JP4839165B2 - ミラー補強構造,光走査装置および画像読取装置ならびに画像形成装置 - Google Patents

ミラー補強構造,光走査装置および画像読取装置ならびに画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、細長い形状のミラーを補強するミラー補強構造、および該ミラー補強構造にて補強されたミラーを光学部品の一部に用いる光走査装置,画像読取装置,画像形成装置に関するものである。
電子写真技術を用いた複写機などの画像形成装置では、原稿画像を読み取る画像読取装置の光学系や、該画像読取装置あるいはパソコンから出力された画像情報に基づいて像担持体上に潜像を書き込む光走査装置の光学系におけるミラーが用いられている。
前記画像形成装置に用いられるミラーは、線状の光束、あるいは線状に走査された光束を反射して、光束の方向を変えるために用いられている。このため前記ミラーは、一般に非常に細長い形状をしており、かつ、光を遮らないようにするため、ミラーの両端部近傍のみしか保持することができない構造になっていることが多い。このミラーの形状と保持構造のため、画像形成装置に用いられるミラーは非常に振動しやすい。
前記画像読取装置や光走査装置のミラーが振動すると、ミラーは両端の保持部を支点に弓状に変形する振動を生じることから、本来、平面であるべきミラーが、長手方向に凹型および凸型に周期的に変形し、これに合わせて読み取られる画像情報または像面に書き込まれる画像情報におけるミラー長手方向の倍率、あるいは光の線の短手方向への曲がりに周期的なずれが生じてしまう。長手方向の倍率の周期的なずれは、結果として出力画像の縦線の周期的な揺らぎを生じ、また短手方向への曲がりの周期的なずれは、バンディングと呼ばれる周期的な画像の濃淡を生じ、いずれも画像品質の劣化を招く。
前記のようなミラーの振動を低減するための1つの手段として、ミラーの厚さを厚くすればよいことは、従来よりよく知られている。ミラーの材質には、一般にフロートガラスが用いられている。フロートガラスは、その工法から安く高い平面度が得られるためである。
また、ミラー反射面に垂直な方向の厚さはフロートガラスの板材の厚さのまま用いられるが、反射面における平行な方向の幅および長さは適宜カットして切り出す必要がある。ここで、一般に画像形成装置に用いられるようなミラーの大きさの場合には、板厚が6mm以下のものでは、ガラス面にダイヤモンドカッターなどにより、カットしたいラインに沿って傷を付けた後、軽く衝撃を与えることによって、その傷に沿って折るようにして切り出すことができる。
しかしながら、板厚が6mmを超える場合には、うまく傷に沿って折ることが困難となるため、この工法を用いることができず、研削のような方法で切断する必要がある。ガラスは靭性が低い材料であるため、割れたり欠けたりしないようにするため切削速度は非常に遅くなり、結果としてこの工法を用いると、かなり加工費が高くなってしまう。したがって、ミラーを厚くすると、厚くなる分の材料費だけでなく、加工費がかなり高くなるため、ミラーの厚さは可能な限り6mm以下に留めたいという事情がある。
このような課題に対し、ミラーの耐振動性を向上するため、従来より様々な技術が提案されている。例えば特許文献1には、ミラーの反射面の裏面に補強部材を貼り付けてミラーを補強する構成が記載されている。しかしながら、この方法では、補強部材の平面度にミラーが倣ってしまうことから、ミラー反射面の平面度を高精度に保つために補強部材にも高い平面度が求められる。したがって、安価な補強は難しい。
前記のような課題と振動の問題を合わせて解決する技術として、例えば特許文献2に記載の技術が提案されている。特許文献2に記載の構造は、ミラーの反射面に隣接する側面に補強部材を貼り付けるものであり、特許文献2には、仮に補強部材の平面度があまり高くない場合にも、ミラーが補強部材に倣って反射面に平行な方向に変形するため、反射面の平面度にほとんど影響を与えることなくミラーを補強することができ、このため非常に安価にミラーの耐振動性を高めることができるというメリットがあるとの記載がある。
しかしながら、発明者らが特許文献2に記載の技術を画像形成装置の光走査装置に適用したところ、ミラーに補強部材を貼り付けたにも関わらず、出力画像にバンディング画像が発生してしまった。
実開平1−142913号公報 特開平10−282399号公報 特開2006−154116号公報
そこで発明者らは、特許文献2で記載されている形態のミラー補強構造について、有限要素法による振動シミュレーションを試行してみた。この結果を(表1)および図16に示す。この結果より、この技術について、下記(1),(2)のような問題があることが今回新たに分った。
(1)ミラーに何か硬い部材を貼り付ければ補強されるとは限らない。例えば鉄板を貼り付けることで共振周波数が低くなることもある。
長さ254mm×幅10mm×厚さ5mmのミラーに、長さ254mm×厚さ1mmの補強部材(鉄板)を貼り付け、その補強部材の幅(補強板幅)を変えた場合におけるミラーの一次共振周波数を測定した結果を(表1)および図16に示している。ここで、補強部材なしの場合の一次共振周波数を、便宜上、補強板幅0mmとして記載した。(表1)に示すように、幅5mmの鉄板をミラーに貼り付けた場合、何も貼り付けない場合に比べて一次共振周波数が約3Hz低下している。
Figure 0004839165
(2)従来では、補強部材の幅を大きくするほど共振周波数が高くなると考えられていたが、実際には表1に示したように、補強部材の幅を大きくすればするほど共振周波数が高くなるというわけではない。
(表1)および図16に示したように、補強部材の板幅が20mmのときよりも45mmのときの方が、一次共振周波数が74Hzも低く、補強部材の幅を大きくしたにも関わらず一次共振周波数が低下している。
このように従来において、補強部材を貼り付ければミラーは補強され、かつ補強部材の幅は大きいほど補強効果は大きいと、漠然と考えられていたが、現実に用いられ得る補強部材の形状,大きさの範囲において、これらの認識が誤っており、必要とする効果が得られていない、時には全く効果が得られていないことがあることが、前記(1),(2)の検討結果より分った。
また、特許文献3では、補強部材としてL字形状の部材をミラーに貼り付ける技術が記載されている。しかしながら、特許文献3では、図17に示すように、補強部材100におけるL字形状の2面のうち一方の面100aを、ミラー101の反射面101aとは反対側の裏面101bに接着しており、また、L字形状の他方の面100bをミラー101の反射面101a側に突き出すように配置している。
特許文献3の図面では光線が線で示されているが、実際には光はある幅を持った光束Lであることから、L字形状の補強部材100の突き出した部分が光束Lを蹴らないようにするためには、光が反射面101aに対してほとんど垂直に入射するような、非常に限られた条件にしか適用することができない。
光束Lが補強部材100で蹴られないようにするためには、ミラー101の幅を広くするということも考えられるが、ミラー101の幅を広くすると、ミラー101のコストアップを招くだけでなく、ミラー101の配置のためにより大きなスペースが必要となりレイアウトの自由度が大きく低下し、さらにミラー101が捻じれるような違うモードの振動が発生しやすくなり、結果として耐振動性を効率良く向上させることができない。
具体的には、図17において、ミラー101の幅をWm、光束Lの径をb、反射面101aに対する垂直線と光束Lの光軸とのなす角をθ、反射面101aから補強部材100の端部までの長さDhとするとき、次の(数1)の式が満たされていれば光束が蹴られることがない。
(数1)
(Wm−b/cosθ)/2>Dh・tanθ
しかしながら、コスト面およびレイアウトの自由度の問題から、従来よく用いられているミラーと同等にWmを10mmとするためには、光束幅b=2mmとして(数1)の式を計算すると、Dhを4mmとするためには0°≦θ<42.4°とし、また、Dhを9mmとするためには0°≦θ<23.5°としなければならない。逆に言えば、レイアウト上、θ≧23.5°となるミラーについては、Dhを9mm以上にすることができず、十分な補強効果を得ることができない。
ここで、現在、大半の画像読取装置や光走査装置では、θ≧45°となるミラーが搭載されていることから、L字形状の補強部材をミラー反射面側に突き出させるという特許文献3に記載された技術では、現実的には突き出し量を大きく取ることができず、ほとんど有効な補強効果が得られない。
なお、図17では、光束Lの光軸がミラー101の反射面における短手方向(ミラー101の幅Wm)の中心近傍を通るものとしている。
本発明は、前記従来の問題を解決または低減しようとするものであって、より少ない材料量およびより低いコストにて、効果的にかつ確実にミラーに対して必要な補強が行えるミラー補強構造,光走査装置および画像読取装置ならびに画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、細長い形状のミラーにおける反射面に隣接する側面にミラー補強部材を固定してなるミラー補強構造であって、前記ミラー補強部材における前記ミラー反射面側の突出部分を、前記ミラーの反射面に対して鈍角となるように外方へ傾斜させたことを特徴とし、この構成によって、前記と同様に、ミラー補強部材によって光束が蹴られることがないようにミラー補強部材が設けられ、ミラーの幅を広くする必要はなく、最小限のミラー補強部材の材料量、および簡易な形状にて十分なミラー補強効果が得られ、よって、低コストで、レイアウト自由度が高く、かつ効率の良いミラー補強が実現する。
請求項2に記載の発明は、細長い形状のミラーにおける反射面に隣接する側面にミラー補強部材を固定してなるミラー補強構造であって、前記ミラー補強部材における前記ミラー反射面側の突出部分を、前記ミラーから離れるに従い前記ミラーの反射面に対する角度が大きくなるように外方へ傾斜させたことを特徴とし、この構成によって、前記と同様に、ミラー補強部材によって光束が蹴られることがないようにミラー補強部材が設けられ、ミラーの幅を広くする必要はなく、最小限のミラー補強部材の材料量、および簡易な形状にて十分なミラー補強効果が得られ、よって、低コストで、レイアウト自由度が高く、かつ効率の良いミラー補強が実現する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載のミラー補強構造において、ミラーの反射面に略垂直な方向のミラー補強部材におけるミラー反射面側およびミラー裏面側に対する突出量を、ミラーの反射面における短手方向の長さ以下に設定したことを特徴とし、この構成によって、ミラー補強部材の形状が支配的なモードの共振が低周波数で現れることを防ぎ、これにより、大きなミラー補強部材を使用したものの十分なミラー補強効果が得られないということのない、効率の良いミラー補強を行うことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のミラー補強構造において、ミラーの基材の材質をガラス材とし、ミラー補強部材の材質を鉄系板金材としたことを特徴とし、この構成によって、低コストで精度の高い面形状の反射面を形成することができ、かつ低コストで十分なミラー補強効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明は、光学部品を用いて像面上に対する光走査を行う光走査装置において、前記光学部品の一部に請求項1〜4のいずれか1項記載のミラー補強構造が採用されたミラーを用いたことを特徴とし、この構成によって、光学系における光学特性が安定し、信頼性の高い光走査が可能になる。
請求項6に記載の発明は、光学部品を用いて読取対象から画像情報を光学的に読み取る画像読取装置において、前記光学部品の一部に請求項1〜4のいずれか1項記載のミラー補強構造が採用されたミラーを用いたことを特徴とし、この構成によって、光学系における光学特性が安定し、信頼性の高い画像情報の読み取りが可能になる。
請求項7に記載の発明は、光学部品を用いて像面上に対する光走査を行う光走査部と、該光走査部の光走査により画像情報を光学的に読み取る画像読取部と、該画像読取部からの情報を受けて画像形成を行う画像形成部とを備えてなる画像形成装置において、前記光走査部としての請求項5記載の光走査装置と、前記画像読取部としての請求項6記載の画像読取装置との少なくともいずれか一方を搭載したことを特徴とし、この構成によって、各部の光学系における光学特性が安定し、信頼性の高い画像形成が可能になる。
本発明に係るミラー補強構造によれば、ミラー補強部材によって光束が蹴られることがないようにミラー補強部材が設けられ、ミラーの幅を広くする必要はなく、最小限のミラー補強部材の材料量、および簡易な形状にて十分なミラー補強効果が得られ、よって、低コストで、レイアウト自由度が高く、かつ効率の良いミラー補強が実現する。
また、本発明に係るミラー補強構造を採用したミラーを用いることにより、光学系における光学特性が安定し、信頼性の高い光走査,画像読取,画像形成などが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
まず、本発明に係る実施例の説明のために用いた振動シミュレーションについて説明する。「発明が解決しようとする課題」の欄にて記述したシミュレーションも以下と同様の条件で行ったものである。
振動シミュレーションには、有限要素法による市販のシミュレーションソフトを用いた。また、メッシュには六面体要素を用い、要素の最大長さは2〜3mm程度とした。
用いた材料物性値は(表2)に示した通りである。
Figure 0004839165
境界条件は、図1の斜視図に示すように、ミラー1の反射面1aを3点a〜cで支持し、拘束点aをxyz方向拘束、拘束点bをyz方向拘束、拘束点cをz方向拘束とした。通常、ミラー1はバネで押圧されて保持され、支持点は完全な固着ではなく、回転方向は自由な、いわゆる自由支持に近い形態であることから、シミュレーションでも、支持箇所の3点部分とも回転方向は拘束していない。
補強部材2とミラー1との間は、図2の側面図に示すように、完全固着状態とした。接着固定の他、両面テープ3で貼り合わせるような場合でも、少なくとも現実的に振動が問題となるような低周波域では、補強部材2とミラー1とが独立した動きをすることはないため、完全固着状態としてシミュレーションして差し支えない。また、全面でなくとも長手方向に3ヶ所以上接着されていれば、十分大きな効果を得られることが特許文献3からも分ることから、本発明の適用は全面固着に限定するものではない。
次に、必要とする補強効果の目安について説明する。ミラーの振動対策として有効な手段としては、下記(イ)(ロ)の2つの対策法がある。
(イ)ミラーの剛性を高めることにより、仮に共振したとしても光学特性に影響が出ない程度まで振幅を低減する。
(ロ)ミラーの共振周波数を加振源の周波数からずらして、ミラーが共振しないようにする。
一般的に、剛性を高めて共振周波数が高くなると、それに伴って共振したとしても共振時の振幅は小さくなる。本発明が対象としているようなミラーの場合は、一次共振周波数が300Hz以上であれば、仮に共振したとしても十分に変位が小さく、ほとんど光学特性に影響を与えることはない。
したがって、対策(イ)が実現できれば、加振源の周波数に関係なく、ミラーの振幅が小さく、ミラーの振動が光学特性に影響を与えることはなくなる。しかしながら、装置の大きさなどのレイアウト上の都合やコストの問題などから、必ずしも対策(イ)を実施することができるとは限らない。このような場合には、対策(ロ)のように、ミラーの共振周波数を加振源の周波数からずらして、ミラーが共振しないようにするとよい。
ここで、ミラーの振動特性(伝達関数)の例を図3に示す。図3は、ミラー形状が長さ260mmおよび240mm、幅10mm×厚さ5mm(補強部材なし)のときの伝達関数をシミュレーションにより求めたものである。縦軸は、加振する力(1N)あたりのミラー長手方向中央部の変位を示している。図3によって、ミラーの形状に関わらず、一次共振周波数から20Hz〜30Hz程度ずれれば、振幅が共振時の振幅に対して10分の1程度にまで低減できることが分る。
すなわち、補強部材なしの状態でミラーが大きく振動しているとすれば、加振源の周波数がミラーの一次共振周波数と重なって共振しているわけであるから、このミラーに対して補強部材を貼り付けることにより、ミラーの一次共振周波数を20Hz〜30Hz程度ずらすことができれば、ミラーの振幅を10分の1程度まで低減できることになる。逆に言えば、補強部材を貼り付けたとしても、一次共振周波数が20Hz以上変化していなければ、その補強効果は極めて限定的なもので不十分である可能性が高い。
以下に、具体的な参考例と実施例を挙げる。記載の簡単のため、参考例も含めて実施例と称する。
図4は本発明に係るミラー補強構造の実施例1を示す構成図である。なお、以下の説明において、既に説明した部材などに対応するものには同じ符号を付す。実施例1は参考例である。
実施例1の構成は、基本的には図1と同じ構成であって、本例では、矩形状の厚さ5mmのミラー1に対し、厚さ1mm×幅16mmの矩形状の補強部材2を、ミラー1の反射面1a側に1mm突出させて反射面側突出部2aとし、裏面1b側に10mm突出させて裏面側突出部2bとし、補強部材2の中間部2cをミラー1の側面1cに貼り付けている。
なお、ミラー1の長さは250mm、補強部材2の長さも250mmとして、長手方向の端部を合わせて配置した(図1参照)。
また、図5は比較例の構成であって、特許文献3に記載されている構成(図17参照)において、補強部材100のサイズ(突出量および補強部材の板厚)を略同じ(=10mm)にして適用した場合の形状と寸法を示した。実施例1と異なり比較例では、補強部材100のL字部の2面100a,100bを、各々ミラー101の裏面101bおよび側面101cに固着している。
このような比較例の構成では、光束Lが蹴られずに取れる入射角θの最大値は、図5に示すように、24.0°であるのに対し、実施例1の構成では、図4に示すように、73.1°まで適用することができる(光束Lは、本構成のような短い範囲では略平行光束とみなすことができるため、図中の反射角Φは入射角θと略等しい)。
また、振動シミュレーションでは、比較例の構成の一次共振周波数が347.2Hzであるのに対し、実施例1では354.8Hzとなっており、同等以上の補強効果が得られる。
なお、図4および図5の構成においては、光束Lの光軸がミラー短手方向中心近傍を通るものとした。実際に実施する場合には、これに限るものではないが、ミラー短手方向の端部近傍は反射面の形状精度が出にくいことや、特に光走査装置では、ミラー長手方向の走査線が直線とは限らず湾曲していることが少なくないことなどの理由により、平均として光軸がミラー短手方向中心近傍を通るようにすると、短手方向の両側に均等に余裕ができるために好ましい。
また、実施例1ではミラー1の反射面1a側に補強部材2の反射面側突出部2aを1mm突出させたが、裏面1b側のレイアウトが許すようであれば、反射面1a側には突出させず(突出量=ゼロ)、裏面1b側にのみ裏面側突出部2bを11mm突き出させるようにすると、前記角度θをさらに大きくしても、補強部材2が光束Lに干渉することなく、ミラー1の補強を行うことができる。
図6は本発明に係るミラー補強構造の実施例2を示す構成図である。
実施例2では、補強部材12のミラー1の反射面1a側に突出した反射面側突出部12aを、反射面1aに対して鈍角をなすように曲げている(本例では135度)。
図7の説明図には、図6に実線で示す鈍角に曲げた補強部材12と、2点鎖線で示す曲げずに平板状をなす補強部材12’aとにおいて、それぞれの反射面側突出部12aと12a’における、ミラー1の反射面1aに対して垂直な方向(z方向)の突出量が等しいときの前記角度θを最大に取れる場合の光線の状態を図示した。
図7から明らかなように、平板状の補強部材12’の場合に比べ、実施例2の補強部材12の方が、角度θを大きく取ることができる(θ2>θ1)。
なお、図7に示す2種の補強部材12,12’について、それぞれ振動シミュレーションを行った結果、曲げない補強部材12’の一次共振周波数が402Hz(補強部材による補強効果208Hz)なのに対し、鈍角に曲げた補強部材12では381Hz(補強効果186Hz)となり、実施例2の補強部材12は、平板状の場合と遜色ない十分な補強効果が得られることが確認された。
したがって、実施例2では、同じ幅のミラーを用いて前記角度θがさらに広くなるようなレイアウトの光学系に対応することができ、かつ十分な補強効果の得られる補強が実現できる。
図8は本発明に係るミラー補強構造の実施例3を示す構成図である。
実施例3では、補強部材22におけるミラー1の反射面1a側に突出した反射面側突出部22aを、ミラー1から離れるに従い、ミラー1に対する角度が大きくなるようにしている。このようにしても、実施例2と同様の効果が得られる。
すなわち、実施例3では、同じ幅のミラーを用いて前記角度θがさらに広くなるようなレイアウトの光学系に対応でき、かつ十分な補強効果の得られる補強が実現できる。
なお、図8に示す構成例では、補強部材22の反射面側突出部22aが曲線状に連続的に曲がるものとしたが、例えば図9に示すように、補強部材22の反射面側突出部22aを直線状で段階的に複数回曲がるように形成することも考えられる。
図10は本発明に係るミラー補強構造の実施例4を示す構成図である。実施例4は参考例である。
実施例4では、補強部材32をミラー1の裏面1bにのみ突出させて裏面側突出部32bのみを設けた構成であって、この図10に示す実施例4に対して振動シミュレーションを行った結果を図11に示す。
図11は、(表3)に示す実施例4の異なる構成例1〜4の4通りについて、それぞれ補強部材32の裏面側突出部32bの突出量を変化させてシミュレーションし、得られた一次共振周波数をプロットしたものである。
Figure 0004839165
ここで、(表3)に記載したように、構成例1はミラー幅10mm、構成例2〜4はミラー幅15mmである。また、図11において、一次共振周波数が最大となるときの裏面側突出部32bの突出量は、構成例1では10mm、構成例2〜4では15mmである。この結果から明らかなように、構成例1〜4のいずれの場合においても、裏面側突出部32bの突出量がミラー幅と同程度以下の場合では、突出量に比例して一次共振周波数を高くすることができる。しかし、突出量がミラー幅を超えると、より高い補強効果が得られるが、突出量に見合った効果が得られないということが分る。
したがって、突出量が最大でもミラー幅以下になるようにして、ミラー1の側面1cに貼り付ける補強部材を用いれば、その補強部材の幅の大きさに見合った補強効果が得られ、効率良くミラー補強を行うことができる。
なお、補強部材のミラー反射面側の突出量<補強部材のミラー裏面側の突出量<ミラー短手方向(y方向)の幅となるように構成すれば、補強部材の形状が支配的なモードの共振が低周波数で現れることを防ぎ、これにより、大きなミラー補強部材を使用したものの十分なミラー補強効果が得られないということのない、効率の良いミラー補強を行うことができ、しかも、最小限の補強部材の材料量、および簡易な形状にて十分なミラー補強効果が得られ、よって、低コストで、レイアウト自由度が高く、かつ効率の良いミラー補強が実現する。
上述した実施例におけるシミュレーションでは、ミラーの材質はフロートガラスとしたが、E/ρ(E:ヤング率、ρ:密度)がフロートガラスと大きく変わらない材料であれば、フロートガラス以外の材料においても、同様の効果が得られる。また、シミュレーションでは、補強部材の材質は鉄系の板金材としたが、E/ρがこの鉄系板金材と大きく変わらない材料であれば、鉄系板金材以外の材料においても、同様の効果が得られる。
したがって、前記実施例における作用効果は、フロートガラスおよび鉄系板金材に限るものではない。ただし、ミラーの材質をフロートガラスとすれば、より低コストで高い面精度が得られる。また補強部材を鉄系の板金材とすれば、補強部材の材料費および加工費が極めて安く、かつ高い補強効果が得られる。よって、ミラーの材質をフロートガラスとし、かつ補強部材の材質を鉄系の板金材とすることが望ましい。
なお、前記実施例では、ミラーは全て平面ミラーとしたが、本発明の適用はこれに限るものではなく、シリンドリカルミラーなどの曲面ミラーに適用しても同様の効果を得ることができる。
図12は本発明に係るミラー補強構造を具備するミラーを光学系に用いることが可能な分割型のハウジングを用いた光走査装置の実施例の構成を示す斜視図、図13は図12における偏向器から感光体までの光学素子の配置例を示す構成図である。
図12に示す本光走査装置において、レーザダイオードなどからなる光源ユニット41a〜41dから出射する光束は、それぞれシリンドリカルレンズを経てポリゴンミラーなどの偏向器42によって偏向され、2つの走査結像素子およびミラーを介して像面上に結像されて走査される。偏向器42から後の光路における光学素子の配置は図13に示すようになっている。
図13に示すように、偏向器42は上下2段にポリゴンミラー42a,42bを備えるものであり、図12における4つの光源ユニット41a〜41dからの4つの光束Lを、前記2段のポリゴンミラー42a,42bによってそれぞれ偏向し、左右両側にそれぞれ配置された2段重ね構成の第1走査結像素子43と、4つの第2走査結像素子44とを通して、4つの感光体45a〜45dにそれぞれ結像して走査を行う。
図13に示すような構成の光学系を用いた図12の光走査装置では、12本のミラー46は全て同じ長さであって、対向する2つの板金製の側板47,47間に架橋されて保持される。また、4つの第2走査結像素子44は、対向する側板47,47に架橋された板金製のステーにそれぞれ保持される。側板47,47は、対向する側板48,48により連結されて外側筐体となる。
また、図12に示すように、4つの光源ユニット41a〜41d、シリンドリカルレンズ,偏向器42、および第1走査結像素子43は、樹脂で一体成形された筐体49に取り付けられる。筐体49は、側板47,47および側板48,48に架橋されて固定される。4つの側板47,48と筐体49の底面とで塞がれていない下部の開口は、塵埃が光学箱内に侵入しないよう下カバー50,50によって塞がれる。図示しないが、上部開口も上カバーにより塞がれる。ただし、本光走査装置では光束が上方に向かって出射されるので、上カバーには光を透過するガラスで塞いだ開口部を設ける。
ここで、偏向器42の周囲は、筐体49に一体的に形成されたリブと、光束が通過する部分に配置されたガラス51,51とで囲まれている。さらに上部の開口をカバー52で塞ぐことによって偏向器42の周辺は密閉され、これにより偏向器42の回転に伴う風切り音と、偏向器42で発生する熱とが装置外部に漏れることを低減することができる。
なお、偏向器42の回転が比較的遅かったり、ポリゴンミラー42a,42bの外形が小さいなどの理由により、発生音がさほど問題にならない場合には、筐体49のリブとカバー52との間に隙間をあけて、偏向器42で発生する熱を全て筺体49内に留めるのではなく、装置内に若干拡散するようにしてもよい。
本実施例のように、各ミラー46を側板47,47間に架橋して保持する光走査装置では、ほとんど、または全てのミラーの形状が同じになるため、このような光走査装置のミラーに、前記ミラー補強構造の実施例で示したような構成のものを適用すれば、ミラーの形状に加えて補強部材の形状も統一化することができ、部品点数が低減し、かつコストも低減することができる。また、ミラーとそれに貼り付けた補強部材の形状を統一化することができるため、ミラーに補強部材を貼り付けた状態で、光走査装置の組立工場に納品するようにすれば、流通を含めた運送費が安く済むことから、光走査装置全体での生産工程設計の自由度を増すことができる。
なお、本発明を適用できる光走査装置の構成は、このような側板間にミラーを架橋して保持する構成のものに限るものではなく、例えば、樹脂あるいはアルミで箱型に一体的に形成された光学箱を用いる光走査装置に適用しても、同様の効果が得られる。
図14に本発明に係るカラー補強構造を具備するミラーを光学系に用いた画像読取装置の実施例の構成図である。
図14に示すように、原稿Dを載置するコンタクトガラス54の下方に第1走行体55と第2走行体56が配置されている。第1走行体55は照明ランプ57と第1ミラー58aを有しており、照明ランプ57と第1ミラー58aが一体的に移動可能となっている。第1ミラー58aは原稿Dからの反射光を水平方向に反射する。また、第2走行体56は第2ミラー58bと第3ミラー58cを有しており、第2ミラー58bと第3ミラー58cは一体的に移動可能となっている。
第2ミラー58bと第3ミラー58cとは反射面が互いに直角になるように斜設され、第1ミラー58aからの反射光を水平方向に折り返す。反射された光はレンズ59により光電変換素子としてのCCD60上に結像される。このようにして、原稿の画像情報がCCD60より電気信号として取り出される。
第1走行体55と第2走行体56は共に、図示しない走行体モータを駆動源とし、図14に示す矢印方向に移動可能となっている。このとき、露光中の原稿からCCD60までの光学的距離を一定に保つために、第1走行体55は、第2走行体56に対して2倍の速度Vで移動するようになっている。なお、図14において二点鎖線で示した部分は、原稿Dを走査した後のミラー58a〜58cの位置を示したものである。
このような画像読取装置のミラー58a〜58cに前記ミラー補強構造の実施例で示したような構成のものを適用すれば、低コストでミラーの振動を低減し、電子情報として読み取られる画像データにおいて、原稿にはない線の揺らぎなどを生じるようなことのない画像読取装置を提供することができる。
図15は本発明に係る図12,図13にて説明した光走査装置、図14にて画像読取装置を搭載する画像形成装置の実施例の構成図である。
図15に示すように、画像読取装置70にて読み取られた原稿の画像情報、またはパソコンなどから送られる画像情報に応じ、ブラック,シアン,マゼンタ,イエローの4色の色ごとにそれぞれ対応するドラム状の感光体71に、光走査装置72によって潜像が書き込まれる。
各感光体71の周囲には、感光体71を高圧に帯電する帯電チャージャ73、光走査装置72により記録された静電潜像に帯電したトナーを付着して顕像化する現像ローラ74、現像ローラ74にトナーを補給するトナーカートリッジ75、感光体71上に残ったトナーを掻き取り回収するクリーニング部76が配置されている。
各感光体71を中心として構成される画像形成ステーションは、それぞれ転写ベルト77の移動方向に並列され、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックのトナー画像が転写ベルト77上にタイミングを合わせて順次転写され、重ね合わされてカラー画像が形成される。
各画像形成ステーションはトナー色が異なるだけで、基本的には同一構成である。
一方、記録紙Pは、給紙トレイ78から給紙コロ79により供給され、レジストローラ対80により副走査方向の記録開始のタイミングに合わせて送り出され、転写ベルト77からカラー画像が転写されて、転写後、定着部81で定着されて排紙ローラ82により排紙トレイ83に排出される。
また、本発明が適用される画像形成装置は、前記のようなカラー画像形成装置に限るものではないが、図15のような感光体71を複数用いるタンデム型の画像形成装置では、感光体71の数に応じて光走査装置に用いられるミラーの数が多くなるため、本発明を適用することによって、より大きな効果が得られる。
また、タンデム型の画像形成装置では、複数の感光体上に形成される各色の画像を、各々正しい位置に形成できなければ、色ずれと呼ばれる画像劣化現象を生じ、色の再現性が悪くなるという問題があり、画像読取装置および光走査装置の光学特性に対する要求精度がモノクロ画像形成装置よりも高くなることからも、より低コストでより高画質の出力画像が得られる本発明を適用することが有効である。
本発明は、複写機,ファクシミリ装置,プリンタなどの光走査装置および画像読取装置を搭載する画像形成装置に適用され、特に細長い形状のミラーを補強するミラー補強構造として有効である。
本発明に係る実施形態の概略構成を示す斜視図 図1のミラー補強構造の側面図 本実施形態に係るミラーの長さによる振動特性(伝達関数)の違いを示す図 本発明に係るミラー補強構造の実施例1を示す構成図 本発明の実施例と比較するための比較例の構成図 本発明に係るミラー補強構造の実施例2を示す構成図 実施例2における補強部材と入反射光の関係を示す説明図 本発明に係るミラー補強構造の実施例3を示す構成図 実施例3の変形例を示す構成図 本発明に係るミラー補強構造の実施例4を示す構成図 実施例4の構成において異なる突出量の場合に得られた一次共振周波数を示す図 本発明に係るミラー補強構造を具備するミラーを光学系に用いることが可能な分割型のハウジングを用いた光走査装置の実施例の構成を示す斜視図 図12における偏向器から感光体までの光学素子の配置例を示す構成図 本発明に係るカラー補強構造を具備するミラーを光学系に用いてなる画像読取装置の実施例の構成図 本発明に係る図12,図13にて説明した光走査装置、または図14にて画像読取装置を搭載する画像形成装置の実施例の構成図 従来のミラーに補強部材(鉄板)を貼り付け、その補強部材の幅(補強板幅)を変えた場合の一次共振周波数を測定した結果を示す図 従来のミラーの補強構造を示す構成図
符号の説明
1 ミラー
1a 反射面
2 補強部材
2a 反射面側突出部
2b 裏面側突出部
L 光束
12 補強部材
46 ミラー
58a 第1ミラー
58b 第2ミラー
58c 第3ミラー

Claims (7)

  1. 細長い形状のミラーにおける反射面に隣接する側面にミラー補強部材を固定してなるミラー補強構造であって、
    前記ミラー補強部材における前記ミラー反射面側の突出部分を、前記ミラーの反射面に対して鈍角となるように外方へ傾斜させたことを特徴とするミラー補強構造。
  2. 細長い形状のミラーにおける反射面に隣接する側面にミラー補強部材を固定してなるミラー補強構造であって、
    前記ミラー補強部材における前記ミラー反射面側の突出部分を、前記ミラーから離れるに従い前記ミラーの反射面に対する角度が大きくなるように外方へ傾斜させたことを特徴とするミラー補強構造。
  3. 前記ミラーの反射面に略垂直な方向の前記ミラー補強部材における前記ミラー反射面側および前記ミラー裏面側に対する突出量を、前記ミラーの反射面における短手方向の長さ以下に設定したことを特徴とする請求項1または2記載のミラー補強構造。
  4. 前記ミラーの基材の材質をガラス材とし、前記ミラー補強部材の材質を鉄系板金材としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のミラー補強構造。
  5. 光学部品を用いて像面上に対する光走査を行う光走査装置において、
    前記光学部品の一部に請求項1〜4のいずれか1項記載のミラー補強構造が採用されたミラーを用いたことを特徴とする光走査装置
  6. 光学部品を用いて読取対象から画像情報を光学的に読み取る画像読取装置において、
    前記光学部品の一部に請求項1〜4のいずれか1項記載のミラー補強構造が採用されたミラーを用いたことを特徴とする画像読取装置
  7. 光学部品を用いて像面上に対する光走査を行う光走査部と、該光走査部の光走査により画像情報を光学的に読み取る画像読取部と、該画像読取部からの情報を受けて画像形成を行う画像形成部とを備えてなる画像形成装置において、
    前記光走査部としての請求項5記載の光走査装置と、前記画像読取部としての請求項6記載の画像読取装置との少なくともいずれか一方を搭載したことを特徴とする画像形成装置
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