル8の回動量によって調節することができるように構成されている。また、上受け皿6には、遊技球を貯留する貯留スペースの前側に、遊技者が遊技中に押圧操作する各種ボタン9が配置されている。また、遊技機1の内部には、音声を出力するためのスピーカ10が設けられている。
図2及び図3に示すように、遊技盤11は、ベニヤ板等のような木製の材料で略正方形状に形成された平板状の部材である。この遊技盤11の背面側には、裏ユニット(図示せず)がビス等によって取付固定されている。遊技盤11には、役物装置としてのセンター役物12が略中央に取付固定されている。また遊技盤11には、発射装置で発射された遊技球を遊技盤11の上部へ案内する案内レール13が設けられている。また、遊技盤11には、案内レール13によって形成されており、発射装置で発射された遊技球が遊技盤11の上部に向けて通過する発射領域14と、発射領域14と隣接して形成されており、案内レール13により遊技盤11の上部に案内されつつ発射領域14を通過した遊技球が遊技盤11の下部に向けて流下する遊技領域15が形成されている。即ち、遊技盤11には、遊技領域15の外延部に案内レール13が設けられるようにして構成されている。なお、先に説明したセンター役物12は、遊技盤11における遊技領域15に配置されている。
遊技領域15には、各種の領域が形成されている。即ち、遊技領域15には、少なくとも、ターゲット領域16、役物設置領域17、遊技球流下領域18、入球装置設置領域19及び入賞装置設置領域20が形成されている。ターゲット領域16は、遊技者に不利な状態で遊技を行う通常遊技状態の時に、遊技者がその領域を狙って遊技球を打ち込むことが最も後述する各種入球装置又は入賞装置への入球率が高いと言われる理想的な領域であり、所謂「ぶっこみ」と呼ばれる領域である。このターゲット領域16は、遊技盤11が貫通形成されており、これにより第1開口部21が形成されている。なお、この第1開口部21は、ターゲット領域16の少なくとも一部に形成されていればよい。したがって、第1開口部21は、ターゲット領域16の全域において形成されていてもよいし、ターゲット領域16の一部の領域に形成され、ターゲット領域16の他の領域には遊技盤11を構成するベニヤ等の板材が存在するように形成してもよい。また、第1開口部21には、例えば、該第1開口部21の裏側に光源を配置するように構成し、後述する流下経路形成部42の裏側から光を照射するように構成してもよい。この場合には、流下経路形成部42が配置される箇所においても遊技者に向けて光を照射することができるので、より遊技者の興趣を向上させるような演出を行うことが可能になる。
役物設置領域17は、センター役物12を配置するための領域であり、遊技領域15の略中央に形成されている。また、役物設置領域17は、ターゲット領域16と隣接するようにも形成されている。この役物設置領域17は、センター役物12を配置するための役物配置用開口部22が形成されている。即ち、遊技盤11には、役物設置領域17のうち、該センター役物12を設置するのに必要な大きさを有する役物配置用開口部22が形成されている。なお、本実施の形態では、役物設置領域17とターゲット領域16とは互いに隣接する位置に形成されているが、これらの領域は、連続的に形成されていてもよいし、互いの領域の間に遊技盤11を構成する板材の一部が境界となるように存在していてもよい。また、役物配置用開口部22は、役物設置領域17の少なくとも一部に形成されていればよい。したがって、役物配置用開口部22は、役物設置領域17の全域に形成されていてもよいし、役物設置領域17の一部の領域に形成し、他の領域には遊技盤11を構成するベニヤ等の板材が存在するように形成してもよい。
遊技球流下領域18は、遊技領域15を流下する遊技球が通過する領域であり、ターゲット領域16の下方に、このターゲット領域16と隣接するように形成されている。この遊技球流下領域18は、遊技盤11を貫通形成するように第2開口部23が形成されている。なお、この第2開口部23は、ターゲット領域16が有する第1開口部21又は役物配置用開口部22と連続的に形成されていてもよいし、互いの領域の間に遊技盤11を構成する板材の一部が境界となるように存在してもよい。また、第2開口部23は、遊技球流下領域18の少なくとも一部に形成されていればよい。したがって、第2開口部23は、遊技球流下領域18の全域に形成されていてもよいし、遊技球流下領域18の一部の領域に形成し、他の領域には遊技盤11を構成するベニヤ等の板材を用いて形成してもよい。また、第2開口部23には、例えば、該第2開口部23の裏側に光源を配置し、後述する転動経路形成部43の裏側から光を照射することができるように構成してもよい。この場合には、転動経路形成部43が配置される箇所においても遊技者に向けて光を照射することができるので、より遊技者の興趣を向上させる演出を行うことが可能になる。
また、入球装置設置領域19は、遊技球が入球可能に形成された入賞装置が配置される領域である。入球装置設置領域19には、遊技領域15を流下する遊技球が通過可能に形成された通過入球装置51が設置されるように構成されており、遊技盤11を貫通形成するように第3開口部24が形成されている。この第3開口部24は、役物配置用開口部22と連続的に形成されていてもよいし、これら役物配置用開口部22と第3開口部24との間に、遊技盤11を構成する板材の一部が境界となるように存在してもよい。また、第3開口部24は、遊技球流下領域18の少なくとも一部に形成されていればよい。したがって、第3開口部24は、遊技球流下領域18の全域に形成されていてもよいし、遊技球流下領域18の一部の領域に形成し、他の領域には遊技盤11を構成するベニヤ等の板材を用いて形成してもよい。また、第3開口部24には、例えば、該第3開口部24の裏側に光源を配置し、後述する入球装置設置部44の裏側から光を照射することができるように構成してもよい。この場合には、入球装置設置部44が配置される箇所においても遊技者に向けて光を照射することができるので、より遊技者の興趣を向上させる演出を行うことが可能になる。
さらに、入賞装置設置領域20は、遊技球が入球可能に形成された各種入賞装置が配置される領域である。この入賞装置設置領域20は、ターゲット領域16の下方、具体的には遊技球流下領域18の下方であって遊技球流下領域18と隣接する位置に形成されている。この入賞装置設置領域20は、遊技球が入球したことで遊技者に不利な通常遊技状態から遊技者に有利な特別遊技状態へ移行するか否かを抽選する契機となる始動入賞装置33、通常遊技状態の時は遊技球が入球しないように閉まっており、特別遊技状態に移行すると大量の遊技球が入球することが出来るように解放され、遊技者が大量の賞球を獲得する契機となる大入賞装置34、及び遊技球が入球することで所定個数(例えば15個)の賞球を払い出す契機となる普通入賞装置35等が配置されている。この入賞装置設置領域20は、本実施の形態では遊技盤11を構成する木製の板材に各種入賞装置を配置するように構成しているが、この領域の少なくとも一部に開口部を形成してもよい。
遊技盤11には、該遊技盤11を構成するベニヤ等の板材が存在する箇所には、多数の障害釘36が打ちつけられている。これら障害釘36は、遊技領域15を流下する遊技球の流下方向を変化させるためのものである。これら障害釘36は、遊技領域15における遊技盤11の板材に対して任意の位置に任意の本数を打ち付けてよい。
本実施の形態に係る遊技機1では、入球装置設置領域19及び入賞装置設置領域20に多数の障害釘36を打ちつけている。これは、入球装置設置領域19に設置される後述する通過入球装置51付近に遊技球を流下させる際、又は入賞装置設置領域20に設置される後述する普通入賞装置35、始動入賞装置33又は大入賞装置34付近に遊技球を流下させる際に、遊技球の流下方向に変化を持たせることによって、各種入賞装置に入球するか否かにバラつきを持たせることができるようにし、遊技者の遊技の興趣を大きく向上させるためである。また、多数の障害釘36を遊技盤11に打ち付けることによって遊技領域15を流下する遊技球を障害釘36に衝突させることができるので、遊技球の流下速度も減少させることができ、遊技領域15を流下する遊技球の流下時間を長くすることもできる。そのため、多数の障害釘36を遊技盤11に打ち付けることにより、遊技者の興趣をさらにより向上させることも可能になる。
次に、センター役物12の構成について説明する。センター役物12は、遊技の進行に応じて光や映像を用いた演出を行うことができるように構成されている。図4に示すように、センター役物12は、例えば遊技の進行に応じて表示させる各種映像等を表示させるための液晶表示装置(図示せず)等を備えており、この液晶表示装置等の周囲を囲むように、所定の装飾を施して枠状に形成された装飾枠41が取り付けられている。この装飾枠41は、遊技領域15中の役物設置領域17に形成されている役物配置用開口部22に嵌め込まれ、ネジ止め等により遊技盤11に取付固定されるように構成されている。
図4に示すように、装飾枠41には、流下経路形成部材としての流下経路形成部42、転動経路形成部材としての転動経路形成部43、入賞装置設置用部材としての入球装置設置部44が一体的に形成されている。なお、これら流下経路形成部42、転動経路形成部43及び入球装置設置部44は、装飾枠41と一体的に形成されなくてもよい。例えば、これら流下経路形成部42、転動経路形成部43及び入球装置設置部44は装飾枠41と別個に設けており、装飾枠41に後付けした後に遊技盤11へネジ止め固定してもよいし、又はこれら流下経路形成部42、転動経路形成部43及び入球装置設置部44は装飾枠41と別個に形成し、さらに遊技盤11にも装飾枠41とは別個に取付固定するように構成してもよい。また、これ以外の構成であってもよい。
流下経路形成部42は、透光性を有する樹脂材料で形成されており、第1開口部21に対して配置することができる大きさ及び形状に形成されている。この流下経路形成部42は、ターゲット領域16における遊技球の流下経路を形成することができるように形成されている。即ち、本実施の形態に係る流下経路形成部42は、第1突出部45、第2突出部46及び第3突出部47のように、3つの突出部が形成されており、第1突出部45及び第2突出部46の間には第1通過部48が形成され、第2突出部46及び第3突出部47との間には第2通過部49が形成されている。また流下経路形成部42と装飾枠41には、連続的に装飾が施された装飾部53が形成されており、より一体感を持たせた装飾とすることができるようになっている。
転動経路形成部43は、透光性を有する樹脂材料で形成されており、第2開口部23に対して配置することができる大きさ及び形状に形成されている。この転動経路形成部43は、流下経路形成部42の下方に形成されており、流下経路形成部42を流下する遊技球が転動するように構成されている。転動経路形成部43は、遊技球が転動可能な転動路50が形成されている。この転動路50は、遊技球が転動可能な幅を有するように形成されると共に、縦方向及び横方向に屈曲する形で形成されている。この転動路50を屈曲させるのは、遊技領域15を流下してきた遊技球の流下速度をさらに減速することで、遊技領域15内において流下する流下時間をより大きくし、遊技球の転動の仕方によって遊技者の興趣を向上させるような演出を行うことができるように構成されている。
入球装置設置部44は、透光性を有する樹脂材料で形成されており、第3開口部24に対して配置することができる大きさ及び形状に形成されている。この入球装置設置部44は、本実施の形態では装飾枠41の右側に位置するように配置される。即ち、上記した流下経路形成部42及び転動経路形成部43は装飾枠41の左右方向左側に配置されているのに対し、入球装置設置部44は装飾枠41の左右方向右側に配置されている。この入球装置設置部44には、通過入球装置51が設けられている。通過入球装置51は、遊技球が通過可能な通過入賞口を有しており、この通過入賞口を遊技球が通過すると、普通図柄変動ゲームが開始されるように構成されている。
次に、本発明に係る遊技機1の作用効果について説明する。本実施の形態に係る遊技機1では、遊技盤11の遊技領域15にターゲット領域16、遊技球流下領域18、入球装置設置領域19を形成し、ターゲット領域16には第1開口部21を形成し、遊技球流下領域18には第2開口部23を形成し、さらに入球装置設置領域19には第3開口部を形成している。また、第1開口部21が形成されている箇所には流下経路形成部42が配置され、第2開口部22が形成されている箇所には転動経路形成部43が配置され、さらには第3開口部24が形成されている箇所には入球装置設置部44が配置されている。また、流下経路形成部42、転動経路形成部43及び入球装置設置部44は透明樹脂で形成されている。したがって、遊技盤11において、これら流下経路形成部42、転動経路形成部43及び入球装置設置部44が配置されている箇所においては、遊技盤11の裏側が透けて見えたり、単に遊技盤11の板材が視認できるのとはまた異なる見え方をさせることができる。特に、第1開口部21、第2開口部23、第3開口部24の少なくともいずれかの裏側に光源を配置しておき、流下経路形成部42、転動経路形成部43、入球装置設置部44の少なくともいずれかに光を照射して遊技盤11を全体的に明るく見せて装飾性を向上し、それにより遊技者の興趣を向上させるような演出を行うことも可能になる。
特に、本実施の形態に係る遊技機では、障害釘36を配置することで遊技領域15を流下する遊技球の流下時間や流下方向に変化を持たせることによる演出やセンター役物12における映像や光等を用いた演出に加え、上記した光を用いた演出を相乗的に組み合わせて遊技機全体の装飾をより華やかなものとし、遊技者の興趣を向上させることが可能になる。また、この装飾に関しては、装飾枠41と流下経路形成部42に亘って連続的な装飾が施された装飾部53を有しているので、遊技機1全体における装飾の効果をより向上させ、遊技者の興趣を向上させることも可能になる。
以上、本発明に係る遊技機の構成及び作用効果について詳細に説明したが、上記したのは本発明に係る遊技機を例示したに過ぎないものであり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、任意に変更してよい。例えば、遊技の進行に応じて遊技球をセンター役物の左右方向中央よりも右側に発射するような、所謂「右打ち」と呼ばれる遊技を行うことができる遊技機の場合には、ターゲット領域、遊技球流下領域、入球装置設置領域の少なくともいずれかにおいて、右打ちを行った方がよいか又は通常の遊技で行う左打ちを行った方がよいかを発光態様を変化させる等して遊技者に知らせるように構成してもよい。具体的には、通常の遊技を行っている場合には、ターゲット領域に形成されている第1開口部の光源を強く発光させて、該ターゲット領域に向けて遊技球を発射させるように遊技者に知らせ、変短時のように右打ちの遊技を行う場合には入球装置設置領域における第3開口部の光源を強く発光させて、入球装置設置領域に向けて遊技球を発射させるように遊技者に知らせるようにしてもよい。また、転動経路形成部と装飾枠や入賞装置設置部と装飾枠にも連続的に装飾が施された装飾部を形成し、さらにより一体感を持たせた装飾としてもよい。
さらに、本実施の形態では、センター役物に対して、該センター役物の右側入球装置設置領域を設けて、この入球装置設置領域に形成された第3開口部に通過入球装置を設けているが、ここには始動入賞装置等のような各種入賞装置を設けてもよい。この場合には、本実施の形態における入球装置設置領域が形成されている領域には入賞装置設置領域が形成され、入球装置設置部は入賞装置設置部として形成し、ここに始動入賞装置や大入賞装置を形成し、遊技の進行に応じてこの部分を光源等によって強く発光させて遊技者にこの各種入賞装置等に向けて遊技球を発射させるように知らせるようにしてもよい。また、本実施の形態における入賞装置設置領域として形成されている領域にも開口部を形成し、本実施の形態における入球装置設置部に相当するものを任意に形成してもよい。さらに、入賞装置設置部に取付固定されている始動入賞装置及び大入賞装置がセンター役物の装飾枠と一体的に形成してもよい。
1 遊技機
8 操作ハンドル
11 遊技盤
12 センター役物
13 案内レール
14 発射領域
15 遊技領域
16 ターゲット領域
17 役物設置領域
18 遊技球流下領域
19 入球装置設置領域
20 入賞装置設置領域
21 第1開口部
22 役物配置用開口部
23 第2開口部
24 第3開口部
33 始動入賞装置
34 大入賞装置
35 普通入賞装置
36 障害釘
41 装飾枠
42 流下経路形成部
43 転動経路形成部
44 入賞装置設置部
45 第1突出部
46 第2突出部
47 第3突出部
48 第1通過部
49 第2通過部
50 転動路
51 通過入賞装置
53 装飾部

Claims (1)

  1. 発射装置で発射された遊技球を案内する案内レールと、前記案内レールにより形成されており、前記発射された遊技球が通過する発射領域と、前記発射領域を通過した遊技球が流下可能に形成された遊技領域とが形成されており、前記遊技領域にはセンター役物が配置されている遊技盤を備え、右打ちの遊技を行うことのできる遊技機であって、
    前記遊技領域には、前記発射領域と隣接して形成されたターゲット領域及びセンター役物を配置するための役物設置領域が形成されており、
    前記ターゲット領域には、前記役物設置領域と隣接する位置に形成されており、
    前記遊技盤を貫通形成した第1開口部が形成されており、前記第1開口部には、透光性を有する樹脂材料で形成されており、前記ターゲット領域における遊技球の流下経路を形成する流下経路形成部材が配置され、
    前記流下経路形成部材と前記センター役物とに亘って連続的な装飾が施された装飾部が形成され、
    遊技球が入球可能に形成された入球装置が配置される入球装置設置領域又は遊技球が入球可能に形成された入賞装置が配置される入賞装置設置領域が形成されており、前記入球装置設置領域又は入賞装置設置領域には、前記遊技盤を貫通形成した第3開口部が開口形成されており、前記第3開口部には、透光性を有する樹脂材料で形成されており、前記入球装置が配置された入球装置設置用部材又は入賞装置が配置された入賞装置設置用部材が配置されており、
    前記第1開口部の裏側には、前記流下経路形成部材の裏側から光を照射するための光源が設置されており、
    前記第3開口部の裏側には、前記入球装置設置用部材の裏側から光を照射するための光源が設置されており、
    通常の遊技を行う場合には前記第1開口部の裏側に設置された光源を強く発光させ、前記右打ちの遊技を行う場合には前記第3開口部の裏側に設置された光源を強く発光させるように構成されていることを特徴とする遊技機。
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