JP4815220B2 - 光反射ユニット、画像読取装置、光書込装置及び画像形成装置 - Google Patents

光反射ユニット、画像読取装置、光書込装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、光源から発せられた光を反射する反射鏡と、これを保持する保持体と、反射鏡を付勢することで反射鏡の光反射面を保持体に設けられた反射面突き当て部に当接せしめる付勢手段とを有する光反射ユニットに関するものである。また、かかる光反射ユニットを用いる画像読取装置、光書込装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、この種の光反射ユニットとしては、スキャナ等の画像読取装置の光学系に用いられるものや、感光体に光書込を行うレーザー書込装置等の光書込装置の光学系に用いられるものが知られている。画像読取装置(例えば特許文献1に記載のもの)では、光走査のために光源から発した光を原稿の画像形成面に導くために反射させたり、その画像形成面で反射した反射光を更にイメージセンサに導くために反射させたりする手段として、光反射ユニットが用いられる。また、光書込装置では、光源から発した光を感光体に導くために反射させる手段として、光反射ユニットが用いられる。
これらの光反射ユニットにおいては、反射鏡の厚みをある程度大きくすることで、反射鏡の撓みを抑えている。また、図1に示すように、反射鏡210の光反射面210aを、水平方向(矢印X方向)、鉛直方向(矢印Z方向)からそれぞれ傾けた斜めの姿勢で保持するのが一般的である。かかる構成では、反射鏡210の厚みTが装置(例えば画像読取装置)の鉛直方向における小型化を困難にしてしまう。具体的には、図示の例では、反射鏡210の厚みTが比較的大きいことから、反射鏡210の裏面下側エッジ210bが、光反射面210aの下端レベルULよりも下方に大きく突出して鉛直方向の小型化を妨げてしまう。光反射面210aを斜め上方に向けた光反射ユニットの例について説明したが、斜め下方に向けた構成では、反射鏡210の裏面上側エッジが光反射面210aの上端よりも上方に大きく突出することで鉛直方向の小型化を妨げてしまう。
特に、原稿画像の副走査のために光反射ユニットを原稿面方向に沿って移動させるようにした画像読取装置では、ユニット移動範囲の全領域において反射鏡210のエッジ突出分のスペースを確保する必要がある。このため、エッジの鉛直方向への出っ張りが装置小型化の大きな妨げになってしまう。
特開2002−23382号公報
そこで、本発明者は、図2に示すように、反射鏡210のエッジを面取りした光反射ユニットを開発した。かかる構成では、反射鏡210のエッジを面取りしたことで、反射鏡210aの厚みによる装置の大型化を抑えることができる。
しかしながら、このような光反射ユニットにおいては、次に説明する理由により、反射鏡210の光反射面210aを破損し易くなることが実験によって判明した。即ち、反射鏡210のエッジを面取りしていなかった従来の光反射ユニットでは、例えば図3に示すようにして反射鏡210を保持していた。同図において、反射鏡210は金属板からなる保持体220に設けられた貫通開口221内に挿入されている。貫通開口221内には、板バネ230も挿入されており、反射鏡210を裏面側から光反射面210a側に向けて付勢している。この付勢により、反射鏡210の光反射面210aが保持体220に設けられた2つの位置決め突起222に突き当てられることで、光反射面210aが所定の角度に位置決めされる。かかる構成において、図中に太い矢印で示したように、輸送時の振動等によって鉛直方向の衝撃が与えられたとしても、その衝撃の殆どは板バネ230の弾性変形によって吸収されるため、反射鏡210にかかる衝撃はそれほど大きくならない。これに対し、反射鏡210として、エッジを面取りしたものを採用した光反射ユニットでは、図4に示すようにして反射鏡210を保持していた。同図において、保持体220の貫通開口221の下壁は、反射鏡210の裏面下側に設けられた面取り部の平面に幅広く接している。このような構成において、鉛直方向の衝撃が与えられると、その衝撃が貫通開口221の下壁と面取り部との接触部から反射鏡210に直接伝わって、反射鏡210の光反射面210aが保持体220の位置決め突起222に強く押し当てられる。そして、この押し当てにより、図5に示すように、反射鏡210における位置決め突起222との接触部を破損し易くなってしまうのである。
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、次のような光反射ユニット、画像読取装置、光書込装置及び画像形成装置を提供することである。即ち、反射鏡の厚みによる装置の大型化を抑えつつ、反射鏡の破損の発生を抑えることができる光反射ユニット等である。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、光走査のために光源から発せられた光を反射する反射鏡と、これを保持する保持体と、該反射鏡を付勢することで該反射鏡の光反射面を該保持体に設けられた反射面突き当て部に当接せしめる付勢手段とを有する光反射ユニットにおいて、上記反射鏡として、上記光反射面とは反対側にある裏面と、該光反射面側から該裏面側に向けて延びる側面とによるエッジを面取りしたものを用い上記保持体として、該反射鏡の面取り部との接触を回避しながら該反射鏡を保持する形状のものを用い、該側面に突き当たる側面突き当て部を該保持体に設け、該側面突き当て部における上記光反射面側から上記裏面側に向けての長さを、該側面における該光反射面側から該裏面側に向けての長さよりも大きくし、且つ、該反射面突き当て部における該光反射面との接触箇所から、該側面突き当て部における該反射面側の縁に向けて延ばした仮想線と、該側面突き当て部における該光反射面側の縁と該裏面側の縁とを結ぶ仮想線とのなす角度θ1を、上記反射鏡における該光反射面と該側面とのなす角度θ2よりも大きくしたことを特徴とするものである
た、請求項の発明は、請求項1の光反射ユニットにおいて、上記面取り部を鉛直方向下方に向ける姿勢で、上記反射鏡を上記保持体に保持させたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1又は2の光反射ユニットにおいて、上記反射鏡として、上記光反射面と裏面との距離である厚みTを5〜8[mm]にし、且つ、上記面取り部の厚み方向における寸法であるエッジ厚tを、厚みTの5/8以下にしたものを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1乃至の何れかの光反射ユニットにおいて、上記面取り部を水平方向に延在させる姿勢で上記反射鏡を上記保持体に保持させたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1乃至の何れかの光反射ユニットにおいて、上記光反射面を鉛直方向から45[°]傾ける姿勢で上記反射鏡を上記保持体に保持させたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、光源と、該光源から発せられた後、原稿の画像形成面で反射した原稿反射光に基づいて該画像形成面に形成された画像を読み取るイメージセンサと、該光源から発せられた光を該原稿に導くために反射させるか、あるいは、該原稿反射光を該イメージセンサに導くために反射させるかする光反射ユニットとを有する画像読取装置において、上記光反射ユニットとして、請求項1乃至の何れかの光反射ユニットを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項の画像読取装置において、上記光源を上記原稿の画像形成面の延在方向と並行な方向に移動させつつ、上記光反射ユニットを同方向に移動させる移動手段を設け、該光反射ユニットによって上記原稿反射光を上記イメージセンサに向けて反射させるようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、光源と、該光源から発せられた光を感光体に導くために反射させる光反射ユニットとを備え、該感光体に対して光書込を行うことで該感光体の表面に潜像を形成する光書込装置において、上記光反射ユニットとして、請求項1乃至の何れかの光反射ユニットを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、感光体と、該感光体に対して光書込を行う光書込手段と、該光書込によって該感光体に形成された潜像を現像する現像手段とを備え、且つ、光源と、該光源から発せられた光を該感光体に導くために反射させる光反射ユニットとを該光書込手段に有する画像形成装置において、上記光反射ユニットとして、請求項1乃至の何れかの光反射ユニットを用いたことを特徴とするものである。
これらの発明においては、反射鏡として、裏面と側面とによるエッジを面取りしたものを用いることで、反射鏡の光反射面の下端や上端からのエッジの出っ張りを低減する。そして、これにより、反射鏡の厚みによる装置の大型化を抑えることができる。
また、反射鏡を保持する保持体と反射鏡の面取り部との接触を回避することで、保持体に与えられた衝撃を、保持体と反射鏡の面取り部との接触領域から反射鏡に直接伝えてしまうことがなくなる。このため、保持体と反射鏡の面取り部とを接触させる場合に比べて、衝撃付与時に反射鏡に加わる反射面突き当て部に向けての押圧力を軽減して、反射鏡の破損の発生を抑えることができる。
以下、画像読取装置を備えたデジタル画像形成装置(以下、複写機という)に本発明を適用した一実施形態について説明する。
図6は、本実施形態に係る複写機を示す概略構成図である。同図において、複写機1は、画像読取装置たるスキャナA、画像処理部B、画像記憶部C、光書込装置D、画像記録部E、給紙部F等から構成されている。なお、本複写機では、光書込装置D及び画像記録部Eによって画像形成部が構成されている。
図7は、スキャナAの主要部における概略構成をスキャナ背面側から示す拡大構成図である。また、図8は、スキャナAを上方から示す平面図である。スキャナAは、原稿(図6のd)を載置するためのコンタクトガラス(プラテンガラス)11、光源ユニットたる露光ミラーユニット110、光反射ユニットたるVミラーユニット120、結像レンズ16、CCDイメージセンサ17、原稿サイズセンサ19などを有している。
露光ミラーユニット110は、ガイドレール(図6の18)上において、ユニット待機位置であるホームポジションHPから図中右側に向かう平行移動を開始して原稿に対する露光走査を行う。具体的には、光源たるキセノンランプ12a,12bから発した光を反射板29a,29bで反射させながら、コンタクトレンズ11を通して原稿の画像形成面における主走査方向(図紙面に直交する方向)の全域に照射する。このような照射を図中左側から右側に向けて副走査方向に移動しながら連続して行うことで、原稿の画像形成面に対する主、副の両方向の光走査を行う。そして、原稿の末端まで移動すると、そこで移動方向を反転させて、ホームポジションHPまで一気に戻る。画像読取動作を行わないときにはホームポジションに停止して待機する。Vミラーユニット120は、このような露光ミラーユニット110の往復移動と同期して、ガイドレール上を往復移動する。
光源として、原稿dへの照射光量を高めるために2つのキセノンランプ12a,12bを組み合わせたものを用いた例を示しているが、単一の光源を用いてもよいし、3つ以上の光源を組み合わせたものでもよい。キセノンランプ12a,12bの温度は、温度検知手段たるサーミスタ153によって検知される。
原稿dの原稿面で得られた反射光は、コンタクトレンズ11を先とは逆方向に透過して露光ミラーユニット110内に戻る。そして、露光ミラーユニット110の第1反射鏡13の光反射面で反射して、Vミラーユニット120に向かう。
Vミラーユニット120は、露光ミラーユニット110を追いかけるようにしてガイドレール上を移動しながら、露光ミラーユニット110から送られてくる反射光を第2反射鏡14、第3反射鏡15で順次反射させる。
Vミラーユニット120の第3反射鏡15で反射した反射光は、結像レンズ16を通ってCCDイメージセンサ17に受光される。このCCDイメージセンサ17は、受光したライン状の光学像を順次光電変換し、電気信号であるアナログ信号を出力する。一例として、CCDイメージセンサ17は、約5000画素構成で、1画素の大きさは7[μm]で、原稿上での1画素の読み込み単位は63.5[μm]である。
CCDイメージセンサ17によって光電変換されたアナログ信号は、画像処理部Bにおいてアナログ信号処理がなされた後にA/D変換される。変換後のデジタル信号は、画像処理部Bにおいて所定のデジタル信号処理がなされた後、その処理後のデジタル信号に基づく画像情報である画像データが画像記憶部C内に一時的に保存される。画像処理部Bで行うデジタル信号処理としては、例えば、シェーディング補正、輝度/濃度変換、EE処理、文字/網点判別、フィルタ/変倍処理、コピーγ補正、書込濃度補正、2ビーム制御、誤差拡散処理、データ圧縮処理等が挙げられる。画像記憶部Cに一時的に記憶された画像データは、後述する光書込装置Dに出力される。
操作者が原稿をコンタクトガラス11上に載置するために、スキャナAの上部に設けられた図示しない開閉カバーを開くと、その開動作が図示しないカバーセンサによって検知される。すると、原稿サイズセンサ19が、スキャナ内部からコンタクトレンズ11上に向けて複数のサイズ検知光を照射する。これら複数のサイズ検知光のうち、コンタクトガラス11上に載置された原稿の領域内に照射されたものは、原稿面で反射して原稿サイズセンサ19に戻って受光される。スキャナAは、その受光数に基づいて原稿のサイズを特定することができる。
図9は、スキャナAの概略構成を示す分解斜視図である。スキャナAのユニットケーシング10内には、駆動軸101が回転可能に支持されている。駆動軸101の一方の軸端部には、タイミングプーリ102が固定され、駆動モータMの駆動軸に取り付けられたタイミングプーリ103の駆動回転により、タイミングベルト104を介して駆動軸101が回転される。駆動軸101の両軸端部付近には、それぞれ駆動プーリ105が固定されている。各駆動プーリ105には、複数回巻回されたフレキシブルワイヤ106の一端が係止されている。このフレキシブルワイヤ106は、アイドルプーリ107A,107B,107Cの間に掛け渡されており、その他端がワイヤストッパ108に係止されている。これらの駆動プーリ105、フレキシブルワイヤ106、アイドルプーリ107A,107B,107C、ワイヤストッパ108の組み合わせは、各フレキシブルワイヤ106を互いに平行にするように2組配設されている。1組は、駆動モータMが設置されたスキャナAの背面側(図6の紙面に直交する方向の奥側)に配設され、もう1組は前面側(図6の紙面に直交する方向の手前側)に配設されている。
キセノンランプ12a,12b及び第1反射鏡13とが搭載された露光ミラーユニット110の背面側及び前面側の端面部は、それぞれ前後の取付具111によりフレキシブルワイヤ106の所定位置に係止されている。一方、第2反射鏡14及び第3反射鏡15を搭載したVミラーユニット120の背面側及び前面側の端面部は、それぞれ前後の支持部材151と一体になっている。これらの支持部材151は、動滑車152を回転自在に支持しており、その動滑車152にはフレキシブルワイヤ106が巻回されている。駆動モータMにより駆動プーリ105が回転駆動すると、フレキシブルワイヤ106が駆動して、露光ミラーユニット110が所定の速度vで移動するとともに、動滑車152を備えたVミラーユニット120が速度v/2で移動する。露光ミラーユニット110とVミラーユニット120は、ガイドレール(図6の18)の面上を摺動して副走査方向に往復移動する。この往復動作は、光源移動手段の駆動モータM、タイミングプーリ102,103、タイミングベルト104、駆動プーリ105、フレキシブルワイヤ106等によって実現される。
先に示した図6において、光書込装置Dでは、その画像データに基づく書込光を半導体レーザから出力する。この半導体レーザからの書込光は、駆動モータ21により回転される回転多面鏡(ポリゴンミラー)22で回転走査され、fθレンズ23を経て、書込第1反射鏡24、書込第2反射鏡25、シリンドリカルレンズ26、書込第3反射鏡27を通過した後にカバーガラス28から射出され、画像記録部Eに設けられた潜像担持体としての感光体31上に照射される。
画像記録部Eは、ドラム状の感光体31と、その周囲に配置される、帯電器32、現像器33、転写器34、分離器35、クリーニング装置36等とを有している。また、分離器35の下流側に、搬送部37、定着部38、排紙部39なども有している。
感光体31は、図示しない駆動手段によって図中時計回り方向に回転駆動せしめられながら、その周面が帯電器32によって一様帯電せしめられる。このようにして一様帯電せしめられた感光体31の周面は、光書込装置Dによって光走査されることで静電潜像を担持する。この静電潜像は、現像器33によってトナー像に現像された後、感光体31の回転に伴い、転写器34に対向する転写位置に進入する。
給紙部Fは、記録材としての記録紙Pを収容する給紙カセット41、給紙カセット41内の記録紙Pを分離して給送する給紙機構42等から構成されている。そして、給紙カセット41内に収容している記録紙Pを感光体31上のトナー像に同期させ得るタイミングで上記転写位置に送り込む。転写位置では、転写器34によって生成される電界の作用により、感光体31上のトナー像が記録紙Pに静電転写される。このようにしてトナー像が転写された記録紙Pは、分離器35から付与される電荷の作用によって感光体31から分離される。そして、搬送部37の無端移動する搬送ベルトの上部張架面に保持されながら図中右側から左側に向けて搬送された後、定着部38に受け渡される。
定着部38は、ハロゲンランプ等の発熱源を内包しながら回転駆動される定着ローラと、加圧ローラとの当接による定着ニップを形成しており、搬送部37から受け渡された記録紙Pをこの定着ニップ内に挟み込む。そして、定着ローラによる加熱やニップ圧により、トナー像を記録紙Pの表面に定着せしめる。このようにしてトナー像が定着せしめられた記録紙Pは、排紙部39を経由した後、機外へと排出される。
次に、本複写機の特徴的な構成について説明する。
図10は、スキャナAに搭載される光反射ユニットたるVミラーユニット120を示す拡大斜視図である。Vミラーユニット120は、光反射面を斜め下方に向ける姿勢で固定された第2反射鏡14や、光反射面を斜め上方に向ける姿勢で固定された第3反射鏡15の他、これらを保持するための保持体、板バネ128などを備えている。
第2反射鏡14や第3反射鏡15を保持する保持体は、主走査方向に所定の距離をおいて対向する2つの保持板(後保持板121及び前保持板127)と、主走査方向に延在しながらこれら保持板を連結する平板129とを有している。後保持板121は、主走査方向に延在する第2反射鏡14や第3反射鏡15の後側端部を保持している。また、前保持板127は、第2反射鏡14や第3反射鏡15の前側端部を保持している。
図11は、後保持板121を示す拡大側面図である。後保持板121は、上貫通開口122、下貫通開口124、第1位置決め下突起123a、第1位置決め中突起123b、第1位置決め上突起123c、第2位置決め下突起125a、第2位置決め中突起123b、第2位置決め上突起125cなどを有している。
後保持板121の上貫通開口122は、図12に示すように、第2反射鏡14が挿入されてその後端部に係合する鏡係合部になっている。また、上貫通開口122よりも鉛直方向下方に設けられた下貫通開口124は、第3反射鏡15が挿入されてその後端部に係合する鏡係合部になっている。
後保持板121の上貫通開口122に挿入された第2反射鏡14は、上貫通開口122との間に形成される若干のクリアランスの範囲内で遊動可能である。但し、第2反射鏡14の裏面側と、上貫通開口122との間には、図13に示すように、板バネ128が挿入される。これにより、第2反射鏡14が上貫通開口122内で裏面側から光反射面14a側に向けて付勢される。
後保持板121の第1位置決め下突起123a、第1位置決め中突起123b、第1位置決め上突起123cは、それぞれ、上貫通開口122内に向けて突出している。第2反射鏡14が板バネ128によって付勢されると、第2反射鏡14の光反射面14aにおける上端付近、上下中央付近、下端付近が、反射面突き当て部としての第1位置決め上突起123c、第1位置決め中突起123b、第1位置決め下突起123aに突き当たる。この突き当たりにより、第2反射鏡14の光反射面14aが所定の角度に位置決めされる。
下貫通開口124に挿入された第3反射鏡15も、第2反射鏡14と同様にして、付勢手段たる板バネ128に付勢される。そして、その光反射面15aにおける上端付近、上下中央付近、下端付近が、反射面突き当て部としての第2位置決め上突起125c、第2位置決め中突起125b、第2位置決め下突起125aに突き当たる。この突き当たりにより、第3反射鏡15の光反射面15aが所定の角度に位置決めされる。なお、図13においては、他の部材と明確に区別するために第2反射鏡14や第3反射鏡15にハッチングを付しているが、このハッチングは反射鏡の断面を示すものではない。また、第2反射鏡14や第3反射鏡15は、ガラスからなる基体の光反射面側に、アルミ蒸着による鏡面仕上げが施されたものである。
図14は、後保持板121の上貫通開口122の上端部を第2反射鏡14とともに示す拡大側面図である。第2反射鏡14は、その裏面14bと、光反射面14aの上端から裏面14bの上端に向けて延びる上側面14cとによって形成される裏面上端エッジが面取りされた面取り平面14dを有している。この面取りにより、第2反射鏡14の光反射面14aの上端から裏面上端エッジが突き出してしまうことによる第2反射鏡14の鉛直方向へのスペース拡大が抑えられている。スキャナA内の上部には、図示しないハーネスが主走査方向に延在するように張られているが、前述の面取りにより、Vミラーユニット(120)が副走査方向にする際における第2反射鏡14の裏面上端エッジのハーネスに対する引っ掛かりを回避することが可能になっている。よって、第2反射鏡14の裏面上端エッジの面取りは、スキャナAの鉛直方向へのスペース拡大を有効に抑えている。
上貫通開口122の上端部には、図示のように開口下側から上側に向けて窪んでいる窪み部122aが設けられている。この窪み部122aが形成されていることで、第2反射鏡14が上貫通開口122内で最大限に上方に移動したとしても、第2反射鏡14の面取り平面14dの開口内壁への接触が回避される。かかる構成では、輸送などに起因して後保持板121に与えられた衝撃を、開口内壁と第2反射鏡14の面取り部たる面取り平面14dとの接触領域から第2反射鏡14に直接伝えてしまうことがなくなる。このため、開口内壁と第2反射鏡14の面取り平面14dとを接触させる場合に比べて、衝撃付与時に第2反射鏡14に加わる第1位置決め上突起123c、第1位置決め中突起123b、第1位置決め下突起123aに向けての押圧力を軽減して、第2反射鏡14における光反射面14aの破損の発生を抑えることができる。
図15は、後保持板121の下貫通開口124の下端部を第3反射鏡15とともに示す拡大側面図である。第3反射鏡15は、その裏面15bと、光反射面15aの下端から裏面15bの下端に向けて延びる下側面15cとによって形成される裏面下端エッジが面取りされた面取り平面15dを有している。この面取りにより、第3反射鏡15の光反射面15aの下端から裏面下端エッジが突き出してしまうことによる第3反射鏡15の鉛直方向へのスペース拡大が抑えられている。スキャナA内の下部には、上述した原稿サイズセンサ(図7の19)が配設されているが、前述の面取りにより、Vミラーユニット(120)が副走査方向に移動する際における第3反射鏡15の裏面下端エッジの原稿サイズセンサに対する引っ掛かりを回避することが可能になっている。よって、第3反射鏡15の裏面下端エッジの面取りも、スキャナAの鉛直方向へのスペース拡大を有効に抑えている。
下貫通開口124の下端部には、図示のように開口上側から下側に向けて窪んでいる窪み部124aが設けられている。この窪み部124aが形成されていることで、第3反射鏡15が下貫通開口124内で最大限に下方に移動したとしても、第3反射鏡15の面取り平面15dの開口内壁への接触が回避される。かかる構成では、輸送などに起因して後保持板121に与えられた衝撃を、開口内壁と第3反射鏡15の面取り部たる面取り平面15dとの接触領域から第3反射鏡15に直接伝えてしまうことがなくなる。このため、第3反射鏡15における光反射面15aの破損の発生を抑えることができる。
図11〜図15を用いて、保持体の後保持板121について説明したが、保持体の前保持板127も後保持板121と同様の構成になっており、第2反射鏡14や第3反射鏡15の光反射面の破損を抑えている。
後保持板121の開口内壁には、図16に示すように、第3反射鏡15の下側面15cに突き当たる側面突き当て部124bが設けられている。この側面突き当て部124bにおいて、第3反射鏡15の光反射面15a側から裏面15b側に向けての長さL1は、第3反射鏡15の下側面15cにおける光反射面15a側から裏面15b側に向けての長さL2よりも大きくなっている。かかる構成では、板バネ(128)によって付勢される第3反射鏡15の下側面15cを、側面突き当て部124bによって確実に支持しながら、第3反射鏡15を位置決め突起に向けてガイドすることができる。なお、上貫通開口122においても、同様の側面突き当て部が設けられている。
後保持板121の側面突き当て部124bと、これに続く反射面突き当て部である第2位置決め下突起125aとのなす角度θ1(90.8°)は、第3反射鏡15における光反射面15aと下側面15cとのなす角度θ2(90.0°)よりも大きくなっている。これにより、側面突き当て部124bと第2位置決め下突起124aとによって囲まれるスペースを、第3反射鏡15の下端部の光反射面側エッジよりも大きくして、エッジをそのスペースに余裕をもって収容する。かかる構成では、前述のスペースが第3反射鏡15の下端部の光反射面側エッジをそれよりも小さなスペースに無理に収容することに起因する第2位置決め下突起124aと光反射面15aとの押圧力の増大を回避する。そして、これにより、光反射面15aの破損をより確実に抑えることができる。なお、第3反射鏡15の光反射面15aにおける鉛直方向からの傾きθ3は45[°]である。また、保持板121の上貫通開口122においても同様の構成になっている。
本発明者は、厚みTが5[mm]である第3反射鏡15として、面取り部の厚み方向の寸法であるエッジ厚tを、1/8×T[mm]、2/8×T[mm]、3/8×T[mm]、4/8×T[mm]、5/8×T[mm]、6/8×T[mm]、7/8×T[mm]、T[mm]に設定した8種類のものを、それぞれ10個ずつ用意した。また、厚みT6、7、8[mm]の第3反射鏡15についても、同様の8種類のものを10個ずつ用意した。即ち、合計で32種類×10個=320個の第3反射鏡15を用意した。なお、エッジ厚tが8[mm]のものは、厚みの全領域においてエッジが面取りされているので、下側面15cが存在しない。
スキャナAのVミラーユニット(120)にセットする第3反射鏡15を、用意した320個の中で順次交換しながら、複写機に大きな衝撃を与えていった。この衝撃の強さは、後保持板121の下貫通開口124に窪み部124aを設けていない場合に、第3反射鏡15を容易に破損してしまう程度の大きなものである。実験に用いた複写機では、窪み部124aを設けたことで第3反射鏡15の破損を抑えることが可能になっているが、実験で与えた衝撃はかなりの強さであるので、第3反射鏡15を破損することが予想された。この実験の結果を、図18に棒グラフとして示す。図示のように、5、6、7、8[mm]の何れの厚みTにおいても、エッジ厚tが6/8×T[mm]以上になると、第3反射鏡15の鏡面の破損が急激に発生し始めることがわかる。何れの破損も、第3反射鏡15の光反射面15aにおける第2位置決め下突起124aとの接触箇所が割れによって欠けてしまう現象であった。これに対し、エッジ厚tが5/8×T[mm]以下である場合には、各種類についてそれぞれ、10個の第3反射鏡15に破損は発生しなかった。
この実験結果を踏まえて、本実施形態に係る複写機では、第2反射鏡14や第3反射鏡15として、それぞれ、厚みTが5〜8[mm]で、エッジ厚tが5/8×T[mm]以下であるものを用いている。
先に図6に示した光書込装置Dにおける書込第3反射鏡27とこれを保持する図示しない保持体とからなる光反射ユニットは、スキャナAのVミラーユニット120における第2反射鏡14及び保持体の組み合わせと同様の構成になっている。よって、書込第3反射鏡27の上端部の裏面側エッジの面取りによって省スペース化を実現するとともに、その面取り部を保持体に接触させることによる鏡面破損の発生を回避している。
以上、本複写機においては、後保持板121の鏡係合部たる下貫通開口124に第3反射鏡15の側面たる下側面15cに突き当たる側面突き当て部124bを設け、その側面突き当て部124bにおける光反射面15a側から裏面15b側に向けての長さL1を、下側面15cにおける光反射面15a側から裏面15b側に向けての長さL2よりも大きくしている。かかる構成では、板バネ(128)によって付勢される第3反射鏡15の下側面15cを、側面突き当て部124bによって確実に支持しながら、第3反射鏡15を位置決め突起に向けてガイドすることができる。
また、反射面突き当て部である第2位置決め下突起125aにおける第3反射鏡15の光反射面15aとの接触箇所から、側面突き当て部124bにおける反射面15a側の縁に向けて延ばした仮想線と、側面突き当て部124bにおける光反射面15a側の縁から裏面15b側の縁に向けて延ばした仮想線とのなす角度θ1を、第3反射鏡15における光反射面15aと下側面15cとのなす角度θ2よりも大きくしている。かかる構成では、上述した理由により、光反射面15aの破損をより確実に抑えることができる。なお、本発明において、「反射面突き当て部」とは、保持体の全領域のうち、反射鏡が保持体上における移動可能範囲内で移動した際に、反射鏡の光反射面と接触可能な保持体領域のことを示す。また、「側面突き当て部」とは、保持体の全領域のうち、反射鏡が保持体上における移動可能範囲内で移動した際に、反射鏡の側面と接触可能な保持体領域のことを示す。
また、第3反射鏡15の面取り部を鉛直方向下方に向ける姿勢で、第3反射鏡15を保持体の一部である後保持板121に保持させているので、第3反射鏡15の下端部において、裏面側エッジを光反射面15aの下端よりも大きく下方に突き出してしまうことによるスペース拡大を抑えることができる。
また、第3反射鏡15として、光反射面15aと裏面15bとの距離である厚みTを5〜8[mm]にし、面取り部の厚み方向における寸法であるエッジ厚tを、厚みTの5/8以下にしたものを用いているので、上述した理由により、第3反射鏡15の破損の発生を更に確実に抑えることができる。
また、面取り部を水平方向に延在させる姿勢で第3反射鏡15を後保持板121に保持させているので、面取り部を水平方向から傾けて延在させる姿勢で保持させる場合に比べて、鉛直方向へのスペース拡大を抑えることができる。
また、光反射面15aを鉛直方向から45[°]傾ける姿勢で第3反射鏡15を保持体に保持させているので、第3反射鏡15の面取り部を、一般的に採用される45[°]の面取り角で面取りすれば、それを水平方向に容易に延在させることができる。
また、光源たるキセノンランプ12a,12bを原稿dの画像形成面の延在方向と並行な方向に(副走査方向、水平方向)移動させつつ、光反射ユニットたるVミラーユニット120を同方向に移動させる移動手段とを設け、Vミラーユニット120によって原稿反射光をCCDイメージセンサ17に向けて反射させるようにしている。かかる構成では、Vミラーユニット120の移動方向の全領域において、第2反射鏡14や第3反射鏡15のエッジ突出による鉛直方向へのスペース拡大を抑えることで、スキャナAの小型化を有効に図ることができる。
従来の反射鏡を示す側面図。 エッジを面取りした反射鏡を示す側面図。 従来の光反射ユニットを示す模式図。 開発中の光反射ユニットを示す概略構成図。 同光反射ユニットにおける反射鏡の破損を説明する説明図。 実施形態係る複写機を示す概略構成図。 同複写機のスキャナの主要部における概略構成をスキャナ背面側から示す拡大構成図。 同スキャナを上方から示す平面図。 同スキャナの概略構成を示す分解斜視図。 同スキャナに搭載されるVミラーユニットを示す拡大斜視図。 同Vミラーユニットの後保持板を示す拡大側面図。 第2反射鏡及び第3反射鏡を挿入した状態の同後保持板を示す拡大側面図。 同第2反射鏡及び第3反射鏡を板バネによって固定した状態の同後保持板を示す拡大側面図。 同後保持板の上貫通開口の上端部を同第2反射鏡とともに示す拡大側面図。 同後保持板の下貫通開口の下端部を同第3反射鏡とともに示す拡大側面図。 同第3反射鏡の下側面の長さL2と、同下貫通開口の側面突き当て部の長さL1との関係を説明する拡大側面図。 角度θ1、角度θ2、角度θ3、厚みT及びエッジ厚tを説明するための拡大側面図。 エッジ厚tと、鏡破損発生件数との関係を示す棒グラフ。
符号の説明
12a,b:キセノンランプ(光源)
14:第2反射鏡
14a:光反射面
14b:裏面
14c:上側面(側面)
14d:面取り平面(面取り部の面)
15:第3反射鏡
15a:光反射面
15b:裏面
15c:下側面(側面)
15d:面取り平面(面取り部の面)
17:CCDイメージセンサ
31:感光体
33:現像器(現像手段)
120:Vミラーユニット(光反射ユニット)
121:後保持板(保持体の一部)
122a:窪み部
123a,b,c:第1位置決め下,中,上突起(反射面突き当て部)
124:下貫通開口(鏡係合部)
124a:窪み部
124b:側面突き当て部
125a,b,c:第2位置決め下,中,上突起(反射面突き当て部)
127:前保持板(保持体の一部)
128:板バネ(付勢手段)
129:平板(保持体の一部)
A:スキャナ(画像読取装置)
D:光書込装置(光書込手段)
d:原稿

Claims (9)

  1. 光走査のために光源から発せられた光を反射する反射鏡と、これを保持する保持体と、該反射鏡を付勢することで該反射鏡の光反射面を該保持体に設けられた反射面突き当て部に当接せしめる付勢手段とを有する光反射ユニットにおいて、
    上記反射鏡として、上記光反射面とは反対側にある裏面と、該光反射面側から該裏面側に向けて延びる側面とによるエッジを面取りしたものを用い
    上記保持体として、該反射鏡の面取り部との接触を回避しながら該反射鏡を保持する形状のものを用い
    該側面に突き当たる側面突き当て部を該保持体に設け、
    該側面突き当て部における上記光反射面側から上記裏面側に向けての長さを、該側面における該光反射面側から該裏面側に向けての長さよりも大きくし、
    且つ、該反射面突き当て部における該光反射面との接触箇所から、該側面突き当て部における該反射面側の縁に向けて延ばした仮想線と、該側面突き当て部における該光反射面側の縁と該裏面側の縁とを結ぶ仮想線とのなす角度θ1を、上記反射鏡における該光反射面と該側面とのなす角度θ2よりも大きくしたことを特徴とする光反射ユニット
  2. 請求項1の光反射ユニットにおいて、
    上記面取り部を鉛直方向下方に向ける姿勢で、上記反射鏡を上記保持体に保持させたことを特徴とする光反射ユニット。
  3. 請求項1又は2の光反射ユニットにおいて、
    上記反射鏡として、上記光反射面と裏面との距離である厚みTを5〜8[mm]にし、且つ、上記面取り部の厚み方向における寸法であるエッジ厚tを、厚みTの5/8以下にしたものを用いたことを特徴とする光反射ユニット。
  4. 請求項1乃至の何れかの光反射ユニットにおいて、
    上記面取り部を水平方向に延在させる姿勢で上記反射鏡を上記保持体に保持させたことを特徴とする光反射ユニット。
  5. 請求項1乃至の何れかの光反射ユニットにおいて、
    上記光反射面を鉛直方向から45[°]傾ける姿勢で上記反射鏡を上記保持体に保持させたことを特徴とする光反射ユニット。
  6. 光源と、該光源から発せられた後、原稿の画像形成面で反射した原稿反射光に基づいて該画像形成面に形成された画像を読み取るイメージセンサと、該光源から発せられた光を該原稿に導くために反射させるか、あるいは、該原稿反射光を該イメージセンサに導くために反射させるかする光反射ユニットとを有する画像読取装置において、
    上記光反射ユニットとして、請求項1乃至の何れかの光反射ユニットを用いたことを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項の画像読取装置において、
    上記光源を上記原稿の画像形成面の延在方向と並行な方向に移動させつつ、上記光反射ユニットを同方向に移動させる移動手段を設け、該光反射ユニットによって上記原稿反射光を上記イメージセンサに向けて反射させるようにしたことを特徴とする画像読取装置。
  8. 光源と、該光源から発せられた光を感光体に導くために反射させる光反射ユニットとを備え、該感光体に対して光書込を行うことで該感光体の表面に潜像を形成する光書込装置において、
    上記光反射ユニットとして、請求項1乃至の何れかの光反射ユニットを用いたことを特徴とする光書込装置。
  9. 感光体と、該感光体に対して光書込を行う光書込手段と、該光書込によって該感光体に形成された潜像を現像する現像手段とを備え、且つ、光源と、該光源から発せられた光を該感光体に導くために反射させる光反射ユニットとを該光書込手段に有する画像形成装置において、
    上記光反射ユニットとして、請求項1乃至の何れかの光反射ユニットを用いたことを特徴とする画像形成装置。
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