JP3233848B2 - 画像形成装置の光学ユニットの歪み防止構造 - Google Patents
画像形成装置の光学ユニットの歪み防止構造Info
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- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置にお
ける光学ユニットの歪み防止構造に関するものである。
ける光学ユニットの歪み防止構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、照明された原稿からの反射光を感
光体に導く光学ユニット等からなる上構造部と、転写紙
を収納する給紙部、上記反射光からトナー像を形成する
感光体等の像形成部及び転写紙に転写されたトナー像を
定着させる定着部からなる下構造部とからなり、上構造
部が下構造部に対して開閉可能に構成された画像形成装
置であって、給紙部と、像形成部及び定着部とを積層配
置し、給紙される転写紙を反転給送して転写紙の搬送路
を確保することにより必要な幅寸法を短縮してトナー像
が定着され、排出された転写紙を積層載置する排出トレ
イを上構造部の幅寸法内に配設することにより、装置本
体の幅寸法の小型化が図られた画像形成装置が知られて
いる(特開平6−208299号公報)。
光体に導く光学ユニット等からなる上構造部と、転写紙
を収納する給紙部、上記反射光からトナー像を形成する
感光体等の像形成部及び転写紙に転写されたトナー像を
定着させる定着部からなる下構造部とからなり、上構造
部が下構造部に対して開閉可能に構成された画像形成装
置であって、給紙部と、像形成部及び定着部とを積層配
置し、給紙される転写紙を反転給送して転写紙の搬送路
を確保することにより必要な幅寸法を短縮してトナー像
が定着され、排出された転写紙を積層載置する排出トレ
イを上構造部の幅寸法内に配設することにより、装置本
体の幅寸法の小型化が図られた画像形成装置が知られて
いる(特開平6−208299号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の特開平6−208299号公報記載の画像形成装置
では、排出トレイに積層載置された転写紙を容易に取り
出せるように排出トレイ上には空間が設けられているの
で、上構造部の排出トレイに対向する部分に対する充分
な支持が確保し難く、このため、上方からの荷重、すな
わち多数を重ねて積載して輸送する際に生じる圧縮荷重
や、上構造部を下構造部に対して閉じる際に生じる衝撃
荷重等によって歪み易く、この結果、光学ユニットに歪
みが発生して光路ずれや光軸の回転を生じ、形成画像に
悪影響を与える虞れがあった。
来の特開平6−208299号公報記載の画像形成装置
では、排出トレイに積層載置された転写紙を容易に取り
出せるように排出トレイ上には空間が設けられているの
で、上構造部の排出トレイに対向する部分に対する充分
な支持が確保し難く、このため、上方からの荷重、すな
わち多数を重ねて積載して輸送する際に生じる圧縮荷重
や、上構造部を下構造部に対して閉じる際に生じる衝撃
荷重等によって歪み易く、この結果、光学ユニットに歪
みが発生して光路ずれや光軸の回転を生じ、形成画像に
悪影響を与える虞れがあった。
【0004】本発明は、上記問題を解決するもので、光
学ユニットの歪みを防止し得る画像形成装置の光学ユニ
ットの歪み防止構造を提供することを目的とする。
学ユニットの歪みを防止し得る画像形成装置の光学ユニ
ットの歪み防止構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、像形成部を支
持する装置枠体と、この装置枠体の上方から上記装置枠
体の一方側に延出して配設され、照明された原稿からの
反射光を上記像形成部に導く光学ユニットと、上記光学
ユニットの下方であって上記装置枠体の上記一方側の空
間の下部に配設され、上記像形成部による形成画像が転
写された転写紙を載置する排出トレイとを備えた画像形
成装置において、上記光学ユニットを収納するユニット
枠体の上記排出トレイに対向する部分を補強すべく上記
ユニット枠体の外表面に取り付けられた水平方向に長尺
の補強部と、この補強部と一体で、かつ、上記補強部か
ら上記装置枠体の上記一方側の部分に向けて垂設され、
下端が上記装置枠体に形成された規制上面部に対して微
小隙間を有して設けられた規制部とからなる枠体補強部
材を備えたものである(請求項1)。
持する装置枠体と、この装置枠体の上方から上記装置枠
体の一方側に延出して配設され、照明された原稿からの
反射光を上記像形成部に導く光学ユニットと、上記光学
ユニットの下方であって上記装置枠体の上記一方側の空
間の下部に配設され、上記像形成部による形成画像が転
写された転写紙を載置する排出トレイとを備えた画像形
成装置において、上記光学ユニットを収納するユニット
枠体の上記排出トレイに対向する部分を補強すべく上記
ユニット枠体の外表面に取り付けられた水平方向に長尺
の補強部と、この補強部と一体で、かつ、上記補強部か
ら上記装置枠体の上記一方側の部分に向けて垂設され、
下端が上記装置枠体に形成された規制上面部に対して微
小隙間を有して設けられた規制部とからなる枠体補強部
材を備えたものである(請求項1)。
【0006】この構成によれば、ユニット枠体に上方か
ら荷重が印加された場合でも、枠体補強部材の補強部に
より補強されていることにより、ユニット枠体が変形し
難くなっている。また、上記荷重によりユニット枠体が
変形して枠体補強部材が下降し始めても、直ぐに規制部
の下端が装置枠体の規制上面部に当接するので、ユニッ
ト枠体に印加された荷重が装置枠体に分散されることと
なる。
ら荷重が印加された場合でも、枠体補強部材の補強部に
より補強されていることにより、ユニット枠体が変形し
難くなっている。また、上記荷重によりユニット枠体が
変形して枠体補強部材が下降し始めても、直ぐに規制部
の下端が装置枠体の規制上面部に当接するので、ユニッ
ト枠体に印加された荷重が装置枠体に分散されることと
なる。
【0007】
【発明の実施の形態】図8は、本発明に係る画像形成装
置の一実施形態の内部構成を示す正面図である。この画
像形成装置の装置本体1は、下部に配設された給紙部1
0と、その上方に配設された用紙搬送部20と、その上
方に配設された像形成部30と、上部に配設された光学
ユニット40とを備えるとともに、上面中央に配設され
たコンタクトガラス2と、コンタクトガラス2上の原稿
を押える原稿押え3とを備えている。
置の一実施形態の内部構成を示す正面図である。この画
像形成装置の装置本体1は、下部に配設された給紙部1
0と、その上方に配設された用紙搬送部20と、その上
方に配設された像形成部30と、上部に配設された光学
ユニット40とを備えるとともに、上面中央に配設され
たコンタクトガラス2と、コンタクトガラス2上の原稿
を押える原稿押え3とを備えている。
【0008】給紙部10は、転写紙を収納する給紙カセ
ット11及びこの給紙カセット11の右端部に配設され
た給紙ローラ12から構成されている。給紙カセット1
1は、上方に付勢された用紙載置板13を備え、この用
紙載置板13上に転写紙が積層載置されるようになって
いる。給紙ローラ12は断面半月形状で、停止状態では
下方に平坦部を向けて配設されており、給紙カセット1
1の着脱に支障を来さないようになっている。
ット11及びこの給紙カセット11の右端部に配設され
た給紙ローラ12から構成されている。給紙カセット1
1は、上方に付勢された用紙載置板13を備え、この用
紙載置板13上に転写紙が積層載置されるようになって
いる。給紙ローラ12は断面半月形状で、停止状態では
下方に平坦部を向けて配設されており、給紙カセット1
1の着脱に支障を来さないようになっている。
【0009】光学ユニット40は、露光ランプ41、反
射板42、反射鏡43a,43b,43c,43d,4
3e,43f及びレンズ部44を備え、露光ランプ4
1、反射板42及び反射鏡43aと、反射鏡43b,4
3cとは、それぞれ所定速度V,V/2で図中、左右方
向に往復移動するようになっており、この往動時に原稿
画像の走査を行って後述する感光体31上に原稿の光像
を生成するものである。また、レンズ部44及び反射鏡
43d,43eは、複写倍率に応じて図中、左右方向に
移動可能になっている。
射板42、反射鏡43a,43b,43c,43d,4
3e,43f及びレンズ部44を備え、露光ランプ4
1、反射板42及び反射鏡43aと、反射鏡43b,4
3cとは、それぞれ所定速度V,V/2で図中、左右方
向に往復移動するようになっており、この往動時に原稿
画像の走査を行って後述する感光体31上に原稿の光像
を生成するものである。また、レンズ部44及び反射鏡
43d,43eは、複写倍率に応じて図中、左右方向に
移動可能になっている。
【0010】像形成部30は、回転可能に支持された感
光体31を有するとともに、感光体31の周囲に回転方
向上流側から、主帯電部32、現像部33、転写分離部
34、クリーニング部35及び除電部36を備えてな
る。主帯電部32は感光体31表面を所定電位に均一帯
電させるもので、その直ぐ下流に原稿の光像を露光する
領域が設けられ、この光像により感光体31表面に静電
潜像が形成されるようになっている。現像部33は上記
静電潜像にトナーを付着させて現像を行うものであり、
その構成については後述する。転写分離部34は感光体
31表面のトナー像を転写紙に転写するとともに、転写
後の転写紙を感光体31から分離させるものである。ク
リーニング部35は転写後に感光体31の表面に残留し
ているトナーを清掃するものである。除電部36は感光
体31表面の残留電荷を消去するものである。
光体31を有するとともに、感光体31の周囲に回転方
向上流側から、主帯電部32、現像部33、転写分離部
34、クリーニング部35及び除電部36を備えてな
る。主帯電部32は感光体31表面を所定電位に均一帯
電させるもので、その直ぐ下流に原稿の光像を露光する
領域が設けられ、この光像により感光体31表面に静電
潜像が形成されるようになっている。現像部33は上記
静電潜像にトナーを付着させて現像を行うものであり、
その構成については後述する。転写分離部34は感光体
31表面のトナー像を転写紙に転写するとともに、転写
後の転写紙を感光体31から分離させるものである。ク
リーニング部35は転写後に感光体31の表面に残留し
ているトナーを清掃するものである。除電部36は感光
体31表面の残留電荷を消去するものである。
【0011】用紙搬送部20は、搬送方向上流側から、
給紙部10から給紙された転写紙を感光体31に向けて
搬送する搬送ローラ対21、光学ユニット40の走査タ
イミングに同期して駆動されるレジストローラ対22、
感光体31から分離された転写紙上の転写トナー像を定
着させつつ搬送する定着部23及び転写紙を排出トレイ
24上に排出する排出ローラ対25を備えている。この
排出トレイ24の上方には空間が設けられ、積層載置さ
れた転写紙を容易に取り出せるようになされている。
給紙部10から給紙された転写紙を感光体31に向けて
搬送する搬送ローラ対21、光学ユニット40の走査タ
イミングに同期して駆動されるレジストローラ対22、
感光体31から分離された転写紙上の転写トナー像を定
着させつつ搬送する定着部23及び転写紙を排出トレイ
24上に排出する排出ローラ対25を備えている。この
排出トレイ24の上方には空間が設けられ、積層載置さ
れた転写紙を容易に取り出せるようになされている。
【0012】定着部23は、加熱ローラ23a及び加圧
ローラ23b等からなる。加熱ローラ23aは、ローラ
内部に配設されたヒータ23cを備え、転写トナー像が
転写紙上に好適に定着される定着温度に維持されてい
る。加圧ローラ23bは、表面が加熱ローラ23aの表
面より若干軟らかい材質で形成され、加熱ローラ23a
に対して所要の付勢力で押し付けられている。
ローラ23b等からなる。加熱ローラ23aは、ローラ
内部に配設されたヒータ23cを備え、転写トナー像が
転写紙上に好適に定着される定着温度に維持されてい
る。加圧ローラ23bは、表面が加熱ローラ23aの表
面より若干軟らかい材質で形成され、加熱ローラ23a
に対して所要の付勢力で押し付けられている。
【0013】以上のような構成の画像形成装置の動作に
ついて説明する。複写倍率が設定され、複写部数がセッ
トされて、複写開始を指示するキーが押されると、複写
動作が開始される。すなわち、露光ランプ41からの光
がコンタクトガラス2上に載置された原稿で反射し、こ
の反射光が反射鏡43a〜43cを介してレンズ部44
に導かれた後、反射鏡43d〜43fを経て感光体31
を露光する。このとき、帯電部32により感光体31表
面が均一に帯電されており、光学ユニット40により感
光体31の転写領域が露光されて静電潜像が形成され
る。次に、現像部33から感光体31に供給される帯電
トナーが上記静電潜像に付着して現像が行われる。
ついて説明する。複写倍率が設定され、複写部数がセッ
トされて、複写開始を指示するキーが押されると、複写
動作が開始される。すなわち、露光ランプ41からの光
がコンタクトガラス2上に載置された原稿で反射し、こ
の反射光が反射鏡43a〜43cを介してレンズ部44
に導かれた後、反射鏡43d〜43fを経て感光体31
を露光する。このとき、帯電部32により感光体31表
面が均一に帯電されており、光学ユニット40により感
光体31の転写領域が露光されて静電潜像が形成され
る。次に、現像部33から感光体31に供給される帯電
トナーが上記静電潜像に付着して現像が行われる。
【0014】一方、用紙載置板13上に積層載置された
転写紙の最上段の転写紙が回転駆動される給紙ローラ1
2の円筒部に当接して給紙され、搬送ローラ対21によ
ってレジストローラ対22まで搬送される。次いで、転
写紙は、光学ユニット40の動作に同期してレジストロ
ーラ対22により搬送され、感光体31と転写分離部3
4の隙間に搬送される。
転写紙の最上段の転写紙が回転駆動される給紙ローラ1
2の円筒部に当接して給紙され、搬送ローラ対21によ
ってレジストローラ対22まで搬送される。次いで、転
写紙は、光学ユニット40の動作に同期してレジストロ
ーラ対22により搬送され、感光体31と転写分離部3
4の隙間に搬送される。
【0015】そして、転写分離部34により感光体31
のトナー像が転写され、次いで感光体31から分離され
て定着部23に搬送される。定着部23において回転す
る加熱ローラ23a及び加圧ローラ23bに挾まれて転
写紙が搬送されるとともに、転写紙上に転写されたトナ
ー像が加熱ローラ23aからの熱と加圧ローラ23bの
圧力によって転写紙に溶融定着され、排出ローラ対25
により排出されて排出トレイ24に積層される。
のトナー像が転写され、次いで感光体31から分離され
て定着部23に搬送される。定着部23において回転す
る加熱ローラ23a及び加圧ローラ23bに挾まれて転
写紙が搬送されるとともに、転写紙上に転写されたトナ
ー像が加熱ローラ23aからの熱と加圧ローラ23bの
圧力によって転写紙に溶融定着され、排出ローラ対25
により排出されて排出トレイ24に積層される。
【0016】次に、図1〜図7を用いて装置本体1の支
持構造について説明する。図1はユニット枠体51及び
各部材を示す正面図、図2は図1の前部側のA矢視図で
ある。図3〜図6はそれぞれ図2の各部を示す図で、図
3は下部前側板55を示し、図4は上部前側板52を示
し、図5は中部前側板53及びステー56を示し、図6
はユニット枠体51及び枠体補強部材54を示してい
る。図7は枠体補強部材54の部分斜視図である。
持構造について説明する。図1はユニット枠体51及び
各部材を示す正面図、図2は図1の前部側のA矢視図で
ある。図3〜図6はそれぞれ図2の各部を示す図で、図
3は下部前側板55を示し、図4は上部前側板52を示
し、図5は中部前側板53及びステー56を示し、図6
はユニット枠体51及び枠体補強部材54を示してい
る。図7は枠体補強部材54の部分斜視図である。
【0017】装置本体1は、図1に示すように、光学ユ
ニット40の各部を収納する略直方体形状のユニット枠
体51と、このユニット枠体51の前部側を支持する上
部前側板52及び中部前側板53と、枠体補強部材54
と、ユニット枠体51に荷重が印加されたときに枠体補
強部材54を支持する下部前側板55と、ユニット枠体
51の後部側を支持する図略の後側板と、中部前側板5
3と上記後側板を連結してユニット枠体51を前部から
後部に亘って支持する立直板状のステー56とを備えて
いる。
ニット40の各部を収納する略直方体形状のユニット枠
体51と、このユニット枠体51の前部側を支持する上
部前側板52及び中部前側板53と、枠体補強部材54
と、ユニット枠体51に荷重が印加されたときに枠体補
強部材54を支持する下部前側板55と、ユニット枠体
51の後部側を支持する図略の後側板と、中部前側板5
3と上記後側板を連結してユニット枠体51を前部から
後部に亘って支持する立直板状のステー56とを備えて
いる。
【0018】下部前側板55は、その底板55a(図3
参照)の適所において、装置本体1の底部57(図1参
照)にビス止め等によって固定されている。上部前側板
52は、図1に示すように、下部の孔52a,52bで
下部前側板55にビス止めされるとともに、上部の孔5
2c,52dでユニット枠体51の前側面にビス止めさ
れ、更に、図4に示すように、孔52eでユニット枠体
51の紙面奥側(図1中、右側)の側面にビス止めされ
ており、これによってユニット枠体51を支持してい
る。また、上部前側板52は、左端部の孔52f,52
gで中部前側板53にビス止めされている。
参照)の適所において、装置本体1の底部57(図1参
照)にビス止め等によって固定されている。上部前側板
52は、図1に示すように、下部の孔52a,52bで
下部前側板55にビス止めされるとともに、上部の孔5
2c,52dでユニット枠体51の前側面にビス止めさ
れ、更に、図4に示すように、孔52eでユニット枠体
51の紙面奥側(図1中、右側)の側面にビス止めされ
ており、これによってユニット枠体51を支持してい
る。また、上部前側板52は、左端部の孔52f,52
gで中部前側板53にビス止めされている。
【0019】中部前側板53は、左端が屈曲され、この
屈曲部分が図5に示すように、孔56a,56bでステ
ー56にビス止めされるとともに、上下方向に長尺の長
孔53aでユニット枠体51にビス53bによってビス
止めされており、これによってユニット枠体51を支持
している。ここで、長孔53a(図1参照)に対するビ
ス53bの締結高さ位置を調整することによって、感光
体31のドラム軸に対して光学ユニット40の光軸を正
確に直交させる直角度調整を行っている。
屈曲部分が図5に示すように、孔56a,56bでステ
ー56にビス止めされるとともに、上下方向に長尺の長
孔53aでユニット枠体51にビス53bによってビス
止めされており、これによってユニット枠体51を支持
している。ここで、長孔53a(図1参照)に対するビ
ス53bの締結高さ位置を調整することによって、感光
体31のドラム軸に対して光学ユニット40の光軸を正
確に直交させる直角度調整を行っている。
【0020】枠体補強部材54は、適当な厚さ寸法を有
してなり、この厚さにより所要の強度を有する材料から
なる金属材で、図1に示すように、水平方向に延びる補
強部61と、この補強部61の中央乃至はやや左側から
垂設された規制部62とから構成されている。
してなり、この厚さにより所要の強度を有する材料から
なる金属材で、図1に示すように、水平方向に延びる補
強部61と、この補強部61の中央乃至はやや左側から
垂設された規制部62とから構成されている。
【0021】上記補強部61は、図7に示すように、断
面略L字状に形成されてなる左半部の保持部61aを備
え、この保持部61aの底板部が途中から下方に折り曲
げられて上記規制部62が形成されている。また、規制
部62は、荷重の集中を緩和するべく下端が右方に折り
曲げられて形成された当接部62aを備えている。
面略L字状に形成されてなる左半部の保持部61aを備
え、この保持部61aの底板部が途中から下方に折り曲
げられて上記規制部62が形成されている。また、規制
部62は、荷重の集中を緩和するべく下端が右方に折り
曲げられて形成された当接部62aを備えている。
【0022】図1に示すように、補強部61は、右端の
孔61bでユニット枠体51及び上部前側板52にビス
止めされ、左端の孔61cでユニット枠体51にビス止
めされている。また、規制部62は、ステー56の直ぐ
左側に面するように枠体補強部材54の左右方向位置に
形成されており、下端の右側に折り曲げられた当接部6
2aが、図1、図6に示すように、下部前側板55の台
座部55b(規制上面部)及びステー56間の隙間に多
少の余裕を有して入り込むように、配設されている。な
お、台座部55bがステー56より左方に露出している
構造では、規制部62は、台座部55b上に当接部62
aが対向するように設ければよい。
孔61bでユニット枠体51及び上部前側板52にビス
止めされ、左端の孔61cでユニット枠体51にビス止
めされている。また、規制部62は、ステー56の直ぐ
左側に面するように枠体補強部材54の左右方向位置に
形成されており、下端の右側に折り曲げられた当接部6
2aが、図1、図6に示すように、下部前側板55の台
座部55b(規制上面部)及びステー56間の隙間に多
少の余裕を有して入り込むように、配設されている。な
お、台座部55bがステー56より左方に露出している
構造では、規制部62は、台座部55b上に当接部62
aが対向するように設ければよい。
【0023】なお、上記当接部62aの下面と台座部5
5bの上面との間は、例えば2mm程度の多少の隙間を
有するようになされており、この隙間によって、ビス5
3bによる直角度調整が可能になっている。また、これ
によって、ユニット枠体51は、通常は中部前側板53
とビス53b(図5)によるビス止め及び下部前側板5
5とのビス止めによって支持されることになる。
5bの上面との間は、例えば2mm程度の多少の隙間を
有するようになされており、この隙間によって、ビス5
3bによる直角度調整が可能になっている。また、これ
によって、ユニット枠体51は、通常は中部前側板53
とビス53b(図5)によるビス止め及び下部前側板5
5とのビス止めによって支持されることになる。
【0024】そして、ユニット枠体51の排出トレイ2
4に対向する部分に荷重が印加されると、その荷重が枠
体補強部材54の保持部61aに伝わるが、補強部61
の右半部の剛性により、保持部61aの下方への変形が
抑制される一方、枠体補強部材54が下降する変形をし
始めても、当接部62aが下部前側板55の台座部55
bに当接することによって、下部前側板55全体でユニ
ット枠体51が殆ど変形することなく支持されることと
なる。
4に対向する部分に荷重が印加されると、その荷重が枠
体補強部材54の保持部61aに伝わるが、補強部61
の右半部の剛性により、保持部61aの下方への変形が
抑制される一方、枠体補強部材54が下降する変形をし
始めても、当接部62aが下部前側板55の台座部55
bに当接することによって、下部前側板55全体でユニ
ット枠体51が殆ど変形することなく支持されることと
なる。
【0025】このように、ユニット枠体51の排出トレ
イ24に対向する部分に印加される荷重を補強部61の
左半部及び枠体補強部材54の当接部62aを介して下
部前側板55全体で受けるようにしたので、光学ユニッ
ト40の歪み変位を可及的に防止することができる。
イ24に対向する部分に印加される荷重を補強部61の
左半部及び枠体補強部材54の当接部62aを介して下
部前側板55全体で受けるようにしたので、光学ユニッ
ト40の歪み変位を可及的に防止することができる。
【0026】すなわち、枠体補強部材54が配設されて
いない場合には、装置の輸送中等に印加される圧縮荷重
や衝撃荷重等の荷重がビス53bに集中するため、長孔
53aにおけるビス53bのビス止めの高さ位置がずれ
ることによりユニット枠体51の位置がずれて調整され
た上記直角度が狂うことがなくなり、その結果、画像品
質が劣化するということが防止でき、高い画像品質を維
持することができる。
いない場合には、装置の輸送中等に印加される圧縮荷重
や衝撃荷重等の荷重がビス53bに集中するため、長孔
53aにおけるビス53bのビス止めの高さ位置がずれ
ることによりユニット枠体51の位置がずれて調整され
た上記直角度が狂うことがなくなり、その結果、画像品
質が劣化するということが防止でき、高い画像品質を維
持することができる。
【0027】また、枠体補強部材54の補強部61を図
1の左右方向に亘って設けたので、ユニット枠体51の
排出トレイ24に対向する部分を補強部61の剛性によ
り補強することができ、圧縮荷重等によるユニット枠体
51の歪みを防止することができる。
1の左右方向に亘って設けたので、ユニット枠体51の
排出トレイ24に対向する部分を補強部61の剛性によ
り補強することができ、圧縮荷重等によるユニット枠体
51の歪みを防止することができる。
【0028】なお、上記実施形態において、装置本体1
は、光学ユニット40等からなる上部ユニットと、像形
成部30等からなる下部ユニットとで構成するととも
に、図8中、右下隅に紙面奥行き方向に配設された軸を
中心として、上部ユニットが下部ユニットに対して開閉
可能に構成された、いわゆるクラムシェルタイプでもよ
い。この場合には、上部ユニットを閉塞したときに生じ
る衝撃荷重によるユニット枠体51への悪影響を防止す
ることができる。
は、光学ユニット40等からなる上部ユニットと、像形
成部30等からなる下部ユニットとで構成するととも
に、図8中、右下隅に紙面奥行き方向に配設された軸を
中心として、上部ユニットが下部ユニットに対して開閉
可能に構成された、いわゆるクラムシェルタイプでもよ
い。この場合には、上部ユニットを閉塞したときに生じ
る衝撃荷重によるユニット枠体51への悪影響を防止す
ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光学ユニットを収納するユニット枠体の排出トレイに対
向する部分を補強すべくユニット枠体の外表面に取り付
けられた水平方向に長尺の補強部と、この補強部と一体
で、かつ、上記補強部から装置枠体の一方側の部分に向
けて垂設され、下端が上記装置枠体に形成された規制上
面部に対して微小隙間を有して設けられた規制部とから
なる枠体補強部材を備えるようにしたので、ユニット枠
体に上方から荷重が印加された場合でも、補強部によっ
てユニット枠体の変形を可及的に防止することができ
る。また、上記荷重によりユニット枠体が変形して枠体
補強部材が下降し始めても、直ぐに規制部の下端が装置
枠体の規制上面部に当接するので、ユニット枠体に印加
された荷重を装置枠体に分散させることができる。これ
によって、ユニット枠体の変形や光学ユニットの反射光
の光路のずれによる画像品質の劣化を防止することがで
きる。
光学ユニットを収納するユニット枠体の排出トレイに対
向する部分を補強すべくユニット枠体の外表面に取り付
けられた水平方向に長尺の補強部と、この補強部と一体
で、かつ、上記補強部から装置枠体の一方側の部分に向
けて垂設され、下端が上記装置枠体に形成された規制上
面部に対して微小隙間を有して設けられた規制部とから
なる枠体補強部材を備えるようにしたので、ユニット枠
体に上方から荷重が印加された場合でも、補強部によっ
てユニット枠体の変形を可及的に防止することができ
る。また、上記荷重によりユニット枠体が変形して枠体
補強部材が下降し始めても、直ぐに規制部の下端が装置
枠体の規制上面部に当接するので、ユニット枠体に印加
された荷重を装置枠体に分散させることができる。これ
によって、ユニット枠体の変形や光学ユニットの反射光
の光路のずれによる画像品質の劣化を防止することがで
きる。
【図1】ユニット枠体及び各部材を示す正面図である。
【図2】図1の前部側のA矢視図である。
【図3】図2の下部前側板を示す図である。
【図4】図2の上部前側板を示す図である。
【図5】図2の中部前側板及びステーを示す図である。
【図6】図2のユニット枠体及び枠体補強部材を示す図
である。
である。
【図7】枠体補強部材の部分斜視図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置の一実施形態の内部
構成を示す正面図である。
構成を示す正面図である。
1 装置本体 40 光学ユニット 51 ユニット枠体 52 上部前側板 53 中部前側板 53a 長孔 53b ビス 54 枠体補強部材 55 下部前側板(装置枠体) 55b 台座部(規制上面部) 56 ステー 61 補強部 61a 保持部 62 規制部 62a 当接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−208299(JP,A) 特開 平5−124736(JP,A) 特開 平8−44128(JP,A) 特開 平6−35243(JP,A) 登録実用新案3017124(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18 E04B 1/24 H05K 5/00 - 5/06 B41J 29/00 - 29/70
Claims (1)
- 【請求項1】 像形成部を支持する装置枠体と、この装
置枠体の上方から上記装置枠体の一方側に延出して配設
され、照明された原稿からの反射光を上記像形成部に導
く光学ユニットと、上記光学ユニットの下方であって上
記装置枠体の上記一方側の空間の下部に配設され、上記
像形成部による形成画像が転写された転写紙を載置する
排出トレイとを備えた画像形成装置において、上記光学
ユニットを収納するユニット枠体の上記排出トレイに対
向する部分を補強すべく上記ユニット枠体の外表面に取
り付けられた水平方向に長尺の補強部と、この補強部と
一体で、かつ、上記補強部から上記装置枠体の上記一方
側の部分に向けて垂設され、下端が上記装置枠体に形成
された規制上面部に対して微小隙間を有して設けられた
規制部とからなる枠体補強部材を備えたことを特徴とす
る画像形成装置の光学ユニットの歪み防止構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05599996A JP3233848B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 画像形成装置の光学ユニットの歪み防止構造 |
US08/814,846 US5848328A (en) | 1996-03-13 | 1997-03-11 | Image forming apparatus having reinforcing member |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05599996A JP3233848B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 画像形成装置の光学ユニットの歪み防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09244328A JPH09244328A (ja) | 1997-09-19 |
JP3233848B2 true JP3233848B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=13014787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05599996A Expired - Fee Related JP3233848B2 (ja) | 1996-03-13 | 1996-03-13 | 画像形成装置の光学ユニットの歪み防止構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5848328A (ja) |
JP (1) | JP3233848B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102713505B1 (ko) * | 2022-10-11 | 2024-10-02 | 임한종 | 남성용 기능성 팬티 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6821050B1 (en) * | 2003-08-11 | 2004-11-23 | Fausto Maldonado | Antitheft device |
JP4387225B2 (ja) * | 2004-03-15 | 2009-12-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5934386A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-24 | 株式会社東芝 | 開閉装置 |
US4862218A (en) * | 1986-09-30 | 1989-08-29 | Mita Industrial Co., Ltd. | Support and adjusting apparatus for an optical unit |
US5072239A (en) * | 1989-12-21 | 1991-12-10 | Texas Instruments Incorporated | Spatial light modulator exposure unit and method of operation |
US5319432A (en) * | 1991-05-23 | 1994-06-07 | Mita Industrial Co., Ltd. | Sheet delivery mechanism |
JPH06208259A (ja) * | 1993-01-08 | 1994-07-26 | Mita Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
JP3231451B2 (ja) * | 1993-02-24 | 2001-11-19 | 株式会社日立製作所 | ファクシミリ装置 |
-
1996
- 1996-03-13 JP JP05599996A patent/JP3233848B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-03-11 US US08/814,846 patent/US5848328A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102713505B1 (ko) * | 2022-10-11 | 2024-10-02 | 임한종 | 남성용 기능성 팬티 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5848328A (en) | 1998-12-08 |
JPH09244328A (ja) | 1997-09-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |