JP4484308B2 - ベンゾオキサゾール誘導体,その製造方法及び除草剤 - Google Patents

ベンゾオキサゾール誘導体,その製造方法及び除草剤 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はベンゾオキサゾール誘導体,その製造方法及びそれを有効成分として含有することを特徴とする除草剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明の化合物(1)の近似化合物としては、特開平10−139767に記載された、次式:
【化7】
Figure 0004484308
(式中、R1〜R5及びR7は、水素原子,炭素原子数1〜6個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ基,ハロゲン原子,ニトロ基を表わす。A及びBは、O,Sを表わす。R8は、水素原子,炭素原子数1〜6個のアルキル基などを表わす。R9は、炭素原子数1〜6個のアルキル基などを表わす。)
で示される化合物がある。
しかし、本発明の化合物とは、少なくとも−NR8CBR9部位が異なる化合物である。
従って、本発明の化合物(1)は新規化合物であることから、その用途も知られていなかった。また、その合成中間体となる化合物(6)も新規化合物である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、ベンゾオキサゾール誘導体,その製造方法及びそれを有効成分とする除草剤を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記の課題を解決するために検討した結果、新規なベンゾオキサゾール誘導体を有効成分とする薬剤が、除草剤として有効であることを見い出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、次の通りである。
第1の発明は、次式(1):
【0005】
【化8】
Figure 0004484308
【0006】
(式中、R1〜R4は、水素原子,炭素原子数1〜6個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ基,ハロゲン原子,ニトロ基,シアノ基,カルボキシル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシカルボニル基,R8S(O)n,R9NH基を表わす。R8は、炭素原子数1〜6個のアルキル基を表わす。nは、0〜2の整数を表わす。R9は、水素原子,炭素原子数1〜4個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルキルカルボニル基を表わす。R5は、水素原子,炭素原子数1〜6個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ基,ハロゲン原子,ニトロ基,シアノ基,R8S(O)nを表わす。R6は、水素原子,炭素原子数1〜6個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,ハロゲン原子,シアノ基,ニトロ基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基を表わす。R7は、水素原子,炭素原子数1〜6個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,フェニル基を表わす。Xは、O,S,SO,SO2を表わす。)
で示されるベンゾオキサゾール誘導体に関するものである。
第2の発明は、次式(2):
【0007】
【化9】
Figure 0004484308
【0008】
(式中、R1〜R4及びR7は、前記と同義である。Yは、ハロゲン原子,メタンスルフォニルオキシ基,p−トルエンスルフォニルオキシ基を表わす。)
で表わされる化合物(2)を、
次式(3):
【0009】
【化10】
Figure 0004484308
【0010】
(式中、R5及びR6は、前記と同義である。X’は、酸素原子,イオウ原子を表わす。)
で示される化合物と溶媒中、塩基存在下で反応することを特徴とする前記の式(1)でXが酸素原子又は硫黄原子である化合物(1’)の製造方法に関するものである。
第3の発明は、次式(4):
【0011】
【化11】
Figure 0004484308
【0012】
(式中、R1〜R4は、前記と同義である。)
で表わされる化合物(4)を、
次式(5):
【0013】
【化12】
Figure 0004484308
【0014】
(式中、R5〜R7及びXは、前記と同義である。)
で示されるカルボン酸である化合物(5)又はその反応性誘導体と反応させることを特徴とする、前記の式(1)で示される化合物(1)の製造方法に関するものである。
第4の発明は、次式(6):
【0015】
【化13】
Figure 0004484308
【0016】
(式中、R1〜R7及びX’は、前記と同義である。)
で示される化合物に関するものである。
第5の発明は、前記の化合物(1)を有効成分とする除草剤に関するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
なお、本発明の説明において、化学式に付した括弧付きアラビア数字をもって、化合物(数字)とも称する〔例えば、式(1)で示されるものを化合物(1)とも称する。〕。
本発明の化合物(1)〜(6)で表したR1〜R7,X,X’,Yなどの記号は、次の通りである。
【0018】
〔R1〜R4
1〜R4としては、水素原子,炭素原子数1〜6個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ基,ハロゲン原子,ニトロ基,シアノ基,カルボキシル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシカルボニル基,R8S(O)n,R9NH基を挙げることができる。
なお、R8は炭素原子数1〜6個のアルキル基を表し;nは0〜2の整数を表し;R9は、水素原子,炭素原子数1〜4個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルキルカルボニル基を示す。
【0019】
(1)R1〜R4において
アルキル基は、直鎖又は分枝状のものであるが;好ましくは、炭素原子数が1〜4個のものであり;さらに好ましくは、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基を挙げることができる。)。
アルコキシ基は、直鎖又は分枝状のものであるが;好ましくは、炭素原子数が1〜4個のものであり;さらに好ましくは、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、メトキシ基,エトキシ基,プロピルオキシ基,イソプロピルオキシ基を挙げることができる。)。
【0020】
ハロアルキル基は、直鎖又は分枝状のもので、;好ましくは、フッ素原子,塩素原子,臭素原子,ヨウ素原子を有する炭素原子数が1〜4個のものであり;さらに好ましくは、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、クロロメチル基、クロロエチル基、トリフルオロメチル基を挙げることができる。)。
ハロアルコキシ基は、直鎖又は分枝状のもので、;好ましくは、炭素原子数が1〜4個のものであり;さらに好ましくは、フッ素原子,塩素原子,臭素原子,ヨウ素原子を有する炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、トリフルオロメトキシ基、トリフルオロエトキシ基を挙げることができる。)。
ハロゲン原子は、フッ素原子,塩素原子,臭素原子,ヨウ素原子であるが;好ましくは、塩素原子である。
アルコキシカルボニル基は、直鎖又は分枝状のものであるが;好ましくは、炭素原子数が1〜4個のアルコキシを有するものであり;さらに好ましくは、炭素原子数が1〜3個のアルコキシを有するものである(例えば、メトキシカルボニル基,エトキシカルボニル基,イソプロポキシカルボニル基を挙げることができる。)。
【0021】
(2)R8において
8は、直鎖状又は分枝状のアルキル基であり;好ましくは、炭素原子数が1〜4個であり;さらに好ましくは、炭素原子数が1〜3個である(例えば、メチル基などを挙げることができる。)。
(3)nにおいて
nは、0,1,2の整数であり;好ましくは0又は2である。
(4)R9において
9としては、水素原子,炭素原子数1〜4個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルキルカルボニル基を挙げることができる。
アルキル基は、直鎖状又は分枝状のものであるが;好ましくは、炭素原子数が1〜4個のものであり;さらに好ましくは、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、メチル基,エチル基,プロピル基を挙げることができる。)。
アルキルカルボニル基は、直鎖状又は分枝状のものであるが;好ましくは、炭素原子数が1〜3個のアルキルを有するものであり;さらに好ましくは、炭素原子数が1又は2個のアルキルを有するものである(例えば、メチルカルボニル基,エチルカルボニル基を挙げることができる。)。
【0022】
〔R5
5としては、水素原子,炭素原子数1〜6個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ基,ハロゲン原子,ニトロ基,シアノ基,R8S(O)nを挙げることができる。
アルキル基は前記の「(1)R1〜R4において」で記載したものを挙げることができる。
アルコキシ基は前記の「(1)R1〜R4において」で記載したものを挙げることができる。
ハロアルキル基は、前記の「(1)R1〜R4において」で記載したものを挙げることができる。
ハロアルコキシ基は、前記の「(1)R1〜R4において」で記載したものを挙げることができる。
8は、前記と同義である。
【0023】
6としては、水素原子,炭素原子数1〜6個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,ハロゲン原子,シアノ基,ニトロ基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基を挙げることができる。
アルキル基は、前記の「(1)R1〜R4において」で記載したものを挙げることができる。
アルコキシ基は、前記の「(1)R1〜R4において」で記載したものを挙げることができる。
〔R7
7としては、水素原子,炭素原子数1〜6個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,フェニル基を挙げることができる。
アルキル基は、直鎖又は分枝状のものであるが;好ましくは、炭素原子数が1〜4個のものであり;さらに好ましくは、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基を挙げることができる。)。
ハロアルキル基は、直鎖又は分枝状のものであるが;好ましくは、フッ素原子,塩素原子,臭素原子,ヨウ素原子を有する炭素原子数が1〜4個のものであり;さらに好ましくは、炭素原子数が1〜3個のものである(例えば、クロロメチル基,クロロエチル基,トリフルオロメチル基を挙げることができる。)。
フェニル基は、無置換又は置換基を有するものを挙げることができる。
【0024】
〔X〕
Xとしては、O,S,SO,SO2を挙げることができるが;好ましくは、Oである。
〔X’〕
X’としては、O,Sを挙げることができるが;好ましくは、Oである。
【0025】
化合物(1)としては、前記の各種の置換基を組み合わせたものを挙げることができるが、好ましいものは次の通りである。
(1)R1,R3及びR4が水素原子であり、R2及びR6がハロゲン原子であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物9,27などを挙げることができる。
(2)R1,R3,R4及びR6が水素原子であり、R2がハロゲン原子であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物10などを挙げることができる。
(3)R1,R3及びR4が水素原子であり、R2がニトロ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R6がハロゲン原子であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物39などを挙げることができる。
【0026】
(4)R1,R3,R4及びR6が水素原子であり、R2及びR5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物86,94などを挙げることができる。
(5)R1,R3及びR4が水素原子であり、R2及びR5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R6がハロゲン原子であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物93,101などを挙げることができる。
(6)R1,R2及びR4が水素原子であり、R3及びR6がハロゲン原子であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物119,137,139,141,165,171,438,441,476などを挙げることができる。
【0027】
(7)R1,R2,R4及びR6が水素原子であり、R3がハロゲン原子であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物120,138,140,142,166,172などを挙げることができる。
【0028】
(8)R1,R2及びR4が水素原子であり、R3がニトロ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R6がハロゲン原子であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物177,432などを挙げることができる。
(9)R1,R2,R4及びR6が水素原子であり、R3がニトロ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物178などを挙げることができる。
(10)R1,R2及びR4が水素原子であり、R3がシアノ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R6がハロゲン原子であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物189などを挙げることができる。
【0029】
(11)R1,R2,R4及びR6が水素原子であり、R3がシアノ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物190,192などを挙げることができる。
(12)R1,R2及びR4が水素原子であり、R3及びR5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R6がハロゲン原子であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物197,199などを挙げることができる。
【0030】
(13)R1,R2,R4及びR6が水素原子であり、R3及びR5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物198,200などを挙げることができる。
【0031】
(14)R1及びR4が水素原子であり、R2がニトロ基であり、R3及びR6がハロゲン原子であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物284,286,493,494などを挙げることができる。
(15)R1及びR4が水素原子であり、R2,R3及びR6がハロゲン原子であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物334などを挙げることができる。
(16)R1,R4及びR6が水素原子であり、R2及びR7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、R3がハロゲン原子であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物339などを挙げることができる。
【0032】
(17)R1及びR4が水素原子であり、R2及びR7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、R3及びR6がハロゲン原子であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物340などを挙げることができる。
(18)R1及びR4が水素原子でありR2及びR6がハロゲン原子であり、R3がシアノ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物346,348,517,530,533,534などを挙げることができる。
(19)R1,R2,R4及びR6が水素原子であり、R3がハロゲン原子であり、R5がシアノ基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物353,457などを挙げることができる。
【0033】
(20)R1,R2,R4及びR6が水素原子であり、R3及びR5がシアノ基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物392,393などを挙げることができる。
(21)R1,R2,R4及びR6が水素原子であり、R3がシアノ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物396などを挙げることができる。
(22)R1,R2,R4及びR6が水素原子であり、R3がハロゲン原子であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物447などを挙げることができる。
(23)R1,R2,R4及びR6が水素原子であり、R3がニトロ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物450などを挙げることができる。
【0034】
(24)R1及びR4が水素原子であり、R2がシアノ基であり、R3及びR6がハロゲン原子であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物310などを挙げることができる。
(25)R1,R4及びR6が水素原子であり、R2及びR3がシアノ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物315,317などを挙げることができる。
(26)R1及びR4が水素原子であり、R2及びR3がシアノ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R6がハロゲン原子であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物316,318などを挙げることができる。
(27)R1,R4及びR6が水素原子であり、R2及びR5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R3がハロゲン原子であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物471,474などを挙げることができる。
【0035】
(28)R1,R2及びR4が水素原子であり、R3が炭素原子数1〜4個のアルキルスルホニル基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R6がハロゲン原子であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物215,217などを挙げることができる。
(29)R1,R2,R4及びR6が水素原子であり、R3が炭素原子数1〜4個のアルキルスルホニル基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物216などを挙げることができる。
(30)R1,R4及びR6が水素原子であり、R2が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、R3がハロゲン原子であり、R5がシアノ基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物481,484,などを挙げることができる。
(31)R1及びR4が水素原子であり、R2が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、R3が炭素原子数1〜4個のアルキルスルホニル基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R6がハロゲン原子であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物487,488などを挙げることができる。
【0036】
(32)R1,R4及びR6が水素原子であり、R2が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、R3が炭素原子数1〜4個のアルキルスルホニル基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物489,490などを挙げることができる。
(33)R1,R4及びR6が水素原子であり、R2が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、R3が炭素原子数1〜4個のアルキルスルホニル基であり、R5がシアノ基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物491,492などを挙げることができる。
(34)R1,R4及びR6が水素原子であり、R2及びR3がハロゲン原子であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物496,497などを挙げることができる。
【0037】
(35)R1,R4及びR6が水素原子であり、R2及びR3がハロゲン原子であり、R5がシアノ基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物498,501などを挙げることができる。
(36)R1,R2及びR4が水素原子であり、R3が炭素原子数1〜6個のアルコキシ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R6がハロゲン原子であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物503などを挙げることができる。
(37)R1,R2,R4及びR6が水素原子であり、R3が炭素原子数1〜4個のアルキルスルホニル基であり、R5がシアノ基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物507,508などを挙げることができる。
(38)R1,R2及びR4が水素原子であり、R3が炭素原子数1〜4個のアルキルスルホニル基であり、R5がシアノ基であり、R6がハロゲン原子であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物509などを挙げることができる。
【0038】
(39)R1,R2,R4及びR6が水素原子であり、R3及びR5が炭素原子数1〜4個のアルキルスルホニル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物513などを挙げることができる。
(40)R1,R2及びR4が水素原子であり、R3が炭素原子数1〜4個のアルキルカルボニルアミノ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R6がハロゲン原子であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物518などを挙げることができる。
【0039】
(41)R1,R4及びR6が水素原子であり、R2及びR3がシアノ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物527などを挙げることができる。
(42)R1,R4及びR6が水素原子であり、R2がハロゲン原子であり、R3がシアノ基であり、R5が炭素原子数1〜4個のハロアルキル基であり、R7が炭素原子数1〜6個のアルキル基であり、Xが酸素原子である化合物(1)。
例えば、表1〜22中に記載の化合物529,532などを挙げることができる。
【0040】
本発明のXが酸素原子又は硫黄原子である化合物(1)〔化合物(1’)〕は、次に示すように、化合物(2)と化合物(3)とを溶媒中、塩基存在下で反応させることによって得ることができる。
【0041】
【化14】
Figure 0004484308
【0042】
(式中、R1〜R7,X’及びYは、前記と同義である。)
化合物(2)は、例えば、特開平10−45735号公報、ヘテロサイクル(Heterocycle)41巻 477−485頁(1995年)、シンセティック・コミニケーション(Synthetic Communication)19巻 2921−2924頁(1989年)、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(Journal of Medicinal Chemistry)30巻 400−405頁(1987年)などに記載の方法で製造した2−アミノフェノールと、2−ハロカルボン酸類とを反応させることで容易に製造することができる。
化合物(3)は、例えば、市販又は常法により合成したフェノール類,チオフェノール類を反応に用いることができる。
【0043】
或いは、化合物(1)は、次に示すように、溶媒中、必要に応じて、塩基又は酸触媒を使用することで、化合物(4)と化合物(5)又はその反応性誘導体を反応させることによって製造することができる。
【0044】
【化15】
Figure 0004484308
【0045】
(式中、R1〜R7及びXは、前記と同義である。)
化合物(4)は、例えば、市販又は常法により合成したニトロフェノール類を還元することによって得ることができる。
化合物(5)は、定法により、2−ハロアルカン類とフェノール類もしくはチオフェノール類とを反応させることによって容易に製造することができる。
そして、この化合物(4)と化合物(5)とを反応させることによって、化合物(1)が生じる前に、
次式(6):
【0046】
【化16】
Figure 0004484308
【0047】
(式中、R1〜R7及びX’は、前記と同義である。)
で示される中間体化合物である化合物(6)が生じる。
そこで、化合物(1)の合成方法としては、一旦、単離した化合物(6)を用いて化合物(1)を製造するか、又は単離せずにそのまま反応させることによって化合物(1)を製造することもできる。
化合物(1)の具体例としては、表1〜22中に示した化合物1〜536などを挙げることができる。
化合物(6)の具体例としては、表23中に示した化合物(6-1)〜(6-4)などを挙げることができる。
【0048】
化合物(1)の合成で用いる溶媒としては、本反応に直接関与しないものであれば特に限定されず、例えば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類;N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの双極性非プロトン溶媒類;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素類;アセトニトリルなどのニトリル類;アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類、ギ酸、酢酸、プロピオン酸などの有機酸類、それらの混合溶媒などを挙げることができる。
化合物(1)の製造に用いる塩基の種類としては、例えば、トリエチルアミン、ピリジン、4−N,N−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンなどの有機塩基;アルカリ金属アルコキシド類;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム-t-ブトキシドなどのアルコキシド類;水素化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムアミド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウムなどの無機塩基;リチウムジイソプロピルアミド,ビストリメチルシリルリチウムアミドを挙げることができる。
【0049】
酸触媒の種類としては、例えば、塩酸,硫酸,硝酸などの鉱酸;ギ酸,酢酸,プロピオン酸,メタンスルホン酸,ベンゼンスルホン酸,Pートルエンスルホン酸一水和物などの有機酸;ピリジン塩酸塩、トリエチルアミン塩酸塩などのアミン類の酸付加塩;四塩化チタン,塩化亜鉛,塩化第一鉄,塩化第二鉄などの金属ハロゲン化物;三フッ化ホウ素・エーテラートなどのルイス酸類を挙げることができる。
塩基触媒又は酸触媒の使用量は、化合物(2)に対して0.001〜1倍モルである。
化合物(1)の製造法は、反応濃度が5〜80%で行うことができる。
その製造法において、塩基を用いる割合は化合物(2)1モルに対して0.5〜2モルの割合で加えることができるが好ましくは1〜1.2モルが良い。
その反応温度は使用する溶媒の沸点以下で行う限り特に限定されないが、通常0〜110℃で行うことができる。
その反応時間は、前記濃度、温度によって変化するが、通常0.5〜24時間で行うことができる。
【0050】
本発明の除草剤は白化作用による顕著な除草効果を有しており、化合物(1)の1種以上を有効成分として含有するものである。
本発明の活性化合物は、単子葉雑草,双子葉雑草に有効であり、水田及び畑作物用の除草剤として使用することができる。
単子葉雑草としては、ノビエ,ホタルイ,ミズガヤツリ,タマガヤツリ,ヘラオモダカ,コナギ,ウリカワなどの水田雑草;メヒシバ,オヒシバ,エノコログサ,スズメノテッポウ,スズメノカタビラなどの畑地雑草を挙げることができる。
双子葉雑草としては、アゼナ,キカシグサ,セリなどの水田雑草;シロザ,イヌビユ,イチビ,アサガオ,オナモミ,エビスグサ,ハコベなどの畑地雑草を挙げることができる。
【0051】
本発明の活性化合物は、植物の発芽前および発芽後のいずれにおいても施用することができ、また、播種前に土壌混和することもできる。
本発明の活性化合物の投薬量は、化合物の種類,対象植物の種類,適用時期,適用場所,望むべき効果の性質などに応じて広い範囲にわたって変えることができるが、一応の目安としては、1ヘクタール当たり活性化合物として約0.001〜10kg、好ましくは約0.01〜1kgの範囲を例示することができる。
化合物(1)は、単独で使用することもできるが、通常は常法によって、希釈剤,界面活性剤,分散剤,補助剤などを配合し、例えば、粉剤,乳剤,微粒剤,粒剤,水和剤,顆粒水和剤、水性懸濁剤、油性懸濁液,乳濁剤、可溶化製剤、油剤、マイクロカプセル剤などの組成物として調製して使用することが好ましい。
【0052】
固体希釈剤としては、例えば、タルク,ベントナイト,モンモリロナイト、クレー,カオリン,炭酸カルシウム、ケイソウ土,ホワイトカーボン,バーミキュライト,消石灰,ケイ砂,硫安,尿素などが挙げられる。液体希釈剤としては、例えば、炭化水素類、例えばケロシン,鉱油など;芳香族炭化水素類、例えばベンゼン,トルエン,キシレン、ジメチルナフタレン、フェニルキシリルエタンなど;塩素化炭化水素類、例えばクロロホルム,四塩化炭素など;エーテル類、例えばジオキサン,テトラヒドロフランなど;ケトン類、例えばアセトン,シクロヘキサノン,イソホロンなど;エステル類、例えば酢酸エチル,エチレングリコールアセテート,マレイン酸ジブチルなど;アルコール類、例えばメタノール,n−ヘキサノール,エチレングリコールなど;極性溶媒類、例えばジメチルホルムアミド,ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドンなど;水などが挙げられる。
【0053】
固着剤及び分散剤としては、例えば、カゼイン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ベントナイト、キサンタンガム、アラビアガムなどが挙げられる。
エアゾール噴射剤としては、例えば、空気,窒素,炭酸ガス,プロパン、ハロゲン化炭化水素などが挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、アルキルサルフェート塩,アルキルスルホン酸塩,アルキルベンゼンスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩,ジアルキルスルホコハク酸塩、ナフタレンスルホン酸塩縮合物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエステル、アルキルソルビタンエステル、ポリオキシエチレンソルビタンエステル、ポリオキシエチレンアルキルアミンなどを挙げることができる。
【0054】
本剤の製造では、前記の希釈剤,界面活性剤,分散剤及び補助剤をそれぞれの目的に応じて、各々単独で又は適当に組み合わせて使用することができる。
本発明の化合物(1)を製剤化した場合の有効成分濃度は、乳剤では通常1〜50重量%,粉剤では通常0.3〜25重量%,水和剤及び顆粒水和剤では通常1〜90重量%,粒剤では通常0.5〜10重量%,懸濁剤では通常0.5〜40重量%,乳濁剤では通常1〜30重量%、可溶化製剤では通常0.5〜20重量%、エアゾールでは通常0.1〜5重量%である。
これらの製剤を適当な濃度に希釈して、それぞれの目的に応じて、植物茎葉,土壌,水田の水面に散布するか、又は直接施用することによって各種の用途に供することができる。
【0055】
【実施例】
以下、本発明を実施例によって具体的に説明する。なお、これらの実施例は、本発明の範囲を限定するものではない。
実施例1〔化合物(1)の合成〕
(1)1−(5−フルオロベンゾオキサゾール−2−イル)−1−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロパン〔化合物119〕の合成
第一工程:2−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ブタン酸30gに塩化チオニル15mlを氷冷下滴下した。
滴下終了後、2時間還流した後、塩化チオニルを減圧留去することにより、2−(4−フルオロ−3−トリフルオロメチルフェノキシ)ブタン酸クロリド32.8gを得た。
第二工程:2−アミノ−4−フルオロフェノール0.50g(3.94mmol)を酢酸50mlに溶解し、2−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ブタン酸クロリド1.12g(3.94mmol)を加え、50〜60℃で1時間撹拌した。
酢酸を減圧留去して得られた残渣をトルエン−酢酸(1:1)30mlに溶解し、硫酸を数滴加え、6時間還流した。
室温まで冷却後、酢酸エチルを加え、有機層を水,飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(和光純薬製のWakogel C−300、n−ヘキサン:酢酸エチル=9:1溶出)によって単離し、油状物である目的化合物0.38g(収率は27%)を得た。
【0056】
(2)1−(5−クロロベンゾオキサゾール−2−イル)−1−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ブタン〔化合物142〕の合成
3−トリフルオロメチルフェノール0.19g(1.16mmol),1−(5−クロロベンゾオキサゾール−2−イル)ブチルブロミド0.28g(0.97mmol),炭酸カリウム0.2g(1.46mmol)をアセトニトリル20mlに溶解し、1時間還流した。
室温まで冷却後、アセトニトリルを減圧留去しトルエンに転溶した。
トルエン層を水、2N水酸化ナトリウムで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、トルエンを減圧留去して得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(和光純薬製のWakogel C−300、n−ヘキサン:酢酸エチル=15:1溶出)によって単離し、油状物である目的化合物0.36g(収率は100%)を得た。
【0057】
(3)1−(5−ニトロベンゾオキサゾール−2−イル)−1−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)エタン〔化合物176〕の合成
第一工程:2−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピオン酸10gに塩化チオニル8mlを氷冷下滴下した。
滴下終了後、2時間還流した後、塩化チオニルを減圧留去することにより、2−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロピオン酸クロリド9.8gを得た。
第二工程:2−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)プロピオン酸クロリド0.66g(2.60mmol),2−アミノ−4−ニトロフェノール0.40g(2.60mmol),p−トルエンスルホン酸・1酸水和物0.1gをキシレン50mlに溶解し、4時間還流した。
室温まで冷却後、キシレンを減圧留去して得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(和光純薬製のWakogel C−300、n−ヘキサン:酢酸エチル=15:1溶出)によって単離し、油状物である目的化合物0.57g(収率は62%)を得た。
【0058】
(4)1−(5−クロロ−6−メチルベンゾオキサゾール−2−イル)−1−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロパン〔化合物339〕の合成
2−(3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ブタン酸クロリド0.53g(1.99mmol),2−アミノ−4−クロロ−5−メチルフェノール0.31g(1.99mmol),p−トルエンスルホン酸・1酸水和物0.05gをキシレン50mlに溶解し、8時間還流した。
室温まで冷却後、2N水酸化ナトリウムで洗浄し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、キシレンを減圧留去して、油状物である目的化合物0.35g(収率は48%)を得た。
【0059】
(5)1−(5−シアノベンゾオキサゾール−2−イル)−1−(3,4−ジシアノフェノキシ)−2−メチルプロパン〔化合物401〕の合成
4−ヒドロキシフタロニトリル0.15g(1.07mmol),1−(5−シアノベンゾオキサゾール−2−イル)−2−メチルプロピルブロミド0.25g(0.90mmol),炭酸カリウム0.2g(1.46mmol)をアセトニトリル20mlに溶解し2時間還流した。
室温まで冷却後、アセトニトリルを減圧留去しトルエンに転溶した。
トルエン層を水、2N水酸化ナトリウムで洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、トルエンを減圧留去して得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(和光純薬製のWakogel C−300、n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1溶出)によって単離し、油状物である目的化合物0.06g(収率は19%)を得た。
【0060】
(6)1−(5−(トリフルオロメチル)ベンゾオキサゾール−2−イル)−1−(3−(トリフルオロメチル)フェニルチオ)プロパン〔化合物258〕の合成
第一工程:2−(3−(トリフルオロメチル)フェニルチオ)ブタン酸3gに塩化チオニル5mlを氷冷下滴下した。
滴下終了後、2時間還流した後、塩化チオニルを減圧留去することにより、2−(3−(トリフルオロメチル)フェニルチオ)ブタン酸クロリド2.9gを得た。
第二工程:2−(3−(トリフルオロメチル)フェニルチオ)ブタン酸クロリド0.61g(2.16mmol),2−アミノ−4−トリフルオロメチルフェノール0.38g(2.16mmol),p−トルエンスルホン酸・1酸水和物0.05gをキシレン20mlに溶解し、4時間還流した。
室温まで冷却後、キシレンを減圧留去して得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(和光純薬製のWakogel C−300、n−ヘキサン:酢酸エチル=15:1溶出)によって単離し、油状物である目的化合物0.53g(収率は61%)を得た。
【0061】
(7)1−(5−(トリフルオロメチル)ベンゾオキサゾール−2−イル)−1−(3−(トリフルオロメチル)フェニルスルホニル)プロパン〔化合物270〕の合成
1−(5−(トリフルオロメチル)ベンゾオキサゾール−2−イル)−1−(3−(トリフルオロメチル)フェニルチオ)プロパン0.28g(0.69mmol)を塩化メチレンに溶解し、氷冷下、m−クロロ過安息香酸(純度70%)0.26g(1.04mmol)を加えた。
室温にて1時間撹拌した後、チオ硫酸ナトリウム水溶液を加え15分撹拌した。
有機層を分離後、飽和重曹水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去した。
得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(和光純薬製のWakogel C−300、n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1溶出)によって単離し、油状物である目的化合物0.13g(収率は43%)を得た。
【0062】
(8)1−(5−クロロ−6−フルオロベンゾオキサゾール−2−イル)−1−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ブタン〔化合物294〕の合成
第一工程:2−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)吉草酸10gに塩化チオニル8mlを氷冷下滴下した。
滴下終了後、2時間還流した後、塩化チオニルを減圧留去することにより、2−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)吉草酸クロリド10.7gを得た。
第二工程:2−アミノ−4−クロロ−5−フルオロフェノール0.15g(0.93mmol),p−トルエンスルホン酸・1酸水和物0.05g,2−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ブタン酸クロリド1.12g(3.94mmol)をキシレン20mlに溶解し、5時間還流した。
室温まで冷却後、キシレンを減圧留去して得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(和光純薬製のWakogel C−300、n−ヘキサン:酢酸エチル=15:1溶出)によって単離し、油状物である目的化合物0.23g(収率は61%)を得た。
【0063】
(9)1−(5−クロロ−6−ニトロベンゾオキサゾール−2−イル)−1−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)プロパン〔化合物334〕の合成
第一工程:2−アミノ−4−クロロ−5−ニトロフェノール0.91g(4.83mmol)を酢酸30mlに溶解し、2−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ブタン酸クロリド1.37g(4.83mmol)を加え、3時間還流した。
室温まで冷却後、水を加え酢酸エチルで抽出した。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、酢酸エチルを減圧留去して得られた残渣をヘキサンで懸濁し、ろ別することにより微褐色粉末(融点181〜183℃)であるN−(5−クロロ−2−ヒドロキシ−4−ニトロフェニル)−2−(4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェノキシ)ブタン酸アミド〔化合物(6-3)〕を1.57g(収率は74%)得た。
第二工程:得られたアミド体〔化合物(6-3)〕1.37g(3.14mmol)をトルエン50mlに溶解し、濃硫酸4滴を加え、3時間還流した。
室温まで冷却後、トルエン層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、トルエンを減圧留去して得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(和光純薬製のWakogel C−300、n−ヘキサン:酢酸エチル=8:1溶出)によって単離し、油状物である目的化合物0.66g(収率は50%)を得た。
【0064】
(10)表1〜23中の化合物(1)及び化合物(6)の合成
前記(1)〜(9)の方法に準じて、表1〜23中のその他の化合物(1)及び化合物(6)を合成した。
以上の様にして合成した化合物(1),化合物(6)及びそれらの物性を、表1〜31に示す。
【0065】
【表1】
Figure 0004484308
【0066】
【表2】
Figure 0004484308
【0067】
【表3】
Figure 0004484308
【0068】
【表4】
Figure 0004484308
【0069】
【表5】
Figure 0004484308
【0070】
【表6】
Figure 0004484308
【0071】
【表7】
Figure 0004484308
【0072】
【表8】
Figure 0004484308
【0073】
【表9】
Figure 0004484308
【0074】
【表10】
Figure 0004484308
【0075】
【表11】
Figure 0004484308
【0076】
【表12】
Figure 0004484308
【0077】
【表13】
Figure 0004484308
【0078】
【表14】
Figure 0004484308
【0079】
【表15】
Figure 0004484308
【0080】
【表16】
Figure 0004484308
【0081】
【表17】
Figure 0004484308
【0082】
【表18】
Figure 0004484308
【0083】
【表19】
Figure 0004484308
【0084】
【表20】
Figure 0004484308
【0085】
【表21】
Figure 0004484308
【0086】
【表22】
Figure 0004484308
【0087】
【表23】
Figure 0004484308
【0088】
【表24】
Figure 0004484308
【0089】
【表25】
Figure 0004484308
【0090】
【表26】
Figure 0004484308
【0091】
【表27】
Figure 0004484308
【0092】
【表28】
Figure 0004484308
【0093】
【表29】
Figure 0004484308
【0094】
【表30】
Figure 0004484308
【0095】
【表31】
Figure 0004484308
【0096】
実施例2〔製剤の調製〕
(1)粒剤の調製
化合物1を5重量部,ベントナイト35重量部,タルク57重量部,デシルベベンゼンスルホン酸ソーダ1重量部及びリグニンスルホン酸ソーダ2重量部を均一に混合し、次いで少量の水を添加して混練した後、押し出し造粒、乾燥して粒剤を得た。
【0097】
(2)水和剤の調製
化合物1を10重量部,カオリンクレー70重量部,ホワイトカーボン18重量部,ドデシルベベンゼンスルホン酸ソーダ1.5重量部及びβ-ナフタレンスルホン酸ソーダホルマリン縮合物0.5重量部とを均一に混合し、次いでエアミル粉砕して水和剤を得た。
【0098】
(3)乳剤の調製
化合物1を20重量部及びキシレン70重量部に、ソルポール3005X(商品名;東邦化学製)10重量部を加えて均一に混合し、溶解して乳剤を得た。
【0099】
(4)粉剤の調製
化合物1を5重量部,タルク50重量部及びカオリンクレー45重量部を均一に混合して粉剤を得た。
【0100】
実施例3(除草活性試験)
(1)水田除草試験
1/5000アールのワグネルポットに宇部土壌(沖積埴壌土)を充填し、稚苗イネ、ノビエ,ホタルイ,ミズガヤツリ,ウリカワの種子又は塊茎を植え、水を加えて水深3cmの状態にした。
実施例2に準じて調製した表1〜22に示す目的化合物(1)の水和剤を、界面活性剤(0.05%)を含む水で希釈し、ノビエ1.5葉期にこれらの各薬液中における化合物(1)の有効濃度が500g/haとなるようにピペットを用いて滴下処理した。
そして平均気温25℃のガラス室で3週間管理した後に、それらの除草効果を調査した。
除草効果の評価は、無処理区の状態と比較して、以下の6段階で示した。
〔0:正常発育、1:僅少害、2:小害、3:中害、4:大害、5:完全枯死〕
その結果、全ての化合物(1)は白化作用を示した。これらの効果の程度を、表32に示す。なお、欄中の「−」は、未検討を意味する。
【0101】
【表32】
Figure 0004484308
【0102】
(2)畑作土壌処理試験
1/5000アールのワグネルポットに宇部土壌(沖積埴壌土)を充填し、トウモロコシ,ダイズ,ワタ,コムギ,ソルガム,シュガービート,メヒシバ,ノビエ,エノコログサ,ノスズメノテッポウ,スズメノカタビラの種子を植えて覆土した。
実施例2に準じて調製した表1〜22に示す目的化合物(1)の水和剤を、界面活性剤(0.05%)を含む水で希釈し、これらの各薬液中における化合物(1)の有効濃度が500g/haとなるように各土壌表層に均一に噴霧した。そして平均気温25℃のガラス室で3週間管理した後に、それらの除草効果を調査した。
除草効果の評価は、前記の(1)と同様に行った。
その結果、全ての化合物(1)は白化作用を示した。これらの効果の程度を、表33〜36に示す。
【0103】
【表33】
Figure 0004484308
【0104】
【表34】
Figure 0004484308
【0105】
【表35】
Figure 0004484308
【0106】
【表36】
Figure 0004484308
【0107】
(3)畑作茎葉処理試験
1/5000アールのワグネルポットに火山灰土壌を充填し、トウモロコシ,ダイズ,ワタ,コムギ,ソルガム,シュガービート,コウライシバ,メヒシバ,ノビエ,エノコログサ,ノスズメノテッポウ,スズメノカタビラの種子を植えて覆土し、平均気温25℃のガラス室で約2週間栽培した。
各植物が適度に生育した時期に、実施例2に準じて調製した表1〜22に示す目的化合物(1)の水和剤を、界面活性剤(0.05%)を含む水で500ppmに希釈し、前記の各植物体に均一に噴霧した。
そして平均気温25℃のガラス室で3週間管理した後に、それらの除草効果を調査した。
除草効果の評価は、前記の(1)と同様に行った。
その結果、全ての化合物(1)は白化作用を示した。これらの効果の程度を、表37〜39に示す。
【0108】
【表37】
Figure 0004484308
【0109】
【表38】
Figure 0004484308
【0110】
【表39】
Figure 0004484308
【0111】
【発明の効果】
本発明のベンゾオキサゾール誘導体を有効成分として含有する除草剤は、優れた除草活性を有する。

Claims (4)

  1. 次式(1):
    Figure 0004484308
    (式中、R1〜R4は、水素原子,炭素原子数1〜6個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ基,ハロゲン原子,ニトロ基,シアノ基,カルボキシル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシカルボニル基,R8S(O)n,R9NH基を表わす。R8は、炭素原子数1〜6個のアルキル基を表わす。nは、0〜2の整数を表わす。R9は、水素原子,炭素原子数1〜4個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルキルカルボニル基を表わす。R5は、水素原子,炭素原子数1〜6個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基,炭素原子数1〜4個のハロアルコキシ基,ハロゲン原子,ニトロ基,シアノ基,R8S(O)nを表わす。R6は、水素原子,炭素原子数1〜6個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のアルコキシ基,ハロゲン原子,シアノ基,ニトロ基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基を表わす。R7は、炭素原子数1〜6個のアルキル基,炭素原子数1〜4個のハロアルキル基を表わす。Xは、O,S,SO,SO2を表わす。)で示されるベンゾオキサゾール誘導体。
  2. 次式(2):
    Figure 0004484308
    (式中、R1〜R4及びR7は、請求項1の記載と同義である。Yは、ハロゲン原子,メタンスルフォニルオキシ基,p−トルエンスルフォニルオキシ基を表わす。)で表わされる化合物(2)を、次式(3):
    Figure 0004484308
    (式中、R5及びR6は、請求項1の記載と同義である。X’は、酸素原子,イオウ原子を表わす。)で示される化合物(3)と溶媒中、塩基存在下で反応することを特徴とする請求項1記載の式(1)でXが酸素原子又は硫黄原子である化合物(1’)の製造方法。
  3. 次式(6):
    Figure 0004484308
    (式中、R1〜R7は、請求項1の記載と同義である。X’は、請求項2の記載と同義である。但し、R 1 が塩素原子であり、R 2 がメチル基であり、R 3 が塩素原子であり、かつR 4 が水素原子である場合を除く。)で示される化合物。
  4. 請求項1の式(1)で示される化合物(1)を有効成分とする除草剤。
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