JPH0758630B2 - レバー結合式コネクタ - Google Patents

レバー結合式コネクタ

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JPH0758630B2
JPH0758630B2 JP1098697A JP9869789A JPH0758630B2 JP H0758630 B2 JPH0758630 B2 JP H0758630B2 JP 1098697 A JP1098697 A JP 1098697A JP 9869789 A JP9869789 A JP 9869789A JP H0758630 B2 JPH0758630 B2 JP H0758630B2
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male
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隆吉 遠藤
智 山田
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多極型雄雌コネクタの不完全結合を防止して
なると共に、結合時の二重係止機能を持たせてなるコネ
クタに関するものである。
〔従来の技術〕
多極型コネクタにおいては、雄雌コネクタの結合に際し
て大きな端子挿入力が作用するため(例えば20極以上に
なると10kg以上の挿入力が必要な場合がある)、手で結
合することは困難である。そこで、実開昭55−12563号
公報では、第5図(a)〜(d)に示すようなコネクタ
を提示している。
即ち、このコネクタには、雌ハウジング46内に弾性を有
する複数の板状端子47を上下二段に配列すると共に、該
上下の端子47の間に棒状のカム48を介在させ、該カム48
の両端49を外側の回動レバー50に軸支している。さら
に、相手側雄ハウジング51に対し、同様の板状端子52を
雌ハウジング46の板状端子47よりも上下端子間のピッチ
を大きく設定して設けている。従って、雄雌コネクタは
低挿入力で容易に嵌合でき、該レバー50を倒せば、カム
48の作用で上下の端子47が拡幅され、電気的な接続がな
される。さらに、レバー48に設けた係止溝53と雄ハウジ
ング51の突起54が係合して抜けが防止されるものであ
る。
しかしながら、上記コネクタにあっては、端子が弾性板
状のものに限られるために適用範囲が限定され、汎用性
に乏しいという欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記した点に鑑み、通常の挿入式の雄雌端子
を用いた多極コネクタにあって、雄雌コネクタ相互の結
合を手動操作で簡単にしかも確実に行うことのできるコ
ネクタを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、雌コネクタハウ
ジングに、円弧状の案内溝を有する枢支された一対の支
杆部と、該一対の支杆部を連結する操作バー部とにより
構成されるレバーを回動自在に設け、雄コネクタハウジ
ングに、該案内溝に係入可能なピンを突設して成るレバ
ー結合式コネクタにおいて、該操作バー部の内壁にロッ
ク用の係止溝を設け、該レバーの回動に伴うコネクタ嵌
合状態で該内壁に対面する該雄コネクタハウジングの外
壁に、該係止溝に対する係合突起を設けて成ることを特
徴とする第一の構造、並びに、雌コネクタハウジングの
外壁に設けた一対の突壁にレバーを回動自在に枢支させ
たレバー結合式コネクタにおいて、該レバーの基端方に
押圧突部をレバー長手方向に突出して設け、該レバーの
先端方にロック用の係止部を設け、該一対の突壁の間の
該外壁にスリットを設け、雄コネクタハウジングの外壁
に、該スリットに挿通可能で且つ回動する該レバーの該
押圧突部に背面を押圧される被押圧突部を設けると共
に、該係止部に対する係合部を設けて成ることを特徴と
する第二の構造を採用する。
〔作用〕
レバーの梃の作用でコネクタ相互の嵌合を行うから、端
子挿入力が大きくても、手動操作で容易にしかも完全な
コネクタ結合が可能である。そして、上記第一の構造に
あってはコネクタ嵌合と同時にレバーの係止溝が相手雄
コネクタの係合突起に係合し、また第二の構造にあって
はレバーの係止部が相手雄コネクタの係合部に係合して
それぞれ雄コネクタの抜き出し方向への動きを阻止す
る。
〔実施例〕
第1図は、本発明に係るレバー結合式コネクタの一実施
例を示す分解斜視図である。
即ち、雄雌端子を相互に接続するためのコネクタの一方
(雄コネクタ)1に対して、雌ハウジング2の両側壁に
略コの字状のレバー3を、その支杆部4の内側に突設し
たピン5を雌ハウジング2の軸孔6に嵌合することによ
り、回動自在に設けてある。そして、該レバー3の両支
杆部4の内壁には、相手側コネクタ(雄コネクタ)7に
対向する面から回動方向に円弧状に切欠された案内溝8
を設けてある。さらに、該レバー3の操作バー部9の左
右には、相手側コネクタ7に対向する内壁15側を切欠し
て、先端方に爪部10(第2図(a)参照)を有する係止
溝11を形成すると共に、基端方に爪部12を有する停止溝
13を連成してある。そして、該レバー3の起立時におい
て、該停止溝13は、雌ハウジング2の上壁14に設けた突
起16に嵌合してレバー3を停止させる。さらに、該雌ハ
ウジング2の下壁には係止用ポケット17を設けてあり、
該雄ハウジング2の両側壁には、端部からコネクタ嵌合
方向に切欠した切欠溝18を形成してある。
一方、雄ハウジング19には、嵌合しない側の端部上壁の
左右に、前記レバー3の係止溝11に嵌合する係合突起20
を設けると共に、両側壁の夫々中間部に、該レバー3の
案内溝8及び雌ハウジング2の切欠溝18に係合するピン
21を突設してある。ここで該係合突起20は、前記レバー
3の爪部10が引っ掛かるように、鋭角的な傾斜面22を有
している。さらに、該雄ハウジング19の下壁には、前記
雌ハウジング2の係止用ポケット17に嵌合する突起23を
有する係止アーム24を設けてある。
第2図(a)〜(c)は、本実施例の作用を示す説明図
である。
第2図(a)は、コネクタ1,7の嵌合前の状態を示し、
雌ハウジング2に設けたレバー3は、起立して、その停
止溝13を該雌ハウジング2の突起16に嵌合させている。
図で、8は、該レバー3の案内溝、20は、雄ハウジング
19に設けた係合突起、21は、ピンである。
第2図(b)は、両コネクタ1,7を手で挿入できるとこ
ろ(第1図に示した雄ハウジング19の係止アーム24の突
起23が雌ハウジング2の係止用ポケット17に嵌合する直
前)まで押し込んでから、レバー3を回動している状態
を示す。即ち、雄ハウジング19のピン21が該レバー3の
案内溝8に係入し、該レバー3の回動に伴って該ピン21
は該案内溝8に沿ってコネクタ嵌合方向に移動するか
ら、雄コネクタ7は雌コネクタ内1に嵌入していくので
ある。
第2図(c)は、コネクタ1,7が完全に結合した状態を
示すものであり、レバー3の係止溝11は雄ハウジング19
の係合突起20に嵌合して、コネクタ7の抜けを防いでい
る。それと同時に、第1図に示した雄ハウジング19の係
止アーム24が雌ハウジング2の係止用ポケット17に嵌合
して、コネクタの二重係止を成立させる。
第3図は、本発明に係るレバー結合式コネクタの他の実
施例を示す分解斜視図である。
即ち、一方のコネクタ31に対し、雌ハウジング25の上壁
に一対の突壁26を対向して形成し、該突壁26に対し、レ
バー27を、その基端方両側に突設したピン28を該突壁26
の軸孔29に嵌合することにより、回動自在に設けてあ
る。該レバー27には、その先端方の両側に係止部として
の係止孔30を設けると共に、相手側コネクタ32に対向す
る正面壁33の基端方に対し、押圧突片34を基端35から回
動方向に突出して設けてある。さらに、該レバー27の背
面36にはその中間に当接片38を突設してある。また、該
雌ハウジング25の上壁には、前記一対の突壁26の中間に
端部からコネクタ嵌合方向にスリット39を設けると共
に、突設26の後方に、レバー27の係止孔30を係合可能な
爪部40を有する係止片41を突設してある。図で、17′
は、先の実施例と同様な係止用ポケットである。
また、他方のコネクタ32に対し、雄ハウジング42には、
その上壁の中央にコネクタ嵌合方向に傾斜した被押圧突
部43を設けると共に、その後方の非嵌合部に、前記レバ
ー27の係止孔30に係合可能な爪部44を有する係合片45を
突設してある。さらに、該雄ハウジング42の下壁には、
前記雌ハウジング25の係止用ポケット17′に係合する係
止突起23を有する係止アーム24′(第4図参照)を設け
てある。
第4図(a)(b)は、本実施例の作用を示す説明図で
ある。即ち、第4図(a)は、雄雌両コネクタ31,32を
手で挿入して、レバー27の当接片38に対して雄ハウジン
グ42の被押圧突部43を当接した状態である。ここで、レ
バー27の係止孔30は係止片41の爪部40に嵌合している。
また、これ以上に手でコネクタ31,32を挿入すること
は、端子挿入力が増すために困難となる。
第4図(b)は、レバー27を回動してコネクタ31,32を
完全に結合させた状態を示すものである。即ち、第4図
(a)の状態からレバー27を矢印方向に回動することに
より、レバー27の押圧突片34が雄ハウジング42の被押圧
突部43の背面43aを押して雄コネクタ32を嵌合方向に移
動させる。ここで該被押圧突部43はコネクタ嵌合方向に
傾斜しているから、押圧突片34の摺接がスムーズに行わ
れる。そして、レバー27が第4図(a)の状態から180
度回転した時点で両コネクタ31,32は完全に結合し、そ
れと同時にレバー27の係止孔30が雄ハウジング42の係合
片45に嵌合する。従って、前記係止アーム24′の突起2
3′が係止用ポケット17′に嵌合すると共に、レバー27
の押圧突片34が該被押圧突起43に当接した状態で係合片
45が該レバー27を係止して二重係止を成立させる。
〔発明の効果〕
以上の如くに、本発明によれば、レバーの梃の作用でコ
ネクタ相互の嵌合を行うから、通常の挿入式雄雌端子を
用いた多極コネクタにあって、端子挿入力が大きくて
も、レバーの手動操作で容易にしかも完全にコネクタを
結合することができる。従って、不完全結合が防止で
き、コネクタ接続の信頼性を向上させることができる。
さらに、レバーに対し、コネクタ相互の係止機能を持た
せることにより、コネクタ嵌合と同時にレバーが相手コ
ネクタハウジングに係合して相手コネクタの抜き出し方
向への動きを阻止するから、コネクタの抜け出しが確実
に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、 第2図(a)(b)(c)はその作用説明図、 第3図は本発明の他の実施例を示す分解斜視図、 第4図(a)(b)はその作用説明図、 第5図(a)は従来例を示す斜視図、(b)(c)は断
面図、(d)は正面図である。 2,25…雌ハウジング、3,27…レバー、4…支杆部、8…
案内溝、9…操作バー部、11…係止溝、15…内壁、19,4
2…雄ハウジング、20…係合突起、21…ピン、26…突
壁、30…係止孔、34…押圧突片、39…スリット、43…被
押圧突部、43a…背面、45…係合片。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】雌コネクタハウジングに、円弧状の案内溝
    を有する枢支された一対の支杆部と、該一対の支杆部を
    連結する操作バー部とにより構成されるレバーを回動自
    在に設け、雄コネクタハウジングに、該案内溝に係入可
    能なピンを突設して成るレバー結合式コネクタにおい
    て、該操作バー部の内壁にロック用の係止溝を設け、該
    レバーの回動に伴うコネクタ嵌合状態で該内壁に対面す
    る該雄コネクタハウジングの外壁に、該係止溝に対する
    係合突起を設けて成ることを特徴とするレバー結合式コ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】雌コネクタハウジングの外壁に設けた一対
    の突壁にレバーを回動自在に枢支させたレバー結合式コ
    ネクタにおいて、該レバーの基端方に押圧突部をレバー
    長手方向に突出して設け、該レバーの先端方にロック用
    の係止部を設け、該一対の突壁の間の該外壁にスリット
    を設け、雄コネクタハウジングの外壁に、該スリットに
    挿通可能で且つ回動する該レバーの該押圧突部に背面を
    押圧される被押圧突部を設けると共に、該係止部に対す
    る係合部を設けて成ることを特徴とするレバー結合式コ
    ネクタ。
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