JP2545292Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2545292Y2
JP2545292Y2 JP1991054049U JP5404991U JP2545292Y2 JP 2545292 Y2 JP2545292 Y2 JP 2545292Y2 JP 1991054049 U JP1991054049 U JP 1991054049U JP 5404991 U JP5404991 U JP 5404991U JP 2545292 Y2 JP2545292 Y2 JP 2545292Y2
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JP
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fitting
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lever
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lock
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俊和 野原
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一対のコネクタハウジ
ングの前半部を相互に嵌合して電気的導通をなすコネク
タに関するもので、詳しくは、小さな操作力によって強
い嵌合力を機械的に与える嵌合力低減機構を有するコネ
クタの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】端子数が多い多極コネクタは、大きな嵌
合力を必要とするので、機械的に嵌合力を増幅して、手
作業による嵌合をやり易くした嵌合力低減機構を設けた
ものが使用されており、その一つの類型として図4に示
す嵌合用レバー方式のものがある。
【0003】即ち、操作部6の両端に対称の脚板7を垂
設した嵌合用レバー5を、雄コネクタハウジング2(以
下、単に雄ハウジング2という)のフード部3の外側両
側を脚板7で挾んで装着すると共に、雄ハウジング2側
の支承ピン13によって回動自在に支承し、その脚板7
に形成したカム溝8に、雌コネクタハウジング1(以
下、単に雌ハウジング1という)の側壁に突設したカム
ピン9を受け入れ、雌雄ハウジング1・2を嵌合すると
き、従節のカムピン9をカム溝8で導かせながら、雄ハ
ウジング2側の嵌合用レバー5を雌ハウジング1側に回
転移転することによって、嵌合用レバー5の回転力を増
幅して大きな嵌合力になし、雌雄ハウジング1・2を手
作業によって容易に嵌合させる構造になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】以上の従来のレバー方
式の嵌合力低減機構のものは、嵌合用レバー5の両脚板
7がフード部3の外側に挟着された外装構造にして、そ
の脚板7は嵌合力増幅の倍力作用をなす応力負担部分の
ため、回転時に生ずる強い応力によって脚板7が支承ピ
ン13から外れたり、或は、雄ハウジング2の取扱い中
に嵌合用レバー5が器物に接触する外力等によって、破
損・外れを生ずると共に、その外装構造に基づくコネク
タの大型化をもたらす不具合がある。
【0005】さらに、この従来構造のものは、嵌合用レ
バー5を回転操作して雌ハウジング1側にセットして
も、雌雄ハウジング1・2が正常に嵌合したことを保証
する機能はない。
【0006】本考案は、以上の従来技術の難点を解消す
るレバー方式嵌合力低減機構つきコネクタを提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本考案のコネクタは、「一側のコネクタハウジングの
側壁にカムピンを立設すると共に、他側のコネクタハウ
ジングに「操作部の両端に脚板を垂設し、かつ、該脚板
に前記カムピンを導くカム溝を有する嵌合用レバー」を
回転自在に支承装着し、該嵌合用レバーを他側のコネク
タハウジング側から一側のコネクタハウジング側に回転
することによって、該一対のコネクタハウジングの前半
部相互を強制嵌合する嵌合力低減機構つきコネクタにお
いて、他側のコネクタハウジングの嵌合面側から延出し
た筒状のフード部の上壁にはコネクタハウジングの嵌合
方向に平行し、かつ側壁に近接してフードの先端近くま
で至る長孔の操作用スリットを平行に切設し、前記嵌合
用レバーの脚板は、操作スリットを通してコネクタハウ
ジングのフード部の周壁内側に沿って内装され、さら
に、前記嵌合用レバーの操作部と前記一側のコネクタハ
ウジングの外側に形成された一対のロックレバーとロッ
ク部からなり、前記一対のコネクタハウジングの正常嵌
合姿勢において、ロックレバーとロック部が係合する嵌
合用レバーのロック機構を設けた構造」が特徴である。
【0008】
【作用】以上の構成の本考案の嵌合用レバー方式の嵌合
力低減機構つきコネクタは、嵌合用レバーの脚板が、他
側のコネクタハウジングのフード部内に内在する構造か
らなり、一対のコネクタハウジングが嵌合するとき、そ
のフード部に嵌入する相手側コネクタハウジングの前半
部の外壁と該フード部の壁面間に、該脚板が挟まれた状
態で回転してハウジングの嵌合が進行する。従って、嵌
合による強い抵抗力を脚板が受けたとき、脚板は外側へ
開いて支承ピンから外れる方向に変形しようとするが、
脚板はフード部によって外側から挟まれ、かつ、該フー
ド部は筒状であるため脚板に押圧されて開き変形するこ
ともなく、よって嵌合用レバーは支承ピンを支点として
常に安定して回転する機能を発揮することができる。ま
た、コネクタハウジングの取扱い中に嵌合用レバーの脚
板に器物接触等がなく充分に保護されると共に、嵌合用
レバーの脚板内装構造のため、実用性を妨げるコネクタ
の形状肥大化は抑止される。
【0009】そして、コネクタハウジングが正常姿勢に
嵌合すると、前記のロック機構を有するものは、嵌合用
レバーの位置をロックするロック機構が、そのコネクタ
の外側に設けられているので、そのロック確認によって
コネクタハウジング相互の正常嵌合が保証される。
【0010】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。本
考案の一実施例を示す図1を参照して、雌ハウジング1
の前半を雄ハウジング2の前半の嵌合面側から延出した
筒状のフード部3に嵌合する一対のハウジングからな
り、雌ハウジング1の側壁にカムピン9を突設すると共
に、雄ハウジング2に「操作部6の両端に対称一対の脚
板7を垂設すると共に、脚板7の内側に、カムピン9を
受け入れて導くカム溝8を有する嵌合用レバー5」を回
転自在に装着し、その嵌合用レバー5の回転移転によっ
て雌雄ハウジング1、2を強制嵌合させるレバー方式の
嵌合力低減機構つきコネクタにおいて、雄ハウジング2
の上壁11には、ハウジングの嵌合方向に平行し、か
つ、側壁12に近接してフード部3の先端近くまで至る
長孔の操作用スリット10を平行に切設し、この操作用
スリット10を通して嵌合用レバー5の脚板7がフード
部3の内側に挿入されるようになっている。
【0011】そして、脚板7の外側に支承ピン13が立
設されると共に、雄ハウジング2の側壁12に支承ピン
孔14があり、フード部3内に挿入された脚板7は、こ
の支承ピン13を支承ピン孔14へ嵌着することによっ
て、脚板7がフード部3の側壁12に沿って内装され、
嵌入してくる雌ハウジング1の側壁15とフード部3の
側壁12との間に脚板7が挾まれて回転自在に支承され
る。そして、その脚板7を内装してハウジング外に出て
いる操作部6を雌ハウジング1側へ回転させると、脚板
7が操作スリット10を通って、その回転作動が許容さ
れる構造になっている。
【0012】さらに、このコネクタには嵌合用レバー5
の操作部6の中央に突設したロックレバー18のロック
部と雌ハウジング1の上壁外側に設けた爪状のロック部
19からなる嵌合用レバー5のロック機構が設けてあ
り、図3参照、嵌合用レバー5を雌ハウジング1側に移
転して雌雄ハウジング1・2が正常嵌合姿勢になると、
ロックレバー18がロック部19と「パチン」と係合し
て、その正常嵌合姿勢をロックするようになっている。
【0013】以上の構成のコネクタは、図2参照、雌ハ
ウジング1・2の嵌合初期(双方の端子が嵌合する前)
に、カムピン9がカム溝8の入口に達して強制嵌合の準
備がなされ、続いて、嵌合用レバー5を回転させると従
節のカムピン9が原節のカム溝8に導かれて、嵌合用レ
バー5の回転に追随してハウジングの嵌合が進み、この
とき嵌合用レバー5の操作力が増幅されてカムピン9に
伝達され、雌雄ハウジング1・2に大きな嵌合力が付与
される。そして、嵌合用レバー5が雌ハウジング1側に
移転して、正常嵌合姿勢に達すると、ロックレバー18
がロック部19に係合して、その嵌合姿勢がロックされ
る。なお、雌雄ハウジング1・2の嵌合を解離させると
きは、嵌合用レバー5を逆転移転して原位置に復帰させ
て行われる。
【0014】
【考案の効果】以上の説明のとおり、本考案のコネクタ
は、嵌合力低減機構の嵌合用レバーの損傷や外れがな
く、嵌合力低減機構の性能が安定すると共に、コネクタ
の大形化を阻止し、さらに、コネクタハウジングのロッ
ク機構を有するものは、ハウジング外側に設けたロック
機構によって、正常な嵌合姿勢がロックされるので、コ
ネクタの正常嵌合を保証して、コネクタの品質向上を図
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例のコネクタの説明図
【図2】図1実施例のコネクタの作用状態の説明図
【図3】図1実施例のコネクタの嵌合ロック状態の説明
【図4】従来の嵌合力低減機構つきコネクタの説明図
【符号の説明】
1 雌コネクタハウジング 2 雄コネクタハウジング 3 フード部 5 嵌合用レバー 6 操作部 7 脚板 8 カム溝 9 カムピン 10 操作スリット 13 支承ピン 14 支承ピン孔 18 ロックレバー 19 ロック部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一側のコネクタハウジングの側壁にカム
    ピンを立設すると共に、他側のコネクタハウジングに
    「操作部の両端に脚板を垂設し、かつ、該脚板に前記カ
    ムピンを導くカム溝を有する嵌合用レバー」を回転自在
    に支承装着し、該嵌合用レバーを他側のコネクタハウジ
    ング側から一側のコネクタハウジング側に回転すること
    によって、該一対のコネクタハウジングの前半部相互を
    強制嵌合する嵌合力低減機構つきコネクタにおいて、 他側のコネクタハウジングの嵌合面側から延出した筒状
    のフード部の上壁には、コネクタハウジングの嵌合方向
    に平行し、かつ側壁に近接してフードの先端近くまで至
    る長孔の操作用スリットを平行に切設し、前記嵌合用レ
    バーの脚板は、操作スリットを通してコネクタハウジン
    グのフード部の周壁内側に沿って内装され、さらに、前
    記嵌合用レバーの操作部と前記一側のコネクタハウジン
    グの外側に形成された一対のロックレバーとロック部か
    らなり、前記一対のコネクタハウジングの正常嵌合姿勢
    において、ロックレバーとロック部が係合する嵌合用レ
    バーのロック機構を設けた構造を特徴とするコネクタ。
JP1991054049U 1991-06-17 1991-06-17 コネクタ Expired - Fee Related JP2545292Y2 (ja)

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JPH051179U JPH051179U (ja) 1993-01-08
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JP3004672U (ja) * 1994-05-26 1994-11-22 イバ工業株式会社 服飾ボタン

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JPH051179U (ja) 1993-01-08

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