JP5158682B2 - 発電制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発電制御装置に関し、特に、エンジン発電機の出力電流をエンジンのフリクションが小さい予定領域でのみバッテリや負荷に供給するように制御する発電制御装置に関する。
自動二輪車や四輪自動車等、エンジンで駆動される車両は、エンジンで駆動される発電機を備え、車両での使用電力を供給するバッテリは、この発電機の出力電流で充電される。また、一般に、車載発電機はエンジン始動用モータに兼用される。
車載発電機による発電量はエンジンの負荷に応じて可変制御されることが知られている。例えば、特表平3−504407号公報には、バッテリ電圧が所定レベルに達した場合に発電機能を停止させる交流発電機式バッテリ充電方法において、エンジンに重い負荷が掛かっている場合には、所定レベルにまでバッテリが充電されていなくても交流発電機の発電機能を停止または低減させることにより、エンジンの効率低下の防止を図るバッテリ充電方法が提案されている。
また、特開平3−212200号公報には、電気負荷状態や、自動車に適用した場合の自動車の運転状態に応じて界磁巻線電流を制御する装置において、ノック発生時に発電機の界磁電流を制御したり、界磁電流を停止したりする制御装置が提案されている。
特表平3−504407号公報 特開平3−212200号公報
特許文献1や2に記載された従来の発電制御装置または充電制御装置では、負荷が大きい場合には発電量を制限してエンジンの負荷を軽減できる。一方、4サイクルエンジンでは、各サイクル(行程)によってフリクション(エンジンが作動中に、エンジンの機能上、ピストンが移動する方向と反対方向に作用する力)が異なるので、このフリクションを考慮しないで、単にエンジン全体に掛かる負荷状態のみで発電量を制御したとしても行程間のフリクションの違いによるトルク変動を軽減することが困難である。
特に、エンジンが低回転数域で運転されている場合は、全体に出力トルクが小さいので、発電量を制限したとしても各行程間のフリクションの違いによるトルク変動でエンジン回転が円滑さを欠く場合がありえる。つまり、一般的な負荷状態のみに依存して発電量を制御してもエンジン回転の円滑さを大きくは改善できない場合がある。
本発明の目的は、各行程のフリクションを考慮して発電量を制御することにより、特に低回転数域でのトルクの平滑化を図ることができる発電制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明は、4サイクルエンジンで駆動される発電機の発電制御装置において、発電機の出力電流を制御するスイッチング回路と、前記スイッチング回路を、エンジンの4サイクル中の予め設定した発電期間でのみ作動させる発電期間制御手段とを具備し、前記発電期間がエンジンの4サイクルのうち、爆発サイクルから吸入サイクルまでの間に設定されている点に第1の特徴がある。
また、本発明は、前記発電期間は、エンジン回転数に応じて、エンジン回転数が低いほど爆発サイクル側へ移行し、短縮されるように設定されている点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記発電期間が、予め設定したアイドル回転数とアイドル回転数より高い値に設定された充電開始回転数との間でのみ有効とされ、前記充電開始回転数以上のエンジン回転数領域では、4サイクルの全てで前記スイッチング回路を作動させ、全サイクルで発電制御を行うように構成された点に第3の特徴がある。
さらに、本発明は、前記発電機が、その出力電流で充電されるバッテリに接続されて使用されるものであり、前記スイッチング回路が、所定のレギュレート電圧に前記バッテリの端子電圧を収斂させるように決定されたデューティに従って駆動される点に第4の特徴がある。
第1の特徴を有する本発明によれば、フリクションの小さい爆発サイクルから吸入サイクルまでの間に設定された発電期間でのみ発電されて発電による負荷がエンジン自体のフリクションに加わる。したがって、フリクションが大きい他のサイクルとの間でトルクの均衡化が図られ、吸気効率が安定する。
第2の特徴を有する本発明によれば、エンジン回転数が低い領域であるほど、発電期間が短縮される。特に、フリクションがより小さい爆発サイクル側で発電が行われるので、発電負荷の影響を最小化しつつ最低限の発電を行うことができる。また、最低限の発電を行うことにより燃費の向上も図られる。
第3の特徴を有する本発明によれば、発電期間の制限をアイドル回転数から充電開始回転数の間、つまり比較的低回転数の領域で行うので、特にトルクの小さい低回転数領域で、全サイクルを通じて発電を行う場合と比べて、発電による負荷の増大を抑制することができるので、低回転数域でのエンジン回転が安定化する。
第4の特徴を有する本発明によれば、発電電力をバッテリに供給するシステムにおいて、所定のレギュレート電圧を基準にバッテリの充電制御を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図1は、本発明の発電制御装置の一実施形態に係る充電制御装置のシステム構成を示す図である。
図1において、発電機1はインナロータ2とアウタステータ3とからなり、インナロータ2は4サイクルエンジン4のクランク軸5の一端に連結されている。アウタステータ3は3相出力巻線6を有していて、3相出力巻線6は、スイッチング回路7の入力側に接続されている。スイッチング回路7の出力側は、バッテリ8および負荷9に接続されている。スイッチング回路7は6個のFET71、72、73、74、75、76からなる3相ブリッジ回路である。スイッチング回路7のFET71〜76の通電位相を変化させてデューティ制御を行う出力制御装置としてのFETドライバ10が設けられる。
発電機1のインナロータ2には、周方向に所定数の磁極が配置されたセンサマグネット11が設けられている。隣接する磁極同士は互いに極性が異なる。センサマグネット11の周面には、クランク角センサ12が配置されている。クランク角センサ12は複数の磁電変換素子(ホール素子)からなる。本実施形態では、センサマグネット11の磁極は8極であり、つまり45°間隔で磁極が配置されている。そして、クランク角センサ12は15°間隔で配置された3つのホール素子からなり、それぞれのホール素子が順次15°間隔で検出信号(以下、「ピッチ信号」と呼ぶ))を出力する。このホール素子の検出信号はFETドライバ10に入力される。
上記構成により、FETドライバ10は、エンジン回転数に応じて、4サイクル中の予め決定されているフリクションが小さい区間でスイッチング制御をしてバッテリ8および負荷9に電流Iを供給する。
まず、図2を参照して本実施形態の充電制御の概要を説明する。図2は横軸にクランク角α、縦軸にエンジン回転数Neをとっている。横軸に示すように、クランク角センサ12の出力に対応して15°間隔で目盛りが表示されている。この目盛りの左端が圧縮上死点(トップ位置)であり、エンジン4が回転すると、このトップ位置を始点として180°間隔で、爆発行程、排気行程、吸入行程、および圧縮行程が順に繰り返される。
そして、この目盛りに対応させて表示している充電期間つまり発電期間はエンジン回転数Neに応じて異なっている。エンジン回転数Neに応じて充電期間A、B、C、D、およびEが設定される。充電期間Aは爆発行程の初期から排気行程の初期までの範囲(クランク角30°〜210°)に設定され、充電期間Bは、充電期間Aからやや進んだ範囲(クランク角45°〜240°)に設定される。充電期間Cは爆発行程の中程から排気行程の終端までの範囲(クランク角90°〜360°)に設定される。また、充電期間Dは爆発行程の中程から吸入行程の終端までの範囲(クランク角90°〜540°)に設定される。つまり、エンジン回転数Neが予め設定したアイドル回転数NeIDから、アイドル回転数NeIDより高い値に予め設定した通常充電開始回転数NeCHまでの間では、全行程のうち爆発行程を始点とする限定された範囲でのみ充電が行われる。そして、通常充電開始回転数NeCHより高いエンジン回転数域では、エンジンの全行程で負荷状態や、バッテリ電圧に応じて充電制御される。
爆発行程はエンジンの爆発により最大のトルクが得られる領域であり、発電による負荷が加わってもエンジン回転が不安定になるおそれが少ない。一方、圧縮行程ではフリクションが大きく、トルクが小さいので、発電による負荷はエンジン回転に与える影響が大きい。この実施形態では、エンジン回転数Neが通常充電開始回転数NeCH以下では、発電による負荷の影響が大きい圧縮行程では充電を停止し、発電による負荷の影響が小さい爆発行程ないし吸入行程でのみ充電を行う。
図3は、発電機1の基本出力特性を示す図であり、横軸にエンジン回転数Ne、縦軸に出力電流Iをとっている。この図において、エンジン始動後、エンジン回転数Neがアイドル開始回転数NeIDに到達した時点で充電を開始する。しかし、ここでの充電は、全行程で充電を行う通常充電ではなく、図2に関して説明した所定の充電期間のみで充電を行うもの(「周期充電」呼ぶ)である。そして、エンジン回転数Neが通常充電開始回転数NeCHに到達した時点で、周期充電を終了し、エンジンの全行程で負荷状態やバッテリ電圧に基づいて充電量を制御する。つまり、アイドル回転数NeIDから通常充電開始回転数NeCHまでの回転数域は周期充電領域であり、通常充電開始回転数NeCH以上の回転数域は通常充電領域である。
図4は、FETドライバ10の要部機能を示すブロック図である。図4において、FETドライバ10は、充電期間制御ブロック101と、レギュレート電圧制御ブロック102と、ディーティ設定部103と、アンドゲート104とからなる。
充電期間制御ブロック101は、機械角カウンタ13、上死点検出部14、クランク角検出部15、エンジン回転数検出部16、充電期間記憶部17、および充電期間判定部18からなる。
機械角カウンタ13は、15°間隔で入力されるピッチ信号を計数する第1カウンタ131と、ピッチ信号を6個計数する毎にカウンタ値がインクリメント(+1)される第2カウンタ132とからなる。つまり、第2カウンタ132のカウンタ値は機械角90°毎に増加する。第2カウンタ132は初期値が「0」で最大値が「7」である。したがって、機械角720°、つまりエンジンの4サイクル周期でカウンタ値は循環する。
上死点検出部14は、第2カウンタ132のカウンタ値が「0」の位置を圧縮上死点として決定する。但し、第2カウンタ132のカウンタ値のみでは、圧縮上死点位置は不明であるので、この例では、外部からの信号とのアンド(AND)で上死点を確定する。外部からの信号として、例えば、燃料噴射制御で燃料噴射タイミングを決定するFI信号を使用できる。FI信号は燃料を噴射するため圧縮上死点近傍の所定範囲で出力される。そこで、このFI信号の出力期間内で第2カウンタのカウンタ値のインクリメントが検出されたならば、そのカウンタ値のインクリメントのタイミングが圧縮上死点であると確定する。圧縮上死点が確定されたならば、第2カウンタ132のカウンタ値を「0」にリセットする。
クランク角検出部15は、機械角カウンタ13の第2カウンタ132からのカウンタ値とピッチ信号とによって圧縮上死点を基準とするクランク角を検出する。例えば、カウンタ値「0」が入力された時からピッチ信号が3つ入力されれば、クランク角は45°(0°+15°×3=45°)であり、例えば、カウンタ値「2」からピッチ信号が4つ入力されれば、クランク角240°(90°×2+15°×4=240°)である。
エンジン回転数検出部16はピッチ信号の周期を監視し、この周期によってエンジン回転数Neを検出する。充電期間記憶部17は、前記充電期間A〜Eとエンジン回転数Neとの対応関係テーブルを予め記憶している。充電期間は15°単位で設定される。充電期間記憶部17はエンジン回転数Neが入力されると、そのエンジン回転数Neに対応する充電期間を示すデータを充電期間判定部18に入力する。充電期間判定部18は、クランク角と充電期間とを比較し、クランク角が充電期間内である場合に充電制御信号を出力する。
レギュレート電圧制御ブロック102は、レギュレート電圧検出部19、レギュレート電圧設定部20、電圧比較部21、およびデューティ増減部22からなる。レギュレート電圧設定部20には、予めレギュレート電圧設定値Vrefが予め記憶されている。レギュレート電圧設定値Vrefは規定のバッテリ電圧値14.5ボルトとする。レギュレート電圧検出部19は、現在のバッテリ電圧Vbをレギュレート電圧として検出し、電圧比較部21に入力する。電圧比較部21では、レギュレート電圧設定値Vrefと検出電圧値Vbとの大小比較を行い、その結果をデューティ増減部22に入力する。
デューティ増減部22は入力された両値(Vref、Vb)の大小に応じてFETのデューティを変化させる。つまり、レギュレート電圧設定値Vrefより検出電圧値Vbが小さいときは、デューティを大きくし、レギュレート電圧設定値Vrefより検出電圧値Vbが大きいときは、デューティを小さくするデューティ増減信号を出力する。なお、デューティの増減量は一定値であってもよいし、レギュレート電圧設定値Vrefに対する検出電圧値Vbの偏差の大きさによって、偏差が大きい場合は1回のデューティ増減量を大きくし、偏差が小さい場合は1回のデューティ増減量を小さくしてもよい。デューティ増減信号はデューティ設定部103に入力される。デューティ設定部103は、増減されたデューティとスイッチング回路7の駆動指令とをアンドゲート104に入力する。
一方、充電期間判定部18からの充電制御信号はアンドゲート104にゲート信号として入力される。したがって、充電制御信号がオンの間、デューティ設定部103から出力されるデューティとスイッチング回路7の駆動指令とがスイッチング回路7に入力される。スイッチング回路7はデューティ設定部103から出力される駆動信号に応答して駆動され、FET71〜76のうち、予定のFETが所定のスイッチングパターンに従って、入力されるデューティに応じた位相の間オンになる。そして、このFETのオンの間、発電機1の3相出力巻線6に生じた電流がバッテリ8および負荷9に供給される。
図5はクランク角センサ12とセンサマグネット11の位置関係を示す模式図である。図5に示すように、センサマグネット11はリング状の永久磁石からなり、45°間隔でN極(N)とS極(S)とが交互に配列されるように設定されている。クランク角センサ12はセンサマグネット11の外周面に対向配置された3つのホール素子12a、12b、12cからなる。ホール素子12a、12b、12cは互いに15°間隔で配置されており、これらホール素子12a、12b、12cの出力はオアゲート25を介して前記第1カウンタ131に入力される。つまりセンサマグネット11とホール素子12a等との位置関係によって15°間隔のピッチ信号が形成される。
図6は、上死点検出部14の作用を説明する模式図である。図6において、ピッチ信号が6個検出される毎(つまり機械角90°毎)に前記第2カウンタ132カウンタ値が「0」〜「7」のサイクルで循環する。そして、FI信号が出力されている期間に対応しているカウンタ値が「0」にリセットされる。
つまり、図6の上段に示したリセット前の仮のカウンタ値は、中段に示したFI信号とのアンドをとった結果、下段のように確定される。その結果、カウンタ値0〜2が爆発行程、カウンタ値2〜4が排気行程、カウンタ値4〜6が吸入行程、カウンタ値6〜8が圧縮行程として確定される。
スイッチング回路7は、FET71〜76を所定のスイッチングパターンでスイッチングして、発電機1による発電電流を直流に変換する。低エンジン回転数域で充電期間A〜D以外は充電をしないために、充電時間A〜D以外の時間帯に予めマスキングパターンを設定し、マスキングパターン時にはFET71〜76はすべてオフにすることにより発電機1の出力を停止させる。
なお、上述のようにエンジンの行程によって充電電流を変化させているので、バッテリ電圧は変動する。そこで、レギュレート電圧検出部19では、各行程でバッテリ電圧を複数回読み込み、その平均値をバッテリ電圧(レギュレート電圧)として検出する。そして、この平均値には、充電期間A〜Eに応じて重み付けを行うことができる。つまり、全行程のうち充電期間A〜Dでのみ充電を行っている場合は、1.0未満の係数を乗じ、全行程(充電期間E)で充電を行っている場合は、係数1.0を乗じる。
なお、上死点検出部14では、機械角90°毎の、仮のカウンタ値をFI信号とのアンド演算に基づいて確定したカウンタ値とすることにより、上死点を検出した。しかし、これに限らず、機械角90°毎のエンジン回転数の平均値をとり、全行程中でこの平均値の差が最大となったところをカウンタ値「0」すなわち上死点として確定するようにしてもよい。これは、FI信号が得られないキャブレータ付きエンジンに好適である。
なお、本実施形態では、エンジンの行程を検出して、フリクションが小さいとされる予定の領域を充電期間とした。しかし、フリクションの小さい領域に充電期間を設定するだけではなく、負荷状態を考慮して充電期間を可変としても良い。例えば、圧縮行程前の予定領域でのクランク角速度を検出し、その検出結果により、クランク角速度が基準値より小さい場合には、負荷が大きいと判断して充電期間を短くする。例えば、エンジン回転数により、充電期間がDと設定されていても、負荷が大きいと判断された場合は、充電期間を吸入行程まで延ばさず、排気行程までとする。つまり充電期間をCとする。また、エンジン回転数により、充電期間がCと設定されていても、負荷が大きいと判断された場合は、充電期間を排気行程の終わり付近まで延ばさず、排気行程の初期範囲までとする。つまり充電期間AまたはBとする。
本発明の一実施形態に係る充電制御装置のシステム構成図である。 本発明の一実施形態に係るエンジン回転数と充電期間との関係を示す図である。 発電機の出力特性図である。 FETドライバの要部機能を示すブロック図である。 クランク角センサ12とセンサマグネット11の位置関係を示す模式図である。 上死点検出部14の作用を説明する模式図である。
符号の説明
1…発電機、 4…エンジン、 6…3相出力巻線、 7…スイッチング回路、 8…バッテリ、 10…FETドライバ、 12…クランク角センサ、 13…機械角カウンタ、 101…充電期間制御ブロック、 102…レギュレート電圧制御ブロック

Claims (3)

  1. 4サイクルエンジンで駆動される発電機の発電制御装置において、
    発電機の出力電流を制御するスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路を、エンジンの4サイクル中の予め設定した発電期間でのみ作動させる発電期間制御手段とを具備し、
    前記発電期間がエンジンの4サイクルのうち、爆発サイクルから吸入サイクルまでの間のみに設定されており、かつ、予め設定したアイドル回転数とアイドル回転数より高い値に設定された充電開始回転数との間でのみ有効とされ、
    前記充電開始回転数以上のエンジン回転数領域では、4サイクルの全てで前記スイッチング回路を作動させ、全サイクルで発電制御を行うように構成されているとともに、
    前記発電機が、その出力電流で充電されるバッテリに接続されて使用されるものであり、
    前記スイッチング回路が、所定のレギュレート電圧に前記バッテリの端子電圧を収斂させるように決定されたデューティに従って駆動されることを特徴とする発電制御装置。
  2. 前記発電期間は、エンジン回転数に応じて、エンジン回転数が低いほど爆発サイクル側へ移行し、短縮されるように設定されていることを特徴とする請求項1記載の発電制御装置。
  3. 前記バッテリの端子電圧が平均値として検出され、
    エンジンの回転数領域が充電開始回転数未満の場合は、前記平均値に1.0未満の係数を乗じ、エンジンの回転数領域が充電開始回転数以上の場合は、前記平均値に係数1.0を乗じる重み付けを行うことを特徴とする請求項1または2記載の発電制御装置。
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