JP2002015815A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002015815A
JP2002015815A JP2000197362A JP2000197362A JP2002015815A JP 2002015815 A JP2002015815 A JP 2002015815A JP 2000197362 A JP2000197362 A JP 2000197362A JP 2000197362 A JP2000197362 A JP 2000197362A JP 2002015815 A JP2002015815 A JP 2002015815A
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/633Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for disengagement only
    • H01R13/635Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances for disengagement only by mechanical pressure, e.g. spring force
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6275Latching arms not integral with the housing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの形状を簡素化及びコンパクト化で
き、しかも汎用性の高いコネクタを提供する。 【解決手段】 雌コネクタ11と雄コネクタ14とを備
え、コイルバネ12の反発力で両コネクタ11、14が
中途嵌合状態のときに雄コネクタ14を嵌合方向と反対
の方向に付勢するスライダ13を備えると共に、雌コネ
クタ11内に雄コネクタ14が嵌合した状態を保持する
ロック片27を備える構成であって、雌コネクタ11の
ハウジング17におけるコネクタ同士の結合を行う雄コ
ネクタ挿入部15に隣接してロック機構部24を設けて
いる。また、スライダ挿入部16とスライダ13とに、
スライダ13の嵌合方向への移動に伴いスライダ13を
所定角度回転させるテーパ面17C、22を備え、スラ
イダ13が回転に伴ってロック片27と係止可能になっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコネクタに関し、
さらに詳しくは相互に嵌合されて電気的接続を行う雌・
雄一対のロック機構付きコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとして、図21
に示すような特開平10−50408号公報に開示され
たものが知られている。このコネクタは、スライダ1が
収容されるスライダ収容部2を有する雄型コネクタ3
と、雄型コネクタ3の雄コネクタハウジング4を嵌合す
る雌型コネクタ5とからなる。雄型コネクタ3のスライ
ダ収容部2には、コイルバネ6とスライダ1が収容され
ている。雌型コネクタ5には、ストッパ突起7、7が突
設されている。これらストッパ突起7は、雄型コネクタ
3と雌型コネクタ5とを嵌合する際に、スライダ1に形
成された当接突起8に当接してスライダ1をスライダ収
容部2に押し込む作用を持つ。雄型コネクタ3と雌型コ
ネクタ5とが半嵌合の場合には、コイルバネ6の反発力
により雌型コネクタ5を押し返す作用を有している。嵌
合が完了した場合には、スライダ1の当接突起8が雌型
コネクタ5のストッパ突起7を乗り越えて、スライダ1
及びコイルバネ6が初期状態に戻るようになっている。
雄型コネクタ3と雌型コネクタ5との嵌合のロックは、
雌型コネクタ5に形成された傾斜突起9Aと、雄型コネ
クタ3に形成されたロックアーム9Bによって行われる
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコネクタでは、雌型コネクタ5にストッパ突
起7と傾斜突起9Aとの2つの突起が必要とされ、雌型
コネクタ5のハウジングの大型化及び構造の複雑化を招
くものであり、例えば雄型コネクタ3が一体に設けられ
るユニットなどに対して雌型コネクタの共通使用が行い
にくいものであった。また、雄型コネクタ3の上方にロ
ックアーム9Bを設け、更にその上方にスライダ1を配
置するため、雄型コネクタ3が大型となると共に構造が
複雑になるという問題点があった。このため、コネクタ
の生産コストも高くなるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、コネクタの形状を簡素
化及びコンパクト化でき、しかも汎用性の高いコネクタ
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
互いに嵌合して接続される一対の雌型コネクタと雄型コ
ネクタのうち、一方のコネクタのハウジング内に収納し
た弾性部材の反発力で前記一対のコネクタが中途嵌合状
態のときに他方のコネクタを嵌合方向と反対の方向に付
勢するスライド部材を備えると共に、前記一方のコネク
タ内に前記他方のコネクタが嵌合した状態を保持するロ
ック機構を備えるコネクタであって、前記一方のコネク
タのハウジングにおけるコネクタ同士の結合を行うコネ
クタ挿入部の側方に、前記他方のコネクタが嵌合した状
態を保持するロック部材を配設したロック機構部が設け
られると共に、前記コネクタ挿入部の側方で且つ前記ロ
ック機構部に隣接して前記弾性部材及び前記スライド部
材が挿入されるスライド部材挿入部が設けられ、前記ス
ライド部材挿入部と前記スライド部材とに当該スライド
部材の前記嵌合方向への移動に伴い前記スライド部材を
所定角度回転させる回転案内手段を備え、前記スライド
部材が回転に伴って前記ロック機構と係止可能であるる
ことを特徴としている。
【0006】このような構成の請求項1記載の発明で
は、一方のコネクタのハウジングにおいて、両コネクタ
が嵌合するコネクタ挿入部の側方に、ロック機構部とス
ライド部材挿入部とが隣接して配置されるため、一方の
コネクタの厚み寸法が大きくなるのを防止することがで
き、ロック機構部と中途嵌合を検知するスライド部材挿
入部をと備えた構造でのコンパクト化を達成することが
できる。また、請求項1記載の発明では、スライド部材
が回転案内手段により直線運動を回転運動に変換させる
ことができる。このため、スライド部材が回転すること
でスライド部材側がロック機構側と係止されて、例えば
両コネクタが中途嵌合であることを検知することができ
る。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のコネクタであって、前記スライド部材は、前記一対
のコネクタ同士の嵌合時に前記他方のコネクタに当接す
る当接突起と、当該スライド部材の回転に伴って、前記
ロック機構側に係止される係止突起とを備えることを特
徴としている。
【0008】したがって、請求項2記載の発明では、請
求項1記載の発明の作用に加えて、スライド部材は他方
のコネクタに当接突起で当接して、一方のコネクタのス
ライド部材挿入部内へ挿入される。この挿入に伴って、
スライド部材は回転して係止突起がロック機構側に係止
される。係止突起とロック機構との係止が維持される
と、スライド部材は、スライド部材挿入部内に押し込め
られた状態を保持して、両コネクタが中途嵌合であるこ
とを検知することができる。
【0009】さらに、請求項3記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載のコネクタであって、前記回転案内
手段は、前記スライド部材の前記嵌合方向前端部に形成
された被案内面と、前記スライド部材挿入部内に前記被
案内面に摺接して該被案内部の挿入移動に伴い前記スラ
イド部材を回転させる案内面とでなることを特徴として
いる。
【0010】したがって、請求項3記載の発明では、請
求項1及び請求項2に記載の発明の作用に加えて、スラ
イド部材側の被案内面と、スライド部材挿入部側の案内
面とが摺接するため、スライド部材の挿入に伴って、被
案内面と案内面とが滑ってスライド部材を回転させるこ
とができる。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項2又
は請求項3に記載のコネクタであって、前記ロック機構
は、前記一方のコネクタのハウジングに形成された支持
部と、該支持部の前後方向に延在されたロック片とでな
り、且つ前記支持部を支点として前後部分が略一体に揺
動可能であると共に所定の弾性を有し、前記ロック片に
おける前記支持部の前方側の端部に、前記両コネクタ同
士の嵌合が完了した状態で前記他方のコネクタのハウジ
ングに突設された係合突起を係止する係止部と、中途嵌
合状態のときに前記スライド部材の係止突起の前後方向
の移動を干渉する係止突起係止部とが形成されているこ
とを特徴としている。
【0012】したがって、請求項4記載の発明は、請求
項2及び請求項3に記載の発明の作用に加えて、ロック
機構を構成するロック片の係止部が、嵌合した他方のコ
ネクタの係合突起を係止して嵌合状態を保持する作用が
ある。また、係止突起係止部は、両コネクタが中途嵌合
の状態にあるときに、回転した係止突起を係止すること
で、スライド部材が初期位置に復帰することを阻止して
嵌合が完了していないことを認識させる作用がある。
【0013】さらに、請求項5記載の発明は、請求項4
記載のコネクタであって、前記他方のコネクタのハウジ
ングに形成された係合突起は、両コネクタの嵌合に伴っ
て前記ロック片の係止部を嵌合方向と略直角方向に押し
出して通過すると共に、前記係止部が押し出された状態
で前記係止突起が前記係止突起係止部に係当することを
特徴としている。
【0014】したがって、請求項5記載の発明は、請求
項4記載の発明の作用に加えて、他方のコネクタのハウ
ジングに形成された係合突起が、両コネクタの嵌合に伴
ってロック片の係止部を嵌合方向と略直角方向に押し出
すことにより、スライド部材の係止突起がロック片の前
端部の係止突起係止部に係止し易くなる作用がある。こ
のため、中途嵌合の際に、スライド部材が初期位置へ復
帰するのを確実に防止して、的確な嵌合状態の検知を可
能にする。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5のいずれかに記載のコネクタであって、前記スライ
ド部材は円筒形状であり、前記弾性部材はコイルバネで
あり、前記スライド部材の後端側から前記弾性部材が挿
入されることを特徴としている。
【0016】したがって、請求項6記載の発明は、請求
項1〜請求項5に記載の発明の作用に加えて、スライド
部材が円筒形状であるため、角柱形状に比較してコンパ
クト化を図ることができる。また、弾性部材は、スライ
ド部材に収容されるため、装着性が良好であると共に、
省スペース化を達成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコネクタを図
面に示す実施形態に基づいて具体的に説明する。
【0018】図1は本実施形態のロック機構付きコネク
タの分解斜視図である。同図に示すように、ロック機構
付きコネクタ10は、雌コネクタ11と、雌コネクタ1
1に組み込まれるコイルバネ12と、コイルバネ12と
ともに雌コネクタ11に組み込まれるスライダ13と、
雌コネクタ11に嵌合される雄コネクタ14とから構成
されている。
【0019】雌コネクタ11は、雄コネクタ挿入部15
とスライダ挿入部16とが形成された雌コネクタハウジ
ング17を備えている。雌コネクタハウジング17の雄
コネクタ挿入部15内には、雌接続端子収納部18が周
囲に雌コネクタハウジング17と環状の雄コネクタ挿入
空間19を隔てて配設されている。なお、雄コネクタ挿
入空間19の内奥の雌接続端子収納部18には、図10
に示すように、パッキン31が周回して設けられてい
る。雌接続端子収納部18の後端部は、雌コネクタハウ
ジング17から後方へ突出するように形成されている。
なお、雌接続端子収納部18内には、後方から雌接続端
子18Aが挿入・固定されている。
【0020】また、雌コネクタ11のスライダ挿入部1
6は、雌コネクタハウジング17の幅方向の一方側の上
部に形成されており、内部に略円柱形状のスライダ挿入
空間20が形成されている。このスライダ挿入部16
は、雌コネクタ11の前端側で解放されており、後端側
で閉塞されている。すなわち、図6及び図8に示すよう
に、スライダ挿入部16の後端部には後壁部21が形成
されており、この後壁部21の内側面にコイルバネ12
の一端部が当接するようになっている。
【0021】さらに、雌コネクタ11における雄コネク
タ挿入部15の上方で且つスライダ挿入部16の側方に
は、ロック機構部24が設けられている。
【0022】ここで、スライダ挿入部16内の構造の説
明に先駆けて、スライダ13の構造を図1〜図5を用い
て説明する。なお、図2はスライダ13の斜視図、図3
はスライダ13の平面図、図4は図3のA−A断面図、
図5はスライダ13の後端部を示す斜視図である。
【0023】スライダ13は、前端面が閉塞され且つ後
端面が解放された円筒形状のスライダ本体13Aと、ス
ライダ本体13Aの周面に軸方向に沿ってスライダ本体
13Aの前端から後端までに亙って下方に突出するよう
に形成された当接突起13Bと、スライダ本体13Aの
前端部の上部周壁から外側(略上方)に突出する上部突
起13Cとを備えている。スライダ本体13Aの内部に
は、コイルバネ12を収容するバネ挿入空間13Dが形
成されている。このバネ挿入空間13Dは、図4及び図
5に示すように、スライダ本体13Aの後端面で解放さ
れている。なお、本実施形態では、上部突起13Cは、
スライダ本体13Aの軸と当接突起13Bとを結ぶ面に
対して略135°の角度をなす位置に設定されている。
さらに、当接突起13Bの後端部には、雌コネクタ11
のスライダ挿入部16内の内周面に沿って、スライダ1
3の回転方向に沿って案内される突起側テーパ面22が
形成されている。
【0024】次に、上記したスライダ13が挿入される
雌コネクタ11側のスライダ挿入部16の構造を、図
1、図6、図7、及び図9〜図11を用いて説明する。
なお、図10は、図9のB−B断面図である。
【0025】図1、図7、及び図9に示すように、スラ
イダ挿入空間20の下部には、スライダ挿入空間20の
奥行き方向に沿って、スライダ13の周面に接触するス
ライダ接触板23が設けられている。このスライダ接触
板23は、雄コネクタ挿入空間19とスライダ挿入空間
20に干渉しないように、雌コネクタハウジング17に
一体的に設けられている。スライダ接触板23の上面
は、スライダ13の周面に沿うように湾曲した曲面23
Aとなっている。
【0026】また、図9に示すように、当接突起13B
を下向きにしてスライダ13をスライダ挿入部16に挿
入した場合、当接突起13Bとスライダ接触板23とが
当接すると共に、上部突起13Cがスライダ挿入部16
における上部内壁17Aに当接して、図9において反時
計回り方向への回転が阻止されるようになっている。ま
た、この状態で、当接突起13B及び上部突起13Cは
時計回り方向に所定角度(本実施形態では略45°)の
回転が可能となるように設定されている。そして、スラ
イダ13が時計回り方向に回転した場合には、スライダ
挿入部16における下部内壁17Bに当接突起13Bが
当接してそれ以上の回転が阻止されるようになってい
る。
【0027】さらに、スライダ挿入部16の内奥部の内
周面には、図6に示すように、スライダ13の当接突起
13Bの後端面に形成された突起側テーパ面22と当接
する挿入部側テーパ面17Cが形成されている。なお、
図6はスライダ挿入部16の雌コネクタハウジング17
を水平方向で切断した状態を示している。
【0028】次に、ロック機構部24の構成について説
明する。ロック機構部24は、雌コネクタ11における
雄コネクタ挿入部15の上方で且つスライダ挿入部16
の側方に位置しており、図1に示すように雄コネクタ挿
入空間19とスライダ挿入空間20と連通するロック機
構収納空間25に位置している。
【0029】このロック機構収納空間25内には、雌接
続端子収納部18の上部に立設された反発性を有する支
持板26の上端にロック片27が前後方向に沿って一体
に形成されている。図12に示すように、ロック片27
における支持板26より前側の部分は、支持板26の両
側から互いに平行をなして前方に延在された一対のアー
ム部28、28と、これらアーム部28の先端部同士に
架設された係止部29とを有する。また、この係止部2
9の上部には、上方へ向けて突出する上部突起係止部2
9Aが一体に形成されている。なお、係止部29の前端
側の下面には、後述する雄コネクタ14の上部に形成さ
れた係合突起32Cを内奥側へ案内する案内テーパ面2
9Bが形成されている。さらに、この係止部29は、通
常、雌接続端子収納部18の上面に近接した位置に配置
されるように設定され、雄コネクタ14を挿入したとき
に、係合突起32Cが係止部29を押し上げて通過し、
係止部29を係合突起32Cが通過したときに係止部2
9が再度下降し、図12に示すように、係合突起32C
が係止部29に係止されて戻りが防止されるようになっ
ている。
【0030】また、ロック片27における支持板26よ
り後側の部分は、後方へ延在されてロック機構収納空間
25の外側へ突出する操作板部30となっている。この
操作板部30を雌接続端子収納部18に近接させるよう
に押すことにより、支持板26の上部を支点としてアー
ム部28、28が上昇するようになっている。
【0031】次に、図1、及び図13〜図15を用いて
雄コネクタ14の構成を説明する。なお、図14は図1
3のC−C断面図、図15は図13のD−D断面図であ
る。雄コネクタ14は、雄コネクタハウジング32と、
雄コネクタハウジング32内の内部空間34に配設され
た雄接続端子33、33とから大略構成されている。雄
コネクタハウジング32は、雌コネクタ11の雄コネク
タ挿入空間19に挿入されると共に雌接続端子収納部1
8を嵌合するように、断面が略楕円形の筒形状に形成さ
れている。雄コネクタハウジング32の前端開口部の内
側面は、雌接続端子収納部18が嵌合し易いようにテー
パ面が形成されている。また、図14及び図15に示す
ように、雄接続端子33は、雄コネクタハウジング32
の後端部(基部)側の壁部32Aを貫通して内部空間3
4内に突出するように配設されている。さらに、図13
に示すように、雄コネクタハウジング32の上部の一方
の側縁部には、雌コネクタ11に挿入されるときに、雌
コネクタ11のスライダ挿入部16に挿入されているス
ライダ13の当接突起13Bの前端部に係当する当接部
32Bが形成されている。また、雄コネクタハウジング
32の上面の略中央部には、上記したロック機構の係止
部29に係合する係合突起32Cが突設されている。
【0032】次に、本実施形態のコネクタ10の作用及
び動作を説明する。
【0033】まず、図1に示すように、コネクタの接続
に先駆けて、雌コネクタ11のスライダ挿入部16のス
ライダ挿入空間20へ雌コネクタ11の前端側からコイ
ルバネ12とスライダ13を順次挿入しておく。このと
き、コイルバネ12は、図8及び図10に示すように、
スライダ13のバネ挿入空間13Dに収容される。この
ように、スライダ13がバネ挿入空間13Dに挿入され
た状態では、コイルバネ12が付勢されることがなく、
反発力が発生しない状態となっている。
【0034】次に、図16に示すように、雌コネクタ1
1の雄コネクタ挿入部15の前端に雄コネクタ14を合
わせて挿入を行うと、雄コネクタハウジング32の当接
部32Bがスライダ13の当接突起13Bの前端に当接
する。図17は、この状態を雄コネクタ14の後方側か
ら見た正面図である。
【0035】そして、雄コネクタ14を更に挿入する
と、図18に示すように、スライダ13はスライダ挿入
空間20の内奥へ雄コネクタ14と共に移動し、スライ
ダ13の上部突起13Cが上部突起係止部29Aを通過
する。このような動作に伴い、スライダ13の当接突起
13Bの後端に形成された突起側テーパ面22は、雌コ
ネクタハウジング17に形成された挿入部側テーパ面1
7Cに沿って移動する。そして、スライダ13は、図1
9に示す矢印a方向に回動し、当接突起13Bは雌コネ
クタハウジング17の下部内壁17Bに当接する。ま
た、上部突起13Cは、図19に示すように、上部突起
係止部29Aの後側で矢印a方向に沿って回動する。こ
の結果、スライダ13の回動は停止すると共に、コイル
バネ12の反発力によりスライダ13は戻されるが、上
部突起13Cが上部突起係止部29Aに係止されるた
め、図18に示すような半嵌合状態(雌コネクタハウジ
ング17の上面に形成された係合突起32Cが嵌合途中
で係止部29の下に位置する。)ではスライダ13がス
ライダ挿入部16での初期の状態に戻ることはない。
【0036】図20は、上部突起13Cが上部突起係止
部29Aを通過した後、係止部29の下を係合突起32
Cが通過し終わった状態を示している。このとき、係合
突起32Cは、係止部29の後側に位置して係止される
ため、雄コネクタ14が抜け出せないようになってい
る。ここで、スライダ13の上部突起13Cは、上部突
起係止部29Aが下がることにより、上部突起係止部2
9Aによる干渉が解除されてコイルバネ12の反発力に
よりスライダ13が初期位置に戻される。しかし、図2
0に示すように、スライダ13は、雄コネクタ14の基
部のフランジ部14Aに当接するため、スライダ挿入部
16からの抜け出しが阻止されている。
【0037】このようにして、雄コネクタ14と雌コネ
クタ11との結合が完了する。また、雄コネクタ14と
雌コネクタ11との結合を解除するには、ロック片27
の操作板部30を雌接続端子収納部18に近づけるよう
に押すことにより、ロック片27のアーム部28が上昇
して雄コネクタ14側の係合突起32Cを係止部29か
ら解除して雄コネクタ14の引き抜きを可能にする。
【0038】本実施形態では、雌・雄コネクタ11、1
4の嵌合が中途嵌合状態の場合、以下に説明する2つの
作用を奏する。まず、雄コネクタ14の係合突起32C
が、係止部29まで至らない中途嵌合状態では、スライ
ダ13が雄コネクタハウジング32の当接部32Bに当
接しているため、コネクタを結合させる操作を途中で停
止すると(手を離すと)スライダ13を介して雄コネク
タ14がコイルバネ12の反発力により押し戻されて嵌
合が完了していないことが一目瞭然に判断できるように
なっている。
【0039】また、係合突起32Cが係止部29の下に
位置して上部突起係止部29Aが上昇している場合の中
途嵌合状態では、スライダ13の上部突起13Cは回動
して上部突起係止部29Aに干渉されてスライダ13が
初期位置に戻ることができない状態となっている。この
ため、スライダ13が初期位置に戻っていないことを結
合作業者はスライダ13が戻る動作音やスライダ13が
戻るときに生ずる衝突音が発生していないことから容易
に判断することができる。上部突起13Cが係止部29
を通過して上部突起係止部29Aが下降すると、上部突
起13Cの戻り動作を干渉するものがなくなるため、ス
ライダ13はコイルバネ12の反発力で初期位置まで戻
され、雄コネクタ14のフランジ部14Aに衝突する衝
突音で雌・雄コネクタ11、14の嵌合が完了したこと
が判断できる。
【0040】このような本実施形態では、上記したよう
に半嵌合(途中嵌合)状態を検知することを可能にする
スライダ13が、ロック機構を収納するロック機構部2
4の側方に位置するスライダ挿入部16に配置されるた
め、従来のようにロックアームの上にスライダを配置す
る構造に比較して、コネクタの高さ寸法が増加するのを
防止する効果がある。また、スライダ13が細い略円筒
形状でよいため、スライダ13の半嵌合の検知手段をロ
ック機構部24の側方にコンパクトに組み込めるという
効果がある。
【0041】また、本実施形態では、雄コネクタ14の
上面に係合突起32Cを一カ所に突設するだけでよいた
め、雄コネクタ14の構成を極めて簡単なものにするこ
とができる。このため、雄コネクタ14は、本実施形態
のようなロック機構部24及びスライダ挿入部16を備
えた雌コネクタ11との所謂完全嵌合タイプのコネクタ
や、単に雌接続端子収納部18のみを嵌合するような所
謂非完全嵌合タイプのコネクタにも用いることができ、
雄コネクタ14の汎用性を高めることができる。このよ
うに、本実施形態では、雌コネクタハウジング17の大
型化と複雑化を防止できると共に、雄コネクタハウジン
グ32の構造の簡素化を達成することができる。
【0042】以上、実施形態について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、構成の要旨に付随
する各種の変更が可能である。例えば、上記した実施形
態では、一方のコネクタを雌コネクタ11として他方の
コネクタを雄コネクタ14としたが、この関係は逆の構
成であっても勿論よい。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、一方のコネクタのハウジングに
おいて、両コネクタが嵌合するコネクタ挿入部の側方
に、ロック機構部とスライド部材挿入部とが隣接して配
置されるため、一方のコネクタの厚み寸法が大きくなる
のを防止してコンパクト化を達成する効果がある。ま
た、スライド部材が回転案内手段により直線運動を回転
運動に変換させることができるため、スライド部材側が
ロック機構側と係止することで、例えば両コネクタが中
途嵌合であることを検知させる効果がある。
【0044】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、係止突起とロック機構との係
止が維持されると、スライド部材は、スライド部材挿入
部内に押し込められた状態を保持して、両コネクタが中
途嵌合であることを認識させることができる。このた
め、請求項2記載の発明によれば、誤ったコネクタ結合
を防止して信頼性の高い接続を行うことができる。
【0045】請求項3記載の発明では、請求項1及び請
求項2に記載の発明の効果に加えて、スライド部材側の
被案内面と、スライド部材挿入部側の案内面とが摺接す
るため、スライド部材の挿入に伴って、被案内面と案内
面とが滑ってスライド部材を回転させることができ、特
別の回転手段を要しないため、一方のコネクタの構造を
簡略化する効果がある。
【0046】請求項4記載の発明によれば、請求項2及
び請求項3に記載の発明の効果に加えて、ロック片の係
止部が嵌合した他方のコネクタの係合突起を係止して嵌
合状態を保持してコネクタ同士の離脱を防止する効果が
ある。また、両コネクタが中途嵌合の状態にあるとき
に、回転した係止突起を係止することで、スライド部材
が初期位置に復帰することを阻止して嵌合が完了してい
ないことを認識させる効果がある。さらに、他方のコネ
クタには係合突起のみを形成するだけでよいため、他方
のコネクタの構成を簡単にすると共に、汎用性を高める
効果がある。すなわち、このような他方のコネクタを、
ロック機構などを備えない簡単な構造のコネクタとの結
合に用いることも可能ある。
【0047】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明の効果に加えて、他方のコネクタのハウジング
に形成された係合突起が、両コネクタの嵌合に伴ってロ
ック片の係止部を嵌合方向と略直角方向に押し出すこと
により、スライド部材の係止突起がロック片の前端部の
係止突起係止部に係止し易くなり、中途嵌合の際に、ス
ライド部材が初期位置へ復帰するのを確実に防止して、
的確な嵌合状態の検知を効果がある。
【0048】請求項6記載の発明によれば、請求項1〜
請求項5に記載の発明の効果に加えて、スライド部材が
円筒形状であるためコンパクト化を図ることができる。
また、弾性部材は、スライド部材に収容されるため、装
着性が良好であると共に、省スペース化を達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの実施形態を示す分解斜
視図である。
【図2】実施形態に用いるスライダの斜視図である。
【図3】実施形態に用いるスライダの平面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】実施形態に用いるスライダの後端部を示す斜視
図である。
【図6】実施形態におけるスライダ挿入部にスライダを
挿入した状態を示す水平断面図である。
【図7】実施形態における雌コネクタにスライダを挿入
・配置した状態を示す斜視図である。
【図8】実施形態における雌コネクタにスライダを挿入
・配置した状態を示す平面図である。
【図9】実施形態において雌コネクタに雄コネクタを結
合した状態を示す正面図である。
【図10】図9のB−B断面図である。
【図11】実施形態における雌コネクタの縦断面図であ
る。
【図12】実施形態におけるロック片と上部突起と係合
突起との関係を示す平面説明図である。
【図13】実施形態における雄コネクタの正面図であ
る。
【図14】図13のC−C断面図である。
【図15】図13のD−D断面図である。
【図16】実施形態における雌コネクタと雄コネクタと
の嵌合開始状態を示す縦断面図である。
【図17】実施形態における雌コネクタと雄コネクタと
の嵌合開始状態を示す正面図である。
【図18】実施形態における中途嵌合状態を示す縦断面
図である。
【図19】実施形態における中途嵌合状態を示す正面図
である。
【図20】実施形態における完全嵌合状態を示す縦断面
図である。
【図21】従来のコネクタを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 コネクタ 11 雌コネクタ 12 コイルバネ 13 スライダ 13B 当接突起 13C 上部突起(係止突起) 14 雄コネクタ 15 雄コネクタ挿入部 16 スライダ挿入部 17 雌コネクタハウジング 17C 挿入部側テーパ面 22 突起側テーパ面 24 ロック機構部 26 支持板 27 ロック片 29 係止部 29A 上部突起係止部(係止突起係止部) 32 雄コネクタハウジング 32C 係合突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合して接続される一対の雌コネ
    クタと雄コネクタのうち、一方のコネクタのハウジング
    内に収納した弾性部材の反発力で前記一対のコネクタが
    中途嵌合状態のときに他方のコネクタを嵌合方向と反対
    の方向に付勢するスライド部材を備えると共に、前記一
    方のコネクタ内に前記他方のコネクタが嵌合した状態を
    保持するロック機構を備えるコネクタであって、 前記一方のコネクタのハウジングにおけるコネクタ同士
    の結合を行うコネクタ挿入部の側方に、前記他方のコネ
    クタが嵌合した状態を保持するロック部材を配設したロ
    ック機構部が設けられると共に、前記コネクタ挿入部の
    側方で且つ前記ロック機構部に隣接して前記弾性部材及
    び前記スライド部材が挿入されるスライド部材挿入部が
    設けられ、 前記スライド部材挿入部と前記スライド部材とに、当該
    スライド部材の前記嵌合方向への移動に伴い該スライド
    部材を所定角度回転させる回転案内手段を備え、前記ス
    ライド部材が回転に伴って前記ロック機構と係止可能で
    あることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタであって、 前記スライド部材は、前記一対のコネクタ同士の嵌合時
    に前記他方のコネクタに当接する当接突起と、当該スラ
    イド部材の回転に伴って、前記ロック機構側に係止され
    る係止突起とを備えることを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のコネクタ
    であって、 前記回転案内手段は、前記スライド部材の前記嵌合方向
    前端部に形成された被案内面と、前記スライド部材挿入
    部内に前記被案内面に摺接して該被案内部の移動に伴い
    前記スライド部材を回転させる案内面とでなることを特
    徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載のコネクタ
    であって、 前記ロック機構は、前記一方のコネクタのハウジングに
    形成された支持部と、該支持部の前後方向に延在された
    ロック片とでなり、且つ前記支持部を支点として前後部
    分が略一体に揺動可能であると共に所定の弾性を有し、
    前記ロック片における前記支持部の前方側の端部に、前
    記両コネクタ同士の嵌合が完了した状態で前記他方のコ
    ネクタのハウジングに突設された係合突起を係止する係
    止部と、中途嵌合状態のときに前記スライド部材の係止
    突起の前後方向の移動を干渉する係止突起係止部とが形
    成されていることを特徴とするコネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のコネクタであって、 前記他方のコネクタのハウジングに形成された係合突起
    は、両コネクタの嵌合に伴って前記ロック片の係止部を
    嵌合方向と略直角方向に押し出して通過すると共に、前
    記係止部が押し出された状態で前記係止突起が前記係止
    突起係止部に係当することを特徴とするコネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    のコネクタであって、 前記スライド部材は円筒形状であり、前記弾性部材はコ
    イルバネであり、前記スライド部材の後端側から前記弾
    性部材が挿入されることを特徴とするコネクタ。
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