JP2002027908A - バナナ鮮度保持包装体 - Google Patents

バナナ鮮度保持包装体

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JP2002027908A
JP2002027908A JP2000307473A JP2000307473A JP2002027908A JP 2002027908 A JP2002027908 A JP 2002027908A JP 2000307473 A JP2000307473 A JP 2000307473A JP 2000307473 A JP2000307473 A JP 2000307473A JP 2002027908 A JP2002027908 A JP 2002027908A
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banana
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ethylene
bag
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JP2000307473A
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English (en)
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Atsushi Tanaka
田中  敦
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Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観、鮮度保持効果にすぐれたバナナ鮮度保
持包装体を提供すること。 【解決手段】 水蒸気透過率が30〜200g/m2・24
hr・atm(at40℃・90%RH)であるナイロン単層フィ
ルム、又はナイロンとエチレン−酢酸ビニル共重合体の
多層フィルム、又はナイロンとエチレン−ポリエチレン
及び酢酸ビニル共重合体を混合した樹脂との多層フィル
ム、又はナイロンとエチレンビニルアルコール共重合体
の多層フィルムでバナナを密封包装する包装体におい
て、バナナ自身の呼吸と包装体のガス透過量のバランス
により包装体内の酸素濃度が2〜10%になり、包装体
全体の重量減少が1日当り0.3〜1.0%であるバナ
ナ鮮度保持包装体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バナナの鮮度保持
を行い、かつ包装体内の結露を防止したバナナの包装体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バナナは輸入後エチレン処理を施して追
熟させ、量販店の店頭でちょうど売り頃の状態であるカ
ラー5(グリーンチップ)となるように出荷される。た
だし、ここで問題になるのは、エチレン処理後のバナナ
は極めて鮮度低下が激しいことと、気温によってエチレ
ン処理後の追熟進行具合が大きく異なるため、未熟ある
いは過熟のクレームが発生することである。バナナの品
質低下は外観的にはシュガースポットの発生、萎れ、カ
ラーの進行が主であり、その他に果肉の軟化、酸度の低
下などが揚げられる。通常店頭でのバナナの日持ちは2
日間程度であり、日持ちの延長と共に、容易な熟度調整
方法が待望されている。近年MA(Modified Atomosphe
r)効果を有する青果物用鮮度保持資材が開発され、主に
流通用に使用されている。青果物は収穫後も呼吸を続け
ており、大気(酸素約21%、二酸化炭素約0.04
%)よりも酸素濃度が低く、二酸化炭素濃度が高い環境
下では、呼吸が抑制され鮮度が保持されることが知られ
ており、青果物を密封包装して、青果物の呼吸量と包装
体のガス透過量のバランスで、包装体内を低酸素、高二
酸化炭素状態にするのがMA包装である。ただし、包装
体内が過度な低酸素、高二酸化炭素環境になると、青果
物が呼吸障害を起こし、青果物の劣化は促進される。逆
に酸素濃度が高すぎたり、二酸化炭素濃度が低すぎる
と、呼吸抑制効果が弱いため、十分な鮮度保持効果を得
ることができない。青果物の呼吸量は、種類、温度など
で異なるので、何を包み、どんな条件で保管あるいは流
通させるのかによって包装体のガス透過量を調整しなく
てはならない。バナナに関しても、MA包装の検討が行
われているが、それらは、温度によるバナナの呼吸量の
違いを十分考慮しているとは言えず、完成された技術と
は言い難い。また、包装体内の湿度が高くなりすぎると
内側に水滴が生じ中が見えにくくなると共に、青果物表
面に水滴が付着し、カビの発生、腐敗の原因となる。特
にバナナでは、皮を直接にぎりながら皮を剥いて食され
ることが多いことから、包装体内に生じた結露でバナナ
の表面が濡れている状態では、消費者に不快感を与えて
しまう。従来バナナの包装に用いられている二軸延伸ポ
リプロピレンやポリエチレンから成る包装体では、透湿
性が悪いため青果物から放出された水分が包装体内に溜
まり、包装体内面あるいはバナナ表面への水滴の付着を
防止することはできなかった。パンチ穴を開けたような
包装体では水分がこもらないため、包装体内の結露やバ
ナナの濡れは発生しないが、逆に透湿性が良すぎるため
にバナナに萎れが生じる。当然、通気性も良いため包装
体内は大気組成とほぼ同じ状態になり、バナナの品質を
長く保つことはできない。すなわち包装体に適切なガス
透過性、透湿性を付与することがきわめて重要である
が、これら全ての条件を満たす包材は、まだ開発されて
いない。高透湿性樹脂を使用した鮮度保持技術として
は、特開平4−57763号公報にキノコ類の包装方法
が、特開平8−119358号公報に生椎茸の包装体
が、また特開平10−117677号公報に青果物・切
花包装用フィルムが開示されている。これらは、ポリス
チレン等の単層フィルム又はポリスチレン系フィルムに
エチレン−酢酸ビニル共重合体の多層フィルムを用いて
いるが、これらのフィルムは腰が無く包装後の外観に細
かいしわが入り新鮮さが感じられない、また裂けやすい
ため自動包装機に使用しにくいなどの欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、バナ
ナの保存性が良好であり、フィルム内面とバナナ表面へ
の水滴の付着を防止することで、外観が美しく、かつ消
費者がバナナを食す際に不快感を与えることのないバナ
ナ鮮度保持包装体を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、水蒸気透過率
が30〜200g/m2・24hr・atm(at40℃・90%R
H)であるナイロン単層フィルム、又はナイロンとエチ
レン−酢酸ビニル共重合体の多層フィルム、又はナイロ
ンとエチレン−ポリエチレン及び酢酸ビニル共重合体を
混合した樹脂との多層フィルム、又はナイロンとエチレ
ンビニルアルコール共重合体の多層フィルムでバナナを
密封包装する包装体において、バナナ自身の呼吸と包装
体のガス透過量のバランスにより包装体内の酸素濃度が
2〜10%になり、包装体全体の重量減少が1日当り
0.3〜1.0%であるバナナ鮮度保持包装体である。
好ましい実施形態としては、包装体の片面または一部に
紙とポリエチレンを積層した材料、又は紙とエチレン−
酢酸ビニル共重合体を積層した材料、又は紙とポリエチ
レンとエチレン−酢酸ビニル共重合体を混合した樹脂を
積層した材料のうち少なくとも一つを使用し、単層フィ
ルム又は多層フィルムに開口部1個の開孔面積が0.0
5mm2以下である微細孔、貫通もしくは未貫通のキ
ズ、クラックの少なくとも1種をを包装体に1袋あたり
1個以上有し、単層フィルム又は多層フィルムに界面活
性剤を塗布して防曇処理を行い、包装体にジッパー式の
開閉部品を付与し、ジッパーで密封する前記バナナ鮮度
保持包装体である。又本発明は、包装体の酸素透過量を
P(cc/100g/day/atm)、保存温度をT(℃)とした場
合、 P>0かつ 11.1111×log(P+139.7410)-60.1845≦T≦11.1111×log(P+139.7410)−49.9 019 (式1) を満たす温度T(℃)で保存する前記バナナ鮮度保持包
装体である。更に本発明は、包装体の酸素透過量をP
(cc/g/100day/atm)、流通・保管中のバナナが包装後
開封されるまでに連続的又は断続的にt時間以上その温
度以上である場合の最高温度をT(℃)とした場合、P
>0かつ下式のいずれかを満たすTで保存する前記バナ
ナ鮮度保持包装体である。 (1)3≦t<6の場合、 11.1111×log(P+139.7410)−60.1845≦T≦11.1111×log(P+139.7410)−4 9.9019(式1) (2)6≦tの場合、 12≦T≦25 11.1111×log(P+139.7410)−60.1845≦T≦11.1111×log(P+139.7410)−4 9.9019(式1) (3)10≦T<12の場合 t≦12、 11.1111×log(P+139.7410)−60.1845≦T≦11.1111×log(P+139.7410)−4 9.9019(式1)
【0005】
【発明の実施の形態】青果物の包装体の問題点である結
露に関して、これまで、界面活性剤を施したフィルムを
用いることで対応しているが、バナナの場合、十分な効
果が得られなかった。さらに、結露による見栄えの低下
以外にバナナ自体が濡れていることに対する消費者の抵
抗感を解決しなくてはならない。これを解決するために
は、フィルム表面に付着した水分をいくら延ばしても意
味が無く、包装体内の余剰水分を外へ放出しなくてはな
らない。通常バナナの包装に用いられるポリプロピレン
やポリエチレンでは水蒸気透過性が結露を防止するのに
必要なほど高くない。ガス透過性はフィルムに設けた微
細孔や傷で調整できるが、水分は本発明で規定した微細
孔や傷では十分透過されない。
【0006】青果物は、水分が放出されすぎると萎れが
生じ、商品性が失われる。結露を防止すると共にバナナ
の萎れを防止するには、バナナの重量減少が1日当り
0.3〜1.0%が良く、そのためには水蒸気透過率が
30〜200g/m2・24hr・atm(at40℃・90%RH)
であるフィルムを用いれば良い。さらに好ましくは水蒸
気透過率が100〜190g/m2・24hr・atm(at40℃
・90%RH)である。水蒸気透過率が30g/m2・24hr
・atm未満であると包装体内に水滴が発生する。これ
は、単に中が見えにくくなったり、外観が悪くなるとい
うことのみならず、微生物が繁殖しやすくなり、消費者
が食す際に、水が手に付着し不快感を与える原因にな
る。また、水蒸気透過率が200g/m2・24hr・atmを
越えると、バナナの水分が失われて、バナナの重量減少
の原因になる。
【0007】本発明の包装体の重量減少は、1日当たり
0.3〜1.0重量%である。この条件で、包装体内又
はバナナ表面への水滴の付着を防止でき、バナナにも萎
れが発生しにくく、柄部分の黒変を防止できる。重量減
少が1日当り1.0%を超えると、バナナは果皮、柄部
分に萎れを引き起こし、柄部分に黒変が発生しやすくな
る。逆に重量減少が1日当たり0.3%未満の条件で
は、包装体内の湿度がほぼ100%になり包装体内面、
バナナの表面に水滴が付着する。
【0008】本発明の包装体の素材としてはナイロン単
層フィルム、又はナイロンとエチレン−酢酸ビニル共重
合体の多層フィルム、又はナイロンとエチレン−ポリエ
チレン及び酢酸ビニル共重合体を混合した樹脂との多層
フィルム、又はナイロンとエチレンビニルアルコール共
重合体の多層フィルムを用いる。本発明に用いるフィル
ムの厚みは、10〜60μmが好ましい。厚みが60μm
を超えるコストが高くなるため実用性が無い。また、1
0μm未満では強度が弱く包装材として使用に耐えな
い。これらのフィルムは延伸処理しても良いし、延伸処
理したものを 積層しても良い。延伸処理を行うことで
フィルムの腰が強くなり、バナナ包装体に細かいしわが
入りにくなるので、商品としての見栄えが良好に保たれ
る。また、ヒートシール性の向上、パッケージの見栄え
向上のためにバナナ用該多層フィルムの袋状包装体の片
面または一部に紙とポリエチレンを積層した材料、又は
紙とエチレン−酢酸ビニル共重合体を積層した材料、又
は紙とポリエチレンとエチレン−酢酸ビニル共重合体を
混合した樹脂を積層した材料のうち少なくとも一つを使
用しても良い。
【0009】本発明に使用するフィルムに防曇処理を施
しても良い。防曇処理の方法としては、予め防曇剤をフ
ィルムに練り込んでも良いし、フィルムの表面に塗布し
ても良い。前者は防曇性の持続に優れているのに対し、
後者は包装直後よりすみやかにすぐれた防曇性が得られ
る。使用する防曇剤は、低温(10〜25℃)での防曇
性が良いものが好ましい。具体的には、脂肪酸が炭素数
8〜12の飽和脂肪酸または炭素数16〜20の不飽和
脂肪酸である脂肪酸と多価アルコールのエステル系界面
活性剤を含むことが好ましい。例えば、ソルビタンモノ
ラウレート、ジグリセリンオレートなどが挙げられる。
【0010】また、防曇剤を練り込んだ場合、フィルム
表面をコロナ処理し、すみやかに防曇効果を出させた
り、防曇剤を塗布した場合起こるフィルムのブロッキン
グ防止のために、スリップ剤(ex.商品名:ニッカリ
コ)を表面に施しても良い。
【0011】バナナの鮮度を保持するには、包装体内の
酸素濃度が2〜10%であることが必要である。酸素濃
度が2%未満では、呼吸障害が起こり異臭、異味の原因
となるエタノール、アセトアルデヒドが発生する。ま
た、酸素濃度が10%を超えた場合は追熟抑制効果が弱
く、カラーの進行、シュガースポットの発生、果肉の軟
化等を十分抑制できない。
【0012】MA包装で青果物の鮮度を保持する仕組み
は、先に述べたCA貯蔵と同様に、青果物の周囲の環境
を大気よりも低酸素、高二酸化炭素状態にすることであ
る。ただ、CA貯蔵では大がかりな装置を使用して、倉
庫内のガス組成を調節するのに対して、MA包装では包
装された青果物の呼吸によって排出された二酸化炭素を
程良く包装体内に残し、同じく青果物の呼吸によって消
費されて 不足となった包装体内の酸素を包装体外から
適量取り入れることで低酸素、高二酸化炭素状態が作り
出す。つまり、青果物の呼吸量と包装体のガス透過量
(包装袋内から大気、あるいは大気から包装体内へのガ
スの移動量)のバランスによって包装袋内の雰囲気、つ
まり青果物の周囲のガス雰囲気を調整する。但し、CA
は温度を理想的に制御した上で、ガス雰囲気の制御を任
意に行うが、MAの場合は、青果物の呼吸量に合わせて
包装袋のガス透過量を調製するのみで、青果物の呼吸量
に影響する温度は流通条件に左右される。よって、包装
体内のガス組成は、同じ透過量の包装袋を用いても、温
度が高くなれば酸素が低くなり、温度が低ければ酸素濃
度が高くなる。また、CA条件におけるガス条件は、対
象となる青果物に最も適したある温度のみで求めれば良
く、ガス組成は機械的に制御するので、条件さえ明確に
すれば直接的に制御できる。ところが、MAで直接でき
るのは包装体のガス透過量で、包装体内のガス組成を決
定するもう一つの要因である青果物の呼吸量は、温度に
よって大きく異なるので、実際に考えられる温度毎に包
装体に必要なガス透過量を把握しなければならない。し
かし、これまでこの点については、あまり明確にされて
いないのが現状である。
【0013】本発明は、上記MAの思想を取り入れたも
のであり、バナナの包装体において、包装体の酸素透過
量をP(cc/100g/day/atm)、保存温度をT(℃)とし
た場合、P>0かつ 11.1111×log(P+139.7410)−60.1845≦T≦11.1111×log(P+139.7410)−4 9.9019(式1) を満たす温度T(℃)で保存するが好ましい。T>11.1
111×log(P+139.7410)-49.9019になる条件では、包装体
の酸素透過量が小さすぎ、包装体内が過度な低酸素、高
二酸化炭素状態になるのでバナナに呼吸障害が起こり、
品質低下が著しくなり、T<11.1111×log(P+139.7410)
-60.1845となる場合は包装体の酸素透過量が大きすぎ、
包装体内の酸素濃度が十分低くならないため、呼吸抑制
効果が弱まり、バナナの品質保持効果も小さくなる。
【0014】包装体の酸素透過量が(式1)の条件より
も不足する際は、何らかの形で包装体の酸素透過性を向
上させる必要があり、開口面積0.05mm2以下の微
細孔、貫通もしくは未貫通のキズ、又はクラックのいず
れか1種、あるいはこれらの内2種以上をフィルムに付
与すれば良い。多層フィルムを用いる場合、これら加工
は、フィルムを積層する前に行ってもかまわないし、積
層後に行ってもかまわない。包装体内の酸素濃度を適切
にコントロールするためには、微細孔1個の開口面積は
0.05mm2以下であることが好ましい。これより大
きいと微細孔1個あたりの透過量が大きくなりすぎ、ガ
ス透過量のコントロールが困難になる。
【0015】バナナは10〜12℃以下で低温障害が起
こり変色が発生する。ただし、10℃でも12時間より
長く保管しなければ低温障害は殆ど発生しないので、1
0℃以上の範囲で低温障害が生じる温度帯でも12時間
以内であれば良い。25℃より高温でも本発明の包装体
を用いれば従来の条件よりも若干品質を良好に保つこと
ができる。しかし1〜2日程度で果肉軟化、食味低下す
る場合があるので温度T(℃)は、12≦T≦25であ
る。また、本発明の包装体を使用して、流通、販売中な
どに25℃を越えるようなことがあっても、バナナの呼
吸量は青果物自身の温度(品温)が上昇しなければ変わ
らないし、包装体内は直ぐに嫌気的条件になるわけでは
ないので、25℃を超える時間が連続して3時間以下、
あるいは連続しない場合で通算で6時間以下なら、その
後25℃以下で保たれれば特に差し支えない。ただし、
この場合の最高温度T(℃)とは、対象となる青果物
が、包装後開封されるまでに3時間(継続的でない場合
も含む)以上その温度以上である場合の値で、瞬間的に
高温であっても、その値は適用されない。また、最高温
度が6時間以上になる場合は12≦T≦25である。
【0016】本発明に用いる包装体は、MA効果を得る
ため、密封する必要がある。密封方法は、ヒートシー
ル、粘着テープ、結束帯、輪ゴム、かしめ、糊付け、バ
ックシーラー、ジッパー、高周波シール、超音波シール
等が挙げられるが特に限定しない。包装形態としては袋
だけに限られず、例えばトレイ容器に本発明記載のフィ
ルムでトップシールを施すような物でも良く、段ボール
箱に本発明の包装袋を一体化させたMA段ボール箱とし
ても使用できる。また、これらのシールに関して部分的
に易開封性となるような加工を行っても良い。
【0017】
【実施例】《実施例1》ユニチカ(株)製の厚み25μ
mの二軸延伸ナイロンフィルム(商品名 エンブレム、水
蒸気透過率:160g/m2・24hr・at40℃・
90%RH)に、酸素透過量が3060cc/袋/day/a
tmとなるように、平均開孔面積3.85×10-3mm2
の微細孔を18個/袋設けた内寸200mm×320m
mの袋に、バナナ3本(約600g)を詰め、ヒートシ
ールで密封し、15℃で7日間保存した。このときバナ
ナの品質、重量変化、結露、バナナの濡れ、袋内ガス組
成について評価した結果を表1、3に示す。(式1によ
るとP=510のとき、10≦T≦19) 《実施例2》酸素透過量が3060cc/袋/day/atmと
なるように、平均開孔面積3.85×10-3mm2の微
細孔を18個/袋設けた、シール面側に花王(株)製の
防曇剤ソルビタンモノラウレート(商品名 レオドール
スーパーSP−L10(F))を0.1μmの厚さにコ
ーテイングしたユニチカ(株)製の厚み25μmの二軸
延伸ナイロンフィルム(商品名 エンブレム、水蒸気透
過率:160g/m2・24hr・at40℃・90%
RH)から成る内寸200mm×320mmの袋に、バ
ナナ3本(約600g)を詰め、ヒートシールで密封
し、15℃で7日間保存した。このときバナナの品質、
重量変化、結露、バナナの濡れ、袋内ガス組成について
評価した結果を表1、3に示す。(式1によるとP=5
10のとき、10≦T≦19) 《実施例3》酸素透過量が3060cc/袋/day/atmと
なるように平均開孔面積3.85×10-3mm2の微細
孔を20個/袋設けた、シール面側に実施例1の防曇剤
を0.1μmコーテイングした厚み15μmの二軸延伸
ナイロンフィルムと厚み20μmのエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体をラミネートした多層フィルム(水蒸気透過
率:110g/m2・24hr・at40℃・90%R
H)から成る内寸200mm×320mmの袋に、バナ
ナ3本(約600g)を詰め、ヒートシールで密封し、
15℃で7日間保存した。このときバナナの品質、重量
変化、結露、バナナの濡れ、袋内ガス組成について評価
した結果を表1、3に示す。(式1によるとP=510
のとき、10≦T≦19) 《実施例4》酸素透過量が7200cc/袋/day/atmと
なるように平均開孔面積3.85×10-3mm2 の微細
孔を40個/袋設けたユニチカ(株)製の厚み25μm
の二軸延伸ナイロンフィルム(商品名 エンブレム、水
蒸気透過率:160g/m2・24hr・at40℃・
90%RH)から成る内寸200mm×320mmの袋
に、バナナ3本(約600g)を詰め、ヒートシールで
密封し、22℃で5日間保存した。このときバナナの品
質、重量変化、結露、バナナの濡れ、袋内ガス組成につ
いて評価した結果を表1、3に示す。(式1によるとP
=1200のとき、18≦T≦25) 《実施例5》酸素透過量が7200cc/袋/day/atmと
なるように平均開孔面積3.85×10-3mm2 の微細
孔を40個/袋設けた、シール面側に花王(株)製の防
曇剤ソルビタンモノラウレート(商品名 レオドールス
ーパーSP−L10(F))を0.1μmの厚さにコー
テイングしたユニチカ(株)製の厚み25μmの二軸延
伸ナイロンフィルム(商品名 エンブレム、水蒸気透過
率:160g/m2・24hr・at40℃・90%R
H)から成る内寸200mm×320mmの袋に、バナ
ナ3本(約600g)を詰め、ヒートシールで密封し、
22℃で5日間保存した。このときバナナの品質、重量
変化、結露、バナナの濡れ、袋内ガス組成について評価
した結果を表1、3に示す。(式1によるとP=120
0のとき、18≦T≦25) 《実施例6》酸素透過量が7200cc/袋/day/atmと
なるように平均開孔面積3.85×10-3mm2 の微細
孔を40個/袋設けた、シール面側に実施例1の防曇剤
を0.1μmコーテイングした 厚み15μmの二軸延伸
ナイロンフィルムと厚み20μmのエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体をラミネートした多層フィルム(水蒸気透過
率:110g/m2・24hr・at40℃・90%R
H)から成る内寸200mm×320mmの袋に、バナ
ナ3本(約600g)を詰め、ヒートシールで密封し、
22℃で5日間保存した。このときバナナの品質、重量
変化、結露、バナナの濡れ、袋内ガス組成について評価
した結果を表1、3に示す。(式1によるとP=120
0のとき、18≦T≦25)
【0018】《比較例1》酸素透過量が3010cc/袋
/day/atmとなるように平均開孔面積3.85×10-3
mm2 の微細孔を20個/袋設けた厚み25μmの二軸
延伸防曇OPP(水蒸気透過率 6g/m2・24hr・
at40℃・90%RH)から成る内寸200mm×3
20mmの袋に、バナナ3本(約600g)を詰め、ヒ
ートシールで密封し、15℃で7日間保存した。このと
きバナナの品質、重量変化、結露、バナナの濡れ、袋内
ガス組成について評価した結果を表2、4に示す。(式
1によるとP=502のとき、12≦T≦20) 《比較例2》酸素透過量が2970cc/袋/day/atmと
なるように平均開孔面積3.85×10-3mm2 の微細
孔を13個/袋設けた 厚み30μmの低密度ポリエチ
レン(水蒸気透過率 20g/m2・24hr・at40
℃・90%RH、酸素透過量:6000cc/m2・2
4hr・atm)から成る内寸200mm×320mm
の袋に、バナナ3本(約600g)を詰め、ヒートシー
ルで密封し、15℃で7日間保存した。このときバナナ
の品質、重量変化、結露、バナナの濡れ、袋内ガス組成
について評価した結果を表2、4に示す。(式1による
とP=495のとき、12≦T≦20) 《比較例3》酸素透過量が1210cc/袋/day/atmと
なるように平均開孔面積3.85×10-3mm2 の微細
孔を8個/袋設けたユニチカ(株)製の厚み25μmの二
軸延伸ナイロンフィルム(商品名 エンブレム、水蒸気
透過率:160g/m2・24hr・at40℃・90
%RH)から成る内寸200mm×320mmの袋に、
バナナ3本(約600g)を詰め、ヒートシールで密封
し、15℃で7日間保存した。このときバナナの品質、
重量変化、結露、バナナの濡れ、袋内ガス組成について
評価した結果を表2、4に示す。(式1によるとP=2
02のとき、10≦T≦13) 《比較例4》酸素透過量が6160cc/袋/day/atmと
なるように平均開孔面積3.85×10-3mm2 の微細
孔を40個/袋設けたユニチカ(株)製の厚み25μm
の二軸延伸ナイロンフィルム(商品名 エンブレム、水
蒸気透過率:160g/m2・24hr・at40℃・
90%RH)から成る内寸200×320mmの袋に、
バナナ3本(約600g)を詰め、ヒートシールで密封
し、15℃で7日間保存した。このときバナナの品質、
重量変化、結露、バナナの濡れ、袋内ガス組成について
評価した結果を表2、4に示す。(式1によるとP=1
027のとき、18≦T≦25) 《比較例5》厚み30μmの低密度ポリエチレン(水蒸
気透過率 20g/m2・24hr・at40℃・90%
RH、酸素透過量:6000cc/m2・24hr・a
tm)から成る内寸200mm×320mmの袋に、直
径5mmの穴4個を設け、バナナ3本(約600g)を
詰め、ヒートシールで密封し、15℃で7日間保存し
た。このときバナナの品質、重量変化、結露、バナナの
濡れ、袋内ガス組成について評価した結果を表2、4に
示す。 《比較例6》酸素透過量が7180cc/袋/day/atmと
なるように平均開孔面積3.85×10-3mm2 の微細
孔を40個/袋設けた厚み25μmの二軸延伸防曇OP
P(水蒸気透過率 6g/m2・24hr・at40℃・
90%RH)から成る内寸200mm×320mmの袋
に、バナナ3本(約600g)を詰め、ヒートシールで
密封し、22℃で5日間保存した。このときバナナの品
質、重量変化、結露、バナナの濡れ、袋内ガス組成につ
いて評価した結果を表2、4に示す。(式1によるとP
=1196のとき、19≦T≦25) 《比較例7》酸素透過量が7160cc/袋/day/atmと
なるように平均開孔面積3.85×10-3mm2 の微細
孔を40個/袋設けた厚み30μmの低密度ポリエチレ
ン(水蒸気透過率 20g/m2・24hr・at40℃
・90%RH、酸素透過量:6000cc/m2・24
hr・atm)から成る内寸200mm×320mmの
袋に、バナナ3本(約600g)を詰め、ヒートシール
で密封し、22℃で5日間保存した。このときバナナの
品質、重量変化、結露、バナナの濡れ、袋内ガス組成に
ついて評価した結果を表2、4に示す。(式1によると
P=1193のとき、25≦T≦25) 《比較例8》酸素透過量が3060cc/袋/day/atmと
なるように平均開孔面積3.85×10-3mm2 の微細
孔を18個/袋設けたユニチカ(株)製の厚み25μmの
二軸延伸ナイロンフィルム(商品名 エンブレム、水蒸
気透過率:160g/m2・24hr・at40℃・9
0%RH)から成る内寸200mm×320mmの袋
に、バナナ3本(約600g)を詰め、ヒートシールで
密封し、22℃で5日間保存した。このときバナナの品
質、重量変化、結露、バナナの濡れ、袋内ガス組成につ
いて評価した結果を表2、4に示す。(式1によるとP
=510のとき、10≦T≦19) 《比較例9》酸素透過量が12420cc/袋/day/atm
となるように平均開孔面積3.85×10-3mm2 の微
細孔を70個/袋設けたユニチカ(株)製の厚み25μm
の二軸延伸ナイロンフィルム(商品名 エンブレム、水
蒸気透過率:160g/m2・24hr・at40℃・
90%RH)から成る内寸200×320mmの袋に、
バナナ3本(約600g)を詰め、ヒートシールで密封
し、22℃で5日間保存した。このときバナナの品質、
重量変化、結露、バナナの濡れ、袋内ガス組成について
評価した結果を表2、4に示す。(式1によるとP=2
070のとき、24≦T≦25) 《比較例10》厚み30μmの低密度ポリエチレン(水
蒸気透過率 20g/m2・24hr・at40℃・90
%RH、酸素透過量:6000cc/m2・24hr・
atm)から成る内寸200×320mmの袋に直径5
mmの穴4個を設け、バナナ3本(約600g)を詰
め、ヒートシールで密封し、22℃で5日間保存した。
このときバナナの品質、重量変化、結露、バナナの濡
れ、袋内ガス組成について評価した結果を表2、4に示
す。
【0019】実施例及び比較例の評価結果を表1〜4に
示す。表中の記号は以下の通りである。 ・色(カラー)はエナーノバナナカラーガイドに則り評
価した。 ・SPはシュガースポット、 ○:SP無し、□:SP5個/本以内、△:SP15個
/本以内、×:SP16個/本以上 ・萎れ・・・官能にて評価した。 ○:萎れ無し、△:柄萎れあきらか、皮やや柔らかい、
×:柄しわしわ、皮柔らかい ・軟化・・・食味にて果肉の固さを評価した。 ○:固い、□:やや柔らかい、△:柔らかい、×:歯ご
たえ無し・臭気・・・嫌気による異臭を官能で評価し
た。 ○:異臭無し、□:開封直後のみ弱い異臭(果肉は異臭
無し)、△:果肉に弱い異臭、×:果肉に明らかな異臭 ・結露(包装体内面へ付着した水滴)、濡れ(バナナ表
面の濡れ) ○:無し、□:少々(問題ないレベル)、△:一見明ら
か、×:著しい
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】
【発明の効果】本発明により、フィルムの外観に優れ、
鮮度の良く、目減りも少ないバナナの包装体を供給でき
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 65/40 B65D 65/40 D 81/24 81/24 C 81/26 81/26 E Fターム(参考) 3E067 AA11 AB09 BA12A BB01A BB14A BB15A CA06 EA22 FA01 FC01 GB03 GD01 3E086 AB01 AC05 AD01 BA04 BA14 BB05 CA18 DA03 4B069 AB03 HA13 KA07 KA08 KB02 KC22 KC24 KD07 4F100 AK04B AK48A AK68B AK69B AL05B BA02 BA10A BA10B BA15 CA18A CA18B DG10A GB23 JC00 JD03 YY00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水蒸気透過率が30〜200g/m2・24
    hr・atm(at40℃・90%RH)であるナイロン単層フィ
    ルム、又はナイロンとエチレン−酢酸ビニル共重合体の
    多層フィルム、又はナイロンとエチレン−ポリエチレン
    及び酢酸ビニル共重合体を混合した樹脂との多層フィル
    ム、又はナイロンとエチレンビニルアルコール共重合体
    の多層フィルムでバナナを密封包装する包装体におい
    て、バナナ自身の呼吸と包装体のガス透過量のバランス
    により包装体内の酸素濃度が2〜10%になり、包装体
    全体の重量減少が1日当り0.3〜1.0%であること
    を特徴とするバナナ鮮度保持包装体。
  2. 【請求項2】 包装体の片面または一部に紙とポリエチ
    レンを積層した材料、又は紙とエチレン−酢酸ビニル共
    重合体を積層した材料、又は紙とポリエチレンとエチレ
    ン−酢酸ビニル共重合体を混合した樹脂を積層した材料
    のうち少なくとも一つを使用することを特徴とする請求
    項1記載のバナナ鮮度保持包装体。
  3. 【請求項3】 単層フィルム又は多層フィルムに開口部
    1個の開孔面積が0.05mm2以下である微細孔もし
    くは貫通あるいは未貫通のキズ、又はクラックの少なく
    とも1種を1個以上有する請求項1又は2記載のバナナ
    鮮度保持包装体。
  4. 【請求項4】 単層フィルム又は多層フィルムに界面活
    性剤を塗布または練り込んで防曇処理を行った請求項1
    〜3記載のバナナ鮮度保持包装体。
  5. 【請求項5】 包装体にジッパー式の開閉部品を付与
    し、ジッパーで密封することを特徴とする請求項1〜4
    記載のバナナ鮮度保持包装体。
  6. 【請求項6】 包装体の酸素透過量をP(cc/100g/day/
    atm)、保存温度をT(℃)とした場合、 P>0かつ 11.1111×log(P+139.7410)-60.1845≦T≦11.1111×log(P+139.7410)−49.9 019 (式1) を満たす温度T(℃)で保存することを特徴とする請求
    項1〜5記載のバナナ鮮度保持包装体。
  7. 【請求項7】 、包装体の酸素透過量をP(cc/g/100da
    y/atm)、流通・保管中のバナナが包装後開封されるま
    でに連続的又は断続的にt時間以上その温度以上である
    場合の最高温度をT(℃)とした場合、P>0かつ下式
    のいずれかを満たすTで保存することを特徴とする請求
    項1〜5記載のバナナ鮮度保持包装体。 (1)3≦t<6の場合、 11.1111×log(P+139.7410)−60.1845≦T≦11.1111×log(P+139.7410)−4 9.9019(式1) (2)6≦tの場合、 12≦T≦25 11.1111×log(P+139.7410)−60.1845≦T≦11.1111×log(P+139.7410)−4 9.9019(式1) (3)10≦T<12の場合 t≦12、 11.1111×log(P+139.7410)−60.1845≦T≦11.1111×log(P+139.7410)−4 9.9019(式1)
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