JP4072993B2 - エンジン発電機 - Google Patents

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    • H02P9/00Arrangements for controlling electric generators for the purpose of obtaining a desired output
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  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン発電機に関し、特に、エンジン能力を十分に活用することによって大きい負荷に対して余力をもって運転できるようにするのに好適なエンジン発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、可搬型の電源装置、例えば、エンジンで駆動される交流発電機に、その出力電圧を安定にするため、インバータ装置が使用されることが多くなってきている。エンジン発電機では、エンジンの目標回転数に対する実回転数の偏差に対応する電圧に、比例、積分、微分(PID)演算を施し、この演算結果に基づいて燃料供給量を調節することにより、エンジン回転数を制御するガバナを有することが知られる。例えば、本出願人は、上記ガバナを有するエンジン発電機において、発電機の発電余力を監視して、この余力が適正値に維持されるようにスロットル制御を行ってエンジン回転数を制御するものを提案している(特開平11−308896号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
エンジン発電機において、エンジン能力を最大に発揮するためスロットル開度を全開付近にして運転することが想定される。このような運転状況において負荷が増大した場合、スロットルをそれ以上開いて対応することができないため、過負荷となってエンジン回転数が低下する。エンジン回転数が低下することにより、エンジンの出力は低下し、負荷に対する駆動力がより一層低下する。負荷駆動力の低下により、エンジンが失速することもあり得る。
【0004】
このような事態を回避するためには、スロットルを全開にしないで、余力を持たせて運転する必要があるが、そのようにすると、エンジンの能力を最大出力に近い状態のところで十分に活用することができなかった。また、エンジンによっては、特定の回転数域で過負荷となりやすい特性を有していたり、過熱状態において過負荷になりやすい特性を有していたりする場合がある。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、負荷が大きい領域でエンジンの能力を最大限活用することができるエンジン発電機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、エンジンで駆動される発電機の出力電圧が予定の出力電圧目標値に収斂するようにエンジンのスロットル開度を制御するスロットル制御手段を有し、前記スロットル開度の制御範囲の予定開度に対応して設定された出力電圧低下領域で発電機の出力電圧を低下させる点に第1の特徴がある。
【0007】
また、本発明は、前記スロットル制御手段からスロットル開度制御のために出力される開度指示値が、前記スロットル開度の制御領域で負荷を代表し、前記出力電圧低下領域では、前記開度指示値に対応して出力電圧を低下させるよう構成された点に第2の特徴がある。
【0008】
また、本発明は、エンジンで駆動される発電機の出力電圧が予定の出力電圧目標値に収斂するようにエンジンのスロットル開度を制御するスロットル制御手段を有し、前記スロットル開度の制御範囲を超える領域に出力電圧低下領域を設定するとともに、該出力電圧低下領域を指示する制御信号に応答して、発電機の出力電圧を低下させる点に第3の特徴がある。
【0009】
また、本発明は、前記出力電圧低下領域が、前記スロットル開度の制御範囲に重複して設定された点に第4の特徴がある。
【0010】
また、本発明は、前記スロットル制御手段からスロットル開度制御のために出力される制御情報としての開度指示値が、前記スロットル開度の制御領域および該制御領域を超える領域で負荷を代表し、前記出力電圧低下領域では、前記開度指示値に対応して出力電圧を低下させるよう構成された点に第5の特徴がある。
【0011】
上記第1〜第7の特徴によれば、出力電圧低下領域では発電機の出力電圧が低下させられるので、負荷が軽減される。特に、第1の特徴によれば、スロットル開度制御範囲内に出力電圧低下領域が設定されるし、第3の特徴によれば、スロットル開度制御範囲を超える範囲に出力電圧低下領域が設定される。第2または第5の特徴によれば、出力電圧低下領域では、負荷を代表するスロットル開度指示値に対応し、スロットル開度が大きいほど、出力電圧の低下程度が大きくなるよう制御される。また、第4の特徴では、スロットル開度制御範囲と該制御範囲を超える範囲とに出力電圧低下領域が跨って設定されるので、両範囲間での制御のつながりがよい。
【0012】
また、本発明は、予定のエンジン低回転数領域で、前記出力電圧低下領域が、前記スロットル開度指示値で代表される負荷の小さい側へシフトされる点に第6の特徴がある。第6の特徴では、トルクが小さくなりがちなエンジンの低回転数領域等で負荷が軽減されやすくなる。
【0013】
さらに、本発明は、エンジンが過熱状態にあるときは、前記出力電圧低下領域が、前記スロットル開度指示値で代表される負荷の小さい側へシフトされる点に第7の特徴がある。第7の特徴によれば、エンジンが過熱状態にあるときには、過負荷とならないうちに、早めに負荷の軽減が図られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明の一実施形態を詳細に説明する。図2は本発明の一実施形態に係るエンジン発電機の構成を示すブロック図である。発電機100はエンジンEで回転駆動される回転子と、固定子(いずれも図示しない)とを有する。固定子には三相出力巻線1と、単相の補助巻線1aとが巻装される。エンジンEにはスロットル弁THおよびスロットル弁THの開度を調節するためのステッピングモータMが設けられる。
【0015】
回転子は多極の永久磁石を有していて、回転子がエンジンEで駆動されると、三相出力巻線1はエンジン回転数に応じた周波数の交流を出力する。三相出力巻線1の出力交流は直流電源回路つまりコンバータ2に入力されて直流に変換される。コンバータ2から出力される直流はスイッチング装置つまりインバータ3に入力され、インバータ3を構成するFETのブリッジ回路で交流に変換される。インバータ3から出力される交流はローパスフィルタ(L−Cローパス)4に入力され、この交流のうち低周波分(ここでは、商用周波数)がローパスフィルタ4を通過して、交流電力として出力される。
【0016】
一方、エンジンEと、コンバータ2、インバータ3、およびローパスフィルタ4からなるパワー部101とを制御する制御部102は次のように構成される。制御部102は、その全体処理を実行する32ビット、32MHzの中央演算処理装置(CPU)5を有する。CPU5は水晶発振器16の出力パルスを動作クロックとする。定電圧供給装置(制御電源)17は制御部102の制御電源であり、前記補助巻線1aの出力に基づいて定電圧を出力する。
【0017】
CPU5での演算に必要なデータは、次の各検出部で検出される。エンジンの回転数を補助巻線1aの交流出力電圧に基づいて検出する回転数検出部6が設けられる。パワー部101の状態検出手段として、コンバータ2の直流出力電圧を検出する電圧値検出部7、インバータ3の出力電流を検出する電流値検出部8、インバータ3の出力電圧波形を検出する電圧波形検出部9、およびインバータ3の温度を検出する温度検出部10が設けられる。さらに、インバータ3を過電流から保護するピーク電流制限部11が設けられる。
【0018】
コンバータ2はサイリスタ(SCR)をブリッジに組んだ整流回路で構成されており、このサイリスタのゲート信号を制御するSCRドライバ12、インバータ3のブリッジ回路を各アームを構成するFETを制御するスイッチング制御回路としてのFETドライバ13、スロットルTH制御用ステッピングモータMを制御するモータドライバ14、および各種表示等に用いられるLEDを付勢するLEDドライバ15が設けられる。CPU5は、各検出部6,7,8,9,10等で検出されたデータに基づいて各ドライバ12、13,14,15に指令信号を出力する。
【0019】
SCRドライバ12には、電圧値検出部7で検出された直流電圧を予定値に制御するように決定されたサイリスタの導通角制御指令が供給され、SCRドライバ12はこの指令に応答してコンバータ2に設けられるサイリスタの導通角を制御する。負荷が増大すると直流電圧は低下するので、サイリスタの導通角を大きくすることによって負荷増大時にも直流電圧を予定値に維持できるようにする。サイリスタの導通角は負荷に対する発電機100の、余力出力を代表しており、この導通角を適正値に維持するようにエンジン回転数を制御すれば、適当な余力を保持した出力が得られる。したがって、発電機100が適当な余力をもって運転できるように、換言すれば導通角を適正値に維持するようにエンジンEの目標回転数が決定される。
【0020】
CPU5は、回転数検出部6で検出されたエンジン回転数を前記目標回転数に制御するようモータドライバ14に指令を出力する。モータドライバ14はCPU5から供給される指令に応答して、スロットル開度を設定させるためにステッピングモータMを駆動する。これによって、負荷が増大したときにはエンジンEの回転数を増大して、コンバータ2に設けられたサイリスタの導通角を適正値に維持するように制御される。
【0021】
CPU5は、所定周波数(例えば商用周波数)の正弦波基準信号を出力する正弦波出力手段と、正弦波基準信号をパルス幅変調してPWM信号を出力するパルス幅変調手段とを有する。また、CPU5は、電圧波形検出部9で検出された波形信号に基づいて、前記ローパスフィルタ4の出力波形を歪みやオフセット成分がない正弦波に近づけるように決定された前記正弦波基準信号の補正信号算出手段を有する。
【0022】
FETドライバ13は、PWM信号に基づいてインバータ3のFETをスイッチング動作させるスイッチング制御回路を有し、CPU5から供給されるPWM信号に従って前記FETをスイッチングする。
【0023】
また、CPU5は、電流値検出部8による検出値に基づき、予定値以上の電流が予定時間継続したときに出力を停止するブレーカ機能を有する。また、温度検出部10で検出された温度情報はCPU5に入力され、CPU5は、この温度情報がインバータ3のFETを保護する観点から設定された基準温度以上のときに、発電機100の出力を停止させる機能を有する。
【0024】
図3は電圧波形検出部9の一例を示す回路図である。電圧波形検出部9は分圧抵抗R1,R2およびR3,R4とコンデンサC1とからなる検出回路90と差動アンプ91とからなる。検出回路90に入力されるインバータ3の出力電圧は、検出回路90で搬送波周波数成分が除かれて、ローパスフィルタ4の出力波形と同様の交流信号となる。この交流信号は差動アンプ91で増幅されてCPU5に入力され、前記正弦波基準信号と比較されて、歪みやオフセットが検出される。
【0025】
図4は、エンジン回転数制御部の構成を示すブロック図であり、図2と同符号は同一または同等部分である。インバータ3の出力は外部電気負荷Lに接続される。エンジンEの回転数はコンバータ2を構成するサイリスタの導通角を予定値に維持するように制御される。電圧値検出部7で検出されるコンバータ2の出力電圧値は比較部18に入力される。比較部18は供給された出力電圧値(実出力電圧)と目標電圧(例えば、170V)とを比較し、目標電圧に対する実出力電圧の偏差を出力する。サイリスタ駆動回路つまりSCRドライバ12は、公知の適宜の方法で、コンバータ2を構成するサイリスタの導通を制御する。燃料量制御部30は、SCRドライバ12からコンバータ2に出力される駆動信号に基づいて導通角を判別し、この導通角が予定値に収斂するように決定されるパルス数をステッピングモータMに供給する。
【0026】
図5は、燃料量制御部10の構成を示すブロック図である。導通角検出部101は、SCRドライバ12からコンバータ2に出力されている制御信号に基づいてサイリスタの導通角を検出する。導通角は予定周期で連続的に検出され、その平均導通角が算出される。平均導通角は予定回数分(例えば10回分)の連続データを移動平均によって算出するのが好ましい。
【0027】
サイリスタ導通角検出部101で算出された平均導通角は偏差検出部102に入力され、目標導通角に対する偏差が検出される。すなわち、発電機100が出力に余裕のある状態で運転されているかどうかをサイリスタの平均導通角に基づいて判断する。目標導通角は例えば80%に設定される。目標導通角は一般的な制御目標と同様、一定のヒステリシスを有するのがよい。目標導通角はエンジン温度に応じて可変としてもよい。例えば、エンジン温度が低いときには目標導通角を小さくする。こうして、偏差検出部102で検出された偏差が「0」になるようにエンジン回転数が目標回転数に制御され、発電機100に余裕ある状態が維持される。
【0028】
目標回転数更新部103は偏差検出部102から入力される偏差に応じて回転数調整量を出力する。目標回転数記憶部104は目標回転数更新部103から入力される目標回転数調整量を、すでに格納されている目標回転数に加算して新たな目標回転数とする。目標回転数は最高・最低回転数設定部105に設定されている最高回転数または最低回転数の範囲内で更新される。前記目標回転数調整量を加算した結果、目標回転数が前記範囲から外れるようなときは、目標回転数は前記最高回転数または前記最低回転数に制限される。最低回転数を規定しているのは、サイリスタ導通角がわずかな回転数変化に反応することで無負荷〜軽負荷での安定性を悪化させないためである。
【0029】
回転数検出部6は発電機100の回転数に基づいてエンジン回転数を検出する。制御量演算部107は回転数検出部6から入力される実回転数と目標回転数記憶部104から読み込んだ目標回転数とに基づいて、目標回転数に対する実回転数の偏差をゼロにするための制御量を、既知の適宜の手法(例えば比例、積分、微分演算)によって演算する。スロットル制御部108は制御量演算部での演算結果に応じてステッピングモータMを駆動するためのパルス数を出力し、ステッピングモータMはこれに応答して回動し、スロットル開度を変化させる。
【0030】
上述のスロットル制御で、スロットル弁THが全開に近い状態では、大きい負荷に対してそれ以上スロットル開度を大きくできないのでエンジン回転数を維持できない。そこで、スロットル制御が可能な範囲ではスロットル弁THの開度調節でエンジン回転数を制御する一方、スロットル制御可能な範囲を超える負荷域ではインバータ3の出力電圧を抑制して、エンジン回転数を維持させ、見かけ上の出力を増大させる。
【0031】
図1は、エンジン回転数を維持するための制御部の要部機能ブロック図である。スロットル開度検出部19はスロットル制御部108からモータMへ出力される開度指示値つまりパルス数に基づいてスロットル開度θTHを検出する。ここで、スロットル開度θTHの認識領域を実際の全開開度より大きくとり、全開開度以上の開度指示を検出できるようにする。具体的には、例えば、前記目標回転数記憶部104に記憶される目標回転数の最高回転数を大きく設定し、過負荷の場合にはスロットル制御部108から実際の全開スロットル開度を超える開度指示値(例えば、開度指示値115%)が出力されるようにする。
【0032】
出力電圧設定部20は、スロットル開度θTHに対応させた出力設定電圧が格納されたテーブル(後述)で構成でき、入力されるスロットル開度θTHに基づいて出力設定電圧を出力する。出力設定電圧はインバータ3に供給されるPWM信号の補正信号を発生する補正信号作成部21に入力される。
【0033】
前記電圧波形検出部9で検出された電圧波形信号は、A/D変換されて補正信号作成部21に入力される。電圧波形信号は、補正信号作成部21で、正弦波出力部22から出力される正弦波基準信号(例えば、商用電力周波数)と比較されて正弦波補正信号が形成される。
【0034】
ここで、補正信号作成部21は、出力電圧設定部20から入力される出力設定電圧に、インバータ3の出力電圧が制限されるように正弦波補正信号を決定する。正弦波補正信号はパルス幅変調部23に供給され、FETドライバ13に供給されるPWM信号が生成される。
【0035】
図6は、出力電圧設定部20に格納されるテーブルの一例を示す図である。この図のように、スロットル開度θTHが100%つまり全開以下の範囲では、出力設定電圧は定格の100%に維持される。そして、スロットル開度θTHが100%を超えたところ、つまり過負荷領域に入ると漸減し、スロットル開度θTHが115%になったときには定格の70%になるように設定される。
【0036】
インバータ3の出力電圧をスロットルが全開を超える領域で制限することにより、エンジン負荷が低減し、過負荷が解消されるので、エンジン回転数は低下することなく、スロットル弁THが全開状態でエンジン出力が最大に近い状態で運転を継続できる。
【0037】
図7は、スロットル開度検出部19で検出されるスロットル開度(制御上のスロットル開度)θTHと発電機の見かけ出力との関係を示す図である。この図のように、スロットル開度θTHが100%以下の領域では、制御上のスロットル開度と実際のスロットル開度θTHは対応し、見かけ出力も実際のスロットル開度θTHの増大に伴ってほぼ比例的に増大する。スロットル開度θTHが100%に近づくにつれて出力の増大傾向は鈍くなるが、制御上のスロットル開度θTHが100%以上の領域(実際のスロットル開度は100%である)では、出力電圧の低減により見かけ出力が増大する。
【0038】
なお、出力電圧を低下させる範囲をスロットル全開以上とするのではなく、スロットル制御範囲とスロットル制御範囲を超えた過負荷範囲内に跨るようにしてもよい。こうすることによって、スロットル制御できる正常負荷範囲とスロットル制御を行わない過負荷範囲とのつながりを滑らかにすることができる。
【0039】
以上では、スロットル開度θTHが100%以上になったところで過負荷になったと判断して出力電圧を低減させてエンジン出力の低下を回避するようにした。しかし、常にスロットル開度θTHが100%以上で過負荷と判断するのではなく、過負荷判断のためのスロットル開度(以下、基準スロットル開度)θTHOLを、エンジン回転数に応じて変化させてもよい。
【0040】
例えば、エンジンによっては、高回転域では比較的トルクが大きいが、低回転数域(2500〜3000rpm)では、トルクが小さいものがある。この低トルクの回転数域では過負荷による失速を起こしやすいので、出力電圧を低下させてエンジン出力を上昇させることにより失速を防ぐようにすることができる。したがって、エンジン回転数が低い領域では、基準スロットル開度θTHOLを小さくし、エンジン回転数が高い領域では、基準スロットル開度θTHOLを大きく設定する。なお、エンジン回転数は前記回転数検出部6で検出することができる。
【0041】
図8は、エンジン回転数に応じて変化する過負荷領域の判断基準としてのスロットル開度(制御上のスロットル開度)θTHの一例を示す図である。この図の例では、エンジン回転数が3000rpm以下における基準スロットル開度θTHOLは70%である。したがって、スロットル開度θTHが70%以下ではスロットル制御によってエンジン出力を制御するが、スロットル開度θTHが70%以上の領域では、インバータ3の出力電圧を低下させてエンジン回転数の低下を防止する。
【0042】
また、エンジン回転数が3000rpm以上5000rpm以下ではエンジン回転数の増大に伴って基準スロットル開度θTHOLを70%から100%まで変化させる。そして、エンジン回転数が5000rpmを超える領域では、スロットル開度θTHが100%つまり全開になったときに過負荷と判断する。
【0043】
図9は、エンジン回転数に応じて基準スロットル開度θTHを変化させたときの、制御上のスロットル開度θTHと発電機の見かけ出力との関係を示す図である。この図のように、エンジン回転数に応じてそれぞれ設定された基準スロットル開度θTHOL以下の領域では、制御上のスロットル開度と実際のスロットル開度θTHは対応し、見かけ出力も基準スロットル開度θTHに近づくにつれて出力の増大傾向は鈍くなるものの、実際のスロットル開度θTHの増大に伴ってほぼ比例的に増大する。そして、制御上のスロットル開度θTHが基準スロットル開度θTHOLを超えた領域では、出力電圧の低減により見かけ出力が増大する。
【0044】
基準スロットル開度θTHは回転数に応じて変化させるのに限らず、固定値として、任意に設定することもできる。例えば、基準スロットル開度θTHOLを100%以下の値に設定してスロットル制御範囲を100%以下に制限することで、エンジンにかかる負荷を制限して使用することができる。
【0045】
さらに、基準スロットル開度θTHOLをエンジンEの温度によって、下方に修正することもできる。エンジンが過熱気味のときには、負荷を軽減することにより過熱状態を解消することができる。エンジン温度は前記温度検出部10で検出することができる。
【0046】
図10は、エンジン過熱時に基準スロットル開度θTHOLを下方修正するための制御機能の一例を示すブロック図であり、図1,2と同符号は同一または同等部分である。ここでは、前記スロットル開度検出部19で検出されたスロットル開度θTHを増大補正して、実質的に、基準スロットル開度θTHOLを下方修正している。温度検出部10で検出されたエンジン温度は過熱判別部24に入力され、過熱基準温度と比較されて過熱状態かどうかが判断される。過熱と判断されたときには、補正値記憶部25からスロットル開度補正値が読み出されて加算部26に入力される。加算部26ではスロットル開度検出部19で検出されたスロットル開度θTHにスロットル開度補正値が加算される。したがって、出力電圧設定部20は加算されたスロットル開度θTHに応じた出力設定電圧を読み出して、補正信号作成部21に出力する。その結果、エンジンが過熱していないときよりも小さいスロットル開度θTHにおいて過負荷と判断され、出力設定電圧が低減される。
【0047】
本実施形態では、ガソリンエンジンのスロットル制御を想定しているが、本発明は、ガスエンジンのミキサへのガス燃料供給装置や、ディーゼルエンジンの燃料供給用コントロールラック等、スロットル弁に相当する調整機構に対しても同様に実施でき、同様に効果を得ることが可能であり、本発明の範囲に含まれる。
【0048】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1〜請求項7の発明によれば、スロットル開度制御範囲および/または該スロットル開度制御範囲を超える範囲に設定される出力電圧低下領域で出力電圧が低下させられ、負荷が軽減されるので、エンジン回転数の低下を生じることなく、エンジンの出力を最大限活用して発電を行うことができる。
【0049】
特に、請求項1の発明によれば、スロットル開度制御範囲内に負荷軽減領域を設定できるので、低回転数域でトルクが不足気味のエンジンの特性に合わせた運転が可能であり、過負荷により失速が生じるのを防止できる。
【0050】
また、請求項3の発明によれば、スロットル開度制御範囲を超える範囲つまり過負荷領域で負荷が軽減されるので、エンジン回転数は最大付近に維持して運転を継続することができる。
【0051】
請求項2または請求項5の発明によれば、スロットル開度指示値で代表される負荷の大きさの変化に応じた分だけ負荷を軽減することができる。
【0052】
請求項4の発明によれば、スロットル開度の制御範囲と、出力電圧低下による負荷軽減範囲とのつながりが円滑になり、安定したエンジン回転数制御が行われる。請求項6,7の発明によれば、過負荷の判断が早めに行われるので、より一層過負荷に対する制御の安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るエンジン回転数制御部の要部機能ブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係るエンジン発電機の構成を示すブロック図である。
【図3】 電圧波形検出部の一例を示す回路図である。
【図4】 エンジン回転数制御部の構成を示すブロック図である。
【図5】 燃料量制御部の構成を示すブロック図である。
【図6】 出力電圧設定部に格納されるテーブルの一例を示す図である。
【図7】 スロットル開度(制御上のスロットル開度)θTHと発電機の見かけ出力との関係を示す図である。
【図8】 過負荷領域の判断基準としてのスロットル開度(制御上のスロットル開度)θTHの一例を示す図である。こ
【図9】 制御上のスロットル開度θTHと発電機の見かけ出力との関係を示す図である。
【図10】 エンジン過熱時に基準スロットル開度θTHOLを下方修正するための制御機能の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2…コンバータ(直流電源回路)、 3…インバータ(スイッチング装置)、 4…ローパスフィルタ、 5…CPU、 9…電圧波形検出部、 13…FETドライバ、 19…スロットル開度検出部、 20…出力電圧設定部、 21…補正信号作成部、 22…正弦波出力部、 23…パルス幅変調部、 100…発電機、 108…スロットル制御部

Claims (4)

  1. エンジンと、該エンジンで駆動される発電機と、該発電機の出力電圧が予定の出力電圧目標値に収斂するように前記エンジンのスロットル開度を制御するスロットル制御手段とを有するエンジン発電機において、
    前記スロットル開度の制御範囲と該スロットル制御範囲を超えた過負荷範囲内に跨る出力電圧低下領域を設定し、
    前記出力電圧低下領域では、前記発電機の出力電圧を低下させることを特徴とするエンジン発電機。
  2. 前記スロットル制御手段からスロットル開度制御のために出力される制御情報が、前記スロットル開度の制御領域および該制御領域を超える領域で負荷を代表する開度指示値であって、
    前記出力電圧低下領域では、前記開度指示値に対応して出力電圧を低下させるよう構成されたことを特徴とする請求項1記載のエンジン発電機。
  3. 予定のエンジン低回転数領域で、前記出力電圧低下領域が、前記スロットル開度指示値で代表される負荷の小さい側へシフトされることを特徴とする請求項2記載のエンジン発電機。
  4. エンジンが過熱状態にあるときは、前記出力電圧低下領域が、前記スロットル開度指示値で代表される負荷の小さい側へシフトされることを特徴とする請求項2記載のエンジン発電機。
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