JP2000195617A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JP2000195617A JP2000195617A JP10371515A JP37151598A JP2000195617A JP 2000195617 A JP2000195617 A JP 2000195617A JP 10371515 A JP10371515 A JP 10371515A JP 37151598 A JP37151598 A JP 37151598A JP 2000195617 A JP2000195617 A JP 2000195617A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- lever
- detection member
- bending space
- fitted
- Prior art date
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- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レバーが完全に嵌合終了位置まで回動したこ
とに基づいて、雌雄両ハウジングの半嵌合を検知できる
コネクタを提供することにある。 【解決手段】 雄側ハウジング3に回動可能に組み付け
られるレバー6には、弾性ロック部20が備えられてい
る。弾性ロック部20は、断面U字状の撓み空間22を
備えている。弾性ロック部20が正規の嵌合終了位置に
至る段階で、レバー係合部14と係合突起15との当接
によって、撓み空間22方向に弾性変形する。コネクタ
1には嵌合検知部材23が備えられており、撓み空間2
2内に弾性ロック部20が撓み変形していないときにの
み、この嵌合検知部材23を撓み空間22内に装着でき
るようになっている。
とに基づいて、雌雄両ハウジングの半嵌合を検知できる
コネクタを提供することにある。 【解決手段】 雄側ハウジング3に回動可能に組み付け
られるレバー6には、弾性ロック部20が備えられてい
る。弾性ロック部20は、断面U字状の撓み空間22を
備えている。弾性ロック部20が正規の嵌合終了位置に
至る段階で、レバー係合部14と係合突起15との当接
によって、撓み空間22方向に弾性変形する。コネクタ
1には嵌合検知部材23が備えられており、撓み空間2
2内に弾性ロック部20が撓み変形していないときにの
み、この嵌合検知部材23を撓み空間22内に装着でき
るようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】雌雄両ハウジングの嵌合を容易に行うた
めに、いずれかのハウジングに対して回動可能に組み付
けられたレバーが設けられたコネクタがある。レバーに
は、相手側ハウジングを誘導するためのカム溝が設けら
れている一方、相手側ハウジングには、そのカム溝に挿
入可能なカムピンが突設されている。両ハウジングの嵌
合のさいには、カム溝内にカムピンを挿入した状態で、
レバーを回動させる。
めに、いずれかのハウジングに対して回動可能に組み付
けられたレバーが設けられたコネクタがある。レバーに
は、相手側ハウジングを誘導するためのカム溝が設けら
れている一方、相手側ハウジングには、そのカム溝に挿
入可能なカムピンが突設されている。両ハウジングの嵌
合のさいには、カム溝内にカムピンを挿入した状態で、
レバーを回動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般には、レバーが両
ハウジングの嵌合操作を完了した嵌合終了位置を保持
し、逆方向への回動を防止するために、レバーを係合し
ておくための係合手段が設けられている。しかしなが
ら、レバーがそのような係合手段に係合されないまま
に、両ハウジングの嵌合操作が完了してしまったと思い
こみ、レバーの回動操作を途中で中止してしまうことが
あり得る。そのような場合には、両ハウジングが半嵌合
状態のままに止め置かれてしまうことになる。
ハウジングの嵌合操作を完了した嵌合終了位置を保持
し、逆方向への回動を防止するために、レバーを係合し
ておくための係合手段が設けられている。しかしなが
ら、レバーがそのような係合手段に係合されないまま
に、両ハウジングの嵌合操作が完了してしまったと思い
こみ、レバーの回動操作を途中で中止してしまうことが
あり得る。そのような場合には、両ハウジングが半嵌合
状態のままに止め置かれてしまうことになる。
【0004】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、レバーが完全に嵌合終了位置
まで回動したことに基づいて、雌雄両ハウジングの半嵌
合を検知できるコネクタを提供することにある。
ものであり、その目的は、レバーが完全に嵌合終了位置
まで回動したことに基づいて、雌雄両ハウジングの半嵌
合を検知できるコネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明に係るコネクタは、ハウジングと、
このハウジングに回動可能に組み付けられ、その回動操
作によって当該ハウジングと相手側ハウジングとを嵌合
または分離させるレバーとを備えたものであって、前記
レバーには、前記両ハウジングを正規位置に嵌合させた
ときに、所定の係合部に弾性的に係合可能な弾性ロック
部が備えられているとともに、この弾性ロック部には、
前記係合部に係合する際に弾性変形する方向に撓み空間
が設けられ、かつこの撓み空間は前記両ハウジングが正
規位置に嵌合したときにのみ、嵌合検知部材の嵌め込み
が可能に形成されていることを特徴とする。
めに請求項1の発明に係るコネクタは、ハウジングと、
このハウジングに回動可能に組み付けられ、その回動操
作によって当該ハウジングと相手側ハウジングとを嵌合
または分離させるレバーとを備えたものであって、前記
レバーには、前記両ハウジングを正規位置に嵌合させた
ときに、所定の係合部に弾性的に係合可能な弾性ロック
部が備えられているとともに、この弾性ロック部には、
前記係合部に係合する際に弾性変形する方向に撓み空間
が設けられ、かつこの撓み空間は前記両ハウジングが正
規位置に嵌合したときにのみ、嵌合検知部材の嵌め込み
が可能に形成されていることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
であって、前記嵌合検知部材が前記撓み空間に嵌め込ま
れたときには、前記弾性ロック部の解離方向への弾性変
形が規制されることを特徴とする。
であって、前記嵌合検知部材が前記撓み空間に嵌め込ま
れたときには、前記弾性ロック部の解離方向への弾性変
形が規制されることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2のい
ずれかに記載のものであって、前記レバーには、前記嵌
合検知部材を変位可能に組み付けるスライド溝が形成さ
れるとともに、このスライド溝は前記撓み空間における
前記嵌合検知部材の受入れ口に向けて延設され、一方、
前記嵌合検知部材は常には前記撓み空間から退避した位
置にあり、前記両ハウジングが正規嵌合したときに変位
して撓み空間内に進入可能となっていることを特徴とす
る。
ずれかに記載のものであって、前記レバーには、前記嵌
合検知部材を変位可能に組み付けるスライド溝が形成さ
れるとともに、このスライド溝は前記撓み空間における
前記嵌合検知部材の受入れ口に向けて延設され、一方、
前記嵌合検知部材は常には前記撓み空間から退避した位
置にあり、前記両ハウジングが正規嵌合したときに変位
して撓み空間内に進入可能となっていることを特徴とす
る。
【0008】
【発明の作用、および発明の効果】請求項1の発明によ
れば、両ハウジングをレバーの回動操作によって、正規
位置まで嵌合させると、レバーに設けられた弾性ロック
部が係合部に弾性的に係合する。ここで、弾性ロック部
が係合部に係合している場合には、撓み空間が開放され
ているため、嵌合検知部材を嵌め込むことができる。一
方、両ハウジングの嵌合操作が不十分であった場合に
は、弾性ロック部と係合部とが正規に係合されていない
ため、撓み空間が十分に開放されていないため、嵌合検
知部材を嵌め込むことができない。こうして、両ハウジ
ングの嵌合状態が嵌合検知部材によって検知される。
れば、両ハウジングをレバーの回動操作によって、正規
位置まで嵌合させると、レバーに設けられた弾性ロック
部が係合部に弾性的に係合する。ここで、弾性ロック部
が係合部に係合している場合には、撓み空間が開放され
ているため、嵌合検知部材を嵌め込むことができる。一
方、両ハウジングの嵌合操作が不十分であった場合に
は、弾性ロック部と係合部とが正規に係合されていない
ため、撓み空間が十分に開放されていないため、嵌合検
知部材を嵌め込むことができない。こうして、両ハウジ
ングの嵌合状態が嵌合検知部材によって検知される。
【0009】請求項2の発明によれば、嵌合検知部材が
弾性ロック部の弾性変形を規制するため、不用意なロッ
ク解除が規制できる。
弾性ロック部の弾性変形を規制するため、不用意なロッ
ク解除が規制できる。
【0010】請求項3の発明によれば、嵌合検知部材が
ハウジングのレバーに組み付けられて一体化されるた
め、取り扱いや部品管理に優れる。
ハウジングのレバーに組み付けられて一体化されるた
め、取り扱いや部品管理に優れる。
【0011】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>次に、本発明の
第1実施形態について、図1〜図12を参照しつつ、詳
細に説明する。本実施形態のコネクタ1には、雌雄一対
のハウジング2,3が備えられている。なお、以下の説
明において、両ハウジング2,3が互いに嵌合を開始す
る方向を前側とし、図1に示す位置で上下方向を説明す
る。
第1実施形態について、図1〜図12を参照しつつ、詳
細に説明する。本実施形態のコネクタ1には、雌雄一対
のハウジング2,3が備えられている。なお、以下の説
明において、両ハウジング2,3が互いに嵌合を開始す
る方向を前側とし、図1に示す位置で上下方向を説明す
る。
【0012】図1または図2に示すように、雌側ハウジ
ング2は、合成樹脂により略直方体状に形成されてお
り、内部には雌側端子金具(図示せず)を装着可能なキ
ャビティ4が設けられている。キャビティ4の内部に
は、端子金具に弾性的に係合することで抜止めを行うラ
ンス11が設けられている。また、図1において、上下
の外壁からは、キャビティ4に連通する一対のリテーナ
装着孔12が設けられており、ここにはそれぞれリテー
ナ13が組み付けられる。リテーナ13は、ランス11
と共に端子金具に係合することで、端子金具の抜け防止
機能を強化している。
ング2は、合成樹脂により略直方体状に形成されてお
り、内部には雌側端子金具(図示せず)を装着可能なキ
ャビティ4が設けられている。キャビティ4の内部に
は、端子金具に弾性的に係合することで抜止めを行うラ
ンス11が設けられている。また、図1において、上下
の外壁からは、キャビティ4に連通する一対のリテーナ
装着孔12が設けられており、ここにはそれぞれリテー
ナ13が組み付けられる。リテーナ13は、ランス11
と共に端子金具に係合することで、端子金具の抜け防止
機能を強化している。
【0013】また、図1において、雌側ハウジング2の
後端下方には、レバー係合部14が突設されている。こ
こには、後述するレバー6の係合突起15が係合可能と
されている。また、雌側ハウジング2の左右両外壁(図
1には、雌側ハウジング2の左外壁のみが示されてい
る。)のほぼ中央には、カムピン5が突設されている。
このカムピン5は、レバー6のカム溝7に挿入可能とさ
れている。
後端下方には、レバー係合部14が突設されている。こ
こには、後述するレバー6の係合突起15が係合可能と
されている。また、雌側ハウジング2の左右両外壁(図
1には、雌側ハウジング2の左外壁のみが示されてい
る。)のほぼ中央には、カムピン5が突設されている。
このカムピン5は、レバー6のカム溝7に挿入可能とさ
れている。
【0014】雄側ハウジング3は、合成樹脂により成形
されており、その前部には、雌側ハウジング2を収容可
能なフード部10が設けられている。また、雄側ハウジ
ング3の後部には、図示しない雄側端子金具を収容可能
なキャビティ4が設けられている。なお、キャビティ
4、及び、その内部に雄側端子金具を組み付けておく構
造(ランス11、リテーナ装着孔12及びリテーナ1
3)については、雌側ハウジング2の構造と同様である
ため、同一の構成には同一の符号を付して説明を省略す
る。
されており、その前部には、雌側ハウジング2を収容可
能なフード部10が設けられている。また、雄側ハウジ
ング3の後部には、図示しない雄側端子金具を収容可能
なキャビティ4が設けられている。なお、キャビティ
4、及び、その内部に雄側端子金具を組み付けておく構
造(ランス11、リテーナ装着孔12及びリテーナ1
3)については、雌側ハウジング2の構造と同様である
ため、同一の構成には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0015】また、フード部10の左右両側壁におい
て、前下方には、左右一対の軸突部16が突設されてい
る。この軸突部16には、雌雄両ハウジング2,3を嵌
合または離間させるレバー6が組み付けられている。レ
バー6は、雄側ハウジング3の左右両側壁を挟み付ける
ようにして組み付けられているとともに、軸突部16を
回動中心として、図2において矢印Fで示す方向に、回
動可能とされている。レバー6は、図3に示すように、
フード部10の左右側壁に接するようにして組付られる
一対の脚片17と、これら両脚片17を連結する連結片
18とから構成されている。
て、前下方には、左右一対の軸突部16が突設されてい
る。この軸突部16には、雌雄両ハウジング2,3を嵌
合または離間させるレバー6が組み付けられている。レ
バー6は、雄側ハウジング3の左右両側壁を挟み付ける
ようにして組み付けられているとともに、軸突部16を
回動中心として、図2において矢印Fで示す方向に、回
動可能とされている。レバー6は、図3に示すように、
フード部10の左右側壁に接するようにして組付られる
一対の脚片17と、これら両脚片17を連結する連結片
18とから構成されている。
【0016】両脚片17は、互いに開脚方向に僅かに弾
性変形可能とされているとともに、脚片17のほぼ中央
には、軸突部16を嵌め込み可能な軸孔19が開口され
ている。また、脚片17のうち、フード部10に接する
面側には、カム溝7が凹設されている。このカム溝7
は、雌側ハウジング2のカムピン5が組付可能とされて
いるとともに、レバー6の回動操作に従って、カムピン
5をカム溝7に沿って移動させることで、雌雄両ハウジ
ング2,3を嵌合方向または離間方向に移動させる。
性変形可能とされているとともに、脚片17のほぼ中央
には、軸突部16を嵌め込み可能な軸孔19が開口され
ている。また、脚片17のうち、フード部10に接する
面側には、カム溝7が凹設されている。このカム溝7
は、雌側ハウジング2のカムピン5が組付可能とされて
いるとともに、レバー6の回動操作に従って、カムピン
5をカム溝7に沿って移動させることで、雌雄両ハウジ
ング2,3を嵌合方向または離間方向に移動させる。
【0017】さて、連結片18のほぼ中央には、凹部2
4が凹設されており、この凹部24内には、両ハウジン
グ2,3が正規に嵌合した状態において、雌側ハウジン
グ2のレバー係合部14に係合可能な弾性ロック部20
が設けられている。弾性ロック部20には、図2に示す
ように、断面U字状に形成された撓み空間22が備えら
れている。弾性ロック部20は、この撓み空間22の方
向に弾性的に撓み変形可能とされている。また、弾性ロ
ック部20の先端部分は略直角方向に折り曲げられて、
レバー6から突設されており、この部分が解除用操作部
21とされている。この解除用操作部21への押圧操作
により、弾性ロック部20を撓み空間22の方向に撓み
変形させることができる。
4が凹設されており、この凹部24内には、両ハウジン
グ2,3が正規に嵌合した状態において、雌側ハウジン
グ2のレバー係合部14に係合可能な弾性ロック部20
が設けられている。弾性ロック部20には、図2に示す
ように、断面U字状に形成された撓み空間22が備えら
れている。弾性ロック部20は、この撓み空間22の方
向に弾性的に撓み変形可能とされている。また、弾性ロ
ック部20の先端部分は略直角方向に折り曲げられて、
レバー6から突設されており、この部分が解除用操作部
21とされている。この解除用操作部21への押圧操作
により、弾性ロック部20を撓み空間22の方向に撓み
変形させることができる。
【0018】また、解除用操作部21よりも基部側に
は、雌側ハウジング2のレバー係合部14に係合可能な
係合突起15が突設されている。この係合突起15に
は、弾性ロック部20の基端部側に案内面15Aが設け
られている。また、弾性ロック部20の基部(撓み空間
22において、解除用操作部21と対向する側)には、
撓み空間22の開口を拡開する方向に傾斜面28が設け
られている。また、凹部24の開口部分の両端縁を連結
するようにして、嵌合操作部25が設けられている。
は、雌側ハウジング2のレバー係合部14に係合可能な
係合突起15が突設されている。この係合突起15に
は、弾性ロック部20の基端部側に案内面15Aが設け
られている。また、弾性ロック部20の基部(撓み空間
22において、解除用操作部21と対向する側)には、
撓み空間22の開口を拡開する方向に傾斜面28が設け
られている。また、凹部24の開口部分の両端縁を連結
するようにして、嵌合操作部25が設けられている。
【0019】ここで、レバー6の回動範囲について説明
する。レバー6は、図1または図2に示すように、カム
溝7を前側に開口し、カム溝7へのカムピン5の挿入を
許容する嵌合開始位置と、図4または図5に示すよう
に、解除用操作部21が前方に向かって突設した嵌合終
了位置との二つの位置の間を両方向に回動可能に組み付
けられている。このうち嵌合終了位置では、係合突起1
5とレバー係合部14とが係合することにより、レバー
6が嵌合開始位置の方向に回動することを規制している
(図5を参照)。
する。レバー6は、図1または図2に示すように、カム
溝7を前側に開口し、カム溝7へのカムピン5の挿入を
許容する嵌合開始位置と、図4または図5に示すよう
に、解除用操作部21が前方に向かって突設した嵌合終
了位置との二つの位置の間を両方向に回動可能に組み付
けられている。このうち嵌合終了位置では、係合突起1
5とレバー係合部14とが係合することにより、レバー
6が嵌合開始位置の方向に回動することを規制している
(図5を参照)。
【0020】さて、本実施形態においては、レバー6の
撓み空間22に挿入可能な嵌合検知部材23が設けられ
ている。図7に示すように、嵌合検知部材23は合成樹
脂により略舌片状に一体に形成されており、弾性ロック
部20が撓み変形していない状態における撓み空間22
の内部に丁度嵌まり込む大きさとされている。図7に示
すように、嵌合検知部材23の後端部分は下方に突設さ
れており、押圧部27が設けられている。また、この押
圧部27が突設されている側とは逆面側には、抜止突起
26が設けられている。この抜止突起26は、嵌合検知
部材23が撓み空間22内に装着されたときに、嵌合操
作部25に係合して、嵌合検知部材23を抜止保持す
る。また、抜止突起26には、嵌合検知部材23の先端
側(撓み空間22への挿入が開始される側)に案内面2
6Aが設けられている。嵌合検知部材23において、押
圧部27の頂上から抜止突起26の頂上までの高さは、
撓み空間22の開口の高さよりも僅かに小さくされてい
る。また、嵌合検知部材23全体は、舌片を撓ませる方
向に、僅かに弾性変形が可能とされている。
撓み空間22に挿入可能な嵌合検知部材23が設けられ
ている。図7に示すように、嵌合検知部材23は合成樹
脂により略舌片状に一体に形成されており、弾性ロック
部20が撓み変形していない状態における撓み空間22
の内部に丁度嵌まり込む大きさとされている。図7に示
すように、嵌合検知部材23の後端部分は下方に突設さ
れており、押圧部27が設けられている。また、この押
圧部27が突設されている側とは逆面側には、抜止突起
26が設けられている。この抜止突起26は、嵌合検知
部材23が撓み空間22内に装着されたときに、嵌合操
作部25に係合して、嵌合検知部材23を抜止保持す
る。また、抜止突起26には、嵌合検知部材23の先端
側(撓み空間22への挿入が開始される側)に案内面2
6Aが設けられている。嵌合検知部材23において、押
圧部27の頂上から抜止突起26の頂上までの高さは、
撓み空間22の開口の高さよりも僅かに小さくされてい
る。また、嵌合検知部材23全体は、舌片を撓ませる方
向に、僅かに弾性変形が可能とされている。
【0021】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用及び効果について説明する。雌雄両ハウジング
2,3を嵌合するには、まずレバー6を嵌合開始位置に
置き、両ハウジング2,3の前面側を対向させる(図1
及び図2を参照)。次に、雌側ハウジング2をフード部
10の内側方向に押圧すると、カムピン5がカム溝7内
に嵌まり込む。そこで、レバー6の嵌合操作部25を押
圧しながら、レバー6を嵌合終了位置の方向に回動させ
る。
の作用及び効果について説明する。雌雄両ハウジング
2,3を嵌合するには、まずレバー6を嵌合開始位置に
置き、両ハウジング2,3の前面側を対向させる(図1
及び図2を参照)。次に、雌側ハウジング2をフード部
10の内側方向に押圧すると、カムピン5がカム溝7内
に嵌まり込む。そこで、レバー6の嵌合操作部25を押
圧しながら、レバー6を嵌合終了位置の方向に回動させ
る。
【0022】レバー6が所定の位置まで回動すると、レ
バー係合部14と係合突起15とが当接する。この当接
力に反して、レバー6をさらに回動させることにより、
レバー係合部14が係合突起15の案内面15Aを押圧
して、弾性ロック部20が撓み空間22の方向に撓み変
形する(図12に示す態様を参照)。最後に、係合突起
15がレバー係合部14を乗り越えると、弾性ロック部
20が復帰変形するとともに、係合突起15とレバー係
合部14とが係合して、レバー6が逆方向に回動するこ
とが規制される(図4及び図5を参照)。
バー係合部14と係合突起15とが当接する。この当接
力に反して、レバー6をさらに回動させることにより、
レバー係合部14が係合突起15の案内面15Aを押圧
して、弾性ロック部20が撓み空間22の方向に撓み変
形する(図12に示す態様を参照)。最後に、係合突起
15がレバー係合部14を乗り越えると、弾性ロック部
20が復帰変形するとともに、係合突起15とレバー係
合部14とが係合して、レバー6が逆方向に回動するこ
とが規制される(図4及び図5を参照)。
【0023】こうして、レバー6が嵌合終了位置まで回
動したときには、弾性ロック部20が復帰変形するた
め、撓み空間22は完全に開放された状態となってい
る。このため、嵌合検知部材23を撓み空間22内に押
し入れることが可能な状態となっている(図8を参
照)。そこで、嵌合検知部材23の先端を撓み空間22
に挿入しておき、押圧部27を押圧操作することによ
り、嵌合検知部材23を正規の位置まで押し込むことが
できる(図9を参照)。
動したときには、弾性ロック部20が復帰変形するた
め、撓み空間22は完全に開放された状態となってい
る。このため、嵌合検知部材23を撓み空間22内に押
し入れることが可能な状態となっている(図8を参
照)。そこで、嵌合検知部材23の先端を撓み空間22
に挿入しておき、押圧部27を押圧操作することによ
り、嵌合検知部材23を正規の位置まで押し込むことが
できる(図9を参照)。
【0024】この押し込み操作の途中では、抜止突起2
6の案内面26Aが嵌合操作部25に当接することで、
嵌合検知部材23を僅かに撓み変形させる。このとき、
押圧部27が傾斜面28に当接しながら、撓み空間22
の奥方に案内され、抜止突起26が嵌合操作部25を乗
り越えると、嵌合検知部材23が復帰変形するととも
に、抜止突起26と嵌合操作部25とが係合し、嵌合検
知部材23が所定の場所に組付けられる。こうして、コ
ネクタ1の組付けが完了する。
6の案内面26Aが嵌合操作部25に当接することで、
嵌合検知部材23を僅かに撓み変形させる。このとき、
押圧部27が傾斜面28に当接しながら、撓み空間22
の奥方に案内され、抜止突起26が嵌合操作部25を乗
り越えると、嵌合検知部材23が復帰変形するととも
に、抜止突起26と嵌合操作部25とが係合し、嵌合検
知部材23が所定の場所に組付けられる。こうして、コ
ネクタ1の組付けが完了する。
【0025】このように、レバー6が正規の嵌合終了位
置まで回動しているときには、嵌合検知部材23を撓み
空間22内に押し込み操作することができる。また、嵌
合検知部材23が撓み空間22内に収容された状態で
は、撓み空間22がほぼ完全に埋められた状態となって
おり、解除用操作部21の押圧操作を許さないようにな
っている(図10及び図11を合わせて参照)。このた
め、嵌合検知部材23は、弾性ロック部20の弾性変形
を規制するため、レバー6の戻り止め効果を併せ持つな
お、両ハウジング2,3の嵌合を解除するには、嵌合検
知部材23を撓み空間22から抜き出し、解除用操作部
21を押圧しつつ、レバー6を嵌合開始位置の方向に回
動させればよい。
置まで回動しているときには、嵌合検知部材23を撓み
空間22内に押し込み操作することができる。また、嵌
合検知部材23が撓み空間22内に収容された状態で
は、撓み空間22がほぼ完全に埋められた状態となって
おり、解除用操作部21の押圧操作を許さないようにな
っている(図10及び図11を合わせて参照)。このた
め、嵌合検知部材23は、弾性ロック部20の弾性変形
を規制するため、レバー6の戻り止め効果を併せ持つな
お、両ハウジング2,3の嵌合を解除するには、嵌合検
知部材23を撓み空間22から抜き出し、解除用操作部
21を押圧しつつ、レバー6を嵌合開始位置の方向に回
動させればよい。
【0026】次に、レバー6が完全に嵌合終了位置まで
回動させられていない場合について説明する。このよう
な場合には、レバー係合部14と係合突起15との当接
が解除されていないため、依然として弾性ロック部20
が撓み空間22の方向に弾性変形された状態となってお
り、撓み空間22が十分に開放されていない(図12を
参照)。このため、この状態でレバー6の回動操作を終
了したとしても、嵌合検知部材23を撓み空間22に挿
入することができず、これにより作業者は、レバー6が
嵌合終了位置まで回動させられておらず、従って両ハウ
ジング2,3が正規位置まで嵌合していないことが検知
できるのである。
回動させられていない場合について説明する。このよう
な場合には、レバー係合部14と係合突起15との当接
が解除されていないため、依然として弾性ロック部20
が撓み空間22の方向に弾性変形された状態となってお
り、撓み空間22が十分に開放されていない(図12を
参照)。このため、この状態でレバー6の回動操作を終
了したとしても、嵌合検知部材23を撓み空間22に挿
入することができず、これにより作業者は、レバー6が
嵌合終了位置まで回動させられておらず、従って両ハウ
ジング2,3が正規位置まで嵌合していないことが検知
できるのである。
【0027】このように本実施形態によれば、両ハウジ
ング2,3をレバー6の回動操作によって、正規位置ま
で嵌合させると、レバー6に設けられた弾性ロック部2
0がレバー係合部14に弾性的に係合する。
ング2,3をレバー6の回動操作によって、正規位置ま
で嵌合させると、レバー6に設けられた弾性ロック部2
0がレバー係合部14に弾性的に係合する。
【0028】ここで、弾性ロック部20がレバー係合部
14に係合している場合には、撓み空間22が開放され
ているため、嵌合検知部材23を嵌め込むことができ
る。一方、両ハウジング2,3の嵌合操作が不十分であ
った場合には、弾性ロック部20とレバー係合部14と
が正規に係合されていないため、撓み空間22が十分に
開放されていないため、嵌合検知部材23を嵌め込むこ
とができない。こうして、両ハウジング2,3の嵌合状
態が嵌合検知部材23によって検知される。
14に係合している場合には、撓み空間22が開放され
ているため、嵌合検知部材23を嵌め込むことができ
る。一方、両ハウジング2,3の嵌合操作が不十分であ
った場合には、弾性ロック部20とレバー係合部14と
が正規に係合されていないため、撓み空間22が十分に
開放されていないため、嵌合検知部材23を嵌め込むこ
とができない。こうして、両ハウジング2,3の嵌合状
態が嵌合検知部材23によって検知される。
【0029】さらに、嵌合検知部材23が正規に撓み空
間22に装着されると、弾性ロック部20の弾性変形を
規制するため、レバー6が不用意に逆方向に回動されて
しまう事態が回避される。こうして、嵌合検知部材23
は、レバー6の戻り止め効果を併せ持っている。
間22に装着されると、弾性ロック部20の弾性変形を
規制するため、レバー6が不用意に逆方向に回動されて
しまう事態が回避される。こうして、嵌合検知部材23
は、レバー6の戻り止め効果を併せ持っている。
【0030】<第2実施形態>つぎに、本発明の第2実
施形態について、図13〜図21を参照しつつ、詳細に
説明する。なお、本実施形態と第1実施形態とにおける
相違点は、嵌合検知部材30の構造と、その嵌合検知部
材30が嵌め込まれるレバー6側の構造である。その他
の構造については第1実施形態と同様であるため、同一
の構成については、同一の符号を付して説明を省略す
る。
施形態について、図13〜図21を参照しつつ、詳細に
説明する。なお、本実施形態と第1実施形態とにおける
相違点は、嵌合検知部材30の構造と、その嵌合検知部
材30が嵌め込まれるレバー6側の構造である。その他
の構造については第1実施形態と同様であるため、同一
の構成については、同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0031】本実施形態では、レバー6の連結片18の
ほぼ中央には、嵌合検知部材30の幅に対して、約二倍
程度の幅を備えたスライド溝31が設けられている。す
なわち、スライド溝31は、弾性ロック部20の全幅に
設けられる本係止溝31Aと、図13において右方向
に、この本係止溝31Aとほぼ等幅の退避溝31Bとか
ら構成されている。
ほぼ中央には、嵌合検知部材30の幅に対して、約二倍
程度の幅を備えたスライド溝31が設けられている。す
なわち、スライド溝31は、弾性ロック部20の全幅に
設けられる本係止溝31Aと、図13において右方向
に、この本係止溝31Aとほぼ等幅の退避溝31Bとか
ら構成されている。
【0032】後述する嵌合検知部材30は、このスライ
ド溝31の内部をスライド可能に組み付けられており、
退避溝31B側から撓み空間22の内部に挿入されてく
る。このため本実施形態では、撓み空間22のうち、図
13における弾性ロック部20の右側の側縁の開口35
が、本発明の受入れ口に相当する。また、スライド溝3
1を形成する開口縁のうち、幅方向(図13における上
下方向)に対向する縁部には、スライド溝31のほぼ中
間位置に、一対のロック突部32,33が突設されてい
る。両ロック突部32,33は、互いにスライド溝31
の長さ方向に位置ずれして配置されており、このうち図
13における下側のものは、仮ロック突部32とされ、
上側のものは本ロック突部33とされる。
ド溝31の内部をスライド可能に組み付けられており、
退避溝31B側から撓み空間22の内部に挿入されてく
る。このため本実施形態では、撓み空間22のうち、図
13における弾性ロック部20の右側の側縁の開口35
が、本発明の受入れ口に相当する。また、スライド溝3
1を形成する開口縁のうち、幅方向(図13における上
下方向)に対向する縁部には、スライド溝31のほぼ中
間位置に、一対のロック突部32,33が突設されてい
る。両ロック突部32,33は、互いにスライド溝31
の長さ方向に位置ずれして配置されており、このうち図
13における下側のものは、仮ロック突部32とされ、
上側のものは本ロック突部33とされる。
【0033】嵌合検知部材30は、図14〜図17に示
すように、合成樹脂により一体に成形されており、スラ
イド溝31の長さ方向にスライド可能に組み付けられ
る。嵌合検知部材30には、抜止突起26に加えて、後
端位置に操作部34が上下方向に突出して形成されてい
る。抜止突起26と操作部34との間は、挟持空間36
とされており、ここには、嵌合検知部材30がスライド
溝31に組み付けられたときに、嵌合操作部25が挟み
付けられるようにして係合される(図21を参照)。
すように、合成樹脂により一体に成形されており、スラ
イド溝31の長さ方向にスライド可能に組み付けられ
る。嵌合検知部材30には、抜止突起26に加えて、後
端位置に操作部34が上下方向に突出して形成されてい
る。抜止突起26と操作部34との間は、挟持空間36
とされており、ここには、嵌合検知部材30がスライド
溝31に組み付けられたときに、嵌合操作部25が挟み
付けられるようにして係合される(図21を参照)。
【0034】挟持空間36は、嵌合操作部25とほぼ同
等かそれよりも僅かに広く形成されており、嵌合検知部
材30がレバー6に組み付けられているときには、嵌合
検知部材30が脱落するのを規制するとともに、嵌合検
知部材30がスライド溝31の長さ方向に沿ってスライ
ド移動するのを許容している。また、操作部34の後面
側には、階段状の操作面34Aが形成されており、嵌合
検知部材30を撓み空間22内に移動させることが容易
とされている。
等かそれよりも僅かに広く形成されており、嵌合検知部
材30がレバー6に組み付けられているときには、嵌合
検知部材30が脱落するのを規制するとともに、嵌合検
知部材30がスライド溝31の長さ方向に沿ってスライ
ド移動するのを許容している。また、操作部34の後面
側には、階段状の操作面34Aが形成されており、嵌合
検知部材30を撓み空間22内に移動させることが容易
とされている。
【0035】嵌合検知部材30が本係止溝31Aにある
ときには、撓み空間22内に位置しており、このときに
は本ロック突部33が、嵌合検知部材30の不用意な移
動を規制している。一方、嵌合検知部材30が退避溝3
1Bにあるときには(以後、この位置を退避位置とい
う。)、仮ロック突部32が嵌合検知部材30の不用意
な移動を規制している。
ときには、撓み空間22内に位置しており、このときに
は本ロック突部33が、嵌合検知部材30の不用意な移
動を規制している。一方、嵌合検知部材30が退避溝3
1Bにあるときには(以後、この位置を退避位置とい
う。)、仮ロック突部32が嵌合検知部材30の不用意
な移動を規制している。
【0036】両ハウジング2,3の嵌合操作を行うとき
には、予め嵌合検知部材30をスライド溝31の退避位
置に組み付けておく。ついで、両ハウジング2,3が、
レバー6によって完全に嵌合された後には、嵌合検知部
材30をスライド溝31に沿ってスライド移動させ、弾
性ロック部20側縁の開口35から撓み空間22内に押
し入れることができる。
には、予め嵌合検知部材30をスライド溝31の退避位
置に組み付けておく。ついで、両ハウジング2,3が、
レバー6によって完全に嵌合された後には、嵌合検知部
材30をスライド溝31に沿ってスライド移動させ、弾
性ロック部20側縁の開口35から撓み空間22内に押
し入れることができる。
【0037】上記のように構成された第2実施形態で
は、第1実施形態と同様の効果に加え、嵌合検知部材3
0が雄側ハウジング3のレバー6に組み付けられて一体
化されるため、取り扱いや部品管理に優れるという効果
を奏する。
は、第1実施形態と同様の効果に加え、嵌合検知部材3
0が雄側ハウジング3のレバー6に組み付けられて一体
化されるため、取り扱いや部品管理に優れるという効果
を奏する。
【0038】本発明は前記実施形態に限定されるもので
はなく、例えば次に記載するようなものも本発明の技術
的範囲に含まれる。 (1)上記した各実施形態では、レバーは雄側ハウジン
グに設けられているが、本発明によれば、雌側ハウジン
グにレバーを設けてもよい。 (2)上記した各実施形態では、レバーを係合しておく
係合部は、レバーが設けられている雄側ハウジングとは
逆のハウジングに設けられているが、本発明によれば、
レバーの係合部をレバーが設けられているハウジングに
設けてもよい。 (3)上記した各実施形態では、嵌合検知部材はハウジ
ングまたはレバーとは独立して形成されているが、本発
明によれば、嵌合検知部材は、ハウジングまたはレバー
に対してヒンジ様の部分を介して一体に形成されていて
もよい。
はなく、例えば次に記載するようなものも本発明の技術
的範囲に含まれる。 (1)上記した各実施形態では、レバーは雄側ハウジン
グに設けられているが、本発明によれば、雌側ハウジン
グにレバーを設けてもよい。 (2)上記した各実施形態では、レバーを係合しておく
係合部は、レバーが設けられている雄側ハウジングとは
逆のハウジングに設けられているが、本発明によれば、
レバーの係合部をレバーが設けられているハウジングに
設けてもよい。 (3)上記した各実施形態では、嵌合検知部材はハウジ
ングまたはレバーとは独立して形成されているが、本発
明によれば、嵌合検知部材は、ハウジングまたはレバー
に対してヒンジ様の部分を介して一体に形成されていて
もよい。
【図1】第1実施形態において雌雄両ハウジングを嵌合
する前の側面図
する前の側面図
【図2】両ハウジングを嵌合する前の側断面図
【図3】レバーが嵌合開始位置にあるときの雄側ハウジ
ングの背面図
ングの背面図
【図4】両ハウジングを嵌合したときの側面図
【図5】両ハウジングを嵌合したときの側断面図
【図6】両ハウジングを嵌合したときの裏面図
【図7】嵌合検知部材の斜視図
【図8】嵌合検知部材を撓み空間に挿入する前の側断面
図
図
【図9】嵌合検知部材を撓み空間内に挿入したときの側
断面図
断面図
【図10】コネクタの組付けが完了し、嵌合検知部材を
撓み空間内に挿入したときの側断面図
撓み空間内に挿入したときの側断面図
【図11】コネクタの組付けが完了し、嵌合検知部材を
撓み空間内に挿入したときの背面図
撓み空間内に挿入したときの背面図
【図12】弾性ロック部が係合部と正規に係合していな
い状態で、嵌合検知部材を撓み空間内に挿入しようとし
たときの側断面図
い状態で、嵌合検知部材を撓み空間内に挿入しようとし
たときの側断面図
【図13】第2実施形態において、雌雄両ハウジングを
嵌合したときの背面図
嵌合したときの背面図
【図14】嵌合検知部材の斜視図
【図15】嵌合検知部材の平面図
【図16】嵌合検知部材の裏面図
【図17】嵌合検知部材の側面図
【図18】嵌合検知部材をレバーのスライド溝に組付
け、退避位置にしたときの態様を示す図
け、退避位置にしたときの態様を示す図
【図19】図18におけるA−A線断面図
【図20】嵌合検知部材を撓み空間内にスライドさせた
ときの態様を示す図
ときの態様を示す図
【図21】図20におけるB−B線断面図
1…コネクタ 2…雌側ハウジング(相手側ハウジング) 3…雄側ハウジング(ハウジング) 6…レバー 14…レバー係合部(係合部) 20…弾性ロック部 22…撓み空間 23,30…嵌合検知部材 31…スライド溝 35…弾性ロック部の側縁の開口(受入れ口)
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジングと、このハウジングに回動可
能に組み付けられ、その回動操作によって当該ハウジン
グと相手側ハウジングとを嵌合または分離させるレバー
とを備えたコネクタであって、 前記レバーには、前記両ハウジングを正規位置に嵌合さ
せたときに、所定の係合部に弾性的に係合可能な弾性ロ
ック部が備えられているとともに、この弾性ロック部に
は、前記係合部に係合する際に弾性変形する方向に撓み
空間が設けられ、かつこの撓み空間は前記両ハウジング
が正規位置に嵌合したときにのみ、嵌合検知部材の嵌め
込みが可能に形成されていることを特徴とするコネク
タ。 - 【請求項2】 前記嵌合検知部材が前記撓み空間に嵌め
込まれたときには、前記弾性ロック部の解離方向への弾
性変形が規制されることを特徴とする請求項1に記載の
コネクタ。 - 【請求項3】 前記レバーには、前記嵌合検知部材を変
位可能に組み付けるスライド溝が形成されるとともに、
このスライド溝は前記撓み空間における前記嵌合検知部
材の受入れ口に向けて延設され、一方、前記嵌合検知部
材は常には前記撓み空間から退避した位置にあり、前記
両ハウジングが正規嵌合したときに変位して撓み空間内
に進入可能となっていることを特徴とする請求項1また
は2のいずれかに記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10371515A JP2000195617A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10371515A JP2000195617A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000195617A true JP2000195617A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18498841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10371515A Pending JP2000195617A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000195617A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003257546A (ja) * | 2002-03-04 | 2003-09-12 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | レバー式コネクタ |
JP2013171756A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Hitachi Cable Ltd | コネクタ装置 |
JP2016046133A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | 住友電装株式会社 | レバー付きコネクタ |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP10371515A patent/JP2000195617A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003257546A (ja) * | 2002-03-04 | 2003-09-12 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | レバー式コネクタ |
JP2013171756A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Hitachi Cable Ltd | コネクタ装置 |
JP2016046133A (ja) * | 2014-08-25 | 2016-04-04 | 住友電装株式会社 | レバー付きコネクタ |
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