JP2002026041A - ダイボンダ - Google Patents

ダイボンダ

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JP2002026041A
JP2002026041A JP2000210841A JP2000210841A JP2002026041A JP 2002026041 A JP2002026041 A JP 2002026041A JP 2000210841 A JP2000210841 A JP 2000210841A JP 2000210841 A JP2000210841 A JP 2000210841A JP 2002026041 A JP2002026041 A JP 2002026041A
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JP
Japan
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die
wafer
dies
circuit pattern
recognized
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JP2000210841A
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English (en)
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Kenichi Ebihara
賢一 海老原
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Canon Machinery Inc
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NEC Machinery Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2223/00Details relating to semiconductor or other solid state devices covered by the group H01L23/00
    • H01L2223/544Marks applied to semiconductor devices or parts
    • H01L2223/54453Marks applied to semiconductor devices or parts for use prior to dicing
    • H01L2223/54466Located in a dummy or reference die

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  • Die Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体の回路パターンがウェーハに対して少し
ズレて形成されると、従来のウェーハマッピングデータ
を利用したダイボンディングができなくなる。 【解決手段】 通常のダイが持つ回路パターンとは異な
ったパターンを有するリファレンスダイRDをウェーハ
1に形成しておき、それを基準に、各ダイが良品ダイか
不良ダイかどうかのウェーハマッピングデータを作成し
記憶しておく。ダイボンディングの際は、まずリファレ
ンスダイRDを探し出す。そして、それを基準にし、事
前に記憶したウェーハマッピングデータに従ってダイボ
ンディングをする。リファレンスダイRDは複数あり、
全体の回路パターンがウェーハ1に対して多少ズレて形
成されても、どれかのリファレンスダイRDは認識でき
るため、正確にダイボンディングができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ダイのダイ
ボンダに係り、中でも、ウェーハマッピングデータに基
づいてダイボンディングを行なうダイボンダに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ダイ(以降ダイと呼ぶ)は、6イ
ンチや8インチの大きさのウェーハを素材とし、それか
ら矩形状に切断されて最終製品となる。その大きさは、
□0.5mmから□30mmに至るまで様々である。図
6を用いてその概略説明をする。図6(a)に示すよう
に、まずウェーハ1には、格子状に配列された同様の回
路パターンが多数形成される。〔回路パターンが形成さ
れている部分を、斜線で示している。また、この図を含
め今後全ての図において、個々の回路パターンの配列が
分かりやすいように、ウェーハの外側に位置する回路パ
ターン(本来は残らない部分)も付記している。〕そし
て、ウェーハ上の各回路パターンについて電気的特性が
測定され、それが良品か不良品であるかが判別される。
その後、各回路パターンが1つのダイとなるように、ウ
ェーハ1は格子状に切断される。この時、ウェーハ1は
粘着シート2の上に貼り付けられた状態で切断(粘着シ
ートはハーフカット)される。切断後は図6(b)に示
すように、粘着シートに貼り付けられたままウェーハリ
ング3にセットされて、ダイボンダに載置される。そこ
で、粘着シート2はウェーハリング3の外周方向に引っ
張られて、より確実に粘着シート2上のダイを一つ一つ
分離する。その後、その中から、電気特性が良品であっ
て、かつ外形が正常なダイだけがピックアップされて、
例えばリードフレームの所定の個所にダイボンディング
されていく。なお、ウェーハの外周付近に位置し、最終
的にダイになったとき明らかに矩形上のダイとして残ら
ないことが分かっている部分には、通常、最初から回路
パターンは施されていない。(図6の中で、白抜きで描
いているところ。)
【0003】図7を用いて、ダイボンダをもう少し詳し
く説明する。図7はダイボンダがダイボンディングする
ときの様子を表した側面図である。ウェーハリング3は
XYテーブル7にセットされ、ダイはピックアンドプレ
ースユニット(PPユニット)8の吸着コレットで1つ
ずつピックアップされて、リードフレーム6上に載置さ
れる。その際、ダイは通常高い精度で位置決めされて載
置される。ピックアップ位置の上方にはカメラ11が設
置されており、そのカメラ11は倍率を数種類変えて粘
着シート2上のダイを視野に入れることができる。複数
個のダイを視野に入れたり、ダイを1個だけ視野に入れ
て、ダイの外形が正常な矩形状であるかを画像認識部1
2で判断し、記憶部13に記憶された情報どおり正常で
あれば、駆動制御部14にてXYテーブル7を適当に動
かしながら位置決めをした後、そのダイをリードフレー
ム6上に載置するものである。ここで、外形が正常なダ
イは成形ダイ、一方正常ではないものは非成形ダイと呼
び、区分されている。このようにして、1つのウェーハ
1から、同じ特性を持った良品ダイが多数ダイボンディ
ングされる。
【0004】また、電気特性が不良のダイについては、
ピックアップせずに放置する訳だが、それを判断する方
法として次の2つの方法がある。まず1つ目の方法は、
特性測定の後で、不良のダイに対して、その表面に直接
マーキングを施すものである。そして、ダイボンダで
は、カメラでダイを取り込んだ時、不良のマーキングが
あるかないかを判別して、マーキングのないダイだけを
ピックアップする訳である。図6には例として、いくつ
かの不良ダイに黒丸マークを施している。またこのマー
キングとは別な方法として、ウェーハマッピングシステ
ムと呼ばれるものがある。これは、不良のダイに対して
マーキングを施すものではなく、ウェーハ上のダイの配
列とともに、その中で不良のダイがどの位置にあるかと
いう情報(以降これをウェーハマッピングデータと呼
ぶ)を、電気特性の測定中・測定後に作成し、このマッ
ピングデータに基づいて良品ダイだけをピックアップし
ていくものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このウェーハマッピン
グデータによって良品ダイをピックアップする方法は、
確かにマーキング作業は必要なく、その作業を行なう手
間が一切いらず、大変便利なものであった。しかしなが
ら、このウェーハマッピングデータを用いたダイボンダ
には、以下に述べる問題があった。これを、図8,9を
用いて説明する。
【0006】まず図8を用いて、ウェーハマッピングデ
ータを作成する方法を説明する。図8(a)は、ウェー
ハに回路パターンが形成された状態を、また図8(b)
は、そのウェーハがウェーハリングに載置されたときの
状態を示している。前述したように、回路パターンは、
円形であるウェーハの外形を基準にして格子状に形成さ
れる。そこで、一般的に、ウェーハマッピングデータを
作成する際基準となるダイ(図中、回路パターン部にK
と表示)は、ウェーハの縦横の直径上あるいはその至近
にあって、更に、ウェーハの最外周付近に位置するダイ
KD1〜KD4が利用される。これらのダイを基準とし
た座標系の中で、不良ダイの位置が割り付けられてい
る。基準となるダイとその周囲の特徴を見てみると、例
えばダイKD1は回路パターンを有する成形ダイであっ
て、その右隣にダイはない。また、その直ぐ上には回路
パターンがなく右上が欠けた非成形ダイが、また直ぐ下
には回路パターンを有する成形ダイが位置する。また、
左隣と、その直ぐ上下の合計3つのダイは回路パターン
が施された成形ダイである。即ちこのダイと、その周り
に配置されたダイは、このような構成パターンとなって
おり、その構成パターンをダイボンダの記憶部に記憶し
ておく。
【0007】そしてそのウェーハマッピングデータを利
用した、ダイのピックアップ作業は次のように行なわれ
る。ウェーハ1がウェーハリング3ごとXYテーブル7
上にセットされると、基準となるダイKD1を中心と
し、その周りのダイがカメラ11の視野に入るように、
XYテーブル7が駆動される。そして、これらのダイの
構成を、事前に記憶された先程の構成パターンと比較す
る。両者が合致すればダイKD1が正確に認識できたこ
とになる。その後、XYテーブル7は右方向に動いて、
ウェーハ1の中心を対称点として、ダイKD1の反対に
位置するダイKD2をカメラ11の視野に入れる。そし
て、ダイKD2についても、先程のダイKD1と同様に
事前に記憶された構成パターンと同じかどうかを比較す
る。
【0008】続いて、これと同様の確認をダイKD3,
KD4についても実施する。この結果、基準となるダイ
KD1〜KD4が認識され、それに伴いこれらのダイを
基にした座標系が設定される。ここで、特性が不良のダ
イ(図中、網目で示すダイ)は、この座標系の中に事前
に割り付けられているので、ダイボンディングの際は、
XYテーブル7が駆動して不良ダイがピックアップ位置
にあって、仮にそのダイが成形ダイであったとしても、
PPユニットはその不良ダイをピックアップしない仕組
みとなっている。
【0009】ところが、最近はダイのダウンサイズ化が
急激に進んでおり、それに伴って次の不具合が発生する
ようになった。ダイサイズが□10〜20mmのように
大きな場合は、ウェーハ1上に施されたそれぞれの回路
パターンどおしの間隔もそれ相応に大きく、また切断溝
も幅の広いものであった。従って、全体の回路パターン
が施される際、それが、ウェーハの外形から0.5mm
程度ずれたとしても、問題はなかった。しかし、ダイサ
イズが□2mm以下のように大変小さくなると、そうは
いかなかった。図9を用いて、この理由を具体的に説明
する。全体の回路パターンがウェーハ1の外形に対して
+X方向に0.5mm程ズレてしまうと、ウェーハのほ
ぼ直径上にある基準ダイKD1は成形ダイではなくな
り、右側が欠けた非成形ダイとなってしまう。
【0010】こうなると、ウェーハ1がウェーハリング
3ごとダイボンダにセットされて、基準となるダイを中
心としそれを囲む複数のダイがカメラ11の視野に入る
ようにしても、このダイは成形の基準ダイKD1とはみ
なされない。そして、囲んだ隣接するダイ群の構成か
ら、1つ左隣のダイが基準ダイKD1とみなされる。そ
うして次に、XYテーブル7が+X方向に動いて、ダイ
KD2をカメラ11の視野に入れる。ここで、そのダイ
は成形のダイKD2であるとみなされる。ところが、こ
れまでは断っていなかったが、基準となるダイKD1,
KD2の中心間距離D1は、設計上最初から分かってお
り、この値も事前に記憶されている。そこでこの際、ダ
イKD2を認識すると同時に、その中心間距離も測定し
ている(これは、XYテーブルの移動量から容易に知る
ことができる。)。このように、基準ダイKD1,KD
2の位置を二重に確認している訳である。その結果、そ
の距離は正常な距離より1ダイ分だけ短いもの(D1
F)となってしまうため、認識した2つのダイKD1,
KD2のいずれかは基準ダイではないことがわかる。従
って、これを基準に座標系を設けることができないた
め、ダイボンダは例えば異常警報を発して停止する。
【0011】また、全体の回路パターンがウェーハ1に
対して、X方向にはズレずにY方向にズレた場合(図示
省略)は、ダイKD1,KD2は本来のダイが認識され
るが、この場合、ダイKD3,KD4のいずれかが本来
の基準ダイとはならない。従って、この場合もダイKD
3,KD4の中心間距離が正常な距離より短くなってし
まい、ダイボンダは異常警報を発して停止する。
【0012】そこで、不良ダイにマーキングをしなくて
もよいという、ウェーハマッピングデータを生かしたダ
イボンディングの利点を保ちながら、全体の回路パター
ンがウェーハの外形に対して多少ずれた場合であって
も、事前のウェーハマッピングデータに基づいて、不良
ダイの位置を正確に把握できるダイボンダの開発が必要
であった。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のダイボ
ンダはまず、他の通常のダイとは回路パターンが異なる
リファレンスダイを基準としたウェーハマッピングデー
タに基づいてダイボンディングすることを特徴としてい
る。そして、それだけではなく、そのリファレンスダイ
に隣接するダイ群が、正常なダイかどうかのパターン情
報を事前に記憶しておき、ダイボンディングの際は、リ
ファレンスダイとともに、そのパターン情報も認識する
ことで、より正確にリファレンスダイを認識するもので
ある。
【0014】また、リファレンスダイをウェーハ上に複
数設け、ダイボンディングの際は、そのリファレンスダ
イとともに、上述した、各リファレンスダイに隣接する
ダイ群のパターン情報も認識することを特徴としてい
る。従って、或るリファレンスダイがうまく認識できな
かった場合は、他のリファレンスダイを利用することが
できる。
【0015】それに、リファレンスダイを認識した後
も、成形ダイと非成形ダイとが混在するウェーハ外周の
特徴的なダイ群を1箇所以上認識することを特徴として
おり、これもダイ全体の配列を再確認する手段となって
いる。
【0016】最後に、リファレンスダイを認識した後、
最初にダイボンディングするダイを認識する時には、一
足飛びにその最初のダイをカメラの視野に入れるように
XYテーブルを移動するのではなく、その間、1個以上
のダイを認識して、それらを経由する手段も採ってい
る。これは、粘着シートが引っ張られて、その上のダイ
が元の格子状から多少外れても、間違いなく最初のダイ
に到達できるための手段である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下添付図面にしたがって、本発
明に係るダイボンダの好ましい形態について詳説する。
なお、従来例と同じ構成材料・構成部品については、従
来例と同符号を用いる。まず請求項1、2に関する発明
の説明から始めるが、その前に図1を用いてリファレン
スダイの説明を行なう。このリファレンスダイRD(図
中、回路パターン部にRと表示)の特徴として、これ
は、他の通常のダイが持つ回路パターンを有していな
い。それは例えば、回路パターンの外周を形成する単純
な矩形状の配線パターンだけから成るもので、カメラで
取り込んで画像認識したとき、回路パターンや反射率の
違いから、リファレンスダイRDは通常のダイとは明ら
かに異なるものとして容易に認識されるものである。
【0018】ところで、ウェーハ1に回路パターンを形
成する際、その中に、リファレンスダイRDが形成され
る製品がある。一般的に、そのリファレンスダイRD
は、ウェーハ1の外周付近に形成される。また、その数
は1個だけの場合もあれば、複数個に及ぶ場合もある。
図1に示すウェーハ1は、3つのリファレンスダイRD
1〜RD3を有するものである。
【0019】即ち、最終的に一つ一つがダイとなる、格
子状に配列された多くの回路パターンがあって、その中
の特定個所のダイがリファレンスダイRDに当たる。そ
して、それら全体の回路パターンが、ウェーハ1の上に
形成(パターニング)される訳である。(勿論、このパ
ターニングの際、初めの方で述べたように、全体の回路
パターンがウェーハ1の外形に対して多少ずれる場合は
あり得る。) そして、このリファレンスダイRDの位置を基準にし
て、ダイ全体の配列とともに、不良ダイ(図1中、網目
表示)がどこに存在するかという情報をウェーハマッピ
ングデータとしている。同時に、このリファレンスダイ
RD1が他のリファレンスダイRD2やRD3ではない
ことを知るために、別に以下の情報も記憶されている。
それは、リファレンスダイRDを取り囲むそれぞれのダ
イが、回路パターンを有するものかどうか、また成形で
あるか非成形であるかどうかという情報である。その情
報となる、この9個のダイ群を、今後リファレンスエリ
アREと呼ぶ(図1中2点鎖線で囲んでいる)。いま、
図1に示すものは、ウェーハ上に全体の回路パターン
が、ズレることなく正常に形成されたときの様子であ
る。なお図1には、このリファレンスエリアRE1の拡
大図も併記している。それによると、リファレンスダイ
RD1の左・上・左上3つのダイと、右上・左下2つの
合計5つのダイは、回路パターンが施されてかつ完全な
成形ダイである。また、右・下2つのダイは非成形ダイ
でかつ回路パターンはない。それに、右下にはダイがな
い構成である。
【0020】引き続き図1を用いて、リファレンスダイ
RD1を利用した本発明のダイボンディングについて説
明する。(図7も同時に参照) 粘着シート2に貼り付けられたまま切断されたウェーハ
1は、ウェーハリング3にセットされて、そのままダイ
ボンダのXYテーブル7上の、所定の位置に載置され
る。次に、リファレンスエリアRE1がカメラ11の視
野内に入るように、XYテーブル7が移動する。なおこ
こで、ウェーハリング3は、その外形を基準にしてXY
テーブル7にセットされる訳だが、上述した最初の移動
動作により、リファレンスエリアRE1はカメラ視野内
に十分入る。つまり、ウェーハ1がウェーハリング3の
外形に対して多少ズレて貼り付けられていても、この場
合、そのズレ量は吸収されるものである。
【0021】カメラ11で取り込んだ画像から、リファ
レンスダイRD1の存在が容易に認識される。それとと
もに、リファレンスエリアRE1内の他のダイについて
も、回路パターンがあるかどうか、及び成形あるいは非
成形かどうかを認識することができる。これにより、こ
のリファレンスエリアは、リファレンスダイRD1を含
んだ、目的とするリファレンスエリアRE1であること
がわかる。その後は、このリファレンスダイRD1を基
準にして、事前に記憶したウェーハマッピングデータに
基づいてダイボンディングをしていけばよい。以上が請
求項1、2の発明に関する説明であって、ウェーハ1に
対して、全体の回路パターンがズレずに狙いどおりに形
成された場合を例にあげている。
【0022】次には、それが多少ズレた場合について説
明する。図2に示すものは、ウェーハ1に対して、全体
の回路パターンが狙いより右側にズレたものである。こ
の場合、リファレンスエリアRE1においては、リファ
レンスダイRD1それ自体の右下部分の多くが欠落して
いて、それがリファレンスダイRD1かどうかの判断が
困難である。それに、他のダイについても、当初記憶さ
れた情報とは異なっている。リファレンスダイRD1の
右上にあるダイを例にとると、これも大半が欠落してい
て、ほぼ完全な成形ダイであるという当初の情報と大き
く異なっている。従って、リファレンスダイRD1だけ
ではなく、リファレンスエリアRE1の存在も認識する
ことができなくなる。これにより、記憶されたウェーハ
マッピングデータを生かしたダイボンディングができな
くなる。
【0023】そこで、本発明では、請求項3に記載する
手段を講じて、その不具合を解消している。これは、リ
ファレンスダイをウェーハ上に複数設けておいて、各リ
ファレンスダイと、各リファレンスエリアのダイ群のパ
ターン情報を認識するものである。これにより、或るリ
ファレンスダイがうまく認識できなかった場合でも、他
のリファレンスダイを認識しこれを基準として利用する
ことができる。そこで図2に戻って説明をすると、ここ
にはリファレンスエリアREが3つある。従って、リフ
ァレンスダイRD1の次にはリファレンスダイRD2の
認識に移る。ところが、全体の回路パターンがウェーハ
1に対して右側にズレているため、上述したリファレン
スエリアRE1と同様、リファレンスエリアRE2につ
いても、リファレンスダイRD2の認識は困難である。
そこで、今度はリファレンスダイRD3の認識に移る訳
である。
【0024】このときのリファレンスエリアRE3の拡
大図を、図2内に同時に記載している。ここではまず、
リファレンスダイRD3全体を完全に認識することがで
きる。また他のダイの情報に関しても、リファレンスダ
イRD3の右・下・右下に位置する3つのダイと、右上
・左下2つの合計5つのダイについては、当初の情報ど
おり回路パターンを有した完全な成形ダイとして認識す
ることができる。同時に、上・左・左上の3つのダイに
ついては、回路パターンを有しないダイであることが認
識され、これも当初の情報どおりである。これで、この
リファレンスダイRDは、リファレンスダイRD3であ
ることが確認されたことになる。従って、この場合は、
このリファレンスダイRD3を基準にして、事前に記憶
したウェーハマッピングデータに基づいて各ダイをダイ
ボンディングしていけばよい。
【0025】次に説明するのは、請求項4の発明に関す
る内容であるが、これは、適当なリファレンスダイRD
を認識した後に、他のリファレンスダイRDを使わず
に、そのことを再確認するためのものである。その手段
として、成形ダイと非成形ダイとが混在するウェーハ外
周の特徴的なダイ群を1箇所以上認識している。これに
ついて、再び図1を用いながら説明する。いまウェーハ
外周付近の特徴的なダイ群(合計9ダイ)を、エリアA
とする。ここでは、左下方向に位置する3つのダイには
回路パターンが形成されておらず非成形ダイである。リ
ファレンスダイRD1を基準とした位置情報とともに、
このダイ群の構成を事前に記憶しておく。ダイボンディ
ングする際は、リファレンスダイRD1が正確に認識さ
れた後、XYテーブル7が移動して、エリアAをカメラ
11の視野に入れる。そして、そのダイ群が事前に記憶
された構成と同じかどうかを確認する。もし両者が同一
であれば、この前に認識したリファレンスダイRDが、
事前に記憶されたとおりのリファレンスダイRD1であ
ることが再確認できる。
【0026】次の内容は、請求項5の発明に関するもの
である。これについて、図3を用いながら説明する。ダ
イをダイボンディングするときは、通常、ウェーハ1の
最上列に位置するダイから開始し、各列をジグザグ状に
ウェーハ1の下列に向かって、ダイを一つずつピックア
ップしていく方法が採られる(その経路を、図中に太い
破線で表示)。ここでは、ダイSDが最初にピックアッ
プするダイに当たる(図中、回路パターン部にSと表
示)。そこで、リファレンスダイRD1を認識した後、
図中太い実線で示す寸法だけXYテーブル7を移動させ
て(この場合、移動量はX方向に+XS,Y方向に−Y
S)、ダイSDをカメラ視野の中心にもってくる必要が
ある。その後、ダイSDが成形ダイであるかどうかを確
認し、成形ダイであればそれを再度正確に位置決めして
ピックアップをする。
【0027】しかしながら、図3(a)を見ても分かる
ように、このダイSDは、リファレンスダイRD1から
遠く離れている。しかも、前に説明したように、より確
実に粘着シート2上のダイを一つ一つ分離するために、
ダイボンダに載置された後、粘着シー2トはウェーハリ
ングの外周方向に引っ張られる。このために、ダイの配
列は、図3(b)の部分拡大図で示すように崩れてしま
い、厳密には正確な格子状とならない場合が多い。従っ
て、リファレンスダイRD1から一足飛びにダイSDに
移動したとしても、移動後、カメラ視野の中心がダイS
Dの中心になるとは限らない。ダイサイズが小さくなる
程、この影響は大きく受け、極端な場合はこの図のよう
に、カメラ11の中心がダイSDの隣のダイに乗っかっ
てしまう。こうなると、隣のダイをダイSDとみなして
ピックアップが開始されることになり、せっかくのウェ
ーハマッピングデータも生かせず、正常なダイボンディ
ングができなくなる。
【0028】請求項5に関する発明は、こうした不具合
を未然に防ごうとするものであり、その手段は次のとお
りである。リファレンスダイRD1を認識した後、ダイ
SDを認識する時には、一足飛びにそのダイSDをカメ
ラ11の視野に入れるようにXYテーブル7を移動する
のではなく、その間、途中にある1個以上のダイを認識
しながら、ダイSDに到達するものである。(図3
(a)に、その経路を太矢印で表示)
【0029】これについて、図4を用いながら詳しく説
明する。ここでは、途中に2つのダイTD1,TD2を
経由している(図中、回路パターン部にTと表示)。い
ま、リファレンスダイRD1を基準とした、それら途中
のダイTD1,TD2の位置情報は、事前に記憶されて
いる。リファレンスダイRD1を認識した後、XYテー
ブル7が(+X1,−Y1)だけ移動する。ところが、
カメラ視野の中心とダイTD1の中心とは僅かにズレて
いる可能性がある。理由は前述した通りである。ただこ
の場合は、大きく移動するわけではないので、カメラ視
野の中心がダイTD1から外れることはない。そして、
XYテーブル7を微小移動させて、両方の中心を合わせ
込む。その次に、そこからXYテーブル7が(+X2,
−Y2)だけ移動する。するとここでも、カメラ視野の
中心とダイTD2の中心とが僅かにズレている可能性が
ある。そこでここでも、前回のダイTD1の時と同じよ
うに、両方の中心を合わせ込む。最後に、XYテーブル
7をそこから更に(+X3,−Y3)移動させて、カメ
ラの視野にダイSDを取り込む。この時も、カメラ視野
の中心とダイSDの中心は多少ズレている可能性はある
が、カメラ視野の中心がダイSDの隣のダイに乗っかっ
てしまう程大きくズレることはない。この結果、リファ
レンスダイRD1に近いダイTD1から順に、ダイT
1,T2を経由し、その都度カメラ視野の中心に、ダイ
T1,T2の中心を合わせ込むことにより、最終的に、
ダイSDをカメラ視野の中心に正確に取り込むことがで
きる。従ってこの後は、そのダイSDから開始して、ウ
ェーハマッピングデータどおりの、正常なダイボンディ
ング作業をすることができる。
【0030】なお、途中確認のために経由するダイの数
であるが、これは多いほど、より正確にダイSDに到達
することができるが、反面そのために余分な時間を要す
る。従って、その数は、ダイの大きさ、粘着シート2を
外周方向に引っ張った時のダイのズレ具合、それに許さ
れる処理時間の延長範囲などを考慮しながら決定してい
けばよい。
【0031】最後に、全体に関して何点か付け加える。
まずリファレンスダイRDについてである。これは通常
ウェーハ1の外周付近に形成されるものとして、これま
で話を進めたが、これとは違って、それがウェーハ1の
中央付近にあっても構わない。その場合、リファレンス
ダイRDを取り囲むダイは全て回路パターンを有し、し
かも全体の回路パターンが多少ズレたとしても、ウェー
ハの外周にないために、非成形ダイとなることはない。
従って、より容易にリファレンスダイRDを認識するこ
とができる。つまり、この場合のリファレンスダイRD
も、基準のダイとして十分に活用することができる。
【0032】またこれまでは、リファレンスダイRDの
数が、リファレンスエリアREの中に1つしかない形態
に基づいて説明したが、これは複数あっても構わない。
図5を用いて、そのときのリファレンスダイRDの活用
方法を述べる。ここでは、ウェーハ1の外周付近にリフ
ァレンスダイRDが、かたまって形成されている。ウェ
ーハ1の製法上の特徴ではあるが、このようにリファレ
ンスダイRDがブロック状に複数かたまって形成される
場合がある。この場合は、リファレンスエリアをRE5
のように設定しておく。この中で、ダイの配列の特徴は
次のようになる。エリアの中で、上列に位置する3つ
と、左列に位置する3つのダイには回路パターンが施さ
れている。一方その他のダイは、リファレンスダイRD
である。従って、リファレンスダイRDのかたまりの中
で、その隅に位置するリファレンスダイRD5を容易に
確認することができる。そこで、このリファレンスダイ
RD5を基準にして、事前に記憶したウェーハマッピン
グデータに基づいてダイボンディングをしていけばよ
い。またこのとき、全体の回路パターンが狙いより多少
ズレたとしても、リファレンスダイRD5は問題なく認
識することができ、正常なダイボンディングが可能とな
る。なお、このようにリファレンスダイRDが複数形成
されたリファレンスエリアREが他にあっても、それら
も同様にダイボンディングに利用することができる。
【0033】次は、請求項5の発明に関することであ
る。前の説明では、リファレンスダイRD1が正確に認
識できた場合を想定して解説した。しかしこれは、全体
の回路パターンがウェーハ1に対してズレて形成され
て、リファレンスダイRD1の代わりに他のリファレン
スダイRDを認識し、それを基準にダイボンディングを
行なう場合であっても(請求項1、2に関する説明参
照)、何ら問題はない。事前に記憶されているウェーハ
マッピングデータは、ダイ全体の配列情報とともに、そ
の中に複数あるリファレンスダイRDの位置情報も含ん
でいる。従って、どのリファレンスダイRDを基準とし
ても、そこからいくつかのダイを経由して、その都度カ
メラ視野の中心を、経由するダイ中心に合わせ込みなが
ら、ダイボンディングを開始するダイSDに正確に到達
することができる。
【0034】更に、これはダイボンダの構造に関するこ
とであるが、これまでの説明では、カメラは装置の或る
部分に固定されて動かず、同時にPPユニットのピック
アップ位置も固定されたカメラの直下にあった。そし
て、そのカメラの視野内に目的のダイを入れるように、
ウェーハが載置されたXYテーブルを移動させるもので
あった。しかし、これらの構造は必ずしもこのとおりで
なくてもよい。例えば、これとは逆に、固定テーブルの
上にウェーハが載置され、カメラとPPユニットがそれ
ぞれ所定の駆動機構に設置されていて、ピックアップ位
置がカメラとともに順次移動していく構造であってもよ
い。この場合は、リファレンスダイや、最初にピックア
ップするダイを認識するために、ウェーハではなくカメ
ラの方が動くことになる。そこでも、事前のウェーハマ
ッピングデータを同じように生かしたダイボンダとする
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のダイボン
ダであれば、ウェーハ上に形成されたリファレンスダイ
を探し出してそれを認識し、それを基準にして事前に記
憶したウェーハマッピングデータに基づいてダイボンデ
ィングをする。ここで、リファレンスダイは1個だけと
は限らない。そのために、回路パターン全体がウェーハ
に対して多少ズレたとしても、どれかのリファレンスダ
イを正確に認識することができ、それに基づく正確なダ
イボンディングが可能になる。
【0036】それに、更に正確にリファレンスダイを認
識するために、その周りのダイ群の情報も利用してい
る。事前に記憶されたその情報に基づいて、リファレン
スダイのみならず、その周りのダイ群の配列も照合して
いる。
【0037】更に、リファレンスダイを認識後、最初に
ピックアップするダイに向かう際は、一足飛びにそこま
で行かずに、その途中いくつかのダイを経由している。
その経由するダイ毎に、位置合わせを行なうことで、最
初にピックアップするダイまで間違いなく到達できて、
結果的に正確なダイボンディングが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のダイボンダに関し、リファレンスダ
イを説明するウェーハの平面図
【図2】 本発明のダイボンダに関し、全体の回路パタ
ーンがウェーハに対してズレた場合のウェーハの平面図
【図3】 本発明のダイボンダに関し、リファレンスダ
イとピックアップを開始するダイとの位置関係を示すウ
ェーハの平面図
【図4】 本発明のダイボンダに関し、あるリファレン
スダイからピックアップを開始するダイに移動する間
に、複数のダイを経由する様子を示すウェーハの平面図
【図5】 本発明のダイボンダに関し、リファレンスエ
リア内に複数のリファレンスダイが形成された場合のウ
ェーハの平面図
【図6】 従来のダイボンダに関し、全体の回路パター
ンとウェーハの関係、及びその中にマーキングされた不
良ダイを示したウェーハの平面図
【図7】 ダイボンダがダイボンディングするときの様
子を示す側面図
【図8】 従来のダイボンダに関し、ウェーハマッピン
グデータの基準となるダイを示すウェーハの平面図
【図9】 従来のダイボンダに関し、全体の回路パター
ンがウェーハに対してズレた場合のウェーハの平面図
【符号の説明】
1 ウェーハ 2 粘着シート 3 ウェーハリング 6 リードフレーム 7 XYテーブル 8 PPユニット 11 カメラ 12 画像認識部 13 記憶部 14 駆動制御部 KD ダイ(従来の技術で利用されていた、基準のダ
イ) RD リファレンスダイ SD ダイ(ピックアップを開始するダイ) TD ダイ(RDからSDの間で経由するダイ) RE リファレンスエリア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェーハ上に規則的に配列されたダイを、
    事前に得られた良品あるいは不良品かを示すウェーハマ
    ッピングデータに基づいてダイボンディングするダイボ
    ンダにおいて、 上記ウェーハマッピングデータは、他の通常のダイと回
    路パターンが異なるリファレンスダイを基準として作成
    されていることを特徴とするダイボンダ。
  2. 【請求項2】前記リファレンスダイに隣接するダイ群
    が、正常なダイかどうかのパターン情報を事前に記憶し
    ておき、ダイボンディングの際は、リファレンスダイと
    ともに、そのパターン情報も認識することを特徴とする
    請求項1記載のダイボンダ。
  3. 【請求項3】前記リファレンスダイをウェーハ上に複数
    設け、ダイボンディングの際は、そのリファレンスダイ
    とともに、請求項2に記載した、各リファレンスダイに
    隣接するダイ群のパターン情報も認識することを特徴と
    する請求項2記載のダイボンダ。
  4. 【請求項4】前記リファレンスダイを認識した後、成形
    ダイと非成形ダイとが混在するウェーハ外周の特徴的な
    ダイ群を1箇所以上認識することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載のダイボンダ。
  5. 【請求項5】前記リファレンスダイを認識した後、最初
    にダイボンディングするダイを認識するに際しては、そ
    の最初にダイボンディングするダイに至る過程で、1個
    以上のダイを認識することを特徴とする請求項の1〜4
    のいずれかに記載のダイボンダ。
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