JP2002027906A - 青果物の保存方法 - Google Patents

青果物の保存方法

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JP2002027906A
JP2002027906A JP2000214516A JP2000214516A JP2002027906A JP 2002027906 A JP2002027906 A JP 2002027906A JP 2000214516 A JP2000214516 A JP 2000214516A JP 2000214516 A JP2000214516 A JP 2000214516A JP 2002027906 A JP2002027906 A JP 2002027906A
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fruits
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Atsushi Tanaka
田中  敦
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 青果物の変色、萎れ、腐敗、す入り、追熟、
内容成分の減少を防ぐことが可能なMA効果を有する青
果物用鮮度保持可能な保存方法を提供する。 【解決手段】 青果物の包装体において、包装体の酸素
透過量をP(cc/100g/day/atm)、保存温度をT(℃)
とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)-c≦T≦a×log(P+b)−d (式1) (ただしa,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)
を満たす温度T(℃)で保存する青果物の保存方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MA(Modified
Atmosphere)による青果物の鮮度保持を目的とする包装
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】青果物は収穫後も呼吸作用が継続されて
おり、輸送、保管中の品質低下が著しい。青果物の鮮度
保持では、この呼吸を如何に抑えるかが重要で、低温ほ
ど青果物の呼吸は抑制されることが知られている。よっ
て、青果物は収穫後直ちに予冷し、冷蔵車、冷蔵室等を
用いて低温のまま輸送、保管、販売されることが望まし
い。このような、産地からの一貫した低温管理システム
をコールドチェーンシステムと言うが、国内のコールド
チェーンシステムの構築は欧米などに較べると後れをと
っており、青果物流通の問題点となっている。しかし、
このシステムを完成させるためには、莫大な費用が掛か
り、販売価格への上乗せが見込めない現状では、生産
者、輸送業者、販売業者らのいずれがその費用を負担す
るのかといった点で、当面実現は困難である。そこで、
近年これを補うために、青果物の鮮度保持を目的とした
資材が多数研究、開発されている。
【0003】温度とは別に、周囲のガス組成を大気より
も低酸素、高二酸化炭素条件にしても青果物の呼吸は抑
制される。これを利用したのがCA(Controlled Atmos
phere)貯蔵やMA包装である。CAでは、機械で強制
的に貯蔵庫内を低酸素、高二酸化炭素状態にするので、
任意のガス組成で青果物を貯蔵することができ、かつ温
度も理想に近い条件で保つことができる。CAに関して
はこれまでに多くの研究がなされ、リンゴ(温度0℃、
酸素3%、二酸化炭素3%、湿度90〜95%)、温州
みかん(温度3℃、酸素10%、二酸化炭素0〜2%、
湿度85〜90%)、ニホンナシ(二十世紀)(温度0
℃、酸素5%、二酸化炭素4%、湿度85〜92%)、
青梅(温度5℃、酸素2〜3%、二酸化炭素3〜5
%)、トマト(温度6〜8℃、酸素3〜10%、二酸化
炭素5〜9%)、ニンニク(温度0℃、酸素2〜4%、
二酸化炭素5〜8%、湿度85〜90%)のように多く
の青果物で最適条件が明らかにされている。ただし、C
Aは大がかりな装置が必要で、流通中の青果物の鮮度保
持法方としては適さないため、用途は産地等での長期貯
蔵における鮮度保持に限られる。さらに、コストに見合
ったメリットが得られないことが多く、国内でこの技術
が実用化されているのは青森県のリンゴ程度である。
【0004】一方MA包装はCA貯蔵と異なり、青果物
を適度なガス透過性を有する包材で包装し、青果物の呼
吸量と包装体のガス透過量のバランスで包装体内を大気
よりも低酸素、高二酸化炭素状態にするので、特殊なガ
ス供給装置などは必要ない。MAとCAの鮮度保持の原
理は、ガス組成で青果物の呼吸を抑制するという点では
同じであるが、CAが大がかりな装置を用いて任意の酸
素、二酸化炭素濃度、温度、湿度環境を作り出すのに対
して、MAでは湿度の調節が難しく、酸素と二酸化炭素
組成は青果物の呼吸量と包材の透過量によって決まるた
め、酸素濃度を下げるほど二酸化炭素濃度は上昇する傾
向になり、両方を別々に分けて任意の値にする事ができ
ない。また、CAは長期貯蔵を目的としとし、できうる
限り低温で管理されているのに対して、MAは流通中の
鮮度保持に用いられることも多いため、温度条件が不安
定で、CAよりも高温になる。これらのことから、MA
とCAでは、対象となる青果物が同じでも最適なガス条
件は異なったものになり、さらにMAでは輸送手段、輸
送距離、季節などによって影響を受ける流通、保管中の
温度変化に対応できるガス透過量となるよう包装設計を
行う必要がある。よって、これまでCA貯蔵の研究で求
められた条件をMA包装の際にあてはめることはできな
い。過度な低酸素、高二酸化炭素条件下(青果物によっ
て条件は異なる)では、植物に障害が発生し、異臭の発
生、腐敗などに繋がることから、青果物毎に適した条件
を求めることは重要で、現在もどの程度のガス透過性を
有する包材を用いればよいか試行錯誤による解明が行わ
れている。このようにMAによる青果物の包装設計につ
いては、青果物の呼吸量が温度によって大きく異なるた
め、同じ青果物でもそれぞれにの条件に合った包材が必
要である。これを実現するには膨大なデーターの蓄積が
必要であるが、MA包装に関してはCAほど研究が進ん
でおらず、MA包装普及の大きな障壁となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、異臭
を伴い且つ青果物自身に悪影響を及ぼすエタノール、ア
セトアルデヒドが生じる原因である嫌気的呼吸を起こさ
せずに、青果物の変色、萎れ、腐敗、追熟、食味低下、
風味低下、内容成分の減少を防ぐことが可能なMA効果
を有する青果物用鮮度保持包装体を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】MA包装で青果物の鮮度
を保持する仕組みは、先に述べたCA貯蔵と同様に、青
果物の周囲の環境を大気よりも低酸素、高二酸化炭素状
態にすることである。ただ、CA貯蔵では大がかりな装
置を使用して、倉庫内のガス組成を調節するのに対し
て、MA包装では包装された青果物の呼吸によって排出
された二酸化炭素を程良く包装体内に残し、同じく青果
物の呼吸によって消費されて不足となった包装体内の酸
素を包装体外から適量取り入れることで低酸素、高二酸
化炭素状態が作り出す。つまり、青果物の呼吸量と包装
体のガス透過量(包装袋内から大気、あるいは大気から
包装体内へのガスの移動量)のバランスによって包装袋
内の雰囲気、つまり青果物の周囲のガス雰囲気を調整す
る。但し、CAは温度を理想的に制御した上で、ガス雰
囲気の制御を任意に行うが、MAの場合は、青果物の呼
吸量に合わせて包装袋のガス透過量を調製するのみで、
青果物の呼吸量に影響する温度は流通条件に左右され
る。よって、包装体内のガス組成は、同じ透過量の包装
袋を用いても、温度が高くなれば酸素が低くなり、温度
が低ければ酸素濃度が高くなる。また、CA条件におけ
るガス条件は、対象となる青果物に最も適したある温度
のみで求めれば良く、ガス組成は機械的に制御するので
条件さえ明確にすれば直接的に制御できる。ところが、
MAで直接できるのは包装体のガス透過量で、包装体内
のガス組成を決定するもう一つの要因である青果物の呼
吸量は、温度によって大きく異なるので、実際に考えら
れる温度毎に包装体に必要なガス透過量を把握しなけれ
ばならない。しかし、これまでこの点については、あま
り明確にされていないのが現状である。本発明は、上記
MAの思想を取り入れたものであり、青果物の包装体に
おいて、包装体の酸素透過量をP(cc/100g/day/at
m)、保存温度をT(℃)とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)-c≦T≦a×log(P+b)−d (式1) (ただしa,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)
を満たす温度T(℃)で保存する青果物の保存方法であ
る。又本発明は、青果物の包装体において、包装体の酸
素透過量をP(cc/100g/day/atm)、流通・保管中に連
続的に3時間以上又は断続的に通算6時間以上その温度
以上である場合の最高温度をT(℃)とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)−c≦T≦a×log(P+b)−d(式1) (a,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)を満た
す温度T(℃)で保存する青果物の保存方法である。好
ましい実施形態としては、前記式1で、a=11.0011、
b=504.379、c=73.8578、d=63.1675であるカイワ
レ(カイワレダイコン)の保存方法、a=12.4533、b
=392.019、c=80.8468、d=66.776であるシュンギク
の保存方法、a=10.6045、b=811.591、c=65.670
8、d=57.3368であるニラの保存方法、a=8.67303、
b=510.929、c=53.8319、d=44.8041であるオオバ
(青じそ)の保存方法、a=15.1515、b=627.23、c
=91.9119、d=81.0121であるコネギの保存方法、a=
11.1111、b=187.153、c=68.9392、d=57.5171であ
るビワの保存方法である。更に本発明は、包装体が開口
面積7.85×10−5〜2.36×10−2mm2/
個の微細孔を1個以上有する合成樹脂フィルムから成る
青果物の保存方法であり、また、包装体が表面に酸素透
過性を高めるために設けた傷、クラックを有する合成樹
脂フィルムから成る青果物の保存方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】青果物は収穫後も呼吸を行ってお
り、変色、萎れ、腐敗、す入り、果肉軟化、味の低下な
どの傷みが発生しやすく、成分含量も変化しやすい。産
地では収穫後予冷を行うのが一般的になりつつあるもの
の、流通、販売中に全ての青果物の品温を理想的に管理
することは現在不可能であり、出荷後の青果物は急速に
品質が損なわれている場合が多い。近年健康への関心が
増すのに伴い、より新鮮で良い物をという消費者の要求
は高まりつつあり、青果物の生産者、流通関係者などは
これに答えるべく何らかの対策が必要になっている。
【0008】そこで、本発明者らは、青果物の劣化を抑
制するために、青果物鮮度保持用のMA包装について研
究を行った。その結果、上記(式1)の条件を満たす包
装体で青果物を包装すれば、これまでよりも品質を良好
に保たれることが突き止められた。具体的には上記(式
1)の条件を満たす包装によって青果物の変色(黄化、
褐変、赤化、黒変など)、萎れ、す入り、追熟、味の低
下などが抑えられ、商品性保持期間も従来(大気中)よ
り延長することができた。本発明の包装袋を用いれば流
通中や小売店のバックヤードやショウケースなどでの品
質劣化を防ぐ以外にも、1〜10℃で1〜2ヶ月程度の
長期貯蔵を行うことも可能である。
【0009】青果物は、一般的に過度な低酸素、高二酸
化炭素条件になると嫌気的呼吸を行い、アルコール、ア
セトアルデヒドを発生させる。逆にガス雰囲気があまり
大気に近すぎると呼吸が抑制されず、鮮度が保持されな
い。よってMAで青果物の鮮度保持を行う場合には、ガ
ス雰囲気を上記両者の中間帯となるようにしなければな
らない。すなわちT>a×log(P+b)-dになる条件では、
包装体の酸素透過量が小さすぎるので青果物が呼吸障害
を起こし品質低下が著しくなり、T<a×log(P+b)-cと
なる場合は包装体の酸素透過量が大きすぎ、包装体内の
酸素濃度が十分低くならないため、呼吸抑制効果が弱ま
り、青果物の体内成分の消費、変色防止効果も小さくな
る。MA包装で青果物の鮮度を保持する場合のガス組成
条件は青果物の種類によって異なるが前記条件下での
(式1)に当てはまる包装体を使用すれば、呼吸障害を
発生することなく青果物の呼吸を抑制し、その鮮度を保
つことが可能である。カイワレ、シュンギク、ニラ、オ
オバ、コネギ、ビワについては、それぞれ前記の定数
a、b、c、dを(式1)にあてはめると、温度別にそ
の青果物の鮮度保持に適した包装体の設計が可能であ
る。具体的な効果としては、萎れ、黄化防止、腐敗、側
葉や芽の伸びなどの発生、追熟を遅延できる。これらの
他、糖、アミノ酸など内容成分含量の変化も抑制でき
る。
【0010】キュウリは8℃以下、バナナは10〜1
2.5℃以下で変色、ピッティング等の低温障害が発生
するし、低温障害が発生しない青果物でも温度が0℃以
下になると凍結の恐れがある。また、25℃より高温で
も本発明の包装体を用いれば従来の条件よりも若干品質
を良好に保つことができるが、1〜3日程度で青果物に
腐敗が発生する場合があるので、一般的に温度T(℃)
は、0<T≦25である。ただし上記のように一部低温
障害が発生する青果物に関しては、25≧T>低温障害
が発生し始める温度(℃)で、例えばキュウリでは、8
<T≦25、バナナでは10<T≦25である。カイワ
レ、シュンギク、ニラ、オオバ、コネギ、ビワに関して
は、0<T≦25である。また、本発明の包装体を使用
して、流通、販売中などに25℃を越えるようなことが
あっても、青果物の呼吸量は青果物自身の温度(品温)
が上昇しなければ変わらないし、包装体内は直ぐに嫌気
的条件になるわけではないので、25℃を超える時間が
連続して3時間以下、あるいは連続しない場合で通算で
6時間以下なら、その後25℃以下で保たれれば特に差
し支えない。
【0011】本発明に用いる包装体の材質としては、青
果物の包装に用いることのできるものであればどのよう
なものであってもなんら差し支えないが、一般には無延
伸ポリプロピレン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等が用いられる。加
えてこれ以外のポリアミド、ポリエステル、ポリカーボ
ネイト等のフィルム、さらにはこれらの複合フィルムで
あってもよく、さらには、これらのフィルム表面にシー
ラント層を設けたものでも、防曇処理したフィルムであ
ってもなんら差し支えない。特に包装体内の結露が問題
になる場合は、水蒸気透過率が30〜200g/m2・2
4hr・atm(at40℃・90%RH)であるナイロンあるいは
ポリスチレン単層フィルム、又はこれらいずれかとエチ
レン−酢酸ビニルアルコール共重合樹脂フィルムとラミ
ネートした多層フィルムを用いればよい。上記素材を用
いることで包装体全体の重量減少が1日当り0.3〜
1.0%となり、結露が防止できると共に青果物に萎れ
が生じにくい。また、これらのフィルムの厚さは20〜
60μmのものが好ましい。さらに、これらのフィルム
は透明であっても良く、また表面に印刷や電子レンジに
かけた際に生じる破裂音を防止するためのパートコート
剤を付したものであってもなんら差し支えない。
【0012】これらの素材をそのまま包装体として使用
したのでは、上記式の条件を満たす酸素透過量が得られ
ない場合がある。その場合は、包装体の酸素透過量を大
きくするため、使用するフィルムの酸素透過性を向上さ
せる必要がある。包装体の酸素透過量調整方法はどのよ
うな方法でも差し支えないが、具体例を挙げると、上記
各種フィルムに開口面積7.85×10−5〜2.36
×10−2mm2/個の微細孔を開けることにより、包
装体を青果物の保存に必要なガス透過量に調整すること
ができる。上記微孔に関しては、その開口面積が7.8
5×10−5mm2以下であると加工が困難であり2.
36×10−2mm2以上では1パックあたりの孔数が
少なくなるために、袋内のガス組成の調節が難しくな
る。よって、バランス的に平均開口面積7.85×10
−5〜2.36×10−2mm2/個が好ましい。さら
に正確に包装体内ガス組成を制御するには、平均開口面
積7.85×10−5〜7.85×10−3mm2/個
が好ましい。また、フィルム表面に貫通あるいは未貫通
の傷、クラックを設けてガス透過量を調整することもで
きる。これらの場合、包装体の酸素透過量は、材質自体
の酸素透過量と上記微孔の大きさ、数、あるいは、傷、
クラックのサイズ、深さ、数によって決まる酸素透過量
との和になる。
【0013】本発明に用いる包装体はMA効果を得るた
めに、密封する必要がある。袋を使用する際の密封方法
はヒートシール、結束帯、輪ゴム、かしめ、バックシー
ラー、ジッパー袋等どんな方法でも良い。包装形態とし
ては袋だけに限られず、例えばトレイ容器に上記通気性
を持たせる加工をしたフィルムにてトップシールを施す
ような物でも良く、発泡スチーロール容器、タッパー等
密封できる容器に上記(式1)の条件が当てはまるよう
な通気性を持たせる加工(孔加工、部分的に非密封とな
るような形状にする、等)を施したものでも良く、ジッ
パー袋において、ジッパーの形状でガス透過性を調節し
ても良い。また、段ボール箱に本発明の包装袋を一体化
させたMA段ボール箱としても使用できるし、樹脂製の
通い箱にMA段ボール同様本発明の包装袋を一体化させ
るか、通い箱自体の通気性を調節したものも使用でき
る。使用目的は流通、小売り時の鮮度保持に限らず、低
温での長期貯蔵もあげられる。
【0014】
【実施例】以下、実施例で本発明を説明する。 《実施例1》サイズ、縦220mm、横140mmで、酸素
透過量が1400cc/100gr/24h/atmとなるように微孔
(平均開口面積3.85×10−3mm2、7個)を開
けた、厚さ30μmの防曇延伸ポリプロピレン(以下防
曇OPP)からなる袋に、カイワレ約80grを詰めてヒ
ートシーラーで密封し、15℃で4日間保存した。その
ときのカイワレの品質評価の結果を表1に示す。n数=
4であり、以下同様の個数で評価した。(Pが1400
の場合、式1によると9≦T≦19.9である。) 《実施例2》サイズ、縦350mm、横200mmで、酸素
透過量が2100cc/100gr/24h/atmとなるように微孔
(平均開口面積3.85×10−3mm2、27個)を
開けた、厚さ30μmの防曇OPPからなる袋に、シュ
ンギク約200grを詰めて密封し、20℃で6日間保存
した。そのときのシュンギクの品質評価の結果を表2に
示す。n数=4であり、以下同様の個数で評価した。
(Pが2100の場合、式1によると17≦T≦25で
ある。) 《実施例3》サイズ、縦600mm、横100mmで、酸素
透過量が1200cc/100gr/24h/atmとなるように微孔
(平均開口面積3.85×10−3mm2、7個)を開
けた、厚さ30μmの防曇OPPからなる袋に、ニラ約
100grを詰めて密封し、20℃で5日間保存した。そ
のときのニラの品質評価の結果を表3に示す。n数=4
であり、以下同様の個数で評価した。(Pが1200の
場合、式1によると15≦T≦23.3である。) 《実施例4》サイズ、縦150mm、横130mmで、酸素
透過量が1600cc/100gr/24h/atmとなるように微孔
(平均開口面積3.85×10−3mm2、5個)を開
けた、厚さ30μmの防曇OPPからなる袋に、オオバ
(約50gr)を詰めて密封し、15℃で7日間保存し
た。そのときのオオバの品質評価の結果を表4に示す。
n数=4であり、以下同様の個数で評価した。(Pが1
600の場合、式1によると13≦T≦21.6であ
る。) 《実施例5》サイズ、縦700mm、横80mmで、酸素透
過量が1190cc/100gr/24h/atmとなるように微孔(平
均開口面積3.85×10−3mm2、7個)を開け
た、厚さ30μmの防曇OPPからなる袋に、コネギ約
100grを詰めて密封し、25℃で5日間保存した。そ
のときのコネギの品質評価の結果を表5に示す。n数=
4であり、以下同様の個数で評価した。(Pが1190
の場合、式1によると21≦T≦25である。) 《実施例6》サイズ、縦700mm、横90mmで、酸素透
過量が1620cc/24h・atm・100grとなるように微孔
(平均開口面積3.85×10−3mm2、37個)を
開けた、厚さ30μmの防曇OPPからなる袋に、ビワ
約350grを詰めて密封し、20℃で5日間保存した。
そのときのビワの品質評価の結果を表6に示す。n数=
4であり、以下同様の個数で評価した。(Pが1620
の場合、式1によると14≦T≦25である。)
【0015】《比較例1》使用した袋の酸素透過量が4
70cc/100gr/24h/atmとなるように微孔(平均開口面積
3.85×10−3mm2、2個)を開けた以外は実施
例1と同様にカイワレを15℃で4日間保存した。その
ときのカイワレの品質評価の結果を表1に示す。(Pが
470の場合、式1によると2≦T≦12.7であ
る。) 《比較例2》使用した袋の酸素透過量が2900cc/100
gr/24h/atmとなるように微孔(平均開口面積3.85×
10−3mm2、15個)を開けた以外は実施例1と同
様にカイワレを15℃で4日間保存した。そのときのカ
イワレの品質評価の結果を表1に示す。(Pが2900
の場合、式1によると16≦T≦25である。) 《比較例3》使用した袋に直径5mmの穴が4個開いて
いる以外は実施例1と同様にカイワレを15℃で4日間
保存した。そのときのカイワレの品質評価の結果を表1
に示す。
【0016】《比較例4》使用した袋の酸素透過量が5
40cc/100gr/24h/atmとなるように微孔(平均開口面積
3.85×10−3mm2、6個)を開けた以外は実施
例2と同様にシュンギクを20℃で6日間保存した。そ
のときのシュンギクの品質評価の結果を表2に示す。
(Pが540の場合、式1によると4≦T≦18.4で
ある。) 《比較例5》使用した袋の酸素透過量が3300cc/100
gr/24h/atmとなるように微孔(平均開口面積3.85×
10−3mm2、43個)を開けた以外は実施例2と同
様にシュンギクを20℃で6日間保存した。そのときの
シュンギクの品質評価の結果を表2に示す。(Pが33
00の場合、式1によると21≦T≦25である。)
《比較例6》使用した袋に直径5mmの穴が4個開いて
いる以外は実施例2と同様にシュンギクを20℃で6日
間保存した。そのときのシュンギクの品質評価の結果を
表2に示す。
【0017】《比較例7》使用した袋の酸素透過量が5
40cc/100gr/24h/atmとなるように微孔(平均開口面積
3.85×10−3mm2、3個)である以外は実施例
3と同様にニラを20℃で5日間保存した。そのときの
ニラの品質評価の結果を表3に示す。(Pが540の場
合、式1によると11≦T≦19.1である。) 《比較例8》使用した袋の酸素透過量が2640cc/100
gr/24h/atmとなるように微孔(平均開口面積3.85×
10−3mm2、17個)を開けた以外は実施例3と同
様にニラを20℃で5日間保存した。そのときのニラの
品質評価の結果を表3に示す。(Pが2640の場合、
式1によると21≦T≦25である。) 《比較例9》使用した袋に直径5mmの穴が4個開いて
いる以外は実施例3と同様にニラを20℃で5日間保存
した。そのときのニラの品質評価の結果を表3に示す。
【0018】《比較例10》使用した袋の酸素透過量が
400cc/100gr/24h/atmとなるように微細孔(平均開口
面積3.85×10−3mm2、1個)を開けた以外は
実施例4と同様にオオバを15℃で7日間保存した。そ
のときのオオバの品質評価の結果を表4に示す。(Pが
400の場合、式1によると5≦T≦14.3であ
る。) 《比較例11》使用した袋の酸素透過量が2800cc/1
00gr/24h/atmとなるように微孔(平均開口面積3.85
×10−3mm2、9個)を開けた以外は実施例4と同
様にオオバを15℃で7日間保存した。そのときのオオ
バの品質評価の結果を表4に示す。(Pが2800の場
合、式1によると16≦T≦25である。) 《比較例12》使用した袋に直径5mmの穴が4個開い
ている以外は実施例4と同様にオオバを15℃で7日間
保存した。そのときのオオバの品質評価の結果を表4に
示す。
【0019】《比較例13》使用した袋の酸素透過量が
440cc/100gr/24h/atmとなるように微細孔(平均開口
面積3.85×10−3mm2、2個)を開けた以外は
実施例5と同様にコネギを25℃で5日間保存した。そ
のときのコネギの品質評価の結果を表5に示す。(Pが
440の場合、式1によると13≦T≦24.1であ
る。) 《比較例14》使用した袋の酸素透過量が1940cc/1
00gr/24h/atmとなるように微孔(平均開口面積3.85
×10−3mm2、12個)を開けた以外は実施例5と
同様にコネギを25℃で5日間保存した。そのときのコ
ネギの品質評価の結果を表5に示す。(Pが1940の
場合、式1によると25<Tである。) 《比較例15》使用した袋に直径5mmの穴が4個開い
ている以外は実施例5と同様にコネギを25℃で5日間
保存した。そのときのコネギの品質評価の結果を表5に
示す。
【0020】《比較例16》使用した袋の酸素透過量が
590cc/100gr/24h/atmとなるように微孔(平均開口面
積3.85×10−3mm2、13個)を開けた以外は
実施例6と同様にビワを20℃で5日間保存した。その
ときのビワの品質評価の結果を表6に示す。(Pが59
0の場合、式1によると5≦T≦16.4である。) 《比較例17》使用した袋の酸素透過量が3380cc/1
00gr/24h/atmとなるように微孔(平均開口面積3.85
×10−3mm2、78個)を開けた以外は実施例6と
同様にビワを20℃で5日間保存した。そのときのビワ
の品質評価の結果を表6に示す。(Pが3380の場
合、式1によると22≦T≦25である。) 《比較例15》使用した袋に直径5mmの穴が4個開い
ている以外は実施例6と同様にビワを20℃で5日間保
存した。そのときのビワの品質評価の結果を表6に示
す。
【0021】表中の記号は以下の通りである。 ○:新鮮、□:僅かに変化、△:商品性の限界、×:食
用に適さない(△×は△と×の中間) 表中臭気の表現は以下の通りである。 ア:嫌気によるアルコール臭発生、腐:腐敗臭
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】
【表3】
【0025】
【表4】
【0026】
【表5】
【0027】
【表6】
【0028】
【発明の効果】本発明の保存方法によれば、青果物の変
色(黄化、褐変、赤化、黒変など)、萎れ、す入り、追
熟などが抑えられ、商品性保持期間も従来(大気中)よ
り延長することができた。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 青果物の包装体において、包装体の酸素
    透過量をP(cc/100g/day/atm)、保存温度をT(℃)
    とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)-c≦T≦a×log(P+b)−d (式1) (ただしa,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)
    を満たす温度T(℃)で保存することからなる青果物の
    保存方法であって、a=11.0011、b=504.379、c=7
    3.8578 、d=63.1675であることを特徴とするカイワ
    レ(カイワレダイコン)の保存方法。
  2. 【請求項2】 青果物の包装体において、包装体の酸素
    透過量をP(cc/100g/day/atm)、流通・保管中に連続
    的に3時間以上又は断続的に通算6時間以上その温度以
    上である場合の最高温度をT(℃)とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)−c≦T≦a×log(P+b)−d(式1) (a,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)を満た
    す温度T(℃)で保存することからなる青果物の保存方
    法であって、a=11.0011、b=504.379、c=73.8578
    、d=63.1675であることを特徴とするカイワレ(カイ
    ワレダイコン)の保存方法。
  3. 【請求項3】 青果物の包装体において、包装体の酸素
    透過量をP(cc/100g/day/atm)、保存温度をT(℃)
    とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)-c≦T≦a×log(P+b)−d (式1) (ただしa,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)
    を満たす温度T(℃)で保存することからなる青果物の
    保存方法であって、a=12.4533、b=392.019、c=8
    0.8468、d=66.776であることを特徴とするシュンギク
    の保存方法。
  4. 【請求項4】 青果物の包装体において、包装体の酸素
    透過量をP(cc/100g/day/atm)、流通・保管中に連続
    的に3時間以上又は断続的に通算6時間以上その温度以
    上である場合の最高温度をT(℃)とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)−c≦T≦a×log(P+b)−d(式1) (a,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)を満た
    す温度T(℃)で保存することからなる青果物の保存方
    法であって、a=12.4533、b=392.019、c=80.846
    8、d=66.776であることを特徴とするシュンギクの保
    存方法。
  5. 【請求項5】 青果物の包装体において、包装体の酸素
    透過量をP(cc/100g/day/atm)、保存温度をT(℃)
    とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)-c≦T≦a×log(P+b)−d (式1) (ただしa,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)
    を満たす温度T(℃)で保存することからなる青果物の
    保存方法であって、a=10.6045、b=811.591、c=6
    5.6708、d=57.3368であることを特徴とするニラの保
    存方法。
  6. 【請求項6】 青果物の包装体において、包装体の酸素
    透過量をP(cc/100g/day/atm)、流通・保管中に連続
    的に3時間以上又は断続的に通算6時間以上その温度以
    上である場合の最高温度をT(℃)とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)−c≦T≦a×log(P+b)−d(式1) (a,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)を満た
    す温度T(℃)で保存することからなる青果物の保存方
    法であって、a=10.6045、b=811.591、c=65.670
    8、d=57.3368であることを特徴とするニラの保存方
    法。
  7. 【請求項7】 青果物の包装体において、包装体の酸素
    透過量をP(cc/100g/day/atm)、保存温度をT(℃)
    とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)-c≦T≦a×log(P+b)−d (式1) (ただしa,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)
    を満たす温度T(℃)で保存することからなる青果物の
    保存方法であって、a=8.67303、b=510.929、c=5
    3.8319、d=44.8041であることを特徴とするオオバ
    (青じそ)の保存方法。
  8. 【請求項8】 青果物の包装体において、包装体の酸素
    透過量をP(cc/100g/day/atm)、流通・保管中に連続
    的に3時間以上又は断続的に通算6時間以上その温度以
    上である場合の最高温度をT(℃)とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)−c≦T≦a×log(P+b)−d(式1) (a,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)を満た
    す温度T(℃)で保存することからなる青果物の保存方
    法であって、a=8.67303、b=510.929、c=53.831
    9、d=44.8041であることを特徴とするオオバ(青じ
    そ)の保存方法。
  9. 【請求項9】 青果物の包装体において、包装体の酸素
    透過量をP(cc/100g/day/atm)、保存温度をT(℃)
    とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)-c≦T≦a×log(P+b)−d (式1) (ただしa,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)
    を満たす温度T(℃)で保存することからなる青果物の
    保存方法であって、a=15.1515、b=627.23、c=91.
    9119、d=81.0121であることを特徴とするコネギの保
    存方法。
  10. 【請求項10】 青果物の包装体において、包装体の酸
    素透過量をP(cc/100g/day/atm)、流通・保管中に連
    続的に3時間以上又は断続的に通算6時間以上その温度
    以上である場合の最高温度をT(℃)とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)−c≦T≦a×log(P+b)−d(式1) (a,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)を満た
    す温度T(℃)で保存することからなる青果物の保存方
    法であって、a=15.1515、b=627.23、c=91.9119、
    d=81.0121であることを特徴とするコネギの保存方
    法。
  11. 【請求項11】 青果物の包装体において、包装体の酸
    素透過量をP(cc/100g/day/atm)、保存温度をT
    (℃)とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)-c≦T≦a×log(P+b)−d (式1) (ただしa,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)
    を満たす温度T(℃)で保存することからなる青果物の
    保存方法であって、a=11.1111、b=187.153、c=6
    8.9392、d=57.5171であることを特徴とするビワの保
    存方法。
  12. 【請求項12】 青果物の包装体において、包装体の酸
    素透過量をP(cc/100g/day/atm)、流通・保管中に連
    続的に3時間以上又は断続的に通算6時間以上その温度
    以上である場合の最高温度をT(℃)とした場合、 0<T≦25、P>0かつ a×log(P+b)−c≦T≦a×log(P+b)−d(式1) (a,b,c,dは青果物の種類で決まる定数)を満た
    す温度T(℃)で保存することからなる青果物の保存方
    法であって、a=11.1111、b=187.153、c=68.939
    2、d=57.5171であることを特徴とするビワの保存方
    法。
  13. 【請求項13】 包装体が開口面積7.85×10−5
    〜2.36×10−2mm2/個の微細孔を1個以上有
    する合成樹脂フィルムから成る請求項1〜12記載の青
    果物の保存方法。
  14. 【請求項14】 包装体が表面に酸素透過性を高めるた
    めに設けた傷、クラックを有する合成樹脂フィルムから
    成る請求項1〜12記載の青果物の保存方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007236303A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Sumitomo Bakelite Co Ltd ハーブ入り包装体
JP2008127056A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Sumitomo Bakelite Co Ltd シソ科植物入り包装体
JP2010163197A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Sumitomo Bakelite Co Ltd りんどうの鮮度保持用包装袋及びりんどうの保存方法
JP2019073301A (ja) * 2017-10-13 2019-05-16 株式会社タナカバナナ バナナ保存袋

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