JP2002013426A - エンジン駆動発電装置 - Google Patents

エンジン駆動発電装置

Info

Publication number
JP2002013426A
JP2002013426A JP2000198050A JP2000198050A JP2002013426A JP 2002013426 A JP2002013426 A JP 2002013426A JP 2000198050 A JP2000198050 A JP 2000198050A JP 2000198050 A JP2000198050 A JP 2000198050A JP 2002013426 A JP2002013426 A JP 2002013426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
generator
temperature
engine
target
converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000198050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3784243B2 (ja
Inventor
Motohisa Shimizu
元寿 清水
Masafumi Nakamura
政史 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2000198050A priority Critical patent/JP3784243B2/ja
Priority to TW090113796A priority patent/TW526636B/zh
Priority to US09/880,076 priority patent/US6624528B2/en
Priority to EP01114707A priority patent/EP1168594B1/en
Priority to DE60133601T priority patent/DE60133601T2/de
Priority to CNB011218576A priority patent/CN1206797C/zh
Priority to KR1020010038085A priority patent/KR100589745B1/ko
Publication of JP2002013426A publication Critical patent/JP2002013426A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3784243B2 publication Critical patent/JP3784243B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D29/00Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto
    • F02D29/06Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto peculiar to engines driving electric generators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P9/00Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
    • H02P9/04Control effected upon non-electric prime mover and dependent upon electric output value of the generator
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P9/00Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
    • H02P9/02Details of the control

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電機が、その温度にかかわらず、常に余力
をもった状態で負荷変動に対して応答できるようにする
こと。 【解決手段】 発電機1の出力電流をサイリスタブリッ
ジからなるコンバータ3で整流し、インバータ4はコン
バータ3から出力される直流を商用周波数の交流に変換
して負荷5に接続する。燃料量制御部10はコンバータ
3を構成するサイリスタの導通角が目標導通角に保持さ
れるようエンジン2の回転数を制御する。目標導通角を
最大導通角未満の予定範囲内に設定しておくことによ
り、発電機は常に余力を残した状態で負荷変動に迅速に
応答することができる。目標導通角はエンジンが過負荷
にならないよう、また、必要以上に回転数が上がらない
よう発電機1の温度に応じて補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジン駆動発電装
置に関し、特に、温度の影響を配慮しつつ、負荷の大き
さに応じてエンジンの回転数を制御するようにしたエン
ジン駆動発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】交流電源装置として使用されるエンジン
駆動発電機には、出力周波数を安定化させるためにイン
バータ装置を使用するものが多くなってきている。この
種のエンジン駆動発電機では、発電機に接続されたエン
ジンを駆動して交流を発生させ、これを一旦直流に変換
した後、インバータ装置で商用周波数の交流に変換して
出力する。インバータ装置を使用した発電機では、出力
周波数がエンジン回転数に依存しないので、エンジン回
転数の制御によって負荷に応じた出力制御を行うことが
可能になる。
【0003】例えば、特開平5−18285号公報に記
載されたインバータ式エンジン発電機は、インバータ装
置の出力電流に基づいて負荷を検出し、その検出結果に
基づいてエンジンのスロットル制御を行っている。こう
して、負荷の変動にかかわらず出力電圧をほぼ一定に維
持することができるようにしている。
【0004】また、特開平5−146200号公報に
は、インバータ装置の入力側で発電機の出力電圧を検出
し、この出力電圧を予め設定された基準電圧と比較して
負荷に応じたエンジン回転数を得るようにしたエンジン
発電機が記載されている。
【0005】さらに、本出願人は、エンジン発電機の出
力電流を整流する半導体整流素子よりなるコンバータを
具備したエンジン駆動発電機において、コンバータの出
力電圧を目標値に制御するため、最大導通角未満に設定
された目標導通角に前記半導体整流素子の導通角が収斂
するようエンジンの回転数を制御するようにしたものを
提案している(特開平11−308896号公報)。こ
の発電機によれば、発電機は常に余力が残っている状態
で運転されているので、余力の範囲内において迅速に負
荷の増大に応答することができる。また、エンジン回転
の変動が出力電圧に影響をおよぼすことを抑制すること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】最大導通角未満に設定
された目標導通角に半導体整流素子の導通角が収斂する
よう制御される上記の発電機ではさらに改善すべき問題
点がある。一般に発電機は温度の影響を受けやすい。特
に回転子に永久磁石を使用した磁石発電機を使用する場
合には、低温時には、マグネットの磁界は強く、巻線の
抵抗も下がるので損失が小さい。これとは逆に、高温時
には、マグネットの磁界が弱まり、巻線の抵抗も上がっ
て損失が大きくなるので低温時よりも出力が低下してし
まう。一例では、高温時の出力が低温時の出力から10
%程度減少することがある。したがって、前記半導体整
流素子の目標導通割合(例えばサイリスタの目標導通
角)が一定であると、高温時にはエンジンの制御回転数
が低温時の10%増しになる。
【0007】このような状況において、高温時に適合す
るようパラメータを設定して制御を行うと、低温時に
は、出力負荷を十分に取っているにもかかわらず、発電
機の能力に余裕がある状態になる。そうすると、サイリ
スタの導通角が基準値を超えないため、エンジンの回転
数を増大させるよう制御されない。その結果、目標回転
数を設定してエンジン回転数の制御をしても、エンジン
回転数が増大しないために、エンジン出力が不足してエ
ンジン過負荷となる恐れがある。
【0008】例えば、エンジンの回転数可変範囲を30
00〜5000rpmとした場合、常温時に、負荷出力
1000VA、エンジン回転数4000rpmであった
とすると、−15°Cのときには、発電機の効率が上が
ってその出力電圧は常温時より上昇するので、負荷出力
が常温時と同じ1000VAであれば、エンジン回転数
は3000〜3200rpm程度になる。この程度の低
いエンジン回転数で4000rpm時と同じ1000V
Aを出力するのはエンジンにとって酷(過負荷)であ
る。
【0009】また逆に、常温より高い温度では、発電機
の効率が下がってその出力電圧は常温時より低下するの
で、不必要にエンジン回転数が上昇してしまう。この温
度の影響は、始動時のように発電機が冷えている状態
や、連続運転中のように発電機が熱い状態にも同様に現
れ、発電機の温度によって回転数特性が左右されるとい
う問題点がある。
【0010】本発明の目的は、幅広い電気負荷に対して
実際の発電能力に常に適当な余力をもたせることによっ
て出力電圧を安定に制御することと、温度に左右されず
円滑にエンジン回転数制御を行うこととができるように
したエンジン駆動発電装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンジンで駆
動される発電機の出力電流を整流する半導体整流素子よ
りなるコンバータと、前記コンバータから出力される直
流を所定周波数の交流に変換するインバータとを有する
エンジン駆動発電装置において、前記コンバータの出力
電圧を目標値に制御するため前記半導体整流素子の導通
を制御する半導体整流素子駆動回路と、前記半導体整流
素子の導通割合を検出する導通割合検出手段と、前記導
通割合検出手段で検出された導通割合が目標割合に収斂
するように前記エンジンの回転数を制御するエンジン回
転数制御手段と、前記発電機の温度に応じて前記目標割
合を補正する補正手段とを具備した点に第1の特徴があ
る。
【0012】また、本発明は、前記補正手段が、前記発
電機の温度が予定の基準温度より低い時は前記目標割合
を小さく、前記温度が前記基準温度より高い時は前記目
標割合を大きくするよう構成された点に第2の特徴があ
り、前記インバータまたはコンバータを構成する電力制
御素子の温度によって前記発電機の温度を代表させた点
に第3の特徴がある。
【0013】また、本発明は、前記導通割合が前記半導
体整流素子の導通角で代表され、前記目標割合が目標導
通角である点に第4の特徴がある。さらに、本発明は、
前記発電機が磁石発電機である点に第5の特徴がある。
【0014】上記特徴によれば、半導体整流素子の導通
角つまり導通割合が設定された目標導通角に収斂するよ
うエンジン回転数が制御される。特に、発電機の温度が
変化した場合に補正された目標導通角に基づいて、発電
機の出力変化に対応したエンジン回転数制御が行われ
る。
【0015】特に、第2の特徴によれば、発電機の温度
が低い状態で出力が増大していく場合、補正前よりも導
通割合が早めに目標割合を上回るのでエンジン回転数も
早めに増大する。したがって、エンジン出力は不足せ
ず、過負荷運転が防止される。また、発電機の温度が高
い状態で出力が増大していく場合は、補正前よりも導通
割合が目標割合を上回るのは遅くなるのでエンジン回転
数の増大動作も遅くなる。したがって、エンジン回転数
が必要以上に高い状態で運転されることがなくなる。
【0016】第3の特徴によれば、発電機の温度をより
良く代表するインバータやコンバータの電力制御素子の
温度に従って導通割合が補正される。また、第4の特徴
によれば、発電機の温度に従って半導体整流素子の導通
角が補正される。第5の特徴によれば、温度変化に伴う
永久磁石による磁界の強さの変化による影響を小さくす
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の一
実施形態を詳細に説明する。図1はエンジン駆動発電機
の構成を示すブロック図である。永久磁石により界磁束
を与える磁石式多極発電機(以下、単に「発電機」とい
う)1には(内燃)エンジン2が連結され、該発電機1
はエンジン2で駆動されて多相(代表的には3相)の交
流電流を発生する。発生した交流は半導体整流素子とし
てのサイリスタをブリッジ接続した整流回路からなるコ
ンバータ3で全波整流されて直流に変換され、インバー
タ4に入力される。インバータ4は、その出力側に接続
された外部負荷5に商用周波数(例えば50Hz)の単
相交流を供給する。エンジン2のスロットル弁6の開度
調節のためにステッピングモータ7が設けられ、このス
テッピングモータ7に供給されるパルス数によってスロ
ットル開度が制御され、エンジン2の回転数が決定され
る。なお、エンジン2は燃料噴射式のものでもよく、そ
の場合はスロットル開度制御に代えて燃料噴射時間制御
により回転数を決定する。
【0018】電圧検出部8はコンバータ3の出力電圧を
検出する。サイリスタ駆動回路9は予め与えられた目標
としての設定電圧(例えば、170V)と前記出力電圧
とを比較し、計測されたコンバータ3の実出力電圧が設
定電圧に等しくなるように、公知の適宜の手法で、コン
バータ3を構成するサイリスタの導通を制御する。この
ような構成により、前記サイリスタの導通角制御範囲に
相応する出力電流範囲においてコンバータ3の出力電圧
は設定電圧に保持される。なお、コンバータ3はパワー
トランジスタのデューティ比を制御することによって出
力電圧を制御するよう変形してもよい。これら、導通角
およびデューティ比は、本明細書においては統合的に半
導体整流素子の導通割合と呼ぶ。
【0019】燃料量制御部10は次のように構成され
る。図2は、燃料量制御部10の構成を示すブロック図
である。サイリスタ導通角検出部101は前記サイリス
タ駆動回路9からコンバータ3に出力されている制御信
号に基づいてサイリスタの導通角を検出する。導通角は
予定周期で連続的に検出され、その平均導通角が算出さ
れる。
【0020】サイリスタ導通角検出部101で算出され
た平均導通角は偏差検出部102に入力され、目標導通
角に対する偏差が検出される。すなわち、発電機1が出
力に余裕のある状態で運転されているかどうかをサイリ
スタの平均導通角に基づいて判断する。そのために、目
標導通角は例えば75%に設定してある。この目標導通
角は、一般的な制御目標値と同様、一定のヒステリシス
を有するのがよい。
【0021】こうして、偏差検出部102で検出された
偏差が「0」になるようにエンジン2が目標回転数に調
整され、発電機1に余裕がある状態が維持される。な
お、後で詳述するように、目標導通角は、発電機1の温
度に応じて可変とする。
【0022】図3は導通角75%で制御されたときのサ
イリスタの出力電圧波形である。同図において、導通角
αはサイリスタが導通している時間に対応する電気角で
あり、既知の適宜の手段によって決定される。
【0023】目標回転数更新部103は偏差検出部10
2から入力される偏差に応じて回転数調整量を出力す
る。偏差を読み出しアドレスとして回転数調整量を出力
するテーブルで構成できる。図4は前記偏差と回転数調
整量との関係を示す図である。ここで、偏差は目標導通
角に対する実導通角の偏倚量つまり「実導通角−目標導
通角」である。
【0024】同図において、前記偏差がプラスのとき
は、それがマイナスのときよりも、偏差に対応する回転
数調整量が大きく設定されている。偏差がプラスのとき
は、導通角が目標導通角(75%)を超えている場合で
あって発電機1に余裕がないと判断され、負荷に相応す
る発電機1の出力増加応答を早くする必要があるからで
ある。一方、偏差がマイナスのときは発電機1に余裕が
あると判断されるので、過度な応答によるオーバシュー
トによって起こり得る回転数の頻繁な上下を避けるのが
好ましいから偏差に対応する回転数調整量は小さく設定
される。
【0025】図2に戻って、目標回転数記憶部104は
目標回転数更新部103から入力される目標回転数調整
量を、すでに格納されている目標回転数に加算して新た
な目標回転数とする。目標回転数は最高・最低回転数設
定部105に設定されている最高回転数または最低回転
数の範囲内で更新される。前記目標回転数調整量を加算
した結果、目標回転数が前記範囲から外れるようなとき
は、目標回転数は前記最高回転数または前記最低回転数
に制限される。最低回転数を規定しているのは、サイリ
スタ導通角がわずかな回転数変化に反応することで無負
荷〜軽負荷での安定性を悪化させないためである。
【0026】回転数検出部106は発電機1の回転数を
検出する。制御量演算部107は前記回転数検出部10
6から入力される実回転数と前記目標回転数記憶部10
4から読み込んだ目標回転数とに基づいて、目標回転数
に対する実回転数の偏差をゼロにするための制御量を、
既知の適宜の手法(例えば比例・積分・微分)によって
演算する。スロットル制御部108はステッピングモー
タ7を含み、制御量演算部107での演算結果に応じて
ステッピングモータ7を駆動するための数のパルスを出
力する。ステッピングモータ7はこれに応答して回動し
てスロットル開度を変化させる。
【0027】上述のように、本実施形態では、コンバー
タ3の出力を制御するサイリスタブリッジ整流回路の平
均導通角が予め設定された値(例えば75%)に維持さ
れるようにエンジン2の回転数を制御しているので、発
電機1は常に余力のある状態で負荷に電力を供給するこ
とができる。すなわち、負荷が増大した場合、コンバー
タ3の出力電圧の変動に応答してサイリスタの導通角を
大きくして直ちに負荷の増大に追従できると共に、その
導通角の増大に見合ってエンジン2の回転数が比較的緩
やかに増大される。エンジン回転数の頻繁な変化が緩和
されてエンジンの騒音や燃料消費量低減が図られる。
【0028】本実施形態によれば、インバータの入力側
で出力電圧を検出しているので、インバータの出力の有
効電力、インバータの変換効率、回転数毎の発電能力、
ならびに発電機および有効電力検出部の製品ばらつき等
をパラメータとして算出する必要がなくなり、制御が簡
単になる。なお、本実施形態では、発電機の出力電流を
整流するためにサイリスタブリッジを採用したコンバー
タを例に説明したが、他の電圧制御方式、例えば整流後
のスイッチングDC電圧変換方式であってもよい。
【0029】次に、発電機1の温度に応じた前記目標導
通角の補正について説明する。既述のように、発電機1
の温度が変化した場合にも前記目標導通角を固定にした
ままにして上述の制御を行うと、エンジン2が過負荷状
態に陥ったり、不必要にエンジン回転数が上昇してしま
ったりすることがある。そこで、本実施形態では、発電
機1の温度に応じてコンバータ3のサイリスタの目標導
通角を補正することができるようにした。
【0030】発電機1の温度を直接検出するのは次に例
示するような課題の解決が必要である。すなわち運転中
にマグネットの温度検出すること、あるいはサーミスタ
等の温度センサを巻線に埋め込むことは、いずれも、従
来一般化されている発電機の形態を大きく変えることに
なるため、その変化による他への影響を十分に検討しな
ければ、直ちに採用することができない。また、仮に、
巻線への温度センサの装着が可能であったとしても、制
御装置までの配線経路が長くなるので問題である。
【0031】そこで、本実施形態では、インバータ4に
使用される電力制御素子部(FET等)に温度センサと
してのサーミスタを埋め込み、このサーミスタによって
検出された温度で発電機1の温度を代表させる。発電機
1の温度と前記電子制御素子の温度は、互いに、値自体
は異なるが、良好な相関関係を有しているので、一方で
他方を代表するのに好都合である。
【0032】図5は、目標導通角補正制御装置の要部機
能ブロックである。同図において、インバータ4内のF
ETブリッジ4aにはサーミスタ11が埋め込まれ、こ
のサーミスタ11の出力信号はA/D変換器12でデジ
タルデータに変換された後、温度差算出部13に入力さ
れる。温度差算出部13はA/D変換器12からの入力
データTf から常温を示す比較データTref を減算し、
補正値算出部14に入力する。例えば、入力データTf
を「0〜100」の間の値とし、比較データTref を
「50」とする。補正値算出部14は「補正値(%)=
0.5×(Tf −50)」を算出して、加算部15に供
給する。加算部15は目標導通角設定器16から出力さ
れる常温時の目標導通角(75%とする)に補正値
(%)を加算して偏差検出部102に出力する。
【0033】この構成により、例えば、サイリスタの温
度が低温(換算値で「10」)であった場合、「補正値
(%)=0.5×(10−50)=−20」であり、目
標導通角は75%から20%減少されて55%になる。
一方、サイリスタの温度が高温(換算値で「80」)で
あった場合、「補正値(%)=0.5×(80−50)
=15」であり、目標導通角は75%から15%増大さ
れて90%になる。
【0034】図6は、エンジン2の回転数と発電機1の
出力電圧との関係を、導通角の温度補正前および温度補
正後について示した図である。同図において縦軸はエン
ジン回転数、横軸は有効出力電力を示し、エンジン回転
数は3000〜5000rpmの可変範囲を有する。ま
た、それぞれ線Aは高温、線Bは常温、線Cは低温時の
特性を示す。図示のように、補正前においては、同一出
力に対するエンジン回転数が、高温時は常温時より高
く、低温時は常温時より低い。これに対して、補正後に
おいては同一出力に対するエンジン回転数が、高温時は
低く、低温時は高く補正されて、いずれの場合も常温時
の特性に近付けられている。
【0035】上述の実施形態では、発電機1の温度を、
インバータ4の温度で代表させたが、発電機1の温度と
良好な対応関係を示し、配線が長くなる等の不具合を生
じない個所であれば、他の構成部分に温度センサを設け
ることができる。例えば、コンバータ3に使用される電
力制御素子の温度で発電機1の温度を代表させても良
い。また、一般に、インバータに使用するような電力制
御素子には過熱防止用の温度センサが設けられるので、
その温度センサを、上記温度補正用のセンサと兼用して
もよい。
【0036】また、上述の実施形態では、コンバータ3
の実出力電圧が設定電圧に等しくなるように、サイリス
タの導通角を制御するようにした。本発明はこれに限ら
ず、上述のようにコンバータ3の出力電圧制御のために
パワートランジスタを使用する場合は、導通角に代え、
発電機の温度に応じてパワートランジスタのデューティ
比を補正するのがよい。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜6の発明によれば、半導体整流素子の導通角または
導通割合が、設定された目標導通角または導通割合に収
斂するようエンジン回転数が制御される。特に、発電機
の温度が変化した場合には補正された目標導通角に基づ
いて、発電機の出力変化に対応したエンジン回転数制御
が行われる。
【0038】特に、請求項2の発明によれば、発電機の
温度が低い状態で出力が増大していく場合、導通割合が
早めに目標割合を上回るのでエンジン回転数も早めに増
大する。したがって、エンジン出力は不足せず、過負荷
運転が防止される。また、発電機の温度が高い状態で出
力が増大していく場合は、導通割合が目標割合を上回る
のは遅くなるのでエンジン回転数の増大動作も遅くな
る。したがって、エンジン回転数が必要以上に高い状態
で運転されることがなくなる。
【0039】請求項3,4の発明によれば、発電機の温
度をより良く代表するインバータやコンバータの電力制
御素子の温度に従って導通割合が補正される。すなわ
ち、電力制御素子は負荷電流の通過部分であるため、そ
の温度は発電量の増減に伴う発電機の温度変化の傾向を
的確に代表する。また、回路配線を複雑にしないで温度
を検出することができる。さらに、請求項6の発明によ
れば、温度変化に伴う永久磁石の磁界変化による影響を
小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るエンジン発電機の
システム構成を示すブロック図である。
【図2】 エンジン発電機の燃料量制御部の要部構成を
示すブロック図である。
【図3】 サイリスタの導通角の説明図である。
【図4】 導通角偏差と目標回転数調整量との関係を示
す図である。
【図5】 温度による導通角補正のための要部構成を示
すブロック図である。
【図6】 エンジン回転数と発電機の出力電圧との関係
を、導通角の温度補正前および温度補正後について示し
た図である。
【符号の説明】
1…発電機、 2…エンジン、 3…コンバータ、 4
…インバータ、 7…スロットル開度制御用モータ、
8…電圧検出部、 9…サイリスタ駆動回路、10…燃
料量制御部、 11…サーミスタ、 13…温度差検出
部、 14…補正値算出部、 16…目標導通角設定
器、 101…導通角検出部、 102…偏差検出部、
103…目標回転数更新部
フロントページの続き Fターム(参考) 3G093 AA16 BA02 DB01 DB19 DB28 EA05 EA09 EB09 FA05 5H590 AA01 BB15 CA07 CC02 CC24 CD03 CE02 DD06 DD64 EB02 EB07 GA02 GA09 HA04 HA09 HA10 HA18 HB11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンで駆動される発電機の出力電流
    を整流する半導体整流素子よりなるコンバータと、前記
    コンバータから出力される直流を所定周波数の交流に変
    換するインバータとを有するエンジン駆動発電装置にお
    いて、 前記コンバータの出力電圧を目標値に制御するため前記
    半導体整流素子の導通を制御する半導体整流素子駆動回
    路と、 前記半導体整流素子の導通割合を検出する導通割合検出
    手段と、 前記導通割合検出手段で検出された導通割合が目標割合
    に収斂するように前記エンジンの回転数を制御するエン
    ジン回転数制御手段と、 前記発電機の温度に応じて前記目標割合を補正する補正
    手段とを具備したことを特徴とするエンジン駆動発電装
    置。
  2. 【請求項2】 前記補正手段が、前記発電機の温度が予
    定の基準温度より低い時は前記目標割合を小さく、前記
    温度が前記基準温度より高い時は前記目標割合を大きく
    するよう構成されたことを特徴とする請求項1記載のエ
    ンジン駆動発電装置。
  3. 【請求項3】 前記インバータを構成する電力制御素子
    の温度によって前記発電機の温度を代表させたことを特
    徴とする請求項1または2記載のエンジン駆動発電装
    置。
  4. 【請求項4】 前記コンバータを構成する電力制御素子
    の温度によって前記発電機の温度を代表させたことを特
    徴とする請求項1または2記載のエンジン駆動発電装
    置。
  5. 【請求項5】 前記導通割合が前記半導体整流素子の導
    通角で代表され、前記目標割合が目標導通角であること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のエンジン
    駆動発電装置。
  6. 【請求項6】 前記発電機が、磁石発電機であることを
    特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のエンジン駆
    動発電装置。
JP2000198050A 2000-06-30 2000-06-30 エンジン駆動発電装置 Expired - Fee Related JP3784243B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000198050A JP3784243B2 (ja) 2000-06-30 2000-06-30 エンジン駆動発電装置
TW090113796A TW526636B (en) 2000-06-30 2001-06-07 Engine operated generator
US09/880,076 US6624528B2 (en) 2000-06-30 2001-06-14 Engine operated generator
DE60133601T DE60133601T2 (de) 2000-06-30 2001-06-21 Motorbetriebener Generator
EP01114707A EP1168594B1 (en) 2000-06-30 2001-06-21 Engine operated generator
CNB011218576A CN1206797C (zh) 2000-06-30 2001-06-29 引擎发电装置
KR1020010038085A KR100589745B1 (ko) 2000-06-30 2001-06-29 엔진 발전장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000198050A JP3784243B2 (ja) 2000-06-30 2000-06-30 エンジン駆動発電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002013426A true JP2002013426A (ja) 2002-01-18
JP3784243B2 JP3784243B2 (ja) 2006-06-07

Family

ID=18696271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000198050A Expired - Fee Related JP3784243B2 (ja) 2000-06-30 2000-06-30 エンジン駆動発電装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6624528B2 (ja)
EP (1) EP1168594B1 (ja)
JP (1) JP3784243B2 (ja)
KR (1) KR100589745B1 (ja)
CN (1) CN1206797C (ja)
DE (1) DE60133601T2 (ja)
TW (1) TW526636B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011016A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Yamaha Motor Electronics Co Ltd 発電制御装置及び鞍乗型車両

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002204597A (ja) * 2001-01-05 2002-07-19 Honda Motor Co Ltd インバータ制御式発電機
JP2002204596A (ja) * 2001-01-05 2002-07-19 Honda Motor Co Ltd インバータ制御式発電機
JP4072993B2 (ja) * 2001-09-04 2008-04-09 本田技研工業株式会社 エンジン発電機
JP2006518581A (ja) * 2003-02-20 2006-08-10 株式会社荏原製作所 発電装置
WO2005124990A2 (en) * 2004-06-15 2005-12-29 Axa Powers Aps Ground power unit
US7230345B2 (en) * 2005-01-12 2007-06-12 Generac Power Systems, Inc. Method for exercising a stand-by electrical generator
FR2892574A1 (fr) * 2005-10-20 2007-04-27 Leroy Somer Moteurs Dispositif de controle d'un groupe electrogene
FR2908477B1 (fr) * 2006-11-15 2009-01-16 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede de commande d'un dispositif d'arret et de redemarrage automatique d'un moteur thermique
JP5158682B2 (ja) * 2007-09-25 2013-03-06 本田技研工業株式会社 発電制御装置
US7884492B2 (en) * 2007-11-13 2011-02-08 General Electric Company Methods and systems for wind turbine generators
US20090261599A1 (en) * 2008-04-21 2009-10-22 Glacier Bay, Inc. Power generation system
EP2472097B1 (en) * 2009-08-26 2018-08-22 Fujitsu Ten Limited Engine control device, vehicle, and engine control method
GB2474447B (en) 2009-10-13 2014-12-10 Mtu Friedrichshafen Gmbh Generating set preloader
US8965734B2 (en) 2010-01-14 2015-02-24 Kohler Co. Diagnostic method for an engine-generator set
WO2012047239A1 (en) * 2010-10-08 2012-04-12 Generator Diagnostic Services, Inc. Generator protection system
US8139905B1 (en) 2010-10-08 2012-03-20 Michael Louis Bazzone Generator protection system
US8098967B1 (en) 2010-10-08 2012-01-17 Michael Louis Bazzone Generator protection system
US9754227B2 (en) 2012-04-25 2017-09-05 Kohler Co. System and method for adjusting the exercise schedule of a generator
US9109565B2 (en) 2013-01-11 2015-08-18 Kohler Co. Power system that operates in an exercise mode based on measured parameters
US10294858B2 (en) 2013-08-29 2019-05-21 Polaris Industries Inc. Portable generator
KR101646346B1 (ko) * 2014-09-23 2016-08-05 현대자동차주식회사 모터 제어 장치 및 방법
CN110492802B (zh) * 2019-05-24 2021-02-26 南京航空航天大学 电励磁双凸极电机可控整流发电系统的导通角度估计方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01160396A (ja) * 1987-12-16 1989-06-23 Hitachi Ltd 可変速発電システム
JPH04148037A (ja) * 1990-10-09 1992-05-21 Kubota Corp インバータ式エンジン発電機
JPH0518285A (ja) * 1991-07-05 1993-01-26 Kubota Corp インバータ式エンジン発電機
JPH05146200A (ja) * 1991-11-21 1993-06-11 Sawafuji Electric Co Ltd エンジン発電機
JPH06346748A (ja) * 1993-06-03 1994-12-20 Isuzu Motors Ltd タ−ボ用回転電機の電力部制御装置
JPH11308896A (ja) * 1998-04-17 1999-11-05 Honda Motor Co Ltd エンジン駆動発電機
JP2000025490A (ja) * 1998-07-13 2000-01-25 Nissan Motor Co Ltd パラレル・ハイブリッド車両の駆動制御装置
JP2002017100A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Honda Motor Co Ltd エンジン駆動発電装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3248827B2 (ja) * 1995-01-18 2002-01-21 三菱電機株式会社 エンジン発電機の制御装置
JP3687753B2 (ja) * 1995-02-02 2005-08-24 ヤマハマリン株式会社 船舶用エンジンの運転制御装置
KR980008718A (ko) * 1996-07-13 1998-04-30 오상수 복합전기자동차용 보조전력장치의 출력제어장치
JP2001065437A (ja) * 1999-08-25 2001-03-16 Honda Motor Co Ltd ハイブリッド車両の制御装置
JP2001107765A (ja) * 1999-10-08 2001-04-17 Honda Motor Co Ltd ハイブリッド車両の制御装置
US6239502B1 (en) * 1999-11-22 2001-05-29 Bae Systems Controls Phase change assisted heat sink

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01160396A (ja) * 1987-12-16 1989-06-23 Hitachi Ltd 可変速発電システム
JPH04148037A (ja) * 1990-10-09 1992-05-21 Kubota Corp インバータ式エンジン発電機
JPH0518285A (ja) * 1991-07-05 1993-01-26 Kubota Corp インバータ式エンジン発電機
JPH05146200A (ja) * 1991-11-21 1993-06-11 Sawafuji Electric Co Ltd エンジン発電機
JPH06346748A (ja) * 1993-06-03 1994-12-20 Isuzu Motors Ltd タ−ボ用回転電機の電力部制御装置
JPH11308896A (ja) * 1998-04-17 1999-11-05 Honda Motor Co Ltd エンジン駆動発電機
JP2000025490A (ja) * 1998-07-13 2000-01-25 Nissan Motor Co Ltd パラレル・ハイブリッド車両の駆動制御装置
JP2002017100A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Honda Motor Co Ltd エンジン駆動発電装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011016A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Yamaha Motor Electronics Co Ltd 発電制御装置及び鞍乗型車両

Also Published As

Publication number Publication date
US20020047271A1 (en) 2002-04-25
DE60133601D1 (de) 2008-05-29
CN1330450A (zh) 2002-01-09
EP1168594B1 (en) 2008-04-16
KR20020002303A (ko) 2002-01-09
CN1206797C (zh) 2005-06-15
JP3784243B2 (ja) 2006-06-07
TW526636B (en) 2003-04-01
KR100589745B1 (ko) 2006-06-15
EP1168594A2 (en) 2002-01-02
DE60133601T2 (de) 2009-06-10
EP1168594A3 (en) 2004-03-24
US6624528B2 (en) 2003-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3784243B2 (ja) エンジン駆動発電装置
JP3540152B2 (ja) エンジン駆動発電機
JP3969623B2 (ja) エンジン駆動発電装置
JP4079213B2 (ja) エンジン発電機
JP4607053B2 (ja) エンジン駆動式発電機
JP4433149B2 (ja) エンジン駆動インバータ発電装置及びその制御方法
US20030045397A1 (en) Engine revolution controlling apparatus
US6713887B2 (en) Inverter controlled generator set
JP2002204597A (ja) インバータ制御式発電機
JPH0518285A (ja) インバータ式エンジン発電機
EP3579401B1 (en) Inverter power generator and method for controlling same
JPH07163188A (ja) 誘導電動機のトルクブースト制御装置
JPH0515185A (ja) 電動機の駆動装置
JPS63314346A (ja) エンジンのアイドル回転制御装置
JP2004023818A (ja) 電動機の制御装置
JPH06197472A (ja) 交流発電機の出力制御装置
JP2001309693A (ja) モータ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3784243

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140324

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees