JP2000306635A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JP2000306635A
JP2000306635A JP11110903A JP11090399A JP2000306635A JP 2000306635 A JP2000306635 A JP 2000306635A JP 11110903 A JP11110903 A JP 11110903A JP 11090399 A JP11090399 A JP 11090399A JP 2000306635 A JP2000306635 A JP 2000306635A
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レバーが正規位置まで回動したことに基づい
て、雌雄両ハウジングの嵌合状態を検知できるコネクタ
を提供する。 【解決手段】 レバー30が正規位置まで回動されて、
係合突部40が雌ハウジング10のレバー係合部14に
係合されることで、両ハウジング10,20が完全嵌合
される。レバー30が正規位置に至るとともに、レバー
30の解除部42が雌ハウジング10の凹部13内に組
み付けられた検知体50のアーム59を押し下げて、ア
ーム59の係止部60と凹部13の側面から突設された
規制部18との係止状態が解除される。これにより、検
知体50を前方に押し込んで移動させることが許容さ
れ、この検知体50の移動をもって両ハウジング10,
20が完全嵌合されたことが検知される。また、検知体
50の移動が許容されない場合は、両ハウジング10,
20が半嵌合であることが検知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバー式コネクタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】雌雄両ハウジングの嵌合を容易に行うた
めに、いずれかのハウジングに対して回動可能に組み付
けられたレバーが設けられたコネクタがある。レバーに
は、相手側ハウジングを誘導するためのカム溝が設けら
れている一方、相手側ハウジングには、そのカム溝に挿
入可能なピンが突設されている。両ハウジングの嵌合の
際には、カム溝内にピンを挿入した状態でレバーを回動
させ、レバーが正規位置に至ったところで両ハウジング
が完全に嵌合される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レバー
が正規位置に至る前であるにも拘わらず、両ハウジング
が完全に嵌合されたものと作業者が思い込んでしまい、
レバーの回動操作を途中で中止してしまうことが有り得
る。そのような場合には、両ハウジングが半嵌合状態の
ままに止め置かれてしまうことになる。本発明は上記の
ような事情に基づいて完成されたものであって、その目
的は、レバーが正規位置まで回動したことに基づいて、
雌雄両ハウジングの嵌合状態を検知できるコネクタを提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な
雌雄のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウ
ジングには、他方のコネクタハウジングと係合してその
回動操作により両コネクタハウジングを嵌合させるレバ
ーが備えられているコネクタにおいて、いずれかのコネ
クタハウジングには、撓み変形可能なアームを備えた検
知体が押し込み可能に組み付けられるとともに、前記ア
ームを突き当てて前記検知体の押し込みを規制する規制
部が設けられる一方、前記レバーには、このレバーが前
記両コネクタハウジングを完全に嵌合させる正規位置ま
で回動されたときに前記アームを撓み変形させて前記規
制部との係止状態を解除する解除部が設けられている構
成としたところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記検知体には、正規位置にある前記レバー
に係止して、その戻り方向の回動を規制する引掛け部が
設けられているところに特徴を有する。請求項3の発明
は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前
記検知体には、その押し込みに伴い前記レバーと係合し
てこのレバーを正規位置へ誘導する誘導部が設けられて
いるところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>両コネクタ
ハウジングが完全に嵌合される正規位置までレバーが回
動操作されると、レバーに設けられた解除部が検知体の
アームを撓み変形させて、アームが規制部に係止した状
態が解除され、検知体を押し込むことが可能となる。す
なわち、両コネクタハウジングが半嵌合状態に留められ
ていれば検知体の押し込みが規制され、一方両コネクタ
ハウジングが完全に嵌合されていれば、検知体の押し込
みが許容されるのであって、検知体の押し込み操作の可
否により、コネクタの嵌合状態を正確に検知することが
できる。
【0007】<請求項2の発明>レバーが正規位置まで
回動された状態で検知体が押し込まれると、引掛け部が
レバーに係止してレバーの戻り方向への回動が規制され
る。
【0008】<請求項3の発明>仮に製造上の誤差など
により、レバーが正規位置に至る前に解除部がアームと
規制部との係止状態を解除した場合には、両コネクタハ
ウジングが半嵌合状態であっても検知体の移動が許容さ
れることになる。このような場合でも、検知体を移動さ
せると、誘導部がレバーと係合してレバーを正規位置へ
誘導させることができ、もって両コネクタハウジングを
確実に完全嵌合に至らせることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1ないし
図13を用いて説明する。この実施形態のコネクタは、
図1の右側に示す雌コネクタハウジング10(以下、雌
ハウジング10という)と、左側に示す雄コネクタハウ
ジング20(以下、雄ハウジング20という)とからな
り、雄ハウジング20側に設けられたレバー30を回動
操作することにより両ハウジング10,20は互いに嵌
合可能とされている。なお、両ハウジング10,20に
おいて、嵌合面側をそれぞれ前方とする。
【0010】先に雌ハウジング10について説明する。
この雌ハウジング10は、略ブロック状に形成されてお
り、図2に示すように、内部には幅方向に並んで複数の
キャビティ11が上下2段に設けられ、それぞれに図示
しない雌側端子金具が装着可能とされている。これら雌
側端子金具は所定の係止機構によってキャビティ11内
に抜止め保持可能とされている。また、雌ハウジング1
0の両側面にはレバー30のカム溝34に嵌め込まれる
フォロワピン12が突設されている。
【0011】雌ハウジング10の幅方向の中央上面に
は、図1ないし図3に示すように、前後方向に開放した
凹部13が設けられ、その凹み深さが雌ハウジング10
の約半分の高さに至るように形成されている。この凹部
13の後端側には、凹部13を跨ぐようにしてレバー係
合部14が設けられ、ここにレバー30がロックされる
ようになっている。この凹部13の後側からは、本発明
の構成要件である検知体50が組み付けられるようにな
っており、これら凹部13と検知体50の構造について
は後に詳しく説明する。
【0012】続いて雄ハウジング20について説明す
る。雄ハウジング20は、図1に示すように、略ブロッ
ク状に形成された端子収容部21の前端に雌ハウジング
10を嵌合可能なフード部22が設けられて構成されて
いる。端子収容部21内には、雌ハウジング10側のキ
ャビティ11に対応した位置にそれぞれ図示しない雄側
端子金具を収容可能なキャビティ23が設けられてお
り、キャビティ23の上面には雄側端子金具に係止して
抜け止め保持するためのランス24が設けられている。
【0013】雄ハウジング20には既述したようにレバ
ー30が装着されている。このレバー30は、図5に示
すように、門形に形成されており、フード部22の両側
面と接する一対の脚部31と、これら脚部31間を繋ぐ
連結部32とからなる。両脚部31は、図6に示すよう
に、フード部22の両外側面から突設された軸突部25
に組み付けられており、レバー30は、図1に示すよう
に、この軸突部25を回動中心として矢線Aの方向に回
動可能とされている。
【0014】レバー30の脚部31のフード部22に接
する側の面には、カム溝34が設けられている。このカ
ム溝34は、図1または図7に示すようなレバー30が
回動される前の状態では開口が前方を向いて配され、こ
の開口から雌ハウジング10のフォロワピン12が進入
可能とされているとともに、図8に示すように、レバー
30の回動操作に従ってフォロワピン12をカム溝34
に沿って移動させることが可能とされている。
【0015】レバー30の連結部32は、図1に示すよ
うに、レバー30が回動される前の状態において、幅方
向の中央部分が図1の上方に開放して形成され、この開
放部分の下側の連結部分から片持ち状の弾性ロック片3
5が前方に突出して設けられている。この弾性ロック片
35は、基端部36が前方へ真っ直ぐに延ばされ、前端
部分がU字型に折り返されてから基端部36と平行に延
びる折返し部37が形成され、その先端部分が上方へ略
直角に曲げられることで、解除操作用の突出片38が形
成されている。また、図6に示すように、突出片38の
後側の部分が連結されることで、レバー30を回動操作
するための操作部39が設けられている。
【0016】弾性ロック片35の折返し部37の図1に
おける上面には係合突部40が設けられるとともに、弾
性ロック片35は、図10に示すように、折返し部37
の開放端側が基端部36側へ接近するように撓み変形可
能とされている。係合突部40はレバー30の回動に伴
って、図11に示すように、雌ハウジング10のレバー
係合部14に係合可能とされており、これらが係合状態
となるときのレバー30の位置が正規位置とされてい
る。
【0017】図1において係合突部40よりも前方の折
返し部37の両側面には、係合溝41が形成され、レバ
ー30が正規位置まで回動された状態でこの係合溝41
には続いて説明する検知体50の引掛け部61が進入可
能とされている(図12参照)。そして、基端部36の
両側面からは解除部42が突出して設けられ、レバー3
0の回動に従って検知体50のアーム59に干渉可能と
されている(図10参照)。なお、両ハウジング10,
20はレバー30が正規位置に至るとともに完全に嵌合
されるように設定されている。
【0018】さて、次に検知体50及び凹部13の構造
について詳しく説明する。検知体50は、図1に示すよ
うに、雌ハウジング10の後端面から後方へ飛び出した
状態で凹部13の後端部分に組み付けられている。また
この検知体50は、図11に示す当初の組み付け状態か
ら凹部13内を前方に移動可能とされ、移動後は図12
に示す位置に配されるようになっている。
【0019】この検知体50は、図1に示すように、凹
部13の底面に沿って配される底板51の後端面から後
壁52が立ち上げられ、底板51の両側縁において略中
央から後端にかけて立ち上げられている側壁53が後壁
52と繋げられて形成されている。この底板51には、
図3に示すように、前後に細長い形状の係止孔54が設
けられ、この係止孔54の前半部分に凹部13に設けら
れた後止め突部15が嵌められて、係止孔54の孔縁の
前端に係止されることで検知体50の後方への抜け止め
がなされている。底板51の前端からは所定幅の撓み片
55が前方に延出して設けられており、この撓み片55
の前端は、凹部13に設けられたロック突部16の直後
に配されている。この撓み片55の中央には角形のロッ
ク孔56が設けられており、検知体50が前方へ移動さ
れたときに、図12に示すように、ロック突部16がロ
ック孔56に係合されるようになっている。
【0020】また、図3に示すように、検知体50の底
板51の両側縁の前端からは、一対のガイド片57が撓
み片55と同じ長さとなるように突出して設けられると
ともに、図4に示すように、その側縁には前後方向にの
びるガイド溝58が形成されており、このガイド溝58
に凹部13の側面に設けられたガイド突部17が嵌まり
合うことで、検知体50が前後方向へ移動される際に案
内するようになっている。そして、このガイド片57の
上方には、両側壁53の前端から一対のアーム59がガ
イド片57と平行に延出して設けられている。
【0021】このアーム59は上下方向に撓み変形可能
とされ、図1に示すように、その前端部分には上面側に
突出して係止部60が設けられている。係止部60は、
前端面が凹部13の側面から突出して設けられた規制部
18に突き当たって係止可能とされている。この係止部
60と規制部18とが係止状態とされることで、検知体
50の前方への移動が規制されるようになっている。ま
た、係止部60の後面には後方にかけて下り勾配となる
テーパ面60aが形成され、一方、規制部18の前端下
面にはアーム59側と同じ傾斜角を有するテーパ面18
aが形成されており、検知体50が前方へ移動された後
に、これらテーパ面18a,60aが係止されるように
なっている。
【0022】検知体50の両側壁53の上端縁からは、
図4に示すように、内側に突出して庇状の引掛け部61
が設けられている。この引掛け部61には、図1に示す
ように、前端部分が先細り形状となるように前端下面が
テーパ状に形成され、ここが誘導部62とされている。
引掛け部61は、レバー30が正規位置まで回動された
状態で、図13に示すように、弾性ロック片35の係合
溝41内に進入してここに係合可能とされている。
【0023】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。両ハウジング10,2
0を嵌合させるには、図1に示すように、レバー30を
カム溝34の開口が前方を向いた位置に配した状態か
ら、図9に示すように、雌ハウジング10をフード部2
2内に嵌め込みつつ、図7に示すように、フォロワピン
12をレバー30のカム溝34内に進入させる。そし
て、レバー30の操作部39を押圧してレバー30を矢
線Aに示す方向に回動させることで、図8に示すよう
に、フォロワピン12はカム溝34に沿って移動される
とともに、両ハウジング10,20は互いに接近する方
向に移動される。
【0024】このレバー30の回動操作に伴って、図1
0に示すように、係合突部40がレバー係合部14に押
し当てられ、このとき受ける押圧力によって弾性ロック
片35は折返し部37の開放端側が基端部36側へ接近
するようにして撓み変形させられる。これと同時に基端
部36の側面から突設された解除部42はアーム59の
上面に突き当たってこれを押圧して、アーム59を下方
へ撓み変形させる。
【0025】図11に示すように、レバー30が正規位
置まで回動されると、係合突部40はレバー係合部14
を乗り越えるとともに弾性ロック片35は弾性復帰し
て、係合突部40がレバー係合部14に係合する。これ
により、レバー30は戻り方向への回動が規制される。
これと同時にアーム59は、係止部60と規制部18と
が係止した状態が解除される高さまで弾性ロック片35
の解除部42により押し下げられる。
【0026】続いて、図12に示すように、検知体50
を後端側から押圧して前方へ移動させる。この検知体5
0の移動とともに、解除部42により下方に撓み変形さ
れたアーム59は、係止部60が規制部18を潜り抜け
た後に弾性復帰して、係止部60のテーパ面60aが規
制部18のテーパ面18aに係止される。
【0027】さらにこの検知体50の移動に伴って、引
掛け部61は、図13に示すように、弾性ロック片35
の係合溝41内に進入するとともにこの係合溝41に係
合して、レバー30の戻り方向への回動が規制される。
【0028】また、このとき底板51側では、図12に
示すように、係止孔54と凹部13の後止め突部15と
の係止状態が解除されて後止め突部15は係止孔54の
後半部分に配されるとともに、撓み片55はロック突部
16に乗り上げつつ撓み変形された後、ロック孔56に
ロック突部16が嵌まり込んで係合される。これによ
り、前方に移動した検知体50は、前後方向への移動が
規制される。また、移動後の検知体50の雌ハウジング
10の後端面からの突出長さは、移動前と比べて短くな
っている。
【0029】このように、検知体50が前方へ移動され
ることにより、レバー30が正規位置に至り、両ハウジ
ング10,20が完全に嵌合されたことが検知される。
仮にレバー30が正規位置に至る前に検知体50を押し
込もうとすると、アーム59の係止部60が規制部18
に突き当たって検知体50の前方への移動が規制される
から、検知体50を押し込めない場合は両ハウジング1
0,20が半嵌合状態であることが検知される。
【0030】また、メンテナンス等で両ハウジング1
0,20の嵌合を外す場合がある。その場合は、まず図
12に示す状態から、検知体50を後方へ移動させるこ
とにより、図11に示すように、アーム60の係止部6
1を規制部42の後方へと潜らせて、これらの係止状態
を解除するとともに、引掛け部61と係合溝41との係
合状態を解除する。続いて、レバー30に設けられた突
出片38を押圧して、図10に示すように、弾性ロック
片35を撓み変形させることで、係合突部40とレバー
係合部14との係合状態が解除される。このようにレバ
ー30の規制状態を解除した後、レバー30を図1の矢
線Aとは反対方向の戻り方向へ回動させる。すると、レ
バー30の回動とともに、図8に示す状態から雌ハウジ
ング10のフォロワピン12がカム溝34に沿って移動
されて、図7に示すように、両ハウジング10,20は
解離方向へ移動され、嵌合状態を解除することができ
る。
【0031】以上説明したように本実施形態によれば、
レバー30を正規位置まで回動させることにより、始め
て検知体50の前方への移動規制が解除される構成とさ
れているから、検知体50の移動の可否によって、コネ
クタの嵌合状態を正確に検知することができる。また、
正規位置に配されたレバー30は、係合突部40と雌ハ
ウジング10側のレバー係合部14とが係合されるとと
もに、係合溝41と検知体50側の引掛け部61とが係
合されることにより、二重に戻り方向への回動が規制さ
れる。
【0032】なお、万が一各部品に生じる製造上の誤差
が許容範囲を超えていた場合には、レバー30が正規位
置でロックされる前にアーム59の係止部60と規制部
18との係止状態が解除される事態が起こり得る。この
ような事態が生じると、レバー30が正規位置に至ら
ず、両ハウジング10,20が半嵌合の状態であるにも
拘わらず検知体50を前方に押し込むことが許容されて
しまう。ところが、このとき検知体50が押し込まれる
のと同時に、検知体50側の引掛け部61に形成された
誘導部62の前端部分が弾性ロック片35の係合溝41
に引っ掛かるようになっているから、検知体50が前方
へ移動されるのに伴って誘導部62によりレバー30を
正規位置へと誘導することができる。これにより、両ハ
ウジング10,20を確実に完全嵌合に至らせることが
できる。
【0033】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態とは逆に、レバーが雌ハウジン
グ側に、検知体が雄ハウジング側に設けられていてもよ
い。 (2)また、レバーと検知体とがどちらかの片方のハウ
ジングに両方とも組み付けられていてもよい。
【0034】(3)レバーの戻り方向への回動を規制す
る規制手段としては、弾性ロック片の係合突部とレバー
係合部とが設けられず、検知体の引掛け部と係合溝との
係合によって構成されていてもよく、そのようなものも
本発明に含まれる。 (4)上記した実施形態では、引掛け部自体に誘導部を
設けたが、それぞれ別の位置に設けるようにしてもよ
い。 (5)また、上記した実施形態では、レバーをロックす
るレバー係合部は、レバーが設けられている雄ハウジン
グとは逆の雌ハウジング側に設けられているが、本発明
によれば、レバー係合部のようなロック手段をレバーが
設けられているハウジングに設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る嵌合前のコネクタの
X−X線断面図
【図2】雌ハウジングの正面図
【図3】雌ハウジングの平面図
【図4】雌ハウジングの図3のY−Y線断面図
【図5】雄ハウジングの正面図
【図6】雄ハウジングの平面図
【図7】レバーの回動操作を示す一部切欠側面図
【図8】レバーを正規位置まで回動させた状態を示す一
部切欠側面図
【図9】両ハウジングを嵌合させる途中の状態を示すX
−X線断面図
【図10】レバーを回動させる途中の状態を示すX−X
線断面図
【図11】レバーを正規位置まで回動させた状態を示す
X−X線断面図
【図12】検知体を前方に移動させた状態を示すX−X
線断面図
【図13】図12のZ−Z線断面図
【符号の説明】
10…雌ハウジング(他方のコネクタハウジング) 18…規制部 20…雄ハウジング(一方のコネクタハウジング) 30…レバー 42…解除部 50…検知体 59…アーム 61…引掛け部 62…誘導部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合可能な雌雄のコネクタハウジ
    ングのうちの一方のコネクタハウジングには、他方のコ
    ネクタハウジングと係合してその回動操作により両コネ
    クタハウジングを嵌合させるレバーが備えられているコ
    ネクタにおいて、 いずれかのコネクタハウジングには、撓み変形可能なア
    ームを備えた検知体が押し込み可能に組み付けられると
    ともに、前記アームを突き当てて前記検知体の押し込み
    を規制する規制部が設けられる一方、前記レバーには、
    このレバーが前記両コネクタハウジングを完全に嵌合さ
    せる正規位置まで回動されたときに前記アームを撓み変
    形させて前記規制部との係止状態を解除する解除部が設
    けられていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記検知体には、正規位置にある前記レ
    バーに係止して、その戻り方向の回動を規制する引掛け
    部が設けられていることを特徴とする請求項1記載のレ
    バー式コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記検知体には、その押し込みに伴い前
    記レバーと係合してこのレバーを正規位置へ誘導する誘
    導部が設けられていることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載のレバー式コネクタ。
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