JPH077079U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH077079U
JPH077079U JP4130893U JP4130893U JPH077079U JP H077079 U JPH077079 U JP H077079U JP 4130893 U JP4130893 U JP 4130893U JP 4130893 U JP4130893 U JP 4130893U JP H077079 U JPH077079 U JP H077079U
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JP
Japan
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connector housing
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lever
female
operation lever
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幸治 奥谷
直哉 栗本
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタを大型化・複雑化すること無く、小
さな力で嵌合・離脱することのできるコネクタとする。 【構成】 雄コネクタハウジング1のフード部11内に
雌コネクタハウジング2を斜めに傾け、係合ピン25が
係合溝14内の底まで挿入する。次に係合ピン14を支
点として、引き出した状態の操作レバー3を下方に押圧
操作する。すると、てこの原理に基づき小さな力で大き
な嵌合力が作用して雌ターミナル22は雄ターミナル1
2に嵌合する。その後、操作レバー3を押し込める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコネクタ、特に機器に直結するタイプにも適用できるコネクタに関す る。
【0002】
【従来の技術】
例えば20極以上の多極の雄コネクタハウジングに雌コネクタハウジングを嵌 合するには大きな嵌合・離脱力を必要とし、その嵌合・離脱作業が容易でなかっ た。このため、操作レバーによりこの原理を利用して、小さな力で大きな嵌合・ 離脱力を得るレバー式コネクタが、例えば特開平4−627724号公報にて知 られている。
【0003】 図6に示すこの従来のレバー式コネクタでは、被挿入側の雄コネクタハウジン グ51に「てこ作用」を行わせるカム溝52を有した操作レバー53をレバー支 持軸54に回動可能に設け、雌コネクタハウジング61側にはその中央にカム受 け突部62を設けている。そして、カム受け突部62を操作レバー53のカム溝 52に係合させ、その係合状態から操作レバー53を回動させて、カム溝52の カム作用によって雌コネクタハウジング61が雄コネクタハウジング51側に挿 入され、嵌合されるものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のレバー式コネクタでは、被嵌合側の雄コネクタハウジング5 1の両外面に略U字状の操作レバー53を取付けているので、この操作レバー5 3のために、コネクタ全体が大型化したり、また、その構造が複雑になるなどの 課題を有していた。
【0005】 特に機器に直結するタイプのコネクタ、例えばジャンクションボックスに雄コ ネクタハウジングが一体成形により形成されるタイプでは、その成形が非常に複 雑となり、適用することが困難となっている。
【0006】 この考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、嵌合側の雌コネクタハウジ ングに操作レバーを設けることによって、コネクタを大型化・複雑化すること無 く、小さな力で嵌合・離脱することのできるコネクタを提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この考案では、雌コネクタハウジングには雄コネ クタハウジングの一端部に回動可能に係合する係合部と、該係合部側と反対側の 他端部から外方に引き出し可能とされた操作レバーが設けられている。
【0007】
【作用】
雄コネクタハウジングのフード部内に雌コネクタハウジングを斜めに傾けて挿 入する。そして一端部に設けた係合部を雄コネクタハウジング内に回動可能に係 合する。また、雌コネクタハウジングから操作レバーを引き出した状態とし、操 作レバーを下方に押圧操作する。この際、原理的に係合部が支点となり、引き出 されて支点から離れた位置に操作レバーによる力点があるので、小さな力で大き な嵌合力が得られる。この大きな嵌合力により雌ターミナルは雄ターミナルに嵌 合される。その後、引き出されている操作レバーを押し込められる。
【0008】
【考案の効果】
このように本考案のコネクタによれば、フード部内に雄ターミナルが立設配置 され被挿入側の雄コネクタハウジングと、この雄ターミナルに結合される雌ター ミナルが配置された挿入側の雌コネクタハウジングとからなるコネクタにおいて 、雌コネクタハウジングには雄コネクタハウジングの一端部に回動可能に係合す る係合部と、この係合部側と反対側の他端部から外方に引き出し可能とされた操 作レバーが設けられているので、小さな力で嵌合・離脱でき、且つコンパクトな コネクタとすることができる。
【0009】
【実施例】 以下この考案を機器に直結される多極コネクタに適用した例を図1〜図5に基 づいて詳細に説明する。
【0010】 図1に示すように、このコネクタの雄コネクタハウジング1は、ジャンクショ ンボックスのアッパーケースB上に立設されたフード壁11a,11b,11c ,11dが平面視略矩形に一体成形されたフード部11が形成されている。そし て、このフード部11内には、アッパーケースBの下層に積層された絶縁板C面 にそれぞれ配設された導電性金属板の先端を直立状に折曲げた多数の雄ターミナ ル12が、アッパーケースBに設けた端子孔13から突出して配設されている( 図2参照)。
【0011】 このフード部11の前後面を形成するフード壁11a,11bには、図1にお いて左端部外方に膨出する係合溝14が設けられている。また、右端部において は左側半部よりも広幅とされたレバー収容部15が設けられている。そして左右 のフード壁11c,11dは、フード壁11a,11bよりも低く形成されてい る。
【0012】 雌コネクタハウジング2はフード部11に挿入可能とされ、前記雄ターミナル 12に対応して設けられた複数の端子収容孔21内にそれぞれ雌ターミナル22 が取着されて、雄ターミナル12に嵌合可能とされている。
【0013】 この雌コネクタハウジング2の左側外面には段差23により、下部側が膨出し ており、この前後面に前記係合溝14に嵌合する係合部としての係合ピン25が 突出して設けられている。また右半分には段差面26により肉厚部27が形成さ れ、前記レバー収容部15に嵌合可能とされている。この段差面26の上方には レバー支持ピン28が突出形成されており、このレバー支持ピン28に操作レバ ー3が取着されている。この操作レバー3は中央を操作部3aとし、この操作部 3aの両側に脚部3bが設けられてコ字形に形成されている。この両脚部3bに は長孔29が設けられており、レバー支持ピン28に取着して、操作レバー3を 段差面26に沿って前後にスライド可能とされている。なお、操作レバー3を引 き出した状態で段差面26に対して上下方のいずれの方向に回動しようとしても 段差面26に当接して回動することがなく、スライドすることのみが可能とされ ている。
【0014】 次に、この構成とされた実施例について、雌コネクタハウジング2を雄コネク タハウジング1に嵌合する際の作用について説明する。 図3に示すように、雌コネクタハウジング2の操作レバー3を矢線A方向に引 き出すと、レバー支持ピン28が段差面26にガイドされて長孔29がレバー支 持ピン28が左端部に当接する。この際操作レバー3は、レバー支持ピン28と 段差面26により上下方向に回動することが規制されて、段差面26に沿った引 き出し状態に維持される。次に雄コネクタハウジング1のフード部11に雌コネ クタハウジング2を対向させて配置した後、前側をフード部11内に挿入するよ うに傾けて(図2参照)、係合溝14内の底面まで係合ピン25を挿入して、図 3に示す状態とする。この第3図の状態から操作レバー3の操作部3aを下方に 押し下げる。すると、係合ピン25は係合溝14内の溝壁と係合し、この係合ピ ン25を支点とし、操作レバー3の操作部3aを力点とした「てこの原理」に基 づき小さな力にもかかわらず押し込められていき、雌ターミナル22が雄ターミ ナル12に嵌合して図4に示す嵌合状態になる。続いて操作レバー3を左方向に 押し込めると、図5に示すように、段差面26に沿ってスライドして、操作レバ ー3は雄コネクタハウジング1から突出すること無く収容される。
【0015】 また、雌コネクタハウジング2を嵌合状態から離脱させるには、上述した操作 が逆に行われて、小さな力で容易に離脱することができる。
【0016】 以上に述べたように、この実施例では、雄コネクタハウジング1に上下方向に 係合溝14を設ける等、雄コネクタハウジング1をアッパーケースBに一体成形 するに際して容易に成形可能なものとされている。
【0017】 なお、この実施例では上述した構成とされているが、本考案はこれに限定され るものではなく、例えば次のように変形して実施することができる。 (イ)この実施例では、操作レバー3がレバー支持ピン28と段差面26によ り上下に回動することなくスライドする構成として、構造の簡単なものとされて いるが、係る構成に限ること無く、例えば長孔29内に二つのレバー支持ピン2 8を設けたり、雌コネクタハウジング2の側面に操作レバーを嵌合するスライド 凹溝を設けたりして、操作レバーが上下に回動することなく、引き出し可能とす ることができる。 (ロ)また、この実施例では係合部としての係合ピン25を係合溝14内に嵌 合した例を示したが、必ずしも溝とする必要はなく、係合ピン25を回動可能に 係合する係合凹部としてもよい。 その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、要 旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。 (ハ)この実施例では、ジャンクションボックスのアッパーケースB上に一体 成形された雄コネクタハウジング1の例を示したが、この種コネクタに限られる こと無く広く多極コネクタに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】分離斜視図である。
【図2】分離断面図である。
【図3】嵌合過程を示す一部切欠正面図である。
【図4】嵌合過程を示す一部切欠正面図である。
【図5】嵌合状態の一部切欠正面図である。
【図6】従来のレバー式コネクタの正面図である。
【符号の説明】
1…雄コネクタハウジング 2…雌コネクタハウジング 3…操作レバー 11…フード部 12…雄ターミナル 22…雌ターミナル 25…係合ピン(係合部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フード部内に雄ターミナルが立設配置さ
    れた被挿入側の雄コネクタハウジングと、この雄ターミ
    ナルに結合される雌ターミナルが配置された挿入側の雌
    コネクタハウジングとからなるコネクタにおいて、 前記雌コネクタハウジングには雄コネクタハウジングの
    一端部に回動可能に係合する係合部と、該係合部側と反
    対側の他端部から外方に引き出し可能とされた操作レバ
    ーが設けられていることを特徴とするコネクタ。
JP1993041308U 1993-06-29 1993-06-29 コネクタ Expired - Lifetime JP2596436Y2 (ja)

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JP1993041308U JP2596436Y2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 コネクタ

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JPH077079U true JPH077079U (ja) 1995-01-31
JP2596436Y2 JP2596436Y2 (ja) 1999-06-14

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100780705B1 (ko) * 2006-09-14 2007-11-30 한국단자공업 주식회사 인터락 스위치와 전원회로 차단장치
KR100780682B1 (ko) * 2006-09-14 2007-11-30 한국단자공업 주식회사 슬라이드 방식의 인터락 스위치
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KR100780678B1 (ko) * 2006-09-14 2007-11-30 한국단자공업 주식회사 인터락 스위치
JP2012142110A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Tyco Electronics Japan Kk コネクタ組立体

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