JP3035149B2 - 渋柿入り包装体 - Google Patents

渋柿入り包装体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、渋柿が合成樹脂フイル
ムの包装袋により包装された状態で渋抜きを行い、その
後渋柿がそのままの袋で適正な酸素雰囲気下で呼吸作用
を継続させることによって、鮮度保持をさせるための包
装体に関するものである。さらに詳しくは渋柿の呼吸作
用に起因する低酸素状態での嫌気呼吸をさせないような
酸素雰囲気を保持しつつ、しかも酸素による酸化に起因
する品質の劣化を抑えるような条件を保持する包装体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】渋柿は収穫された後も呼吸作用を持続す
る。このため収穫後の貯蔵・流通の間および食するまで
は、渋柿の品質劣化を防止することが必要である。渋柿
は日本中で栽培されている。渋柿は、渋を抜きをすると
日持ちせず、また、渋を抜かずに保存すると、渋が抜け
にくくなる。渋抜きの方法としては昔よりアルコール、
お湯、米糠など種々の方法で渋抜きをされ、出荷されて
いる。最近は炭酸ガス充填法、包装脱渋法が一般化され
ているが、条件が安定せず歩留まりが悪い。また、脱渋
後の柿は保存性が悪い為、出荷時期が短時間に集中する
ために価格の変動が大きい。
【0003】また、一般の野菜等の植物資材に関して、
酸素を供給し、鮮度を保つ方法として有孔フィルムを用
いる方法が提案されている(特開昭62−148247
号公報、特開昭63−119647号公報等)が、これ
らのフイルムは開孔面積比率が2×10-2〜2×10%
と極めて大きく、これらのフイルムで包装しても袋内の
酸素は殆ど大気状態と変わらず、オープン状態と同じで
ある。渋柿についても、このようなフィルムを用いて包
装することが考えられてきたが、これらのオープンに近
い包装では、空気中の酸素量と同等となってしまい、渋
柿の呼吸作用が活発になり、渋柿の糖分が消費され、味
が低下してしまうという問題、さらには水分の蒸散によ
り萎れやすいといった問題がある。したがって、渋柿本
来の味を残し、新鮮な状態を保ったままで食卓に供せる
ような包装材料や包装方法は、いまだ発見されていな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、渋柿
の渋抜きを包装袋の中で安定的に行い、そのままの袋で
鮮度を長時間保つための望ましい酸素濃度雰囲気を形成
し、異臭が発生せず、糖度の低下、萎れもない商品を供
給するため、鋭意研究した結果なされたものであり、渋
柿の生存に必要な最低量の酸素を供給し、渋柿をいわば
冬眠状態に保つことにより、高酸素量の障害である糖度
の低下と変色を抑えて、鮮度の高い渋柿を供給するため
の渋柿用包装袋および渋柿入り包装体を提供する点にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、開孔面積比率
が1×10 -6 〜1×10 -4 %で、酸素透過量200〜
40000cc/24hr・1atm・m2 調整され
た有孔合成樹脂フィルムを用い、渋柿100gあたりの
袋内表面積が50〜300cm2 である包装袋に渋柿を
密封したことを特徴とする渋柿入り包装体である。特に
有孔合成樹脂フィルムの開孔面積比率が5×10-6〜5
×10-5%で、有孔合成樹脂フイルムの有する孔の平均
孔径が10〜150μmで、1つの包装体に有する前記
孔の数が複数個で、あることが好ましものである。そし
開孔面積比率が1×10 -6 〜1×10 -4 %で、酸素透
過量200〜40000cc/24hr・1atm・
2 調整された有孔合成樹脂フィルムを用い、渋柿1
00gあたりの袋内表面積が50〜300cm2 である
包装袋に渋柿を密封し、20℃〜35℃で10時間〜1
20時間加熱し、その後10℃〜20℃で保持すること
により、柿の渋を抜くか、又は15℃〜25℃で100
時間〜150時間保持することにより、柿の渋を抜き、
さらに該包装袋を0℃〜5℃で長期保存することをを特
徴とする渋柿入り包装体である。
【0006】本発明に用いる有孔フィルムとしては、渋
柿の包装に用いることのできるものであればどのような
ものであっても差し支えはないが、一般には無延伸ポリ
プロピレン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
塩化ビニール、等が用いられるが、これ等以外のポリア
ミド、ポリエステル、ポリカーボネート等のフイルム、
さらにはこれらの複合フイルムであっても良く、さらに
は、これらのフイルム表面にシーラント層を設けたもの
でも、防曇処理したフイルムであっても何等差し支えは
ない。また、これらのフイルムの厚さは通常20μm〜
70μmのものが用いられる。さらに、これらのフイル
ムは透明であっても、不透明であっても良く、また表面
に印刷を付したものであっても何等差し支えはない。
【0007】本発明のフイルムを用いた包装袋は、包装
する渋柿の量によってその開孔面積比率が決められ、そ
の開孔面積比率は1×10-6〜1×10-4%であること
が必要である。この理由は渋を抜くときは温度を15℃
〜35℃にし、10〜150時間保持し、包装袋中の炭
酸ガス量を25%以上に上げて嫌気状態にし、アルコー
ルを発生させる。渋抜きの温度を35℃以上にすると煮
えた状態になり、柿が柔らかくなる。また、15℃以下
にすると渋は抜けない。また、抜けても150時間以上
かかり、経済的ではない。その後、10℃〜15℃の温
度で10〜100時間をかけて徐冷する。渋柿は序冷さ
れている間に柿の中のタンニンが固定され渋が抜ける。
また、渋抜きの温度が15℃〜20℃の時は袋内を嫌気
状態にするには72時間以上かかるが、徐冷しなくても
良い。その後その包装袋のまま0〜5℃好ましくは0〜
3℃の冷蔵庫にて保存する。渋柿の鮮度保持に適した条
件は、本発明者等の実験結果からは酸素濃度が2%以上
7%以下が望ましく、これらの条件を満たすための開孔
面積比率は1×10-6〜1×10-4%となる。開孔面積
比率が1×10-6%以下となれば渋柿は包装後の呼吸作
用により、無酸素状態となり嫌気呼吸を始めてしまい、
異臭を発生し、また、糖分の消費が大きくなる。また、
開孔面積比率が1×10-4%以上となれば包装袋中の酸
素量が多くなりすぎ、呼吸による消化が促進され、渋柿
が必要以上に生育して糖分が消耗し、軟化、腐敗が促進
する。従って渋柿の包装袋として用いられる有孔フイル
ムの開孔面積比率としては1×10-6〜1×10-4%で
あることが必要であり、望ましくは5×10-6〜5×1
-5%にあることがさらに有効である。
【0008】また、有孔フイルムにおける孔部の平均径
はできるだけ小さいことが望ましく、一般的には10μ
m〜150μm程度、好ましくは20μm〜80μmで
ある。孔径はできるだけ小さいことが望ましいが、10
μm以下では有孔フイルムの生産性が低下する。また、
平均孔径が150μm以上であれば、適正な開孔面積比
率を得るに必要な孔数が減少して、鮮度保持の品質精度
に不安が生じる。また、孔の形状は、円形や四角または
三角形など、どのような形状であってもよく、長径方向
の平均径が150μm以下であれば何等差し支えはない
が、円形が開孔作業性等の面より望ましい。
【0009】また、渋柿包装袋に用いる有孔フイルムの
袋当たりの孔の個数は開孔面積比率と平均孔径より算出
されるが、できる限り複数個とすることが望ましい。内
容物の付着や外的条件たとえば値段表の添付等で孔がふ
さがれてしまう場合があるので、鮮度を保証するには複
数個の孔が好ましく、さらに袋あたり5個以上の孔をも
ち、孔1個あたりの影響度を20%以下にすることが望
ましい。また、渋柿の包装袋としては、三方シール袋、
四方シール袋またはガゼット袋などの形態の袋であって
も何等差し支えなく、さらには、トレー、カップ等に渋
柿を充填し、これを包装袋で包装する形態のものであっ
てもよい。
【0010】渋柿用包装袋の大きさは渋柿100gあた
り袋内表面積が50〜300cm2である必要があり、
好ましくは80〜200cm2 である。袋の内表面積で
規定しているのは、シール部分すなわちとじ代が計算に
含まれないようにするためである。渋柿100gあたり
袋内表面積が50cm2 以下であると、袋内の渋柿の密
度が高くなり、渋柿同士での接触により傷が付き、褐変
しやすくなり、前記の開孔面積比率では酸素不足になり
嫌気呼吸に陥り好ましくない。更に、渋柿100gあた
り袋内表面積が300cm2 以上になると、袋内の渋柿
の密度が低くなり、袋内の初期の酸素量も多く、前記の
開孔面積比率では酸素供給量も多く、渋柿の呼吸作用が
活発になり褐変しやすくなり、渋柿の糖分が消耗してい
まうことになる。またフィルムの使用量が多いため袋の
コストも高くなってしまう。
【0011】なお、渋柿の包装に限るものではないが、
野菜等の鮮度保持には、当然ながら、その流通過程、お
よび店頭における温度管理が重要なポイントであり、柿
の呼吸量も当然これらの温度に依存し、これらの温度が
高くなるにつれてその呼吸量も増加するが、本発明はこ
れらの温度を0〜20℃を想定したものである。
【0012】
【実施例】《実施例1》内寸が150×250mmの、
厚さ30μmの延伸ポリプロピレンからなる包装袋に、
開孔面積比率が9.38×10-5%となるように平均孔
径80μmの孔を14個あけ、四溝柿を5個(約750
g)充填し、27℃に24時間保持した。その後15℃
に72時間保持し、渋抜きを確認した。
【0013】《実施例2》内寸が150×250mm
の、厚さ30μmの延伸ポリプロピレンからなる包装袋
に、開孔面積比率が1.51×10-5%となるように平
均孔径60μmの孔を4個あけ、四溝柿を5個(約75
0g)充填し、30℃に24時間保持した。その後15
℃に72時間保持し、渋抜きを確認した。
【0014】《実施例3》内寸が150×250mm
の、厚さ30μmの延伸ポリプロピレンからなる包装袋
に、開孔面積比率が1.88×10-6%となるように平
均孔径30μmの孔を2個あけ、四溝柿を5個(約75
0g)充填し、30℃に24時間保持した。その後15
℃に72時間保持し、渋抜きを確認した。
【0015】《実施例4》内寸が150×250mm
の、厚さ30μmの延伸ポリプロピレンからなる包装袋
に、開孔面積比率が1.57×10-5%となるように平
均孔径50μmの孔を6個あけ、四溝柿を5個(約75
0g)充填し、35℃に24時間保持した。その後15
℃に72時間保持し、渋抜きを確認した。
【0016】《実施例5》内寸が150×250mm
の、厚さ30μmの延伸ポリプロピレンからなる包装袋
に、開孔面積比率が1.57×10-5%となるように平
均孔径50μmの孔を6個あけ、四溝柿を5個(約75
0g)充填し、20℃に120時間保持し、渋抜きを確
認した。
【0017】《比較例1》内寸が150×250mm
の、厚さ30μmの延伸ポリプロピレンからなる包装袋
に、開孔面積比率が1.47×10-4%となるように平
均孔径80μmの孔を22個あけ、四溝柿を5個(約7
50g)充填し、30℃に24時間保持した。その後1
5℃に72時間保持したが、渋は抜けなかった。
【0018】《比較例2》内寸が150×250mm
の、厚さ30μmの延伸ポリプロピレンからなる包装袋
に、開孔面積比率が1.67×10-5%となるように平
均孔径60μmの孔を3個あけ、四溝柿を5個(約75
0g)充填し、37℃に24時間保持した。その後15
℃に72時間保持したところ、渋抜きはできたが、柿が
煮えたようになり商品価値はない。
【0019】《比較例3》内寸が150×250mm
の、厚さ30μmの延伸ポリプロピレンからなる包装袋
に、開孔面積比率が1.67×10-5%となるように平
均孔径60μmの孔を3個あけ、四溝柿を5個(約75
0g)充填し、13℃に120時間保持したが、渋は抜
けなかった。
【0020】《比較例4》比較例3の条件でさらに保持
時間を200時間に延長したが、渋は抜けなかった。以
上の各種条件による脱渋の状態の結果を表1及び表2に
示す。
【0021】《実施例6》実施例1と同様に内寸が15
0×250mmの、厚さ30μmの延伸ポリプロピレン
からなる包装袋に、開孔面積比率が9.08×10-5
となるように平均孔径80μmの孔を13個あけた三方
シール袋に、四溝柿5個(約750g)充填し、27℃
に24時間保持する。その後15℃に72時間保持し、
さらに3℃に保存した。その2週間後および1ヶ月後の
鮮度を臭気、外観、糖度を観察した結果を表3に示す。
【0022】《実施例7》実施例2と同様に内寸が15
0×250mmの、厚さ30μmの延伸ポリプロピレン
からなる包装袋に、開孔面積比率が1.67×10-5
となるように平均孔径60μmの孔を3個あけた三方シ
ール袋に、四溝柿5個(約750g)充填し、27℃に
24時間保持する。その後15℃に72時間保持し、さ
らに3℃に保存した。その2週間後および1ヶ月後の鮮
度を臭気、外観、糖度を観察した結果を表3に示す。
【0023】《実施例8》実施例3と同様に内寸が15
0×250mmの、厚さ30μmの延伸ポリプロピレン
からなる包装袋に、開孔面積比率が1.88×10-6
となるように平均孔径30μmの孔を2個あけた三方シ
ール袋に、四溝柿5個(約750g)充填し、27℃に
24時間保持する。その後15℃に72時間保持し、さ
らに3℃に保存した。その2週間後および1ヶ月後の鮮
度を臭気、外観、糖度を観察した結果を表3に示す。
【0024】《比較例5》実施例2と同様に内寸が15
0×250mmの、厚さ30μmの延伸ポリプロピレン
からなる包装袋に、開孔面積比率が1.67×10-5
となるように平均孔径60μmの孔を3個あけた三方シ
ール袋に、四溝柿5個(約750g)充填し、27℃に
24時間保持する。その後15℃に72時間保持して脱
渋した後、袋から取り出し、そのまま3℃で保存した。
その2週間後および1ヶ月後の鮮度を臭気、外観、糖度
を観察した結果を表3に示す。
【0025】《比較例6》内寸が150×250mm
の、厚さ30μmの延伸ポリプロピレンからなる包装袋
に、開孔面積比率が8.38×10-7%となるように平
均孔径20μmの孔を2個あけ、四溝柿を5個(約75
0g)充填し、35℃に24時間保持した。その後15
℃に72時間保持し、渋抜きをし、さらに3℃で保存し
た。その2週間後および1ヶ月後の鮮度を臭気、外観、
糖度を観察した結果を表3に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【発明の効果】本発明の包装袋を使用して渋柿を包装す
ることすることによって、袋内で脱渋処理を簡単に行
い、その後、低温に保存することにより、渋柿の保存を
嫌気呼吸のため発生する臭気を防ぎ、硬度の低下、腐敗
を長期間にわたって防ぐことが可能となり、しかも嫌気
呼吸による糖分の消化を防止し、渋柿の鮮度を保った状
態で永く保存することができる。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開孔面積比率が1×10 -6 〜1×10 -4
    %で、酸素透過量200〜40000cc/24hr
    ・1atm・m2 調整された有孔合成樹脂フィルムを
    用い、渋柿100gあたりの袋内表面積が50〜300
    cm2 である包装袋に渋柿を密封したことを特徴とする
    渋柿入り包装体。
  2. 【請求項2】 有孔合成樹脂フィルムの開孔面積比率が
    5×10-6〜5×10-5%である請求項1記載の渋柿入
    り包装体。
  3. 【請求項3】 有孔合成樹脂フイルムの有する孔の平均
    孔径が10〜150μmである請求項1又は2記載の渋
    柿入り包装体。
  4. 【請求項4】 1つの包装体に有する前記孔の数が複数
    個である請求項1、2又は3記載の渋柿入り包装体。
  5. 【請求項5】 渋柿100gあたりの袋内表面積が80
    〜200cm2 である請求項1、2、3又は4記載の渋
    柿入り包装体。
  6. 【請求項6】 開孔面積比率が1×10 -6 〜1×10 -4
    %で、酸素透過量200〜40000cc/24hr
    ・1atm・m2 調整された有孔合成樹脂フィルムを
    用い、渋柿100gあたりの袋内表面積が50〜300
    cm2 である包装袋に渋柿を密封し、20℃〜35℃で
    10時間〜120時間加熱し、その後10℃〜20℃で
    保持することにより、柿の渋を抜いてなることをを特徴
    とする渋柿入り包装体。
  7. 【請求項7】 開孔面積比率が1×10 -6 〜1×10 -4
    %で、酸素透過量200〜40000cc/24hr
    ・1atm・m2 調整された有孔合成樹脂フィルムを
    用い、渋柿100gあたりの袋内表面積が50〜300
    cm2 である包装袋に渋柿を密封し、15℃〜25℃で
    100時間〜150時間保持することにより、柿の渋を
    抜いてなることをを特徴とする渋柿入り包装体。
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