JP2880253B2 - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2880253B2
JP2880253B2 JP2152378A JP15237890A JP2880253B2 JP 2880253 B2 JP2880253 B2 JP 2880253B2 JP 2152378 A JP2152378 A JP 2152378A JP 15237890 A JP15237890 A JP 15237890A JP 2880253 B2 JP2880253 B2 JP 2880253B2
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験三 小田
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気コネクタに関し、さらに詳しくは、ハ
ウジングの端子収容室に挿入された電子端子に係合して
該端子の挿入方向と反対方向への抜脱を阻止するための
係止部材を備えた電気コネクタに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のコネクタとして、たとえば、実開昭63
−58470号に記載のものが知られている。このコネクタ
においては、ハウジングの複数の端子収容室にそれぞれ
挿入された電気端子に係合して該端子の挿入方向と反対
方向への抜脱を阻止するための手段として、係止部材
(スペーサ)を備えた電気コネクタが開示されている。
この係止部材はハウジングに対して、仮り止め(仮挿
入)位置から本止め(本挿入)位置へ移動可能になって
いる。係止部材の仮り止め位置において、各端子収容室
に端子を挿入することができるとともに、その本止め位
置において、各端子収容室に挿入した端子係止部材の一
部が係合して、該端子が挿入方向と反対方向へ抜脱する
のを阻止するようになっている。
〔発明が解決しようする課題〕
しかしながら、前記実開昭63−58470号に記載のコネ
クタを含む従来技術においては、ハウジングに対する係
止部材の仮り止め位置を保持するための手段を備えてい
ない。したがって、たとえば、コネクタの製造者がハウ
ジングに係止部材を仮り止めした状態でコネクタを需要
者に供給すべく搬送する過程において、係止部材がなん
らかの理由でハウジング側へ不用意に移動してしまうこ
とがある。また、需要者側でコネクタを取り扱うときに
も、そうした事態が起こることがある。そうした事態が
起こると、電気端子をハウジングに組み込むことができ
なくなるため、係止部材を仮り止め位置へ復帰させるこ
とが必要となり、これは非常に煩鎖であるうえ、ハウジ
ングへの電気端子の組み込みなどの作業能率を低下させ
る。
ちなみに、この種のコネクタにおいては、電気端子
は、仮り止め位置でハウジングに組み込み、本止め位置
で端子収容室に移動不能に係合させ、本止め位置ではハ
ウジングに組み込むことが不可能な構造になっている。
したがって、本発明は、係止部材が仮り止め位置から
本止め位置に不用意に移動するのを未然に防止すること
を課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するための本発明の電気コネクタは、
電気端子をそれぞれ収容する複数の端子収容室を有する
絶縁性ハウジングと、該ハウジングの後端近傍の開口部
における第1係止位置から第2係止位置へ人為的押圧下
に摺動して前記ハウジングからの前記端子の抜脱を阻止
する絶縁性係止部材とを含む電気コネクタにおいて、前
記ハウジングの前記開口部及び前記係止部材に、該係止
部材を前記第1及び第2係止位置の間で摺動させるカム
機構を設け、該カム機構が、前記開口部及び前記係止部
材の一方に設けられ前記第1係止位置から前記端子の挿
入方向と交差する第1方向及び前記挿入方向と実質的に
一致し前記第2係止位置へ至る第2方向へ延びるカム溝
と、他方に設けられたカム従節とからなり、前記係止部
材及び前記ハウジングの一方は、他方と係合して前記第
1係止位置からの前記係止部材の移動に対して抵抗する
弾性部材を有することを特徴とする。
〔作用〕
前記構成を有する本発明の電気コネクタにおいては、
まず、前記ハウジングに対して前記係止部材を前記第1
係止位置に位置させることによって前記係止部材が仮り
止めされる。この仮り止め位置では、前記係止部材がそ
の前進方向へ押圧が仮り止めされる。この仮り止め位置
では、前記係止部材がその前進方向へ押圧されてもその
方向へ摺動することを阻止される。
前記仮り止め位置で、前記端子を前記ハウジングの後
端から前記端子収容室へ挿入することができる。
前記係止部が前記仮り止め位置でその前進方向と交差
する方向(第1方向)へ押圧され、さらに前記端子挿入
方向(第2方向)へ押圧されると、前記本止め位置へ摺
動してその位置で停止する。したがって、前記係止部材
より、前記収容室に収容された前記端子がハウジングの
後方向へ移動するのを阻止される。
〔実施例〕
図面を参照して、本発明の実施例を説明すると、以下
のとおりである。
第1図において、コネクタは、プラスチック材料から
それぞれ作られた絶縁性ハウジング10および絶縁性係止
部材50を含む。ハウジング10は後端12から前端13へ延び
上下左右に配列した多数の端子収容室11を有している。
ハウジング10の後端面を囲む開口部14が延出している。
開口部14は、中央に凹部15を有する上側壁16、両側壁17
および下側壁18からなり、開口部14には係止部材50が嵌
合せしめられる。開口部14の凹部15には前端13に連続し
後端12へ延びる弾性係止レバー19が位置し、該係止レバ
ーはその後端に押圧部20およびその近傍に係止部21を有
している。係止レバー19は、ハウジング10と相補関係に
ある後記ハウジングと係合する。開口部14の上側壁16の
両側には係止孔22が、係止部材50の上面両側の後半高段
部51には係止孔22と係合する係止突起52がそれぞれ設け
られている。開口部14の両側壁17には上下二段にほぼL
字形のカム溝23が、係止部材50の両側面にはカム溝23に
沿って摺動する係止突起(カム従節)53がそれぞれ設け
られている。カム溝23は若干後方向へ傾斜して上下方向
へ延びる第1部分23aおよびほぼ水平方向へ延びる第2
部分23bとからなっている。開口部14の両側壁17の内面
には係止突起53をカム溝23へ導く案内凹欠24が設けられ
ている。また、開口部14の両側壁17の内面にはその前端
から後端へ延びる案内条溝25a,25bが、係止部材50の両
側面にはその前端から後端へ延びて案内条溝25a,25bに
摺嵌する案内突条54がそれぞれ設けられている。さらに
また、開口部14の両側壁17の内面にはその前端から後端
近傍へ延びる案内条溝26が、係止部材50の両側面にはそ
の前端から後端へ至らない途中まで延びかつ案内条溝26
の溝幅よりも上下幅が小さくてこれに摺嵌する案内突起
55がそれぞれ設けられている。開口部14の下側壁18の両
側および中央にはその前端近傍から後端へ延びる各係止
溝27が、係止部材50の下面の両側および中央に突出する
リブ56には各係止溝27に係合する各係止突起57がそれぞ
れ設けられている。係止部材50の下面中央におけるリブ
56から両側下方向へ延びる弾性レグ(弾性部材)58が設
けられている。係止部材50の上面中央には開口部14の凹
部15の下面に嵌合する凹部59が設けられている。係止部
材50はハウジング10の端子収容室11に対応する個数の空
洞60を有している。
つぎに、第2図および第3図、第6図ないし第9図を
参照する。先ず、第2図および第6図に示すように、係
止部材50の係止突起53、案内突条54をハウジング10の案
内凹欠24、案内条溝25aにそれぞれ位置させて係止部材5
0をハウジング10の後端開口部に嵌合する。この予備位
置では、係止部材50の弾性レグ58は自然の状態を保って
いる。
ついで、第7図に示すように、前記予備位置で係止部
材50の後半高段部51の前端面がハウジング10の後端面に
衝合するまで係止部材50をハウジング10へ押し込むと、
係止部材50の係止突起53がハウジング10のカム溝23の第
1部分23aの上端に係合する。したがって、係止部材50
を弾性レグ58の弾性に抗して押圧するなどの人為的な操
作をしない限り、係止部材50が後記本止め位置へ移動す
ることがない。弾性レグ58は、係止突起53がカム溝23の
第1部分23aに係合するとき下方向に適宜押圧され、そ
の係合に該弾性レグの弾性が適宜作用するように設計し
てあってもよい。本発明では、このように、係止突起53
がカム溝23の第1部分23aに係合している位置を仮り止
めという。この仮り止め位置では、係止部材50の空洞60
からハウジング10の端子収容室11へ電線101と電気接続
した雌端子100を挿入することができるように端子収容
室11と空洞60とが水平方向に整列している。一般に、こ
の仮り止めした状態でコネクタ製造者はコネクタ需要者
に供給し、この仮り止めした状態で、後者において雌端
子100(第1図参照)を係止部材50の空洞60からハウジ
ング10の端子収容室11へ挿入される。このように挿入さ
れた雌端子100のほぼ中央上面に端子収容室11に設けら
れている弾性ランス28が係合する。なお、第1図におい
て右側に位置する大きい雌端子100はハウジング10の左
右側に位置する大きい端子収容室11に、また左側に位置
する小さい雌端子100はその他の端子収容室11に挿入さ
れる。
最後に、第8図に示すように、前記仮り止め位置で、
弾性レグ58(第2図、第3図参照)の弾性に抗して係止
部材50を押し下げるとともに、第9図に示すように(第
3図参照)、さらに押し下げると、係止部材50の係止突
起53がカム溝23に沿ってその第1部分23aからその第2
部分23bへ摺動し、その第2部分23bの終端に係合する。
この位置では、係止部材50の空洞60がハウジング10の端
子収容室11に対して下方向にずれて、空洞60を画成する
係止部材50のリブの内面が雌端子100の後端に近接し、
雌端子100がハウジング10の後方向(図上、左方向)へ
移動するのを阻止している。本発明では、このように、
係止部材50が雌端子100のハウジング10の後方向への移
動を阻止するように該ハウジングに係合している位置を
本止めという。この本止め位置では、係止部材50の案内
突条54がハウジング10の上方の案内条溝25aから下方の
同25bへ移動し、係止部材50の係止突起52、案内突起5
5、係止突起57がハウジング10の係止孔22、案内条溝2
6、係止溝27にそれぞれ係合する。また、係止部材50の
弾性レグ58が該係止部材の下面とハウジング10の後端開
口部の下側壁との間に扁平状態に押圧されている。
前述のように、ハウジング10に係合した係止部材50を
抜脱するには、前述の操作手順を逆にすればよいが、そ
の際には、係止部材50の弾性レグ58の復元力が働くか
ら、第2図および第6図に示す係止部材50のハウジング
10に対する位置まで該係止部材を戻すことができる。
弾性レグ58は、係止部材50をハウジング10に対して係
合するときの操作を円滑ならしめるとともに、係止部材
50の係止突起53がカム溝23の第1部分23aに係合する状
態を確実に保持する機能を有し、とくに、係止部材50が
前記仮止め位置から前記本止め位置へ不用意に移動する
のを阻止する機能を有する。
弾性レグ58を設ける場合、前述したように、係止部材
50の本止め位置で、弾性レグ58が該係止部材の下面とハ
ウジング10の後端開口部の下側壁との間に扁平状態に押
圧された状態のままになっていると、支障があることも
ある。たとえば、弾性レグ58のそうした状態が比較的長
期にわたったり、そうした状態においてコネクタが周囲
の比較的高温に触れたりすると、弾性レグ58が、そうし
た状態の形態になってしまう、すなわち、そうした形態
の永久歪が生じてしまうことがある。そうすると弾性レ
グ58の弾性が失われることになるから、メンテナンスな
どに際して、係止部材50をハウジング10から抜脱して再
び前者を後者に係合させる場合、弾性レグ58がその機能
を果たしえなくなることがある。弾性レグ58は、とくに
前記本止め状態においてはその弾性が作用している必要
がないから、前述のようにその弾性が失われるのを防止
する手段を有していることが好ましい。
そこで、第4図および第5図に示すように、前記本止
め位置で弾性レグ58の自由端部およびその近傍部が落ち
込む溝または孔30をハウジング10の開口部14の下側壁18
の両側に形成してある(その位置は第1図にも鎖線30′
で示してある)。第5図から明らかなように、前記本止
め位置では、弾性レグ58が溝または孔30に落ち込んで自
然な状態にある。この場合、弾性レグ58の弾性が僅かに
作用するように設計してあってもよい。
カム溝23の第1部分23aと第2図部分23bとがなす角度
は直角でもよいが、第6図ないし第9図に示すように、
90度よりも小さい場合には、係止部材50を斜め下方向へ
移動させるようにすることができるから、雌端子100の
後端が僅かにハウジング10の後端へ突出していても、係
止部材50のその移動によって雌端子100の後端をハウジ
ング10の内方向へ押圧して整列させることができる。
第10図ないし第12図において、参考までに、既述のコ
ネクタと相補関係にあるコネクタを示してある。このコ
ネクタは、絶縁性材料から作られた、ハウジング150、
可動部材200および係止部材250を含んでいる。ハウジン
グ150は、前方に既述のハウジング10に対する嵌合部151
および後方に上下二段に配列する端子収容室152を有し
ている。ハウジング150の後端開口部153には既述のハウ
ジング10のカム溝23、係止孔22および係止溝27と同機能
を有するカム溝154、係止孔155および係止溝156がそれ
ぞれ設けられている。また、係止部材250には既述の係
止部材50の係止突起52,53,57と同機能を有する係止突起
251,252,253がそれぞれ設けられている。係止部材250は
ハウジング150の端子収容室152と同数の空洞254を有し
ている。
可動部材200は、ハウジング150の嵌合部151内に収容
され、板面にピン挿通孔201、一側の上方から下方への
順に第1、第2および第3係止アーム202,203,204、な
らびに他側の下方から上方への順に第1、第2および第
3係止アーム202,203,204が設けられている。各第1係
止アーム202は、その先端がハウジング150の嵌合部151
の前端両側内面に設けられた係止突起157にそれぞれ衝
合し、可動部材200が前方向への抜け止めをなす。各第
2係止アーム203は、その溝205が既述のハウジング10
(第1図参照)の両側面に設けられた三角形の係止突起
29に摺動可能に係合し、後記機能を有する。各第3係止
アーム204は、その溝206がハウジング150の前端両側内
面に設けられた三角形の係止突起158に摺動可能に係合
し、可動部材200がハウジング150の嵌合部151の内部に
深く入りすぎないように阻止する。第12図に示すよう
に、可動部材200をハウジング150の嵌合部151内に収容
して第3係止アーム204の溝206の先端に係止突起158を
係合し、ハウジング150の端子収容室152に雄端子300を
挿入してこれに弾性ランス159を係合するとともに雄端
子300の先端ピン301を可動部材200のピン挿通孔201に挿
通し、係止部材250を本止め位置へ摺動させることによ
り、これら各部材を組み立てる。この組み立て状態で
は、可動部材200の規制によって雄端子300のピン301が
既述の雌端子100の先端部の中心に正しく一致して対向
するように位置決めされ保持されている。ついで、第13
図および第14図に示すように、ハウジング150の嵌合部1
51内に組み立てたハウジング10を嵌合すると、雌端子10
0の先端部の中心に雄端子300のピン301が正常に挿入し
てこれが電気的に接続し、可動部材200がハウジング10
の前端で押圧後退せしめられ、ついに嵌合部151の奥壁
面に衝合し、ハウジング150の係止部160がハウジング10
の係止レバー19の係止部21に係合し、ハウジング10,150
の嵌合状態を保持する。このように、可動部材200は、
雌端子100の先端部に雄端子300のピン301が衝突するこ
となどなく正常に挿入するように該ピンを位置決めして
保持する役割りを有し、その役割りを終えると同時に退
却し、ハウジング150の所定位置へのハウジング10の進
入を妨げない。図示してないが、このとき、ハウジング
10の係止突起29(第1図参照)が第2係止アーム203の
溝205に位置している。
係止レバー19を押圧した状態でハウジング10,150の一
方を他方に対してまたは双方を互いに引き離すと、それ
らの嵌合を解くことができる。この引き離しの際、第2
係止アーム203の溝250の先端にハウジング10の係止突起
29が係止しているから、ハウジング10,150を再度嵌合す
るとき、後退していた可動部材200が嵌合部151内の所定
位置、すなわち、第12図に示す位置に引き戻されること
になる。
〔発明の効果〕
本発明の電気コネクタによれば、係止部材の仮り止め
位置である第1係止位置では、ハウジングおよび係止部
材の一方に設けられかつ端子挿入方向と適宜角度で交差
する第1方向へ延びるカム部に、ハウジングおよび係止
部材の他方に設けられたカム摺接部が係合すると共に、
係止部材及びハウジングの一方に設けた弾性部材により
第1係止位置からの係止部材の移動に対して抗するか
ら、仮り止め位置で係止部材が端子挿入方向へいかに強
く押圧されても、該方向へ摺動することがない。
しかも、端子挿入方向と実質的に一致する第2方向へ
延びるカム部にカム摺接部を沿わせて係止部材を摺動さ
せるのでなければ、係止部材が本止め位置である第2係
止位置へ独りでに摺動するおそれがない。
したがって、ハウジングに係止部材を仮り止めした状
態で、コネクタを出荷輸送するときなどにおいて係止部
材が仮り止め位置から本止め位置へ不用意に移動して本
止めされるのを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ハウジング、係止部材および雌端子の分離斜
視図。 第2図は、係止部材をハウジングに予備的に嵌合した状
態の後側面図。 第3図は、係止部材をハウジングに完全に嵌合して本止
めした状態の後側面図。 第4図は、他の実施例を示す、第2図に相当する図。 第5図は、第4図の実施例を示す、第3図に相当する
図。 第6図ないし第9図は、第3図のX−X線における断面
図であって、係止部材のハウジングへの予備的嵌合時か
ら本止め時までの両者の位置関係を示す。 第10図は、前記ハウジングに対する相補ハウジング、こ
れに組み込むべき可動部材、係止部材および雄端子の分
離斜視図。 第11図は、前記相補ハウジングの一部およびこれに係合
する可動部材の斜視図。 第12図は、前記相補ハウジングに前記可動部材、係止部
材および雄端子を組み込んだ状態の断面図。 第13図および第14図は、それぞれ組み立てた前記両ハウ
ジングを嵌合する過程および嵌合完了状態を示す断面
図。 10,150:ハウジング 11,152:端子収容室 14,153:開口部 23,154:カム溝 50,250:係止部材 53,252:カム従節(係止突起) 58:弾性部材(弾性レグ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気端子をそれぞれ収容する複数の端子収
    容室を有する絶縁性ハウジングと、該ハウジングの後端
    近傍の開口部における第1係止位置から第2係止位置へ
    人為的押圧下に摺動して前記ハウジングからの前記端子
    の抜脱を阻止する絶縁性係止部材とを含む電気コネクタ
    において、 前記ハウジングの前記開口部及び前記係止部材に、該係
    止部材を前記第1及び第2係止位置の間で摺動させるカ
    ム機構を設け、 該カム機構が、前記開口部及び前記係止部材の一方に設
    けられ前記第1係止位置から前記端子の挿入方向と交差
    する第1方向及び前記挿入方向と実質的に一致し前記第
    2係止位置へ至る第2方向へ延びるカム溝と、他方に設
    けられたカム従節とからなり、 前記係止部材及び前記ハウジングの一方は、他方と係合
    して前記第1係止位置からの前記係止部材の移動に対し
    て抵抗する弾性部材を有することを特徴とする電気コネ
    クタ。
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