JP2002026119A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2002026119A
JP2002026119A JP2000208417A JP2000208417A JP2002026119A JP 2002026119 A JP2002026119 A JP 2002026119A JP 2000208417 A JP2000208417 A JP 2000208417A JP 2000208417 A JP2000208417 A JP 2000208417A JP 2002026119 A JP2002026119 A JP 2002026119A
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賢一 東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 均一な素子を有する半導体素子を得る。 【解決手段】 異なる素子領域幅Wを有する複数の素子
形成領域と、この素子形成領域間に素子分離領域とを備
えた半導体装置の製造方法において、前記素子分離領域
を形成するために、第1の絶縁膜を予め堆積した半導体
基板に溝を形成する工程と、半導体基板上に膜厚tの第
2の絶縁膜を堆積させて、前記溝を埋め込む工程と、前
記素子領域幅Wが式:W≧2t/tanθ(式中、θは
素子形成領域上の第2の絶縁膜の堆積角度である)を満
たす素子形成領域上の第2の絶縁膜の一部を除去する工
程と、CMP法により前記第2の絶縁膜を研磨する工程
とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法によ
り、上記の課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関するものであり、さらに詳しくは、素子領域幅に
関係なく均一な研磨レートが得られ、素子を平坦化する
ことができる半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の素子微細化に伴い、素子間を電気
的に分離する素子分離領域においても縮小化が必要とさ
れている。微細な素子分離領域の形成方法としては、シ
リコン基板に溝を形成し、この溝に絶縁性の膜(例え
ば、酸化膜など)を埋め込むようなトレンチ分離法が知
られている。溝に酸化膜を埋め込む方法としては、LP
−CVD法による酸化膜CVD法、O3−TEOS等に
よる常圧(または亜常圧)酸化膜CVD法、HDP−C
VD法(High Density Plasma CVD)などがあ
る。
【0003】LP−CVD法による酸化膜CVD法及び
O3−TEOS等による常圧(または亜常圧)酸化膜C
VD法で酸化膜を埋め込んだ後のシリコン基板の断面を
図3に示す。図中、31はシリコン基板、32は酸化
膜、33はSiN膜である。これらの方法では、半導体
装置の素子の微細化に伴いトレンチ分離寸法も小さくな
るため、微細な溝部において酸化膜の埋め込み能力が不
足し、シーム34(空隙)が生じてしまう。このような
シーム34があることにより、半導体装置を形成してい
く上で、素子分離領域に凹部が形成されてしまい、この
凹部にゲート電極材料が堆積されてしまうことからゲー
ト電極間でショートを生じさせるという問題がある。
【0004】このような問題に対して、HDP−CVD
法が広く用いられている。HDP−CVD法では、成膜
をしながら同時に積層された膜の角をエッチングしてい
くため、微細な溝においても埋め込みができるという特
徴がある。HDP−CVD法で酸化膜を埋め込んだ後の
シリコン基板の断面を図4に示す。図中、W1、W2及
びW3は素子領域幅、B1、B2及びB3は素子形成領
域、tは埋め込み酸化膜の堆積膜厚、41はシリコン基
板、42は酸化膜、43はSiN膜、44はHDP−C
VD法により成膜された酸化膜である。図4に示すよう
に、HDP−CVD法により成膜された酸化膜44は、
素子形成領域上では角度θの堆積角度を有している。
【0005】図4における素子形成領域B1及びB2の
素子領域幅W1及びW2は式:W1(W2)<2t/t
anθを満たし、素子形成領域B3の素子領域幅W3は
式:W3>2t/tanθを満たしている。ここで、素
子形成領域上に積層される絶縁膜について詳述する。絶
縁膜の堆積膜厚をt、溝の深さをT、素子形成領域上の
絶縁膜の堆積高さをh、素子領域幅をW、素子形成領域
上の絶縁膜の堆積角度をθとする。t<Tの場合の、素
子領域幅Wが式:W≦2t/tanθを満たす素子形成
領域を図13に、素子領域幅Wが式:W>2t/tan
θを満たす素子形成領域を図14に示す。
【0006】図13に示すように、t≧hのとき、素子
形成領域上の絶縁膜は、底辺W、高さh:(Wtan
θ)/2の2等辺3角形となる。図14に示すように、
t<hのとき、素子形成領域上の絶縁膜は、下底W、上
底:W−(2t/tanθ)、高さtの台形となる。ま
た、t>Tのときの、素子領域幅Wが式:W≦2t/t
anθを満たす素子形成領域を図15に、素子領域幅W
が式:W>2t/tanθを満たす素子形成領域を図1
6に示す。図15に示すように、T≧hのとき、素子形
成領域上の絶縁膜は、底辺:W−2(t−T)/tan
θ、高さ:[(Wtanθ)/2]−(t−T)の2等
辺3角形となる。
【0007】図16に示すように、T<hのとき、素子
形成領域上の絶縁膜は、下底:W−2(t−T)/ta
nθ、上底:W−2t/tanθ、高さTの台形とな
る。また、図17には、素子領域幅Wが式:W=2t/
tanθを満たす素子形成領域を示す。t=T=hのと
き、素子形成領域上の絶縁膜は、底辺W、高さt=T=
hの2等辺3角形となる。図5にHDP−CVD法によ
る酸化膜の形成工程を示す。
【0008】シリコン基板51上に、酸化膜52及びS
iN膜53を形成する。次に、レジスト54を塗布した
後、既知のフォトリソグラフィ技術により素子分離形成
領域を開口し、SiN膜53、酸化膜52を異方性ドラ
イエッチングにて除去し、さらにシリコン基板51に溝
を形成する[図5(a)]。次に、レジスト54を除去
して、溝内部を熱酸化した後、HDP−CVD酸化膜5
5を基板全面に堆積し[図5(b)]、CMP法(chem
ical mechanical polishing)によりSiN膜53が露
出するまで研磨して平坦化し、素子分離領域が形成され
る[図5(c)]。
【0009】CMP法による平坦化は、素子領域幅及び
素子形成領域の密集度により多大な影響を受ける。特
に、素子領域幅Wと酸化膜55の堆積膜厚tとの関係が
式:W>2t/tanθを満たす素子形成領域が密集す
る領域1と、式:W≦2t/tanθを満たす素子形成
領域が密集する領域2を併せ持つ場合には[図5
(d)]、領域1の研磨速度が領域2に比べて遅い。従
って、領域1での酸化膜55を研磨除去するために必要
な時間は、領域2が必要とする研磨時間に比べて長くな
り、領域1上の酸化膜を完全に研磨すると、領域2の酸
化膜は過剰研磨されてしまい、研磨終了後に均一な高さ
が得られないという問題がある[図5(e)]。
【0010】このような問題に対して、特開平11−2
14499号公報では、上記のような研磨処理の不均一
性を改善するため、半導体基板上の素子形成領域を形成
した後、素子分離領域を形成する溝を形成し、次いで、
HDP−CVD酸化膜を堆積した後、素子形成領域上の
一部を開口するマスクパターンを形成し、次いで、素子
形成領域上の酸化膜を一旦除去した後、平坦化を行って
いる。特開平11−214499号公報による素子形成
領域の形成工程を図6に示す。
【0011】シリコン基板61上に、酸化膜62及びS
iN膜63を形成する。次いで、レジスト64を塗布し
て第1のマスクパターンを形成した後、既知のフォトリ
ソグラフィ技術により第1のマスクパターンに基づいて
SiN膜63及び酸化膜62を異方性ドライエッチング
にて除去し、さらにシリコン基板61に溝を形成する
[図6(a)]。次に、レジスト64を除去した後、溝
内部を熱酸化し、HDP−CVD酸化膜65を基板全面
に堆積する[図6(b)]。次に、広い素子領域幅を有
する素子形成領域において開口するように第2のマスク
パターンを形成し[図6(c)]、ドライエッチングに
より第2のマスクパターンに基づいて素子形成領域のH
DP−CVD酸化膜65を除去する[図6(d)]。次
に、第2のマスクパターンを除去した後、CMP法によ
り、SiN膜63が露出するまで研磨することにより、
ウエハが平坦化される[図6(e)]。また、上記の公
報では、第2のマスクパターンの最小開口幅を最小素子
領域幅の1/2以上の大きさにすることが記載されてい
る。このような方法によれば、ウエハの平坦度が向上す
るが、研磨時のストッパー膜(SiN膜63)がある一
定以上広い領域では、CMP研磨時のエロージョンによ
り膜減を起こしてしまう。具体的には、図7に示す素子
領域幅Wと埋め込み酸化膜の堆積膜厚tの関係が式:W
>2t/tanθを満たす素子形成領域が密集する領域
1と、式:W≦2t/tanθを満たす素子形成領域が
密集する領域2とを併せ持つ場合において、マスクパタ
ーンに応じた酸化膜を除去した後は図7(b)に示すよ
うになる。次に、領域2のSiN膜が露出するまでウエ
ハ全体を研磨すると、領域1における素子分離領域の埋
め込み酸化膜も研磨されてしまい、その結果、領域1の
素子分離領域と領域2の素子分離領域とにおいては、埋
め込み酸化膜の膜厚に差が生じてしまう[図7
(c)]。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】CMP法により処理す
ることで、埋め込み酸化膜の膜厚に差が生じた試料の断
面を図8に示す。領域1でのシリコン表面から素子分離
領域表面までの高さをTa、領域2でのシリコン表面か
ら素子分離領域表面までの高さをTbとする(Ta>T
b)。CMP法により処理した後には、窒化膜及び酸化
膜を除去する工程が行なわれるが、その工程により、埋
め込み酸化膜がさらに除去される。このときの埋め込み
酸化膜の減り量をTcとする。このときの試料断面を図
9に示す。
【0013】ここで、Ta>Tc>Tbのときは、領域
1では素子分離領域表面がシリコン表面より高くなり、
逆に領域2では低くなる。この後、ゲート酸化膜及びゲ
ート電極を形成し、電極を加工した後の上面図を図10
に示す。さらに、図10の領域1でのx−x’断面を図
11に示す。このとき、素子分離領域表面とシリコン表
面との段差が大きいと図11に示すように、素子分離領
域の側壁にゲート電極材料からなるサイドウォール85
が形成され、素子AとBとの間で電極ショートを引き起
こしてしまうという問題がある。
【0014】また、領域2でのy−y’断面を図12に
示す。このとき、素子分離領域がシリコン表面よりも低
いため、チャネル端部86に電極87からの電界集中が
おこり、チャネル端部の閾値が低くなり、トランジスタ
のゲート電圧、ドレイン電流特性においてキンク特性が
見られ、良好なトランジスタ特性が得られないという問
題がある。また、Ta<Tc、Tb<Tcである場合、
全ての素子分離領域がシリコン表面より低くなる。この
場合、上記と同様にチャネル端での電解集中によりキン
ク現象が見られ、良好なトランジスタ特性が得られない
という問題がある。また、Ta>Tc、Tb>Tcであ
る場合、ゲート電極加工時のオーバーエッチング量が一
般的にTa−Tcだけ必要となり、素子の微細化に伴い
ゲート酸化膜が薄くなったときに十分な選択比が得られ
ない。そのため、適切な除去ができない場合は、電極材
料がサイドウォールとして残り、素子間でショートする
という問題がある。
【0015】よって、Ta、Tbは、いずれもTcより
厚いことが望まれ、かつ、シリコン上の素子分離領域の
高さを均一にすることが望ましい。以上のように、埋め
込み酸化膜の高さに差が生じると、良好なトランジスタ
特性が得られず、また半導体素子の製造が煩雑になると
いう問題があった。このような問題に対して、本発明者
は、素子形成領域の幅に関係なく均一な研磨レートが得
られ、素子を平坦化することができる半導体装置の製造
方法を見出し、本発明を完成するに到った。
【0016】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、異なる素子領域幅Wを有する複数の素子形成領域
と、この素子形成領域間に素子分離領域とを備えた半導
体装置の製造方法において、前記素子分離領域を形成す
るために、第1の絶縁膜を予め堆積した半導体基板に溝
を形成する工程と、半導体基板上に膜厚tの第2の絶縁
膜を堆積させて、前記溝を埋め込む工程と、前記素子領
域幅Wが式:W≧2t/tanθ(式中、θは素子形成
領域上の第2の絶縁膜の堆積角度である)を満たす素子
形成領域上の第2の絶縁膜の一部を除去する工程と、C
MP法により前記第2の絶縁膜を研磨する工程とを含む
ことを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
【0017】また、本発明によれば、異なる素子領域幅
Wを有する複数の素子形成領域と、この素子形成領域間
に素子分離領域とを備えた半導体装置の製造方法におい
て、半導体基板上に第1の絶縁膜を形成し、前記素子形
成領域に第1のマスクパターンを形成する工程と、異方
性エッチングにより前記第1のマスクパターンに基づい
て素子分離領域の第1の絶縁膜を除去し、半導体基板に
溝を形成する工程と、前記第1のマスクパターンを除去
し、半導体基板上に膜厚tの第2の絶縁膜を堆積するこ
とにより前記溝を埋め込む工程と、前記素子領域幅Wが
式:W≧2t/tanθ(式中、θは素子形成領域上の
絶縁膜の堆積角度である)を満たす素子形成領域の第2
の絶縁膜上の一部において開口するように第2のマスク
パターンを形成する工程と、異方性エッチングにより前
記第2のマスクパターンに基づいて第2の絶縁膜を除去
する工程と、前記第2のマスクパターンを除去し、CM
P法により前記第2の絶縁膜を研磨する工程とを含むこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の方法において用いること
ができる半導体基板には予め第1の絶縁膜が積層されて
なる。半導体基板としては、例えば、シリコン、ゲルマ
ニウム等の元素半導体基板、GaAs、InGaAs等
の化合物半導体等からなる基板、SOI基板又は多層S
OI基板等の種々の基板を用いることができる。なかで
もシリコン基板が好ましい。
【0019】第1の絶縁膜としては、通常半導体装置に
おいて使用されるものであれば特に限定されるものでは
ない。例えば、シリコン酸化膜(熱酸化膜、低温酸化
膜:LTO膜等、高温酸化膜:HTO膜)等の酸化膜、
シリコン窒化膜等の窒化膜、SOG膜、PSG膜、BS
G膜、BPSG膜、PZT、PLZT、強誘電体膜若し
くは反強誘電体膜等の単層膜又は積層膜等が挙げられ
る。なお、本発明においては、酸化膜、窒化膜の順で積
層される2層構造を有するものが好ましい。第1の絶縁
膜の膜厚は、その機能に応じて適宜調節することがで
き、例えば、100〜400nm程度が挙げられる。ま
た、酸化膜及び窒化膜を積層した2層構造のものである
場合は、酸化膜の膜厚が5〜20nm程度であり、窒化
膜の膜厚が100〜300nm程度であるのが好まし
い。
【0020】第1の絶縁膜の形成方法は、その材料によ
り異なるが、熱酸化法、CVD法、スパッタリング法、
蒸着法等、種々の方法によって、半導体基板上全面に形
成することができる。本発明の方法においては、素子分
離領域を形成するために、半導体基板に溝が形成され
る。溝を形成する方法としては、公知の方法、例えば、
フォトリソグラフィ及びエッチング工程により形成する
ことができる。具体的には、例えば半導体基板上にレジ
ストを塗布し、素子分離領域の一部が開口するように第
1のマスクパターンを形成する。続いて、第1のマスク
パターンに基づいて素子分離領域の第1の絶縁膜及び半
導体基板をエッチング除去することにより半導体基板に
溝が形成される。
【0021】エッチングは、スパッタリング法、反応性
イオンエッチング法、プラズマエッチング法等のドライ
エッチング、酸又はアルカリを用いたウェットエッチン
グのいずれであってもよい。また、半導体基板に溝を形
成する工程は、レジストをマスクにして第1の絶縁膜を
パターニングし、次いでレジストを除去した後、第1の
絶縁膜をマスクにして行ってもよい。ただしこの場合、
半導体基板と第1の絶縁膜との間に十分な選択比がない
と素子形成領域の第1の絶縁膜が薄くなることや、エッ
チングにおける均一性の低下により、第1の絶縁膜の残
膜がばらつくなどの問題が生じる。従って、半導体基板
のエッチングは、レジスト又は第1の絶縁膜の上にさら
にSiO2などのマスク材料を存在させて行う方が好ま
しい。
【0022】半導体基板に形成する溝の深さ及び幅は特
に限定されないが、深さは100〜1000nm程度が
好ましく、幅は100nm以上程度が好ましい。なお、
レジストを除去した後、900〜1150℃程度、10
〜100nm程度で溝の内部を熱酸化するのが好まし
い。次に、本発明の方法においては、半導体基板上に膜
厚tの第2の絶縁膜を堆積させることにより、前記溝が
埋め込まれる。第2の絶縁膜としては、上記第1の絶縁
膜と同様のものが挙げられ、また同様の方法により堆積
されるが、HDP−CVD法により堆積されるHDP−
CVD酸化膜が好ましい。
【0023】第2の絶縁膜の膜厚tは500〜700n
m程度が好ましい。次に、本発明の方法においては、素
子領域幅Wが式:W≧2t/tanθ(式中、θは素子
形成領域上の第2の絶縁膜の堆積角度である)を満たす
素子形成領域の第2の絶縁膜の一部が除去される。第2
の絶縁膜の除去は、上記の第1の絶縁膜の除去と同様の
方法により行なわれる。例えば、半導体基板上にレジス
トを塗布し、公知のフォトリソグラフィにより所望の位
置及び大きさに開口するように第2のマスクパターンが
形成される。次いで、第2のマスクパターンに基づいて
素子形成領域の第2の絶縁膜の一部を除去する。
【0024】第2のマスクパターンは、1つの素子形成
領域の第2の絶縁膜上において少なくとも2カ所以上開
口するように形成されていてもよい。また、第2の絶縁
膜の断面における除去する面積の総和と除去しない面積
の総和とが等しくなるように開口して形成されるのが好
ましい。また、1つの素子形成領域の第2の絶縁膜の断
面における除去する面積と除去しない面積とが等しくな
るように開口して形成されるのが好ましい。第2の絶縁
膜の一部の除去は、上記の第2のマスクパターンに基づ
いてエッチングすることにより行なわれる。従って、1
つの素子形成領域の第2の絶縁膜において少なくとも2
か所以上から除去してもよい。また、第2の絶縁膜の除
去する体積の総和と除去しない体積の総和とがそれぞれ
等しくなるように除去するのが好ましい。また、1つの
素子形成領域の第2の絶縁膜において除去する体積と除
去しない体積とがそれぞれ等しくなるように除去するの
が好ましい。
【0025】以下、第2のマスクパターンの形成及び第
2の絶縁膜の除去について、さらに具体的に説明する。
例えば、図1(c)を参照して、素子形成領域Aの素子
領域幅W23が式:W<2t/tanθを満たし、素子
形成領域Bの素子領域幅W22が式:W=2t/tan
θを満たし、素子形成領域Cの素子領域幅W21が式:
W≧2t/tanθを満たしている場合、第2のマスク
パターンには、素子形成領域Aでは開口を設けず、素子
形成領域Bでは、第2の絶縁膜の断面において、除去す
る面積と除去しない面積とが等しくなるように開口を設
け、素子形成領域Cでは素子形成領域A、素子形成領域
B及び素子形成領域Cにおける第2の絶縁膜の断面にお
いて除去する面積の総和と除去しない面積の総和とが等
しくなるように開口を設ける。なお、素子形成領域Cに
おいては、図1(c)に示す通り、開口を2つ設けても
よく、図2に示す通り、開口を4つ設けてもよい。
【0026】なお、1つの素子形成領域の第2の絶縁膜
の断面において、除去する面積と除去しない面積とが等
しくなるように開口を設ける場合、例えば、図2に示す
ように、開口を4つ設けるときは、三角形abj(ef
g)と台形bcij(degh)の面積が等しくなるよ
うに設定し、辺ih上等しいピッチでライン/スペース
が設けられるように設定すればよい。第2の絶縁膜の除
去量(除去膜厚)は、例えば、第2の絶縁膜の開口の底
面の幅と等しくなるように設定するのが好ましい。
【0027】また、除去部の形状は、特に限定されず、
ライン状、円柱状、長方体状、正方体状等のいずれであ
ってもよい。なお、エッチングは、上記第1の絶縁膜の
エッチングと同様の方法により行なうことができる。次
に、第2の絶縁膜を除去した後、第2のマスクパターン
を除去する。次に、本発明の方法においては、CMP法
により第2の絶縁膜が研磨される。この研磨は、第2の
絶縁膜下に形成された第1の絶縁膜が露出するまで行な
われる。なお、CMP法に使用される研磨剤としては、
特に限定されず、例えばシリカ、アルミナ等をPH調整
剤を含んだ水に混合して得られるスラリーが挙げられ
る。
【0028】次に、第1の絶縁膜を除去する。なお、第
1の絶縁膜が窒化膜及び酸化膜を積層したものである場
合は、窒化膜を例えば熱リン酸により除去し、酸化膜を
例えばHF溶液で除去することができる。なお、酸化膜
の除去量(除去膜厚)は10〜20nm程度であればよ
い。なお、第1の絶縁膜を除去した後、例えば、既知の
注入法により、トランジスタのしきい値調整及びウェル
形成に必要なイオンを基板内へ導入し、トランジスタの
チャネル形成領域を形成する。次に、例えば、ウエハ上
にゲート酸化膜、熱酸化膜を堆積し、ポリシリコン膜と
してのLP−CVD膜を堆積する。次に、ゲート電極を
加工し、不純物を添加して、ソース・ドレイン領域を形
成し、続いて層間絶縁膜を堆積し、コンタクト並びに配
線工程を施すことにより、nMOSトランジスタが製造
される。
【0029】なお、本発明の方法は、nMOSトランジ
スタの製造方法のみには限定されない。従って、本発明
の方法における素子分離領域の形成工程は、pMOSト
ランジスタ及びCMOSトランジスタ等のあらゆる半導
体装置の製造に適応できる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の方法における半導体素子(n
MOSトランジスタ)の分離領域の形成工程を実施例に
より説明するが、本発明はこれにより限定されるもので
はない。半導体シリコン基板21の表面上に、HCl雰
囲気下、900℃で酸化膜22を膜厚10nmに堆積す
る。次に、酸化膜22上に、LP−CVD法によりSi
N膜23を膜厚190nmに堆積する。次に、SiN膜
23上にレジスト24を塗布し、既知のフォトリソグラ
フィ工程により、素子分離領域を開口して第1のマスク
パターンを形成する。次いで異方性ドライエッチングに
より第1のマスクパターンに基づいて酸化膜22及びS
iN膜23を除去し、さらにシリコン基板をエッチング
して深さ300nmの溝を形成する[(図1(a)]。
【0031】次に、レジスト24を除去した後、900
〜1150℃で熱酸化を行い(膜厚30nmの熱酸化膜
を形成し)、シリコン基板21の溝内部を酸化する。次
に、ウエハ全面にHDP−CVD酸化膜25を膜厚67
0nmに堆積する。次に、レジスト26を塗布した後、
既知のフォトリソグラフィ工程により素子領域幅Wが
式:W≧2t/tanθを満たす素子形成領域の一部を
開口して第2のマスクパターンを形成する。このとき、
開口は、前記素子形成領域のHDP−CVD酸化膜25
上において2つ設けられる。また、開口は、1つの素子
形成領域のHDP−CVD酸化膜25の断面において除
去する面積と除去しない面積とがそれぞれ等しくなるよ
うに設定される[(図1(d)]。
【0032】なお、この実施例では、θは45度に設定
され、素子形成領域Aの素子領域幅W23は500nm
(W<2t/tanθ)、素子形成領域Bの素子領域幅
W22は1400nm(W=2t/tanθ)、素子形
成領域Cの素子領域幅W21は5000nmとする(W
≧2t/tanθ)。従って、素子形成領域Aでは非開
口、素子形成領域Bでは開口幅292nm(素子形成領
域BのHDP−CVD酸化膜25の断面において、除去
する面積と除去しない面積とが等しい)、素子形成領域
Cでは、除去体積分(断面積で100nm×50nm/
2=2500nm2相当)を除去するため、開口幅を、
素子形成領域C上の除去体積分と先の素子形成領域A上
の除去体積分の和の半分、すなわち断面積で[(460
0+3600)×500/2+2500]/2nm2
当を除去するので、(4600+3600)×500/
2+2500)/2/500(高さ)≒2053nmに
設定される(素子形成領域A、B及びCの開口面積の総
和と非開口面積の総和とが等しい)。また、素子形成領
域Cにおいて、第2のマスクパターンの開口は、図1
(c)に示す通り2つであるから、各開口幅は1027
nmに設定される。
【0033】次に、図1(d)に示すように、異方性ド
ライエッチングにより第2のマスクパターンに基づいて
HDP−CVD酸化膜25を除去する。HDP−CVD
酸化膜25の除去量(除去膜厚)は、HDP−CVD酸
化膜25の開口幅と等しくなるように設定する。従っ
て、本実施例の場合、素子形成領域Cにおいては、厚さ
500nmのHDP−CVD酸化膜25を除去し[図1
(e)]、SiN膜23上に200nmの膜厚を残すよ
うにする。次に、CMP法によりHDP−CVD酸化膜
25をSiN膜23が露出するまで除去する[図1
(e)]。
【0034】次に、SiN膜23を熱リン酸により除去
し、トランジスタのしきい値調整及びウェル形成に必要
なイオンを既知の注入法により基板内へ導入し、トラン
ジスタのチャネル形成領域を形成する。次に、酸化膜2
2をHF溶液で膜厚15nm程度除去し[図1
(f)]、ゲート酸化膜27を形成し、膜厚5nmの熱
酸化膜(図示せず)及びポリシリコン膜28としてのL
P−CVD膜(膜厚25nm)を堆積する。次に、公知
の方法により、ゲート電極を加工し、不純物を添加して
ソース・ドレイン領域を形成し、層間絶縁膜を堆積し、
コンタクト並びに配線工程を施すことにより、nMOS
トランジスタが製造される。
【0035】
【発明の効果】本発明により、素子分離形成工程におけ
るCMPの研磨レートが素子領域幅に関係なく安定し、
CMP処理後に従来よりも平坦な形状に形成できる。そ
の結果、シリコン表面からの素子分離領域の高さの制御
が容易になり、トランジスタ特性が安定し、しかも電極
加工におけるコストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法による、半導体素子の製造工程を
示す断面図である。
【図2】本発明の方法による、半導体素子の製造工程を
示す断面図である。
【図3】従来の方法による、半導体素子の概略断面図で
ある。
【図4】従来の方法による、半導体素子の概略断面図で
ある。
【図5】従来の方法による、半導体素子の製造工程を示
す断面図である。
【図6】従来の方法による、半導体素子の製造工程を示
す断面図である。
【図7】従来の方法による、半導体素子の製造工程を示
す断面図である。
【図8】従来の方法の問題点を説明する半導体素子の概
略断面図である。
【図9】従来の方法の問題点を説明する半導体素子の概
略断面図である。
【図10】従来の方法の問題点を説明する半導体素子の
概略上面図である。
【図11】図10のx−x’における断面図である。
【図12】図10のy−y’における断面図である。
【図13】素子形成領域上の絶縁膜の形状と、絶縁膜の
堆積膜厚との関係を示す図である。
【図14】素子形成領域上の絶縁膜の形状と、絶縁膜の
堆積膜厚との関係を示す図である。
【図15】素子形成領域上の絶縁膜の形状と、絶縁膜の
堆積膜厚との関係を示す図である。
【図16】素子形成領域上の絶縁膜の形状と、絶縁膜の
堆積膜厚との関係を示す図である。
【図17】素子形成領域上の絶縁膜の形状と、絶縁膜の
堆積膜厚との関係を示す図である。
【符号の説明】
21、31、41、51、61 シリコン基板 22、32、42、52、62 酸化膜 23、33、43、53、63 SiN膜 24、26、54、64、66 レジスト 25、44、55、65 HDP−CVD酸化膜 27、83 ゲート酸化膜 28 ポリシリコン膜 34 シーム 44 HDP−CVD膜 81、82 素子分離酸化膜 84 ゲート電極 85 サイドウォール 86 チャネル端部 87 電極

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる素子領域幅Wを有する複数の素子
    形成領域と、この素子形成領域間に素子分離領域とを備
    えた半導体装置の製造方法において、 前記素子分離領域を形成するために第1の絶縁膜を予め
    堆積させた半導体基板に溝を形成する工程と、 半導体基板上に膜厚tの第2の絶縁膜を堆積させて前記
    溝を埋め込む工程と、前記素子領域幅Wが式: W≧2t/tanθ (式中、θは素子形成領域上の第2の絶縁膜の堆積角度
    である)を満たす素子形成領域上の第2の絶縁膜の一部
    を除去する工程と、 CMP法により第2の絶縁膜を研磨する工程とを含むこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記除去する工程が、1つの素子形成領
    域の第2の絶縁膜において少なくとも2カ所以上除去す
    るように行なわれる請求項1に記載の半導体装置の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記除去する工程が、第2の絶縁膜の除
    去する体積の総和と除去しない体積の総和とがそれぞれ
    等しくなるように行なわれる請求項1又は2に記載の半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記除去する工程が、1つの素子形成領
    域の第2の絶縁膜において除去する体積と除去しない体
    積とがそれぞれ等しくなるように行なわれる請求項1又
    は2に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の絶縁膜がHDP−CVD酸化
    膜である請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体装
    置の製造方法。
  6. 【請求項6】 異なる素子領域幅Wを有する複数の素子
    形成領域と、この素子形成領域間に素子分離領域とを備
    えた半導体装置の製造方法において、 半導体基板上に第1の絶縁膜を形成し、前記素子形成領
    域に第1のマスクパターンを形成する工程と、 異方性エッチングにより前記第1のマスクパターンに基
    づいて素子分離領域の第1の絶縁膜を除去し、半導体基
    板に溝を形成する工程と、 前記第1のマスクパターンを除去し、半導体基板上に膜
    厚tの第2の絶縁膜を堆積することにより前記溝を埋め
    込む工程と、 前記素子領域幅Wが式: W≧2t/tanθ (式中、θは素子形成領域上の絶縁膜の堆積角度であ
    る)を満たす素子形成領域の第2の絶縁膜上の一部にお
    いて開口するように第2のマスクパターンを形成する工
    程と、 異方性エッチングにより前記第2のマスクパターンに基
    づいて第2の絶縁膜を除去する工程と、 前記第2のマスクパターンを除去し、CMP法により前
    記第2の絶縁膜を研磨する工程とを含むことを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2のマスクパターンを形成する工
    程が、1つの素子形成領域の第2の絶縁膜上において少
    なくとも2カ所以上開口するように行なわれる請求項6
    に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2のマスクパターンを形成する工
    程が、第2の絶縁膜の断面における除去する面積の総和
    と除去しない面積の総和とが等しくなるように開口を設
    けて行なわれる請求項6又は7に記載の半導体装置の製
    造方法。
  9. 【請求項9】 前記第2のマスクパターンを形成する工
    程が、1つの素子形成領域の第2の絶縁膜の断面におけ
    る除去する面積と除去しない面積とが等しくなるように
    開口を設けて行なわれる請求項6又は7に記載の半導体
    装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第1の絶縁膜が、酸化膜、窒化膜
    の順で積層される2層構造を有するものである請求項6
    〜9のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の絶縁膜が、HDP−CVD
    酸化膜である請求項6〜10のいずれか1つに記載の半
    導体装置の製造方法。
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