JP2002009457A - 機能装置の筐体構造及びその組立て方法 - Google Patents

機能装置の筐体構造及びその組立て方法

Info

Publication number
JP2002009457A
JP2002009457A JP2000185404A JP2000185404A JP2002009457A JP 2002009457 A JP2002009457 A JP 2002009457A JP 2000185404 A JP2000185404 A JP 2000185404A JP 2000185404 A JP2000185404 A JP 2000185404A JP 2002009457 A JP2002009457 A JP 2002009457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base plate
plate
bent
rising
bending
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000185404A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3789287B2 (ja
Inventor
Hisashi Yamanaka
久志 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2000185404A priority Critical patent/JP3789287B2/ja
Publication of JP2002009457A publication Critical patent/JP2002009457A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3789287B2 publication Critical patent/JP3789287B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 補強板等の部品が無くても、装置の筐体の強
度を向上することができる機能装置の筐体構造を提供す
る。 【解決手段】 筐体1は、矩形状の平板部2aの両側端
から直角方向に延出する立上部2b、2bを有し該立上
部間が開口している略コ字状の台板2と、前記台板2に
固定され立上部2b、2b間を連結する側板3、4とを
組み合わせて構成され、台板2の立上部2b、2bと接
合する側板3、4は、折り曲げにより形成された水平片
部3a、垂直片部3bからの折り曲げ部3e、3fが重
なっている重合部5となっている。重合部5は組み立て
る前に、予め溶接等による融着部9により固定してもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、スキャナ
装置、複写機等の機能装置の筐体構造及びその組立て方
法に係り、特に、より安定した強度を保持することがで
きる機能装置の筐体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンターや複写機等の画像形成
装置にあっては、複数の機能部を組み合わせて装置全体
を形成しているが、装置の組立性の向上のために各機能
部がユニットとして組み立てられ、その後、各機能ユニ
ットを組み合わせて、画像形成装置を組み立てるように
している。このような機能ユニットにあっては、特開昭
62−279772号公報に記載のように、ユニットの
筐体を略箱状として形成し、筐体にユニット内の部品を
組み付けて機能ユニットを形成しており、画像形成装置
本体を組み上げる際には、機能ユニットの筐体を画像形
成装置本体の筐体に取り付けるようにしている。
【0003】また、装置本体として単体のスキャナ装置
等の比較的機能部の少ない装置にあっても、略箱状の筐
体に対して種々の部品を取り付けて装置本体を構成して
いる。上述のような装置本体の一部をなす機能ユニット
や装置本体の筐体を板金で形成する場合、1つの部品で
形成しづらいために、複数の部品を接合して、1つの略
箱状の筐体を形成することが行われている。
【0004】例えば、特開昭62−279772号公報
に記載のスキャナ装置側の略箱状の筐体は、断面がU字
状に曲げられた第1の板金フレームに断面が階段状に曲
げられた第2の板金フレームを接合して構成されてい
る。また、特開平10−3124号公報に記載の略箱状
筐体は、直方体状の筐体の各辺に、断面が矩形状のパイ
プを配置し、これらを接合することで形成されている。
更に、各辺のパイプに補強板金を渡して、装置の筐体を
構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な略箱状の筐体にあっては、装置の機能を確実に安定し
て発揮するために、その強度が必要となる。例えば、特
開昭62−279772号公報に記載のスキャナ装置の
ように、装置の上部に、ガラスのような平面状の部材を
配置する場合に、装置の筐体が強度不足で歪んでしまう
と、平板状部材の位置精度が低下して、装置の機能に影
響を与えることになる。
【0006】また、画像形成装置等にあっては、ジャム
処理等の場合のように装置内に手を差し入れて作業した
り、トナー補給や感光体の交換時のように装置内にある
機能ユニットを装抜してメンテナンス作業を行うことが
あるが、これらの場合には、装置の筐体は、装置の外形
の各面の縁部に配置されて、作業の邪魔にならないよう
に構成することが必要である。
【0007】このような観点に立って、上述の公報に記
載された技術を見ると、特開昭62−279772号公
報のスキャナ筐体は、本来、平面方向で矩形状となっ
て、内部を移動する走査ユニットや内部の光軸がずれな
いように形成される必要があるが、断面がU字状に曲げ
られた第1の板金フレームの端面に断面が階段状に曲げ
られた第2の板金フレームの1面を当接して形成してい
るので、菱形状に歪むことになる。
【0008】また、特開平10−3124号公報に記載
の略箱状筐体は、多数の補強板を必要とし、部品点数が
多くなったり、メンテ作業等やユニットの着脱の障害に
なったり、装置の大型化につながったりする。さらに、
このように複数の部材を組み合わせて1つの箱上の筐体
を形成する場合、筐体を構成する個々の部品精度が互い
に影響しあいながら筐体全体の精度となるため、部品点
数がふえるとその分組み付けにおける精度バラツキも大
きくなり、筐体全体の精度も低くなりやすい。
【0009】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、複数の部品
を組み合わせて1つの箱状の筐体を形成する場合に、補
強板等の他の部品を不要とし、装置の筐体の強度を向上
することができる筐体構造を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、筐体を構成する個々の部材の
精度バラツキが、組み付け方を考慮することにより筐体
全体の精度に対して影響しない筐体構造を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係る機能装置の筐体構造は、複数の板部材を組
み合わせて構成され、前記複数の板部材の一方は、長手
方向の折り曲げにより2つの片部を形成すると共に、前
記2つの片部の両端部をさらに直角に折り曲げて折り曲
げ部が重なった重合部を形成してあり、該重合部と前記
複数の部材の他方が接合して締結されることを特徴とす
る。
【0011】この構成によれば、筐体のフレーム構造体
において、一方の部材に3方向からのプレス曲げ構造に
より、2つの片部から形成した折り曲げ部が重なってい
る重合部を形成することで、1方向、2方向からの曲げ
構造から形成される部材に比べ、部材自体のコーナー部
強度を向上させるとともに、その部材と他方の部材との
組み付けにより強度を大きくすることができる。
【0012】また、本発明に係る機能装置の筐体構造の
好ましい具体的な態様としては、矩形状の平板部の両側
端から直角方向に延出する立上部を有し該立上部間が開
口している略コ字状の台板と、前記台板に固定され前記
立上部間を連結する側板とから構成され、前記側板は、
長手方向の折り曲げにより2つの片部が形成されると共
に、前記2つの片部の一方を直角に折り曲げた折り曲げ
部と、その他方を直角に折り曲げた折曲げ部とが重なっ
た重合部を両端部に形成してあり、該重合部は前記両立
上部の外側に位置して前記台板に締結されることを特徴
とする。
【0013】この構成によれば、前記側板の接合面は折
り曲げ部が重なっている重合部であり、この重合部によ
り側板の強度を向上させることができると共に、重合部
が略コ字状の台板の接合面である立上部の外側に位置す
ることにより、フレーム構造体の略コ字形台板のコ字が
開く方向の反り、変形の抑制作用が向上し、これにより
フレーム構造体の反り、変形が抑制される。すなわち、
組立て後の台板の反りを側板で抑え込むことができ、さ
らに従来からよくある1方向、2方向からのプレス曲げ
構造から成る側板に比べ、より強度の大きい3方向から
のプレス曲げの重合部で台板に締結することにより、台
板の反り防止の効果を向上させることができる。このた
め、スキャナ装置の筐体に使用したとき、筐体の変形に
起因する画像歪みを抑制できる。
【0014】さらに、本発明に係る機能装置の筐体構造
の好ましい具体的な他の態様としては、矩形状の平板部
の両側端から直角方向に延出する立上部を有し該立上部
間が開口している略コ字状の台板と、水平片部と垂直片
部とを有し前記台板に固定されて前記立上部間を連結す
る側板と、前記立上部の上部の内方に固定され水平ガイ
ド部と垂直固定部とを有するガイド部材とから構成さ
れ、前記側板は前記水平片部を直角に折り曲げた折り曲
げ部と前記垂直片部を直角に折り曲げた折り曲げ部とが
重なった重合部を有し、該重合部は前記台板の両立上部
の外側に位置して該両立上部に締結され、前記側板の水
平片部は前記ガイド部材の水平ガイド部の上方に位置し
て該水平ガイド部に締結されることを特徴としている。
【0015】この構成によれば、筐体のフレーム構造体
は、3方向の直角曲げにより形成された重合部によって
強度を向上することができ、ガイド部材は、水平ガイド
部が上側より側板の水平片部で支持されているため強度
を向上することができる。そして、側板の3方向プレス
曲げにより直角曲げして形成した重合部により、側板を
台板及びガイド部材に組み付ける際、側板の直角面に沿
うように組み付けることで、各構成部品の組み付け後の
直角精度も確保し易くなり、筐体はアッセンブリー後も
精度がよく、変形しにくい構成となる。このため、筐体
をスキャナに用いた場合、コンタクトガラスの載るガイ
ド部材上面の上下方向の変形を抑制することができ、R
ADF等大重量の装置をコンタクトガラス上に搭載した
場合やブック原稿読み込みの際に懸念されるガイド部材
の変形に起因する画像歪みが抑制される。
【0016】本発明に係る機能装置の筐体構造の好まし
い具体的なさらに他の態様としては、前記した筐体構造
において、重合部は、その折り曲げ部同士が溶接等の締
結方法で固定されていることを特徴とする。この構成に
よれば、側板の単品状態で3方向プレス曲げ部により形
成した重合部を、予め固定して3方向の直角曲げ精度を
確保でき、その後、両部材を締結することにより、側板
を台板及びガイド部材に組み付ける際、固定された側板
の直角面に沿うように組み付けることで、各構成部品の
組み付け後の直角精度も安定し、筐体のフレーム構造体
はアッセンブリー後も変形しにくくできる。このため、
筐体をスキャナに用いた場合の精度バラツキに起因する
画像歪みが抑制される。
【0017】また、本発明の機能装置の筐体構造の組立
て方法は、前記した直方体状の筐体構造において、前記
略コ字状の台板のコ字が開く方向の反りを治具で矯正し
ながら、前記側板を前記台板の反りを抑え込むように前
記立上部の外側に前記重合部を位置させて組み付け、側
板の重合部と台板の立上部とを締結することを特徴とす
る。
【0018】この構成によれば、前記組立て及び締結方
法により、治具取外し後の台板の反りを側板で押さえ込
むことができ、従来からある1方向、2方向からのプレ
ス曲げ構造からなる側板と比較し、より強度の大きい直
交する3方向からのプレス曲げによる重合部で台板と締
結でき、台板の反りを確実に防止することができ、強度
の大きい筐体を組み立てることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る機能装置の筐
体構造を画像形成装置の1種であるディジタル複写機3
0に適用した一実施形態を図面に基づき詳細に説明す
る。図1は、ディジタル複写機30の主要部断面を示す
要部である。図1において、このディジタル複写機30
の本体は、大きく分けて原稿読み取り装置としてのスキ
ャナ部31とレーザプリンタ部32とから構成されてい
る。スキャナ部31は、透明のガラスからなる原稿台と
してのコンタクトガラス35と、コンタクトガラス35
上へ自動的に原稿を供給搬送するための両面対応自動原
稿送り装置(以下、「RADF:Reversing Automatic
Document Feeder」という)36と、コンタクトガラス
35上に載置され、原稿の画像を走査して読み取るため
の原稿画像読み取りユニット、つまりスキャナユニット
40とから構成されている。なお、本実施の形態におい
ては、RADF36を備えた原稿読み取り装置となって
いるが、本発明においては必ずしもこのRADF36は
必要ではない。
【0020】前記スキャナ部31は、コンタクトガラス
35上の原稿の画像を、光電変換素子(CCD:Charge
Coupled Device)素子44で読み取るものである。ス
キャナ部31にて読み取られ電気信号に変換された原稿
画像は、画像データとして画像処理部(図示せず)へ送
られ、この画像処理部で画像データに対して、カラー補
正、ガンマ補正、輪郭強調等の所定の画像処理が施され
る。
【0021】前記RADF36は、図示しない原稿トレ
イ上に複数枚の原稿をセットしておき、これらセットさ
れた原稿を1枚ずつ自動的にスキャナユニット40のコ
ンタクトガラス35上へ給送する装置である。また、R
ADF36は、オペレータの選択に応じて原稿の片面又
は両面をスキャナユニット40に読み取らせるように、
片面原稿のための搬送経路、両面原稿のための搬送経
路、搬送経路切り換え手段、各部を通過する原稿の状態
を把握し管理するセンサ群、及び制御部等から構成され
ている。なお、RADF36については、従来から多く
の技術が開示され、また多くのものが商品化されている
ので、これ以上の説明は省略する。
【0022】一方、前記スキャナ部31を構成するスキ
ャナユニット40は、原稿面を照射する走査手段として
のランプリフレクタアセンブリ41と、原稿からの反射
光像をCCD素子44に導くために、原稿からの反射光
を反射させる第1反射ミラー42aを搭載してなる第1
走査ユニット(走査ユニット)40aと、この第1反射
ミラー42aからの反射光像を感光受光手段としてのC
CD素子44に導くための第2反射ミラー42b及び第
3反射ミラー42cを搭載してなる第2走査ユニット4
0bと、原稿からの反射光像を上述した各反射ミラー4
2a、42b、42cを介してCCD素子44上に結像
させるための光学レンズ43と、原稿からの反射光像を
電気的画像信号に変換する前記CCD素子44とから構
成される。
【0023】なお、スキャナ部31は、前記RADF3
6とスキャナユニット40との関連した動作により、コ
ンタクトガラス35上に読み取るべき原稿を順次載置さ
せながら、コンタクトガラス35の下面に沿ってスキャ
ナユニット40を走査移動させて原稿画像を読み取るよ
うに構成されている。特に、第1走査ユニット40a
は、コンタクトガラス35に沿って同図において左から
右、つまり副走査方向Aへと一定速度V(図示しない)
で走行される。また、第2走査ユニット40bは、第1
走査ユニット40aの速度Vに対してV/2(図示しな
い)の速度で同一方向Aに平行に走査制御される。これ
により、コンタクトガラス35上に載置された原稿の画
像を1ライン毎に順次CCD素子44へと結像させて画
像を読み取ることができる。
【0024】スキャナユニット40にて読み取ることに
より得られた原稿画像の画像データは、図示しない画像
処理部へ送られ、各種処理が施された後、この画像処理
部のメモリに一旦記憶される。そして、出力指示に応じ
てメモリ内の画像を読み出して、レーザプリンタ部32
に転送して記録用紙上に画像形成される。
【0025】前記のレーザプリンタ部32は、画像を形
成させるための記録用紙の搬送系、レーザ書き込みユニ
ット46、及び画像を形成するための電子写真プロセス
部47を備えている。レーザ書き込みユニット46に
は、図示しない半導体レーザ光源、ポリゴンミラー及び
fθレンズ等が内蔵されている。半導体レーザ光源は、
前記スキャナユニット40にて読み取った後のメモリか
ら読み出した画像データ又は外部の装置から転送されて
きた画像データに応じてレーザ光を出射する。このレー
ザ光は、ポリゴンミラーにて等角速度偏向され、さら
に、fθレンズにて、電子写真プロセス部47を構成す
る感光体ドラム48上で等速度で移動されるように補正
される。前記電子写真プロセス部47は、周知のものか
らなっており、感光体ドラム48の周囲に帯電器、現像
器、転写器、剥離器、クリーニング器及び除電器等を備
えている。
【0026】一方、記録用紙の搬送系は、上述した画像
形成を行う電子写真プロセス部47の転写器が配置され
た転写位置へと記録用紙を搬送する搬送部と、この搬送
部へと記録用紙を送り込むためのカセット給紙装置5
1、52又は必要なサイズの記録用紙を適宜給紙するた
めの手差し給紙装置54と、転写後の記録用紙に形成さ
れた画像つまりトナー像を定着するための定着器49
と、定着後の記録用紙の裏面に再度画像を形成するため
に記録用紙を切換装置50により切換えて再供給するた
めの再供給経路53とを備えている。また、定着器49
の下流側には、画像が記録された記録用紙を受け取り、
この記録用紙に対して所定の処理を施す後処理装置34
が配置されている。
【0027】前記構成のレーザプリンタ部32では、画
像メモリから読み出された画像データは、レーザ書き込
みユニット46によってレーザ光線を出射させることに
より感光体ドラム48の表面上に静電潜像として形成さ
れ、トナーにより可視像化されたトナー像は多段給紙ユ
ニットにおけるいずれかのカセット給紙装置51、52
又は手差し給紙装置54から搬送された用紙の面上に静
電転写され定着される。このようにして画像が形成され
た用紙は定着器49から後処理装置34内へと搬送され
る。
【0028】以下に、本発明に係る機能装置の筐体構造
を、スキャナユニット40の筐体に適用した事例を用い
て詳細に説明する。図2は、スキャナユニット40の主
要部斜視図である。図2に示すように、第1走査ユニッ
ト40a及び第2走査ユニット40bは、それぞれのキ
ャリッジの端部底側に設けられたスライダーにより、ス
キャナの筐体(図中の2点鎖線)1、10の内壁に設け
られたガイド手段7及びガイド手段8上に乗っている。
スキャナ筐体1、10の背面側Bには、第1走査ユニッ
ト40a及び第2走査ユニット40bの移動のための駆
動源であるステッピングモータ11が取付けられてい
る。ステッピングモータ11の出力軸には、出力ギヤが
設けられている。この出力ギヤが、スキャナ筐体の内壁
に固設された回転軸に回転自在に配置されたギヤ/プー
リー(ギヤとプーリーが一体成形されている)12のギ
ヤ部に係合している。
【0029】また、スキャナ筐体1、10の前後壁間に
は、駆動軸13が図示しない軸受を介してスキャナ筐体
に回転自在に支持されている。この駆動軸13には、プ
ーリー14と前後2個のワイヤ駆動プーリー15が固定
されている。駆動軸13のプーリー14とギヤ/プーリ
ー12のプーリー部との間には、タイミングベルト16
が巻き掛けられている。駆動軸13のワイヤ駆動プーリ
ー15に巻き掛けられたワイヤ17は、その一端がスキ
ャナ筐体の底部に配置された第1の固定部17aに固定
され、その他端がスキャナ筐体の往動側内壁に設けられ
た第2の固定部17bに張力付与用の引っ張りバネ17
cを介して固定されている。
【0030】このワイヤ17は、第1の固定部17a側
から順次、第2走査ユニット40bに回転自在に設けら
れた2連プーリー18の内側、駆動軸のワイヤ駆動プー
リー15、スキャナ筐体1、10の内壁に回転自在に設
けられた固定プーリー19、第2走査ユニット40bに
回転自在に設けられた2連プーリー18の外側及び補助
プーリー20に巻き掛けられている。また、ワイヤ17
はワイヤ駆動プーリー15に多数回巻き掛けられてい
る。このワイヤ17のワイヤ駆動プーリー15に多数回
巻き掛けられた部分のうち、第1走査ユニット40a及
び第2走査ユニット40bが図中の往動方向F及び復動
方向Rに移動した際でもワイヤ駆動プーリー15に巻か
れたままのところが、ワイヤ駆動プーリー15に固定さ
れており、駆動力が的確に伝達できるように構成されて
いる。
【0031】また、第1走査ユニット40aは、このよ
うに巻き掛けられたワイヤ17のうちのワイヤ駆動プー
リー15と2連プーリー18との間の部分に、ワイヤ固
定手段(図示せず)で固定される。第1の固定部17a
では、スキャナ筐体1、10の切り曲げ部にワイヤ17
の端部に設けた固定金具がビスにより固定することによ
りワイヤの端部を固定するように構成されている。ま
た、第2の固定部17bでは、ワイヤ17の端部に設け
た固定金具に係合した引っ張りバネ17cが、スキャナ
筐体の切り曲げ部17bに係止されるように構成されて
いる。
【0032】補助プーリー20は、ワイヤの端部をバネ
を介して係止するにあたって、スキャナ筐体の底面から
上面側にワイヤを曲げることで、スキャナ筐体1、10
が往復動方向に大型化するのを防止している。以上のよ
うに構成してあるので、ステッピングモータ11が正転
又は逆転すると、第1走査ユニット40a及び第2走査
ユニット40bは、ガイド手段7及びガイド手段8に案
内されて、図2中の往動方向F又は復動方向Rに移動す
る。
【0033】ここで、本発明を機能装置としてスキャナ
ユニット40の筐体であるフレーム構造体に対して適用
した一実施例を、図3〜6に基づいて以下に具体的に説
明する。図3〜6は、図2の中で2点鎖線で示されてい
るスキャナ筐体1の3方向からの平面図、側面図であ
る。まず、図3〜6を用いてスキャナユニット40のフ
レーム構造体の構成及び各部分の機能を説明する。筐体
1であるフレーム構造体は、略コ字形の台板2と側板3
と側板4の3つの構成部品から成っており、台板2は平
板金を略コ字形にプレス曲げ加工したものであり、矩形
状の平板部2aの両側端から直角方向に延出する立上部
2b、2bを有し、該立上部間が開口している。一方の
部材である台板2の立上部2b、2bは、他方の部材で
ある側板3、4と接合する接合面を構成している。平板
部2aは平坦部の剛性を高めるため、プレス時に所定形
状の段差部2cを形成してある。立上部の2b、2b上
端は外側に向けて延出する水平リブ2d、2eが形成さ
れており、立上部の平坦度を確保している。平板部2a
の立上部のない両側端は上方にプレス曲げされて取付部
2f、2fが形成され、2本の取付けねじが形成されて
いる。
【0034】また、側板3、4は実質的に同一構成をし
ており、一方の側板3について説明する。側板3は、長
手方向の板金プレス曲げによる折り曲げで、2つの片部
として上部水平片部3aと垂直片部3bと、それらに連
続する下部水平片部3cとを形成し、下部水平片部3c
の先端には台板2の取付部2fと対向する取付辺3dが
形成されている。そして、側板3は台板2の立上部2
b、2b間を連結して前記した開口部分を閉じるような
形状に加工され、台板2に固定されるものである。この
ため、台板2と側板3、4をビス等の締結手段にて締結
して組み立てると、上方が開口する略直方体状のスキャ
ナ筐体1が完成する。台板2には、前記したCCD素子
44や光学レンズ43はもとより、第1走査ユニット4
0aと第2走査ユニット40bの移動のために設けられ
る後述するガイドレールも設置されるため、台板2の反
りや変形を抑えることは画像歪みを抑制するためには重
要となる。
【0035】側板3のコーナー部端面は、L字状に折り
曲げた水平片部3aと垂直片部3bから、各々直角に折
り曲げた折り曲げ部3e、3fが重なった重合部5を有
している。すなわち、側板3の両端部の水平片部3aと
垂直片部3bとの間にスリットを形成して両片部3a、
3bを折り曲げ部分で分割し、垂直片部3bの端部を直
角に折り曲げて折り曲げ部3fを形成すると共に、水平
片部3aの端部を直角に折り曲げて折り曲げ部3eを形
成し、両折り曲げ部3f、3eを重ねて重合部5として
いる。
【0036】従って、コーナー部におけるプレス曲げ方
向は、水平片部3aと垂直片部3bの曲げのX方向と、
水平片部3aと折り曲げ部3eの曲げのY方向と、垂直
片部3bと折り曲げ部3fの曲げのZ方向と直交する3
方向からの曲げとなり、コーナー部は3方向の曲げによ
り形成されて強度の大きいものとなる。なお、この重合
部5は折り曲げ部3e、3fが重なった部分で、組立て
前にスポット溶接等により融着部9を形成して固定する
ようにしてもよい。
【0037】側板3、4においては、その両端部が3方
向からのプレス曲げ構造をとることにより、側板自体の
コーナー部Pの強度を向上させるとともに、その側板の
組み付けによる効果として台板2のプレス曲げ加工に伴
うコ字形が開く方向の反り、変形の抑制作用が向上し、
これによりフレーム構造体全体の反り、変形を防止で
き、スキャナの筐体に用いたとき、反り、変形に起因す
る画像歪みを抑制することができる。
【0038】また、前記フレーム構造体の組み付け手順
として、略コ字形の台板2のプレス加工に伴うコ字が開
く方向の反りを図5(c)中の治具6で矯正しながら、
側板3及び側板4を台板2の反りを抑え込むように、台
板2の曲げの外側から組み付け、側板3、4の重合部5
を立上部2b、2bの外側に位置させて、重合部5の取
付け孔、折り曲げ部3fの取付け孔と立ち上げ部2bの
ねじ孔をねじ止めし、取付け部2fと取付け辺3dをね
じ止めして締結する。これにより、治具6を取り外した
後の台板2の反りを側板3及び側板4で抑え込むことが
できる。この固定は、従来よくある1方向、2方向から
のプレス曲げ構造から成る側板に比べ、側板3、4は締
結後より強度が強くなる3方向からのプレス曲げの重合
部で台板2に締結されることにより、筐体1の強度は向
上し、台板2の反り防止の効果も向上する。
【0039】次に、図7〜10を参照して、本発明の他
の実施形態を説明する。図7〜10は、図2の中で2点
鎖線で示されているスキャナ筐体10の3方向からの平
面図、側面図である。この実施形態は、前記した実施形
態に対して図1のコンタクトガラス35及び第1走査ユ
ニット40aのスライダー(図示しない)が載る断面が
略コ字形のガイドレール7及びガイドレール8を備える
ことを特徴とするものである。なお、前記した実施形態
と実質的に同等の構成については、同じ符号を付して詳
細な説明は省略する。
【0040】ガイドレール7及びガイドレール8は、一
部を切欠いているが基本的には断面が略コ字形をしてお
り、ガイドレール7、8は上方の水平ガイド部7a、8
a、垂直固定部7b、8b及び下方の水平ガイド部7
c、8cから形成されている。ガイドレール7及びガイ
ドレール8は、垂直固定部7b、8bにより台板2の立
上部にビス等により固定され、上方の水平ガイド部7
a、8aの上面にコンタクトガラス35が載置され、下
方の水平ガイド部7c、8c上に第1走査ユニット40
aのスライダー(図示しない)が摺動可能に載置され
る。図中の拡大図に示すように、側板3、4のコーナー
部Qは直交する3方向からのプレス曲げ構造で重合部5
が形成され、予めコーナー部Qに対して3方向の直角曲
げ精度を確保しながら側板単品状態でスポット溶接によ
る融着部9で締結固定されていることを示している。
【0041】この側板単品状態でコーナー部Qに対して
予め3方向の直角曲げ精度を確保し締結固定しておくこ
とにより、側板3及び側板4をフレーム構造体の台板2
及びガイドレール7、8に組み付ける際、側板3及び側
板4の各直角面に沿うように組み付けることができ、各
構成部品の組み付け後の直角精度が確保し易くなり、フ
レーム構造体のアッセンブリー後の精度バラツキに起因
する画像歪みを抑制することができる。
【0042】また、前記筐体10のフレーム構造体の組
み付け手順として、台板2の内壁にガイドレール7、8
が組み付けられた状態で、側板3及び側板4を台板2及
びガイドレール7、8に対して外側から覆い被せるよう
に組み付け、側板3、4の重合部5を台板2の立上部2
b、2bの外側に位置させ、側板3、4の水平片部をガ
イドレール7、8の水平ガイド部7a、8aの上方に位
置させて締結する。この締結は、重合部5の取付け孔、
折り曲げ部3fの取付け孔と立ち上げ部2bのねじ孔を
ねじ止めし、取付け部2fと取付け辺3dをねじ止めし
て行う。つまり、台板2に対しては、コ字形が開く方向
の反りを抑えるように図9(c)中のア方向より、ガイ
ドレール7、8に対しては、図8(a)中のガイドレー
ル上面イ方向より側板3及び側板4を締結する。
【0043】これにより、台板2の反りを側板3及び側
板4で抑え込みつつ、コンタクトガラスの載るガイドレ
ール7、8上面、及び第1走査ユニット40aのスライ
ダーの載るガイドレール7、8下面の上下方向の変形を
抑制することができ、RADF等の大重量の装置をコン
タクトガラス上に搭載した場合やブック原稿読み込みの
際に懸念されるガイドレール7、8の変形に起因する画
像歪みを抑制することができる。
【0044】なお、前記した実施形態では、例えば折り
曲げ部3e、3fを折り曲げ形成する隣接する2つの平
坦面3a、3bはL字型に直交する例を示したが、2つ
の面は直交せずに所定の角度を持って交差するように折
り曲げたものでもよい。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明の機能装置の筐体構造によれば、一方の部材に2つの
片部から折り曲げて形成した折り曲げ部が重なっている
重合部を形成し、他方の部材を重合部に組み付けること
により、筐体の強度を向上させることができる。また、
筐体を略コ字状の台板と、台板の立上部を連結する側板
とから構成し、側板には2つの片部から折り曲げ部を形
成して重ね合わせて重合部とし、重合部を台板の接合面
である立上部の外側に位置させることにより、筐体の強
度を向上させることができ、台板の開く方向の反りを側
板で押さえ込むことができる。
【0046】さらに、台板の立上部に取付けたガイド部
材の両端部を、側板の水平片部により支持して、筐体の
強度をさらに向上させることができる。このため、コン
タクトガラスを載置して走査ユニットを有するスキャナ
等の筐体に好適に使用することができる。重合部を予め
溶接等により固定すれば、精度よく組み立てることがで
き、組立て後の強度も向上する。治具により台板の反り
を矯正しながら組み立てれば、台板の反りを確実に防止
することができ、強度の大きい筐体を組み立てることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機能装置の筐体構造を適用したデ
ジタル複写機の主要構成を示す断面図。
【図2】図1のスキャナ部の概略構成を示す斜視図。
【図3】(a)は図2の2点鎖線で表した筐体部分の分
解した状態の平面図、(b)は図3(a)のP部の拡大
図。
【図4】(a)は図3(a)の下方より見た側面図、
(b)は図4(a)のP部の拡大図。
【図5】(a)は図4(a)の側面図、(b)は図5
(a)のP部の拡大図、(c)は組立て状態を示す説明
図。
【図6】台板及び側板の要部を示す分解斜視図。
【図7】(a)は図2の2点鎖線で表した筐体部分のガ
イドレールを含む分解した状態の平面図、(b)は図7
(a)のQ部の拡大図。
【図8】(a)は図7(a)の下方より見た側面図、
(b)は図8(a)のQ部の拡大図。
【図9】(a)は図8(a)の側面図、(b)は図9
(a)のQ部の拡大図、(c)は組立て状態を示す説明
図。
【図10】図7のガイドレールを台板に取付け、側板を
分解した状態の平面図。
【符号の説明】
1 筐体 2 台板 2a 平板部 2b 立上部 3、4 側板 3a、3c 水平片部 3b 垂直片部 3e、3f 折り曲げ部 5 重合部 6 治具 7、8 ガイド部材 7a、7c、8a、8c 水平ガイド部 7b、8b 垂直固定部 9 融着部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の板部材を組み合わせて構成され、
    所定の機能を発揮する機能装置の筐体構造であって、 前記複数の板部材の一方は、折り曲げにより2つの片部
    を形成すると共に、前記2つの片部の両端部をさらに直
    角に折り曲げて折り曲げ部が重なった重合部を形成して
    あり、該重合部と前記複数の板部材の他方が接合して締
    結されることを特徴とする機能装置の筐体構造。
  2. 【請求項2】 矩形状の平板部の両側端から直角方向に
    延出する立上部を有し該立上部間が開口している略コ字
    状の台板と、前記台板に固定され前記立上部間を連結す
    る側板とから構成される直方体状の機能装置の筐体構造
    であって、 前記側板は、折り曲げにより2つの片部が形成されると
    共に、前記2つの片部の一方を直角に折り曲げた折り曲
    げ部と、その他方を直角に折り曲げた折曲げ部とが重な
    った重合部を両端部に形成してあり、該重合部は前記両
    立上部の外側に位置して前記台板に締結されることを特
    徴とする機能装置の筐体構造。
  3. 【請求項3】 矩形状の平板部の両側端から直角方向に
    延出する立上部を有し該立上部間が開口している略コ字
    状の台板と、水平片部と垂直片部とを有し前記台板に固
    定されて前記立上部間を連結する側板と、前記立上部の
    上部の内方に固定され水平ガイド部と垂直固定部とを有
    するガイド部材とから構成される機能装置の直方体状の
    筐体構造であって、 前記側板は、前記水平片部を直角に折り曲げた折り曲げ
    部と前記垂直片部を直角に折り曲げた折り曲げ部とが重
    なった重合部を有し、該重合部は前記台板の両立上部の
    外側に位置して該両立上部に締結され、前記側板の水平
    片部は前記ガイド部材の水平ガイド部の上方に位置して
    該水平ガイド部に締結されることを特徴とする機能装置
    の筐体構造。
  4. 【請求項4】 前記重合部は、その折り曲げ部同士が溶
    接等により固定されていることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれか1項に記載の機能装置の筐体構造。
  5. 【請求項5】 矩形状の平板部の両側端から直角方向に
    延出する立上部を有し該立上部間が開口している略コ字
    状の台板と、前記台板に固定され前記立上部間を連結す
    る側板とから構成され、前記側板は水平片部と垂直片部
    とから構成されると共に、その両端部には前記水平片部
    を直角に折り曲げた折り曲げ部と、前記垂直片部を直角
    に折り曲げた折り曲げ部とが重なっている重合部を形成
    してある機能装置の直方体状の筐体構造の組立て方法で
    あって、 前記略コ字状の台板のコ字が開く方向の反りを治具で矯
    正しながら、前記側板を前記台板の反りを抑え込むよう
    に前記立上部の外側に前記重合部を位置させて組み付
    け、前記側板の重合部と前記台板の立上部とを締結する
    ことを特徴とする機能装置の筐体構造の組立て方法。
JP2000185404A 2000-06-20 2000-06-20 機能装置の筐体構造及びその組立て方法 Expired - Lifetime JP3789287B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000185404A JP3789287B2 (ja) 2000-06-20 2000-06-20 機能装置の筐体構造及びその組立て方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000185404A JP3789287B2 (ja) 2000-06-20 2000-06-20 機能装置の筐体構造及びその組立て方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002009457A true JP2002009457A (ja) 2002-01-11
JP3789287B2 JP3789287B2 (ja) 2006-06-21

Family

ID=18685728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000185404A Expired - Lifetime JP3789287B2 (ja) 2000-06-20 2000-06-20 機能装置の筐体構造及びその組立て方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3789287B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008233162A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Kyocera Mita Corp 画像形成装置のフレーム構造
CN100430833C (zh) * 2004-12-22 2008-11-05 京瓷美达株式会社 图像形成装置的框架结构及框架的组装方法
US7783226B2 (en) 2005-11-29 2010-08-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US7835663B2 (en) 2006-06-30 2010-11-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device having sheet metal frame fixed over resin frame with screws
US7894743B2 (en) 2006-06-30 2011-02-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device having side walls
JP2014166896A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Ricoh Co Ltd シート給送装置及び画像形成装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102619823A (zh) * 2012-03-05 2012-08-01 广东步步高电子工业有限公司 一种向内侧弯曲的弹性扣位结构及其加工方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100430833C (zh) * 2004-12-22 2008-11-05 京瓷美达株式会社 图像形成装置的框架结构及框架的组装方法
US7522856B2 (en) 2004-12-22 2009-04-21 Kyocera Mita Corporation Frame structure for an image forming device and frame assembly method
US7783226B2 (en) 2005-11-29 2010-08-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US7835663B2 (en) 2006-06-30 2010-11-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device having sheet metal frame fixed over resin frame with screws
US7894743B2 (en) 2006-06-30 2011-02-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device having side walls
JP2008233162A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Kyocera Mita Corp 画像形成装置のフレーム構造
JP2014166896A (ja) * 2013-02-28 2014-09-11 Ricoh Co Ltd シート給送装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3789287B2 (ja) 2006-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3679259B2 (ja) 支持構造体
JP4278945B2 (ja) 光書込装置、画像形成装置、および位置調整方法
JP5075616B2 (ja) 画像形成装置
JPH10161507A (ja) 画像形成装置
US7557973B2 (en) Optical scanning device and image forming apparatus provided with the same
JP3586115B2 (ja) 画像形成装置の支持構造体
JP3789287B2 (ja) 機能装置の筐体構造及びその組立て方法
JP2001027735A (ja) 光走査装置および光ビーム離間距離調整方法
JP2003083348A (ja) 駆動機構の軸受構造、画像読取装置および画像形成装置
JP4815220B2 (ja) 光反射ユニット、画像読取装置、光書込装置及び画像形成装置
JP2007183326A (ja) 走査光学装置及び画像形成装置
JP2000241733A (ja) 光走査装置
JP2001154288A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP6094868B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP2000092275A (ja) 画像形成装置
JP2000214546A (ja) 滑動体
JPH05196855A (ja) 光走査装置の反射ミラーの防振構造
JP3411248B2 (ja) 画像読取装置
JP2002287064A (ja) 光走査装置
JP2914517B2 (ja) 走査光学機器の光学系ボックス
JP2007212810A (ja) 画像読取装置
JPH11135956A (ja) 筐体の製造方法及び画像読取装置又は画像形成装置
JP2005173096A (ja) 画像読取装置
JP2009206926A (ja) 画像形成装置
JP4839165B2 (ja) ミラー補強構造,光走査装置および画像読取装置ならびに画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7