JP2002020384A - ベンゾオキサゾール誘導体,その製法及び除草剤 - Google Patents

ベンゾオキサゾール誘導体,その製法及び除草剤

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JP2002020384A JP2000202687A JP2000202687A JP2002020384A JP 2002020384 A JP2002020384 A JP 2002020384A JP 2000202687 A JP2000202687 A JP 2000202687A JP 2000202687 A JP2000202687 A JP 2000202687A JP 2002020384 A JP2002020384 A JP 2002020384A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ベンゾオキサゾール誘導体を有効
成分として含有することを特徴とする除草剤を提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 本発明の除草剤は、次式(1a): 【化1】 (式中、R1は、水素原子,ハロゲン原子を表わし;R2
は、水素原子,ハロゲン原子,C1〜4アルコキシ基,
ニトロ基などを表わし;R3は、C1〜4ハロアルキル
基,C1〜4アルキルスルホニル基,シアノ基,C1〜
4ハロアルコキシ基,水素原子を表わし;Xは、O,
S,SO,SO2などを表わす。)などで示されるベン
ゾオキサゾール誘導体を有効成分として含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベンゾオキサゾール
誘導体,その製法及びベンゾオキサゾール誘導体を有効
成分として含有することを特徴とする除草剤に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】本発明の近似化合物としては、特開平1
0−139767に記載のアニリン誘導体を挙げること
ができる。しかし、本発明化合物と前記引例化合物と
は、少なくともベンゾオキサゾール部位とフェニル部位
との間の架橋部位が明らかに相違している。従って、本
発明化合物は新規化合物であって、その用途も知られて
いなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ベン
ゾオキサゾール誘導体を有効成分とする除草剤を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決するために検討した結果、新規なベンゾオキサ
ゾール誘導体を有効成分とする薬剤が、除草剤としての
優れた効果を有することを見い出し、本発明を完成し
た。即ち、本発明は、次の通りである。第1の発明は、
次式(1):
【0005】
【化10】
【0006】で示されるベンゾオキサゾール誘導体に関
するものである。なお、式中のR1〜R3,X,Zは、次
の通りである。R1は、水素原子,炭素原子数1〜4個
のアルキル基,ニトロ基,シアノ基,ハロゲン原子を表
わす。R2は、水素原子,ハロゲン原子,炭素原子数1
〜4個のアルコキシ基,ニトロ基,炭素原子数1〜4個
のアルコキシ基を有するアルコキシカルボニル基,シア
ノ基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基を表わす。
3は、炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,炭素原
子数1〜4個のアルキルスルホニル基,シアノ基,炭素
原子数1〜4個のハロアルコキシ基,水素原子,ハロゲ
ン原子を表わす。Xは、O,S(O)n,NR6を表わ
す。X’は、O,Sを表わす。nは、0〜2の整数を表
わす。R6は、水素原子,炭素原子数1〜4個のアルコ
キシ基を表わす。Zは、次式:
【0007】
【化11】
【0008】(式中、R4は、水素原子,ハロゲン原
子,シアノ基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基を
表わし;R5は、水素原子,炭素原子数1〜4個のアル
キル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,ハロゲン
原子,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基を表わ
す。)又はヘテロ環を表わす。第2の発明は、次式
(2):
【0009】
【化12】
【0010】(式中、R1〜R3は、前記と同義であり;
Yは、ハロゲン原子,メタンスルフォニルオキシ基,p
−トルエンスルフォニルオキシ基を表わす。)で表され
る化合物(2)と次式(3):
【0011】
【化13】
【0012】(式中、R4及びR5は、前記と同義であ
り;X’は、酸素原子,イオウ原子を表す。)で示され
る化合物(3)とを、溶媒中、塩基存在下で反応するこ
とを特徴とする次式(1a’):
【0013】
【化14】
【0014】(式中、R1〜R5及びX’は、前記と同義
である。)で示される化合物(1a)の製法に関するも
のである。第3の発明は、次式(4):
【0015】
【化15】
【0016】(式中、R1及びR2は、前記と同義であ
る。)で表される化合物(4)と次式(5):
【0017】
【化16】
【0018】(式中、R3,X及びZは、前記と同義で
あり;Wは、ハロゲン原子,水酸基,炭素原子数1〜4
個のアルコキシ基を表わす。)で示される化合物(5)
で示されるカルボン酸又はその反応性誘導体とを反応さ
せることを特徴とする、請求項1記載の式(1)で示さ
れる化合物(1)の製法に関するものである。
【0019】第4の発明は、前記の式(1)で示される
化合物(1)を有効成分とする除草剤に関するものであ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。前記の化合物で表わした各種の置換基などは、次
の通りである。なお、本発明の説明において、化学式に
付した括弧付き数字,記号などをもって、「化合物(数
字,記号など)」とも称する〔例えば、式(1)で示さ
れるものを化合物(1)とも称する。〕。化合物(1)
は、後述の表1〜4に化合物1〜84などのように記載
した化合物(1a)、後述の表5〜26に化合物Q1〜
Q20として記載した化合物(1b)を総称するもので
ある。化合物Q1〜Q20とは、表5〜26に記載した
ように、例えば、化合物Q1とは、表5中の化合物(Q1
-1)などのように記載した化合物群の総称であり;化合
物Q2とは、表6中の化合物(Q2-1)などのように記載
した化合物群の総称である。
【0021】〔R1〕R1は、水素原子,炭素原子数1〜
4個のアルキル基,ニトロ基,シアノ基,ハロゲン原子
を表わす。ハロゲン原子としては、フッ素原子,塩素原
子,臭素原子,ヨウ素原子を挙げることができるが;好
ましくは、フッ素原子である。
【0022】〔R2〕R2は、水素原子,ハロゲン原子,
炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,ニトロ基,炭素原
子数1〜4個のアルコキシ基を有するアルコキシカルボ
ニル基,シアノ基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル
基を表わす。 (1)ハロゲン原子としては、フッ素原子,塩素原子,臭
素原子,ヨウ素原子を挙げることができるが;好ましく
は、塩素原子である。 (2)炭素原子数1〜4個のアルコキシ基としては、直鎖
又は分枝状のものを挙げることができるが;好ましく
は、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、メト
キシ基,エトキシ基,プロピルオキシ基,イソプロピル
オキシ基を挙げることができる。)。 (3)炭素原子数1〜4個のアルコキシ基を有するアルコ
キシカルボニル基における炭素原子数1〜4個のアルコ
キシ基としては、直鎖又は分枝状のものを挙げることが
できるが;好ましくは、炭素原子数が1〜3個のもので
ある(例えば、メトキシ基,エトキシ基,プロピルオキ
シ基,イソプロピルオキシ基を挙げることができ
る。)。 (4)炭素原子数1〜4個のハロアルキル基としては、直
鎖又は分枝状のものを挙げることができるが;好ましく
は、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、クロ
ロメチル基,クロロエチル基,トリフルオロメチル基を
挙げることができる。)。
【0023】〔R3〕R3は、炭素原子数1〜4個のハロ
アルキル基,炭素原子数1〜4個のアルキルスルホニル
基,シアノ基,炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ
基,水素原子,ハロゲン原子を表わす。 (1)炭素原子数1〜4個のハロアルキル基としては、直
鎖又は分枝状のものを挙げることができるが;好ましく
は、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、クロ
ロメチル基,クロロエチル基,トリフルオロメチル基を
挙げることができる。)。 (2)炭素原子数1〜4個のアルキルスルホニル基におけ
るアルキル基としては、直鎖又は分枝状のものを挙げる
ことができるが;好ましくは、炭素原子数が1〜3個の
ものである(例えば、メチル基,エチル基,プロピル基
を挙げることができる。)。 (3)炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ基としては、
直鎖又は分枝状のものを挙げることができるが;好まし
くは、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、ク
ロロメチル基,クロロエチル基,トリフルオロメチル基
を挙げることができる。)。
【0024】〔X〕Xは、O,S(O)n,NR6を表わ
す。 (1)nは、0〜2の整数を表わす。 (2)R6は、水素原子,炭素原子数1〜4個のアルコキシ
基を表わす。 炭素原子数1〜4個のアルコキシ基としては、直鎖又は
分枝状のものを挙げることができるが;好ましくは、炭
素原子数が1〜3個のものである(例えば、メトキシ
基,エトキシ基,プロピルオキシ基,イソプロピルオキ
シ基を挙げることができる。)。 〔X’〕X’は、O,Sを表わす。
【0025】〔Z〕Zは、次式:
【0026】
【化17】
【0027】又はヘテロ環を表わす。 (1)R4は、水素原子,ハロゲン原子,シアノ基,炭素原
子数1〜4個のハロアルキル基を表わす。ハロゲン原子
としては、フッ素原子,塩素原子,臭素原子,ヨウ素原
子を挙げることができるが;好ましくは、フッ素原子で
ある。炭素原子数1〜4個のハロアルキル基としては、
直鎖又は分枝状のものを挙げることができるが;好まし
くは、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、ク
ロロメチル基,クロロエチル基,トリフルオロメチル基
を挙げることができる。)。
【0028】(2)R5は、水素原子,炭素原子数1〜4個
のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,ハ
ロゲン原子,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基を表
わす。炭素原子数1〜4個のアルキル基としては、直鎖
又は分枝状のものを挙げることができるが;好ましく
は、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、メチ
ル基,エチル基,プロピル基を挙げることができ
る。)。炭素原子数1〜4個のアルコキシ基としては、
直鎖又は分枝状のものを挙げることができるが;好まし
くは、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、メ
トキシ基,エトキシ基,プロピルオキシ基,イソプロピ
ルオキシ基を挙げることができる。)。ハロゲン原子と
しては、フッ素原子,塩素原子,臭素原子,ヨウ素原子
を挙げることができるが;好ましくは、塩素原子であ
る。炭素原子数1〜4個のハロアルキル基としては、直
鎖又は分枝状のものを挙げることができるが;好ましく
は、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、クロ
ロメチル基,クロロエチル基,トリフルオロメチル基を
挙げることができる。)。 (3)ヘテロ環は、好ましくは、異項環原子として酸素原
子,硫黄原子,窒素原子から選ばれたものを有すること
を特徴とする化合物であり;より好ましくは、フリル
基、チエニル基、ピラゾイル基、2−イミダゾイル基、
2−オキザゾイル基、2−チアゾイル基、1,2,3−
トリアゾイル基、1,2,4−トリアゾイル基、1,
2,3−チアジアゾイル基、テトラゾイル基、ピリジル
基、ピリミジリル基、チアゾリル基、ベンゾオキサゾイ
ル基、ベンゾチアゾイル基、ベンゾイミダゾイル基;さ
らに好ましくは、次式で示すQ1〜Q20のいずれかで
ある。
【0029】
【化18】
【0030】前記Q1〜Q20の式中において、Aは、
式(1)における置換位置を表わす。R51及びR52は、
炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,水素原子,炭素
原子数1〜4個のアルキル基,ニトロ基,シアノ基,ハ
ロゲン原子を表わすが;好ましくは、炭素原子数1〜4
個のハロアルキル基,水素原子であり;さらに好ましく
は、ハロアルキル基は、トリフルオロメチル基である。
61及びR62は、炭素原子数1〜4個のハロアルキル
基,炭素原子数1〜4個のアルキル基,ニトロ基,シア
ノ基,水素原子を表わすが;好ましくは、炭素原子数1
〜4個のハロアルキル基,水素原子であり;さらに好ま
しくは、ハロアルキル基は、トリフルオロメチル基であ
る。R71は、炭素原子数1〜4個のアルキル基,水素原
子を表わし;R72は、炭素原子数1〜4個のハロアルキ
ル基,炭素原子数1〜4個のアルキル基,ニトロ基,シ
アノ基,水素原子を表わすが、好ましくは、炭素原子数
1〜4個のハロアルキル基である。そして、このアルキ
ル基は、メチル基が好ましく;ハロアルキル基は、トリ
フルオロメチル基がさらに好ましい。
【0031】R81は、炭素原子数1〜4個のアルキル
基,水素原子を表わし;R82は、炭素原子数1〜4個の
ハロアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルキル基,ニ
トロ基,シアノ基,水素原子を表わすが、好ましくは、
炭素原子数1〜4個のハロアルキル基である。そして、
このアルキル基は、メチル基が好ましく;ハロアルキル
基は、トリフルオロメチル基がさらに好ましい。R
91は、炭素原子数1〜4個のアルキル基,水素原子を表
わし;R92は、炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,
炭素原子数1〜4個のアルキル基,ニトロ基,シアノ
基,水素原子を表わすが、好ましくは、炭素原子数1〜
4個のハロアルキル基である。そして、このアルキル基
は、メチル基が好ましく;ハロアルキル基は、トリフル
オロメチル基がさらに好ましい。R101は、炭素原子数
1〜4個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルキル
基,ニトロ基,シアノ基,水素原子を表わすが;好まし
くは、炭素原子数1〜4個のアルキル基,水素原子であ
り;アルキル基は、メチル基がさらに好ましい。R111
は、炭素原子数1〜4個のアルキル基,水素原子を表わ
すが;好ましくは、炭素原子数1〜4個のアルキル基で
あり;アルキル基は、メチル基がさらに好ましい。
【0032】R121は、ハロゲン原子,炭素原子数1〜
4個のハロアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルキル
基を表わすが、好ましくは、炭素原子数1〜4個のハロ
アルキル基,ハロゲン原子,炭素原子数1〜4個のアル
キル基であり;R122は、炭素原子数1〜4個のハロア
ルキル基,ハロゲン原子,炭素原子数1〜4個のアルキ
ル基,ニトロ基,シアノ基を表わし;R123は、水素原
子,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,ハロゲン原
子,ニトロ基,シアノ基を表わすが、好ましくは、水素
原子,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基である。そ
して、これらのハロゲン原子は、塩素原子が好ましく;
ハロアルキル基は、トリフルオロメチル基が好ましく;
アルキル基は、メチル基がさらに好ましい。
【0033】R131は、炭素原子数1〜4個のハロアル
キル基,ハロゲン原子,炭素原子数1〜4個のアルキル
基,ニトロ基,シアノ基,水素原子を表を表わすが、好
ましくは、炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,ハロ
ゲン原子である。そして、これらのハロアルキル基は、
トリフルオロメチル基が好ましく;ハロゲン原子は、塩
素原子がより好ましい。R141は、炭素原子数1〜4個
のハロアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルキル基,
ニトロ基,シアノ基,水素原子を表わすが、好ましく
は、炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,水素原子で
あり;R142は、炭素原子数1〜4個のハロアルキル
基,炭素原子数1〜4個のアルキル基,ニトロ基,シア
ノ基,水素原子を表わすが、好ましくは、炭素原子数1
〜4個のハロアルキル基,水素原子であり;R143は、
炭素原子数1〜4個のアルキル基,ハロゲン原子,炭素
原子数1〜4個のアルキル基,ニトロ基,シアノ基,水
素原子を表わすが、好ましくは、炭素原子数1〜4個の
アルキル基,ハロゲン原子である。そして、これらのハ
ロアルキル基は、トリフルオロメチル基が好ましく;ハ
ロゲン原子は、塩素原子が好ましく;アルキル基は、メ
チル基が好ましい。
【0034】R151は、炭素原子数1〜4個のハロアル
キル基,炭素原子数1〜4個のアルキル基,ニトロ基,
シアノ基,水素原子を表わすが、好ましくは、炭素原子
数1〜4個のハロアルキル基,水素原子であり;R152
は、ハロゲン原子,炭素原子数1〜4個のアルキル基,
ニトロ基,シアノ基,水素原子を表わすが、好ましく
は、ハロゲン原子,水素原子であり;R153は、水素原
子,ハロゲン原子,炭素原子数1〜4個のアルキル基,
炭素原子数1〜4個のハロアルキル基を表わすが、好ま
しくは、水素原子,炭素原子数1〜4個のアルキル基,
炭素原子数1〜4個のハロアルキル基である。そして、
これらのハロアルキル基は、トリフルオロメチル基が好
ましく;ハロゲン原子は、塩素原子が好ましく;アルキ
ル基は、メチル基が好ましい。
【0035】R161は、炭素原子数1〜4個のハロアル
キル基,炭素原子数1〜4個のアルキル基,ニトロ基,
シアノ基,水素原子を表わすが;好ましくは、炭素原子
数1〜4個のハロアルキル基であり;さらに好ましく
は、トリフルオロメチル基である。R171は、水素原
子,炭素原子数1〜4個のアルキル基,炭素原子数1〜
4個のハロアルキル基を表わすが、好ましくは、水素原
子,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり;R
172は、水素原子,炭素原子数1〜4個のアルキル基,
炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,ハロゲン原子を
表わすが、好ましくは、炭素原子数1〜4個のアルコキ
シ基,ハロゲン原子である。そして、これらのハロアル
キル基は、トリフルオロメチル基が好ましく;アルコキ
シ基は、メトキシ基が好ましく;ハロゲン原子は、塩素
原子が好ましい。R181は、炭素原子数1〜4個のアル
キル基,水素原子,炭素原子数1〜4個のハロアルキル
基,シアノ基,ハロゲン原子を表わすが、好ましくは、
シアノ基,ハロゲン原子であり;R182は、炭素原子数
1〜4個のアルキル基,水素原子,炭素原子数1〜4個
のハロアルキル基,シアノ基,ハロゲン原子を表わす
が、好ましくは、炭素原子数1〜4個のアルキル基,水
素原子である。そして、このハロゲン原子は、塩素原子
が好ましく;アルキル基は、メチル基が好ましい。
【0036】R191は、炭素原子数1〜4個のアルキル
基,水素原子,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,
シアノ基,ハロゲン原子を表わすが、好ましくは、シア
ノ基,ハロゲン原子であり;R192は、炭素原子数1〜
4個のアルキル基,水素原子,水素原子,炭素原子数1
〜4個のハロアルキル基,シアノ基を表わすが、好まし
くは、炭素原子数1〜4個のアルキル基,水素原子であ
る。そして、このハロゲン原子は、塩素原子が好まし
く;アルキル基は、メチル基が好ましい。R201は、炭
素原子数1〜4個のアルキル基,水素原子,炭素原子数
1〜4個のハロアルキル基,シアノ基,ハロゲン原子を
表わすが、好ましくは、シアノ基,ハロゲン原子であ
り;R202は、炭素原子数1〜4個のアルキル基,水素
原子,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,シアノ
基,ハロゲン原子を表わすが、好ましくは、炭素原子数
1〜4個のアルキル基,水素原子である。そして、この
ハロゲン原子は、塩素原子が好ましく;アルキル基は、
メチル基が好ましい。
【0037】化合物(1)としては、前記の各種の置換
基を組み合わせたものを挙げることができるが、さらに
好ましいものは、次の通りである。 (1)R1,R2,R4及びR5が水素原子であり、R3が炭素
原子数1〜4個のハロアルキル基であり、Xが酸素原子
である化合物(1a)。例えば、表1〜4に記載の化合
物1などを挙げることができる。 (2)R1,R4及びR5が水素原子であり、R2がハロゲン
原子であり、R3が炭素原子数1〜4個のハロアルキル
基であり、Xが酸素原子である化合物(1a)。例え
ば、表1〜4に記載の化合物2,3などを挙げることが
できる。 (3)R1,R4及びR5が水素原子であり、R2が炭素原子
数1〜4個のアルコキシ基であり、R3が炭素原子数1
〜4個のハロアルキル基であり、Xが酸素原子である化
合物(1a)。例えば、表1〜4に記載の化合物4など
を挙げることができる。
【0038】(4)R1がハロゲン原子であり、R2,R4
びR5が水素原子であり、R3が炭素原子数1〜4個のハ
ロアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1
a)。例えば、表1〜4に記載の化合物6などを挙げる
ことができる。 (5)R1及びR4がハロゲン原子であり、R2及びR5が水
素原子であり、R3が炭素原子数1〜4個のハロアルキ
ル基であり、Xが酸素原子である化合物(1a)。例え
ば、表1〜4に記載の化合物7などを挙げることができ
る。 (6)R1,R4及びR5が水素原子であり、R2及びR3が炭
素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、Xが酸素原
子である化合物(1a)。例えば、表1〜4に記載の化
合物13などを挙げることができる。 (7) R1,R4及びR5が水素原子であり、R2がシアノ基
であり、R3が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基で
あり、Xが酸素原子である化合物(1a)。例えば、表
1〜4に記載の化合物18などを挙げることができる。
【0039】前記の本発明の化合物(1)の合成法を、
さらに詳細に述べる。化合物(1)は、以下に示す合成
法1〜3の方法によって合成することができる。 (合成法1)化合物(1)は、次に示すように、溶媒
中、化合物(2)と化合物(3)とを反応させることに
よって製造することができる。そして、この反応は、塩
基存在下で行うのが好ましい。
【0040】
【化19】
【0041】(式中、R1〜R5,X’及びYは、前記と
同義である。) 化合物(2)は、特開平10−45735、Heter
ocycle 41巻477−485頁(1995
年)、Synthetic Communicatio
n 19巻 2921−2924頁(1989年)、J
ournal of Medicinal Chemi
stry 30巻 400−405頁(1987年)、
Journal of Medicinal Chem
istry1480−1498頁(1956年)などに
記載の方法で製造した2−アミノフェノール及びと2−
ハロピコリン酸類を反応させることで容易に製造するこ
とができる。
【0042】(合成法2)化合物(1)は、次に示すよ
うに、溶媒中、必要に応じて、塩基又は酸触媒を使用す
ることで化合物(4)と化合物(5)又はその反応性誘
導体を反応することによって製造することができる。
【0043】
【化20】
【0044】(式中、R1〜R3,X及びYは、前記と同
義である。) 化合物(5)は、定法によって2−ハロピコリン酸類と
フェノール類、チオフェノール類を反応させることで容
易に製造することができる。化合物(1)の合成で用い
る溶媒としては、本反応に直接関与しないものであれば
特に限定されず、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類;N,N−ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの双極
性非プロトン溶媒類;ベンゼン、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素類;アセトニトリルなどのニトリル
類;アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ギ
酸、酢酸、プロピオン酸などの有機酸類;それらの混合
溶媒などを挙げることができる。
【0045】化合物(1)の製造に用いる塩基の種類と
しては、例えば、トリエチルアミン、ピリジン、4−
N,N−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチルア
ニリン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタ
ン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−
7−エンなどの有機塩基;アルカリ金属アルコキシド
類;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カ
リウム-t-ブトキシドなどのアルコキシド類;水素化ナ
トリウム、水素化カリウム、ナトリウムアミド、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウムなどの
無機塩基;リチウムジイソプロピルアミド,ビストリメ
チルシリルリチウムアミドを挙げることができる。
【0046】酸触媒の種類としては、例えば、塩酸,硫
酸,硝酸などの鉱酸;ギ酸,酢酸,プロピオン酸,メタ
ンスルホン酸,ベンゼンスルホン酸,Pートルエンスル
ホン酸一水和物などの有機酸;ピリジン塩酸塩、トリエ
チルアミン塩酸塩などのアミン類の酸付加塩;四塩化チ
タン,塩化亜鉛,塩化第一鉄,塩化第二鉄などの金属ハ
ロゲン化物;三フッ化ホウ素・エーテラートなどのルイ
ス酸類を挙げることができる。塩基触媒又は酸触媒の使
用量は、化合物(2)に対して0.001〜1倍モルで
ある。化合物(1)の製造法は、反応濃度が5〜80%
で行うことができる。その製造法において、塩基を用い
る割合は化合物(2)1モルに対して0.5〜2モルの
割合で加えることができるが好ましくは1〜1.2モル
が良い。その反応温度は使用する溶媒の沸点以下で行う
限り特に限定されないが、通常0〜110℃で行うこと
ができる。その反応時間は、前記濃度、温度によって変
化するが、通常0.5〜24時間で行うことができる。
【0047】(合成法3)化合物(1)は、次に示すよ
うに、溶媒中、塩基を使用することで化合物(6)と化
合物(3)又はその反応性誘導体を反応することによっ
て製造することができる。
【0048】
【化21】
【0049】(式中、R1〜R3,X’及びYは、前記と
同義であり;Halは,ハロゲン原子である。) 化合物(1)の合成で用いる溶媒としては、本反応に直
接関与しないものであれば特に限定されず、例えば、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなど
のエーテル類;N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシドなどの双極性非プロトン溶媒類;ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;アセ
トニトリルなどのニトリル類;アセトン、メチルエチル
ケトンなどのケトン類、ギ酸、酢酸、プロピオン酸など
の有機酸類;それらの混合溶媒などを挙げることができ
る。
【0050】化合物(1)の製造に用いる塩基の種類と
しては、例えば、トリエチルアミン、ピリジン、4−
N,N−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチルア
ニリン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタ
ン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−
7−エンなどの有機塩基;アルカリ金属アルコキシド
類;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カ
リウム-t-ブトキシドなどのアルコキシド類;水素化ナ
トリウム、水素化カリウム、ナトリウムアミド、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウムなどの
無機塩基;リチウムジイソプロピルアミド,ビストリメ
チルシリルリチウムアミドを挙げることができる。塩基
触媒の使用量は、化合物(2)に対して0.001〜1
倍モルである。化合物(1)の製造法は、反応濃度が5
〜80%で行うことができる。その製造法において、塩
基を用いる割合は化合物(2)1モルに対して0.5〜
2モルの割合で加えることができるが好ましくは1〜
1.2モルが良い。その反応温度は使用する溶媒の沸点
以下で行う限り特に限定されないが、通常0〜110℃
で行うことができる。その反応時間は、前記濃度、温度
によって変化するが、通常0.5〜24時間で行うこと
ができる。
【0051】このように、合成法1〜3で得られた化合
物(1)としては、後述の表1〜4に化合物1〜84な
どのように記載した化合物(1a)、後述の表5〜26
に化合物Q1〜Q20として記載した化合物(1b)を
挙げることができる。化合物Q1〜Q20で示す化合物
において、表5〜26に記載したように、例えば、化合
物Q1としては、化合物(Q1-1)などを挙げることがで
き;化合物Q2としては、化合物(Q2-1)などを挙げる
ことができる。本発明の除草剤は顕著な除草効果を有し
ており、化合物(1)の1種以上を有効成分として含有
するものである。
【0052】本発明の化合物(1)は、例えば、単子葉
雑草,双子葉雑草に有効であり、水田及び畑作物用除草
剤として使用することができるものである。単子葉雑草
としては、水田雑草であるノビエ,ホタルイ,ミズガヤ
ツリ,タマガヤツリ,ヘラオモダカ,コナギ,ウリカワ
など;畑地雑草であるメヒシバ,オヒシバ,エノコログ
サ,スズメノテッポウ,スズメノカタビラなどを挙げる
ことができる。双子葉雑草としては、水田雑草であるア
ゼナ,キカシグサ,セリなど;畑地雑草であるシロザ,
イヌビユ,イチビ,アサガオ,オナモミ,エビスグサ,
ハコベなどを挙げることができる。
【0053】本発明の化合物(1)は、植物の発芽前及
び発芽後のいずれにおいても施用することができ、播種
前に土壌混和することもできる。本発明の化合物(1)
の投薬量は、化合物の種類、対象植物の種類、適用時
期、適用場所、望むべき効果の性質などに応じて広い範
囲にわたって変えることができるが、一応の目安として
は、1ヘクタール当たり活性化合物として、約0.00
1〜10kg、好ましくは約0.01〜1kgの範囲を
例示することができる。化合物(1)は、単独で使用す
ることもできるが、通常は常法によって、希釈剤,界面
活性剤,分散剤,補助剤などを配合し、例えば、粉剤,
乳剤,微粒剤,粒剤,水和剤,顆粒水和剤,水性懸濁
剤,油性懸濁液,乳濁剤,可溶化製剤,油剤,マイクロ
カプセル剤などの組成物として調製して使用することが
好ましい。
【0054】固体希釈剤としては、例えば、タルク,ベ
ントナイト,モンモリロナイト、クレー,カオリン,炭
酸カルシウム、ケイソウ土,ホワイトカーボン,バーミ
キュライト,消石灰,ケイ砂,硫安,尿素などを挙げる
ことができる。液体希釈剤としては、例えば、炭化水素
類、例えばケロシン,鉱油など;芳香族炭化水素類、例
えばベンゼン,トルエン,キシレン、ジメチルナフタレ
ン、フェニルキシリルエタンなど;塩素化炭化水素類、
例えばクロロホルム,四塩化炭素など;エーテル類、例
えばジオキサン,テトラヒドロフランなど;ケトン類、
例えばアセトン,シクロヘキサノン,イソホロンなど;
エステル類、例えば酢酸エチル,エチレングリコールア
セテート,マレイン酸ジブチルなど;アルコール類、例
えばメタノール,n−ヘキサノール,エチレングリコー
ルなど;極性溶媒類、例えばN,N−ジメチルホルムア
ミド,ジメチルスルホキシド、Nメチルピロリドンな
ど;水などを挙げることができる。
【0055】固着剤及び分散剤としては、例えば、カゼ
イン,ポリビニルアルコール,カルボキシメチルセルロ
ース,ベントナイト,ザンサンガム,アラビアガムなど
を挙げることができる。エアゾール噴射剤としては、例
えば、空気,窒素,炭酸ガス,プロパン、ハロゲン化炭
化水素などを挙げることができる。安定剤としては、例
えば、PAP、BHTなどを挙げることができる。界面
活性剤としては、例えば、アルキルサルフェート塩,ア
ルキルスルホン酸塩,アルキルベンゼンスルホン酸塩、
リグニンスルホン酸塩,ジアルキルスルホコハク酸塩、
ナフタレンスルホン酸塩縮合物、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエ
ーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、アルキ
ルソルビタンエステル、ポリオキシエチレンソルビタン
エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミンなどを挙
げることができる。
【0056】本剤の製造では、前記の希釈剤,界面活性
剤,分散剤及び補助剤をそれぞれの目的に応じて、各々
単独で又は適当に組み合わせて使用することができる。
本発明の化合物(1)を製剤化した場合の有効成分濃度
は、乳剤では通常1〜50重量%,粉剤では通常0.3
〜25重量%,水和剤及び顆粒水和剤では通常1〜90
重量%,粒剤では通常0.5〜10重量%,懸濁剤では
通常0.5〜40重量%,乳濁剤では通常1〜30重量
%、可溶化製剤では通常0.5〜20重量%、エアゾー
ルでは通常0.1〜5重量%である。これらの製剤を適
当な濃度に希釈して、それぞれの目的に応じて、植物茎
葉,土壌,水田の水面に散布するか、又は直接施用する
ことによって各種の用途に供することができる。
【0057】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。なお、これらの実施例は、本発明の範囲を限定す
るものではない。 実施例1〔化合物(1)〕の合成
【0058】(1)6−(5−クロロベンゾオキサゾール
−2−イル)−2−(3−トリフルオロメチルフェニル
ノキシ)ピリジン(化合物3)の合成 第1工程:2−クロロ−6−(5−クロロ−ベンゾオキ
サゾ−2−イル)ピリジンの合成。 6−クロロピコリン酸クロライド2.0g(11.4m
mol),2−アミノ−4−クロロフェノール1.6g
(11.4mmol)及びp−トルエンスルホン酸・1
酸水和物0.1gをキシレン60mlに溶解し、8時間
加熱還流した。室温まで冷却後、キシレンを減圧留去し
て得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(和光純薬
製のWakogel C−300、トルエン溶出)によ
って単離し、目的化合物0.38g(収率は13%)を
得た。 第2工程:6−(5−クロロベンゾオキサゾール−2−
イル)−2−(3−トリフルオロメチルフェニルノキ
シ)ピリジンの合成。 2−クロロ−6−(5−クロロ−ベンゾオキサゾ−2−
イル)ピリジン0.38g(1.43mmol),3−
トリフルオロメチルフェノール0.28g(1.72m
mol)及び炭酸カリウム0.3g(2.15mmo
l)をN,N−ジメチルホルムアミド30mlに溶解
し、8時間加熱還流した。反応溶液を室温まで冷却後、
トルエン,2N水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、有機
層を硫酸ナトリウムで乾燥し、トルエンを減圧留去して
得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(和光純薬製
のWakogel C−300、n−ヘキサン:酢酸エ
チル=10:1溶出)によって目的である化合物3を
0.10g(収率は18%)を得た。
【0059】(2)6−(6−フルオロベンゾオキサゾー
ル−2−イル)−2−(3−トリフルオロメチルフェニ
ルノキシ)ピリジン(化合物6)の合成 第1工程:6−クロロピコリン酸クロライドの合成。 6−ヒドロキシピコリン酸20g(144mmol)に
オキシ塩化リン50.6g(330mmol)及び五塩
化リン99.8g(479mmol)を加え、90℃で
8時間撹拌した。冷却後、ギ酸8.6gを加え、エバポ
レーターによって濃縮し、目的化合物6−クロロピコリ
ン酸クロライドを定量的に得た。
【0060】第2工程:N−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−6−クロロピコリン酸アニリドの合成。 100mlのトルエン中に、2,4−ジフルオロアニリ
ン5.8g(45mmol),トリエチルアミン5.5
g(54mmol)を加え、6−クロロピコリン酸クロ
ライド7.9g(45mmol)のトルエン溶液20m
lを徐々に加え、室温下5時間撹拌した。トルエンを加
え、有機層を水,飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。エバポレーターで濃縮後、得られた結
晶をヘキサンで洗浄して目的化合物6.56g(収率は
54%)を得た。
【0061】第3工程:6−(6−フルオロベンゾオキ
サゾール−2−イル)−2−(3−トリフルオロメチル
フェニルノキシ)ピリジンの合成。 50mlのN,N−ジメチルホルムアミド中に、3−ト
リフルオロメチルフェノール1.8g(11.2mmo
l),N−(2,4−ジフルオロフェニル)−6−クロ
ロピコリン酸アニリド2.0g(7.4mmol)及び
炭酸カリウム4.1g(29.6mmol)を加え、1
2時間加熱還流した。室温まで冷却後、トルエンを加
え、有機層を水,飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。抽出液をエバポレーターで濃縮後、得
られた残渣をカラムクロマトグラフィー(和光純薬製の
Wakogel C−300、溶出液はトルエン)によ
って目的物である化合物6を0.85g(収率は31
%)を得た。
【0062】(3)2−(1−メチル−3−トリフルオロ
メチルピラゾ−5−イルオキシ)−6−(5−クロロ−
ベンゾオキサゾ−2−イル)ピリジン〔化合物(Q3)
の化合物(Q3-1)〕の合成 60%水素化ナトリウム0.10gのN,N−ジメチル
ホルムアミド溶液中に1−メチル−5−ヒドロキシ−3
−トリフルオロメチルピラゾール0.34g(2.04
mmol)を加え、室温下15分撹拌した。2−クロロ
−6−(5−クロロ−ベンゾオキサゾ−2−イル)ピリ
ジン0.36g(1.36mmol)を加え、110℃
で24時間撹拌した。反応溶液を室温まで冷却後、トル
エン,2N水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、有機層を
硫酸ナトリウムで乾燥し、トルエンを減圧留去して得ら
れた残渣をカラムクロマトグラフィー(和光純薬製のW
akogel C−300、n−ヘキサン:酢酸エチル
=10:1溶出)によって目的化合物0.06g(収率
は11%)を得た。
【0063】(4)表1〜24中の化合物(1)の合成 前記(1)〜(3)の方法に準じて、表1〜24中のその他の
化合物(1)を合成した。以上の様にして合成した化合
物(1)の内の化合物(1a)を、表1〜3に,化合物
(1b)を化合物(Q1)〜(Q20)として表4〜2
4に,中間体を表25と26に、それらの物性と共に示
す。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】
【0068】
【表5】
【0069】
【表6】
【0070】
【表7】
【0071】
【表8】
【0072】
【表9】
【0073】
【表10】
【0074】
【表11】
【0075】
【表12】
【0076】
【表13】
【0077】
【表14】
【0078】
【表15】
【0079】
【表16】
【0080】
【表17】
【0081】
【表18】
【0082】
【表19】
【0083】
【表20】
【0084】
【表21】
【0085】
【表22】
【0086】
【表23】
【0087】
【表24】
【0088】
【表25】
【0089】
【表26】
【0090】実施例2〔製剤の調製〕 (1)粒剤の調製 化合物1を5重量部,ベントナイト35重量部,タルク
57重量部,デシルベベンゼンスルホン酸ソーダ1重量
部及びリグニンスルホン酸ソーダ2重量部を均一に混合
し、次いで少量の水を添加して混練した後、押し出し造
粒、乾燥して粒剤を得た。
【0091】(2)水和剤の調製 化合物1を10重量部,カオリンクレー70重量部,ホ
ワイトカーボン18重量部,ドデシルベベンゼンスルホ
ン酸ソーダ1.5重量部及びβ−ナフタレンスルホン酸
ソーダホルマリン縮合物0.5重量部とを均一に混合
し、次いでエアミル粉砕して水和剤を得た。
【0092】(3)乳剤の調製 化合物1を20重量部及びキシレン70重量部に、ソル
ポール3005X(商品名;東邦化学製)10重量部を
加えて均一に混合し、溶解して乳剤を得た。
【0093】(4)粉剤の調製 化合物1を5重量部,タルク50重量部及びカオリンク
レー45重量部を均一に混合して粉剤を得た。
【0094】実施例3(除草活性試験) (1)水田除草試験 1/5000アールのワグネルポットに宇部土壌(沖積
埴壌土)を充填し、稚苗イネ,ノビエ,ホタルイ,ミズ
ガヤツリ,ウリカワの種子又は塊茎を植え、水を加えて
水深3cmの状態にした。実施例2に準じて調整した表
1〜24に示す目的化合物(1)の水和剤を、界面活性
剤(0.05%)を含む水で希釈し、ノビエ1.5葉期
にこれらの各薬液中における化合物(1)の有効濃度が
500g/haとなるようにピペットを用いて滴下処理
した。そして平均気温25℃のガラス室で3週間管理し
た後に、それらの除草効果を調査した。除草効果の評価
は、無処理区の状態と比較して、以下の6段階で示し
た。 [0:正常発育、1:僅少害、2:小害、3:中害、
4:大害、5:完全枯死] なお、未試験は、表中で「−」とした。その結果を、表
27に示す。
【0095】
【表27】
【0096】(2)畑作土壌処理試験 1/5000アールのワグネルポットに宇部土壌(沖積
埴壌土)を充填し、トウモロコシ,ダイズ,ワタ,コム
ギ,ソルガム,シュガービート,メヒシバ,ノビエ,エ
ノコログサ,ブラックグラス,スズメノカタビラ,シロ
ザ,イヌビユ,イチビ,アサガオ,オナモミ,エビスグ
サの種子を植えて覆土した。実施例2に準じて調整した
表1〜24に示す目的化合物(1)の水和剤を、界面活
性剤(0.05%)を含む水で希釈し、これらの各薬液
中における化合物(1)の有効濃度が500g/haと
なるように各土壌表層に均一に噴霧した。そして平均気
温25℃のガラス室で3週間管理した後に、それらの除
草効果を調査した。除草効果の評価は、前記の(1)と
同様に行った。その結果を、表28に示す。
【0097】
【表28】
【0098】(3)畑作茎葉処理試験 1/5000アールのワグネルポットに火山灰土壌を充
填し、トウモロコシ,ダイズ,ワタ,コムギ,ソルガ
ム,シュガービート,メヒシバ,ノビエ,エノコログ
サ,ブラックグラス,スズメノカタビラ,シロザ,イヌ
ビユ,イチビ,アサガオ,オナモミ,エビスグサの種子
を植えて覆土し、平均気温25℃のガラス室で約2週間
栽培した。各植物が適度に生育した時期に、実施例2に
準じて調整した表1〜24に示す目的化合物(1)の水
和剤を、界面活性剤(0.05%)を含む水で500p
pmに希釈し、前記の各植物体に均一に噴霧した。そし
て平均気温25℃のガラス室で3週間管理した後に、そ
れらの除草効果を調査した。除草効果の評価は、前記の
(1)と同様に行った。その結果を、表29に示す。
【0099】
【表29】
【0100】
【発明の効果】本発明のベンゾオキサゾール誘導体を有
効成分として含有することを特徴とする除草剤は、優れ
た除草効果を有するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅原 健彦 山口県宇部市大字小串1978番地の5 宇部 興産株式会社宇部研究所内 (72)発明者 清水 基久 山口県宇部市大字小串1978番地の5 宇部 興産株式会社宇部研究所内 (72)発明者 中村 明 山口県宇部市大字小串1978番地の5 宇部 興産株式会社宇部研究所内 Fターム(参考) 4C063 AA01 AA03 BB01 BB08 BB09 CC52 CC62 CC67 CC75 CC92 DD12 EE03 4H011 AB01 AB02 BA01 BB10 BC01 BC07 BC18 BC20 DA02 DA15 DA16 DD01 DD03 DD04 4H039 CA61 CD10 CD20 CD40

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次式(1): 【化1】 で示されるベンゾオキサゾール誘導体。なお、式中のR
    1〜R3,X,Zは、次の通りである。R1は、水素原
    子,炭素原子数1〜4個のアルキル基,ニトロ基,シア
    ノ基,ハロゲン原子を表わす。R2は、水素原子,ハロ
    ゲン原子,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,ニトロ
    基,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基を有するアルコ
    キシカルボニル基,シアノ基,炭素原子数1〜4個のハ
    ロアルキル基を表わす。R3は、炭素原子数1〜4個の
    ハロアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルキルスルホ
    ニル基,シアノ基,炭素原子数1〜4個のハロアルコキ
    シ基,水素原子,ハロゲン原子を表わす。Xは、O,S
    (O)n,NR6を表わす。nは、0〜2の整数を表わ
    す。R6は、水素原子,炭素原子数1〜4個のアルコキ
    シ基を表わす。Zは、次式: 【化2】 (式中、R4は、水素原子,ハロゲン原子,シアノ基,
    炭素原子数1〜4個のハロアルキル基を表わし;R
    5は、水素原子,炭素原子数1〜4個のアルキル基,炭
    素原子数1〜4個のアルコキシ基,ハロゲン原子,炭素
    原子数1〜4個のハロアルキル基を表わす。)又はヘテ
    ロ環を表わす。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のヘテロ環が、異項環原子
    として酸素原子,硫黄原子,窒素原子から選ばれたもの
    を有することを特徴とする化合物。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のヘテロ環が、フリル基、
    チエニル基、ピラゾイル基、2−イミダゾイル基、2−
    オキザゾイル基、2−チアゾイル基、1,2,3−トリ
    アゾイル基、1,2,4−トリアゾイル基、1,2,3
    −チアジアゾイル基、テトラゾイル基、ピリジル基、ピ
    リミジリル基、チアゾリル基、ベンゾオキサゾイル基、
    ベンゾチアゾイル基、ベンゾイミダゾイル基であること
    を特徴とする化合物。
  4. 【請求項4】次式(1a): 【化3】 (式中、R1〜R5及びXは、請求項1の記載と同義であ
    る。)で示されるベンゾオキサゾール誘導体。
  5. 【請求項5】次式(1b): 【化4】 (式中、R1〜R3及びQは、請求項1の記載と同義であ
    る。)で示されるベンゾオキサゾール誘導体。
  6. 【請求項6】次式(2): 【化5】 (式中、R1〜R3は、請求項1の記載と同義であり;Y
    は、ハロゲン原子,メタンスルフォニルオキシ基,p−
    トルエンスルフォニルオキシ基を表わす。)で表される
    化合物(2)と次式(3): 【化6】 (式中、R4及びR5は、請求項1の記載と同義であり;
    X’は、酸素原子,イオウ原子を表す。)で示される化
    合物(3)とを、溶媒中、塩基存在下で反応することを
    特徴とする次式(1a’): 【化7】 (式中、R4〜R5及びX’は、前記と同義である。)で
    示される化合物(1a’)の製法。
  7. 【請求項7】次式(4): 【化8】 (式中、R1及びR2は、請求項1の記載と同義であ
    る。)で表される化合物(4)と次式(5): 【化9】 (式中、R3,X及びZは、請求項1の記載と同義であ
    り;Wは、ハロゲン原子,水酸基,炭素原子数1〜4個
    のアルコキシ基を表わす。)で示される化合物(5)で
    示されるカルボン酸又はその反応性誘導体とを反応させ
    ることを特徴とする、請求項1記載の式(1)で示され
    る化合物(1)の製法。
  8. 【請求項8】請求項1の式(1)で示される化合物
    (1)を有効成分とする除草剤。
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