JP2002016051A - 化合物半導体装置の製造方法および化合物半導体装置の製造装置 - Google Patents

化合物半導体装置の製造方法および化合物半導体装置の製造装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低い接触電位のオーミック電極を有する化合
物半導体装置の製造方法および化合物半導体装置の製造
装置を提供する。 【解決手段】 第1導電型不純物を含む化合物半導体基
板1の温度を250℃以下の温度域に加熱にしてその表
面を塩酸ガスでエッチングする第1クリーニング工程
と、第1クリーニング工程の後、塩酸ガスでエッチング
された化合物半導体基板に対してラジカル水素処理を行
う第2クリーニング工程と、を含む基板クリーニング工
程を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LED(Light Emi
tting Diode)等に用いられる化合物半導体装置の製造方
法および化合物半導体装置の製造装置に関し、特に、液
晶表示装置のバックライト等に用いられるZnSe系L
EDの化合物半導体装置の製造方法および化合物半導体
装置の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LED等の化合物半導体装置を駆動させ
るためには、これら化合物半導体に電極を形成すること
が必要である。例えば、ZnSe系LEDチップの製品
化には、ZnSe基板裏面にオーミック接触の電極を形
成する必要がある。しかし、ZnSe基板にオーミック
接触の電極を形成することは、次の理由により、容易に
行なうことができない。 (a)ZnSe基板のキャリア濃度を限度まで高くして
も1017台後半と低い。キャリア濃度が1017台後半を
超えるZnSe基板はこれまで製造されたことがない。
とくに、p型ZnSe基板は、キャリア濃度を1017
にすることさえ不可能である。 (b)基板表面に酸化物が生成しやすい。 (c)発光部分の活性層やクラッド層の保護のため、電
極形成時の処理温度を250℃以下にしなければならな
い。
【0003】従来よりオーミック接触を実現する電極金
属として、低融点金属であるInが知られている。上記
のZnSe基板に対してもInを融着させることによ
り、オーミック接触の電極を形成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Inを
融着したZnSe系LEDは、はんだリフロー時やトラ
ンスファーモールド時にInの低融点に起因する種々の
不具合が発生する。例えば、ZnSe系LEDを200
℃〜250℃に加熱すると、Inの融点は157℃程度
なのでボールアップが生じ、平坦な界面が得られない。
このため、オーミック接触は部分的に実現されるが、均
一なオーミック接触を得ることができない。オーミック
接触を有する平坦な電極が形成されないと、LED装置
全体に不必要に高い電圧を印加しなければならず、必要
電池個数の増大等をもたらし、携帯電話器の液晶表示画
面等のバックライトには使用しにくくなる。このため、
Inを用ないで、化合物半導体に対して、熱的にも機械
的にも安定なオーミック接触が可能な電極の開発が強く
望まれている。
【0005】そこで、本発明は、In等の低融点金属を
用いずに、化合物半導体に対して安定なオーミック接触
となる電極を有する化合物半導体装置の製造方法および
化合物半導体装置の製造装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の化合物半導体装
置の製造方法は、第1導電型不純物を含む化合物半導体
基板の温度を250℃以下の温度域に加熱にしてその表
面を塩酸ガスでエッチングする第1クリーニング工程
と、第1クリーニング工程の後、塩酸ガスでエッチング
された化合物半導体基板に対してラジカル水素処理を行
う第2クリーニング工程と、を含む基板クリーニング工
程を備える(請求項1)。
【0007】化合物半導体基板の表面を塩酸ガスでエッ
チングすると、大気暴露の際に生じた酸化膜を除去する
ことができる。しかし、この塩素ガスエッチングでは、
化合物半導体基板の反対側の表面上に既に形成されてい
る活性層やクラッド層の損傷を防止するためには、化合
物半導体基板の温度は250℃以下としなければならな
い。このように、塩酸ガス処理を250℃以下にする
と、化合物半導体基板の表面の酸化膜や炭化物を除去す
ることはできるが、化合物半導体基板の表面にClが吸
着してしまう。このため、吸着しているClを除くため
にラジカル水素処理を行う。ラジカル水素処理により、
Clを除くことができる。ラジカル水素は反応活性が高
いので、化合物半導体基板の温度を250℃以下として
も十分大きいラジカル水素化反応速度を確保することが
できる。これら塩酸ガス処理およびラジカル水素処理に
よって、250℃以下の温度でも化合物半導体の清浄表
面を得ることができ、界面準位を形成することなくエピ
タキシャル化合物半導体膜を形成することが可能にな
る。なお、化合物半導体基板は、処理開始時の素基板だ
けでなく処理の進行途中の光学活性層などの薄膜が形成
された化合物半導体基板も含む。本発明は、光学活性層
等が表面側にすでに形成された化合物半導体基板の裏面
側に、光学活性層等に損傷を与えることなくオーミック
電極層を形成する場合を主対象にしている。
【0008】本発明の化合物半導体装置の製造方法で
は、クリーニング工程の後に、たとえば、第1導電型不
純物を化合物半導体基板よりも高濃度に含む化合物半導
体膜を化合物半導体基板上にエピタキシャル成長させる
化合物半導体膜形成工程と、化合物半導体膜の上に導電
性電極膜を形成する導電性電極膜形成工程とを備えるこ
とができる(請求項2)。
【0009】化合物半導体基板に直接、In以外の導電
性電極層を形成しても、化合物半導体基板のキャリア濃
度が低い場合には、オーミック接触を得ることはできな
い。このため、化合物半導体基板よりも高濃度の導電性
不純物を含む化合物半導体膜をエピタキシャル成長させ
て、その高キャリア濃度のエピタキシャル膜に導電性電
極層を形成して、オーミック接触を確保する。この場
合、化合物半導体基板の表面が大気にさらされた後、通
常のエッチングによって清浄化処理がなされた程度で
は、表面に不純物が多く残るために所望の化合物半導体
膜を得ることができない。このため、例えば250℃以
下の低温で成膜処理しても、化合物半導体基板の表面に
界面準位が少ない状態で高キャリア濃度のエピタキシャ
ル膜を得ることができない。
【0010】また、化合物半導体層と前記導電性電極層
との界面が清浄にされていないと、大きな界面抵抗が形
成され、この界面部に大きな電位差が発生してしまい、
オーミック接触が実現しないか、またはオーミック接触
を実現しても、LED装置全体に印加する電圧を小さく
することにならない。上記本発明の構成により、化合物
半導体基板の表面側にすでに形成してある光学活性層等
に損傷を与えることなく裏面側に高清浄な表面を得て、
その上にオーミック接触の電極を容易に形成することが
できる。
【0011】n型ZnSe基板の他方の表面には発光部
分である活性層やクラッド層が形成される。これら活性
層やクラッド層では、安定に青色光を発光し、またこの
青色光を受けてZnSe基板は黄色光を発光する。この
ため、安価な化合物半導体装置を用いて安定性の高い白
色光を得ることができる。本発明のオーミック接触の電
極は、上記のn型ZnSe基板の裏面に設けられ、接触
電位を低下させることにより、携帯端末等の液晶表示装
置のバックライト用の必要電池個数を減らすことを可能
にする。
【0012】上記本発明の化合物半導体装置の製造方法
では、化合物半導体膜形成工程および導電性電極膜形成
工程における処理を、たとえば、化合物半導体基板の温
度が250℃以下の温度範囲内において行うことができ
る(請求項3)。
【0013】この構成により、化合物半導体基板の表面
側にすでに形成した活性層等を損なうことなく、化合物
半導体基板の裏面側にオーミック接触の電極層を容易に
形成することができる。
【0014】上記本発明の化合物半導体装置の製造方法
では、基板クリーニング工程、化合物半導体膜形成工程
および導電性電極膜形成工程における処理が、たとえ
ば、化合物半導体基板を大気にさらすことなく連続して
行なわれることが望ましい(請求項4)。
【0015】化合物半導体基板と化合物半導体膜との界
面、および化合物半導体膜と導電性電極膜との界面が、
ともに清浄にされていないと、大きな界面抵抗が形成さ
れ、この界面部に大きな電位差が発生してしまう。前者
の界面は、せっかく塩酸ガスクリーニングやラジカル水
素処理をしても、大気にさらされると、これらの処理の
効果は半減してしまう。また、後者の界面の化合物半導
体膜と導電性電極膜との界面は、大気にさらされる場合
が多い。この界面が大気にさらされると、酸化物や炭素
に汚染され、オーミック接触が実現されにくいか、また
はオーミック接触を実現しても、LED装置全体に印加
する電圧を小さくすることにならない。このため、携帯
端末の液晶表示装置のバックライトとして使用する場
合、必要電池個数の低減につながらない。上記のよう
に、基板表面の清浄表面への化合物半導体膜の成膜、お
よびその上への導電性電極膜の成膜を、大気にさらすこ
となく連続して行うことにより、低抵抗のオーミック接
触を実現することが可能となる。
【0016】上記本発明の化合物半導体装置の製造方法
では、基板クリーニング工程、化合物半導体膜形成工程
および導電性電極膜形成工程における処理が、たとえ
ば、各処理間において化合物半導体基板を大気にさらす
ことなく、超高真空搬送路で連結された複数の処理チャ
ンバを有する処理装置の各処理チャンバにおいてそれぞ
れ行われることが望ましい(請求項5)。
【0017】上記の処理装置を用いることにより、化合
物半導体基板を大気にさらすことなく、光学活性層等を
損なうことのない250℃以下の加熱を行い、流れ作業
的に清浄表面を得て、オーミック接触の電極層を形成す
ることができる。このため、化合物半導体基板の裏面側
に非常に容易にオーミック接触の電極層を形成すること
ができ、たとえば白色発光LEDの製造歩留りを高め、
製造コストを低減することが可能となる。
【0018】上記本発明の化合物半導体装置の製造方法
では、第1クリーニング工程は、たとえば、(a)ガス
成分:5〜20体積%HCl、残部Heガス、(b)ガ
ス圧:1×10-6Torr〜1×10-4Torr、の条件で行う
ことができる(請求項6)。
【0019】上記の塩酸ガスクリーニングにより化合物
半導体基板の表面は積極的にエッチングされ、酸化物は
除去される。このため、高濃度キャリア膜をエピタキシ
ャル成長させるための1つの条件が満たされるようにな
る。ガス組成に関して、残部Heとして、HClが5体
積%未満では酸化物の除去が十分ではなく、20体積%
を超えるとエッチング後の表面が平坦にならなくなる。
また、上記のガス組成において全体ガス圧が1×10-6
Torr未満では、エッチング速度が実用上不可能となる程
度小さく、一方1×10-4Torrを超えるとエッチングが
不均一となる表面平坦性が劣化する。さらに、基板温度
が250℃を超えると、LEDの活性層等として形成さ
れている部分の性能が損なわれる。
【0020】上記本発明の化合物半導体装置の製造方法
では、第2クリーニング工程における水素ラジカル化
は、たとえば、(a)水素圧力:5×10-7〜5×10
-4Torr、(b)ラジカル化電力:50〜300W、の条
件で行うことができる(請求項7)。
【0021】上記の条件により、250℃以下のラジカ
ル水素処理によって吸着しているClを除き、清浄な表
面を得ることができる。
【0022】上記本発明の化合物半導体装置の製造方法
では、化合物半導体基板が、たとえば、n型不純物を1
×1017/cm3以上含むn型ZnSe基板であり、化合
物半導体膜が、n型不純物を1×1019/cm3以上含む
+型ZnSe膜であり、導電性電極層が、n+型ZnS
e膜に接するTi膜および当該Ti膜を保護する保護膜
を含むことができる(請求項8)。
【0023】n型ZnSe基板の他方の表面には発光部
分である活性層やクラッド層が形成される。これら活性
層等では、安定に青色光を発光し、またこの青色光を受
けてZnSe基板が黄色光を発光する。このため、安価
な化合物半導体装置を用いて安定性の高い白色光を得る
ことができる。本発明のオーミック接触の電極は、上記
のn型ZnSe基板の裏面に設けられ、接触電位を低下
させることにより、携帯端末等の液晶表示装置のバック
ライト用の必要電池個数を減らすことを可能にする。ま
た、n型ZnSe基板中のn型不純物濃度を1×1017
/cm3以上とすることにより、電気抵抗を低下させ、ま
た、n+型ZnSe膜中のn型不純物濃度を1×1019/
cm3以上とすることにより、オーミック接触を実現す
ることができる。n+型ZnSe膜中のn型不純物濃度
が1×1019/cm3未満では、Ti膜等の導電層との間
でオーミック接触を得ることができず、界面抵抗が高く
なってしまう。また、n型ZnSe基板中のn型不純物
濃度が1×1017/cm3未満では電気抵抗が高くなる。
これらの抵抗の上昇は、必要な電池個数の増大を招き、
重量増およびコスト増の原因になる。
【0024】また、上記の第1導電型不純物、例えばn
型不純物、を高濃度に含む化合物半導体膜に対してTi
はオーミック接触を実現しやすい。このため、Ti膜を
形成してオーム接触を実現し、さらに活性なTi膜の上
に、例えば化学的な安定なAu膜を形成する。
【0025】本発明の化合物半導体装置の製造装置は、
化合物半導体基板に対してガスエッチング処理を施すガ
ス処理装置と、化合物半導体基板に対してラジカル処理
を施すラジカル処理装置と、化合物半導体基板に対して
化合物半導体膜を成膜する成膜処理装置と、化合物半導
体基板に対して導電膜を形成する導電膜形成装置とを備
えた化合物半導体装置の製造装置であって、ガス処理装
置、ラジカル処理装置、成膜処理装置および導電膜形成
装置のそれぞれと化合物半導体基板を搬送できるように
連結された超高真空の搬送路である超高真空搬送路を備
えている(請求項9)。
【0026】上記の構成の製造装置を用いることによ
り、塩酸ガス処理とラジカル水素処理とを連続して超高
真空中で行うことができ、界面抵抗を低下させ、さら
に、エピタキシャル化合物半導体膜を形成することがで
きる。ここで、超高真空とは、10-8Torr未満の真空を
いう。本発明に係る化合物半導体装置は、上記構成の製
造装置によりはじめて製造することができる。
【0027】上記本発明の化合物半導体装置の製造装置
では、ガス処理装置が、たとえば、化合物半導体基板に
対して塩酸ガスによってエッチング処理を施す塩酸ガス
処理装置を備えることができる(請求項10)。
【0028】超高真空搬送路で連絡された塩酸ガス処理
装置を用いて化合物半導体基板の表面に付着した酸素や
炭素を積極的にエッチングすることによって除去し、超
高真空中を次工程に移動させることができる。
【0029】上記本発明の化合物半導体装置の製造装置
では、ラジカル処理装置が、たとえば、化合物半導体基
板に対してラジカル水素処理を施すラジカル水素処理装
置を備えることができる(請求項11)。
【0030】250℃以下で塩酸ガス処理した場合、化
合物半導体基板にはClが吸着し、この上に化合物半導
体膜を成膜しても界面準位が発生する。このため、塩酸
ガス処理後、大気にさらすことなく超高真空中を移動し
てラジカル水素処理を行うことにより、Cl吸着が除か
れ、清浄表面が現れ、界面準位を発生することなくエピ
タキシャル膜を成膜することが可能となる。
【0031】上記本発明の化合物半導体装置の製造装置
では、たとえば、ラジカル水素処理装置と成膜処理装置
とを兼ね備えたMBE(Molecular Beam Epitaxial)装置
を有し、MBE装置は、Znセル、Seセル、ZnCl
2セル、水素ガス供給源およびラジカル化ガンを備え、
化合物半導体基板に対して、水素ガス供給源およびラジ
カル化ガンを用いてラジカル水素処理を施し、Znセ
ル、SeセルおよびZnCl2セルを用いて、化合物半
導体基板に対してn型ZnSe膜を成膜することができ
る(請求項12)。
【0032】この構成により、高清浄な化合物半導体基
板表面を得ることができ、その上に、高キャリア濃度の
エピタキシャルn+型ZnSe膜を成膜することができ
る。このため、キャリア濃度が1017台後半しか、キャ
リア濃度を高く出来ない基板に対してオーミック接触を
実現することが可能となる。
【0033】上記本発明の化合物半導体装置の製造装置
では、蒸着装置では、たとえば、化合物半導体基板に対
して、Ti膜およびAu膜のうちの少なくとも一方を形
成することができる(請求項13)。
【0034】上記の構成により、化合物半導体装置に対
してオーミック接触を実現した裏面電極を形成すること
ができる。
【0035】
【発明の実施の形態】次に、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態
における化合物半導体装置10の構成概要を示す断面図
である。n型ZnSe基板1の上に、下から順に、n型
ZnSe層12/n型ZnMgSSeクラッド層13/Z
nCdSe活性層14/p型ZnMgSSe層15/p型
ZnSe層16/ZnSe膜とZnTe膜との超格子層
17を形成し、その上に上部電極としてAu膜18を設
ける。n型ZnSe基板1の裏面には、オーミック接触
を実現するために高キャリア濃度のn+型ZnSe膜3
が界面2を挟んで形成される。そのn+型ZnSe膜3
の上には、さらに界面4を挟んで導電層であるTi膜5
およびAu膜6が成膜される。Ti膜を用いるのはオー
ミック接触を得やすいためであり、Au膜は大気と反応
しやすいTi膜の保護のためである。上記の構造の中で
特に重要なのは、界面2および界面4である。本発明に
おいては、これらの界面における接触をオーミック接触
として界面抵抗を低下させる。
【0036】(実施例1)次に上記本発明の実施の形態
の実施例1について説明する。 1.化合物半導体の製造 本発明において、化合物半導体装置の製造装置は、重要
な役割を演ずる。図2は、本発明の化合物半導体装置の
製造装置の概略構成を示す図である。n型ZnSe基板
の表面に薄膜を成膜するに際して、1)n型ZnSe基
板表面の清浄化処理、2)高キャリア濃度のn+型ZnS
e膜の成膜、3)電極用導電層、の一連のプロセスを連
続して、10-8Torr未満の超真空中で行なうことが可能
である。ガス処理装置32において、ZnSe基板の塩
酸ガス処理を薄膜蒸着前の表面清浄化プロセスに用い
て、表面の酸素や炭素をエッチングにより除去する。こ
の塩酸ガス処理を活性層の保護のために250℃以下で
行うと、化合物表面にCl吸着が生じてしまう。このた
め、上記の製造装置では、化合物半導体基板を超高真空
搬送路31を移動させてMBE装置33内に搬入し、水
素供給源およびラジカル化ガンを用いて、上記の塩酸ガ
ス処理がなされた後の表面に対してラジカル水素処理を
行う。このラジカル水素処理により吸着層であるCl層
が除かれる。その後、MBE(Molecular Beam Epitaxia
l)装置により高キャリア濃度のn+型ZnSe膜を成膜
する。次いで、そのまま、超高真空搬送路33を移動さ
せて、蒸着装置34内において、その場(in situ)で導
電層であるTi層やその保護層の蒸着を行なう。図2に
示す各部分の装置の機能は、次の通りである。下記の各
装置が超高真空搬送路31により連結されていることが
重要である。 (a)塩酸ガス処理装置32:エッチングガスである1
0体積%HCl/balanceHeをノズルで供給する。 (b)MBE装置33:Zn、Se、ZnCl2、H2
給源およびラジカル化ガンが装着されている。 (c)蒸着装置34:Au、Ti源およびそれらを蒸着
させる際のマスク機構を備える。
【0037】化合物半導体基板への電極形成において、
CVT法によって作製したキャリア濃度1017台後半の
n型ZnSe基板をK2Cr2O7/水洗洗浄処理したものを用
いた。表面清浄化処理した基板1は、図3に示すよう
に、基板ホルダ21に配置したAu箔22の上にn型Z
nSe基板を置き、その縁部を覆うTa板23をねじ2
4により押えることにより取り付けた。このような保持
方法により、LED等のデバイスへの電極作製の場合に
おいても、デバイスの面がAu箔で保護される。
【0038】作製した電極の評価については、作製した
Au/Ti/n+型ZnSe/n型ZnSe基板、を1mm
角以下にへき開し、Cu/WブロックにInにより融着
し、250℃で2分間のN2ガス中アニールを行なっ
た。電気特性は、HP社製半導体パラメータアナライザ
4156を用いて電流スイープで測定した。 2.塩酸処理およびラジカル水素処理 次に基板表面の清浄化について詳しく説明する。塩酸ガ
スエッチングの特徴は次の3点にある。 (1)ラジカル水素に比べてエッチング量が多い。 (2)非常に平滑な表面を得ることができる。 (3)しかし、クリーニング温度(基板温度)を250
℃以下にすると、ZnSe基板表面にClの吸着が顕著
に生じる。このため、塩酸クリーニングとして、 (a)ガス組成:10体積%HCl/He balance (b)ガス圧:2×10-4Torr (c)処理温度(基板温度):250℃ (d)処理時間:20分間、の条件を用いて処理を行
う。しかし、塩酸ガス処理のみでは、後にn+型ZnS
e膜を成膜してもエピタキシャル膜を得ることができな
い。この原因は、上記したように、250℃以下での塩
酸ガス処理によって生成したn型ZnSe基板表面の反
応性の高いCl吸着があるからである。このCl吸着を
除去するためには、ラジカル水素処理が有効である。ラ
ジカル水素処理は、例えば、下記の条件で行う。 (e)H2ガス流量:1sccm(Standard Cubic Centimete
r/Minute) (f)H2圧力:1.5×10-5Torr (g)ラジカル電力:100W (h)ラジカル時間:20分間 RHEED(Reflection High Energy Electron Diffrac
tion)観察によれば、塩酸ガスクリーニング処理後の表
面は、結晶性表面を示す(1×1)であったが、水素ラジ
カル処理を行うことにより、(1×1)から弱いながらも
清浄表面を表わす(2×2)への変化が認められた。塩酸
ガスクリーニングおよびラジカル水素処理を行った後
の、n型ZnSe基板表面についてAES(Auger Elect
ron Spectroscopy)を行った分析結果を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】上記の分析値は、Zn、Se、O、Cおよ
びClを全体としたときの相対値(at %)であり、Se/
Zn比はSeとZnとの原子数比を表わす。上記表1の
結果から、ZnSe基板表面の上記清浄化処理につい
て、図4に示すモデルをたてることができる。 (1)塩酸ガス処理によりZnSe基板表面の酸化物
や、炭素起因の汚染を、厚さ数nm程度以上除去する。 (2)その後のラジカル水素処理によりZnSe基板表
面に数層にわたって吸着したClを除去する。
【0041】上記の塩酸ガスクリーニング−ラジカル水
素処理を行った後、n+型ZnSe膜を成膜し、n型Z
nSe基板とn+型ZnSe膜との界面2をSIMS(Se
condary Ion Mass Spectrometry)分析した。不純物の分
析値はいずれも電気抵抗が十分低いオーミック接触を確
保することができるレベルであった。 3.高キャリア濃度n+ZnSe膜の成膜 上記の塩酸ガスクリーニング−ラジカル水素処理を行っ
たn型ZnSe基板にn+型ZnSe膜を成膜する。M
BE法によるn型不純物を含むn+型ZnSe膜の成膜
は、Zn、SeおよびZnCl2のビームを同時に基板
に照射することにより行う。ここで、ドープ量は、Zn
Cl2のセル温度を制御することにより可能である。本
実施の形態では、250℃以下の温度で1019/cm3
の高キャリア濃度のn+型ZnSe膜を得ることができ
る。ZnCl2セル温度123℃程度とし、かつ成膜温
度250℃で成膜することにより、キャリア濃度5×1
19/cm3と高くしても、結晶性に優れたエピタキシャ
ル膜を成膜することができる。このエピタキシャルn+
型ZnSe膜の高濃度キャリアのために、この上にTi
膜を成膜することにより良好なオーミック接触を得るこ
とができる。このn+型ZnSe膜の厚さとしては、1
50〜250nm程度とするのがよい。 4.導電層の成膜 上記の成膜に引き続いて、超高真空中から外に出すこと
なく、超高真空搬送路内を移動させて蒸着装置内に搬入
し、そのまま、導電層としてTi膜と成膜し、次いで、
Tiの保護膜としてAu膜を成膜する。このため、大気
に暴露した場合と比較して酸素や炭素による汚染を避け
ることができる。すなわち、図1における界面4を清浄
なものとして界面抵抗を下げることができる。 5.電流−電圧特性 上記の方法で作製した、図5に示す試料について、上記
1.に説明した測定装置を用いて縦方向にわたって電流
−電圧特性を測定した。図5において、試料はCu/W
ブロック11にIn層9を介して取り付けられている。
試料寸法は、1mm角である。図6および図7に、塩酸
ガスクリーニングの後のラジカル水素処理の有無の電流
−電圧特性に及ぼす影響を示す。図6および図7の試料
とも、n +ZnSe膜成膜後に大気に暴露することな
く、超高真空搬送路を搬送されTi膜およびAu膜を形
成されている。図6の試料では、Cl吸着層がない状態
でn+型ZnSe膜を成膜し、Ti膜を成膜し、次いで
Au膜を被覆した裏面電極についての電流-電圧特性を
示す。また、図7に、比較のために、塩酸ガスクリーニ
ングを250℃で行い、水素ラジカル処理を行わず、C
l吸着がある状態でn +型ZnSe膜を成膜し、さらに
Ti膜とAu膜とを成膜した試料についての測定結果を
示す。図6に示す本発明の試料では、-100mA〜+1
00mAのスイープ範囲内でほぼリニアな電流-電圧特
性が得られている。100mAでの発生電圧は0.21
Vとなっている。他の測定より、基板中での電圧降下は
0.05V、In電極9での発生電圧は0.08V程度
と見積もることができるので、上記のAu/Ti/n+型
ZnSe膜における電極での電圧降下は0.08Vと推
定される。一方、図7に示す比較例では、n型ZnSe
基板に吸着したClがn+型ZnSe膜の成膜に影響
し、ショットキー接触となっている。
【0042】また、次に、Cl吸着のない状態でn+
nSe膜を成膜した後に、そのまま超高真空中でTi膜
およびAu膜を蒸着した電極(図8)と、上記膜を成膜
後に大気暴露してTi膜およびAu膜を蒸着した電極
(図9)との電流-電圧特性を示す。Ti膜およびAu
膜は、いずれも、50nmである。図8に示すように、
大気に暴露せずに、in situで成膜した電極は、リニア
な電流-電圧特性を示し、オーミック接触が得られてい
ることが分かる。この電極におけるAu/Ti/n+型Z
nSe膜における電極での電圧降下は0.09Vであっ
た。一方、図9に示すように、大気暴露した後に導電層
を成膜した電極では電流-電圧特性はリニアにならず、
ショットキー成分が生じている。
【0043】上記のように、n型ZnSe基板を用い、
その表面に塩酸ガスクリーニング−ラジカル水素処理を
行い、n+型ZnSe膜を成膜し、引き続いて大気等に
さらすことなく導電層を成膜することにより、オーミッ
ク接触の電極を形成することができる。この電極の界面
抵抗は0.1V以下と非常に低いために、携帯端末機器
の液晶表示装置のバックライトに用い、電池個数の低減
等に寄与することができる。また、従来の製造方法を大
幅に変えることがなく、安価にかつ大量に供給すること
が可能となる。
【0044】(実施例2)次に本発明の実施の形態の実
施例2について説明する。実施例2は、基本的に上述の
実施の形態およびその実施例1の化合物半導体装置の製
造方法と類似するが、いくつかの条件を変化させてい
る。 (1)まず、図10に示すように、n型ZnSe基板の
表面側に発光活性層等を含むLEDエピタキシャル膜を
形成する。このエピタキシャル膜は、図1のn型ZnS
e基板の表面側の多層膜と同じである。 (2)次いで、図11に示すように、LEDエピタキシ
ャル膜を形成したn型ZnSe基板をガラス基板にワッ
クス25で貼り付けた。次いで、裏面に対して250μ
mの厚さのバックラップを行った。 (3)この後、バックラップの加工によって導入された
歪みを除去するため、K2CrO7/H2SO4溶液によりエッチン
グ処理を行った(図11)。 (4)n型ZnSe基板の裏面にエピタキシャル膜を形
成するために、上記のn型ZnSe基板をガラス基板か
ら取り外すため、アセトンによりワックスを溶解した。
さらにアセトンを用いて超音波洗浄を行った。 (5)n型ZnSe基板の裏面にエピタキシャル膜を形
成するために、図3に示すように、n型ZnSe基板を
基板ホルダーに取り付けた。n型基板と基板ホルダーと
の間には金フォイルを挟むことにより表面側のLEDエ
ピタキシャル膜を保護し、良好な熱接触を実現すること
ができた。 (6)次いで、図2に示す処理装置のガス処理チャンバ
32に上記のn型ZnSe基板を装着し、裏面に対して
次の条件で塩酸ガスエッチング(第1のクリーニング工
程)を行った。 (ガス圧):2×10-4Torr (エッチング時間):20min (基板温度):225℃ (7)この後、上記n型ZnSe基板を図2に示す装置
内に装入されたまま、超高真空搬送路31を通ってMB
Eチャンバ33に移動させる。このMBEチャンバに備
えられたラジカル化ガンを用いて、塩酸ガスエッチング
を行ったn型ZnSe基板に対して水素ラジカル処理
(第2のクリーニング工程)を行う。水素ラジカル処理
の条件は次の通りである。 (水素圧力):1×10-5Torr (ラジカル化電力):100W (基板温度):225℃ (処理時間):20min (8)この後、そのままMBEチャンバ内において、M
BE装置を用いて、図12に示すように、高キャリア濃
度のn+型ZnSe膜3をエピタキシャル成長させた。
この成膜工程では、Zn、SeおよびZnCl2の各ビ
ームを同時に、上記第1および第2のクリーニング工程
で清浄にされたn型ZnSe基板に照射する。n+型Z
nSe膜エピタキシャル成長の条件は次の通りである。 (基板温度):220℃ (n+型ZnSe膜厚さ):200nm (n型不純物濃度):5×1019/cm3 (9)この後、上記n型ZnSe基板は超高真空搬送路
31を通って、蒸着チャンバ34に装入する。ここで、
図13に示すように、n+型ZnSe膜エピタキシャル
の上にTi膜5を50nm成膜した。次いで、このTi
膜の上にAu膜を50nm堆積し、図1に示す構成と同
様のLEDを得ることができた。 (10)上記の製造方法を経て製造されたLEDについ
て、発光が生じる動作電圧を測定したところ、2.6V
という低い値でLEDから白色光を得ることができた。
これは、n型ZnSe基板の裏面に接触電位の低いオー
ミック接触の電極を設けることができたためである。
【0045】このLEDを携帯電話等の携帯端末の液晶
表示装置のバックライトに用いた場合、低い動作電圧に
より必要電池個数を減らすことができるので、携帯電話
等の商品価値を高めることができる。上述したn型Zn
Se基板の裏面へのオーミック接触の電極の製造方法
は、きわめて簡明であり、上述の製造装置を用いて容易
に行うことができるので、大量生産に適している。した
がって、高歩留りで高能率で製造できるため、安価で高
性能のLEDを市場に投入することに寄与することがで
きる。
【0046】上記において、本発明の実施の形態につい
て説明を行なったが、上記に開示された本発明の実施の
形態はあくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発
明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許
請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範
囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を
含む。
【0047】
【発明の効果】本発明により、In等の低融点金属を用
いることなく、化合物半導体に対してオーミック接触の
電極を有する化合物半導体装置およびその製造方法を提
供することが可能となる。この製造方法は従来の製造方
法を大幅に変えることがなく、従来の装置に改変を加え
ることにより可能となるので、安価にかつ大量に供給す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における化合物半導体装
置の概略構成を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態の実施例1における化合
物半導体装置の製造装置の概略構成を示す図である。
【図3】 化合物半導体装置の裏面電極を形成するため
の基板保持の概要を示す断面図である。
【図4】 n型ZnSe基板を塩酸ガス処理し、ラジカ
ル水素処理する際の基板表面の状態を示す模式図であ
る。
【図5】 化合物半導体装置の裏面電極の電流−電圧特
性を測定する概略構成を示す断面図である。
【図6】 本発明のZnSe系LEDの裏面電極の電流
−電圧特性を示す図である。
【図7】 ラジカル水素処理を行わずにTi膜およびA
u膜を成膜した裏面電極の電流−電圧特性を示す図であ
る。
【図8】 本発明のZnSe系LEDの裏面電極の電流
−電圧特性を示す図である。
【図9】 n+ZnSe膜の形成後に大気暴露してTi
膜およびAu膜を成膜した裏面電極の電流−電圧特性を
示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態の実施例2における化
合物半導体装置の製造方法において、n型ZnSe基板
の表面側に活性層等のLEDエピタキシャル多層膜を形
成した段階の断面図である。
【図11】 図10の状態から、n型ZnSe基板をワ
ックスを用いてガラス基板に貼り付け、裏面に対して研
磨およびエッチングを行った段階の断面図である。
【図12】 図11の状態から、n型ZnSe基板の裏
面にn+型ZnSeエピタキシャル膜を成膜した段階の
断面図である。
【図13】 図12の状態から、n+型ZnSeエピタ
キシャル膜の上にTi膜を成膜した段階の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 n型ZnSe基板、2 n型ZnSe基板/n+型Z
nSe膜界面、3 n+型ZnSe膜、4 n+型ZnS
e膜/Ti膜界面、5 Ti膜、6 Au膜、9 In
層、10 LED、11 Cu/Wブロック、12 n
型ZnSeバッファ層、13 n型ZnMgSSe層、
14 ZnCd(S)Se層、15 p型ZnMgSS
e層、16 p型ZnSe層、17 ZnSe膜とZn
Te膜との超格子、18 Au膜(上部電極)、21
基板ホルダ、22 Au箔、23Ta板、25 ワック
ス、31 超高真空搬送路、32 ガス処理装置、33
MBE装置、34 蒸着装置。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/306 H01L 21/302 N 33/00 P Fターム(参考) 4G077 AA03 BE34 DA05 EB10 EE02 EG26 FJ07 HA02 4M104 AA06 BB09 BB14 CC01 DD22 DD23 DD34 FF02 FF13 FF31 GG04 HH15 5F004 AA09 AA14 BA19 DA24 DA29 DB00 EA34 EA35 5F041 AA24 CA41 CA43 CA66 CA73 CA74 CA77 CA83 CA85

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型不純物を含む化合物半導体基
    板の温度を250℃以下の温度域に加熱にしてその表面
    を塩酸ガスでエッチングする第1クリーニング工程と、 前記第1クリーニング工程の後、塩酸ガスでエッチング
    された前記化合物半導体基板に対してラジカル水素処理
    を行う第2クリーニング工程と、を含む基板クリーニン
    グ工程を備える、化合物半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記クリーニング工程の後に、第1導電
    型不純物を前記化合物半導体基板よりも高濃度に含む化
    合物半導体膜を前記化合物半導体基板上にエピタキシャ
    ル成長させる化合物半導体膜形成工程と、 前記化合物半導体膜の上に導電性電極膜を形成する導電
    性電極膜形成工程とを備える、請求項1に記載の化合物
    半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2クリーニング工程、前記化合物
    半導体膜形成工程および前記導電性電極膜形成工程にお
    ける処理を、前記化合物半導体基板の温度が250℃以
    下の温度範囲内において行う、請求項2に記載の化合物
    半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記基板クリーニング工程、前記化合物
    半導体膜形成工程および前記導電性電極膜形成工程にお
    ける処理が、前記化合物半導体基板を大気にさらすこと
    なく連続して行なわれる、請求項2または3に記載の化
    合物半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記基板クリーニング工程、前記化合物
    半導体膜形成工程および前記導電性電極膜形成工程にお
    ける処理が、各処理間において前記化合物半導体基板を
    大気にさらすことなく、超高真空搬送路で連結された複
    数の処理チャンバを有する処理装置の各処理チャンバに
    おいてそれぞれ行われる、請求項2〜4のいずれかに記
    載の化合物半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1クリーニング工程は、(a)ガ
    ス成分:5〜20体積%HCl、残部Heガス、(b)
    ガス圧:1×10-6Torr〜1×10-4Torr、の条件で行
    なわれる、請求項1〜5のいずれかに記載の化合物半導
    体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2クリーニング工程におけるラジ
    カル水素処理は、(a)水素圧力:5×10-7〜5×1
    -4Torr、(b)ラジカル化電力:50〜300W、の
    条件で行なわれる、請求項1〜6のいずれかに記載の化
    合物半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記化合物半導体基板が、n型不純物を
    1×1017/cm3以上含むn型ZnSe基板であり、前
    記化合物半導体膜が、n型不純物を1×10 19/cm3
    上含むn+型ZnSe膜であり、前記導電性電極膜が、
    前記n+型ZnSe膜に接するTi膜および当該Ti膜
    を保護する保護膜を有する、請求項2〜7のいずれかに
    記載の化合物半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 化合物半導体基板に対してガスエッチン
    グ処理を施すガス処理装置と、 前記化合物半導体基板に対してラジカル処理を施すラジ
    カル処理装置と、 前記化合物半導体基板に対して化合物半導体膜を成膜す
    る成膜処理装置と、 前記化合物半導体基板に対して導電膜を形成する導電膜
    形成装置とを備えた化合物半導体装置の製造装置であっ
    て、 前記ガス処理装置、前記ラジカル処理装置、前記成膜処
    理装置および前記導電膜形成装置のそれぞれと前記化合
    物半導体基板を搬送できるように連結された超高真空の
    搬送路である超高真空搬送路を備えた、化合物半導体装
    置の製造装置。
  10. 【請求項10】 前記ガス処理装置が、前記化合物半導
    体基板に対して塩酸ガスによってエッチング処理を施す
    塩酸ガス処理装置を備える、請求項9に記載の化合物半
    導体装置の製造装置。
  11. 【請求項11】 前記ラジカル処理装置が、前記化合物
    半導体基板に対してラジカル水素処理を施すラジカル水
    素処理装置を備える、請求項9または10に記載の化合
    物半導体装置の製造装置。
  12. 【請求項12】 前記ラジカル水素処理装置と前記成膜
    処理装置とを兼ね備えたMBE(Molecular Beam Epitax
    ial)装置を有し、前記MBE装置は、Znセル、Seセ
    ル、ZnCl2セル、水素ガス供給源およびラジカル化
    ガンを備え、前記化合物半導体基板に対して、水素ガス
    供給源およびラジカル化ガンを用いてラジカル水素処理
    を施し、Znセル、SeセルおよびZnCl2セルを用
    いて、前記化合物半導体基板も対してn型ZnSe膜を
    成膜する、請求項9〜11のいずれかに記載の化合物半
    導体装置の製造装置。
  13. 【請求項13】 前記蒸着装置では、前記化合物半導体
    基板に対して、Ti膜およびAu膜のうちの少なくとも
    一方を形成する、請求項9〜12のいずれかに記載の化
    合物半導体装置の製造装置。
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