JP2914517B2 - 走査光学機器の光学系ボックス - Google Patents
走査光学機器の光学系ボックスInfo
- Publication number
- JP2914517B2 JP2914517B2 JP2132240A JP13224090A JP2914517B2 JP 2914517 B2 JP2914517 B2 JP 2914517B2 JP 2132240 A JP2132240 A JP 2132240A JP 13224090 A JP13224090 A JP 13224090A JP 2914517 B2 JP2914517 B2 JP 2914517B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical system
- box
- system box
- bottom plate
- peripheral walls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は原稿を走査し電子写真方式で画像を形成する
複写機等に用いられる走査光学機器の光学系ボックスに
関するものである。
複写機等に用いられる走査光学機器の光学系ボックスに
関するものである。
従来の技術 近時、走査光学機器を持った電子写真方式の複写機は
広く使用されている。その多くは、感光体に原稿画像を
スリット露光する走査光学系を採用している。この走査
光学系は感光体側から独立した有底の光学系ボックスに
収容され、光学系ボックスが感光体側のボックス上に結
合されている。これにより光学系ボックスと感光体側の
ボックスとは互いに光学的に独立した構造となり、走査
光学系での原稿を照明する光源からの光が感光体に入射
して画像ノイズとなるようなことが回避されている。
広く使用されている。その多くは、感光体に原稿画像を
スリット露光する走査光学系を採用している。この走査
光学系は感光体側から独立した有底の光学系ボックスに
収容され、光学系ボックスが感光体側のボックス上に結
合されている。これにより光学系ボックスと感光体側の
ボックスとは互いに光学的に独立した構造となり、走査
光学系での原稿を照明する光源からの光が感光体に入射
して画像ノイズとなるようなことが回避されている。
また光学系ボックスはその隣接する周壁の端部どうし
を単に寄せ合わせてアーク溶接により結合して形成して
いる。
を単に寄せ合わせてアーク溶接により結合して形成して
いる。
発明が解決しようとする課題 ところで走査光学系の各走査光学機器は、相互の平行
度や感光体との平行度、あるいはそれらの相互距離を適
正に保って走査移動できるように支持する必要がある。
これに狂いがあると形成する画像の鮮明度が種々に低下
し、画質を損なう。
度や感光体との平行度、あるいはそれらの相互距離を適
正に保って走査移動できるように支持する必要がある。
これに狂いがあると形成する画像の鮮明度が種々に低下
し、画質を損なう。
しかし前記のように光学系ボックスを形成するので
は、四周の各周壁どうしの結合上、その各周壁どうしや
周壁と底板との直角度を規制する機能を持っていない。
このため光学系ボックスを直角度よく形成するには、各
周壁の結合時にそれらの位置関係を規制する治具が必要
である。この段階での結合作業の対象となる部材や部分
の数は多く、結合作業は多くの治具と多くの作業を要
し、コスト高の原因となる。また結合作業が複雑な分だ
け直角度に狂いが生じ易いものとなる。また前記結合が
アーク溶接によって行われているので、その熱歪みによ
る直角度の狂いも生じる。これらのため光学系ボックス
を形成した後、直角度を調整する必要があるので、手間
であり、さらに高価につく。
は、四周の各周壁どうしの結合上、その各周壁どうしや
周壁と底板との直角度を規制する機能を持っていない。
このため光学系ボックスを直角度よく形成するには、各
周壁の結合時にそれらの位置関係を規制する治具が必要
である。この段階での結合作業の対象となる部材や部分
の数は多く、結合作業は多くの治具と多くの作業を要
し、コスト高の原因となる。また結合作業が複雑な分だ
け直角度に狂いが生じ易いものとなる。また前記結合が
アーク溶接によって行われているので、その熱歪みによ
る直角度の狂いも生じる。これらのため光学系ボックス
を形成した後、直角度を調整する必要があるので、手間
であり、さらに高価につく。
そこで本発明は、光学系ボックスの四周の各周壁相互
の結合構造を改良して、治具なしに直角度よくしかも簡
単に形成され得る走査光学機器の光学系ボックスを提供
することを課題とするものである。
の結合構造を改良して、治具なしに直角度よくしかも簡
単に形成され得る走査光学機器の光学系ボックスを提供
することを課題とするものである。
課題を解決するための手段 上記のような課題を達成するために本願第1の発明
は、隣接する周壁の端部どうしが寄せ合わせ状態で結合
されてボックス構造をなした走査光学機器の光学系ボッ
クスにおいて、各周壁の結合される各端部間で、一方の
周壁の板金加工切断端面に他方の周壁の内面を当接する
ことがなされていることを特徴とするものである。
は、隣接する周壁の端部どうしが寄せ合わせ状態で結合
されてボックス構造をなした走査光学機器の光学系ボッ
クスにおいて、各周壁の結合される各端部間で、一方の
周壁の板金加工切断端面に他方の周壁の内面を当接する
ことがなされていることを特徴とするものである。
本願第2の発明は、第1の発明においてさらに、各周
壁の端部どうしの結合がプラズマ溶接によってなされて
いることを特徴とするものである。
壁の端部どうしの結合がプラズマ溶接によってなされて
いることを特徴とするものである。
本願第3の発明は、第1または第2の発明においてさ
らに、各周壁の少なくとも1つが底板と一体に折曲形成
されていることを特徴とするものである。
らに、各周壁の少なくとも1つが底板と一体に折曲形成
されていることを特徴とするものである。
作用 本願第1の発明の上記構成によれば、隣接する周壁の
相互に結合される端部間で、一方の端部の板金加工切断
端面と他方の端部の内面との当接が相互になされ、その
板金加工切断端面の加工精度がよいことによって、結合
される周壁どうしの直角度、およびそれらと底板との直
角度が適正になるように相互に位置決めし合うことがで
き、その当接状態のまま結合して直角度よく必要なボッ
クス形状に形成することができる。
相互に結合される端部間で、一方の端部の板金加工切断
端面と他方の端部の内面との当接が相互になされ、その
板金加工切断端面の加工精度がよいことによって、結合
される周壁どうしの直角度、およびそれらと底板との直
角度が適正になるように相互に位置決めし合うことがで
き、その当接状態のまま結合して直角度よく必要なボッ
クス形状に形成することができる。
本願第2の発明の上記構成によれば、第2の発明にお
いてさらに、前記の結合がプラズマ溶接によってなされ
ているので、熱歪みが少なく、周壁どうしの前記直角度
のよい位置決め状態を損なわずに結合することができ
る。
いてさらに、前記の結合がプラズマ溶接によってなされ
ているので、熱歪みが少なく、周壁どうしの前記直角度
のよい位置決め状態を損なわずに結合することができ
る。
本願第3の発明の上記構成によれば、第1の発明また
は第2の発明においてさらに、底板に一体に折曲形成さ
れた周壁は底板との位置関係、特に切断端面の位置関係
がより正確となるので、各周壁と底板との直角度を直接
的または間接的にさらに向上することができる。
は第2の発明においてさらに、底板に一体に折曲形成さ
れた周壁は底板との位置関係、特に切断端面の位置関係
がより正確となるので、各周壁と底板との直角度を直接
的または間接的にさらに向上することができる。
実施例 以下第1図〜第3図に示す本発明の一実施例としての
走査光学機器の光学系ボックスについて説明する。
走査光学機器の光学系ボックスについて説明する。
第1図は本発明に係る光学系ボックスを持った複写機
の場合を示している。この複写機は露光光学系1と、露
光光学系1による露光によって画像を形成しそれを転写
シート2に転写する作像機構3と、作像機構3に転写シ
ート2を給送する給紙機構4とを有している。これら露
光光学系1、作像機構3、給紙機構4はそれぞれ独立し
た光学系ボックス6、作像ボックス7、給紙ボックス8
に個別に収容されている。各ボックス6〜8は積み重ね
状態にして結合されて機体9をなしている。
の場合を示している。この複写機は露光光学系1と、露
光光学系1による露光によって画像を形成しそれを転写
シート2に転写する作像機構3と、作像機構3に転写シ
ート2を給送する給紙機構4とを有している。これら露
光光学系1、作像機構3、給紙機構4はそれぞれ独立し
た光学系ボックス6、作像ボックス7、給紙ボックス8
に個別に収容されている。各ボックス6〜8は積み重ね
状態にして結合されて機体9をなしている。
露光光学系1は、プラテンガラス11の下を移動する第
1スライダ12に支持されてプラテンガラス11上の原稿を
走査するランプ13および第1ミラー14、第2スライダ1
5、第3スライダ16に支持されて光路長を一定に保つた
めに移動する第2〜第5各ミラー17〜20、第3、第4各
ミラー18、19の間に設けられた投影レンズ21、投影レン
ズ21の光軸方向の移動による変倍時の光路長補正を行う
第6ミラー22を備えている。
1スライダ12に支持されてプラテンガラス11上の原稿を
走査するランプ13および第1ミラー14、第2スライダ1
5、第3スライダ16に支持されて光路長を一定に保つた
めに移動する第2〜第5各ミラー17〜20、第3、第4各
ミラー18、19の間に設けられた投影レンズ21、投影レン
ズ21の光軸方向の移動による変倍時の光路長補正を行う
第6ミラー22を備えている。
作像機構3は、感光ドラム31とそのまわりに配設され
た帯電チャージャ32、現像装置33、転写チャージャ34、
分離チャージャ135、クリーニング装置136等を有し、公
知の電子写真方式によって感光ドラム31上に露光にかか
る原稿画像に対応するトナー像を形成し、給送されてく
る転写シート2に転写する。
た帯電チャージャ32、現像装置33、転写チャージャ34、
分離チャージャ135、クリーニング装置136等を有し、公
知の電子写真方式によって感光ドラム31上に露光にかか
る原稿画像に対応するトナー像を形成し、給送されてく
る転写シート2に転写する。
感光ドラム31と転写チャージャ34とが対向する転写部
の手前には、給紙ボックス8から受け入れた転写シート
2を転写部に送り込む給紙搬送路35が設けられ、またそ
の途中にタイミングローラ36が設けられている。タイミ
ングローラ36は停止状態で転写シート2を送り付けら
れ、その先端の整合により斜行を矯正する一方、搬送を
開始する時期によって転写シート2を転写部に給送する
タイミングを調整する。
の手前には、給紙ボックス8から受け入れた転写シート
2を転写部に送り込む給紙搬送路35が設けられ、またそ
の途中にタイミングローラ36が設けられている。タイミ
ングローラ36は停止状態で転写シート2を送り付けら
れ、その先端の整合により斜行を矯正する一方、搬送を
開始する時期によって転写シート2を転写部に給送する
タイミングを調整する。
転写部の後には転写後の転写シート2をベルトに吸着
しながら搬送する搬送装置37、搬送装置37によって搬送
されてくる転写シート2に定着処理を行う定着器38、定
着器38から送り出されてくる転写シート2を排出する排
紙ローラ39が設けられている。
しながら搬送する搬送装置37、搬送装置37によって搬送
されてくる転写シート2に定着処理を行う定着器38、定
着器38から送り出されてくる転写シート2を排出する排
紙ローラ39が設けられている。
給紙機構4は、異なったサイズの転写シート2を収容
して選択的に給紙する3つの給紙部41〜43を有してい
る。各給紙部41〜43はそれぞれ給紙カセット44〜46内の
転写シート2を送り出すピックアップローラ47〜49と、
送り出される転写シート2を一枚づつ捌く捌きパッド51
とを有している。各給紙部41〜43はそれぞれブロック化
されており、2つのブロックを多数枚用の1つのブロッ
クと交換するといったブロックの取り換えが可能なよう
にしてある。各給紙部41〜43の給紙カセット44〜46はそ
れぞれ機体9の前面側から、第1図では紙面の手前側か
ら抜き差しをするフロントローディング方式にしてあ
る。
して選択的に給紙する3つの給紙部41〜43を有してい
る。各給紙部41〜43はそれぞれ給紙カセット44〜46内の
転写シート2を送り出すピックアップローラ47〜49と、
送り出される転写シート2を一枚づつ捌く捌きパッド51
とを有している。各給紙部41〜43はそれぞれブロック化
されており、2つのブロックを多数枚用の1つのブロッ
クと交換するといったブロックの取り換えが可能なよう
にしてある。各給紙部41〜43の給紙カセット44〜46はそ
れぞれ機体9の前面側から、第1図では紙面の手前側か
ら抜き差しをするフロントローディング方式にしてあ
る。
光学系ボックス6は第1図、第2図に示すように、そ
の左右の各側壁53、54に架設した前後のガイドバー55、
56によって第1スライダ12と第2スライダ15とをガイド
し、底板57上に設けたガイドレール58によって第3スラ
イダ16をガイドするようになっている。これら第1スラ
イダ12、第2スライダ15、第3スライダ16のそれぞれ
は、第1〜第5ミラー14、17〜20を保持しており、これ
らミラー14、17〜20が感光ドラム31を含めて相互に平行
であるように支持する必要がある。また相互に所定の距
離を保つようにする必要もある。
の左右の各側壁53、54に架設した前後のガイドバー55、
56によって第1スライダ12と第2スライダ15とをガイド
し、底板57上に設けたガイドレール58によって第3スラ
イダ16をガイドするようになっている。これら第1スラ
イダ12、第2スライダ15、第3スライダ16のそれぞれ
は、第1〜第5ミラー14、17〜20を保持しており、これ
らミラー14、17〜20が感光ドラム31を含めて相互に平行
であるように支持する必要がある。また相互に所定の距
離を保つようにする必要もある。
このため本実施例では、光学系ボックス6の前記左右
の側壁53、54、および他の前後の側壁59、60の隣接する
ものどうしの直角度と、それら側壁53、54、59、60と光
学系ボックス6の底板57との直角度が共によく、かつ感
光ドラム31を収容保持する作像ボックス7の上に光学系
ボックス6が正確な位置および姿勢に受載し固定できる
ようにしてある。
の側壁53、54、および他の前後の側壁59、60の隣接する
ものどうしの直角度と、それら側壁53、54、59、60と光
学系ボックス6の底板57との直角度が共によく、かつ感
光ドラム31を収容保持する作像ボックス7の上に光学系
ボックス6が正確な位置および姿勢に受載し固定できる
ようにしてある。
この点につき以下具体的に説明する。第2図に示すよ
うに、光学系ボックス6は底板57の前縁に前側壁59を一
体に折曲形成している。左右の側壁53、54と、後側壁60
とは底板57と別体に形成してある。ここで底板57、側壁
53、54、59、60のそれぞれは、板金打ち抜き加工によっ
て必要な輪郭の板材料に形成され、その後所定の立体形
成に折り曲げ形成されている。このように形成される切
断端面の加工精度は高い。
うに、光学系ボックス6は底板57の前縁に前側壁59を一
体に折曲形成している。左右の側壁53、54と、後側壁60
とは底板57と別体に形成してある。ここで底板57、側壁
53、54、59、60のそれぞれは、板金打ち抜き加工によっ
て必要な輪郭の板材料に形成され、その後所定の立体形
成に折り曲げ形成されている。このように形成される切
断端面の加工精度は高い。
各側壁53、54、59、60の両端部の隣接するものどうし
には、他方の内面に第2図実線矢印で示すように当接し
て位置規制する切断端面71が、位置決め突起72と交互に
形成されている。位置決め突起72は前記端部どうしの第
2図実線矢印で示すような当接の際に、他方のそれと第
2図破線矢印のように入り組んで隣接する端部どうしの
上下方向の位置ズレを防止する。
には、他方の内面に第2図実線矢印で示すように当接し
て位置規制する切断端面71が、位置決め突起72と交互に
形成されている。位置決め突起72は前記端部どうしの第
2図実線矢印で示すような当接の際に、他方のそれと第
2図破線矢印のように入り組んで隣接する端部どうしの
上下方向の位置ズレを防止する。
そして各側壁53、54、59、60の隣接する端部どうし
は、前記切断端面71と、他方の内面と前記のような当接
による相互の位置決めによって、他方を底板57との直角
位置に位置規制する。
は、前記切断端面71と、他方の内面と前記のような当接
による相互の位置決めによって、他方を底板57との直角
位置に位置規制する。
これによって光学系ボックス6は各側壁53、54、59、
60の隣接するものどうし、およびそれらの底板57との直
角が正確に得られる。そして各側壁53、54、59、60の端
部どうしの結合がプラズマ溶接により行われていること
によって、熱影響により前記直角角度に狂いが生じるよ
うなことが回避される。したがって光学系ボックス6は
形成後角度調節等の補正作業が不要になる。
60の隣接するものどうし、およびそれらの底板57との直
角が正確に得られる。そして各側壁53、54、59、60の端
部どうしの結合がプラズマ溶接により行われていること
によって、熱影響により前記直角角度に狂いが生じるよ
うなことが回避される。したがって光学系ボックス6は
形成後角度調節等の補正作業が不要になる。
なお、各側壁53、54、59、60のどれが底板57と一体に
折曲形成されてもよいし、全てが独立のものであっても
よい。もっとも底板57と一体の側壁が多い程取扱い部品
点数が減少するし、底板57との位置関係がより高精度に
なる。
折曲形成されてもよいし、全てが独立のものであっても
よい。もっとも底板57と一体の側壁が多い程取扱い部品
点数が減少するし、底板57との位置関係がより高精度に
なる。
また上記のようにして形成した光学系ボックス6は、
第3図に示すように作像ボックス7の上に載せて固定し
てある。作像ボックス7は図に示すように板金加工によ
り浅絞りした底板81の上面前後に、底板81と同様に形成
した前後側壁82、83を立設して図示しないボルト・ナッ
トによって固定している。特に各側板82、83は底板81と
の位置決め面84を部分的に突出形成し、位置出しが容易
であるようにしている。これによって底板81と各側壁8
2、83との結合が正確に達成されている。
第3図に示すように作像ボックス7の上に載せて固定し
てある。作像ボックス7は図に示すように板金加工によ
り浅絞りした底板81の上面前後に、底板81と同様に形成
した前後側壁82、83を立設して図示しないボルト・ナッ
トによって固定している。特に各側板82、83は底板81と
の位置決め面84を部分的に突出形成し、位置出しが容易
であるようにしている。これによって底板81と各側壁8
2、83との結合が正確に達成されている。
前側板82は後側板83よりも高く形成されている。作像
ボックス7に光学系ボックス6を受載するのに、高い前
側板82には切起こし片85を形成してそれが加工形式上精
度よく形成されることを利用して光学系ボックス6を位
置調整なく適正な位置および姿勢に受載できるようにし
てある。また低い後側板83にはその上面に部分的な位置
決め面86を形成してその容易な位置調節によって光学系
ボックス6を適正な位置および姿勢に受載できるように
している。
ボックス7に光学系ボックス6を受載するのに、高い前
側板82には切起こし片85を形成してそれが加工形式上精
度よく形成されることを利用して光学系ボックス6を位
置調整なく適正な位置および姿勢に受載できるようにし
てある。また低い後側板83にはその上面に部分的な位置
決め面86を形成してその容易な位置調節によって光学系
ボックス6を適正な位置および姿勢に受載できるように
している。
したがって直角度よく形成された光学系ボックス6は
作像ボックス7上に適正な位置および姿勢で受載され固
定されるので、露光光学系1の第1〜第5ミラー14、17
〜20の感光ドラム31を含む相互の平行度や位置関係が適
正にたもたれ、高画質の画像が容易に得られる。
作像ボックス7上に適正な位置および姿勢で受載され固
定されるので、露光光学系1の第1〜第5ミラー14、17
〜20の感光ドラム31を含む相互の平行度や位置関係が適
正にたもたれ、高画質の画像が容易に得られる。
なお本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
種々の態様で実施することができる。例えば位置決め端
面となる切断端面の形成状態は種々の形態をとることが
できるし、位置決め突起との配列も変形することができ
る。また複写機以外のたとえばイメージリーダ等に利用
される走査ヘッドを持つようなものにも本発明は同様に
適用することができる。
種々の態様で実施することができる。例えば位置決め端
面となる切断端面の形成状態は種々の形態をとることが
できるし、位置決め突起との配列も変形することができ
る。また複写機以外のたとえばイメージリーダ等に利用
される走査ヘッドを持つようなものにも本発明は同様に
適用することができる。
発明の効果 本発明によれば、隣接する周壁の相互に結合される端
部間で、一方の端部の板金加工切断端面と他方の端部の
内面との当接が相互に行われ、その板金加工切断端面の
加工精度がよいことによって、結合される周壁どうしの
直角度、およびそれらと底板との直角度が適正になるよ
うに相互に位置決めし合い、その当接状態のまま結合し
て直角度よく必要なボックス形状に形成することができ
るので、光学系ボックスが支持し、また案内する光学機
器相互および必要な他との平行度や距離を正確に保って
走査目的を適正に達成することができる。
部間で、一方の端部の板金加工切断端面と他方の端部の
内面との当接が相互に行われ、その板金加工切断端面の
加工精度がよいことによって、結合される周壁どうしの
直角度、およびそれらと底板との直角度が適正になるよ
うに相互に位置決めし合い、その当接状態のまま結合し
て直角度よく必要なボックス形状に形成することができ
るので、光学系ボックスが支持し、また案内する光学機
器相互および必要な他との平行度や距離を正確に保って
走査目的を適正に達成することができる。
本願第2の発明の上記構成によれば、第2の発明にお
いてさらに、前記の結合がプラズマ溶接によってなされ
ているので、熱歪みが少なく、周壁どうしの前記直角度
のよい位置決め状態をよく保って結合することができる
ので、調整が不要となる。
いてさらに、前記の結合がプラズマ溶接によってなされ
ているので、熱歪みが少なく、周壁どうしの前記直角度
のよい位置決め状態をよく保って結合することができる
ので、調整が不要となる。
本願第3の発明の上記構成によれば、第1の発明また
は第2の発明においてさらに、底板に一体に折曲形成さ
れた周壁は底板との位置関係、特に切断端面の位置関係
がより正確となるので、各周壁と底板との直角度を直接
的または間接的にさらに向上することができるので、走
査光学系をさらに高精度化することができる。
は第2の発明においてさらに、底板に一体に折曲形成さ
れた周壁は底板との位置関係、特に切断端面の位置関係
がより正確となるので、各周壁と底板との直角度を直接
的または間接的にさらに向上することができるので、走
査光学系をさらに高精度化することができる。
第1図は本発明の一実施例としての光学系ボックス構造
を有した複写機の縦断正面図、第2図は光学系ボックス
の分解斜視図、第3図は光学系ボックスを作像ボックス
上に受載した状態を示す斜視図である。 1……露光光学系 6……光学系ボックス 14、17〜20……ミラー 53、54、59、60……側壁 71……切断端面 72……位置決め突起
を有した複写機の縦断正面図、第2図は光学系ボックス
の分解斜視図、第3図は光学系ボックスを作像ボックス
上に受載した状態を示す斜視図である。 1……露光光学系 6……光学系ボックス 14、17〜20……ミラー 53、54、59、60……側壁 71……切断端面 72……位置決め突起
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/04 - 15/04 120 G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18
Claims (3)
- 【請求項1】隣接する周壁の端部どうしが寄せ合わせ状
態で結合されてボックス構造をなした走査光学機器の光
学系ボックスにおいて、各周壁の結合される端部間で、
一方の周壁の板金加工切断端面に他方の周壁の内面を当
接することが相互になされていることを特徴とする走査
光学機器の光学系ボックス。 - 【請求項2】各周壁の結合がプラズマ溶接によってなさ
れている請求項1記載の走査光学機器の光学系ボック
ス。 - 【請求項3】各周壁の少なくとも1つが底板と一体に折
曲形成されている請求項1または2に記載の走査光学機
器の光学系ボックス。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2132240A JP2914517B2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 走査光学機器の光学系ボックス |
US07/686,979 US5243386A (en) | 1990-04-19 | 1991-04-18 | Optical system housing structure for image forming apparatus |
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